JP5422442B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

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本発明は、ディスクブレーキに関する。
カム機構のカムを回動させることにより伝達部材を押圧し、この伝達部材によってピストンを推進する駐車ブレーキ付きのディスクブレーキがある(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平1−164826号公報 特開平8−28604号公報
上記のカム機構は、カムを回転させるのみであるため、特に回動初期の無効回動部分が多く、駐車ブレーキの応答性の点で改善の余地があった。
したがって、本発明は、駐車ブレーキの応答性を向上させることができるディスクブレーキの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、カム機構に、カム軸の回動に応じて伝達部材の軸線に対するカムロッドの傾きがカム軸の軸方向において小さくなるようにカム軸をその軸方向に移動させる軸方向移動機構を設けた。
本発明によれば、駐車ブレーキの応答性を向上させることができる。
本発明に係る一実施形態のディスクブレーキの駐車ブレーキ機構の非作動時の状態を示す側断面図である。 本発明に係る一実施形態のディスクブレーキの駐車ブレーキ機構の非作動時の状態を示す部分平断面図である。 本発明に係る一実施形態のディスクブレーキのベース板を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は下面図である。 本発明に係る一実施形態のディスクブレーキのカム軸を示すもので、(a)は正面図、(b)は下面図である。 本発明に係る一実施形態のディスクブレーキのベース板とカム軸とを示す図1のX−X断面図である。 本発明に係る一実施形態のディスクブレーキの駐車ブレーキ機構の作動時の状態を示す側断面図である。
以下、本発明に係る一実施形態のディスクブレーキについて図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、本実施形態のディスクブレーキ10は、キャリア11と、一対のパッド12と、キャリパ13とを備えている。キャリア11は、制動対象となる図示略の車輪(回転体)とともに回転するディスク14の外径側を跨ぐように配置されて図示略の車両の非回転部に固定される。一対のパッド12は、ディスク14の両面に対向配置された状態でディスク14の軸線方向に摺動可能となるようにキャリア11に支持される。キャリパ13は、ディスク14の外径側を跨いだ状態でディスク14の軸線方向に摺動可能となるようにキャリア11に支持されてパッド12をディスク14に押圧することによりディスク14に摩擦抵抗を付与する。なお、以下においては、ディスク14の半径方向をディスク半径方向と称し、ディスク14の軸方向をディスク軸方向と称し、ディスク14の回転方向をディスク回転方向と称す。
キャリパ13は、ディスク14を跨いだ状態でキャリア11に支持されるキャリパボディ20を有している。キャリパボディ20は、有底筒状のシリンダ部21と、ブリッジ部22と、爪部23とを有している。キャリパ13は、そのキャリパボディ20が、ディスク14の一方の面側にシリンダ部21が設けられ、ディスク14の他方の面側に爪部23が設けられ、爪部23とシリンダ部21とを接続するブリッジ部22がディスク14の外周を跨いで設けられるフィスト型となっている。
キャリパボディ20のシリンダ部21は、全体として有底筒状をなし筒状のシリンダ筒部25とシリンダ筒部25の一端を閉塞するシリンダ底部26とを有しており、シリンダ筒部25とシリンダ底部26との内部によりシリンダボア21aが形成されている。また、シリンダ部21は、インナ側のパッド12に対してディスク14とは反対側にシリンダ開口部27が設けられている。
キャリパボディ20のシリンダ底部26には、シリンダボア21aの底面21bから離間してシリンダ部21の軸方向に対し直交方向に沿うカム穴30が形成されている。カム穴30は、キャリパボディ20にシリンダボア21aと画成されて形成されるカム室31を構成する。また、シリンダ底部26には、シリンダボア21aの底面21bの中央位置からカム穴30までシリンダ部21の軸方向に沿って貫通する底部孔33が形成されている。さらに、シリンダ底部26には、後述する回転規制板71の突出部75が嵌合する嵌合穴34が、底部孔33と平行にシリンダボア21aの底面21bから所定深さまで形成されている。
キャリパボディ20のシリンダ筒部25の内周には、最もシリンダ底部26側に奥位置穴37が形成されており、この奥位置穴37よりもシリンダ開口部27側には、奥位置穴37よりも大径の摺動穴38が形成されている。すなわち、シリンダボア21aは段付き穴形状となっている。
キャリパ13は、円筒状の筒部41と円板状の蓋部42とを有する有蓋筒状に形成されたピストン43を有している。このピストン43は、筒部41側をシリンダ底部26側に向けてキャリパボディ20のシリンダ部21の摺動穴38に摺動可能に嵌合される。
また、キャリパ13は、シリンダ筒部25に保持されて、ピストン43とシリンダ部21との隙間をシールする円環状のピストンシール45と、一端がシリンダ筒部25に係止され、他端がピストン43に係止される伸縮可能なブーツ46とを有している。
キャリパ13は、シリンダ部21とピストン43との間に導入されるブレーキ液圧によって、ピストン43をシリンダ部21の摺動穴38内で摺動させてシリンダ部21からパッド12の方向に突出させることによって、このピストン43と爪部23とで一対のパッド12を両側から把持することによりディスク14にこれらパッド12を接触させるものである。
ピストン43は、ブレーキペダルへの踏み込み操作による通常制動時には、図示せぬマスタシリンダからシリンダ部21内に導入されるブレーキ液圧で、上記のようにシリンダ部21内を摺動してシリンダ部21から爪部23の方向に突出させられることにより一対のパッド12をディスク14に接触させて制動力を発生させるものであるが、シリンダ部21内には、ピストン43をこのようなブレーキ液圧ではなく機械的に突出させることにより一対のパッド12をディスク14に押圧させて制動力を発生させる駐車ブレーキ機構51が設けられている。
駐車ブレーキ機構51は、カム機構52を有している。
このカム機構52は、上記したカム穴30に嵌合される円弧状のベアリング53と、ベアリング53を介してカム穴30に回転可能に支持される略円柱状のカム軸54とを有している。カム軸54には、図1および図2に示すように、カム軸54の軸方向断面では、半径方向の外周面から中心方向に向けて略V字状に凹み、カム軸54の軸直交断面でも半径方向の外周面から中心方向に向けて略V字状に凹むカム面55が形成されている。このカム面55は、カム軸54の軸直交断面で見た場合、最も凹んだ位置をカム軸54の中心軸線に対しオフセットさせている。カム穴30の開口側とカム軸54との間はシール部材56で閉塞されている。
カム機構52は、半球面状の一端部においてカム面55に当接し、他端側が底部孔33内に配置されるカムロッド58を有しており、このカムロッド58は、シリンダ部21の軸直交方向に沿う軸線回りにカム軸54が回転駆動されるとカム面55の形状によってカム軸54からの突出量を変化させる。つまり、カム面55は、その底部がカム軸54の中心に対してオフセットしていることにより、カム軸54が回転駆動されるとその底部の位置が底部孔33に対して進退して、底部に当接するカムロッド58の突出量を変化させる。なお、カム軸54は、図示せぬパーキングブレーキレバーの手動操作や電動のケーブルプラーのモータ駆動等により連結レバー59を介して回転するようになっている。
シリンダ部21内には、カム機構52のカムロッド58で押圧されてシリンダ部21の軸方向に移動するプッシュロッド(伝達部材)61が設けられている。プッシュロッド61には、軸方向一側に底部孔33内に挿入される挿入軸部62が、軸方向他側にオネジ63が形成されたネジ軸部64が、これらの間に中間軸部65が設けられている。
挿入軸部62には、ネジ軸部64とは反対側の端面からその中心軸線上において略V字状に凹む凹部(当接部)66が形成されており、この凹部66にカムロッド58の半球面状の他端部が当接する。ここで、この凹部66にカムロッド58の他端部側が保持されていることから、カム軸54は、その回動に応じてカムロッド58のプッシュロッド61の軸線に対する傾きをカム軸54の軸直交方向において小さくする。また、挿入軸部62には、プッシュロッドシール68が配設されて保持されることになり、このプッシュロッドシール68がプッシュロッド61とシリンダ部21の底部孔33との隙間を常時密閉する。
中間軸部65には、その挿入軸部62側に、軸方向に平行かつ互いに平行な一対の平面部69が形成されている。
シリンダ底部26には、回転規制板71が奥位置穴37に係合する止め輪72によって係止されている。この回転規制板71には、軸方向に平行な一対の平面部73を有する規制穴74が中央に形成されており、規制穴74にプッシュロッド61を挿通させ、その際に一対の平面部69と一対の平面部73とを当接させることでプッシュロッド61を相対回転不可に保持する。回転規制板71には、軸方向に突出する突出部75が形成されており、この突出部75がシリンダ底部26の嵌合穴34に嵌合することでシリンダ部21に対しての回転が規制される。
中間軸部65には平面部69よりもネジ軸部64側に保持板78が係止されており、また、プッシュロッド61の外径側を覆うようにスプリングカバー79が配置されていて、これらの間にプッシュロッドスプリング80が介装されている。スプリングカバー79はシリンダ筒部25の奥位置穴37に止め輪81で係止されており、よって、プッシュロッドスプリング80は、シリンダ部21に対してプッシュロッド61をシリンダ底部26側に押圧する。
駐車ブレーキ機構51は、シリンダ部21内においてプッシュロッド61のネジ軸部64のオネジ63に、内径側に形成されたメネジ84で螺合される略筒状のクラッチ部材85を有している。
クラッチ部材85は、先端側がピストン43の蓋部42側の小径内径部87に嵌合する嵌合部88とされており、この嵌合部88と隣り合って径方向に延出するフランジ部89が形成されている。フランジ部89の嵌合部88側には、ピストン43の軸方向中間位置のテーパ面部90に当接するテーパ部91が同軸状に形成されている。また、クラッチ部材85は、嵌合部88に、ピストン43の小径内径部87との間の隙間をシールするクラッチ部材シール92を保持している。クラッチ部材85は、内周部の嵌合部88とは反対側にメネジ84が形成されており、このメネジ84にプッシュロッド61のオネジ63が螺合される。
ここで、カム機構52のカム軸54を回転運動させることにより、カムロッド58でプッシュロッド61を押圧すると、プッシュロッド61がプッシュロッドスプリング80の付勢力に抗して軸方向に直動移動する。すると、このプッシュロッド61で押圧されてクラッチ部材85が軸方向に直動移動して、そのテーパ部91においてピストン43のテーパ面部90に当接してこのピストン43をシリンダ部21に対しパッド12側に強制的に摺動させる。つまり、プッシュロッド61は、カム機構52のカムロッド58で押圧されてその押圧力をピストン43に伝達することになる。
なお、プッシュロッド61のオネジ63とクラッチ部材85のメネジ84とは、プッシュロッド61とクラッチ部材85との間に互いに回転せずに所定量軸方向に移動可能なクリアランスを有している。
駐車ブレーキ機構51は、シリンダ部21内においてクラッチ部材85とプッシュロッド61との位置調整を行うアジャスト部95を有している。このアジャスト部95は、ピストン43に係止される止め輪96によってクラッチ部材85のフランジ部89との間に保持されるもので、ピストン43がシリンダ部21内に導入されたブレーキ液圧によって軸方向に移動する際には、実質的には停止状態にあるプッシュロッド61に対し、クラッチ部材85を回転させながらメネジ84とオネジ63との螺合によりピストン43に追従させて軸方向に移動させる。また、アジャスト部95は、プッシュロッド61が軸方向に直動する際には、クラッチ部材85をプッシュロッド61に対し回転させることがなく、その結果、オネジ63とメネジ84とによってクラッチ部材85をプッシュロッド61と一体に直動させる。
そして、本実施形態においては、カム機構52のレバー比を大きくするためにカム穴30の底部99とカム軸54との間位置に、カム軸54の回動に応じてカム軸54をその軸方向に移動させる軸方向移動機構100が設けられている。
この軸方向移動機構100は、カム穴30の底部99に当接するベース板101を有している。このベース板101には、図3に示すように、その軸方向一側で軸直交方向に広がる面部102から軸方向に突起部103が突出している。突起部103は、面部102の中心に対してオフセットして形成されている。これに対して、図1に示すカム穴30の底部99には、中心からオフセットして嵌合穴104が形成されており、突起部103は、この嵌合穴104に嵌合する。これにより、ベース板101は、カム穴30に対する回転が規制される。
ベース板101の軸方向他側で軸直交方向に広がる面部107には、その外径側に、軸方向に突出する押上カム部108が等間隔で複数具体的には4カ所形成されている。これら押上カム部108は、ベース板101の外周面に沿う円弧状をなしており、面部107とは反対側で面部107と平行をなす頂面109と、頂面109の周方向両側の一対の傾斜面110とを有している。一対の傾斜面110は面部107と鈍角をなして傾斜している。
軸方向移動機構100は、図4に示すように、カム軸54の軸直交方向に広がる面部115から軸方向に突出する被押上カム部116を複数具体的には4カ所有している。これら被押上カム部116は、面部115の外径側に、等間隔で形成されている。これら被押上カム部116は、カム軸54の外周面に沿っており、面部115とは反対側で面部115と平行をなす頂面117と、頂面117の周方向両側の一対の傾斜面118とを有している。一対の傾斜面118は面部115と鈍角をなして傾斜している。面部115から頂面117までの高さはベース板101の面部107から頂面109までの高さと同等になっている。すべての被押上カム部116はカム軸54の中央の中央突出部120で繋がっており、中央突出部120の頂面121はすべての被押上カム部116の頂面117と連続する平面を形成している。
ここで、駐車ブレーキ機構51が非作動状態にあるとき、軸方向移動機構100は、図5に示すように、ベース板101の押上カム部108と、カム軸54の被押上カム部116とが位相をずらしており、各被押上カム部116が、隣り合う押上カム部108の間にそれぞれ位置している。その結果、図1に示すようにベース板101の面部107にカム軸54の被押上カム部116の頂面117および中央突出部120の頂面121が当接し、カム軸54の面部115にベース板101の押上カム部108の頂面109が当接する状態となる。なお、これらのうちのいずれか一方のみが当接する状態となるように、押上カム部108と被押上カム部116との高さを異ならせても良い。
このように駐車ブレーキ機構51が非作動状態にあるとき、プッシュロッド61の軸線に対するカムロッド58の傾きがカム軸54の軸方向において図1に示すように最も大きくなっている。
そして、この状態から駐車ブレーキ機構51を作動させるべくカム軸54が回転すると、上述したように、このカム軸54の回動に応じて、図2に示すカム軸54のカム面55が、カムロッド58との当接位置を底部孔33側に位置させるとともにプッシュロッド61の軸線に対するカムロッド58の傾きをカム軸54の軸直交方向において小さくする。これにより、カムロッド58を底部孔33側に移動させて、プッシュロッド61を前進させることになるが、これに加えて、図6に示すように、軸方向移動機構100が、カム軸54の上記回動に応じてプッシュロッド61の軸線に対するカムロッド58の傾きがカム軸54の軸方向において小さくなるようにカム軸54をその軸方向に移動させて、カムロッド58を底部孔33側に移動させ、プッシュロッド61を前進させる。
つまり、カム軸54が回動すると、その初期に図3に示すベース板101の押上カム部108の傾斜面110が図4に示すカム軸54の被押上カム部116の傾斜面118に当接することで、カム軸54の回転力から、カム軸54をベース板101から離間させる方向の分力が発生し、カム軸54がベース板101から離間する方向に移動する。そして、図6に示すように押上カム部108および被押圧カム部116が互いの頂面109,117同士を当接させる状態となる。このカム軸54のベース板101から離間する方向の移動で、カム軸54のカム面55の底部位置がプッシュロッド61の凹部66とカム軸54の軸方向で近接することになり、その結果、プッシュロッド61の軸線に対するカムロッド58の傾きがカム軸54の軸方向において小さくなる。このようなカム軸54の回動初期の軸方向移動でプッシュロッド61が前進する。
そして、上記のプッシュロッド61の前進で、クラッチ部材85が前進してピストン43をシリンダ部21からパッド12の方向に突出させることになり、このピストン43と爪部23とで一対のパッド12を両側から把持することによりディスク14にこれらパッド12を接触させることになる。
以上に述べた本実施形態によれば、駐車ブレーキ機構51の作動時に、駐車ブレーキ機構51のカム機構52に設けられた軸方向移動機構100が、カム軸54の回動に応じて、特に回動の初期にプッシュロッド61の軸線に対するカムロッド58の傾きをカム軸54の軸方向において小さくなるようにカム軸54をその軸方向に移動させるため、簡素な構造で、回動初期の無効回動部分を低減することができ、駐車ブレーキの応答性を向上させることができる。
10 ディスクブレーキ
12 パッド
13 キャリパ
14 ディスク
21 シリンダ部(シリンダ)
31 カム室
43 ピストン
52 カム機構
54 カム軸
55 カム面
58 カムロッド
61 プッシュロッド(伝達部材)
66 凹部(当接部)
100 軸方向移動機構

Claims (1)

  1. ピストンを有底筒状のシリンダに摺動可能に嵌合させるとともに前記ピストンの摺動によって一対のパッドをディスクに接触させるキャリパと、
    前記シリンダ内と画成されて前記キャリパに形成されるカム室に配置され、カム軸が回転駆動されることで該カム軸に形成されたカム面に当接するカムロッドの突出量を変化させるカム機構と、
    前記シリンダ内に配置され、前記カム機構の前記カムロッドが当接する当接部を有して前記カムロッドの押圧力を前記ピストンに伝達する伝達部材と、を備え、
    前記カム機構には、前記カム軸の回動に応じて前記伝達部材の軸線に対する前記カムロッドの傾きが前記カム軸の軸方向において小さくなるように前記カム軸をその軸方向に移動させる軸方向移動機構が設けられていることを特徴とするディスクブレーキ。
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