JPS6211774Y2 - - Google Patents

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JPS6211774Y2
JPS6211774Y2 JP7250779U JP7250779U JPS6211774Y2 JP S6211774 Y2 JPS6211774 Y2 JP S6211774Y2 JP 7250779 U JP7250779 U JP 7250779U JP 7250779 U JP7250779 U JP 7250779U JP S6211774 Y2 JPS6211774 Y2 JP S6211774Y2
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JP
Japan
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cover member
pull tab
attached
tab
finger ring
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Expired
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JP7250779U
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English (en)
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JPS55173432U (ja
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  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はビール、清涼飲料、ジユース等の缶
容器に適用される簡易開放蓋に関する。
一般に、ビール、清涼飲料、ジユース等の缶容
器には開缶を容易にするため、種々の配慮が払わ
れている。
従来の簡易開放蓋としては、特公昭41−6071号
に示されるようなものがある。すなわち、第1図
に示すように、蓋体30の中央に中空鋲31が形
成され、この中空鋲31の周囲の一部に引張タブ
Tの先端部32を取付け、その後端部33を上方
に持ち上げて先端部32を蓋体30に喰い込ませ
ることにより中空鋲31の周囲の弱め線34を切
断し、このようにして中空鋲31とこれに接続さ
れた切取片35を上方に切剥すことにより開缶す
るようになつている。
前記引張タブTの後端33は開缶時に指が入り
易いように上方にやゝ折曲げられており、前記引
張タブTの先端32も小さな力で引張タブTを持
ち上げることができるように後端同様やゝ上方に
折曲げ形成されている。
このように引張タブTの先後端を上方に折曲げ
形成しても開缶当初、指がまだ十分にタブの後端
に入り込まないうちはタブの後端を持ち上げにく
く開缶が容易ではないという問題があつた。
この考案は上述した点を考慮し、引張タブの構
造を改良することにより、指先に大きな力を作用
させなくても、引張タブを持ち上げていることが
でき、切取片を容易かつスムーズに破り取ること
ができ、開缶を簡単に行ない得るようにした簡易
開放蓋を提供することを目的とする。
以下、この考案に係る簡易容器蓋の実施例につ
いて添付図面を参照して説明する。
第2図および第3図において、符号10はビー
ル、清涼飲料、ジユース等の筒状缶容器の一端開
口を覆う簡易開放蓋の蓋体を示す。この蓋体10
の外表面には、閉サイクルをなす弱め線11が切
り込まれており、この弱め線11により破断可能
なしずく状の切取片12が画成される。この切取
片12は蓋体10の中心部から半径方向外方に延
び、周縁部近傍で終端している。すなわち、切取
片12は蓋体10の中心から外方に偏位して形成
され、かつ蓋体10の中心部に固定リベツト13
が一体成形されている。この固定リベツト13は
引張タブ14の一端部を固定している。
引張タブ14は固定リベツト13に取付けられ
る矩形の取付プレート16と、この取付プレート
16の両側に形成される脚部17と、指掛リング
18とを有する。指掛リング18は引張タブ14
の他端部自由端側に形成され、取付プレート16
に連接している。上記指掛リング18は指先や爪
を傷つけないように二重折曲げ構造に形成され、
かつこの折曲げ構造により指掛リング18が補強
される。また、一般に上記指掛リング18は中程
から外側(自由端側)が蓋体10の外表面から離
れる方向に折曲せしめられる。このように指掛リ
ング18の先端が折曲していることにより、指掛
リング18に指先や爪が容易に引つ掛かるように
される。
引張タブ14の脚部17は補強された二重折曲
げ構造をなし、指掛リング(指掛部)18と一体
成形される。脚部17は指掛リング18から切取
片12側に向つて延びている。脚部17と取付プ
レート16との間に切欠き20が形成される。こ
の切欠き20は取付プレート16の両側におい
て、引張タブ14の切取片側から固定リベツト1
3の側方を経て指掛リング18側に延び、指掛リ
ング18の近傍で終端している。
前記引張タブ14の薄板状の平板な取付プレー
ト(取付部)16の固定リベツト13と指掛リン
グ18との間には可撓性を有する円弧状の湾曲部
27が形成されている。
しかして、引張タブ14の指掛リング18に指
先を引掛け、このリング18を上方に持ち上げる
と、取付プレート16の湾曲部27が第4図に示
すように変形して引き延ばされ、指掛リング18
が蓋体10の外表面から大きく持上げられる。こ
の間、指先に掛る力は湾曲部27を平坦に伸ばす
だけの力であり、通常0.5〜1.0Kgである。次に、
指掛リング18に十分指を挿し込んでこれを引き
続き持ち上げると、てこの作用により切取片12
の固定リベツト13側が破られ、切取片12を容
易に取り除くことができる。
通常アルミ缶の開缶時には引張タブを持ち上げ
るには2Kg位の力が必要であり、ブリ缶の場合は
3.5Kgの力が必要である。しかしながら、このよ
うに湾曲部27を形成すると、引張タブ14を持
ち上げる当初の力はそれを平坦に伸ばすためにの
み要する1Kg位でよいので、指先又は爪先でも楽
に引張タブをある程度の上昇位置まで持ち上げる
ことができる。第4図のように湾曲部27が伸び
ると、指が引張タブ14の指掛リング18内に十
分に入るので、以後は大きな力を加えることがで
きる。
なお、指掛リング18の先端も上方に湾曲して
いるので引張タブ14の持ち上げ開始時において
楽に指先を引張タブに引つ掛けることができる。
また、湾曲部27は容易にプレス加工等で形成
でき、しかも引張タブの上面よりも上方に突出さ
せなければ、缶の積層時にも邪魔にならないし、
湾曲部27は脚17内に形成されているので開缶
時に指先がその部分に触れて怪我をするおそれも
なく安全である。
本考案は、以上のように構成したので、引張タ
ブを持ち上げる際の初期において、楽に小さな力
で指先が指掛リング18に確実に入る位置まで引
張リングを持ち上げることができ、したがつて、
引張タブを確実に把持あるいは引つ掛けて切取片
を破断し、蓋体から引き離すことができ、切取片
を蓋体から簡単かつ容易に取り除くことができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の缶の蓋体の縦断面図、第2図は
本考案の蓋体の平面図、第3図は第2図の−
線断面図および第4図は引張リングを僅かに持ち
上げた状態説明図である。 10……蓋体、11……弱め線、12……切取
片、13……固定リベツト、14……引張タブ、
16……取付プレート(取付部)、17……脚
部、18……指掛リング、20……切欠き、25
……段部、27……湾曲部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 蓋体に切り込まれた弱め線により区画された
    破断可能な切取片と、この切取片の内側端部に
    固定リベツトにより固定された引張タブとを有
    し、この引張タブは指を引掛けてそれを持ち上
    げるための指掛部と、この指掛部から固定リベ
    ツトの両側に伸びる脚部と、前記引張タブを固
    定リベツトに取付けるための取付部とを有し、
    この取付部の固定リベツトと指掛部との間に上
    方に浮上り形成された湾曲部を備え、この湾曲
    部は引張タブの持ち上げ当初において伸長する
    ことを特徴とする簡易開放蓋。 2 前記引張タブの指掛部の外端は上方に折曲げ
    られていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の簡易開放蓋。
JP7250779U 1979-05-31 1979-05-31 Expired JPS6211774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7250779U JPS6211774Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7250779U JPS6211774Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55173432U JPS55173432U (ja) 1980-12-12
JPS6211774Y2 true JPS6211774Y2 (ja) 1987-03-20

Family

ID=29306162

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JP7250779U Expired JPS6211774Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31

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GB0807494D0 (en) * 2008-04-24 2008-06-04 Bansia Sarbjit S Opening device

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JPS55173432U (ja) 1980-12-12

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