JP3224161U - 開封器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で簡単に取り扱うことができる開封器具を提供する。【解決手段】開封器具は、例えば、第1板部11と第2板部12とが対向するように設けられた本体部10を備えている。本体部10は、少なくとも一部が中空状であり、一方向の一端部にタブを挿入するタブ用開口13を有している。タブ用開口13において、第2板部12の開口端部は、第1板部11の開口端部よりも先端側に突出している。第2板部12は、少なくともタブ用開口13の側において、第1板部11側の側部よりも中央部の方が、第1板部11から離間する方向に突出して形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、イージーオープンエンドの缶蓋を開封するための開封器具に関する。
現在、食品や飲料等の分野において、イージーオープンエンドの缶蓋が広く使用されている。イージーオープンエンドの缶蓋には、例えば、蓋部の一部のみが開口するパーシャルオープンエンドと、蓋部の全部が開口するフルオープンエンドの2種類があり、パーシャルオープンエンドには、プルタブ式とステイオンタブ式とがある。プルタブ式は、蓋部にスコア(切欠き)が入れられ、その部分にタブを取り付けた構造となっており、タブを引っ張ることで開口し、タブは蓋部の一部とともに本体から切り離されるものである。ステイオンタブ式は、蓋部にスコア(切欠き)が入れられ、リベットでその上部にタブを取り付けた構造となっており、タブを引っ張ることでスコア部分の金属片が押し込まれて開口し、タブは蓋部に残ったままで切り離されないものである。
これらのイージーオープンエンドの缶蓋では、タブを指先などを使って引き起こした後、タブに指を挿入して持ち上げたり、又は、タブを元に戻すように倒したりすることにより開封をする。しかし、タブと蓋部との間の隙間は狭いので、子供、女性、老人等の指先の力の弱い人、又は、つけ爪、長爪、短爪等の弱い爪の人にとっては、タブを引き起こして開封することが難しい場合があった。そこで、開封を補助する各種の開封器具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この開封器具は、前端にテコ端を有する細長形状のオープナー棒と、テコ端の後方棒部上部側に上方向に延伸するリング形状のハンドルとを備え、テコ端公報の棒部両側には外方向に延伸する保護板が設けられたものである。
実用新案登録第3160182号公報
しかしながら、特許文献1に記載の開封器具は、テコ端が細く突出しているので、取り扱い時には手などを傷つけないように気を付けなければならず、また、ハンドル及び保護板があるので、大きさが大きくなり、持ち運び及び保管に場所をとってしまうという問題があった。
本考案は、このような問題に基づきなされたものであり、小型で簡単に取り扱うことができる開封器具を提供することを目的とする。
本考案の開封器具は、蓋部にタブが取り付けられたイージーオープンエンドの缶蓋を開封するものであって、第1板部と第2板部とが対向するように設けられ、少なくとも一部が中空状の本体部を備え、本体部は、一方向の一端部にタブを挿入するタブ用開口を有し、タブ用開口において、第2板部の開口端部は、第1板部の開口端部よりも先端側に突出するように設けられ、第2板部は、少なくともタブ用開口の側において、第1板部側の側部よりも中央部の方が、第1板部から離間する方向に突出するように形成されており、第2板部の開口端部を蓋部とタブとの間に入れ、本体部の反対側を持ち上げることによりタブを引き起こすものである。
本考案の開封器具によれば、本体部の一端部にタブ用開口を設け、第2板部の開口端部を第1板部の開口端部よりも先端側に突出させ、かつ、少なくともタブ用開口の側において、第2板部の第1板部側の側部よりも中央部の方を第1板部から離間する方向に突出して形成するようにしたので、第2板部の開口端部を蓋部とタブとの間に容易に入れることができ、タブ用開口にタブを容易に挿入することができる。よって、タブ用開口にタブを挿入したのち本体部の反対側を持ち上げることにより、タブを容易に引き起こすことができる。また、鋭い突起部がないので取り扱いが安全かつ容易とすることができ、更に、大きさも小さくすることができるので持ち運び及び保管を容易とすることができる。
加えて、第1板部又は第2板部の一方向における中央部に、王冠を引っかけて抜くための栓抜き開口を設けるようにすれば、栓抜きとしても用いることができる。
更にまた、第1板部及び第2板部の少なくとも一部に絵又は模様を描くようにすれば、見た目も綺麗で楽しくすることができる。
本考案の一実施の形態に係る開封器具の構成を表す図である。 図1に示した開封器具により開封する缶蓋の構成例を表す図である。 図1に示した開封器具の使用例を説明する図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施の形態に係る開封器具の構成を表すものであり、(A)は一面側から見た構成を表し、(B)は他面側から見た構成を表し、(C)はI−I線に沿った断面構成を拡大して表している。図2は開封器具により開封する缶蓋の一構成例を表すものである。図3は開封器具の使用例を説明するためのものである。この開封器具は、蓋部M1にタブM2が取り付けられたイージーオープンエンドの缶蓋Mを開封するものである。イージーオープンエンドの缶蓋Mは、蓋部M1の一部のみが開口するパーシャルオープンエンドでも、蓋部M1の全部が開口するフルオープンエンドでもよく、パーシャルオープンエンドは、プルタブ式でもステイオンタブ式でもよい。なお、図2ではパーシャルオープンエンドの缶蓋Mを示している。
開封器具は、例えば、第1板部11と第2板部12とが対向するように設けられた本体部10を備えている。本体部10は、少なくとも一部が中空状であり、一方向の一端部にタブM2を挿入するタブ用開口13を有している。すなわち、本体部10は、少なくとも一方向の一端部側が中空状となっている。本体部10は、例えば、一方向の長さの方が、一方向に対して垂直方向の長さよりも長く形成されていることが好ましい。持ちやすくするためである。以下、一方向を長さ方向、一方向に対して垂直方向を幅方向と言う。本体部10の長さ方向の長さは、例えば、7cmから13cm程度が好ましく、幅方向の長さは、例えば、2cmから3.5cm程度が好ましい。
タブ用開口13において、第2板部12の開口端部は、第1板部11の開口端部よりも先端側に突出するように設けられている。タブM2を挿入しやすくするためである。第2板部12の開口端部の形状は限定されないが、例えば、第1板部11側の両端部よりも中央部の方(なわち、幅方向の両端部よりも中央部の方)が先端側に突出していることが好ましく、曲線状に突出するように形成されていることが好ましい。取り扱い時に手などを傷づける恐れを小さくできるからである。タブ用開口13における第2板部12の開口端部の突出量は、最も突出している位置において、第1板部11の開口端部よりも、例えば、3mmから1cm程度であることが好ましい。この範囲内において、タブM2を挿入しやすく、また、挿入したタブM2を引き起こしやすいからである。
第2板部12は、少なくともタブ用開口13の側において、第1板部11側の側部よりも中央部の方(すなわち、幅方向における側部よりも中央部の方)が、第1板部11から離間する方向に突出して形成されている。タブM2を挿入しやすくするためである。第2板部12の形状は限定されないが、例えば、図1(C)に示したように、幅方向に沿った断面において、曲線状に突出するように形成されていることが好ましい。第1板部11は、平板状でもよく、また、第2板部12と同様に、少なくともタブ用開口13の側において、第2板部12側の側部よりも中央部の方(すなわち、幅方向における側部よりも中央部の方)が、第2板部12から離間する方向に突出して形成されていてもよい。タブ用開口13における第1板部11と第2板部12との間の間隔は、例えば、3mmから1cm程度であることが好ましい。この範囲内において、タブM2を挿入しやすく、また、挿入したタブM2を引き起こしやすいからである。
また、第1板部11又は第2板部12には、長さ方向における中央部に、王冠を引っかけて抜くための栓抜き開口14が設けられていることが好ましい。栓抜きとしても用いることができるようにするためである。なお、図1では、第1板部11に設けた場合について示している。栓抜き開口14の幅方向の大きさは、例えば、2cmから3.5cm程度が好ましく、第1板部11又は第2板部12の幅方向の長さに合わせて形成されていてもよい。栓抜き開口14の長さ方向の大きさは、例えば、1.5cmから2.5cm程度が好ましい。タブ用開口13の開口端部から栓抜き開口14のタブ用開口13側の端部までの長さは、例えば、第1板部11に設ける場合には、1.5cmから3cm程度が好ましく、第2板部12に設ける場合には、最も突出している位置との間で1.8cmから4cm程度が好ましい。
栓抜き開口14の一部には、王冠を引っかけるための突起部15が設けられていることが好ましい。例えば、突起部15は、栓抜き開口14のタブ用開口13と反対側に設けられていることが好ましい。
第1板部11と第2板部12とは、例えば、幅方向の両側部において接合されており、一体的に形成されていてもよい。第1板部11及び第2板部12は、例えば、鋼、鉄、又は、アルミニウム等よりなる金属板により構成されることが好ましい。第1板部11及び第2板部12の少なくとも一部には、絵又は模様が描かれていることが好ましい。見た目も綺麗で楽しくすることができるからである。また、本体部10のタブ用開口13と反対側には、例えば、装飾部16が設けられていてもよい。例えば、図1においては、装飾部16として、こけしの顔が設けられており、第2板部12にこけしの胴体部の模様が描かれている場合について示している。更に、本体部10のタブ用開口13と反対側(図1に示した例では装飾部16の先端部)には、例えば、紐などを取り付けるための孔17が設けられていてもよい。紐などを取り付けることにより、引っかけて保管することができるからである。孔17は、例えば、図1に示したように、装飾部16から突出させてもうけるようにしてもよいが、装飾部16の内側に設けるようにしてもよい。
この開封器具は、例えば、図3に示したように、第2板部12の開口端部を蓋部M1とタブM2との間に入れ、本体部10のタブ用開口13と反対側を持ち上げることによりタブM2を引き起こすことができるようになっている。
このように本実施の形態によれば、本体部10の一端部にタブ用開口13を設け、第2板部12の開口端部を第1板部11の開口端部よりも先端側に突出させ、かつ、少なくともタブ用開口13の側において、第2板部12の第1板部11側の側部よりも中央部の方を第1板部11から離間する方向に突出して形成するようにしたので、第2板部12の開口端部を蓋部M1とタブM2との間に容易に入れることができ、タブ用開口13にタブM2を容易に挿入することができる。よって、タブ用開口13にタブM2を挿入したのち本体部10の反対側を持ち上げることにより、タブM2を容易に引き起こすことができる。また、鋭い突起部がないので取り扱いが安全かつ容易とすることができ、更に、大きさも小さくすることができるので持ち運び及び保管を容易とすることができる。
加えて、第1板部11又は第2板部12の一方向における中央部に、王冠を引っかけて抜くための栓抜き開口14を設けるようにすれば、栓抜きとしても用いることができる。
更にまた、第1板部11及び第2板部12の少なくとも一部に絵又は模様を描くようにすれば、見た目も綺麗で楽しくすることができる。
以上、実施の形態を挙げて本考案を説明したが、本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、全ての構成要素を備えていなくてもよく、また、他の構成要素を備えていてもよい。
10…本体部、11…第1板部、12…第2板部、13…タブ用開口、14…栓抜き開口、15…突起部、16…装飾部、17…孔、M…缶蓋、M1…蓋部、M2…タブ

Claims (3)

  1. 蓋部にタブが取り付けられたイージーオープンエンドの缶蓋を開封する開封器具であって、
    第1板部と第2板部とが対向するように設けられ、少なくとも一部が中空状の本体部を備え、
    前記本体部は、一方向の一端部に前記タブを挿入するタブ用開口を有し、
    前記タブ用開口において、前記第2板部の開口端部は、前記第1板部の開口端部よりも先端側に突出するように設けられ、
    前記第2板部は、少なくとも前記タブ用開口の側において、前記第1板部側の側部よりも中央部の方が、前記第1板部から離間する方向に突出して形成されており、
    前記第2板部の開口端部を前記蓋部と前記タブとの間に入れ、前記本体部のタブ用開口と反対側を持ち上げることにより前記タブを引き起こす
    ことを特徴とする開封器具。
  2. 前記第1板部又は前記第2板部には、一方向における中央部に、王冠を引っかけて抜くための栓抜き開口が設けられたことを特徴とする請求項1記載の開封器具。
  3. 前記第1板部及び第2板部の少なくとも一部には、絵又は模様が描かれていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の開封器具。
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