JP3201856U - 折り畳み可能な容器 - Google Patents

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【課題】小さく折り畳むことができ、廃棄性に優れた折り畳み可能な容器を提供する。【解決手段】側板20,30のうち対向する一組の側板の幅方向の中央部には、縦方向に延びる第一折線R31,R32が形成されている。底板10には、底板10の四隅から内方向にそれぞれ延びる第二折線R11〜R14が形成されている。底板10には、第一折線R31,R32の下部に連続して内方向に延びる第三折線R21,R22が形成されている。底板10には、対向する側板20,30に連続しているとともに二つの第二折線で仕切られた底板部11,12が形成されている。対向する側板20,30を第一折線R31,R32に沿って内側に折り込んだときに、底板10部が、第二折線R11〜14で山折りされるとともに第三折線R21,R22で谷折りされ、折り込まれた側板20,30の内側に折り重ねられる構成とした。【選択図】図2

Description

本考案は、折り畳み可能な容器に関する。
従来、容器として、折り畳んでコンパクトな形状にすることのできるものがある。このような折り畳み可能な容器としては、箱型形状をした容器の側板の四隅に下部を除いて縦方向のリブを形成するとともに、容器幅方向の前後側板のそれぞれに側板の四隅下部を除いて略ハの字型に斜めのリブを形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の容器では、略ハの字型の斜めのリブを用いて、底板の上に側板を重ねるようにして折り畳むことができる。これにより、容器を折り畳んでコンパクトな形状にすることができる。
特開2004−268937号公報
しかしながら、前記した特許文献1の容器では、底板の上に側板を重ねて折り畳む構成であるため、底板の大きさよりも小さく折り畳むことができない。このため、底板が比較的大きい場合には、廃棄スペースを広く必要としてしまうという課題があった。
本考案は、前記した課題を解決し、比較的小さく折り畳むことができ、廃棄性に優れた折り畳み可能な容器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本考案の折り畳み可能な容器は、矩形状の底板と前後左右の側板とを備え、上面が開口している折り畳み可能な容器である。前記側板のうち対向する一組の側板の幅方向の中央部には、縦方向に延びる第一折線が形成されている。底板には、底板の四隅から内方向にそれぞれ延びる第二折線が形成されている。底板には、第一折線の下部に連続して内方向に延びる第三折線が形成されている。底板には、対向する前記側板に連続しているとともに、二つの前記第二折線で仕切られた底板部が形成されている。対向する前記側板を前記第一折線に沿って内側に折り込んだときに、前記底板部が、前記第二折線で山折りされるとともに前記第三折線で谷折りされ、折り込まれた前記側板の内側に折り重ねられる。
本考案の折り畳み可能な容器では、第一折線に沿って対向する側板同士を内側に折り込むと、折り込まれた側板に押されるようにして、底板に形成された底板部が、第二折線で山折りされるとともに第三折線で谷折りされる。これにより、底板部が、折り込まれた側板の内側に重なるように折り込まれ、底板全体が2つ折りに折り畳まれる。これにより、底板の大きさよりも小さくなるように容器をコンパクトな形状に折り畳んで廃棄することができるので、廃棄性に優れる。
また、第一折線に沿って対向する側板同士を内側に折り込む操作を行うことで、容器を簡単に折り畳むことができるので、廃棄性に優れる。
前記した折り畳み可能な容器において、前記第一折線および前記第二折線が、容器の内側に向かって断面鋭角状に突出する凸状リブであり、前記第三折線が、前記底板の外側に向かって断面湾曲状に凹む凹状リブであるのがよい。
この構成では、容器を廃棄するときに側板および底板が折り込み易くなる。また、容器を使用するときには、各リブによる補強効果を期待することができる。
なお、凸状リブや凹状リブは、容器がプラスチック製である場合には、真空成形、圧空成形等によって形成することができる。
前記した折り畳み可能な容器において、前記前後左右の側板の四隅に縦方向に延びる縦折線を形成した場合には、前記縦折線は前記側板の外側に向かって断面湾曲状に凹む凹状リブであることが好ましい。
この構成では、容器を廃棄するときに対向する側板が折り込み易くなる。また、容器を使用するときには、各リブによる補強効果を期待することができる。
前記した折り畳み可能な容器において、底板が長方形状である場合には、前記底板の中央部に、長方形状の長手方向に沿う中央折線が形成されているのがよい。
この構成では、容器を廃棄するときに底板が折り込み易くなる。
本考案の折り畳み可能な容器では、比較的小さく折り畳むことができ、廃棄性に優れる。
本考案の実施形態に係る折り畳み可能な容器を示した斜視図である。 同じく折り畳み可能な容器を示した平面図である。 同じく折り畳み可能な容器を示した図であり、(a)は前面図、(b)は側面図である。 図2のA−A線に沿う端面図である。 図2のC−C線に沿う端面図である。 図2のB−B線に沿う端面図である。 折り畳み可能な容器の部分平断面図である。 (a)〜(c)は折り畳みの手順を示す斜視図である。
本考案の実施形態について、適宜図面を参照して説明する。
以下の説明において、「前後」「左右」「上下」の各方向は、本実施形態の折り畳み可能な容器を説明する上で便宜上設定したものであり、折り畳み可能な容器の構成を限定するものではない。また、「山折り」とは、折り畳み可能な容器の側板や底板の表面が容器内側に突き出す方向への折り曲げであり、「谷折り」とは、底板の表面が凹む方向への折り曲げである。
折り畳み可能な容器1は、図1に示すように、上面が開口したトレイ形状であり、底板10と、前後の側板20と、左右の側板30とを備えている。折り畳み可能な容器1(以下、単に「容器1」という)は、例えば、樹脂材で構成することが適当であり、真空成形、圧空成形、プレス成形、ブロー成形等により一体に形成される。樹脂材としては、A−PET(非晶製ポリエチレンテレフタラート)、PPF(フィラー入りポリプロピレン)、即ち、ポリプロピレンにタルク(鉱石)や塩化カルシウムを混合したもの、HIPS(ハイインパクトポリスチレン)、即ち、GPPS(汎用ポリスチレン)にブタジエンゴムとスチレンモノマー、タフプレンゴムを配し、活性させたもの、デンプンとPP(ポリプロピレン)の混合物等を用いることができる。
なお、容器1の成形時には、1つの金型で複数の容器1を一度に形成することが好ましい。
底板10は、図2に示すように、長方形に形成されており、前後方向よりも左右方向が大きく形成されている。
底板10の周囲には、凹状リブR1〜R4が形成されている。凹状リブR1,R3は底板10の前後縁部において左右方向に延在しており、凹状リブR2,R4は、底板10の左右縁部において前後方向に延在している。凹状リブR2,R4は、前後方向の中央部でそれぞれ上下に分割されている。各凹状リブR1〜R4は底板10の四隅で繋がっている。
各凹状リブR1〜R4は、図4,図6に断面で一部を示すように、底板10の外側(下方)に向かって断面湾曲状(アール状)に凹んでいる。各凹状リブR1〜R4は、容器1を使用するときに、底板10の周囲を補強するとともに、容器1を廃棄するときに、容器1を折り畳む際の折線として機能する。
底板10には、図2に示すように、底板10の四隅から内方向に延びる凸状リブR11〜R14が形成されている。凸状リブR11は、底板10の左前隅部から底板10の右後部へ向けて斜めに延在している。凸状リブR12は、底板10の左後隅部から底板10の右前部へ向けて斜めに延在している。凸状リブR11,R12の延出端部は、底板10の中央部に形成された中央凸状リブR15の左端部に接続されている。
凸状リブR11,R12は、図4,図6に示すように、底板10の内側に向かって突出する断面鋭角状(断面三角形状)に形成されている。
底板10の左部には、図2に示すように、前記した凹状リブR2と凸状リブR11,R12とで囲われる平面視三角形状の左底板部11が形成されている。左底板部11の前後方向の中央部には、左右方向に延在する凹状リブR21が形成されている。凹状リブR21は、凸状リブR11,R12と中央凸状リブR15との接続部の左側方から凹状リブR2の分割部分(中央部分)に亘って延在している。凹状リブR21は、図4に示すように、左底板部11の外側(下方)に向かって断面湾曲状に凹んでおり、前記した凹状リブR1〜R4と略同じ断面形状である。
凸状リブR13は、図2に示すように、底板10の右後隅部から底板10の左前部へ向けて斜めに延在している。凸状リブR14は、底板10の右前隅部から底板10の左後部へ向けて斜めに延在している。凸状リブR13,R14の延出端部は、中央凸状リブR15の右端部に接続されている。凸状リブR13,R14は、凸状リブR11,R12と同じ断面形状である(図4参照)。
凸状リブR11〜R14は、実用新案登録請求の範囲における「第二折線」に相当し、容器1を使用するときに底板10の底面を補強するとともに、容器1を廃棄するときに山折りされて折り畳み線として機能する。
底板10の右部には、前記した凹状リブR4と凸状リブR13,R14とで囲われる平面視三角形状の右底板部12が形成されている。右底板部12は前記した左底板部11に対して左右対称な形状である。右底板部12にも左底板部11の凹状リブR21と同様に、左右方向に延在する凹状リブR22が形成されている。凹状リブR22は、凸状リブR13,R14と中央凸状リブR15との接続部の右側方から凹状リブR4の分割部分(中央部分)に亘って延在している。凹状リブR22は、前記した凹状リブR21と同じ断面形状である(図4参照)。
凹状リブR21,R22は、実用新案登録請求の範囲における「第三折線」に相当し、容器1を使用するときに、底板10の左底板部11,右底板部12を補強するとともに、容器1を廃棄するときに、谷折りされて折り畳み線として機能する。
また、左底板部11および右底板部12は、実用新案登録請求の範囲における「底板部」に相当する。
中央凸状リブR15は、図2に示すように、底板10の中央部において左右方向に延在するリブである。中央凸状リブR15は、凹状リブR1(R3)と平行である。中央凸状リブR15は、凸状リブR11〜R14と同じ断面形状である(図4,図5参照)。中央凸状リブR15は、凸状リブR11,R12と凸状リブR13,R14とを繋いでいる。
中央凸状リブR15は、容器1を使用するときに、底板10の中央部を補強するとともに、容器1を廃棄するときに、山折りされて底板10を二つ折りにするための折り畳み線として機能する。中央凸状リブR15は、実用新案登録請求の範囲における「中央折線」に相当する。
底板10には、図2に示すように、平面視で台形状を呈する補強リブR41,R42が形成されている。補強リブR41は、凹状リブR1と、凸状リブR11と、凸状リブR14とで囲われる前底板部13に形成されている。補強リブR42は、凹状リブR3と、凸状リブR12と、凸状リブR13とで囲われる後底板部14に形成されている。
底板10の前縁部には、図1,図2に示すように、凹状リブR1を介して側板20である前側板20Aが連設されている。前側板20Aは、図1,図3(a)に示すように、底板10の前縁部から上方に向けて延びている。前側板20Aは、長方形に形成されており、上下方向よりも左右方向が大きく形成されている。
底板10の後縁部には、図1,図2に示すように、凹状リブR3を介して側板20である後側板20Bが連設されている。後側板20Bは、前側板20Aに対して前後対称な形状である。後側板20Bは、図1に示すように、底板10の後縁部から上方に向けて延びている。
底板10の左縁部には、図1,図2に示すように、凹状リブR2を介して側板30である左側板30Aが連設されている。左側板30Aは、図1,図3(b)に示すように、底板10の左縁部から上方に向けて延びている。左側板30Aは、長方形に形成されており、上下方向よりも前後方向が大きく形成されている。
左側板30Aには、縦方向に延びる凸状リブR31が形成されている。凸状リブR31は、図2に示すように、左側板30Aの幅方向である前後方向の中央部において、左側板30Aの上縁部から下縁部となる凹状リブR2の分割部分(中央部分)に亘って形成されている。凸状リブR31の下端部は、左底板部11の凹状リブR21の左端部に近接している。凸状リブR31は、図7に示すように、底板10の内側に向かって突出する断面鋭角状(断面三角形状)に形成されており、前記した凸状リブR11〜R14と同じ断面形状である。
底板10の右縁部には、凹状リブR4を介して側板30である右側板30Bが連設されている。右側板30Bは、左側板30Aに対して左右対称な形状であり、図1に示すように、底板10の右縁部から上方に向けて延びている。
右側板30Bにも、図1,図2に示すように、左側板30Aの凸状リブR31と同様に、縦方向に延びる凸状リブR32が形成されている。凸状リブR32は、図2に示すように、右側板30Bの幅方向である前後方向の中央部において、右側板30Bの上縁部から下縁部となる凹状リブR4の分割部分(中央部分)に亘って形成されている。凸状リブR32の下端部は、右底板部12の凹状リブR22の右端部に近接している。凸状リブR32は底板10の内側に向かって突出する断面鋭角状(断面三角形状)に形成されており、前記した凸状リブR31と同じ断面形状である(図7参照)。
凸状リブR31,R32は、実用新案登録請求の範囲における「第一折線」に相当する。凸状リブR31,R32は、容器1を廃棄するときに、容器1を折り畳むための折り畳み線として機能し、山折りされる。
側板20,30の側面には、図1,図2,図3(a)(b)に示すように、補強用の縦リブ60が複数形成されている。なお、縦リブ60は必ずしも設けなくてもよい。
また、側板20,30の上縁部には、図1に示すように、周方向の全体にフランジ部25が形成されている。側板30の上縁部(フランジ部25)において、凸状リブR31,R32に対応する位置には、下方へ凹む凹溝36が形成されている。
側板20,30の四隅には、図1,図2に示すように、縦方向に延びる縦折線としての凹状リブR50が形成されている。各凹状リブR50は、側板20,30の外側に向かって断面湾曲状(アール状)に凹んでおり、前記した凹状リブR1〜R4と同じ断面形状である(図7参照)。各凹状リブR50の上端部26は、図1に示すように、フランジ部25に至る。各凹状リブR50は、容器1を使用するときに、側板20,30の四隅角部を補強するとともに、容器1を廃棄するときに、谷折りされて折り畳み線として機能する。
次に、前記した容器1を廃棄する際の折り畳み手順について図8各図を参照して説明する。
まず、左側板30Aおよび右側板30Bを両手で掴み、図8(a)に示すように、左側板30Aおよび右側板30Bの前後方向の中央部分を、図中矢印で示すように内側方向に押し込む。そうすると、左側板30Aが凸状リブR31を介して内側にくの字状に折れ曲がるとともに、右側板30Bが凸状リブR32を介して内側にくの字状に折れ曲がる。この際、左側板30Aの凸状リブR31の下部、および右側板30Bの凸状リブR32の下部を、図示しない指で外側から内側方向に押し込むことで、左側板30Aおよび右側板30Bが折れ曲がり易くなる。
左側板30Aが内側に折れ曲がると、くの字状に山折りされた凸状リブR31の下端部によって、左底板部11の左端部が内側に押される。一方、右側板30Bが内側に折れ曲がると、くの字状に山折りされた凸状リブR32の下端部によって、右底板部12の右端部が内側に押される。
このとき、左底板部11の左端部に作用する力が、左底板部11(凹状リブR21)を通じて中央凸状リブR15の左端部に作用する。また、右底板部12の右端部に作用する力が、右底板部12(凹状リブR22)を通じて中央凸状リブR15の右端部に作用する。これによって、底板10の中央部分が上方へ持ち上げられ、左底板部11が凸状リブR11,R12で山折りされるとともに、凹状リブR21で谷折りされる。また、右底板部12が凸状リブR13,R14で山折りされるとともに、凹状リブR22で谷折りされる。また、これとともに、中央凸状リブR15が山折りされる。
その後、左側板30Aおよび右側板30Bをさらに内側方向に押し込むと、図8(b)に示すように、押し込む力が左側板30Aおよび右側板30Bから左底板部11および右底板部12を介して底板10の中央部に継続して作用し、底板10の中央部がさらに上方へ持ち上げられる。つまり、凸状リブR11〜R14および中央凸状リブR15の山折りの度合い、左底板部11および右底板部12の凹状リブR21,R22の谷折りの度合いが大きくなる。
その後、図8(c)に示すように、前側板20Aと後側板20Bとを前後方向に図示しない手で挟むようにして近づける。そうすると、折り込まれた左側板30Aの内側に左底板部11が重なるように折り込まれる。また、折り込まれた右側板30Bの内側に右底板部12が重なるように折り込まれる。これにより、底板10の全体が前側板20Aと後側板20Bとの間で2つ折りに折り畳まれた状態となる。
以上のような容器1では、底板10の大きさよりも小さくなるように容器1の全体をコンパクトな形状に折り畳んで廃棄することができるので、廃棄性に優れる。
また、左側板30Aの凸状リブR31および右側板30Bの凸状リブR32に沿って、対向する側板30同士を内側に折り込む操作を行うことで、容器1を簡単に折り畳むことができるので、廃棄性に優れる。
また、側板20および底板10の折り畳み線が、内側に向かって断面鋭角状に突出する凸状リブR31,R32、凸状リブR11〜R14および中央凸状リブR15であるので、容器1を廃棄するときに、側板20、底板10が折り込み易くなる。また、容器1を使用するときには、各凸状リブR11〜R14、中央凸状リブR15、さらには凹状リブR21,R22による補強効果を期待することができる。
なお、凸状リブR31,R32、凸状リブR11〜R14や凹状リブR22,R22は、真空成形、圧空成形等によって形成することができる。
また、側板20,30の四隅に凹状リブR50が形成されているので、容器1を廃棄するときに対向する側板20,30が折り込み易くなる。また、容器1の使用時には、各凹状リブR50による補強効果を期待することができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
前記実施形態では、左側板30Aに凸状リブR31を設けるとともに右側板30Bに凸状リブR32を設けたが、これに限られることはなく、前側板20Aおよび後側板20Bに対して凸状リブR31,R32を設けてもよい。この場合には、前底板部13および後底板部14に対して凹状リブR21,R22を設けることができる。
また、側板20,30や底板10に形成される折り畳み線は、リブ状に形成されたものに限られることはなく、罫線状、ミシン目状等、容器1を廃棄するときに折り込み操作が可能なものであれば種々の形態のものを採用することができる。
また、底板10が正方形である場合には、凸状リブR11〜R14は、対角線上に形成することができる。この場合には、中央凸状リブR15を排除することができる。
また、前記実施形態では、凸状リブR11と凸状リブR12との延出端部同士が接続されるとともに、凸状リブR13と凸状リブR14との延出端部同士が接続される例を示したが、これに限られることはなく、延出端部同士が接続されない構成であってもよい。
また、容器1は、折り畳み可能な材料から構成されるものであればよく、シリコンゴム、紙、不織布等、種々の材料を用いることができる。
1 容器(折り畳み可能な容器)
10 底板
11 左底板部
12 右底板部
13 前底板部
14 後底板部
20 側板
20A 前側板
20B 後側板
30 側板
30A 左側板
30B 右側板
R11〜R14 凸状リブ(第二折線)
R15 中央凸状リブ(中央折線)
R21,R22 凹状リブ(第三折線)
R31,R32 (第一折線)
R50 凹状リブ(縦折線)

Claims (4)

  1. 矩形状の底板と前後左右の側板とを備え、上面が開口している折り畳み可能な容器であって、
    前記側板のうち対向する一組の前記側板の幅方向の中央部に形成され、縦方向に延びる第一折線と、
    前記底板に形成され、前記底板の四隅から内方向にそれぞれ延びる第二折線と、
    前記底板に形成され、前記第一折線の下部に連続して内方向に延びる第三折線と、
    前記底板に形成され、対向する前記側板に連続しているとともに、二つの前記第二折線で仕切られた底板部と、を備え、
    対向する前記側板を前記第一折線に沿って内側に折り込んだときに、前記底板部が、前記第二折線で山折りされるとともに前記第三折線で谷折りされ、折り込まれた前記側板の内側に折り重ねられることを特徴とする折り畳み可能な容器。
  2. 前記第一折線および前記第二折線は、容器の内側に向かって断面鋭角状に突出する凸状リブであり、前記第三折線は、前記底板の外側に向かって断面湾曲状に凹む凹状リブであることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み可能な容器。
  3. 前記前後左右の側板の四隅には、縦方向に延びる縦折線が形成されており、
    前記縦折線は、前記側板の外側に向かって断面湾曲状に凹んでいることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の折り畳み可能な容器。
  4. 前記底板は長方形状であり、
    前記底板の中央部には、長方形状の長手方向に沿う中央折線が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の折り畳み可能な容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017214082A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 赤松化成工業株式会社 伸縮可能な容器
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JP7223943B1 (ja) 2022-01-21 2023-02-17 吉村化成株式会社 容器

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