JP3201966U - ラケット - Google Patents

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【課題】スイングする際の空気抵抗を低減すると共に、強度を向上できるラケットを提供する。【解決手段】ラケットは、所定の方向に沿って延伸するシャフト3と、ストリングが張設される張設空間40を画成するように枠状に形成されてシャフト3の一端に取付けられているフレーム4と、を備え、フレーム4が、張設空間40に面する内周面41と、内周面41の反対側にある外周面42と、内周面41と外周面42との間に介在している2つの側面43と、により構成され、2つの側面43の少なくとも一部に、側面43から突起しながら、枠状に構成されたフレーム4の延伸方向に沿って延伸する突起エリア44が形成され、突起エリア44の突起した先端431の少なくとも一部が内周面41側に寄ってから外周面42側に寄り、そしてまた内周面41側に寄るように湾曲する波状に延伸している。【選択図】図2

Description

本考案はラケットに関し、具体的には球技で使用するボールやシャトルを打撃するために使用するラケットに関する。
球技、例えばテニスやバドミントンの試合において、ラケットをスイングするスピードは勝負を左右する鍵の1つであり、ラケットをスイングする際には、スイング方向に面するフレームの表面の先端が小さければ小さいほど、空気に当たる面積が小さくなるので、空気抵抗が小さくなって、スイングのスピードが速くなる。
そのような球技に使用するラケットは、一般に所定の方向へ延伸して手で握れるように構成されているシャフトと、ストリングを張設してボールを打撃するための打球面を構成することができるフレームと、該シャフトとフレームとの間に介在するスロートと、により構成されている。そして、図1に示されるように、該ラケットのフレーム11の断面は、長軸がスイング方向Aと略平行する略楕円形に形成されている。
しかし、フレーム11の断面が略楕円形に形成されているラケットは、スイング方向に面するフレームの表面の先端の面積が大きいので、該先端が空気に当たる際の空気抵抗が大きいという欠点がある。
また、激しくラケットを使用する球技に用いるために、ラケットの機械的な強度を向上することも必要されている。
上記問題点に鑑みて、本考案は、ラケットをスイングする際の空気抵抗を低減すると共に、ラケットの強度を向上できるラケットの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案は、所定の方向に沿って延伸して棒状に形成されているシャフトと、打球面を構成するストリングが張設される張設空間を画成するように枠状に形成されて前記シャフトの一端に取付けられているフレームと、を備え、前記フレームが、前記張設空間に面する内周面と、前記内周面の反対側にある外周面と、前記内周面と前記外周面との間に介在している2つの側面と、を有するように構成されているラケットにおいて、前記2つの側面それぞれの少なくとも一部に、該側面から突起しながら、枠状に構成された前記フレームの延伸方向に沿って延伸する突起エリアが形成されており、前記突起エリアの突起した先端の少なくとも一部が、前記内周面側に寄ってから前記外周面側に寄り、そしてまた前記内周面側に寄るように湾曲する波状に延伸していることを特徴とするラケットを提供する。
上記構成により、本考案は、フレームにおいて、2つの側面それぞれの少なくとも一部に、側面から突起しながら、枠状に構成された前記フレームの延伸方向に沿って延伸する突起エリアが形成されている。その突起エリアの先端が従来の略楕円形に形成されているラケットのフレームの空気に当たる先端より小さいので、スイングする際の空気抵抗は従来のラケットより低くなる。
また、突起エリアの突起する先端の少なくとも一部が内周面側に寄ってから外周面側に寄り、そしてまた内周面側に寄るように湾曲する波状に延伸していることにより、突起エリアが形成されている側面の強度が向上するので、ラケットの機械的な強度を従来のラケットより向上させることができる。
従来のラケットのスイング時における、フレームの周辺の空気の流れを示す断面図である。 本考案のラケットの第1の実施形態の斜視図である。 上記第1の実施形態のフレームの一部の正面図である。 上記第1の実施形態のフレームの断面図である。 上記第1の実施形態のフレームのスイング時における、フレームの周辺の空気の流れを示す断面図である。 本考案のラケットの第2の実施形態の正面図である。
以下では各図面を参照しながら、本考案の各実施形態について詳しく説明する。
図2は本考案のラケットの第1の実施形態の斜視図であり、図3は上記第1の実施形態のフレームの一部の正面図であり、図中同一符号は同一部分を示す(以下の実施の形態も同じ)。
本考案のラケットの第1の実施形態は、図2に示されるように、バドミントンのラケットであって、所定の方向に沿って延伸して棒状に形成されているシャフト3と、打球面を構成するストリングが張設できる張設空間40を画成するように枠状に形成されてシャフト3の一端に取付けられているフレーム4と、を備え、フレーム4が、張設空間40に面する内周面41と、内周面41の反対側にある外周面42と、内周面41と外周面42との間に介在している2つの側面43と、を有するように構成されている。
2つの側面43それぞれの少なくとも一部に、側面43から突起しながら、枠状に構成されたフレーム4の延伸方向に沿って延伸する突起エリア44が形成されている。
突起エリア44の突起した先端431の少なくとも一部が内周面41側に寄ってから外周面42側に寄り、そしてまた内周面41側に寄るように湾曲する波状に延伸している。このように波状に形成されていることにより、側面43は、側面43において先端431よりも内側に位置する面である内側面432に、外周面42側へ凹陥する複数の内凹陥部434と、側面43において先端431よりも外側に位置する面である外側面433に、前記内周面41側へ凹陥する複数の外凹陥部435と、が交互に並ぶように形成されている。
本実施形態においては、図3に示されるように、フレーム4が有する2つの側面43にそれぞれ突起エリア44が形成され、各側面43に形成された突起エリア44は、形成されている側面43の全面を占めている。
図4は上記第1の実施形態のフレーム4の断面図である。
各前記突起エリア44が形成されている側面43には、図4に示されるように、それぞれ先端431と、先端431から内周面41まで斜めに延伸するように形成されている内側面432と、先端431から外周面42まで斜めに延伸するように形成されている外側面433と、が形成されている。また、フレーム4のその延伸方向と略直交する断面において、各突起エリア44に形成された各内周面41及び各外周面42が直線状になっている。
本実施形態においては、フレーム4の延伸方向と略直交する方向における断面が、内周面41と、外周面42と、2つの側面43それぞれの内側面432と外側面433とにより、略六辺形に構成されている。フレーム4のシャフト3に取付けられている一部の周辺において、突起エリア44の先端431は、波状に湾曲せずに、対応の側面43の中央近くでフレーム4の延伸方向に沿って延伸するように形成されている。また、フレーム4が有する2つの側面43にそれぞれ形成された突起エリア44は、打球面の延伸面を基準として、互いに鏡像対称に形成されている。
本考案のラケットの第2の実施形態については、上記第1の実施形態と類似する構成を有するので、ここでは詳しい説明を省略し、その相違点のみを説明する。
図6は本考案のラケットの第2の実施形態の正面図である。
本考案のラケットの第2の実施形態は、図6に示されるように、テニスのラケットであって、所定の方向に沿って延伸して棒状に形成されているシャフト3と、打球面を構成するストリングが張設できる張設空間40を画成するように枠状に形成されているフレーム4と、シャフト3とフレーム4との間に介在するスロート5と、を備え、フレーム4が、張設空間40に面する内周面41と、内周面41の反対側にある外周面42と、内周面41と外周面42との間に介在している2つの側面43と、を有するように構成されている。
フレーム4のスロート5に接続されている一部において、突起エリア44の先端431は、波状に湾曲せずに、対応の側面43の中央近くでフレーム4の延伸方向に沿って延伸するように形成されている。
図5は上記第1の実施形態のフレームのスイング時における、フレーム4の周辺の空気の流れを示す断面図である。
上記の構成によれば、本考案のラケットをスイング方向100へスイングする際に、フレーム4の側面43に形成された突起エリア44の先端431が空気に当たる。本考案のラケットの先端431の面積が従来の略楕円形に形成されているラケットのフレームの空気に当たる先端の面積より小さいので、スイングする際の空気抵抗は従来のラケットより低くなる。
また、突起エリア44の突起する先端431の少なくとも一部が内周面41側に寄ってから外周面42側に寄り、そしてまた内周面41側に寄るように湾曲する波状に延伸していることにより、突起エリア44が形成されている箇所におけるフレーム4の強度が向上するので、ラケットの機械的な強度を従来のラケットより向上させることができる。
本考案は上記各実施形態に限定されず、本考案の主旨に反しない範囲内において様々な変更を加えることが可能である。例えばフレーム4が有する2つの側面43にそれぞれ形成された突起エリア44は、鏡像不対称に形成されることもでき、また、すべての突起エリア44を波状に形成することもできる。即ち、本考案の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本考案のラケットは、球技で使用するボールやシャトルを打撃するために使用するラケットとして利用でき、また、ラケットの風に当たる面に突起エリアが形成されていることにより、ラケットのスイング時における空気抵抗が低減され、且つ、一部の突起エリアが波上に形成されていることにより、ラケットの機械的な強度が向上されているので、激しくラケットを使用する球技に特に好適である。
3 シャフト
40 張設空間
4 フレーム
41 内周面
42 外周面
43 側面
44 突起エリア
431 先端
432 内側面
433 外側面
434 内凹陥部
435 外凹陥部
5 スロート

Claims (3)

  1. 所定の方向に沿って延伸して棒状に形成されているシャフトと、打球面を構成するストリングが張設される張設空間を画成するように枠状に形成されて前記シャフトの一端に取付けられているフレームと、を備え、前記フレームが、前記張設空間に面する内周面と、前記内周面の反対側にある外周面と、前記内周面と前記外周面との間に介在している2つの側面と、を有するように構成されているラケットにおいて、
    前記2つの側面それぞれの少なくとも一部に、該側面から突起しながら、前記枠状に形成された前記フレームの延伸方向に沿って延伸する突起エリアが形成されており、
    前記突起エリアの突起した先端の少なくとも一部が、前記内周面側に寄ってから前記外周面側に寄り、そしてまた前記内周面側に寄るように湾曲する波状に延伸している、ラケット。
  2. 前記フレームが有する2つの前記側面にそれぞれ前記突起エリアが形成され、各前記側面に形成された前記突起エリアは、形成されている前記側面の全面を占め、
    前記突起エリアが形成されている各前記側面には、それぞれ
    前記先端と、
    前記先端から前記内周面まで斜めに延伸するように形成されている内側面と、
    前記先端から前記外周面まで斜めに延伸するように形成されている外側面と、が形成され、前記フレームの前記延伸方向と略直交する断面において、各前記突起エリアに形成された各前記内周面及び各前記外周面が直線状になっている、請求項1に記載のラケット。
  3. 前記フレームの前記シャフトに取付けられている一部の周辺において、前記突起エリアの前記先端は、対応する前記側面の中央近くで前記フレームの延伸方向に沿って延伸するように形成され、
    前記フレームが有する2つの前記側面にそれぞれ形成された前記突起エリアは、前記打球面の延伸面を基準として、互いに鏡像対称に形成されている、請求項2に記載のラケット。
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