JPH05218884A - 携帯型電子機器のストラップ構造 - Google Patents

携帯型電子機器のストラップ構造

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JPH05218884A
JPH05218884A JP4063792A JP4063792A JPH05218884A JP H05218884 A JPH05218884 A JP H05218884A JP 4063792 A JP4063792 A JP 4063792A JP 4063792 A JP4063792 A JP 4063792A JP H05218884 A JPH05218884 A JP H05218884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strap
neck
locking
hand
portable electronic
Prior art date
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Pending
Application number
JP4063792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Nara
英一 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4063792A priority Critical patent/JPH05218884A/ja
Publication of JPH05218884A publication Critical patent/JPH05218884A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯型電子機器のストラップ構造において、
1つのストラップでネックストラップとハンドストラッ
プとに兼用でき、ストラップの交換作業を不要として、
ストラップを紛失しないようにする。 【構成】 両側面の所定個所に対応して設けられた一対
のストラップ取付部7、8、および裏面の所定個所に設
けられたストラップ係止部21を有する機器ケース1
と、両端側が一対のストラップ取付部7、8にそれぞれ
取り付けられ、中間部分を折り曲げて重ね合わされた所
定個所がストラップ係止部21に係脱可能に係止される
ストラップ20とを備え、ストラップ20の両端側を機
器ケース1の各ストラップ取付部7、8に取り付けただ
けの状態ではネックストラップとして使用でき、またこ
の状態でストラップ20の中間部分を折り曲げて重ね合
わせ、その所定個所をストラップ係止部21に係止させ
れば、ハンドストラップとして使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は携帯型電子機器のスト
ラップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、レストランでは、ウエートレスま
たはウエータが客席で注文を受け、そのデータを光通信
方式や無線通信方式などによってコントローラに向けて
伝送することが行われるている。このとき、ウエートレ
スまたはウエータが使用する携帯型電子機器は、ハンデ
ィターミナルなどと呼ばれ、例えば図4に示すように、
機器ケース1の表面に注文などのデータを入力するため
のキー入力部2、この入力部2で入力されたデータを表
示するための液晶表示部3などが設けられた構造となっ
ている。
【0003】ところで、このような携帯型電子機器を使
用するレストランでは、ウエートレスまたはウエータが
携帯型電子機器を手に持って客席の間を頻繁に歩き回
り、立ったままで注文を受け、注文などのデータを入力
することになるので、相当注意していても、携帯型電子
機器を落して破損してしまう危険率が高い。
【0004】そこで、従来では、例えば図4に示すよう
に、携帯型電子機器の機器ケース1にネックストラップ
5を着脱可能に取り付け、首に下げて使用することがで
きるようにしたもの、また図5に示すように、携帯型電
子機器の機器ケース1にハンドストラップ6を着脱可能
に取り付け、手に巻いて使用することができるようにし
たものがある。なお、機器ケース1の下部側における両
側面および上部側における一側面にはそれぞれストラッ
プ取付部7、8、9が設けられている。そして、ネック
ストラップ5は両端側が下部側のストラップ取付部7、
8にそれぞれ取付金具10により取り付けられ、ハンド
ストラップ6は一端側が下部側のストラップ取付部7
に、他端側が対角側のストラップ取付部9にそれぞれ取
付金具11によって取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな携帯型電子機器のストラップ構造では、例えば首に
下げて使用する際には機器ケース1の下部側の2つのス
トラップ取付部7、8にネックストラップ5の両端部を
取り付け、また手に巻いて使用する際には下部側の1つ
のストラップ取付部7と対角側のストラップ取付部9と
にハンドストラップ6の各端部を取り付けなければなら
ない。このため、首に下げて使用するか、あるいは手に
巻いて使用するかによって、ネックストラップ5とハン
ドストラップ6とを付け換える必要があり、その交換作
業が面倒であるばかりか、取り外したストラップ5、6
を紛失してしまう恐れがあるという問題がある。
【0006】この原因は、ネックストラップ5とハンド
ストラップ6の2種類を必要に応じて付け換えなければ
ならないことに起因する。
【0007】してみると、1つのストラップでネックス
トラップ5とハンドストラップ6とに兼用できれば、ス
トラップの交換作業が不要となり、ストラップを紛失し
てしまう恐れがない。
【0008】この発明の課題は、1つのストラップでネ
ックストラップとハンドストラップとに兼用できるよう
にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)両側面の所定個所に対応して設けられた一対のス
トラップ取付部、および裏面の所定個所に設けられたス
トラップ係止部を有する機器ケース。例えば、ハンディ
ターミナルなどと呼ばれる携帯型電子機器の機器本体で
あり、合成樹脂により形成され、表面にキー入力部およ
び液晶表示部などが設けられている。一対のストラップ
取付部は、頭部および首部を有する突起状のものであ
り、それぞれ機器ケースの下部側における両側面に設け
られている。ストラップ係止部は、機器ケースの裏面の
上部側に設けられた係止凹部と、この係止凹部内に側方
より出没可能に突出する係止爪などによって構成されて
いる。 (2)両端側が一対のストラップ取付部にそれぞれ取り
付けられ、中間部分を折り曲げて重ね合わされた所定個
所がストラップ係止部に係脱可能に係止されるストラッ
プ。例えば、皮革、布、合成樹脂などからなる帯状のベ
ルトであり、両端側が取付金具によって回動自在に取り
付けられている。特に、ストラップは長さ調節用のアジ
ャスタが設けられ、このアジャスタがストラップ係止部
に当接してストラップ係止部による係止を確実なものに
する構造となっていることが望ましい。
【0010】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。スト
ラップの両端側を機器ケースの各ストラップ取付部にそ
れぞれ取り付けただけの状態で使用すれば、ネックスト
ラップとして首に下げて使用することができ、またこの
状態でストラップの中間部分を折り曲げて重ね合わせ、
その所定個所をストラップ係止部に係止させれば、ハン
ドストラップとして手に巻き付けて使用することができ
る。したがって、1つのストラップでネックストラップ
とハンドストラップとに兼用することができる。
【0011】
【実施例】以下、一実施例を図1〜図3を参照しながら
説明する。なお、図4および図5と同一部分には同一符
号を付し、その説明は適宜省略する。
【0012】図1はストラップをハンドストラップとし
て使用する状態を示したものである。この図において、
携帯型電子機器の機器ケース1の下部側における両側面
には、図4と同様に頭部と首部を有する突起状の一対の
ストラップ取付部7、8が設けられている。これら一対
のストラップ取付部7、8には、それぞれストラップ2
0の両端側に設けられた取付金具10が回動自在に取り
付けられている。
【0013】また、機器ケース1の裏面における上部側
には、ストラップ係止部21が設けられている。ストラ
ップ係止部21は、ストラップ20が挿入配置する係止
凹部22内に係止爪23が出没自在に突出して係止凹部
22内のストラップ20を係止する構造となっている。
【0014】すなわち、係止凹部22は、図2および図
3に示すように、ストラップ20の幅より少し広い幅の
溝であり、機器ケース1の裏面に上下方向に向けて円弧
状に湾曲形成されている。係止爪23は、図3に示すよ
うに、爪本体24の側部に爪部25が突出して設けられ
ているとともに、爪本体24の上部に操作部26が設け
られ、係止凹部22の一側部に直交して設けられたガイ
ド収納溝27内にスライド可能に配置しれている。この
場合、爪本体24にはガイド収納溝27の内壁に設けら
れたガイド部28が挿入して係止爪23が上方に抜け出
すのを阻止するためのガイド溝29が設けられている。
また、ガイド収納溝27内には係止爪23を係止凹部2
2内に向けて押し出すように付勢するコイルバネ30が
設けられている。さらに、ガイド収納溝27と対向する
係止凹部22の内壁には、係止爪23の爪部25の先端
が挿脱可能に挿入する挿入穴31が設けられている。
【0015】なお、ストラップ20は帯状のベルトであ
り、図4と同様、両端側が折り返され、この折り返され
た部分に取付金具10が取り付けられている。この場
合、ストラップ20の一端側は長く折り返されており、
この長く折り返されて重ね合わされた部分にはリング金
具32が移動可能に設けられているとともに、その先端
側にはストラップ20の長さを調節するアジャスタ33
が取り付けられている。
【0016】つぎに、このようなストラップ構造の作用
について説明する。ストラップ20を図1に示すような
ハンドストラップとして使用する際には、まず、ストラ
ップ係止部21の係止爪23の操作部26をコイルバネ
30のバネ力に抗して図1に示す矢印方向に操作して、
係止爪23の爪部25を係止凹部22内からガイド収納
溝27内に没入させる。この状態で、ストラップ20の
中間部分を折り曲げて重ね合わせ、その所定個所つまり
アジャスタ33の手前側の部分を係止凹部22内に図2
に示すように挿入配置する。この後、操作部26から指
などを離すと、コイルバネ30のバネ力によって係止爪
23が係止凹部22内に向けて押し出されるので、爪部
25が係止凹部22内に押し出されて、その先端が対向
面の挿入穴31内に挿入する。この結果、係止凹部22
内に配置されたストラップ20が爪部25によって押え
られることになり、ハンドストラップとして手に巻いて
使用することができる。このときには、係止爪23によ
る押えが弱くてストラップ20が係止凹部22内を移動
して緩んでも、その近傍のアジャスタ33が係止凹部2
2の縁に当接してするので、大きく緩むことがない。特
に、図2に示すように、リング金具32をアジャスタ3
3の近傍に移動させておけば、このリング金具32がア
ジャスタ33の近傍のストラップ20を押え付けるの
で、この部分のストラップ20をより確実に固定するこ
とができる。
【0017】また、ストラップ20をネックストラップ
として使用する際には、上述と同様に、ストラップ係止
部21の係止爪23の操作部26をコイルバネ30のバ
ネ力に抗して操作し、係止爪23の爪部25を係止凹部
22内からガイド収納溝27内に没入させ、この状態で
ストラップ20の中間部分を係止凹部22内から抜き出
し、ストラップ20をストラップ係止部21によるスト
ラップ20の係止を解除する。すると、ストラップ20
は両端側が取付金具10を介してストラップ取付部7、
8に取り付けられただけの状態となり、首に下げて使用
することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ストラップの両端側を機器ケースの各ストラップ取
付部に取り付けただけの状態で使用すれば、ネックスト
ラップとして首に下げて使用することができ、またこの
状態でストラップの中間部分を折り曲げて重ね合わせ、
その所定個所をストラップ係止部に係止させれば、ハン
ドストラップとして手に巻き付けて使用することができ
る。このため、1つのストラップでネックストラップと
ハンドストラップとに兼用することができ、首に下げて
使用するか、あるいは手に巻いて使用するかによって、
ストラップを付け換える必要がなく、取扱いが便利で、
しかも従来のようにストラップを紛失してしまう恐れが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す外観斜視図。
【図2】図1のA−A拡大断面図。
【図3】図1のB−B拡大断面図。
【図4】従来のネックストラップの例を示す斜視図。
【図5】従来のハンドストラップの例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 機器ケース 7、8 ストラップ取付部 20 ストラップ 21 ストラップ係止部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側面の所定個所に対応して設けられた
    一対のストラップ取付部、および裏面の所定個所に設け
    られたストラップ係止部を有する機器ケースと、 両端側が前記一対のストラップ取付部にそれぞれ取り付
    けられ、中間部分を折り曲げて重ね合わされた所定個所
    が前記ストラップ係止部に係脱可能に係止されるストラ
    ップと、 を具備してなる携帯型電子機器のストラップ構造。
JP4063792A 1992-01-31 1992-01-31 携帯型電子機器のストラップ構造 Pending JPH05218884A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4063792A JPH05218884A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 携帯型電子機器のストラップ構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP4063792A JPH05218884A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 携帯型電子機器のストラップ構造

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Publication Number Publication Date
JPH05218884A true JPH05218884A (ja) 1993-08-27

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ID=12586077

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4063792A Pending JPH05218884A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 携帯型電子機器のストラップ構造

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JP (1) JPH05218884A (ja)

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