JP4634642B2 - 自動車用ドアバイザー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアの窓枠に対向する取付け用耳部とその幅方向一辺から外側方へ突出した状態に連設された庇板部とを備えた自動車用ドアバイザーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動車用ドアバイザーは、取付け用耳部の内面(窓枠と対向する面)に接着された両面接着テープで窓枠に取り付けるように構成されていた。そのため一旦、取り付けてしまうと、取り外しが容易でなく、ドアバイザーを無理に引き剥がしても、両面接着テープの一部が窓枠表面にこびり付いた状態となり、窓枠表面が汚くなるという問題点があった。また、新しいデザインのドアバイザーと交換したい場合、窓枠表面にこびり付いた古い両面接着テープのために、接着面のプライマー処理が不完全となり、付け替えたドアバイザーの取付け状態が不安定になることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の現状に鑑み、本発明は、窓枠に対する取付けに両面接着テープを使用しないため、着脱交換が容易で、取り外した跡の窓枠表面が汚くならず、それでいて、窓枠と取付け用耳部との間に浸入した雨水が車内に吹き込まれる虞のない自動車用ドアバイザーを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明が講じた技術手段は、次のとおりである。即ち、請求項1に記載の発明は、ドアの窓枠と対面する板状で、少なくとも窓枠の上縁に沿った部分と後縁に沿った部分とを有する非直線的な形状である取付け用耳部とその幅方向一辺から外側方へ突出した状態に連設された庇板部とを備えた自動車用ドアバイザーにおいて、前記取付け用耳部の内面に、取付け用耳部の長手方向に沿った複数本の溝を取付け用耳部の全長にわたって形成し、これらの溝に各々断面形状円形のゴム製シール材をその一部が露出した状態に接着し、ゴム製シール材同士の間に両端を外気に開放した排水路を形成し、取付け用耳部の外面に複数個の凹入部を形成し、ステンレス鋼の薄板や防錆加工を施した金属の薄板を断面略逆U字状に曲げ加工すると共に、その一辺側を窓枠の内側面の凹凸と係合し得る断面形状とし、他辺側の一部を内側に切り起こして前記凹入部と係合する爪を形成した複数個のクリップで前記取付け用耳部と窓枠とを上方から挟持することによって窓枠に取り付けるように構成したことを特徴としている。
【0005】
【0006】
【0007】
上記の構成によれば、窓枠に対する取付けに両面接着テープを使わず、取付け用耳部と窓枠とをクリップで挟持することによって窓枠に取り付けるように構成したので、両面接着テープを使用して取り付ける場合のような接着面のプライマー処理が不要で、着脱交換が容易であり、取外し跡に両面接着テープの一部がこびり付いて窓枠が汚くなる虞もない。それでいて、取付け用耳部の内面に形成した複数本の溝に各々ゴム製シール材をその一部が露出した状態に接着し、ゴム製シール材同士の間に排水路を形成してあるので、ゴム製シール材による複数段のシール効果が発揮されることになり、窓枠と取付け用耳部との間に雨水が浸入して車内に吹き込まれる虞がない。
【0008】
また、本発明の構成によれば、ゴム製シール材の断面形状が円形であるため、捩れた状態においてもゴム製シール材の断面形状が変化せず、所期のシール効果が発揮される。従って、ゴム製シール材を取付け用耳部の内面に形成した溝に接着する際、ゴム製シール材の捩れをさほど気にする必要がない。即ち、取付け用耳部は、少なくとも窓枠の上縁に沿った部分と後縁に沿った部分とを有する非直線的な形状であるから、取付け用耳部の全長にわたって形成される溝も、当然、湾曲ないしは折曲した非直線的な形状となるが、ゴム製シール材に多少の捩れがあっても所期のシール効果を確保できるので、ゴム製シール材の接着作業が容易である。
【0009】
さらに、本発明の構成によれば、取付け用耳部の外面に、クリップの爪が係合する凹入部を形成してあるので、取付け用耳部外面の凹入部がクリップの取付け位置の目印になって、取付け用耳部を正確な位置において挟持できるばかりでなく、挟持状態におけるクリップと取付け用耳部との相対的な位置ずれを防止できる利点がある。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1〜図4において、Aは、本発明に係る自動車用ドアバイザーの一例を示す。1は合成樹脂製のバイザー本体であり、ドアの窓枠Bと対面する取付け用耳部(フランジ部)1aとその幅方向一辺から外側方へ突出した状態に連設された庇板部1bとを備えている。取付け用耳部1aは、厚さが略一定した板状であるが、少なくとも窓枠Bの上縁に沿った部分と後縁に沿った部分とを有する非直線的な形状である。取付け用耳部1aの内面(窓枠Bと対向する面)には、取付け用耳部1aの長手方向に沿った複数本(例えば2本)の非直線的な溝2が取付け用耳部1aの全長にわたって形成されている。これらの溝2には、各々、押出し成形等により作製された断面形状円形のゴム製シール材3が、その一部を露出させた状態に接着されており、ゴム製シール材3同士の間には、窓枠Bへの装着状態において、両端を外気に開放した排水路4が形成されるように構成されている。5は、前記取付け用耳部1aと窓枠Bとを挟持する複数個のクリップである。
【0011】
クリップ5は、ステンレス鋼の薄板や防錆加工を施した金属の薄板を断面略逆U字状に曲げ加工すると共に、その一辺側を窓枠Bの内側面の凹凸と係合し得る断面形状とし、他辺側の一部を内側に切り起こして爪aを形成したものである。取付け用耳部1aの外面には、クリップ5に対応する位置に有底の凹入部bを形成してある。そして、クリップ5で取付け用耳部1aと窓枠Bとを挟持した状態においては、図4に示すように、クリップ5の一辺側が窓枠Bの内側面の凹凸と係合し、他辺側に形成した爪aが前記凹入部bと係合するように構成してある。
【0012】
上記の構成によれば、窓枠Bに対する取付けに両面接着テープを使わず、取付け用耳部1aと窓枠Bとをクリップ5で挟持することによって窓枠Bに取り付けるように構成したので、両面接着テープを使用して取り付ける場合のような接着面のプライマー処理が不要で、着脱交換が容易であり、取外し跡に両面接着テープの一部がこびり付いて窓枠が汚くなる虞もない。
【0013】
それでいて、取付け用耳部1aの内面に形成した複数本の溝2に各々ゴム製シール材3をその一部が露出した状態に接着し、ゴム製シール材3同士の間に排水路4を形成してあるので、ゴム製シール材3による複数段のシール効果が発揮されることになり、窓枠Bと取付け用耳部1aとの間に雨水が浸入して車内に吹き込まれる虞がない。
【0014】
また、ゴム製シール材3の断面形状が円形であるため、捩れた状態においてもゴム製シール材3の断面形状が変化せず、所期のシール効果が発揮される。従って、ゴム製シール材3を取付け用耳部1aの内面に形成した溝2に接着する際、ゴム製シール材3の捩れをさほど気にする必要がなく、ゴム製シール材3の接着作業が容易である。
【0015】
また、取付け用耳部1aの外面に、クリップ5の爪aが係合する凹入部bを形成してあるので、取付け用耳部外面の凹入部bがクリップ5の取付け位置の目印になって、取付け用耳部1aを正確な位置において挟持できるばかりでなく、挟持状態におけるクリップ5と取付け用耳部1aとの相対的な位置ずれを防止できることになる。
【0016】
【発明の効果】
本発明は、上述した構成よりなり、窓枠に対する取付けに両面接着テープを使用しないため、着脱交換が容易で、取り外した跡の窓枠表面が汚くならず、それでいて、窓枠と取付け用耳部との間に浸入した雨水が車内に吹き込まれる虞がない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動車用ドアバイザーの一例を示す斜視図である。
【図2】 上記自動車用ドアバイザーの要部の斜視図である。
【図3】 上記自動車用ドアバイザーの要部の斜視図である。
【図4】 上記自動車用ドアバイザーの取付け状態における要部の断面図である。
【符号の説明】
A…自動車用ドアバイザー、1…バイザー本体、1a…取付け用耳部、1b…庇板部、2…溝、3…ゴム製シール材、4…排水路、5…クリップ。

Claims (1)

  1. ドアの窓枠と対面する板状で、少なくとも窓枠の上縁に沿った部分と後縁に沿った部分とを有する非直線的な形状である取付け用耳部とその幅方向一辺から外側方へ突出した状態に連設された庇板部とを備えた自動車用ドアバイザーにおいて、前記取付け用耳部の内面に、取付け用耳部の長手方向に沿った複数本の溝を取付け用耳部の全長にわたって形成し、これらの溝に各々断面形状円形のゴム製シール材をその一部が露出した状態に接着し、ゴム製シール材同士の間に両端を外気に開放した排水路を形成し、取付け用耳部の外面に複数個の凹入部を形成し、ステンレス鋼の薄板や防錆加工を施した金属の薄板を断面略逆U字状に曲げ加工すると共に、その一辺側を窓枠の内側面の凹凸と係合し得る断面形状とし、他辺側の一部を内側に切り起こして前記凹入部と係合する爪を形成した複数個のクリップで前記取付け用耳部と窓枠とを上方から挟持することによって窓枠に取り付けるように構成したことを特徴とする自動車用ドアバイザー。
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