JP3200330B2 - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

ディスクブレーキ装置

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JP3200330B2
JP3200330B2 JP17489795A JP17489795A JP3200330B2 JP 3200330 B2 JP3200330 B2 JP 3200330B2 JP 17489795 A JP17489795 A JP 17489795A JP 17489795 A JP17489795 A JP 17489795A JP 3200330 B2 JP3200330 B2 JP 3200330B2
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disc
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典之 鳥山
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Nisshinbo Holdings Inc
Nisshinbo Industries Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2125/00Components of actuators
    • F16D2125/18Mechanical mechanisms
    • F16D2125/20Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
    • F16D2125/22Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting transversely to the axis of rotation
    • F16D2125/26Cranks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のディスクブレー
キ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクブレーキ装置としては、
例えば実開平5−1038号公報、および実開平5−5
8984号公報に開示されているものがある。図10,
11は前者の装置のカム軸部の構造を示すもので、図中
aはキャリパ、bはカム軸、cは押圧部材、dは従動ピ
ン、eは作動レバー、fはストップピン、gは戻しばね
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10,11に示した
装置は、戻しばねgから延設したばねの一端部hをスト
ップピンfの頭部iに当接させて、カム軸bをカム軸孔
jの底部方向へ付勢させているが、戻しばねgの一端部
hと作動レバーeとがA部で片当りするので、接触抵抗
が大きくなり、作動レバーeの回動が不円滑になった
り、接触部が異常摩耗する上に、戻しばねgの付勢力は
カム軸全体を均一に押圧しない。
【0004】又、カム軸bとストップピンfの間隔もレ
イアウト上広くできないので、戻しばねgの付勢力も大
きくとれない。このため、組み付け時や、振動によって
カム軸bが図11の矢印Bのように軸孔jから抜け出る
方向に移動すると、従動ピンdの傾きが変動して押圧部
材cが突出したり後退するので、摩擦パッドとディスク
ロータの隙間が変動するという問題点があった。
【0005】また後者の実開平5−58984号公報の
装置のプレート18(公報参照)は、ブレーキレバー1
7とリターンスプリング20の間に介挿したものである
が、カムシャフト14をカムシャフト孔底方向へ付勢す
る作用を有しないから、リターンスプリング20を均一
にブレーキレバー17と当接させることができないとい
う問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、ディスクロータの一部外周を跨
ぐキャリパと、キャリパのカム軸孔に回動可能に支承さ
れたカム軸と、カム軸の軸線に対し交差する方向に摺動
する押圧部材と、一端を前記カム軸のカム溝に係合し、
他端を該カム溝に対向する前記押圧部材の端部に係合し
た従動ピンと、前記押圧部材の押動力によりディスクロ
ータに圧接して制動を行う一対の摩擦パッドと、前記カ
ム軸に固着した作動レバーと、前記キャリパに立設して
作動レバーの戻り位置を位置決めするストップピンと、
前記作動レバーを不作動位置方向に付勢する戻しばねと
からなるディスクブレーキ装置において、前記作動レバ
ーと戻しばねとの間のカム軸に皿状の押えばねを設け
て、カム軸をカム軸孔の底部方向へ付勢してディスクブ
レーキ装置を構成する。
【0007】また前記した第1発明のディスクブレーキ
装置の皿状の押えばねをカム軸に嵌合してもよい。
【0008】また前記した第1発明のディスクブレーキ
装置の皿状の押えばねの内周立ち上がり片部を戻しばね
の内周部に嵌合してもよい。
【0009】また前記した第1発明のディスクブレーキ
装置の皿状の押えばねをストップピンに嵌合してもよ
い。
【0010】
【作用】上述のように本発明においては、皿状の押えば
ねを戻しばねの一端部と作動レバーとの間に介挿し、カ
ム軸をカム軸孔の底部方向へ付勢したので、戻しばねの
一端部と作動レバーとが全周で均一に当接する。このた
め作動レバーが円滑に作動できると共に、接触部の異常
摩耗も生じない。また前記付勢力は、カム軸の全周で均
一に作用し、しかも荷重を大きく取ることができるの
で、カム軸が軸孔から抜け出ることはなく、摩擦パッド
とロータの隙間が変動しない。さらに押えばねは、カム
軸や戻しばね、ストップピン等に嵌合しているので、組
み付けや分解時に脱落することがなくなる。
【0011】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を説明す
る。図中1は車体等の静止部に固定されるトルク受け部
材、2はトルク受け部材1にディスクロータ(図示せ
ず)の軸線方向に摺動可能に支承されたキャリパで、こ
の中間部の液圧作動装置部2aと、ディスクロータを跨
いで液圧作動装置部2aに対向するように前部に位置さ
せた反作用部2bと、液圧作動装置部2aの後部に位置
する機械的作動装置部2cとから成っている。3,4
(図3参照)はディスクロータの両側部に圧接され制動
を行う一対の摩擦パッド、5は液圧作動装置部2aのシ
リンダ孔に摺動可能にシール部材6で以て密に嵌挿した
ピストン、7はピストン内に収容されディスクロータと
摩擦パッド3,4との隙間を自動的に調整する隙間自動
調整装置であり、ここでは詳細な説明は省略する。
【0012】8は前端部が前記隙間自動調整装置7に係
合し、後端部が機械的作動装置部2cの小径シリンダ孔
2dに摺動可能に、シール部材9で以て密に嵌挿した機
械的押圧部材であり、その後端部には従動ピン10の一
端と係合する凹部8aを形成する。11は前記小径シリ
ンダ孔2dと直交する方向に穿設された有底のカム軸孔
2eに嵌挿されたカム軸で、偏心したカム溝11aが前
記従動ピン10の他端と係合している。又、このカム軸
11のカム軸孔2eから突出した突出部11b(図1,
6参照)には遠隔操作用コントロールケーブル( 図示せ
ず) と接続する作動レバー12が固着している。
【0013】13はそのコイル部13aが前記突出部1
1bの先のガイド部11cを囲繞するようにその外周に
配置された戻しばねで、一端部13bが、図5に示すよ
うに作動レバー12に係合すると共に、他端部13cが
キャリパ2に立設したストップピン14に係合して、ね
じりばねの作用で作動レバー12を不作動方向へ付勢し
ている。そして図5に示すように作動レバー12に形成
したストッパー部12aにストップピン14が当接して
作動レバー12の戻り位置を位置決めしている。更に戻
しばね13は他端部13cがストップピン14の鍔部1
4aに係合して、カム軸11方向への抜けを阻止されて
いる。
【0014】また15(図1,6参照)はカム軸孔2e
のダストシール、16(図4,5参照)は遠隔操作用コ
ントロールケーブル(図示せず)をガイドすると共に、
その反力を受け止めるケーブルブラケットで、ボルト1
7によりキャリパ2に固定されている。18(図3参
照)はディスクロータと摩擦パッド3,4との隙間を手
動で調整するための手動調整ギアで、プラグ19により
密封されている。尚、以上説明したディスクブレーキ装
置は液圧による作動装置やディスクロータと摩擦パッド
との隙間調整装置等を組み込んだタイプのものである
が、本発明は同装置を有しないものであっても勿論適用
可能である。
【0015】本発明においては、前記したディスクブレ
ーキ装置において、前記作動レバー12と戻しばね13
との間のカム軸11に皿状の押えばね20を設けて、カ
ム軸11をカム軸孔2eの底部方向へ付勢する。図7の
(a)(b)は、その押えばね20の一例を示すもの
で、20aは中心孔、20bはその中心孔20aの周辺
部に設けた複数個の内周立ち上がり片であり、20cは
円周上に分布して設けた開口である。
【0016】図1〜図7は本発明の第1実施例を示すも
ので、この場合は皿状の押えばね20の内周立ち上がり
片20bの内周をカム軸11のガイド部11cに嵌合し
てある。
【0017】図8は本発明の第2実施例を示すもので、
この場合は皿状の押えばね20の内周立ち上がり片部2
0bの外周を戻しばね13のコイル部13aの内周部に
嵌合してある。
【0018】また図9は本発明の第3実施例を示すもの
で、この場合は前記ディスクブレーキ装置において、前
記作動レバー12と戻しばね13との間のストップピン
14に皿状の押えばね20を設けて、カム軸11をカム
軸孔2eの底部方向へ付勢したものである。
【0019】
【発明の効果】上述のように本発明においては、皿状の
押えばね20を戻しばね13の端部13cと作動レバー
12との間に介挿し、カム軸11をカム軸孔2eの底部
方向へ付勢したので、戻しばね13の端部13cと作動
レバー12とが全周で均一に当接する。このため作動レ
バー12が円滑に作動できると共に、接触部の異常摩耗
も生じない。また前記戻しばね13による付勢力は、カ
ム軸11の全周で均一に作用し、しかも荷重を大きく取
ることができるので、カム軸11が軸孔2eから抜け出
ることはなく、摩擦パッド3,4とロータの隙間が変動
しないという効果が得られる。また押えばね20は、カ
ム軸11や戻しばね13、ストップピン14等に嵌合し
ているので、組み付けや分解時に脱落することがなくな
るという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ディスクブレーキ装置の一部を断面で示
す平面図である。
【図2】図1の一部を断面で示す正面図である。
【図3】図2の側断面図である。
【図4】図2の背面図である。
【図5】図4の右側面図である。
【図6】図1の要部の詳細断面図である。
【図7】(a)は、皿状の押えばねの正面図であり、
(b)は、そのX−X断面図である。
【図8】図6に相当する他の実施例図である。
【図9】図6に相当する他の実施例図である。
【図10】図6に相当する従来装置の部分断面図であ
る。
【図11】図10の作動説明図である。
【符号の説明】
1 トルク受け部材 2 キャリパ 2a 液圧作動装置部 2b 反作用部 2c 機械的作動装置部 2d 小径シリンダ孔 2e カム軸孔 3,4 摩擦パッド 5 ピストン 6 シール部材 7 隙間自動調整装置 8 機械的押圧部材 9 シール部材 10 従動ピン 11 カム軸 11a カム溝 11b 突出部 11c ガイド部 12 作動レバー 13 戻しばね 13a コイル部 13b 一端部 13c 他端部 14 ストップピン 14a 鍔部 15 ダストシール 16 ケーブルブラケット 17 ボルト 18 手動調整ギア 19 プラグ 20 皿状の押えばね 20a 中心孔 20b 内周立ち上がり片(内周立ち上がり片部) 20c 開口

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの一部外周を跨ぐキャリ
    パと、キャリパのカム軸孔に回動可能に支承されたカム
    軸と、カム軸の軸線に対し交差する方向に摺動する押圧
    部材と、一端を前記カム軸のカム溝に係合し、他端を該
    カム溝に対向する前記押圧部材の端部に係合した従動ピ
    ンと、前記押圧部材の押動力によりディスクロータに圧
    接して制動を行う一対の摩擦パッドと、前記カム軸に固
    着した作動レバーと、前記キャリパに立設して作動レバ
    ーの戻り位置を位置決めするストップピンと、前記作動
    レバーを不作動位置方向に付勢する戻しばねとからなる
    ディスクブレーキ装置において、 前記作動レバーと戻しばねとの間に皿状の押えばねを介
    挿し、カム軸をカム軸孔の底部方向へ付勢したことを特
    徴とするディスクブレーキ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスクブレーキ装置の皿
    状の押えばねをカム軸に嵌合したことを特徴とするディ
    スクブレーキ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のディスクブレーキ装置の皿
    状の押えばねの内周立ち上がり片部を戻しばねの内周部
    に嵌合したことを特徴とするディスクブレーキ装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のディスクブレーキ装置の皿
    状の押えばねをストップピンに嵌合したことを特徴とす
    るディスクブレーキ装置。
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