JP3204083U - ルアー用ブレード - Google Patents

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【課題】コンパクトな構造ながら魚の食いつきを高められ、釣果を得られて娯楽性が向上する上、経済的で使い勝手に優れたルアー用ブレードを提供する。【解決手段】フック5が嵌挿自在なフック用貫通孔3が、ブレード2の厚さ方向に形成されている。フック用貫通孔3には、トリプルフック50の1本の針先55が嵌挿されていると共に、トリプルフックの前端環状部52とブレード2の接続用貫通孔24の両方に、共通するスプリットリング40が共締めされることにより、トリプルフックがブレードに固定され、且つスプリットリング40に接続されたスイベル6を介して、ルアー本体に回動自在に接続されている。【選択図】図1

Description

本考案はルアー用ブレードに係り、さらに言えば、コンパクトな構造で魚の食いつきを高められ、釣果を向上するルアーに用いられるブレードの技術分野に関する。
近年ルアー(疑似餌)を使って釣りを楽しむ者が増えてきている。ルアーに取り付けられるブレード(回転体)は、水流の力が加わると、水中で回転しながら光を反射したり、振動波や音、泡を起こして、対象魚に対し高い集魚効果が得られる。
前記ルアー(ブレード)に関する出願として、例えば特許文献1には、「ルアー本体の後部にあるフック係止部に、連結用リングを介して取り付けたトリプルフックに、両軸体を互いに回転自在に連結してなる回転自在ジョイントの一方の棒状軸体が直接取り付けられており、その回転自在ジョイントの他方の環状軸体から連結用リングを介して集魚体であるブレードが連結されている、ことを特徴とするルアー」が記載されている(同文献1の実用新案登録請求の範囲の請求項1)。
また、特許文献2には、「ルアー本体と前記ルアー本体に連結されたブレードとを有するルアーであって、前記ルアー本体に対して前記ブレードと釣針が揺動可能に接続され、当該ブレードに直接針が取り付けられておらず、前記釣針は前記ブレードを横断して延在している、ことを特徴とするルアー」が記載されている(同文献2の実用新案登録請求の範囲の請求項1)。
登録実用新案第3133699報 登録実用新案第3105003号公報
前記特許文献1に記載された発明のルアーは、ブレードによって引きつけられ、ブレードに食いついた魚が、ブレードより前に針が付いているので、魚が針にかかりにくい。特許文献2の発明のルアーは、ブレードに直接針が取り付けられておらず、針はブレードを横断して延在している形態なので、やはりブレードによって引きつけられ、ブレードに食いついた魚が、ブレードとは別で後方に位置して回転する前記の針にかかりにくい問題がある。
また、特許文献1と同2のルアーは、針とブレードが分かれているため空気抵抗を多く受け、キャスト時に飛距離が出ない点や、ルアーの構造が複雑で、ライン(釣糸)が絡んだりするライントラブルが起こりやすいといった点も指摘されている。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、コンパクトな構造でライントラブルがなく飛距離が出せて、魚の食いつきを高められ娯楽性が向上する上、経済的で使い勝手に優れたルアー用ブレードを提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の考案のルアー用ブレードは、ルアー本体1及び、前部23に形成された接続用貫挿孔24を介して前記ルアー本体1に接続されるブレード2、並びにフック5が備えられて成るルアーの前記ブレード2において、前記フック5が嵌挿自在なフック用貫通孔3が、当該ブレード2の厚さ方向に形成された構成であることを特徴とする。
請求項2に記載した考案のルアー用ブレードは、前記フック用貫通孔3にフック5の針先55が嵌挿されていると共に、当該フック5の前端環状部52とブレード2の接続用貫挿孔24の両方に、共通する接続用リング4が共締めされることにより、前記フック5がブレード2に固定されていることを特徴とする。
請求項3に記載した考案のルアー用ブレードは、前記フック用貫通孔3にトリプルフック50の1本の針先55が嵌挿されていると共に、当該トリプルフック50の前端環状部52とブレード2の接続用貫通孔24の両方に、共通するスプリットリング40が共締めされることにより、前記トリプルフック50がブレード2に固定され、且つ前記スプリットリング40に接続されたスイベル6を介して、ルアー本体1に回動自在に接続されていることを特徴とする。
請求項4に記載した考案のルアー用ブレードは、前記フック用貫通孔3が、ブレード2の略中央25に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載した考案のルアー用ブレードは、前記接続用貫通孔24からフック用貫通孔3までの長さが、フック5(50)の軸長Lと略同じであることを特徴とする。
請求項6に記載した考案のルアー用ブレードは、前記フック用貫通孔3につき、フック5(50)の針先55が1本嵌挿可能な大きさに形成されていることを特徴とする。
本考案に係るルアー用ブレードは、フックが嵌挿自在なフック用貫通孔が、当該ブレードの厚さ方向に形成され、前記フック用貫通孔にトリプルフック等のフックの針先(1本)が嵌挿されていると共に、当該フックの前端環状部とブレードの接続用貫挿孔の両方に、共通する接続用リング(スプリットリング)が共締めされることにより、前記フックがブレードに固定されて一体化しているコンパクト構造なので、空気抵抗も減り飛距離が出せる上、ラインが絡みにくくトラブルが減る。このブレードに集まった魚は、同ブレード上に固定されたフックにひっかかり易く、釣果を得られて楽しい上、経済的で扱い易い。
また、当該ブレードは、スプリットリングに接続されたスイベルを介して、フックとブレードが一緒に回転するので、前記ブレードのフックに食いついた魚が暴れた際に追従して外れにくい。
さらに、フックはブレードにスプリットリングで固定してあるので、フックが錆びたり、針先が鋭くなくなった際には、当該スプリットリングをプライヤー等の工具で簡単に取り外し、フックを交換できる利便性にも優れている。
本考案のルアー用ブレードを示した全体図である。
ブレードを示した裏面図である。
ブレードを示した側面図である。
ブレードのフックへの魚の食いつき作用を示した説明図である。
トリプルフックの構造を示した下面図である。
本考案のルアー用ブレードの使用状態を示した説明図である。
Aは本考案のブレードの回転状態、Bは従来のブレードの回転状態、Cは前記AとBを合体して回転の差異を示した説明図である。
本考案のルアー用ブレードの好適な実施形態について、以下図面にしたがいながら説明する。
図1は、ルアー用ブレードの全体図を示している。このブレードは、ルアー本体1とブレード2、並びに釣針たるフック5が備えられて構成されている。フック5として好適なトリプルフック50について以下説明する。なお、当該トリプルフック50の各針51の針先55は、図5に示したように一定方向にひねられたネムリ針を使用することで、後述するブレード2の右回転と左回転を制御できる。
本実施形態のブレード2は、図2と図3に示したように、厚さ0.5mm、全長35mmの例えばステンレス製で成り、全体形状が木の葉状に形成されている。ブレード2の若干膨らんだ表面21に対し、裏面22は、若干湾曲するカップ(凹み)に形成されている。その前部23には、ルアー本体1に接続できるように、φ=2mmの接続用貫挿孔24が厚さ方向に形成され、当該接続用貫挿孔24を介して前記ルアー本体1にブレード2は接続自在となっている(図6)。
当該ブレード2の略中央25において、前記フック5が嵌挿自在なフック用貫通孔3が、厚さ方向に形成されている。すなわち、このフック用貫通孔3は、フック5の針先55が1本嵌挿可能な大きさとして、φ=3mmの円形状範囲がブレード2を厚さ方向に貫通して形成されている。フック5は、図示例のトリプルフック50が好適である。但し、図示を省略したシングルフックやダブルフック等であってもよい。
前記の接続用貫通孔24からフック用貫通孔3までの長さは、トリプルフック50(フック5)の軸長Lと略同じで約15mmである(図4参照)。詳述すると、この軸長Lは、当該フック50の「チモト」と呼ばれる基端に形成された前端環状部52の中央から、腰部54までの軸部53の長さ(符号Lで示した部分)である。よって、前記トリプルフック50の前端環状部52は、ブレード2の接続用貫通孔24に位置を同じくした際、トリプルフック50の腰部54がフック用貫通孔3の位置となるように形成されている。すなわち、フック用貫通孔3の位置は、トリプルフック50の軸長Lに応じて設定すればよい。
かくして、ブレード2の裏面22から、前記フック用貫通孔3にトリプルフック50の1本の針先55が嵌挿されると、当該トリプルフック50の前端環状部52が接続用貫通孔24の位置と合致される(図2、図4参照)。そのため、かかる状態で、当該フック50の前端環状部52とブレード2の接続用貫挿孔24の両方に、共通するスプリットリング40(接続用リング4)が共締めされることにより、前記トリプルフック50がブレード2の納まりのいい凹状カップの裏面22に固定され、トリプルフック50とブレード2が一体化されている。ただ、トリプルフック50の針先55に食いついた魚が暴れて動く遊びがあった方がいいので、トリプルフック50(針先55)がフック用貫通孔3内で若干動く余裕をもって固定されている。
そして、図6に示したように、前記スプリットリング40にスイベル6が接続され、同スイベル6を介して、フック5と一体化された本ブレード2は、ルアー本体1に対し回動自在に接続されている。同図中符号kで示したように正回転又は逆回転する。ルアー本体1は、釣糸たるライン7に接続されているほか、同図々示例のようにフック5が通常取り付けられている。
このブレード2を用いた場合の魚の食いつき状況について、図4により説明する。同図中符号aで示したように、魚のフック51(針先55)にかかる力が加わると、ブレード2の水の抵抗cにより、フック51が逃げようとする力bが抑えられるので、魚がフック51(針先55)から離脱しずらく、食いつきが良好である。
次に、トリプルフック50と一体化された本ブレード2の回転状況を、従来例と比較して図6により説明する。同じ大きさ、カップ(凹み)で本考案のブレード2の回転径kと従来のブレード2´の回転径k´を比較すると、トリプルフック50付きの本ブレード2の回転径eに対して、大きい従来のブレード2´のみの回転径fのように、回転径に差gが生じるため、回転によるブレードの立上り角度が異なる。
すなわち、ブレード2にトリプルフック50を取り付けた本実施形態によっても、ブレード2の回転kでの立上り角度が、図7(A)中符号dで示したトリプルフック50の整流効果によって回転角度が浅くなり回転径eを小さくできるので、本ブレード2が回転するまでの時間や回転スピード、回転ピッチは、ブレード2´単体時に劣らない。この現象は、ブレードのカップや形状の調整では無理であり、トリプルフック50付きの本ブレード2の優れた特長である。
1 ルアー本体
2 ブレード
22 裏面
23 前部
24 接続用貫通孔
25 略中央
3 フック用貫通孔
4 接続用リング
40 スプリットリング
5 フック
50 トリプルフック
52 前端環状部
55 針先
L 軸長
6 スイベル

Claims (6)

  1. ルアー本体及び、前部に形成された接続用貫挿孔を介して前記ルアー本体に接続されるブレード、並びにフックが備えられて成るルアーの前記ブレードにおいて、
    前記フックが嵌挿自在なフック用貫通孔が、当該ブレードの厚さ方向に形成された構成であることを特徴とするルアー用ブレード。
  2. フック用貫通孔にフックの針先が嵌挿されていると共に、当該フックの前端環状部とブレードの接続用貫挿孔の両方に、共通する接続用リングが共締めされることにより、前記フックがブレードに固定されていることを特徴とする、請求項1に記載したルアー用ブレード。
  3. フック用貫通孔にトリプルフックの1本の針先が嵌挿されていると共に、当該トリプルフックの前端環状部とブレードの接続用貫通孔の両方に、共通するスプリットリングが共締めされることにより、前記トリプルフックがブレードに固定され、且つ前記スプリットリングに接続されたスイベルを介して、ルアー本体に回動自在に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載したルアー用ブレード。
  4. フック用貫通孔は、ブレードの略中央に形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載したアー用ブレード。
  5. 接続用貫通孔からフック用貫通孔までの長さは、フックの軸長と略同じであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載したアー用ブレード。
  6. フック用貫通孔は、フックの針先が1本嵌挿可能な大きさに形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載したアー用ブレード。
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