JP3203594B1 - 携帯電話機のストラップ取付具、及び、ストラップ取付具付き携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機のストラップ取付具、及び、ストラップ取付具付き携帯電話機

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Abstract

【要約】 【課題】 この発明の課題は、二つ折り収納可能な携帯
電話機をバランス良く保持することのできるストラップ
取付構造を提供することにある。 【解決手段】 この発明の携帯電話機のストラップ取付
具200は、回動軸110を介して折り畳み可能な携帯
電話機本体100に取付けられる取付具本体210と、
該取付具本体210と一体的に形成され、携帯電話機本
体100の両端から突出するストラップ取付部230と
からなり、取付具本体210が、折り畳み時の携帯電話
機本体100の隙間部分に介在されるような平板状部材
から構成され、ストラップ取付部230の突出部位に、
ストラップ300を取付けるためのストラップ取付手段
233(穿孔)を設けていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機のス
トラップの取付構造に関するものであり、より詳しく
は、例えば表示画面を含む第一部材と操作ボタンを含む
第二部材とが回動軸を介して二つ折り収納可能に設けら
れた携帯電話機でのストラップ取付構造に適したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機のストラップ取付構造にあっ
ては、例えば携帯電話機本体の四隅の何れかの隅部にお
いて、側面及び裏面にかけて貫通した貫通部分を設け
て、この貫通部分にストラップを挿入して取付けるもの
が一般的である。これは、上記した二つ折り収納可能な
携帯電話機でも同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、二つ折
り収納可能な携帯電話機にあっては、上述のストラップ
取付構造によりストラップを取付けた場合には、そのバ
ランスが悪く、持ち運びが不便である。
【0004】また、従来ストラップの取付は、前述した
携帯電話機の本体部分に設けられた取付構造によるもの
しか考えられておらず、携帯電話機本体に新たなストラ
ップ構造を付加するものは考案されていないのが現状で
ある。
【0005】そこで、この発明は上記従来の欠点を解決
するためになされたものであって、この発明の課題は、
二つ折り収納可能な携帯電話機をバランス良く保持する
ことのできるストラップ取付構造を考察し、かかるスト
ラップ取付構造を発揮することのできる携帯電話機のス
トラップ取付具、及び、ストラップ取付具付き携帯電話
機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記の課題を
解決すべくなされたものであり、本願発明に係る携帯電
話機のストラップ取付具としての特徴は、表示画面12
1等を含む第一部材120と操作ボタン131等を含む
第二部材130とが回動軸110を介して折り畳み可能
に設けられた携帯電話機本体100に取付けられるべく
設けられた取付具本体210と、該取付具本体210と
一体的に形成され、携帯電話機本体100の両端から突
出するように設けられたストラップ取付部230とから
なり、前記取付具本体210は、携帯電話機本体100
の折り畳み時に携帯電話機本体100の隙間部分に介在
されるような平板状部材から構成されてなり、前記スト
ラップ取付部230には、前記突出部位に、ストラップ
300を取付けるためのストラップ取付手段233が設
けられている点にある。
【0007】該構成からなるストラップ取付具は、取付
具本体210を携帯電話機本体100に取付けると、そ
の両端からストラップ取付部230が突出して、そのス
トラップ取付部230に設けられたストラップ取付手段
233にストラップ300を取付けることにより、携帯
電話機本体100をその両端からストラップ300によ
り保持することができ、そのバランスに優れている。し
かも、この二つのストラップ取付部230は、取付具本
体210と一体的に設けられていることより、両者の取
付位置にアンバランスを生じ難い。また、携帯電話機本
体100の折り畳み時においても、その取付具本体21
0は、携帯電話機本体100の第一部材120と第二部
材130との隙間部分に存在するように平板状部材から
構成されているので、その折り畳みの支障となることが
ない。また、異なる機種等であっても、横幅等が一定範
囲のものであれば、上記ストラップ取付手段233が両
端から突出するように取付具本体210を取付けること
ができ、種々の携帯電話機であっても上記ストラップ取
付具を取付けて用いることが可能である。
【0008】また、本願発明に係るストラップ取付具に
あっては、請求項2記載のように、ストラップ取付手段
として、穿孔233が形成されている構成を採用するこ
とが好ましい。
【0009】該構成を採用することにより、穿孔233
を利用してストラップ300を容易に取付けることがで
きる。特に、平板状部材からなる取付具本体210に一
体的に延設したストラップ取付部230に穿孔233を
形成するだけで容易にストラップ取付手段を形成するこ
とができる。
【0010】さらに、請求項2記載のストラップ取付具
にあっては、請求項3記載のように、ストラップ取付部
230には、少なくとも前記穿孔部分233に、ゴム、
金属等からなる補強手段231が設けられている構成を
採用することが好ましい。
【0011】該構成を採用することにより、前記穿孔2
33を利用してストラップ300を取付けても、該穿孔
233は補強手段231によって補強されているので、
かかる穿孔233の破損を的確に防止することができ
る。しかも、取付具本体210を平板状部材で構成し、
これに一体的に延設されたストラップ取付部230に穿
孔233を形成している場合にあっても、平板状部材に
比してかかる穿孔部分233の強度を強くすることがで
き、つまり、平板状部材は、かかる取付部230位の強
度にとらわれずに、前記携帯電話機本体100の隙間部
分に適合した厚みのものを採用することができる。な
お、かかる補強手段231は、例えば、ストラップ取付
部230の表面又は/及び裏面に付設(貼付や圧着等)
されたゴム、金属等の補強部材から構成することができ
る。かかる補強部材にも前記穿孔233に対応する部分
に穿孔を形成することになるが、この場合には、前記ス
トラップ取付部230の穿孔形成時に同時に補強部材の
穿孔も形成する方法が採用できる。
【0012】また、本願発明に係る携帯電話機のストラ
ップ取付具にあっては、請求項4記載のように、取付具
本体210の裏面には、携帯電話機本体100に取付け
られるべく、粘着層211が形成されている構成を採用
することが好ましい。
【0013】該構成を採用すると、取付具本体210を
携帯電話機本体100にその粘着層211をもって貼付
することができる。
【0014】また、本願発明に係る携帯電話機のストラ
ップ取付具にあっては、請求項5記載のように、取付具
本体210の表面210aが、印字又は印刷可能に設け
られている構成を採用することが好ましい。
【0015】該構成を採用することにより、該取付具本
体210の表面210aに、広告やその利用者の好むデ
ザイン等を印字又は印刷することができる。
【0016】また、本願発明に係る携帯電話機のストラ
ップ取付具にあっては、請求項6記載のように、取付具
本体210が、携帯電話機本体100の回動軸110付
近に取付けられるように設けられており、ストラップ取
付部230は、取付具本体210から突出する部分23
0aが携帯電話機本体100の回動軸110から離反す
る方向に湾曲して形成されている構成を採用することが
好ましい。
【0017】該構成を採用することにより、取付具本体
210を携帯電話機本体100の回動軸110付近に取
付けることができ、携帯電話機本体100を折り畳んだ
際に、その回動軸110付近にストラップ取付手段23
3が位置することにより、そのバランスに優れるという
利点を有する。また、携帯電話機本体100の回動軸1
10においてその両側の回動軸110部材が若干大きく
なっているものであっても、的確に回動軸110付近に
取付けることが可能であるという利点を有する。
【0018】また、本願発明に係るストラップ取付具付
き携帯電話機としての特徴は、携帯電話機本体100
が、表示画面121等を含む第一部材120と操作ボタ
ン131等を含む第二部材130とが回動軸110を介
して折り畳み可能に設けられるとともに、ストラップ取
付手段233を有する携帯電話機であって、ストラップ
取付手段233は、携帯電話機本体100の回動軸11
0付近で、且つ、携帯電話機本体100の両側に設けら
れていることを特徴とする。
【0019】該構成からなる携帯電話機にあっては、携
帯電話機本体100の両側にストラップ取付手段233
が設けられているので、このストラップ取付手段233
にストラップ300を取付けることにより、携帯電話機
本体100をその両端からストラップ300により保持
することができ、そのバランスに優れている。しかも、
このストラップ取付手段233は、回動軸110付近に
設けられているので、よりバランス的に優れているとい
う利点を有する。
【0020】また、本願発明に係る携帯電話機にあって
は、請求項8記載のように、携帯電話機本体100の両
端からストラップ取付部230が突出して設けられてお
り、ストラップ取付手段として、該ストラップ取付部2
30に穿孔233が形成された構成を採用することが好
ましい。
【0021】該構成を採用することにより、穿孔233
を利用してストラップ300を容易に取付けることがで
きる。特に、携帯電話機本体100に取付けられる取付
具本体210と、ストラップ取付手段233が設けられ
たストラップ取付部230とからなるストラップ取付具
を備え、取付具本体210が携帯電話機本体100の折
り畳み時に携帯電話機本体100の隙間部分に介在され
るような平板状部材から構成されてなる場合には、該平
板状部材にストラップ取付部230を一体的に延設して
設け、このストラップ取付部230に穿孔233を形成
するだけで容易にストラップ取付手段を形成することが
できる。
【0022】さらに、請求項8記載の携帯電話機にあっ
ては、請求項9記載のように、ストラップ取付部230
には、少なくとも穿孔部分233に、ゴム、金属等の補
強手段231が設けられた構成を採用することが好まし
い。
【0023】該構成を採用することにより、前記穿孔2
33を利用してストラップ300を取付けても、該穿孔
233は補強手段231によって補強されているので、
かかる穿孔233の破損を的確に防止することができ
る。しかも、上述のように取付具本体210を平板状部
材で構成し、これに一体的に延設されたストラップ取付
部230に穿孔233を形成している場合にあっても、
平板状部材に比してかかる穿孔部分233の強度を強く
することができ、つまり、平板状部材は、かかる取付部
230位の強度にとらわれずに、前記携帯電話機本体1
00の隙間部分に適合した厚みのものを採用することが
できる。
【0024】また、本願発明に係る携帯電話機にあって
は、請求項10記載のように、携帯電話機本体100に
取付けられる取付具本体210と、ストラップ取付手段
233が設けられたストラップ取付部230とからなる
ストラップ取付具200を備え、取付具本体210が、
携帯電話機本体100の折り畳み時に携帯電話機本体1
00の隙間部分に介在されるような平板状部材から構成
されてなり、該ストラップ取付部230は、取付具本体
210の両端に一体的に形成されていることを特徴とす
る。
【0025】該構成からなる携帯電話機にあっては、ス
トラップ300が取付けられる二つのストラップ取付部
230が、取付具本体210と一体的に設けられ、両者
の取付位置にアンバランスを生じ難く、取付けた際のバ
ランスに優れる。また、携帯電話機本体100の折り畳
み時においても、その取付具本体210は、携帯電話機
本体100の第一部材120と第二部材130との隙間
部分に存在するように平板状部材から構成されているの
で、その折り畳みの支障となることがない。さらに、こ
のように設けられることにより、異なる機種等、種々の
携帯電話機であっても上記のようなストラップ取付具2
00を取付けることにより、本願発明に係る携帯電話機
として利用することが可能となる。
【0026】また、本願発明に係る携帯電話機は、請求
項11記載のように、取付具本体210の裏面には、粘
着層211が形成され、該取付具本体210が、携帯電
話機本体100に貼付されてなる構成を採用することが
好ましい。
【0027】該構成を採用すると、取付具本体210を
携帯電話機本体100にその粘着層211をもって貼付
することにより、簡単に本願発明に係る携帯電話機とし
て利用することが可能となる。
【0028】また、本願発明に係る携帯電話機にあって
は、請求項12記載のように、取付具本体210の表面
210aが、印字又は印刷可能に設けられている構成を
採用することが好ましい。
【0029】該構成を採用することにより、該取付具本
体210の表面210aに、広告やその利用者の好むデ
ザイン等を印字又は印刷することができる。
【0030】また、本願発明に係る携帯電話機にあって
は、請求項13記載のように、前記携帯電話機本体10
0の両端から、ストラップ取付手段233を有するスト
ラップ取付部230が突出して設けられており、該スト
ラップ取付部230は、前記突出する部分230aにお
いて、前記携帯電話機本体100の回動軸110から離
反する方向に湾曲して形成されている構成を採用するこ
とが好ましい。
【0031】該構成を採用することにより、携帯電話機
本体100の回動軸110においてその両側の回動軸1
10部材が若干大きくなっているものであっても、的確
に回動軸110付近に取付けることが可能で、このため
バランスに優れているという利点を有する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態につい
て、図1乃至図5を参酌しつつ、以下説明する。なお、
図1は、本実施形態におけるストラップ取付具付きの携
帯電話機の概略を示す斜視図である。図2は、同携帯電
話機の折り畳み状態を示す斜視図である。図3は、同実
施形態のストラップ取付具の正面図である。図4は、図
3の一部拡大図である。図5は、図3のa−a線矢視断
面の拡大図である。
【0033】本実施形態のストラップ取付具付き携帯電
話機は、折り畳み式の携帯電話機本体100と、この携
帯電話機本体100に着脱可能に取付けられたストラッ
プ取付具200とからなり、図1及び図2においては、
該ストラップ取付具200のストラップ取付手段233
にストラップが取付けられてなる状態を示している。
【0034】本実施形態の携帯電話機本体100は、表
示画面121及び音声出力部123が設けられた第一部
材120と、種々の操作ボタン131及び音声入力部1
33が設けられた第二部材130とが、回動軸110を
介して折り畳み可能に設けられてなるものである。この
第一部材120と第二部材130とは、折り畳み時にお
いて、若干の隙間を有する。
【0035】前記ストラップ取付具200は、前記携帯
電話機本体100の折り畳み時の内面側に着脱可能に取
付けられるものであるが、本実施携帯においては、前記
表示画面121を有する第一部材120に取付けられて
いる。ここで、該ストラップ取付具200は、第一部材
120において、表示画面121と回動軸110との間
において取付けられており、回動軸110付近に取付け
られている。
【0036】前記ストラップ取付具200は、図3及び
図4に示すように、前記のように携帯電話機本体100
に着脱自在に取付けられる取付具本体210と、この取
付具本体210の両端に一体に設けられストラップ取付
手段233が形成されたストラップ取付部230とから
構成されている。
【0037】前記取付具本体210は、図2に示すよう
に携帯電話機本体100を折り畳んだ際に、第一部材1
20及び第二部材130により形成される隙間部分に介
在されるような厚みの平板状部材から構成されている。
【0038】また、該取付具本体210は、図5に示す
ように、裏面に、粘着層211が設けられており、該粘
着層211によって携帯電話機本体100に貼り付けら
れている。かかる粘着層211の粘着力は、取付けられ
たストラップ300を保持した際に、携帯電話機本体1
00と取付具本体210とが不用意に離脱せず、且つ、
利用者が取り外す際に取り外し可能な程度の粘着力とさ
れている。また、図5においては、取付具本体210に
は、その裏面の粘着層211に剥離紙220が貼付され
ている状態を図示している。かかる剥離紙220を離脱
後に、例えば利用者が該取付具本体210を携帯電話機
本体100に貼り付けることにより、ストラップ取付具
200を携帯電話機本体100に取り付けることにな
る。
【0039】さらに、該取付具本体210は、その表面
210aが、印刷又は印字可能に設けられている。具体
的には、該取付具本体210(の少なくとも表面210
a)は、真鍮等からなり、このため、取付具本体210
の表面210aは例えば広告、デザイン等を印刷又は印
字可能に設けられている。
【0040】前記ストラップ取付部230は、前記取付
具本体210の両端に一体に形成されているものであ
り、ここでは、後述するように、ストラップ取付具20
0自体が一枚のプレートを一定形状に打ち抜いて形成さ
れ、該プレートのストラップ取付部230に相当する部
分に補強部材231が表裏面に設けられて構成されてい
る。このストラップ取付部230は、前記取付具本体2
10から端部側に向けて延設されており、携帯電話機本
体100に取り付けた際にその両端から突出するように
設けられている。
【0041】また、該ストラップ取付部230には、ス
トラップ取付手段としての穿孔233が形成されてい
る。該穿孔部分233には、前述のように補強部材23
1が設けられている。
【0042】また、該ストラップ取付部230は、取付
具本体210から突出する部位230aが、取付けられ
た携帯電話機本体100の回動軸110から離反する方
向に湾曲して設けられており、さらに、該突出する部位
230aから穿孔233にかけて(端部230bが)、
回動軸110に近接する方向に湾曲して設けられてい
る。つまり、該ストラップ取付部230は、略くの字状
に形成されている。なお、図示例では、前記取付具本体
210から突出する部位230aが、携帯電話機本体1
00の端部に位置するように設けられている。
【0043】ここで、上記したストラップ取付具200
の形成方法について概説すると、まず一枚のプレートを
一定形状に打ち抜く。この一定形状は、前述した取付具
本体210及びストラップ取付部230の一体形状であ
り、方形状の取付具本体210と、その両端部から回動
軸110と離反する方向に湾曲して突出し、その湾曲し
た部分230aから更に端部230bにかけて回動軸1
10に近接する方向に湾曲してなるストラップ取付部2
30とから構成される形状からなる。また、このストラ
ップ取付具200を構成するプレートの材質は、真鍮な
どが好適に用いられる。また、該プレート(取付具本体
100)の厚みは、0.3mmのものを採用している
が、この厚みは、強度等を考慮すると、0.1mm以上
のものが好ましく、より好ましくは0.2mm以上であ
る。また、携帯電話機本体100の隙間部分を考慮する
と、0.5mm以下が好ましく、より好ましくは0.4
mm以下である。
【0044】そして、上記プレートのうちストラップ取
付部230の箇所に補強部材231を付設する。この補
強部材231としては、アクリル樹脂等の合成樹脂が好
適に用いられ、その他、天然ゴム等のゴム、金属等を採
用することも可能である。なお、かかる付設方法として
は、圧着、溶融した材料を塗布及び固化等の方法が採用
できる。
【0045】上記のように補強部材231を付設した後
に、ストラップ取付部230に穿孔233を穿設する。
この際に上述した補強部材231にも穿孔が形成される
ことになる。この穿孔233は、ストラップ取付部23
0のうち、前記のように湾曲した部分230aから更に
端部にかけて回動軸110に近接する方向に湾曲した部
分230b(端部)に形成される。これにより、携帯電
話機本体100に取付けられた際に、携帯電話機本体1
00の回動軸110により近接した位置に、穿孔233
が位置することになり、ストラップ取付時においてバラ
ンスの良い状態で保持することができる。
【0046】また、前記プレートのうち取付具本体21
0の表面210aに、印字又は印刷が行われる。一方、
その裏面には、粘着層211が設けられるとともに、そ
の粘着層211に剥離紙220が貼付される。なお、こ
の印字又は印刷、及び、粘着層211の形成は、上記補
強部材231の付設及び穿孔233の形成前に行うこと
も可能であり、さらには、プレートを一定形状に打ち抜
く前に行うことも可能である。
【0047】上記のように構成されたストラップ取付具
200は、例えば利用者が剥離紙220を剥がして、そ
の粘着層211を利用して、携帯電話機本体100に貼
付されて用いられることになる。
【0048】そして、携帯電話機本体100の回動軸1
10付近に貼付された後に、図1及び図2に示すよう
に、ストラップ取付具200の穿孔233にストラップ
300が取付けられることになる。この図示例において
は、穿孔233に両端が係止されるストラップ300
は、人の指が何本か入る程度の大きさとされており、こ
のストラップ300にさらに例えば首にかけることので
きる長さのストラップ等を取付けることが可能である。
【0049】上記構成からなる本実施形態においては、
以下の利点を有する。
【0050】つまり、携帯電話機本体100の両端側に
おいて、その回動軸110付近にストラップ取付手段と
しての二つの穿孔233が位置し、この二つの穿孔23
3にストラップを取付けることにより、バランスの良い
状態で携帯電話機本体100を保持することができる。
また、該穿孔233は、回動軸110に近い位置に設け
られ、特に、該穿孔233は、ストラップ取付部230
の回動軸110に近接する方向に湾曲した部位230b
に設けられているので、より回動軸110に近く位置さ
せることができ、バランス的に優れている。
【0051】また、上記二つの穿孔233は、取付具本
体210と一体に両端部から突設されたストラップ取付
部230に設けられていることより、取付具本体210
の貼付により各穿孔233の位置がある程度定まり、こ
のため二つの穿孔233の位置がアンバランスになるこ
とを防止できる。
【0052】さらに、上記取付具本体210(ストラッ
プ取付具200)は、携帯電話機本体100の隙間部分
に存在するようなプレートから構成されているので、携
帯電話機本体100の折り畳み時において、その折り畳
みの支障となることがない。
【0053】また、ストラップ取付手段として穿孔23
3を採用しているので、この穿孔233を利用して容易
にストラップ300を取付けることができ、また、スト
ラップ取付部230を穿設することにより、該ストラッ
プ取付手段233を構成することができ、その形成が容
易である。
【0054】さらに、ストラップ取付部230(穿孔部
分233)には補強部材231が付設されているので、
穿孔233を利用してストラップ300を取付けても、
かかる穿孔233の破損を的確に防止することができ
る。特に、上述のように、ストラップ取付部230は、
取付具本体210と一体のプレートから構成され、その
形成の簡易化が図られているが、補強部材231の存在
により穿孔233の強度が確保されるので、プレート自
体は、かかる取付部位の強度にとらわれないものを採用
することが可能となる。
【0055】また、ストラップ取付具200の取付具本
体210の表面210aは、印字又は印刷が可能に設け
られているので、種々のデザイン等を表示することがで
きる。さらに、ストラップ取付具200は、携帯電話機
本体100に取付具本体210の裏面に設けられた粘着
層211をもって貼付することができ、また粘着層21
1の粘着力は利用者が離脱できる程度のものであるの
で、変更等を行いたい場合に取り外すことも可能であ
る。
【0056】さらに、取付具本体210の両端からスト
ラップ取付部230が、携帯電話機本体100の回動軸
110から離反する方向に湾曲した形状(230a)
で、突設されているので、取付具本体210を携帯電話
機本体100の回動軸110付近に取付けることができ
るとともに、携帯電話機本体100の回動軸110にお
いてその両側の回動軸110部材が若干大きくなってい
るものであっても、的確に回動軸110付近に取付ける
ことが可能である。
【0057】また、既述のように、ストラップ取付部2
30は、上記湾曲した部分から更に回動軸110側に湾
曲して、その回動軸110側に湾曲した部分230bに
ストラップ取付手段としての穿孔233が形成されてい
るので、ストラップ300を回動軸110に近接した位
置で取付けることができ、バランスに優れている。
【0058】さらに、上記ストラップ取付具200にあ
っては、プレートを打ち抜き、そのストラップ取付部2
30に穿孔233を穿設することにより、容易に製造す
ることができ、しかも、例えば機種等が異なっても一定
幅の携帯電話機本体100に幅広く利用することができ
る。
【0059】なお、上記実施形態のものは、上記構成よ
り上述の利点を有するものであったが、本願発明は、上
記実施形態の構成に限定されるものではなく、各請求項
記載の発明の範囲内において適宜設計変更可能である。
【0060】
【発明の効果】上述のように、本願発明によれば、携帯
電話機本体の両端から突出したストラップ取付手段にス
トラップを取付けることにより、二つ折り収納可能な携
帯電話機本体をその両端からストラップによりバランス
良く保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施の形態に係るストラップ取付
具付きの携帯電話機の概略を示す斜視図である。
【図2】同携帯電話機の折り畳み状態を示す斜視図であ
る。
【図3】同実施形態のストラップ取付具の正面図であ
る。
【図4】図3の一部拡大図である。
【図5】図3のA−A線矢視断面の拡大図である。
【符号の説明】
100 携帯電話機本体 110 回動軸 120 第一部材 121 表示画面 130 第二部材 131 操作ボタン 200 ストラップ取付具 210 取付具本体 210a 表面 211 粘着層 220 剥離紙 230 ストラップ取付部 230a 突出する部分(湾曲部分) 230b 端部 231 補強部材(補強手段) 233 穿孔(ストラップ取付手段) 300 ストラップ

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面(121)等を含む第一部材
    (120)と操作ボタン(131)等を含む第二部材
    (130)とが回動軸(110)を介して折り畳み可能
    に設けられた携帯電話機本体(100)に取付けられる
    べく設けられた取付具本体(210)と、 該取付具本体(210)と一体的に形成され、携帯電話
    機本体(100)の両端から突出するように設けられた
    ストラップ取付部(230)とからなり、 前記取付具本体(210)は、携帯電話機本体(10
    0)の折り畳み時に携帯電話機本体(100)の隙間部
    分に介在されるような平板状部材から構成されてなり、 前記ストラップ取付部(230)には、前記突出部位
    に、ストラップ(300)を取付けるためのストラップ
    取付手段(233)が設けられていることを特徴とする
    携帯電話機のストラップ取付具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストラップ取付具であっ
    て、 前記ストラップ取付手段として、穿孔(233)が形成
    されていることを特徴とする携帯電話機のストラップ取
    付具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のストラップ取付具であっ
    て、 前記ストラップ取付部(230)には、少なくとも前記
    穿孔部分(233)に、ゴム、金属等からなる補強手段
    (231)が設けられていることを特徴とする携帯電話
    機のストラップ取付具。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載のストラ
    ップ取付具であって、 前記取付具本体(210)の裏面には、携帯電話機本体
    (100)に取付けられるべく、粘着層(211)が形
    成されていることを特徴とする携帯電話機のストラップ
    取付具。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載のストラ
    ップ取付具であって、 前記取付具本体(210)の表面(210a)は、印字
    又は印刷可能に設けられていることを特徴とする携帯電
    話機のストラップ取付具。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載のスラッ
    プ取付具であって、 前記取付具本体(210)は、前記携帯電話機本体(1
    00)の回動軸(110)付近に取付けられるように設
    けられており、 前記ストラップ取付部(230)は、前記取付具本体
    (210)から突出する部分(230a)が前記携帯電
    話機本体(100)の回動軸(110)から離反する方
    向に湾曲して形成されていることを特徴とする携帯電話
    機のストラップ取付具。
  7. 【請求項7】 携帯電話機本体(100)が、表示画面
    (121)等を含む第一部材(120)と操作ボタン
    (131)等を含む第二部材(130)とが回動軸(1
    10)を介して折り畳み可能に設けられるとともに、ス
    トラップ取付手段(233)を有する携帯電話機であっ
    て、 前記ストラップ取付手段(233)は、携帯電話機本体
    (100)の回動軸(110)付近で、且つ、携帯電話
    機本体(100)の両側に設けられていることを特徴と
    するストラップ取付具付き携帯電話機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の携帯電話機であって、 前記携帯電話機本体(100)の両端からストラップ取
    付部(230)が突出して設けられており、 前記ストラップ取付手段として、該ストラップ取付部
    (230)に穿孔(233)が形成されていることを特
    徴とするストラップ取付具付き携帯電話機。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の携帯電話機であって、 前記ストラップ取付部(230)には、少なくとも穿孔
    部分(233)に、ゴム、金属等からなる補強手段(2
    31)が設けられていることを特徴とするストラップ取
    付具付き携帯電話機。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9の何れかに記載の携帯
    電話機であって、 前記携帯電話機本体(100)に取付けられる取付具本
    体(210)と、前記ストラップ取付手段(233)が
    設けられたストラップ取付部(230)とからなるスト
    ラップ取付具(200)を備え、 前記取付具本体(210)は、携帯電話機本体(10
    0)の折り畳み時に携帯電話機本体(100)の隙間部
    分に介在されるような平板状部材から構成されてなり、
    該ストラップ取付部(230)は、取付具本体(21
    0)の両端に一体的に形成されていることを特徴とする
    ストラップ取付具付き携帯電話機。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の携帯電話機であっ
    て、 前記取付具本体(210)の裏面には、粘着層(21
    1)が形成されており、該取付具本体(210)が、携
    帯電話機本体(100)に貼付されてなることを特徴と
    するストラップ取付具付き携帯電話機。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の携帯電話機
    であって、 前記取付具本体(210)の表面(210a)は、印字
    又は印刷可能に設けられていることを特徴とするストラ
    ップ取付具付き携帯電話機。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至12の何れかに記載の携
    帯電話機であって、 前記携帯電話機本体(100)の両端から、前記ストラ
    ップ取付手段(233)を有するストラップ取付部(2
    30)が突出して設けられており、 該ストラップ取付部(230)は、前記突出する部分
    (230a)において、前記携帯電話機本体(100)
    の回動軸(110)から離反する方向に湾曲して形成さ
    れていることを特徴とするストラップ取付具付き携帯電
    話機。
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