JP2014041545A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が情報処理装置を保持する際の安定性を向上させるのに有効なベルトを備えた情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、表面に操作部110が設けられた第1の筐体101と、ディスプレイが設けられた第2の筐体102と、情報処理装置100が開閉自在になるように第1の筐体101の奥側を第2の筐体102に接続する開閉機構120と、第1の筐体101の裏側に設けられたベルト150とを備えている。ベルト150は、第1の筐体101の一方の側面101bの側に取り付けられた取付箇所から、その一方の側面101bから離れるに従って第1の筐体101の奥側に近づくように第1の筐体101の裏面101a上を斜めに延びて、第1の筐体101の奥側に取り付けられた取付箇所に至る。
【選択図】図5

Description

本開示は、情報処理装置の保持に使用されるベルトを備えた情報処理装置に関する。
特許文献1は、背面筐体部と、背面筐体部と対向する前面筐体部と、背面筐体部の背面部に外部に突出して設けた凸部と、凸部を覆うように前記背面筐体部に固定したベルトとを備えた情報処理装置を開示する。ベルトは、凸部の頂部と対向する位置に貫通部を備えている。使用者は、片手の手のひらで凸部を包み込んで握るように保持する。このとき、貫通部から片手の人差し指、中指あるいは薬指などの第3関節部が突出した状態となる。これにより、片手に対する背面筐体部の密着を強固にできる。
再表2009−101800号公報
本開示は、使用者が情報処理装置を保持する際の安定性を向上させるのに有効なベルトを備えた情報処理装置を提供する。
本開示における情報処理装置は、表面に操作部が設けられた第1の筐体と、ディスプレイが設けられた第2の筐体と、情報処理装置が開閉自在になるように第1の筐体の奥側を第2の筐体に接続する開閉機構と、第1の筐体の裏側に設けられたベルトとを備え、ベルトは、第1の筐体の一方の側面の側に取り付けられた取付箇所から、その一方の側面から離れるに従って第1の筐体の奥側に近づくように第1の筐体の裏面上を斜めに延びて、第1の筐体の奥側に取り付けられた取付箇所に至る。
また、本開示における情報処理装置は、表面にディスプレイおよび操作部が設けられた筐体と、筐体の裏側に設けられたベルトとを備え、ディスプレイは、筐体の外周の一部を構成する第1辺の側が画像の上側になるように画像を表示可能であり、ベルトは、筐体において第1辺が上側に位置する使用状態で、一方の側面の側に取り付けられた取付箇所から、その一方の側面から離れるに従って第1辺に近づくように筐体の裏面上を斜めに延び、第1辺の側に取り付けられた取付箇所に至る。
また、本開示における情報処理装置用のベルトは、情報処理装置において操作部が表面に設けられた筐体に取り付けられて、筐体の裏面との間に隙間を形成する情報処理装置用のベルトであって、ベルト本体部と、ベルト本体部の端部に設けられて、筐体に取り付けられる取付端部と、取付端部の近傍に設けられて、ベルト本体部の裏側へ曲がって折り返す折り返し部とを備えている。
本開示における情報処理装置は、使用者が情報処理装置を保持する際の安定性を向上させるのに有効である。
実施の形態1における情報処理装置の裏側の斜視図 実施の形態1における情報処理装置の裏側を図1とは別の角度から見た斜視図 実施の形態1における情報処理装置の裏面図 実施の形態1におけるベルトの裏面図 実施の形態1における情報処理装置を片手で保持した状態を示す斜視図 実施の形態1における情報処理装置について、タブレット状態で使用できるタイプの情報処理装置を、画面を縦向きにして片手で保持した状態を示す斜視図 実施の形態2における情報処理装置の正面図 実施の形態2における情報処理装置を片手で保持した状態を示す斜視図 その他の実施の形態における、2箇所で取り付けられるタイプのベルトを備えた情報処理装置の裏面図 その他の実施の形態における、実施の形態1〜2とはベルトの取付位置が異なる情報処理装置の裏面図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するものであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜6を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.情報処理装置の構成]
図1は、本実施の形態における情報処理装置100の裏側の斜視図である。図2は、本実施の形態における情報処理装置100の裏側を図1とは別の角度から見た斜視図である。図2では、後述する第2の筐体102、操作部110及び開閉機構120を省略している。図3は、本実施の形態における情報処理装置100の裏面図である。図4は、本実施の形態におけるベルト150の裏面図である。図5は、本実施の形態における情報処理装置100を片手で保持した状態を示す斜視図である。図6は、本実施の形態における情報処理装置100について、タブレット状態で使用できるタイプの情報処理装置100を、画面を縦向きにして片手で保持した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態の情報処理装置100は、ノート型パソコンである。情報処理装置100は、操作部110が表面に設けられた第1の筐体101と、ディスプレイ103(図5参照)が設けられた第2の筐体102と、情報処理装置100が開閉自在になるように第1の筐体101の奥側を第2の筐体102に接続する開閉機構120と、第1の筐体101の裏面101aとの間に隙間が形成されるように第1の筐体101に3箇所で取り付けられたベルト150とを備えている。操作部110は、情報処理装置100に対する使用者の操作を受け付ける部分であり、例えばキーボード及びタッチパッドにより構成されている。また、開閉機構120は、例えばヒンジにより構成されている。
なお、以下では、第1の筐体101において、開閉機構120側を「奥側」といい、その逆側を「手前側」という。また、第1の筐体101の外周面(第1の筐体101の厚さ方向に延びる面)のうち、奥−手前方向に延びる面を「側面」という。
第1の筐体101は、平面視が略矩形状で薄型の筐体である。第1の筐体101は、CPU、メモリー(例えばHDD)、及びバッテリーなどを内蔵している。第1の筐体101の表面(上面)には、上述の操作部110が設けられている。第1の筐体101の裏面101a(下面)には、後述するベルト150、及びバッテリーの取出部(図示省略)などが設けられている。第1の筐体101の外周面には、電気コードの接続端子、及び周辺機器への接続口(例えば、USBポート)などが設けられている(図示省略)。
第2の筐体102は、平面視が略矩形状で薄型の筐体である。第2の筐体102は、正面視の形状及び大きさが、第1の筐体101とほぼ同じである。第2の筐体102では、片面の大部分をディスプレイ103が占めている。第2の筐体102のディスプレイ103は、第1の筐体101と第2の筐体102が重なった閉状態で、第1の筐体101のキーボードに対面する。第2の筐体102では、ディスプレイ103とは反対側の面が、情報処理装置100を保護するためのシールド面になっている。
情報処理装置100は、上記閉状態から、開閉機構120の回転軸を支点にして第1の筐体101の手前側から第2の筐体102が離れるように開くことで、使用者がディスプレイ103を視認可能な開状態に切り替わる。
[1−2.ベルト及び取付部の構成]
まず、ベルト150について説明する。
ベルト150は、使用者が情報処理装置100を持ったまま使用することができるように、操作部110が設けられた第1の筐体101の裏面101aに設けられている。ベルト150は、図2に示すように、第1の筐体101の裏面101a側に、使用者の手を挿通可能な隙間を形成する。図3及び図4に示すように、ベルト150は、3つの取付端部151〜153を有する略Y字状に形成されている。ベルト150は、例えば、エラストマー樹脂により構成されている。なお、ベルト150は、伸縮自在な硬質ゴム、又はポリブチレンテレフタレートなどの弾性を備えた樹脂などにより構成してもよい。
図3を用いてベルト150の形状を説明する。ベルト150は、中央部154から3方向へ延びている。ベルト150は、中央部153と、中央部154から第1の取付端部151まで延びる第1の帯状部161と、中央部154から第2の取付端部152まで延びる第2の帯状部162と、中央部154から第3の取付端部153まで延びる第3の帯状部163とを有する。ベルト150は、第1の取付端部151が第1の筐体101の奥側に取り付けられ、第2の取付端部152が第1の筐体101の第1の側面101bの側に取り付けられ、第3の取付端部153が第1の筐体101の第2の側面101cの側に取り付けられる。
なお、図3に示すように、ベルト150を正面から見ると、第1の帯状部161は第1の取付端部151から中央部154へ向かって真っ直ぐ延びている。以下では、この第1の帯状部161の延伸方向を「ベルト150の短手方向」といい、ベルト150の短手方向に直交する方向を「ベルト150の長手方向」という。また、ベルト150を第1の筐体101に取り付けた状態で、第1の筐体101の裏面101aに対面しない側を「ベルト150の表側」といい、第1の筐体101の裏面101aに対面する側を「ベルト150の裏側」という。
第1の帯状部161は、図2に示すように、ベルト150が折り返すようにベルト150の裏側へ曲がる折り返し部155を有している。折り返し部155は、ベルト150における第1の取付端部151の近傍に設けられている。第1の帯状部161は、ベルト150の中央部154からベルト150の短手方向に真っ直ぐ延びて、折り返し部155でベルト150の裏側へ折り返し、第1の取付端部151に至る。第1の取付端部151は、図4に示すように、2つの半円を直線で繋いだ長円状(レーストラック形状)に形成されている。第1の取付端部151には、座金が設置される長円状の凹部が形成され、その凹部にネジ用の挿通孔(例えば、2つの挿通孔)が形成されている。
第2の帯状部162は、図3に示すように、ベルト150の中央部154からベルト150の長手方向に対して第1の帯状部161と反対側に斜めに延び、外側部分の延伸方向がベルト150の短手方向に近づくように曲がった後に、第2の取付端部152に至る。第2の取付端部152では、ベルト150の表側に凹部152aが形成され、ベルト150の裏側に突起152bが形成されている。第2の取付端部152では、ネジ用の挿通孔(例えば、2つの挿通孔)が、凹部152aの底面から突起152bの先端面に亘って形成されている。
第3の帯状部163は、第1の帯状部161の中心線に対して、第2の帯状部162とは対称に設けられている。第3の帯状部163は、図3に示すように、ベルト150の中央部154からベルト150の長手方向に対して第1の帯状部161と反対側に斜めに延びて、外側部分の延伸方向がベルト150の短手方向に近づくように曲がった後に、第3の取付端部153に至る。第3の取付端部153では、ベルト150の表側に凹部153aが形成され、ベルト150の裏側に突起153bが形成されている。第3の取付端部153では、ネジ用の挿通孔(例えば、2つの挿通孔)が、凹部153aの底面から突起153bの先端面に亘って形成されている。
続いて、図1および図2を参照しながら、第1の筐体101の裏面101aに形成されたベルト用の取付部121〜123について説明する。
第1の筐体101の裏面101aには、第1の取付端部151が取り付けられる第1の取付部121と、第2の取付端部152が取り付けられる第2の取付部122と、第3の取付端部153が取り付けられる第3の取付部123とが形成されている。各取付部121〜123は、第1の筐体101の裏面101aに形成された凹部と、その凹部の底面に開口するネジ穴(例えば、2つのネジ穴)とを有する。
第1の取付部121の凹部は、第1の筐体101の奥側の長辺の略中央部から内側に向かって形成された略矩形状の窪みである。第1の取付端部151は、第1の取付部121の凹部の底面に当接する状態で、第1の取付部121にネジ止めされる。
第2の取付部122及び第3の取付部123の各凹部は、第1の取付部121の凹部よりも面積が小さい略矩形状の窪みである。第1の筐体101の裏面101aでは、第2の取付部122の凹部が第1の側面101bよりも少し内側に形成され、第3の取付部123の凹部が第2の側面101cよりも少し内側に形成されている。第2の取付部122及び第3の取付部123の各凹部は、第1の筐体101の長手方向に延びている。第2の取付端部152は、その突起152bが第2の取付部122の凹部に嵌め込まれた状態で、第2の取付部122にネジ止めされる。同様に、第3の取付端部153は、その突起153bが第3の取付部123の凹部に嵌め込まれた状態で、第3の取付部123にネジ止めされる。
ベルト150の3つの取付端部151〜153が第1の筐体101の3つの取付部121〜123に取り付けられた取付状態について説明する。以下では、ベルト150に自重のみが作用する状態(使用者などによりベルト150が引っ張られたり、押されたりしていない状態)について説明する。
ベルト150は、第2の取付端部152から第1の取付端部151までの部分が、図3に示すように、第1の筐体101の第1の側面101bの側から、その第1の側面101bから離れるに従って第1の筐体101の奥側に近づくように第1の筐体101の裏面101a上を斜めに延びている。この部分は、第1の筐体101の裏面101aの対角線のうち、第1の側面101bの手前側から第2の側面101cの奥側へ延びる対角線よりも奥側に位置している。
また、ベルト150は、図3に示すように、第3の取付端部153から第1の取付端部151までの部分が、第1の筐体101の第2の側面101cの側から、その第2の側面101cから離れるに従って第1の筐体101の奥側に近づくように第1の筐体101の裏面101a上を斜めに延びている。この部分は、第1の筐体101の裏面101aの対角線のうち、第1の側面101bの奥側から第2の側面101cの手前側へ延びる対角線よりも奥側に位置している。
また、第1の帯状部161は、図2に示すように、中央部154から折り返し部155までの部分と、第1の筐体101の裏面101aとの間に、折り返し部155による隙間が形成されている。第1の帯状部161は、折り返し部155から中央部154に近づくに従って、第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間が徐々に大きくなっている。折り返し部155は、第1の取付端部151の位置から見て、第1の筐体101の短手方向の外側に突出している。
また、第2の帯状部162は、図2に示すように、第2の取付端部152の近傍が第1の筐体101の裏面101aに当接し、中央部154に近づくに従って、第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間が徐々に大きくなっている。同様に、第3の帯状部163は、図2に示すように、第3の取付端部153の近傍が第1の筐体101の裏面101aに当接し、中央部154に近づくに従って第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間が徐々に大きくなっている。
また、折り返し部155の外端は、第1の筐体101の奥側の長辺と略一直線になっている。折り返し部155の外端は、第1の筐体101の奥側に設けられるコーナーガード135よりも内側に位置している。コーナーガード135は図3にのみ記載している。なお、折り返し部155の外端は、第1の筐体101の奥側の長辺より内側に位置していてもよい。この場合、折り返し部155の外端が他の物体と接触しにくくなるため、折り返し部155の損傷を抑制することができる。
ベルト150は、第1の筐体101の裏面101aと共に、使用者の手の入口又は出口となる3つの開口171〜173を形成している。第1の開口171は、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の筐体101の手前側の縁が第1の筐体101の裏面101aとの間に形成する手前側開口である。第1の開口171は幅広の開口である。ベルト150を第1の筐体101の手前側から見ると、ベルト150の手前側は弓状に湾曲している。一方、第2の開口172及び第3の開口173は、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の筐体101の奥側の縁が第1の筐体101の裏面101aとの間に形成する奥側開口である。第2の開口172及び第3の開口173は、第1の帯状部161により区画されている。第2の開口172は、第1の帯状部161よりも第1の側面101b側に形成され、第3の開口173は、第1の帯状部161よりも第2の側面101c側に形成されている。ベルト150に自重だけが作用する状態では、第2の開口172における高さの最高値及び第3の開口173における高さの最高値よりも、第1の開口171における高さの最高値の方が大きくなっている。
続いて、正面から見たベルト150の外形形状について説明する。ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の筐体101の手前側の縁の形状は、図3に示すように、第1の筐体101の奥側へ凹んだ曲線(凹曲線)に形成されている。また、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の取付端部151と第2の取付端部152との間を延びる部分の奥側の縁の形状は、第1の取付端部151側から順番に、ベルト150の短手方向に延びる第1−1直線部181、中央部154側へ凹んだ第1−2曲線部182、ベルト150の長手方向に対して斜めに延びる第1−2直線部183、及び第1曲線部182とは反対側へ曲がる第1−2曲線部184が連続している。第1−1曲線部182は、第1の取付端部151の中心と第2の取付端部152の中心との間を結ぶ線から離れるように凹んでいる。同様に、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の取付端部151と第3の取付端部153との間を延びる部分の奥側の縁の形状は、第1の取付端部151側から順番に、ベルト150の短手方向に延びる第2−1直線部191、中央部154側へ凹んだ第2−1曲線部192、ベルト150の長手方向に対して斜めに延びる第2−2直線部193、及び第1曲線部192とは反対側へ曲がる第2−2曲線部194が連続している。第2−1曲線部192は、第1の取付端部151の中心と第3の取付端部153の中心との間を結ぶ線から離れるように凹んでいる。
[1−3.情報処理装置の保持方法及び効果等]
本実施の形態において、情報処理装置100を片手で保持して使用する場合の保持方法について説明する。
図5では、使用者は、第1の開口171から手を挿入して、第2の開口172から親指を出し、第3の開口173から人差し指から小指までの4本の指を出した状態で、第1の筐体101の裏面101aを手のひらで保持している。この保持方法の場合に、親指と人差し指で第1の帯状部161を挟み込むことで、情報処理装置100を安定して保持することができる。さらに、第1の帯状部161が第1の筐体101の奥側に位置しているため、使用者が全部の指または一部の指を折り曲げると、第1の筐体101の奥側の外周面101dに指先が当たる。従って、使用者は、親指と人差し指で第1の帯状部161を挟み込みつつ、第1の筐体101の奥側の外周面101dに指先を当てた状態で、情報処理装置100を保持することができる。
また、使用者は、第1の開口171から手を挿入して、第2の開口172又は第3の開口173の一方から全ての指を出した状態で、第1の筐体101の裏面101aを手のひらで保持する方法を採用することもできる。この場合も、第1の筐体101の奥側の外周面101dに指先を当てることができる。
また、ベルト150は、第1の筐体101の奥側の略中央部から第1の筐体101の側面(第1の側面101b又は第2の側面101c)の近傍まで延びている。このため、第3の開口173から多くの指を出す場合は、第1の筐体101の裏面101aの短手方向に手及び腕を設けるのではなく、図5に示すように、第1の筐体101の裏面101aの短手方向に対して斜めに手及び腕を設けることができる。また、図示しないが、第2の開口172から多くの指を出す場合も同様に、第1の筐体101の裏面101aの短手方向に対して斜めに手及び腕を設けることができる。このように手及び腕を斜めに設けると、第1の筐体101の裏面101aに対する使用者の手及び腕の接触面積が大きくなる。従って、情報処理装置100をより安定して保持することができる。
また、ベルト150の第1の開口171は幅広の開口であるため、使用者の手の挿入方向の自由度が大きい。従って、使用者は、無理のない手の挿入方向を選択することができる。
また、ベルト150は、第1の筐体101の奥側の略中央部から第1の側面101b及び第2の側面101cへそれぞれ延びている。このため、使用者は、右手でも左手でも同じ方法で情報処理装置100を保持することができる。ベルト150は、左右対称な略Y字状であるため、左利き用と右利き用とを兼ねることができる。また、ベルト150が第1の筐体101の奥側の略中央部から片方の側面だけに延びている場合に比べて、使用者は様々な保持方法を選択することができる。
また、第1の取付端部151の近傍に折り返し部155が設けられている。そのため、第1の取付端部151の近傍は、第2の取付端部152の近傍及び第3の取付端部153の近傍よりも、第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間が大きい。さらに、ベルト150が弾性変形する素材で構成されているため、折り返し部155は第1の筐体101の厚さ方向に弾性変形する。折り返し部155は弾性変形部を構成している。そのため、第1の取付端部151の近傍は、第2の取付端部152の近傍及び第3の取付端部153の近傍より、さらに第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間を大きくすることができる。従って、使用者は、第1の帯状部161の外側部分にまで手を入れることができ、第1の帯状部161を指で容易に挟むことができる。
また、ベルト150を弾性変形する素材で構成しているために、ベルト150の弾性力を利用して、使用者の手を第1の筐体101の裏面に押し付けることができる。従って、手とベルト150との一体感を向上させることができる。
また、上述したように、第2の開口172における高さの最高値及び第3の開口173における高さの最高値よりも、第1の開口171における高さの最高値の方が大きい。そのため、第1の開口171から手を挿入した場合に、ベルト150の奥側よりも手前側の方が、手の甲のうち手の厚みが大きい箇所に当接する。そのため、ベルト150に対する手のフィット感を向上させることができる。
また、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁の形状について、ベルト150の奥側には、中央部154側へ凹んだ第1−1曲線部182および第2−1曲線部192が存在している。このため、指の第2関節または第3関節がベルト150の第2の開口172又は第3の開口173から出やすい。第2の開口172又は第3の開口173から奥側へ出た関節は、ベルト150に引っ掛かりやすいので、情報処理装置100をより安定して保持することができる。また、手のひらで保持された情報処理装置100を回転しにくくすることもできる。
また、略矩形のディスプレイ103が縦向きになるように使用者が情報処理装置100を保持する場合に、使用者の親指と人差し指の間にベルト150の第1の帯状部161が引っ掛かる。そのため、使用者は、第1の帯状部161が引っ掛かる手の部位で、情報処理装置100の重さを受け持つことにより、情報処理装置100を容易に保持することができる。なお、ディスプレイ103を縦向きに使用できる場合は、情報処理装置100は、ディスプレイ103に横向きに画像を表示する状態と、ディスプレイ103に縦向きに画像を表示する状態とを切り替え可能に構成されている。この場合に、例えば、情報処理装置100において、情報処理装置100の向きを検出して、その検出結果に応じてディスプレイ103の画像を回転させる画像回転処理が行われる。
また、情報処理装置100は、開閉機構120としてニ軸ヒンジを使用してもよい。この場合は、図6に示すように、ディスプレイ103が設けられた第2の筐体102の前面102aが第1の筐体101とは反対側を向いたまま情報処理装置100を閉じたタブレット状態で、情報処理装置100を使用することができる。この場合も、ディスプレイ103が縦向きになるように使用者が情報処理装置100を保持する場合に、第1の帯状部161が引っ掛かる親指と人差し指の間で、情報処理装置100の重さを受け持つことにより、情報処理装置100を容易に保持することができる。
(実施の形態2)
以下、図7〜8を用いて、実施の形態2を説明する。図7は、本実施の形態における情報処理装置200の表面図である。図8は、本実施の形態における情報処理装置200の裏側の斜視図である。
[2−1.情報処理装置の構成]
図7及び図8に示すように、本実施の形態の情報処理装置200は、タブレット型の情報処理端末(例えば、PDA(Personal Digital Assistant))である。情報処理装置200は、表面にディスプレイ202および操作部210(例えば、タッチパネル)が設けられた筐体201と、筐体201の裏面201aとの間に隙間が形成されるように筐体201に3箇所で取り付けられたベルト150とを備えている。筐体201は、平面視が略矩形状で薄型の筐体である。筐体201は、CPU、メモリー(例えばHDD)、及びバッテリーなどを内蔵している。筐体201の裏面201a(下面)には、後述するベルト150などが設けられている。
情報処理装置200では、筐体201の向きに応じて、ディスプレイ202に表示される画像を回転させる画像回転処理が実行される。情報処理装置200は、筐体201を横向きにするとディスプレイ202を横向きに使用する状態(ディスプレイ202の短手方向が画像の上下方向になる状態)になり、筐体201を縦向きにするとディスプレイ202を縦向きに使用する状態(ディスプレイ202の長手方向が画像の上下方向になる状態)になる。ディスプレイ202は、筐体201の外周の一部を構成する第1長辺201d(図8において左上の長辺)の側が上側になるように画像を表示可能である。
[2−2.ベルトの構成]
図8に示すように、ベルト150は、実施の形態1と同じベルトである。ベルト150は、第1の取付端部151が、筐体201の裏面201aにおける第1長辺201dの側に形成された第1の取付部221に取り付けられる。第2の取付端部152が、筐体201の裏面201aにおける一方の第1短辺201bの側に形成された第2の取付部222に取り付けられる。第3の取付端部153が、筐体201の裏面201aにおいて第1短辺201bに相対する第2短辺201cの側に形成された第3の取付部223に取り付けられる。
ベルト150の3つの取付端部151〜153が筐体201の3つの取付部221〜223に取り付けられた取付状態について説明する。以下では、ベルト150に自重のみが作用する状態(使用者などによりベルト150が引っ張られたり、押されたりしていない状態)について説明する。
ベルト150は、第2の取付端部152から第1の取付端部151までの部分が、図8に示すように、筐体201の第1短辺201bの側から、その第1短辺201bから離れるに従って筐体201の第1長辺201dに近づくように筐体201の裏面201a上を斜めに延びている。また、ベルト150は、図8に示すように、第3の取付端部153から第1の取付端部151までの部分が、筐体201の第2短辺201cの側から、その第2短辺201cから離れるに従って筐体201の第1長辺201dに近づくように筐体201の裏面201a上を斜めに延びている。また、折り返し部155の外端は、筐体201の第1長辺201dと略一直線になっている。なお、折り返し部155の外端は、筐体201の第1長辺201dより内側に位置していてもよい。
ベルト150は、筐体201の裏面201aと共に、使用者の手の入口又は出口となる3つの開口271〜273を形成している。第1の開口271は、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1長辺201dとは反対側の縁が筐体201の裏面201aとの間に形成する開口である。一方、第2の開口272及び第3の開口273は、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1長辺201dの側の縁が筐体201の裏面201aとの間に形成する開口である。ベルト150に自重だけが作用する状態では、第2の開口272における高さの最高値及び第3の開口273における高さの最高値よりも、第1の開口171における高さの最高値の方が大きくなっている。
なお、本実施の形態の筐体201は、第2短辺201cの側が上側となる。例えば、筐体201の表面又は裏面に、第2短辺201cの側が上側となるように文字が付されている。第1長辺201dは、図7において筐体201の左側の辺である。ベルト150は、図7において筐体201の右側の長辺の側に第1の取付端部151が取り付けられるように、本実施の形態とは逆の位置に設けてもよい。
本実施の形態では、上述したように、筐体201の向きに応じて、ディスプレイ202に表示される画像が回転するため、使用者は、図8とは異なり、略矩形のディスプレイ202が縦向きになるように情報処理装置200を使用することができる。このような場合に、使用者の親指と人差し指の間にベルト150の第1の帯状部161が引っ掛かる。そのため、使用者は、第1の帯状部161が引っ掛かる手の部位で、情報処理装置200の重さを受け持つことにより、情報処理装置200を容易に保持することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1〜2では、弾性変形部の一例として、折り返し部155を説明した。しかし、弾性変形部は、これに限定されない。例えば、弾性変形部は、ベルト150のベルト本体部よりも伸縮性の大きい帯状のゴムであってもよい。
また、実施の形態1〜2では、折り返し部155が弾性変形するが、折り返し部155が弾性変形しない素材により構成されていてもよい。
また、実施の形態1〜2において、筐体の奥側に脚部を設ける場合に、ベルト150の中央部154を脚部の下端よりも膨出させてもよい。これにより、情報処理装置が裏面から落下する場合に、ベルト150がクッションの役割を果たす。
また、実施の形態1〜2では、第1の取付端部151を筐体の裏面に取り付けたが、第1の取付端部151を筐体の奥側の外周面に取り付けてもよい。その場合に、折り返し部155を筐体の外側へ突出させてもよいし、筐体の下側へ突出させてもよい。また、実施の形態1〜2では、第2の取付端部151及び第3の取付端部152を筐体の裏面に取り付けたが、筐体の側面に取り付けてもよい。
また、実施の形態1〜2では、ベルトの一例として、3箇所で情報処理装置100に取り付けられるタイプのベルト150を説明した。しかし、ベルトは、これに限定されない。例えば、図9に示すように、2箇所で情報処理装置100に取り付けられるタイプのベルト250であってもよい。この場合に、ベルト250における第1の取付端部251と第2の取付端部252との間の部分は、表面に操作部が設けられた筐体101の一方の側面101bの側から、その一方の側面101bから離れるに従って筐体101の奥側に近づくように筐体101の裏面101a上を斜めに延びている。
また、実施の形態1〜2では、ベルトの一例として、第1の取付端部151の近傍に折り返し部155が設けられているベルト150を説明した。しかし、ベルト150は、これに限定されない。例えば、ベルト150に折り返し部155を設けなくてもよいし、第2の取付端部152の近傍及び第3の取付端部153の近傍にも折り返し部を設けてもよい。
また、実施の形態1〜2では、筐体の長辺の略中央部の近傍に、ベルト150の第1の取付端部151を取り付けていた。しかし、ベルト150の第1の取付端部151は、図10に示すように、筐体101の短手方向において一方の長辺101eの側に取り付ければよく、その長辺101eから離れた位置に取り付けてもよい。また、ベルト150の第1の取付端部151は、筐体101の長手方向において長辺101eの中央部よりも一方の短辺寄りに取り付けてもよい。
また、実施の形態1〜2では、筐体の裏面における側面の略中央部に、ベルト150の第2の取付端部152及び第3の取付端部153を取り付けていた。しかし、ベルト150の第2の取付端部152及び第3の取付端部153は、筐体の手前側に取り付けてもよい。
また、実施の形態1〜2では、ベルト150が取り付けられる筐体は、平面視が略矩形状であったが、例えば平面視が略正方形状であってもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須ではない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されているからといって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定を受けるべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等な範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、情報処理装置の保持に使用されるベルトを備えた情報処理装置等に適用可能である。
100、200 情報処理装置
101 第1の筐体
102 第2の筐体
103 ディスプレイ
110 操作部
120 開閉機構
150、250 ベルト
151 第1の取付端部
152 第2の取付端部
153 第3の取付端部
154 中央部
155 折り返し部
161 第1の帯状部
162 第2の帯状部
163 第3の帯状部
201 筐体
202 ディスプレイ
本開示は、情報処理装置の保持に使用されるベルトを備えた情報処理装置に関する。
特許文献1は、背面筐体部と、背面筐体部と対向する前面筐体部と、背面筐体部の背面部に外部に突出して設けた凸部と、凸部を覆うように前記背面筐体部に固定したベルトとを備えた情報処理装置を開示する。ベルトは、凸部の頂部と対向する位置に貫通部を備えている。使用者は、片手の手のひらで凸部を包み込んで握るように保持する。このとき、貫通部から片手の人差し指、中指あるいは薬指などの第3関節部が突出した状態となる。これにより、片手に対する背面筐体部の密着を強固にできる。
再表2009−101800号公報
本開示は、使用者が情報処理装置を保持する際の安定性を向上させるのに有効なベルトを備えた情報処理装置を提供する。
本開示における情報処理装置は、表面に操作部が設けられた第1の筐体と、ディスプレイが設けられた第2の筐体と、情報処理装置が開閉自在になるように第1の筐体の奥側を第2の筐体に接続する開閉機構と、第1の筐体の裏側に設けられたベルトとを備え、ベルトは、第1の筐体の一方の側面の側に取り付けられた取付箇所から、その一方の側面から離れるに従って第1の筐体の奥側に近づくように第1の筐体の裏面上を斜めに延びて、第1の筐体の奥側に取り付けられた取付箇所に至る。
また、本開示における情報処理装置は、表面にディスプレイおよび操作部が設けられた筐体と、筐体の裏側に設けられたベルトとを備え、ディスプレイは、筐体の外周の一部を構成する第1辺の側が画像の上側になるように画像を表示可能であり、ベルトは、筐体において第1辺が上側に位置する使用状態で、一方の側面の側に取り付けられた取付箇所から、その一方の側面から離れるに従って第1辺に近づくように筐体の裏面上を斜めに延び、第1辺の側に取り付けられた取付箇所に至る。
また、本開示における情報処理装置用のベルトは、情報処理装置において操作部が表面に設けられた筐体に取り付けられて、筐体の裏面との間に隙間を形成する情報処理装置用のベルトであって、ベルト本体部と、ベルト本体部の端部に設けられて、筐体に取り付けられる取付端部と、取付端部の近傍に設けられて、ベルト本体部の裏側へ曲がって折り返す折り返し部とを備えている。
本開示における情報処理装置は、使用者が情報処理装置を保持する際の安定性を向上させるのに有効である。
実施の形態1における情報処理装置の裏側の斜視図 実施の形態1における情報処理装置の裏側を図1とは別の角度から見た斜視図 実施の形態1における情報処理装置の裏面図 実施の形態1におけるベルトの裏面図 実施の形態1における情報処理装置を片手で保持した状態を示す斜視図 実施の形態1における情報処理装置について、タブレット状態で使用できるタイプの情報処理装置を、画面を縦向きにして片手で保持した状態を示す斜視図 実施の形態2における情報処理装置の正面図 実施の形態2における情報処理装置を片手で保持した状態を示す斜視図 その他の実施の形態における、2箇所で取り付けられるタイプのベルトを備えた情報処理装置の裏面図 その他の実施の形態における、実施の形態1〜2とはベルトの取付位置が異なる情報処理装置の裏面図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するものであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜6を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.情報処理装置の構成]
図1は、本実施の形態における情報処理装置100の裏側の斜視図である。図2は、本実施の形態における情報処理装置100の裏側を図1とは別の角度から見た斜視図である。図2では、後述する第2の筐体102、操作部110及び開閉機構120を省略している。図3は、本実施の形態における情報処理装置100の裏面図である。図4は、本実施の形態におけるベルト150の裏面図である。図5は、本実施の形態における情報処理装置100を片手で保持した状態を示す斜視図である。図6は、本実施の形態における情報処理装置100について、タブレット状態で使用できるタイプの情報処理装置100を、画面を縦向きにして片手で保持した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態の情報処理装置100は、ノート型パソコンである。情報処理装置100は、操作部110が表面に設けられた第1の筐体101と、ディスプレイ103(図5参照)が設けられた第2の筐体102と、情報処理装置100が開閉自在になるように第1の筐体101の奥側を第2の筐体102に接続する開閉機構120と、第1の筐体101の裏面101aとの間に隙間が形成されるように第1の筐体101に3箇所で取り付けられたベルト150とを備えている。操作部110は、情報処理装置100に対する使用者の操作を受け付ける部分であり、例えばキーボード及びタッチパッドにより構成されている。また、開閉機構120は、例えばヒンジにより構成されている。
なお、以下では、第1の筐体101において、開閉機構120側を「奥側」といい、その逆側を「手前側」という。また、第1の筐体101の外周面(第1の筐体101の厚さ方向に延びる面)のうち、奥−手前方向に延びる面を「側面」という。
第1の筐体101は、平面視が略矩形状で薄型の筐体である。第1の筐体101は、CPU、メモリー(例えばHDD)、及びバッテリーなどを内蔵している。第1の筐体101の表面(上面)には、上述の操作部110が設けられている。第1の筐体101の裏面101a(下面)には、後述するベルト150、及びバッテリーの取出部(図示省略)などが設けられている。第1の筐体101の外周面には、電気コードの接続端子、及び周辺機器への接続口(例えば、USBポート)などが設けられている(図示省略)。
第2の筐体102は、平面視が略矩形状で薄型の筐体である。第2の筐体102は、正面視の形状及び大きさが、第1の筐体101とほぼ同じである。第2の筐体102では、片面の大部分をディスプレイ103が占めている。第2の筐体102のディスプレイ103は、第1の筐体101と第2の筐体102が重なった閉状態で、第1の筐体101のキーボードに対面する。第2の筐体102では、ディスプレイ103とは反対側の面が、情報処理装置100を保護するためのシールド面になっている。
情報処理装置100は、上記閉状態から、開閉機構120の回転軸を支点にして第1の筐体101の手前側から第2の筐体102が離れるように開くことで、使用者がディスプレイ103を視認可能な開状態に切り替わる。
[1−2.ベルト及び取付部の構成]
まず、ベルト150について説明する。
ベルト150は、使用者が情報処理装置100を持ったまま使用することができるように、操作部110が設けられた第1の筐体101の裏面101aに設けられている。ベルト150は、図2に示すように、第1の筐体101の裏面101a側に、使用者の手を挿通可能な隙間を形成する。図3及び図4に示すように、ベルト150は、3つの取付端部151〜153を有する略Y字状に形成されている。ベルト150は、例えば、エラストマー樹脂により構成されている。なお、ベルト150は、伸縮自在な硬質ゴム、又はポリブチレンテレフタレートなどの弾性を備えた樹脂などにより構成してもよい。
図3を用いてベルト150の形状を説明する。ベルト150は、中央部154から3方向へ延びている。ベルト150は、中央部154と、中央部154から第1の取付端部151まで延びる第1の帯状部161と、中央部154から第2の取付端部152まで延びる第2の帯状部162と、中央部154から第3の取付端部153まで延びる第3の帯状部163とを有する。ベルト150は、第1の取付端部151が第1の筐体101の奥側に取り付けられ、第2の取付端部152が第1の筐体101の第1の側面101bの側に取り付けられ、第3の取付端部153が第1の筐体101の第2の側面101cの側に取り付けられる。
なお、図3に示すように、ベルト150を正面から見ると、第1の帯状部161は第1の取付端部151から中央部154へ向かって真っ直ぐ延びている。以下では、この第1の帯状部161の延伸方向を「ベルト150の短手方向」といい、ベルト150の短手方向に直交する方向を「ベルト150の長手方向」という。また、ベルト150を第1の筐体101に取り付けた状態で、第1の筐体101の裏面101aに対面しない側を「ベルト150の表側」といい、第1の筐体101の裏面101aに対面する側を「ベルト150の裏側」という。
第1の帯状部161は、図2に示すように、ベルト150が折り返すようにベルト150の裏側へ曲がる折り返し部155を有している。折り返し部155は、ベルト150における第1の取付端部151の近傍に設けられている。第1の帯状部161は、ベルト150の中央部154からベルト150の短手方向に真っ直ぐ延びて、折り返し部155でベルト150の裏側へ折り返し、第1の取付端部151に至る。第1の取付端部151は、図4に示すように、2つの半円を直線で繋いだ長円状(レーストラック形状)に形成されている。第1の取付端部151には、座金が設置される長円状の凹部が形成され、その凹部にネジ用の挿通孔(例えば、2つの挿通孔)が形成されている。
第2の帯状部162は、図3に示すように、ベルト150の中央部154からベルト150の長手方向に対して第1の帯状部161と反対側に斜めに延び、外側部分の延伸方向がベルト150の短手方向に近づくように曲がった後に、第2の取付端部152に至る。第2の取付端部152では、ベルト150の表側に凹部152aが形成され、ベルト150の裏側に突起152bが形成されている。第2の取付端部152では、ネジ用の挿通孔(例えば、2つの挿通孔)が、凹部152aの底面から突起152bの先端面に亘って形成されている。
第3の帯状部163は、第1の帯状部161の中心線に対して、第2の帯状部162とは対称に設けられている。第3の帯状部163は、図3に示すように、ベルト150の中央部154からベルト150の長手方向に対して第1の帯状部161と反対側に斜めに延びて、外側部分の延伸方向がベルト150の短手方向に近づくように曲がった後に、第3の取付端部153に至る。第3の取付端部153では、ベルト150の表側に凹部153aが形成され、ベルト150の裏側に突起153bが形成されている。第3の取付端部153では、ネジ用の挿通孔(例えば、2つの挿通孔)が、凹部153aの底面から突起153bの先端面に亘って形成されている。
続いて、図1および図2を参照しながら、第1の筐体101の裏面101aに形成されたベルト用の取付部121〜123について説明する。
第1の筐体101の裏面101aには、第1の取付端部151が取り付けられる第1の取付部121と、第2の取付端部152が取り付けられる第2の取付部122と、第3の取付端部153が取り付けられる第3の取付部123とが形成されている。各取付部121〜123は、第1の筐体101の裏面101aに形成された凹部と、その凹部の底面に開口するネジ穴(例えば、2つのネジ穴)とを有する。
第1の取付部121の凹部は、第1の筐体101の奥側の長辺の略中央部から内側に向かって形成された略矩形状の窪みである。第1の取付端部151は、第1の取付部121の凹部の底面に当接する状態で、第1の取付部121にネジ止めされる。
第2の取付部122及び第3の取付部123の各凹部は、第1の取付部121の凹部よりも面積が小さい略矩形状の窪みである。第1の筐体101の裏面101aでは、第2の取付部122の凹部が第1の側面101bよりも少し内側に形成され、第3の取付部123の凹部が第2の側面101cよりも少し内側に形成されている。第2の取付部122及び第3の取付部123の各凹部は、第1の筐体101の長手方向に延びている。第2の取付端部152は、その突起152bが第2の取付部122の凹部に嵌め込まれた状態で、第2の取付部122にネジ止めされる。同様に、第3の取付端部153は、その突起153bが第3の取付部123の凹部に嵌め込まれた状態で、第3の取付部123にネジ止めされる。
ベルト150の3つの取付端部151〜153が第1の筐体101の3つの取付部121〜123に取り付けられた取付状態について説明する。以下では、ベルト150に自重のみが作用する状態(使用者などによりベルト150が引っ張られたり、押されたりしていない状態)について説明する。
ベルト150は、第2の取付端部152から第1の取付端部151までの部分が、図3に示すように、第1の筐体101の第1の側面101bの側から、その第1の側面101bから離れるに従って第1の筐体101の奥側に近づくように第1の筐体101の裏面101a上を斜めに延びている。この部分は、第1の筐体101の裏面101aの対角線のうち、第1の側面101bの手前側から第2の側面101cの奥側へ延びる対角線よりも奥側に位置している。
また、ベルト150は、図3に示すように、第3の取付端部153から第1の取付端部151までの部分が、第1の筐体101の第2の側面101cの側から、その第2の側面101cから離れるに従って第1の筐体101の奥側に近づくように第1の筐体101の裏面101a上を斜めに延びている。この部分は、第1の筐体101の裏面101aの対角線のうち、第1の側面101bの奥側から第2の側面101cの手前側へ延びる対角線よりも奥側に位置している。
また、第1の帯状部161は、図2に示すように、中央部154から折り返し部155までの部分と、第1の筐体101の裏面101aとの間に、折り返し部155による隙間が形成されている。第1の帯状部161は、折り返し部155から中央部154に近づくに従って、第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間が徐々に大きくなっている。折り返し部155は、第1の取付端部151の位置から見て、第1の筐体101の短手方向の外側に突出している。
また、第2の帯状部162は、図2に示すように、第2の取付端部152の近傍が第1の筐体101の裏面101aに当接し、中央部154に近づくに従って、第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間が徐々に大きくなっている。同様に、第3の帯状部163は、図2に示すように、第3の取付端部153の近傍が第1の筐体101の裏面101aに当接し、中央部154に近づくに従って第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間が徐々に大きくなっている。
また、折り返し部155の外端は、第1の筐体101の奥側の長辺と略一直線になっている。折り返し部155の外端は、第1の筐体101の奥側に設けられるコーナーガード135よりも内側に位置している。コーナーガード135は図3にのみ記載している。なお、折り返し部155の外端は、第1の筐体101の奥側の長辺より内側に位置していてもよい。この場合、折り返し部155の外端が他の物体と接触しにくくなるため、折り返し部155の損傷を抑制することができる。
ベルト150は、第1の筐体101の裏面101aと共に、使用者の手の入口又は出口となる3つの開口171〜173を形成している。第1の開口171は、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の筐体101の手前側の縁が第1の筐体101の裏面101aとの間に形成する手前側開口である。第1の開口171は幅広の開口である。ベルト150を第1の筐体101の手前側から見ると、ベルト150の手前側は弓状に湾曲している。一方、第2の開口172及び第3の開口173は、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の筐体101の奥側の縁が第1の筐体101の裏面101aとの間に形成する奥側開口である。第2の開口172及び第3の開口173は、第1の帯状部161により区画されている。第2の開口172は、第1の帯状部161よりも第1の側面101b側に形成され、第3の開口173は、第1の帯状部161よりも第2の側面101c側に形成されている。ベルト150に自重だけが作用する状態では、第2の開口172における高さの最高値及び第3の開口173における高さの最高値よりも、第1の開口171における高さの最高値の方が大きくなっている。
続いて、正面から見たベルト150の外形形状について説明する。ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の筐体101の手前側の縁の形状は、図3に示すように、第1の筐体101の奥側へ凹んだ曲線(凹曲線)に形成されている。また、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の取付端部151と第2の取付端部152との間を延びる部分の奥側の縁の形状は、第1の取付端部151側から順番に、ベルト150の短手方向に延びる第1−1直線部181、中央部154側へ凹んだ第1−1曲線部182、ベルト150の長手方向に対して斜めに延びる第1−2直線部183、及び第1−1曲線部182とは反対側へ曲がる第1−2曲線部184が連続している。第1−1曲線部182は、第1の取付端部151の中心と第2の取付端部152の中心との間を結ぶ線から離れるように凹んでいる。同様に、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1の取付端部151と第3の取付端部153との間を延びる部分の奥側の縁の形状は、第1の取付端部151側から順番に、ベルト150の短手方向に延びる第2−1直線部191、中央部154側へ凹んだ第2−1曲線部192、ベルト150の長手方向に対して斜めに延びる第2−2直線部193、及び第2−1曲線部192とは反対側へ曲がる第2−2曲線部194が連続している。第2−1曲線部192は、第1の取付端部151の中心と第3の取付端部153の中心との間を結ぶ線から離れるように凹んでいる。
[1−3.情報処理装置の保持方法及び効果等]
本実施の形態において、情報処理装置100を片手で保持して使用する場合の保持方法について説明する。
図5では、使用者は、第1の開口171から手を挿入して、第2の開口172から親指を出し、第3の開口173から人差し指から小指までの4本の指を出した状態で、第1の筐体101の裏面101aを手のひらで保持している。この保持方法の場合に、親指と人差し指で第1の帯状部161を挟み込むことで、情報処理装置100を安定して保持することができる。さらに、第1の帯状部161が第1の筐体101の奥側に位置しているため、使用者が全部の指または一部の指を折り曲げると、第1の筐体101の奥側の外周面101dに指先が当たる。従って、使用者は、親指と人差し指で第1の帯状部161を挟み込みつつ、第1の筐体101の奥側の外周面101dに指先を当てた状態で、情報処理装置100を保持することができる。
また、使用者は、第1の開口171から手を挿入して、第2の開口172又は第3の開口173の一方から全ての指を出した状態で、第1の筐体101の裏面101aを手のひらで保持する方法を採用することもできる。この場合も、第1の筐体101の奥側の外周面101dに指先を当てることができる。
また、ベルト150は、第1の筐体101の奥側の略中央部から第1の筐体101の側面(第1の側面101b又は第2の側面101c)の近傍まで延びている。このため、第3の開口173から多くの指を出す場合は、第1の筐体101の裏面101aの短手方向に手及び腕を設けるのではなく、図5に示すように、第1の筐体101の裏面101aの短手方向に対して斜めに手及び腕を設けることができる。また、図示しないが、第2の開口172から多くの指を出す場合も同様に、第1の筐体101の裏面101aの短手方向に対して斜めに手及び腕を設けることができる。このように手及び腕を斜めに設けると、第1の筐体101の裏面101aに対する使用者の手及び腕の接触面積が大きくなる。従って、情報処理装置100をより安定して保持することができる。
また、ベルト150の第1の開口171は幅広の開口であるため、使用者の手の挿入方向の自由度が大きい。従って、使用者は、無理のない手の挿入方向を選択することができる。
また、ベルト150は、第1の筐体101の奥側の略中央部から第1の側面101b及び第2の側面101cへそれぞれ延びている。このため、使用者は、右手でも左手でも同じ方法で情報処理装置100を保持することができる。ベルト150は、左右対称な略Y字状であるため、左利き用と右利き用とを兼ねることができる。また、ベルト150が第1の筐体101の奥側の略中央部から片方の側面だけに延びている場合に比べて、使用者は様々な保持方法を選択することができる。
また、第1の取付端部151の近傍に折り返し部155が設けられている。そのため、第1の取付端部151の近傍は、第2の取付端部152の近傍及び第3の取付端部153の近傍よりも、第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間が大きい。さらに、ベルト150が弾性変形する素材で構成されているため、折り返し部155は第1の筐体101の厚さ方向に弾性変形する。折り返し部155は弾性変形部を構成している。そのため、第1の取付端部151の近傍は、第2の取付端部152の近傍及び第3の取付端部153の近傍より、さらに第1の筐体101の裏面101aとの間の隙間を大きくすることができる。従って、使用者は、第1の帯状部161の外側部分にまで手を入れることができ、第1の帯状部161を指で容易に挟むことができる。
また、ベルト150を弾性変形する素材で構成しているために、ベルト150の弾性力を利用して、使用者の手を第1の筐体101の裏面に押し付けることができる。従って、手とベルト150との一体感を向上させることができる。
また、上述したように、第2の開口172における高さの最高値及び第3の開口173における高さの最高値よりも、第1の開口171における高さの最高値の方が大きい。そのため、第1の開口171から手を挿入した場合に、ベルト150の奥側よりも手前側の方が、手の甲のうち手の厚みが大きい箇所に当接する。そのため、ベルト150に対する手のフィット感を向上させることができる。
また、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁の形状について、ベルト150の奥側には、中央部154側へ凹んだ第1−1曲線部182および第2−1曲線部192が存在している。このため、指の第2関節または第3関節がベルト150の第2の開口172又は第3の開口173から出やすい。第2の開口172又は第3の開口173から奥側へ出た関節は、ベルト150に引っ掛かりやすいので、情報処理装置100をより安定して保持することができる。また、手のひらで保持された情報処理装置100を回転しにくくすることもできる。
また、略矩形のディスプレイ103が縦向きになるように使用者が情報処理装置100を保持する場合に、使用者の親指と人差し指の間にベルト150の第1の帯状部161が引っ掛かる。そのため、使用者は、第1の帯状部161が引っ掛かる手の部位で、情報処理装置100の重さを受け持つことにより、情報処理装置100を容易に保持することができる。なお、ディスプレイ103を縦向きに使用できる場合は、情報処理装置100は、ディスプレイ103に横向きに画像を表示する状態と、ディスプレイ103に縦向きに画像を表示する状態とを切り替え可能に構成されている。この場合に、例えば、情報処理装置100において、情報処理装置100の向きを検出して、その検出結果に応じてディスプレイ103の画像を回転させる画像回転処理が行われる。
また、情報処理装置100は、開閉機構120としてニ軸ヒンジを使用してもよい。この場合は、図6に示すように、ディスプレイ103が設けられた第2の筐体102の前面102aが第1の筐体101とは反対側を向いたまま情報処理装置100を閉じたタブレット状態で、情報処理装置100を使用することができる。この場合も、ディスプレイ103が縦向きになるように使用者が情報処理装置100を保持する場合に、第1の帯状部161が引っ掛かる親指と人差し指の間で、情報処理装置100の重さを受け持つことにより、情報処理装置100を容易に保持することができる。
(実施の形態2)
以下、図7〜8を用いて、実施の形態2を説明する。図7は、本実施の形態における情報処理装置200の表面図である。図8は、本実施の形態における情報処理装置200の裏側の斜視図である。
[2−1.情報処理装置の構成]
図7及び図8に示すように、本実施の形態の情報処理装置200は、タブレット型の情報処理端末(例えば、PDA(Personal Digital Assistant))である。情報処理装置200は、表面にディスプレイ202および操作部210(例えば、タッチパネル)が設けられた筐体201と、筐体201の裏面201aとの間に隙間が形成されるように筐体201に3箇所で取り付けられたベルト150とを備えている。筐体201は、平面視が略矩形状で薄型の筐体である。筐体201は、CPU、メモリー(例えばHDD)、及びバッテリーなどを内蔵している。筐体201の裏面201a(下面)には、後述するベルト150などが設けられている。
情報処理装置200では、筐体201の向きに応じて、ディスプレイ202に表示される画像を回転させる画像回転処理が実行される。情報処理装置200は、筐体201を横向きにするとディスプレイ202を横向きに使用する状態(ディスプレイ202の短手方向が画像の上下方向になる状態)になり、筐体201を縦向きにするとディスプレイ202を縦向きに使用する状態(ディスプレイ202の長手方向が画像の上下方向になる状態)になる。ディスプレイ202は、筐体201の外周の一部を構成する第1長辺201d(図8において左上の長辺)の側が上側になるように画像を表示可能である。
[2−2.ベルトの構成]
図8に示すように、ベルト150は、実施の形態1と同じベルトである。ベルト150は、第1の取付端部151が、筐体201の裏面201aにおける第1長辺201dの側に形成された第1の取付部221に取り付けられる。第2の取付端部152が、筐体201の裏面201aにおける一方の第1短辺201bの側に形成された第2の取付部222に取り付けられる。第3の取付端部153が、筐体201の裏面201aにおいて第1短辺201bに相対する第2短辺201cの側に形成された第3の取付部223に取り付けられる。
ベルト150の3つの取付端部151〜153が筐体201の3つの取付部221〜223に取り付けられた取付状態について説明する。以下では、ベルト150に自重のみが作用する状態(使用者などによりベルト150が引っ張られたり、押されたりしていない状態)について説明する。
ベルト150は、第2の取付端部152から第1の取付端部151までの部分が、図8に示すように、筐体201の第1短辺201bの側から、その第1短辺201bから離れるに従って筐体201の第1長辺201dに近づくように筐体201の裏面201a上を斜めに延びている。また、ベルト150は、図8に示すように、第3の取付端部153から第1の取付端部151までの部分が、筐体201の第2短辺201cの側から、その第2短辺201cから離れるに従って筐体201の第1長辺201dに近づくように筐体201の裏面201a上を斜めに延びている。また、折り返し部155の外端は、筐体201の第1長辺201dと略一直線になっている。なお、折り返し部155の外端は、筐体201の第1長辺201dより内側に位置していてもよい。
ベルト150は、筐体201の裏面201aと共に、使用者の手の入口又は出口となる3つの開口271〜273を形成している。第1の開口271は、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1長辺201dとは反対側の縁が筐体201の裏面201aとの間に形成する開口である。一方、第2の開口272及び第3の開口273は、ベルト150においてその延伸方向に延びる縁のうち、第1長辺201dの側の縁が筐体201の裏面201aとの間に形成する開口である。ベルト150に自重だけが作用する状態では、第2の開口272における高さの最高値及び第3の開口273における高さの最高値よりも、第1の開口271における高さの最高値の方が大きくなっている。
なお、本実施の形態の筐体201は、第2短辺201cの側が上側となる。例えば、筐体201の表面又は裏面に、第2短辺201cの側が上側となるように文字が付されている。第1長辺201dは、図7において筐体201の左側の辺である。ベルト150は、図7において筐体201の右側の長辺の側に第1の取付端部151が取り付けられるように、本実施の形態とは逆の位置に設けてもよい。
本実施の形態では、上述したように、筐体201の向きに応じて、ディスプレイ202に表示される画像が回転するため、使用者は、図8とは異なり、略矩形のディスプレイ202が縦向きになるように情報処理装置200を使用することができる。このような場合に、使用者の親指と人差し指の間にベルト150の第1の帯状部161が引っ掛かる。そのため、使用者は、第1の帯状部161が引っ掛かる手の部位で、情報処理装置200の重さを受け持つことにより、情報処理装置200を容易に保持することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1〜2では、弾性変形部の一例として、折り返し部155を説明した。しかし、弾性変形部は、これに限定されない。例えば、弾性変形部は、ベルト150のベルト本体部よりも伸縮性の大きい帯状のゴムであってもよい。
また、実施の形態1〜2では、折り返し部155が弾性変形するが、折り返し部155が弾性変形しない素材により構成されていてもよい。
また、実施の形態1〜2において、筐体の奥側に脚部を設ける場合に、ベルト150の中央部154を脚部の下端よりも膨出させてもよい。これにより、情報処理装置が裏面から落下する場合に、ベルト150がクッションの役割を果たす。
また、実施の形態1〜2では、第1の取付端部151を筐体の裏面に取り付けたが、第1の取付端部151を筐体の奥側の外周面に取り付けてもよい。その場合に、折り返し部155を筐体の外側へ突出させてもよいし、筐体の下側へ突出させてもよい。また、実施の形態1〜2では、第2の取付端部151及び第3の取付端部152を筐体の裏面に取り付けたが、筐体の側面に取り付けてもよい。
また、実施の形態1〜2では、ベルトの一例として、3箇所で情報処理装置100に取り付けられるタイプのベルト150を説明した。しかし、ベルトは、これに限定されない。例えば、図9に示すように、2箇所で情報処理装置100に取り付けられるタイプのベルト250であってもよい。この場合に、ベルト250における第1の取付端部251と第2の取付端部252との間の部分は、表面に操作部が設けられた筐体101の一方の側面101bの側から、その一方の側面101bから離れるに従って筐体101の奥側に近づくように筐体101の裏面101a上を斜めに延びている。
また、実施の形態1〜2では、ベルトの一例として、第1の取付端部151の近傍に折り返し部155が設けられているベルト150を説明した。しかし、ベルト150は、これに限定されない。例えば、ベルト150に折り返し部155を設けなくてもよいし、第2の取付端部152の近傍及び第3の取付端部153の近傍にも折り返し部を設けてもよい。
また、実施の形態1〜2では、筐体の長辺の略中央部の近傍に、ベルト150の第1の取付端部151を取り付けていた。しかし、ベルト150の第1の取付端部151は、図10に示すように、筐体101の短手方向において一方の長辺101eの側に取り付ければよく、その長辺101eから離れた位置に取り付けてもよい。また、ベルト150の第1の取付端部151は、筐体101の長手方向において長辺101eの中央部よりも一方の短辺寄りに取り付けてもよい。
また、実施の形態1〜2では、筐体の裏面における側面の略中央部に、ベルト150の第2の取付端部152及び第3の取付端部153を取り付けていた。しかし、ベルト150の第2の取付端部152及び第3の取付端部153は、筐体の手前側に取り付けてもよい。
また、実施の形態1〜2では、ベルト150が取り付けられる筐体は、平面視が略矩形状であったが、例えば平面視が略正方形状であってもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須ではない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されているからといって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定を受けるべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等な範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、情報処理装置の保持に使用されるベルトを備えた情報処理装置等に適用可能である。
100、200 情報処理装置
101 第1の筐体
102 第2の筐体
103 ディスプレイ
110 操作部
120 開閉機構
150、250 ベルト
151 第1の取付端部
152 第2の取付端部
153 第3の取付端部
154 中央部
155 折り返し部
161 第1の帯状部
162 第2の帯状部
163 第3の帯状部
201 筐体
202 ディスプレイ

Claims (20)

  1. 情報処理装置であって、
    表面に操作部が設けられた第1の筐体と、
    ディスプレイが設けられた第2の筐体と、
    当該情報処理装置が開閉自在になるように前記第1の筐体の奥側を前記第2の筐体に接続する開閉機構と、
    前記第1の筐体の裏側に設けられたベルトとを備え、
    前記ベルトは、前記第1の筐体の一方の側面の側に取り付けられた取付箇所から、該一方の側面から離れるに従って前記第1の筐体の奥側に近づくように前記第1の筐体の裏面上を斜めに延びて、前記第1の筐体の奥側に取り付けられた取付箇所に至ることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ベルトでは、前記取付箇所の少なくとも1つの近傍に、前記第1の筐体の厚さ方向に弾性変形する弾性変形部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ベルトは、前記第1の筐体の裏面に対面する側が裏側であり、
    前記ベルトでは、前記取付箇所の少なくとも1つの近傍に、前記ベルトの裏側へ曲がって折り返す折り返し部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ベルトでは、前記第1の筐体の奥側に取り付けられた取付箇所の近傍だけに、前記折り返し部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ベルトでは、前記第1の筐体の奥側に取り付けられた取付箇所の近傍に、前記折り返し部が設けられ、該折り返し部の外端が、前記第1の筐体の奥側の辺と略一直線になっている、または、前記奥側の辺より内側に位置していることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記ベルトにおいてその延伸方向に延びる縁のうち、前記第1の筐体の奥側の縁が前記第1筐体の裏面との間に形成する開口を第1開口とし、前記第1の筐体の手前側の縁が前記第1の筐体の裏面との間に形成する開口を第2開口とした場合に、
    前記ベルトは、前記第1開口における高さの最高値よりも、前記第2開口における高さの最高値の方が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記ベルトは、前記第1の筐体の奥側に取り付けられた取付箇所から延びて2手に分岐し、分岐した一方が、前記第1の筐体の一方の側面の側に取り付けられ、分岐した他方が、前記第1の筐体の他方の側面の側に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記ベルトにおいてその延伸方向に延びる縁のうち、前記第1の筐体の奥側の縁の形状は、前記取付箇所の間を結ぶ線から離れるように凹んだ曲線部を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記ベルトは、エラストマー樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記ディスプレイに横向きに画像を表示する状態と、前記ディスプレイに縦向きに画像を表示する状態とを切り替え可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置であって、
    表面にディスプレイおよび操作部が設けられた筐体と、
    前記筐体の裏側に設けられたベルトとを備え、
    前記ディスプレイは、前記筐体の外周の一部を構成する第1辺の側が画像の上側になるように画像を表示可能であり、
    前記ベルトは、前記筐体において前記第1辺が上側に位置する使用状態で、一方の側面の側に取り付けられた取付箇所から、該一方の側面から離れるに従って前記第1辺に近づくように前記筐体の裏面上を斜めに延び、前記第1辺の側に取り付けられた取付箇所に至ることを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記ベルトでは、前記取付箇所の少なくとも1つの近傍に、前記筐体の厚さ方向に弾性変形する弾性変形部が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記ベルトは、前記筐体の裏面に対面する側が裏側であり、
    前記ベルトでは、前記取付箇所の少なくとも1つの近傍に、前記ベルトの裏側へ曲がって折り返す折り返し部が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記ベルトでは、前記第1辺の側に取り付けられた取付箇所の近傍だけに、前記折り返し部が設けられていることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記ベルトでは、前記第1辺の側に取り付けられた取付箇所の近傍に、前記折り返し部が設けられ、該折り返し部の外端が、前記筐体の前記第1辺と略一直線になっている、または、前記第1辺より内側に位置していることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 前記ベルトにおいてその延伸方向に延びる縁のうち、前記筐体の前記第1辺の側の縁が前記筐体の裏面との間に形成する開口を第1開口とし、前記筐体における前記第1辺に相対する第2辺の側の縁が前記筐体の裏面との間に形成する開口を第2開口とした場合に、
    前記ベルトは、前記第1開口における高さの最高値よりも、前記第2開口における高さの最高値の方が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  17. 前記使用状態の前記ベルトは、前記筐体の前記第1辺の側に取り付けられた取付箇所から延びて2手に分岐し、分岐した一方が、前記筐体の一方の側面の側に取り付けられ、分岐した他方が、前記筐体の他方の側面の側に取り付けられていることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  18. 前記ベルトにおいてその延伸方向に延びる縁のうち、前記第1辺の側の縁の形状は、前記取付箇所の間を結ぶ線から離れるように凹んだ曲線部を含むことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  19. 前記ベルトは、エラストマー樹脂により構成されていることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  20. 情報処理装置において操作部が表面に設けられた筐体に取り付けられて、前記筐体の裏面との間に隙間を形成する情報処理装置用のベルトであって、
    ベルト本体部と、
    前記ベルト本体部の端部に設けられて、前記筐体に取り付けられる取付端部と、
    前記取付端部の近傍に設けられて、前記ベルト本体部の裏側へ曲がって折り返す折り返し部とを備えていることを特徴とする情報処理装置用のベルト。
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