JP2002326516A - 自動車用ドアバイザー - Google Patents

自動車用ドアバイザー

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JP2002326516A
JP2002326516A JP2001135751A JP2001135751A JP2002326516A JP 2002326516 A JP2002326516 A JP 2002326516A JP 2001135751 A JP2001135751 A JP 2001135751A JP 2001135751 A JP2001135751 A JP 2001135751A JP 2002326516 A JP2002326516 A JP 2002326516A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓枠に対する取付けに両面接着テープを使用
しないため、着脱交換が容易で、取り外した跡の窓枠表
面が汚くならず、それでいて、窓枠と取付け用耳部との
間に浸入した雨水が車内に吹き込まれる虞のない自動車
用ドアバイザーを提供する。 【解決手段】 ドアの窓枠Bと対面する取付け用耳部1
aとその幅方向一辺から外側方へ突出した状態に連設さ
れた庇板部1bとを備えた自動車用ドアバイザーAにお
いて、前記取付け用耳部1aの内面に、取付け用耳部1
aの長手方向に沿った複数本の溝2を取付け用耳部1a
の全長にわたって形成し、これらの溝2に各々ゴム製シ
ール材3をその一部が露出した状態に接着し、ゴム製シ
ール材3同士の間に排水路4を形成し、前記取付け用耳
部1aと窓枠Bとをクリップ5で挟持することによって
窓枠Bに取り付けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの窓枠に対向
する取付け用耳部とその幅方向一辺から外側方へ突出し
た状態に連設された庇板部とを備えた自動車用ドアバイ
ザーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車用ドアバイザー
は、取付け用耳部の内面(窓枠と対向する面)に接着さ
れた両面接着テープで窓枠に取り付けるように構成され
ていた。そのため一旦、取り付けてしまうと、取り外し
が容易でなく、ドアバイザーを無理に引き剥がしても、
両面接着テープの一部が窓枠表面にこびり付いた状態と
なり、窓枠表面が汚くなるという問題点があった。ま
た、新しいデザインのドアバイザーと交換したい場合、
窓枠表面にこびり付いた古い両面接着テープのために、
接着面のプライマー処理が不完全となり、付け替えたド
アバイザーの取付け状態が不安定になることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
発明は、窓枠に対する取付けに両面接着テープを使用し
ないため、着脱交換が容易で、取り外した跡の窓枠表面
が汚くならず、それでいて、窓枠と取付け用耳部との間
に浸入した雨水が車内に吹き込まれる虞のない自動車用
ドアバイザーを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明が講じた技術手段は、次のとおりである。
即ち、請求項1に記載の発明は、ドアの窓枠と対面する
取付け用耳部とその幅方向一辺から外側方へ突出した状
態に連設された庇板部とを備えた自動車用ドアバイザー
において、前記取付け用耳部の内面に、取付け用耳部の
長手方向に沿った複数本の溝を取付け用耳部の全長にわ
たって形成し、これらの溝に各々ゴム製シール材をその
一部が露出した状態に接着し、ゴム製シール材同士の間
に排水路を形成し、前記取付け用耳部と窓枠とをクリッ
プで挟持することによって窓枠に取り付けるように構成
したことを特徴としている。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用ドアバイザーにおいて、ゴム製シール材の断
面形状を円形にした点に特徴がある。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の自動車用ドアバイザーにおいて、取付け用耳部
の外面に凹入部を形成し、取付け用耳部と窓枠とを挟持
するクリップの一辺側を窓枠の内側面の凹凸と係合し得
る断面形状とし、他辺側に前記凹入部と係合する爪を形
成した点に特徴がある。
【0007】上記の構成によれば、窓枠に対する取付け
に両面接着テープを使わず、取付け用耳部と窓枠とをク
リップで挟持することによって窓枠に取り付けるように
構成したので、両面接着テープを使用して取り付ける場
合のような接着面のプライマー処理が不要で、着脱交換
が容易であり、取外し跡に両面接着テープの一部がこび
り付いて窓枠が汚くなる虞もない。それでいて、取付け
用耳部の内面に形成した複数本の溝に各々ゴム製シール
材をその一部が露出した状態に接着し、ゴム製シール材
同士の間に排水路を形成してあるので、ゴム製シール材
による複数段のシール効果が発揮されることになり、窓
枠と取付け用耳部との間に雨水が浸入して車内に吹き込
まれる虞がない。
【0008】また、請求項2に記載の構成によれば、ゴ
ム製シール材の断面形状が円形であるため、捩れた状態
においてもゴム製シール材の断面形状が変化せず、所期
のシール効果が発揮される。従って、ゴム製シール材を
取付け用耳部の内面に形成した溝に接着する際、ゴム製
シール材の捩れをさほど気にする必要がない。即ち、取
付け用耳部は、少なくとも窓枠の上縁に沿った部分と後
縁に沿った部分とを有する非直線的な形状であるから、
取付け用耳部の全長にわたって形成される溝も、当然、
湾曲ないしは折曲した非直線的な形状となるが、ゴム製
シール材に多少の捩れがあっても所期のシール効果を確
保できるので、ゴム製シール材の接着作業が容易であ
る。
【0009】請求項3に記載の構成によれば、取付け用
耳部の外面に、クリップの爪が係合する凹入部を形成し
てあるので、取付け用耳部外面の凹入部がクリップの取
付け位置の目印になって、取付け用耳部を正確な位置に
おいて挟持できるばかりでなく、挟持状態におけるクリ
ップと取付け用耳部との相対的な位置ずれを防止できる
利点がある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明すると、図1〜図4において、Aは、本発明に
係る自動車用ドアバイザーの一例を示す。1は合成樹脂
製のバイザー本体であり、ドアの窓枠Bと対面する取付
け用耳部(フランジ部)1aとその幅方向一辺から外側
方へ突出した状態に連設された庇板部1bとを備えてい
る。取付け用耳部1aは、厚さが略一定した板状である
が、少なくとも窓枠Bの上縁に沿った部分と後縁に沿っ
た部分とを有する非直線的な形状である。取付け用耳部
1aの内面(窓枠Bと対向する面)には、取付け用耳部
1aの長手方向に沿った複数本(例えば2本)の非直線
的な溝2が取付け用耳部1aの全長にわたって形成され
ている。これらの溝2には、各々、押出し成形等により
作製された断面形状円形のゴム製シール材3が、その一
部を露出させた状態に接着されており、ゴム製シール材
3同士の間には、窓枠Bへの装着状態において、両端を
外気に開放した排水路4が形成されるように構成されて
いる。5は、前記取付け用耳部1aと窓枠Bとを挟持す
る複数個のクリップである。
【0011】クリップ5は、ステンレス鋼の薄板や防錆
加工を施した金属の薄板を断面略逆U字状に曲げ加工す
ると共に、その一辺側を窓枠Bの内側面の凹凸と係合し
得る断面形状とし、他辺側の一部を内側に切り起こして
爪aを形成したものである。取付け用耳部1aの外面に
は、両面接着テープ4の接着位置に対応する位置に有底
の凹入部bを形成してある。そして、クリップ5で取付
け用耳部1aと窓枠Bとを挟持した状態においては、図
4に示すように、クリップ5の一辺側が窓枠Bの内側面
の凹凸と係合し、他辺側に形成した爪aが前記凹入部b
と係合するように構成してある。
【0012】上記の構成によれば、窓枠Bに対する取付
けに両面接着テープを使わず、取付け用耳部1aと窓枠
Bとをクリップ5で挟持することによって窓枠Bに取り
付けるように構成したので、両面接着テープを使用して
取り付ける場合のような接着面のプライマー処理が不要
で、着脱交換が容易であり、取外し跡に両面接着テープ
の一部がこびり付いて窓枠が汚くなる虞もない。
【0013】それでいて、取付け用耳部1aの内面に形
成した複数本の溝2に各々ゴム製シール材3をその一部
が露出した状態に接着し、ゴム製シール材3同士の間に
排水路4を形成してあるので、ゴム製シール材3による
複数段のシール効果が発揮されることになり、窓枠Bと
取付け用耳部1aとの間に雨水が浸入して車内に吹き込
まれる虞がない。
【0014】また、ゴム製シール材3の断面形状が円形
であるため、捩れた状態においてもゴム製シール材3の
断面形状が変化せず、所期のシール効果が発揮される。
従って、ゴム製シール材3を取付け用耳部1aの内面に
形成した溝2に接着する際、ゴム製シール材3の捩れを
さほど気にする必要がなく、ゴム製シール材3の接着作
業が容易である。
【0015】また、取付け用耳部1aの外面に、クリッ
プ5の爪aが係合する凹入部bを形成してあるので、取
付け用耳部外面の凹入部bがクリップ5の取付け位置の
目印になって、取付け用耳部1aを正確な位置において
挟持できるばかりでなく、挟持状態におけるクリップ5
と取付け用耳部1aとの相対的な位置ずれを防止できる
ことになる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述した構成よりなり、窓枠
に対する取付けに両面接着テープを使用しないため、着
脱交換が容易で、取り外した跡の窓枠表面が汚くなら
ず、それでいて、窓枠と取付け用耳部との間に浸入した
雨水が車内に吹き込まれる虞がない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用ドアバイザーの一例を示
す斜視図である。
【図2】上記自動車用ドアバイザーの要部の斜視図であ
る。
【図3】上記自動車用ドアバイザーの要部の斜視図であ
る。
【図4】上記自動車用ドアバイザーの取付け状態におけ
る要部の断面図である。
【符号の説明】
A…自動車用ドアバイザー、1…バイザー本体、1a…
取付け用耳部、1b…庇板部、2…溝、3…ゴム製シー
ル材、4…排水路、5…クリップ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの窓枠と対面する取付け用耳部とそ
    の幅方向一辺から外側方へ突出した状態に連設された庇
    板部とを備えた自動車用ドアバイザーにおいて、前記取
    付け用耳部の内面に、取付け用耳部の長手方向に沿った
    複数本の溝を取付け用耳部の全長にわたって形成し、こ
    れらの溝に各々ゴム製シール材をその一部が露出した状
    態に接着し、ゴム製シール材同士の間に排水路を形成
    し、前記取付け用耳部と窓枠とをクリップで挟持するこ
    とによって窓枠に取り付けるように構成したことを特徴
    とする自動車用ドアバイザー。
  2. 【請求項2】 ゴム製シール材の断面形状が円形である
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアバイザ
    ー。
  3. 【請求項3】 取付け用耳部の外面に凹入部を形成し、
    取付け用耳部と窓枠とを挟持するクリップの一辺側を窓
    枠の内側面の凹凸と係合し得る断面形状とし、他辺側に
    前記凹入部と係合する爪を形成してあることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の自動車用ドアバイザー。
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