JP3202882B2 - タ ブ - Google Patents
タ ブInfo
- Publication number
- JP3202882B2 JP3202882B2 JP34094694A JP34094694A JP3202882B2 JP 3202882 B2 JP3202882 B2 JP 3202882B2 JP 34094694 A JP34094694 A JP 34094694A JP 34094694 A JP34094694 A JP 34094694A JP 3202882 B2 JP3202882 B2 JP 3202882B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raising
- pressing
- force
- tab
- triggering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D17/00—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
- B65D17/28—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness
- B65D17/401—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall
- B65D17/4012—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall for opening partially by means of a tearing tab
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S220/00—Receptacles
- Y10S220/906—Beverage can, i.e. beer, soda
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、缶容器の上パネル
を、同上パネルに形成されたスコア線に沿って破断して
開口するためのタブに関する。
を、同上パネルに形成されたスコア線に沿って破断して
開口するためのタブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6の如く、タブ100はその一
方側に引き起こし部Kを、他方側に押圧部Nをそれぞれ
有し、引き起こし部Kと押圧部Nの中間に略U字形の切
線又は切欠200により形成された舌片状の固着部Mを
有しており、固着部Mの一部において缶容器の上パネル
Pにリベット等の固着具Rによってタブの周縁が上パネ
ルに密着する状態で固着されている。
方側に引き起こし部Kを、他方側に押圧部Nをそれぞれ
有し、引き起こし部Kと押圧部Nの中間に略U字形の切
線又は切欠200により形成された舌片状の固着部Mを
有しており、固着部Mの一部において缶容器の上パネル
Pにリベット等の固着具Rによってタブの周縁が上パネ
ルに密着する状態で固着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、固着具Rの押圧部N側端部が切線又は切欠200
の押圧部N側の両端部S,Sを結ぶ直線T上に設けられ
ているため、図7に示されている引き起こし部Kに指先
等をかける当初の段階で直ちに押圧部Nの先端が上パネ
ルPの表面に当たる。さらに、引き起こし部Kを図8に
示されるように引き起こされることにより、押圧部Nの
押圧力により上パネルPがスコア線SLに沿って剪断さ
れて蓋Cが開封される。すなわち、引き起こし力が当初
から開封力となって上パネルの面に働き始めるため、タ
ブの引き起こし時の初期から大きな力が必要となるた
め、タブの引き起こし部Kと上パネルPの間の狭い隙間
に指先を挿入して初期の引き起こしを行うことが困難で
あった。
では、固着具Rの押圧部N側端部が切線又は切欠200
の押圧部N側の両端部S,Sを結ぶ直線T上に設けられ
ているため、図7に示されている引き起こし部Kに指先
等をかける当初の段階で直ちに押圧部Nの先端が上パネ
ルPの表面に当たる。さらに、引き起こし部Kを図8に
示されるように引き起こされることにより、押圧部Nの
押圧力により上パネルPがスコア線SLに沿って剪断さ
れて蓋Cが開封される。すなわち、引き起こし力が当初
から開封力となって上パネルの面に働き始めるため、タ
ブの引き起こし時の初期から大きな力が必要となるた
め、タブの引き起こし部Kと上パネルPの間の狭い隙間
に指先を挿入して初期の引き起こしを行うことが困難で
あった。
【0004】従って、タブの引き起こしに大きな力を必
要とするため、初期の引き起こし時に指先を痛めたり、
爪先を破損する等の危険があり、タブの引き起こし時の
安全性に問題があった。
要とするため、初期の引き起こし時に指先を痛めたり、
爪先を破損する等の危険があり、タブの引き起こし時の
安全性に問題があった。
【0005】上記の問題を軽減するため、図示しない
が、タブの引き起こし部先端付近を下面に凹面となるよ
うに湾曲させて引き起こし部と上パネルの表面との間に
若干の隙間を設け、又は、引き起こし部直下の上パネル
の一部に若干の窪みを形成して指先の挿入の容易化を図
ったものがあるが、引き起こしの当初から大きな力を要
求される点に改善効果は見られない。
が、タブの引き起こし部先端付近を下面に凹面となるよ
うに湾曲させて引き起こし部と上パネルの表面との間に
若干の隙間を設け、又は、引き起こし部直下の上パネル
の一部に若干の窪みを形成して指先の挿入の容易化を図
ったものがあるが、引き起こしの当初から大きな力を要
求される点に改善効果は見られない。
【0006】その理由は、従来のタブは、いずれも、固
着具の押圧部側端部と切り欠き部の両端部が引き起こし
部、固着点及び押圧部を結ぶ直線と直交する直線T上に
併設されているため、タブの引き起こし力が、直ちに固
着点を支点として方向転換し、押圧部に伝わり押圧剪断
力となるため、缶パネルの開封に大きな力を必要とする
からである。
着具の押圧部側端部と切り欠き部の両端部が引き起こし
部、固着点及び押圧部を結ぶ直線と直交する直線T上に
併設されているため、タブの引き起こし力が、直ちに固
着点を支点として方向転換し、押圧部に伝わり押圧剪断
力となるため、缶パネルの開封に大きな力を必要とする
からである。
【0007】本発明は、上記の点に鑑み、上パネルに密
着する状態で固着されるタブにおいて、引き起こし当初
に小さい力で容易に引き起こし部と上パネルの間に指先
を挿入しうる隙間を形成することができ、かつ、引き続
き加えられる引き起こし力が効率的に剪断力に転換さ
れ、従来より小さい力で開封することができるタブを提
供することを目的とする。
着する状態で固着されるタブにおいて、引き起こし当初
に小さい力で容易に引き起こし部と上パネルの間に指先
を挿入しうる隙間を形成することができ、かつ、引き続
き加えられる引き起こし力が効率的に剪断力に転換さ
れ、従来より小さい力で開封することができるタブを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、一方側に設けられた引き起こし部と、そ
の引き起こし部と一体に形成され、他方側に設けられた
押圧部と、U略字形の切線又は切欠により形成されて前
記引き起こし部と前記押圧部の一方から他方に延長する
舌片状の固着部とを有し、缶容器の上パネルにほぼ密着
させた状態で前記固着部の一部に固着具により固着され
るタブにおいて、前記切線又は切欠の端部を前記固着具
の端部から前記押圧部又は前記引き起こし部方向に延長
して、その間に折曲支持部を形成するとともに、前記押
圧部に前記折曲支持部付近において下方に突出する突出
部を設けてなり、前記折曲支持部は、前記引き起こし部
に加えられる初期の引き起こし力により上方に折曲して
起立され、前記上パネルと前記引き起こし部との間に指
の挿入を可能にする隙間を形成し、前記引き起こし部に
引続き加えられる引き起こし力により、前記起立した折
曲支持部の上端を通る直線に沿った部分が支点となると
ともに、前記引き起こし部が力点、前記押圧部が作用点
となって、てこの原理により前記引き起こし力を増大さ
せて前記押圧部の先端に伝達するものであり、前記突出
部は、前記引き起こし部の引き起こしに伴って前記折曲
支持部が起立した際に折曲支持部に密着して前記折曲支
持部の前記押圧部に対する屈曲角度を固定するものであ
ることを特徴としている。
め、本発明は、一方側に設けられた引き起こし部と、そ
の引き起こし部と一体に形成され、他方側に設けられた
押圧部と、U略字形の切線又は切欠により形成されて前
記引き起こし部と前記押圧部の一方から他方に延長する
舌片状の固着部とを有し、缶容器の上パネルにほぼ密着
させた状態で前記固着部の一部に固着具により固着され
るタブにおいて、前記切線又は切欠の端部を前記固着具
の端部から前記押圧部又は前記引き起こし部方向に延長
して、その間に折曲支持部を形成するとともに、前記押
圧部に前記折曲支持部付近において下方に突出する突出
部を設けてなり、前記折曲支持部は、前記引き起こし部
に加えられる初期の引き起こし力により上方に折曲して
起立され、前記上パネルと前記引き起こし部との間に指
の挿入を可能にする隙間を形成し、前記引き起こし部に
引続き加えられる引き起こし力により、前記起立した折
曲支持部の上端を通る直線に沿った部分が支点となると
ともに、前記引き起こし部が力点、前記押圧部が作用点
となって、てこの原理により前記引き起こし力を増大さ
せて前記押圧部の先端に伝達するものであり、前記突出
部は、前記引き起こし部の引き起こしに伴って前記折曲
支持部が起立した際に折曲支持部に密着して前記折曲支
持部の前記押圧部に対する屈曲角度を固定するものであ
ることを特徴としている。
【0009】
【作用】引き起こし部に引き起こし力を加えると、押圧
部の先端が缶容器の上パネルに密着して止められている
ので、引き起こし力により先ず折曲支持部が折曲げられ
て起立されると同時に、押圧部が固着点方向に移動され
るため、引き起こし部と上パネルの間に、指先を挿入し
うる隙間が形成される。その隙間に指先を挿入して、さ
らに引き起こし部に引き起こし力を加えると、タブに
は、引き起こし部を力点、起立した折曲支持部の上端を
通る直線に沿った部分を支点、押圧部先端を作用点とす
る、テコの原理が働き、引き起こし力が押圧部による押
圧力に転換され、かつ、大幅に増大されて押圧部の先端
から缶の蓋に加えられる。
部の先端が缶容器の上パネルに密着して止められている
ので、引き起こし力により先ず折曲支持部が折曲げられ
て起立されると同時に、押圧部が固着点方向に移動され
るため、引き起こし部と上パネルの間に、指先を挿入し
うる隙間が形成される。その隙間に指先を挿入して、さ
らに引き起こし部に引き起こし力を加えると、タブに
は、引き起こし部を力点、起立した折曲支持部の上端を
通る直線に沿った部分を支点、押圧部先端を作用点とす
る、テコの原理が働き、引き起こし力が押圧部による押
圧力に転換され、かつ、大幅に増大されて押圧部の先端
から缶の蓋に加えられる。
【0010】押圧部に、折曲支持部付近において下方に
突出して引き起こし部の引き起こしに伴って折曲支持部
が起立した際に折曲支持部に密着する突出部を設けたの
で、引き起こし部が引き起こされる際に、折曲支持部が
押圧部に対して過度に屈曲することが抑止される。従っ
て、タブの引起しの際に押圧部の先端が上パネルの表面
を軽く滑ってしまって押圧力が逃げることなく、安定し
た形で上パネルの表面を確実に押下する。従って、引き
起こし力はテコの原理により増大され、かつ、効率良く
剪断力に転換されるので、小さな力で容易かつ確実に缶
を開封することができる。
突出して引き起こし部の引き起こしに伴って折曲支持部
が起立した際に折曲支持部に密着する突出部を設けたの
で、引き起こし部が引き起こされる際に、折曲支持部が
押圧部に対して過度に屈曲することが抑止される。従っ
て、タブの引起しの際に押圧部の先端が上パネルの表面
を軽く滑ってしまって押圧力が逃げることなく、安定し
た形で上パネルの表面を確実に押下する。従って、引き
起こし力はテコの原理により増大され、かつ、効率良く
剪断力に転換されるので、小さな力で容易かつ確実に缶
を開封することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は第1実施例のタブが取付けられた缶の平面図であ
り、図2は図1のV−V線断面図、図3はタブの初期の
引き起こし作業時の状態を示す図2に対応する断面図で
ある。タブ1は、従来と同様に、一枚のアルミ板で作ら
れ、一端に引き起こし部3を有するとともに、他端に押
圧部2を有し、押圧部2と引き起こし部3の間に略U字
状の切線又は切欠5により形成されて、押圧部2から引
き起こし部3の方向に延長する舌片状の固着部6を有し
ており、その固着部6においてリベット等の固着具Rに
より缶容器Cの上パネル4に固着してある。
1は第1実施例のタブが取付けられた缶の平面図であ
り、図2は図1のV−V線断面図、図3はタブの初期の
引き起こし作業時の状態を示す図2に対応する断面図で
ある。タブ1は、従来と同様に、一枚のアルミ板で作ら
れ、一端に引き起こし部3を有するとともに、他端に押
圧部2を有し、押圧部2と引き起こし部3の間に略U字
状の切線又は切欠5により形成されて、押圧部2から引
き起こし部3の方向に延長する舌片状の固着部6を有し
ており、その固着部6においてリベット等の固着具Rに
より缶容器Cの上パネル4に固着してある。
【0012】この場合、固着具Rによる固着点は、切線
又は切欠5の押圧部2側の両端部11を結ぶ直線L1 よ
りも引き起こし部3側に偏移されており、直線L1 と固
着具Rの押圧部2側の端部を通る、直線L1 と平行な直
線L2 との間の部分で折曲支持部7が形成されている。
本発明においては、押圧部2に、折曲支持部7の付近に
おいて窪み15を形成して、上パネル4方向に突出する
突出部16が形成されている。窪み15は、折曲支持部
7至近を最も深くされて、突出部16の傾斜する下面は
押圧部2の下面とほぼ同一の位置まで突出され、突出部
16の折曲支持部7に隣接する立上り壁16aは、タブ
1の面に対し略直角に設けてある。
又は切欠5の押圧部2側の両端部11を結ぶ直線L1 よ
りも引き起こし部3側に偏移されており、直線L1 と固
着具Rの押圧部2側の端部を通る、直線L1 と平行な直
線L2 との間の部分で折曲支持部7が形成されている。
本発明においては、押圧部2に、折曲支持部7の付近に
おいて窪み15を形成して、上パネル4方向に突出する
突出部16が形成されている。窪み15は、折曲支持部
7至近を最も深くされて、突出部16の傾斜する下面は
押圧部2の下面とほぼ同一の位置まで突出され、突出部
16の折曲支持部7に隣接する立上り壁16aは、タブ
1の面に対し略直角に設けてある。
【0013】切線又は切欠5の押圧部2側の両端部11
を結ぶ直線L1 と固着具Rの押圧部2側の端部を通る、
直線L1 と平行な直線L2 との間に折曲支持部7を形成
し、折曲支持部7の付近に突出部16を設けたことによ
り、引き起こし部3に指先をかけて引き起こす際に次の
ような作用効果が得られる。
を結ぶ直線L1 と固着具Rの押圧部2側の端部を通る、
直線L1 と平行な直線L2 との間に折曲支持部7を形成
し、折曲支持部7の付近に突出部16を設けたことによ
り、引き起こし部3に指先をかけて引き起こす際に次の
ような作用効果が得られる。
【0014】すなわち、上パネル4の開封作業をしよう
として、引き起こし部3の先端に指先等を当て、上パネ
ル4との間に挿入するようにその引き起こし部の先端に
上向きの若干の力を加えると、押圧部2の先端が上パネ
ル4の上面に当接しているため、あるいは直ちに当接す
るため、引き起こし力は切線又は切欠5の両端部11を
結ぶ直線L1 を支点として方向を転換し、押圧部2の先
端がスコア線9の内側部分に相当する蓋8を押下する。
このときの押圧力はスコア線を剪断する程大きくないの
で、押圧部2の先端は蓋8から反力を受ける。
として、引き起こし部3の先端に指先等を当て、上パネ
ル4との間に挿入するようにその引き起こし部の先端に
上向きの若干の力を加えると、押圧部2の先端が上パネ
ル4の上面に当接しているため、あるいは直ちに当接す
るため、引き起こし力は切線又は切欠5の両端部11を
結ぶ直線L1 を支点として方向を転換し、押圧部2の先
端がスコア線9の内側部分に相当する蓋8を押下する。
このときの押圧力はスコア線を剪断する程大きくないの
で、押圧部2の先端は蓋8から反力を受ける。
【0015】このため、続いて引き起こし部3に加えら
れる引き起こし力と押圧部2からの反力により、折曲支
持部7は、図3に示すように、直線L1 に沿って山折り
に、直線L2 に沿って谷折りにそれぞれ徐々に折れ曲げ
られて起立すると同時に押圧部2が上パネル面を滑って
固着部6の方向に移動するため、タブの引き起こし作業
の初期に小さい力で引き起こし部3を引き起こして、引
き起こし部と上パネル4との間に、指先を十分に挿入し
うる隙間を容易に形成することができる。
れる引き起こし力と押圧部2からの反力により、折曲支
持部7は、図3に示すように、直線L1 に沿って山折り
に、直線L2 に沿って谷折りにそれぞれ徐々に折れ曲げ
られて起立すると同時に押圧部2が上パネル面を滑って
固着部6の方向に移動するため、タブの引き起こし作業
の初期に小さい力で引き起こし部3を引き起こして、引
き起こし部と上パネル4との間に、指先を十分に挿入し
うる隙間を容易に形成することができる。
【0016】また、起立した折曲支持部7の上端部を通
る直線に沿った部分により、引き起こし部3と押圧部2
の間に支点Yが構成される。
る直線に沿った部分により、引き起こし部3と押圧部2
の間に支点Yが構成される。
【0017】そして、その後に隙間に指先を挿入して、
さらに、引き起こし部3に引き起こし力Fを加えると、
タブ1は、折曲支持部7が若干立上るとともに、押圧部
2が固着部6側に引き寄せられて、図4に示すように、
突出部16の立上り壁16aが折曲支持部7の面に沿っ
て密着して、支点Yを構成する折曲支持部7を支えて、
その機械的強度を補強する。このため、固着部6につな
がる支点Yの作用により、引き起こし部3と押圧部2と
固着部6の関係は、支点Yがてこの支点となって、てこ
の原理が働き、引き起こし部3に加えられた引き起こし
力Fは大きな力となって押圧部2の先端より押圧部先端
直下10に達し、極めて大きな押圧剪断力Xがスコア線
9に働くこととなり、蓋8がスコア線9に沿って極めて
容易に押し切られ、蓋8が缶の中に押し下げられて開封
される。そして、突出部16が、折曲支持部7に密着し
て折曲支持部7がそれ以上押圧部2に対して屈曲角度が
大きくならないように固定されるので、極めて安定的に
上パネル4の開封作業を行うことを可能とする。また、
タブ1を構成するアルミ板を薄くし、材料コストを引き
下げることができ、かつ、タブ1の引き起こし力をさら
に軽微にすることができる。
さらに、引き起こし部3に引き起こし力Fを加えると、
タブ1は、折曲支持部7が若干立上るとともに、押圧部
2が固着部6側に引き寄せられて、図4に示すように、
突出部16の立上り壁16aが折曲支持部7の面に沿っ
て密着して、支点Yを構成する折曲支持部7を支えて、
その機械的強度を補強する。このため、固着部6につな
がる支点Yの作用により、引き起こし部3と押圧部2と
固着部6の関係は、支点Yがてこの支点となって、てこ
の原理が働き、引き起こし部3に加えられた引き起こし
力Fは大きな力となって押圧部2の先端より押圧部先端
直下10に達し、極めて大きな押圧剪断力Xがスコア線
9に働くこととなり、蓋8がスコア線9に沿って極めて
容易に押し切られ、蓋8が缶の中に押し下げられて開封
される。そして、突出部16が、折曲支持部7に密着し
て折曲支持部7がそれ以上押圧部2に対して屈曲角度が
大きくならないように固定されるので、極めて安定的に
上パネル4の開封作業を行うことを可能とする。また、
タブ1を構成するアルミ板を薄くし、材料コストを引き
下げることができ、かつ、タブ1の引き起こし力をさら
に軽微にすることができる。
【0018】したがって、折曲支持部7を設けることに
よって、初期のタブ1の引き起こしに必要な力と上パネ
ル4の開封に必要な力に分離できる結果、タブ1に指先
等を掛た刹那から指先を掛るに十分な隙間が生ずるまで
の間、一枚のアルミ板で構成された折曲支持部7のみが
折れ曲がるから、タブ1の初期の引き起こし作業は軽微
な力で十分である。従って、指先を痛めたり、爪を折る
危険もない。
よって、初期のタブ1の引き起こしに必要な力と上パネ
ル4の開封に必要な力に分離できる結果、タブ1に指先
等を掛た刹那から指先を掛るに十分な隙間が生ずるまで
の間、一枚のアルミ板で構成された折曲支持部7のみが
折れ曲がるから、タブ1の初期の引き起こし作業は軽微
な力で十分である。従って、指先を痛めたり、爪を折る
危険もない。
【0019】また、指先等を充分に掛けた後の引き起こ
し作業の際は、引き起こし力がてこの原理によって増大
されるため、極めて容易に開封できる。従って、従来と
異なり、上パネル4に溝を設けたり、引き起こし部の先
端を湾曲させる等の加工の必要は全くない。さらに、寒
期の釣りやスキーその他の際にかじかんだ手指や、水に
ふやけた手指、手袋を使用中の手指等、若干自由を失っ
た手指でも極めて容易にタブ1を引き起こして缶を開封
することができる。なお、従来のように上パネル4に溝
を設けたり、引き起こし部3の先端に湾曲等の加工を施
すことを付加すれば、本発明の効果を一層助長する。
し作業の際は、引き起こし力がてこの原理によって増大
されるため、極めて容易に開封できる。従って、従来と
異なり、上パネル4に溝を設けたり、引き起こし部の先
端を湾曲させる等の加工の必要は全くない。さらに、寒
期の釣りやスキーその他の際にかじかんだ手指や、水に
ふやけた手指、手袋を使用中の手指等、若干自由を失っ
た手指でも極めて容易にタブ1を引き起こして缶を開封
することができる。なお、従来のように上パネル4に溝
を設けたり、引き起こし部3の先端に湾曲等の加工を施
すことを付加すれば、本発明の効果を一層助長する。
【0020】折曲支持部7の長さは、タブ1の最初の引
き起こし時において、上パネル4の表面とタブ1の間に
指先が掛かる程度の隙間が生ずればよく、タブ1の初期
の引き起こし作業終了時において、引き起こし部3の先
端が、上パネル4の巻締部14の上端より突出しない長
さがよい。こうすることによって、引き起こし部3に不
測の力が加えられて、開封されない程度に引き起こされ
た状態で搬送される間に、さらに不測の力が加わって開
封されることを極力減らすことができる。
き起こし時において、上パネル4の表面とタブ1の間に
指先が掛かる程度の隙間が生ずればよく、タブ1の初期
の引き起こし作業終了時において、引き起こし部3の先
端が、上パネル4の巻締部14の上端より突出しない長
さがよい。こうすることによって、引き起こし部3に不
測の力が加えられて、開封されない程度に引き起こされ
た状態で搬送される間に、さらに不測の力が加わって開
封されることを極力減らすことができる。
【0021】図5は本発明の第2の実施例を示す平面図
である。本実施例のタブ1は、フルオープンタイプとし
て使用される場合のもので、缶は上パネル4の円周付近
にスコア線9Eを有している。このタブ1は基本的に第
1実施例と同一の構成を有し、固着部6と押圧部2の間
に折曲支持部7を形成してあるから、タブ1の初期の引
き起こし作業から、上パネル4の開封作業終了に至るま
で、折曲支持部7は第1実施例と同様に作用して第1実
施例と同様の効果を得ることができる。また、この時、
押圧部2の端部に下向きに突出する突起13を設ける
と、引き起こし部3に加えられる引き起こし力が支点を
介して変換される押圧力が突起13の先端に集中され、
上パネル4の面に加えられるから、上パネル4が容易に
開封される。すなわち、上パネル4の開封の初期に必要
な力が小さくてよい。
である。本実施例のタブ1は、フルオープンタイプとし
て使用される場合のもので、缶は上パネル4の円周付近
にスコア線9Eを有している。このタブ1は基本的に第
1実施例と同一の構成を有し、固着部6と押圧部2の間
に折曲支持部7を形成してあるから、タブ1の初期の引
き起こし作業から、上パネル4の開封作業終了に至るま
で、折曲支持部7は第1実施例と同様に作用して第1実
施例と同様の効果を得ることができる。また、この時、
押圧部2の端部に下向きに突出する突起13を設ける
と、引き起こし部3に加えられる引き起こし力が支点を
介して変換される押圧力が突起13の先端に集中され、
上パネル4の面に加えられるから、上パネル4が容易に
開封される。すなわち、上パネル4の開封の初期に必要
な力が小さくてよい。
【0022】この実施例においても、押圧部2に折曲支
持部7付近におい設けられた突出部は、第1実施例と同
様の作用及び効果を得ることができる。
持部7付近におい設けられた突出部は、第1実施例と同
様の作用及び効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上にように、本発明によれば、タブの
固着部を形成する切線又は切欠を固着部の固着具から前
記固着部又は引き起こし部方向に延長してその間に折曲
支持部を設けるとともに、前記押圧部に前記折曲支持部
付近において下方に突出し、かつ、前記引き起こし部の
引き起こしに伴って前記折曲支持部が起立した際に折曲
支持部に密着する突出部を設けたので、前記タブの初期
の引き起こし時に折曲支持部が起立されて、引き起こし
部とパネルの間に指先を挿入するための空隙が容易に形
成されるため、初期の引き起こしが極めて軽微な力で可
能となる。従って、指先を痛めたり、爪を破損すること
のない安全なタブを提供することができる。また、折曲
支持部の起立によって折曲支持部の上端部を通る直線に
沿った部分でテコの支点が構成されるため、引き起こし
部に引き続き加えられる引き起こし力が増大されて上パ
ネルに押圧力として作用するから、軽微な引き起こし力
を加えても、上パネルのスコア線に沿って容易に開封す
ることができる。また、タブの初期の引き起こし後は、
前記突出部が折曲支持部に密着して折曲支持部の押圧部
に対する屈曲角度を固定して機械的強度を補強するの
で、その後のタブの引起しの際に押圧部の先端が上パネ
ル表面を軽く滑ってしまうことが抑止され、タブが安定
した形でスコア線の内側の蓋を確実に押圧するから、引
き起こし力が効率的にスコア線の剪断力に転換される。
従って、本発明によるタブは、小さい力で安全確実に缶
を開封することができる。
固着部を形成する切線又は切欠を固着部の固着具から前
記固着部又は引き起こし部方向に延長してその間に折曲
支持部を設けるとともに、前記押圧部に前記折曲支持部
付近において下方に突出し、かつ、前記引き起こし部の
引き起こしに伴って前記折曲支持部が起立した際に折曲
支持部に密着する突出部を設けたので、前記タブの初期
の引き起こし時に折曲支持部が起立されて、引き起こし
部とパネルの間に指先を挿入するための空隙が容易に形
成されるため、初期の引き起こしが極めて軽微な力で可
能となる。従って、指先を痛めたり、爪を破損すること
のない安全なタブを提供することができる。また、折曲
支持部の起立によって折曲支持部の上端部を通る直線に
沿った部分でテコの支点が構成されるため、引き起こし
部に引き続き加えられる引き起こし力が増大されて上パ
ネルに押圧力として作用するから、軽微な引き起こし力
を加えても、上パネルのスコア線に沿って容易に開封す
ることができる。また、タブの初期の引き起こし後は、
前記突出部が折曲支持部に密着して折曲支持部の押圧部
に対する屈曲角度を固定して機械的強度を補強するの
で、その後のタブの引起しの際に押圧部の先端が上パネ
ル表面を軽く滑ってしまうことが抑止され、タブが安定
した形でスコア線の内側の蓋を確実に押圧するから、引
き起こし力が効率的にスコア線の剪断力に転換される。
従って、本発明によるタブは、小さい力で安全確実に缶
を開封することができる。
【図1】本発明の第1実施例のタブを取り付けた缶の平
面図である。
面図である。
【図2】図1のV−V線断面図である。
【図3】本発明の第1実施例におけるタブの初期の引き
起こし状態を示す、図2に対応する断面図である。
起こし状態を示す、図2に対応する断面図である。
【図4】図3の引き起こし部がさらに引き起こされた場
合の作用を説明する断面図である。
合の作用を説明する断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のタブを取り付けた缶の平
面図である。
面図である。
【図6】従来のタブを示す平面図である。
【図7】図6のW−W線断面図である。
【図8】同タブが引き起こされた時の状態を示す断面図
である。
である。
1 タブ 2 押圧部 3 引き起こし部 4 缶容器の上パネル 5 切線又は切欠 F 引き起こし力 6 固着部 R 固着具 7 折曲支持部 Y 支点 X 押圧剪断力 9,9E スコア線 11 切線又は切欠の端部 15 窪み 16 突出部 16a 立上り壁
Claims (1)
- 【請求項1】 一方側に設けられた引き起こし部と、そ
の引き起こし部と一体に形成され、他方側に設けられた
押圧部と、U略字形の切線又は切欠により形成されて前
記引き起こし部と前記押圧部の一方から他方に延長する
舌片状の固着部とを有し、缶容器の上パネルにほぼ密着
させた状態で前記固着部の一部に固着具により固着され
るタブにおいて、 前記切線又は切欠の端部を前記固着具の端部から前記押
圧部又は前記引き起こし部方向に延長して、その間に折
曲支持部を形成するとともに、前記押圧部に前記折曲支
持部付近において下方に突出する突出部を設けてなり、 前記折曲支持部は、前記引き起こし部に加えられる初期
の引き起こし力により上方に折曲して起立されて、前記
上パネルと前記引き起こし部との間に指の挿入を可能に
する隙間を形成し、前記引き起こし部に引続き加えられ
る引き起こし力により、前記起立した折曲支持部の上端
を通る直線い沿った部分が支点となるとともに、前記引
き起こし部が力点、前記押圧部が作用点となって、てこ
の原理により前記引き起こし力を増大させて前記押圧部
の先端に伝達するものであり、 前記突出部は、前記引き起こし部の引き起こしに伴って
前記折曲支持部が起立した際に折曲支持部に密着して前
記折曲支持部の前記押圧部に対する屈曲角度を固定する
ものであることを特徴とするタブ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34094694A JP3202882B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-12-28 | タ ブ |
US08/392,173 US5655678A (en) | 1994-02-25 | 1995-02-22 | Container opening device with bend-supporting portion |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-66395 | 1994-02-25 | ||
JP6639594 | 1994-02-25 | ||
JP34094694A JP3202882B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-12-28 | タ ブ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001135859A Division JP2001354239A (ja) | 1994-02-25 | 2001-05-07 | タ ブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07285550A JPH07285550A (ja) | 1995-10-31 |
JP3202882B2 true JP3202882B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=26407599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34094694A Expired - Fee Related JP3202882B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-12-28 | タ ブ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5655678A (ja) |
JP (1) | JP3202882B2 (ja) |
Families Citing this family (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69520572T2 (de) * | 1994-06-02 | 2001-07-12 | Tetra Laval Holdings & Finance | Öffnungseinrichtung für die ausgussabdichtung eines flüssigkeitsbehälters |
US6234336B1 (en) | 1996-11-01 | 2001-05-22 | Metal Container Corporation | Stay-on-tab container closure having tear panel with no contour features on the upper surface |
AU5155298A (en) * | 1996-11-20 | 1998-06-10 | Coors Brewing Company | Can end having score groove with thickened residual area |
JPH10181743A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-07 | Tadao Kobayashi | 開缶装置 |
US6425493B1 (en) * | 1997-11-12 | 2002-07-30 | Crown Cork & Seal Technologies Corporation | Beverage container |
US6079583A (en) * | 1998-03-16 | 2000-06-27 | Ball Corporation | Vented container end apparatus and method |
US6354453B1 (en) * | 1998-03-16 | 2002-03-12 | Ball Corporation | Vented container end apparatus and method |
EP1097086B1 (fr) * | 1998-06-17 | 2003-09-03 | Akline | Etui amovible pour l'ouverture et le rebouchage d'une boite a boisson munie d'un obturateur frangible |
USD419873S (en) * | 1998-09-12 | 2000-02-01 | Giuseppe Piccione | Can top |
US6202881B1 (en) * | 1998-10-22 | 2001-03-20 | Charles N. Chiang | Beverage container with easy cleaning upper panel |
BR9917316A (pt) * | 1999-03-23 | 2002-12-31 | Ball Corp | Aparelho e método para extremidade de recipiente com respiradouro |
US6354467B1 (en) * | 2001-02-12 | 2002-03-12 | International Paper Company | Device for opening and closing a package |
KR200289188Y1 (ko) | 2002-06-11 | 2002-09-13 | 전정욱 | 오픈 기능성이 개선된 캔뚜껑 |
US6951293B2 (en) * | 2003-01-22 | 2005-10-04 | Rexam Beverage Can Company | End closure with anti-rotation tab |
US7909196B2 (en) * | 2004-05-14 | 2011-03-22 | Rexam Beverage Can Company | Can end with tab for improved accessibility |
US7721906B2 (en) * | 2006-09-19 | 2010-05-25 | Crown Packaging Technology, Inc. | Easy open can end with high pressure venting |
US7922025B2 (en) * | 2006-09-19 | 2011-04-12 | Crown Packaging Company, L.P. | Easy open can end with high pressure venting |
US8109406B2 (en) * | 2006-10-26 | 2012-02-07 | Charles Chang | Beverage container construction |
ES2344079T3 (es) * | 2007-02-28 | 2010-08-17 | Impress Group B.V. | Lata que tiene un panel de apertura facil, un panel de apertura facil y un panel para la misma. |
ES2568435T3 (es) * | 2007-12-24 | 2016-04-29 | Ardagh Mp Group Netherlands B.V. | Bote de lata y un método para hacer tal bote de lata |
EP2157023B1 (en) * | 2008-08-21 | 2014-10-22 | Ardagh MP Group Netherlands B.V. | Lid for a can and method for orientating such a lid |
US8146768B2 (en) * | 2009-02-04 | 2012-04-03 | Rexam Beverage Can Company | Tab with emboss and deboss beads |
EP2253552A1 (en) * | 2009-04-23 | 2010-11-24 | Crown Packaging Technology, Inc | Can end |
JO3303B1 (ar) * | 2009-10-30 | 2018-09-16 | Crown Packaging Technology Inc | اغطية سوائل مهوية |
US8844747B2 (en) * | 2010-03-19 | 2014-09-30 | Rexam Beverage Can Company | And temperature indicating can ends and tabs |
US8567158B2 (en) | 2010-08-06 | 2013-10-29 | Ball Corporation | Container end closure with optional secondary vent opening |
US10017295B2 (en) | 2010-08-06 | 2018-07-10 | Ball Corporation | Container end closure with optional secondary vent opening |
JP5646294B2 (ja) * | 2010-11-16 | 2014-12-24 | 昭和アルミニウム缶株式会社 | 缶蓋および飲料缶 |
JP5698046B2 (ja) * | 2011-03-24 | 2015-04-08 | 昭和アルミニウム缶株式会社 | 缶蓋および飲料缶 |
USD691039S1 (en) | 2011-10-27 | 2013-10-08 | Ball Corporation | Vented container end closure |
EP2773572B1 (en) | 2011-11-04 | 2019-08-28 | Ball Corporation | Vented metallic container end closure |
US9186924B2 (en) | 2012-04-17 | 2015-11-17 | Rexam Beverage Can Company | Decorated beverage can tabs |
CN104136335B (zh) | 2012-04-25 | 2017-05-17 | 昭和铝罐株式会社 | 罐盖及饮料罐 |
USD715144S1 (en) | 2012-11-13 | 2014-10-14 | Ball Corporation | Vented container end closure |
USD715647S1 (en) | 2012-11-28 | 2014-10-21 | Ball Corporation | Vented end closure |
US9033174B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-05-19 | Ball Corporation | Easy access opening tab for a container end closure |
WO2014149768A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Ball Corporation | End closure with a ring pull actuated secondary vent |
JP5826868B2 (ja) * | 2014-01-07 | 2015-12-02 | 昭和アルミニウム缶株式会社 | 缶蓋および飲料缶 |
JP5913437B2 (ja) * | 2014-05-28 | 2016-04-27 | 昭和アルミニウム缶株式会社 | 缶蓋および飲料缶 |
EP3174807A4 (en) | 2014-07-30 | 2018-03-21 | Ball Corporation | Vented container end closure |
JP5923574B2 (ja) * | 2014-09-11 | 2016-05-24 | 昭和アルミニウム缶株式会社 | 缶蓋および飲料缶 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229385A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-05 | Fraze Ermal C | Easily openable end container structure |
JPH0533865A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Riken Corp | 内燃機関のピストンリング装置 |
JPH0513935B2 (ja) * | 1985-11-21 | 1993-02-23 | Chisso Corp |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE757233A (fr) * | 1970-04-07 | 1971-03-16 | Reichert Werner | Patte de prise pour couvercle de recipient avec dispositif d'ouverture |
US3894653A (en) * | 1974-06-14 | 1975-07-15 | Continental Can Co | Child resistant easy opening end unit |
US4367996A (en) * | 1981-02-11 | 1983-01-11 | National Steel Corporation | Tab opener end closure assembly method |
JPH01294434A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-11-28 | Ajinomoto Co Inc | 容器の蓋構造およびその製造方法 |
US5007554A (en) * | 1989-04-25 | 1991-04-16 | Charles Hannon | Container lift tab |
JPH0444950A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-14 | Mitsubishi Materials Corp | 缶蓋 |
GB9023243D0 (en) * | 1990-10-25 | 1990-12-05 | Cmb Foodcan Plc | Containers |
JPH086746Y2 (ja) * | 1991-07-31 | 1996-02-28 | 大和製罐株式会社 | 負圧缶詰用タブ非分離式イージーオープン缶蓋 |
US5131555A (en) * | 1991-11-12 | 1992-07-21 | Demars Robert A | Beverage container opening top |
JPH05305945A (ja) * | 1991-12-07 | 1993-11-19 | Yasuo Kubota | 飲料水用缶のソリ返し付押し上げタブ |
US5224618A (en) * | 1992-06-22 | 1993-07-06 | Garbiso Michael J | Easy opening tab for container |
US5385254A (en) * | 1993-08-09 | 1995-01-31 | Hannon; Charles N. | Easy lift container opening |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP34094694A patent/JP3202882B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-22 US US08/392,173 patent/US5655678A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229385A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-05 | Fraze Ermal C | Easily openable end container structure |
JPH0513935B2 (ja) * | 1985-11-21 | 1993-02-23 | Chisso Corp | |
JPH0533865A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Riken Corp | 内燃機関のピストンリング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07285550A (ja) | 1995-10-31 |
US5655678A (en) | 1997-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3202882B2 (ja) | タ ブ | |
JPH0831490A (ja) | 雌端子金具 | |
US5065882A (en) | Beverage can top | |
US5816429A (en) | Container opening device | |
RU2488532C2 (ru) | Банка, панель для банки и способ изготовления такой панели для банки | |
JP2001354239A (ja) | タ ブ | |
JPH05178346A (ja) | ステイオンタブおよびその製造方法 | |
JPH0939962A (ja) | タ ブ | |
JPH086746Y2 (ja) | 負圧缶詰用タブ非分離式イージーオープン缶蓋 | |
JP2000128167A (ja) | ステイオンタブらくらく蓋開けの構造 | |
US3963215A (en) | Nail extractor tool | |
JP3158431U (ja) | 缶容器のプルタブ構造 | |
JPH06336247A (ja) | 罐 蓋 | |
JP3170371B2 (ja) | ラップフイルム収納箱 | |
JP5475556B2 (ja) | 缶蓋及びそのタブの製造方法 | |
JP3000518U (ja) | イージーオープン式の缶容器 | |
JP2539913Y2 (ja) | 缶 蓋 | |
JPH09188324A (ja) | ステイオンタブ式缶蓋 | |
JPH1170938A (ja) | ステイオンタブ式缶蓋 | |
JPH09301365A (ja) | 開缶装置 | |
JP6059379B1 (ja) | 缶蓋 | |
JP3064549U (ja) | 開口容易な缶蓋 | |
JP2002211561A (ja) | イージオープン缶蓋 | |
JPH0520706Y2 (ja) | ||
JP2002080041A (ja) | 缶 蓋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |