JPH05305945A - 飲料水用缶のソリ返し付押し上げタブ - Google Patents
飲料水用缶のソリ返し付押し上げタブInfo
- Publication number
- JPH05305945A JPH05305945A JP36078591A JP36078591A JPH05305945A JP H05305945 A JPH05305945 A JP H05305945A JP 36078591 A JP36078591 A JP 36078591A JP 36078591 A JP36078591 A JP 36078591A JP H05305945 A JPH05305945 A JP H05305945A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tab
- lid
- pull
- drinking water
- bending back
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】飲料水用缶の蓋の飲み口の開口用タブを、使用
して開口する時のタブに、爪を掛ける不快感をなくし、
又、女性、子供、お年寄り等の指先の力の弱い人達で
も、容易に開口出来るようにする。 【構成】飲料水用缶の蓋の飲み口の開口用に取り付けら
れるタブ３に、缶の蓋の飲み口開口部５側へ、ソリ返し
部分２を設けたもので、ソリ返し部分２を指で押すとソ
リ返しの角度で、反対側の引き上げ部６の先端が、浮き
上がり隙間に容易に、指先を差し込むことが出来、又、
引き上げ部６を伸ばす７事で、てこの原理により、引き
上げ部の長くなった分７だけ、タブを起す力が小さくな
る。
して開口する時のタブに、爪を掛ける不快感をなくし、
又、女性、子供、お年寄り等の指先の力の弱い人達で
も、容易に開口出来るようにする。 【構成】飲料水用缶の蓋の飲み口の開口用に取り付けら
れるタブ３に、缶の蓋の飲み口開口部５側へ、ソリ返し
部分２を設けたもので、ソリ返し部分２を指で押すとソ
リ返しの角度で、反対側の引き上げ部６の先端が、浮き
上がり隙間に容易に、指先を差し込むことが出来、又、
引き上げ部６を伸ばす７事で、てこの原理により、引き
上げ部の長くなった分７だけ、タブを起す力が小さくな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用の分野】この発明は、飲料水用缶の飲み
口の開口に用いられるタブ３にソリ返し部分２を設ける
事により、指で押し上げてタブ３を押し易くする事に関
するものである。
口の開口に用いられるタブ３にソリ返し部分２を設ける
事により、指で押し上げてタブ３を押し易くする事に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、飲料水用缶の飲み口を開けるた
めに、缶の蓋に取り付けてあるタブ３には、ステイオン
タブ方式とプルタブ方式とがあり、この取り付けてある
状態は、いずれも蓋の面に対して、平らに取り付けられ
ていた。この缶の飲み口の開ける動作を分析すると、 （Ａ）タブに爪を掛けタブを浮き上がらせ （Ｂ）タブを指で起し （Ｃ）タブを引き上げ開口する。 以上の動作で飲み口を開ける。最初の動作のタブに爪を
掛け易くする為に下記のことがなされていた。 （イ）蓋の淵よりタブを離して取り付けたもの （ロ）蓋の面にくぼみを設けたもの （ハ）蓋の面とタブとの隙間を採る為に、タブの引き上
げ部の所を折り曲げたもの しかし、これらはタブを起すのにタブに爪を掛けなけれ
ば、タブを起す事が出来ず、爪を掛け易くしただけの物
であった。又、環境保全として有効であるステイオンタ
ブ方式の物を取り付けた飲料水用缶の飲み口を開ける為
に、タブを最初の動作として浮す時、特に男性の指先の
力でも大変で女性、子供、お年寄り等の指先の力が弱い
人達には、ステイオンタブ方式のタブを浮き上がらせる
事は、非常に大きな抵抗を感じ更に、爪を掛ける事は必
要以上に不快感が大きかった。
めに、缶の蓋に取り付けてあるタブ３には、ステイオン
タブ方式とプルタブ方式とがあり、この取り付けてある
状態は、いずれも蓋の面に対して、平らに取り付けられ
ていた。この缶の飲み口の開ける動作を分析すると、 （Ａ）タブに爪を掛けタブを浮き上がらせ （Ｂ）タブを指で起し （Ｃ）タブを引き上げ開口する。 以上の動作で飲み口を開ける。最初の動作のタブに爪を
掛け易くする為に下記のことがなされていた。 （イ）蓋の淵よりタブを離して取り付けたもの （ロ）蓋の面にくぼみを設けたもの （ハ）蓋の面とタブとの隙間を採る為に、タブの引き上
げ部の所を折り曲げたもの しかし、これらはタブを起すのにタブに爪を掛けなけれ
ば、タブを起す事が出来ず、爪を掛け易くしただけの物
であった。又、環境保全として有効であるステイオンタ
ブ方式の物を取り付けた飲料水用缶の飲み口を開ける為
に、タブを最初の動作として浮す時、特に男性の指先の
力でも大変で女性、子供、お年寄り等の指先の力が弱い
人達には、ステイオンタブ方式のタブを浮き上がらせる
事は、非常に大きな抵抗を感じ更に、爪を掛ける事は必
要以上に不快感が大きかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の飲料水用缶の蓋
に、取り付けてあるタブで、飲み口を開ける時の最初の
動作としてのタブを浮き上がらせる時、どうしても、タ
ブに爪を掛けなければならず不快を感じる。又、ステイ
オンタブ方式において、以上の欠点と重り、タブを浮き
上がらせる時点に、既に蓋の飲み口を押し切る為の力
が、直接加わる為、男性の指先の力でも大変である。環
境保全として有効であるステイオンタブ方式の採用のも
のが、増えていく中で、指の力が弱い人達でも、簡単に
タブの引き上げる側をつまみ上げられるようにする事
に、各メーカーとも莫大な研究費と試作費を費やして、
研究したが解決しなかった。本発明は、こうした使用者
の強い要望にこたえる為に発明されたものである。
に、取り付けてあるタブで、飲み口を開ける時の最初の
動作としてのタブを浮き上がらせる時、どうしても、タ
ブに爪を掛けなければならず不快を感じる。又、ステイ
オンタブ方式において、以上の欠点と重り、タブを浮き
上がらせる時点に、既に蓋の飲み口を押し切る為の力
が、直接加わる為、男性の指先の力でも大変である。環
境保全として有効であるステイオンタブ方式の採用のも
のが、増えていく中で、指の力が弱い人達でも、簡単に
タブの引き上げる側をつまみ上げられるようにする事
に、各メーカーとも莫大な研究費と試作費を費やして、
研究したが解決しなかった。本発明は、こうした使用者
の強い要望にこたえる為に発明されたものである。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】この発明に係るタブは、以
上のような課題を解決したもので、今、その構成を説明
すると飲料水用缶の蓋１の、飲み口開口用に取り付けら
れるタブ３に、缶の蓋の飲み口開口部５側へ、ソリ返し
部分２を設けたものである。
上のような課題を解決したもので、今、その構成を説明
すると飲料水用缶の蓋１の、飲み口開口用に取り付けら
れるタブ３に、缶の蓋の飲み口開口部５側へ、ソリ返し
部分２を設けたものである。
【０００５】
【作 用】次に本発明の作用を述べると、飲料水用缶
の蓋の飲み口５の、開口用のタブ３を取り付ける為のか
しめ４を支点として、ソリ返し部分２を指先で押すと、
タブ３の引き上げ部６の先端が、浮き上がり隙間が出
来、指先を容易に差し込む事が出来、タブ３の引き上げ
部６をつまみ、タブ３を起し、タブ３を引き上げ開口す
る。
の蓋の飲み口５の、開口用のタブ３を取り付ける為のか
しめ４を支点として、ソリ返し部分２を指先で押すと、
タブ３の引き上げ部６の先端が、浮き上がり隙間が出
来、指先を容易に差し込む事が出来、タブ３の引き上げ
部６をつまみ、タブ３を起し、タブ３を引き上げ開口す
る。
【０００６】
実施例１ 実施例１に関して説明する。図１は、実施例を示す缶の
蓋の断面図で、タブ３に飲み口開口部５側に、ソリ返し
部分２を設けたものである。図２に従来の缶の蓋１のタ
ブ３の取り付け及び飲み口を開ける時の状態を示すよう
に、タブ３の引き上げ部６の先端へ、爪を掛け浮かせ隙
間をつくる。この爪を掛ける時、爪の先に力が必要とな
り男性の指の力でも開けにくい、女性、子供、お年寄り
の指先の力が弱い人達には、特に大変であり、又、爪を
掛ける事による不快感が大きい。以上の欠点を取り除く
為の、ソリ返し部分２を設けたタブの使用方法を、図３
で説明するとソリ返し部分２の所を指先で押す。引き上
げ部６の先端が、ソリ返し部２の角度で、浮き上がり隙
間が出来る。図４の様に、引き上げ部６の隙間へ、指先
を容易に差し込む事が出来、引き上げ部６を起し、タブ
３をつまみ上げる。
蓋の断面図で、タブ３に飲み口開口部５側に、ソリ返し
部分２を設けたものである。図２に従来の缶の蓋１のタ
ブ３の取り付け及び飲み口を開ける時の状態を示すよう
に、タブ３の引き上げ部６の先端へ、爪を掛け浮かせ隙
間をつくる。この爪を掛ける時、爪の先に力が必要とな
り男性の指の力でも開けにくい、女性、子供、お年寄り
の指先の力が弱い人達には、特に大変であり、又、爪を
掛ける事による不快感が大きい。以上の欠点を取り除く
為の、ソリ返し部分２を設けたタブの使用方法を、図３
で説明するとソリ返し部分２の所を指先で押す。引き上
げ部６の先端が、ソリ返し部２の角度で、浮き上がり隙
間が出来る。図４の様に、引き上げ部６の隙間へ、指先
を容易に差し込む事が出来、引き上げ部６を起し、タブ
３をつまみ上げる。
【０００７】実施例２ 実施例２に関して説明する。図２の従来の缶の蓋１にタ
ブ３を取り付けた状態は、タブ３の引き上げ部６の先端
に爪を掛け易くする為に、蓋の淵より離して取り付けて
いた。この部分の所が、実施例１により不要となり、図
３に点線で示す部分７を伸ばす事により、かしめ４を支
点とする、てこの原理により、引き上げ部６が伸びた分
７だけ、飲み口を押し切る力を小さくする事が出来る。
ブ３を取り付けた状態は、タブ３の引き上げ部６の先端
に爪を掛け易くする為に、蓋の淵より離して取り付けて
いた。この部分の所が、実施例１により不要となり、図
３に点線で示す部分７を伸ばす事により、かしめ４を支
点とする、てこの原理により、引き上げ部６が伸びた分
７だけ、飲み口を押し切る力を小さくする事が出来る。
【０００８】実施例３ 実施例３に関して説明する。図５に示すタブ３に飲み口
開口部５側と、引き上げ部６の両方にソリ返し部分２を
設けたもので、タブ３の飲み口開口部５側のソリ返し部
分２を指先で押すと、引き上げ部６の先端が、ソリ返し
部分２の両方の角度により実施例１のものより更に、隙
間が広くなり指先の差し込みが容易になる。
開口部５側と、引き上げ部６の両方にソリ返し部分２を
設けたもので、タブ３の飲み口開口部５側のソリ返し部
分２を指先で押すと、引き上げ部６の先端が、ソリ返し
部分２の両方の角度により実施例１のものより更に、隙
間が広くなり指先の差し込みが容易になる。
【０００９】実施例４ 実施例４に関して説明する。図６に示すタブ３を弯曲さ
せたもので、実施例１・実施例２・実施例３と同じ効果
を得る事が出来る。
せたもので、実施例１・実施例２・実施例３と同じ効果
を得る事が出来る。
【００１０】
【発明の効果】この発明に係るタブを使用すると、飲料
水用缶の飲み口を開口する時、タブに爪を掛ける事がな
く、爪を掛ける不快感もなくなり更に、タブの引上げ側
を長くする事が出来、てこの原理により、蓋の飲み口を
押し切る力が小さくてすみ、女性、子供、お年寄り等の
指先の力の弱い人達でも容易に飲用することが出来る。
水用缶の飲み口を開口する時、タブに爪を掛ける事がな
く、爪を掛ける不快感もなくなり更に、タブの引上げ側
を長くする事が出来、てこの原理により、蓋の飲み口を
押し切る力が小さくてすみ、女性、子供、お年寄り等の
指先の力の弱い人達でも容易に飲用することが出来る。
【図１】実施例１を示す缶の蓋の断面図である。
【図２】従来の使用状態を示す缶の蓋の断面図である。
【図３】本発明の使用状態を示す缶の蓋の断面図であ
る。
る。
【図４】本発明の使用状態を示す缶の蓋の断面図であ
る。
る。
【図５】実施例３を示す缶の蓋の断面図である。
【図６】実施例４を示す缶の蓋の断面図である。
１ 缶の蓋 ２ ソリ返し部分 ３ タブ ４ かしめ ５ 飲み口開口部 ６ 引き上げ部 ７ 延長部分
Claims (1)
- 【請求項１】 ソリ返しを設けたタブ３
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36078591A JPH05305945A (ja) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | 飲料水用缶のソリ返し付押し上げタブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36078591A JPH05305945A (ja) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | 飲料水用缶のソリ返し付押し上げタブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05305945A true JPH05305945A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=18470908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36078591A Pending JPH05305945A (ja) | 1991-12-07 | 1991-12-07 | 飲料水用缶のソリ返し付押し上げタブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05305945A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5655678A (en) * | 1994-02-25 | 1997-08-12 | Kobayashi; Tadao | Container opening device with bend-supporting portion |
| WO2001000495A1 (en) * | 1999-06-30 | 2001-01-04 | In Houng Woo | A can having a two-stage opener fastened |
| WO2002000511A1 (en) * | 2000-06-12 | 2002-01-03 | C-Solution Inc. | Tap allowing a beverage can to be easily opened |
| JP2002179062A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-26 | Asahi Beer Eng:Kk | タブの取付方法及びこの方法を用いた缶蓋 |
| US7665623B2 (en) | 2000-11-10 | 2010-02-23 | Impress Group B.V. | Container tab having flexible operating portion |
| JP2015042562A (ja) * | 2014-06-20 | 2015-03-05 | 光広 今村 | 飲料缶及び飲料缶の開封方法 |
-
1991
- 1991-12-07 JP JP36078591A patent/JPH05305945A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5655678A (en) * | 1994-02-25 | 1997-08-12 | Kobayashi; Tadao | Container opening device with bend-supporting portion |
| WO2001000495A1 (en) * | 1999-06-30 | 2001-01-04 | In Houng Woo | A can having a two-stage opener fastened |
| WO2002000511A1 (en) * | 2000-06-12 | 2002-01-03 | C-Solution Inc. | Tap allowing a beverage can to be easily opened |
| US7665623B2 (en) | 2000-11-10 | 2010-02-23 | Impress Group B.V. | Container tab having flexible operating portion |
| JP2002179062A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-26 | Asahi Beer Eng:Kk | タブの取付方法及びこの方法を用いた缶蓋 |
| JP2015042562A (ja) * | 2014-06-20 | 2015-03-05 | 光広 今村 | 飲料缶及び飲料缶の開封方法 |
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