JPS5828452B2 - ロ−タ− ノ テイシジヨウタイホジヨウ ノ スプリングデイスクブレ−キ - Google Patents
ロ−タ− ノ テイシジヨウタイホジヨウ ノ スプリングデイスクブレ−キInfo
- Publication number
- JPS5828452B2 JPS5828452B2 JP50148114A JP14811475A JPS5828452B2 JP S5828452 B2 JPS5828452 B2 JP S5828452B2 JP 50148114 A JP50148114 A JP 50148114A JP 14811475 A JP14811475 A JP 14811475A JP S5828452 B2 JPS5828452 B2 JP S5828452B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- piston
- spring
- disc brake
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はネガティブタイプのスプリングディスクブレー
キの改良に関するものである。
キの改良に関するものである。
従来のこの種のスプリングディスクブレーキは、回転し
ているローターに摩擦パッド圧接せしめて制動力を得る
方式のサービスブレーキが普通であるが、本発明は非油
圧作用時に皿バネによって安定した制動力の得られるス
プリングディスクブレーキの特性を生かして、車両等に
おけるパーキングブレーキ装置に類似したローター停止
状態保持用のスプリングディスクブレーキを提供せんと
するものである。
ているローターに摩擦パッド圧接せしめて制動力を得る
方式のサービスブレーキが普通であるが、本発明は非油
圧作用時に皿バネによって安定した制動力の得られるス
プリングディスクブレーキの特性を生かして、車両等に
おけるパーキングブレーキ装置に類似したローター停止
状態保持用のスプリングディスクブレーキを提供せんと
するものである。
この様な構成ではサービスブレーキは油圧回路等を用い
て他に別体独立に設け、上記スプリングディスクブレー
キはローターの停止時にち・いてその停止状態を保持す
るために摩擦パッドをスプリングにより、ローターに圧
接せしめて制動力を得るものであり、パッドライニング
の摩耗は極めて少なく、従って隙間自動調整装置は不要
でその構造は簡単かつ小型化されたものを得ることがで
きた。
て他に別体独立に設け、上記スプリングディスクブレー
キはローターの停止時にち・いてその停止状態を保持す
るために摩擦パッドをスプリングにより、ローターに圧
接せしめて制動力を得るものであり、パッドライニング
の摩耗は極めて少なく、従って隙間自動調整装置は不要
でその構造は簡単かつ小型化されたものを得ることがで
きた。
本発明を図面に示す実施例に基づいて説明すると、第１
図、第２図及び図３図に釦いて１はローター、２はサポ
ート、３はローター縁部１跨ぐように配設されたキャリ
パであり、ガイドピン４によってローター１の軸方向移
動可能に支承されている。
図、第２図及び図３図に釦いて１はローター、２はサポ
ート、３はローター縁部１跨ぐように配設されたキャリ
パであり、ガイドピン４によってローター１の軸方向移
動可能に支承されている。
５，６はローター１を挾んで対向しているキャリパ３の
両脚部であり、その一方の脚部５にはパッド押圧ピスト
ン７を収容しているシリンダー８が形成され、他方の脚
部６には手動操作により隙間調整を行うアジャスタボル
ト９がローター１の軸方向について螺出入可能に組付け
られている。
両脚部であり、その一方の脚部５にはパッド押圧ピスト
ン７を収容しているシリンダー８が形成され、他方の脚
部６には手動操作により隙間調整を行うアジャスタボル
ト９がローター１の軸方向について螺出入可能に組付け
られている。
１０はローター１の両側に配設されたローター挟圧パッ
ドである。
ドである。
上記ピストン７の作動機構について述べると、このピス
トン７のフランジ部７ａ背面側にはバネストッパー１１
に係止されている皿バネ１２が当合して釦り、通常時こ
の皿バネ１２の押圧力によってピストン７はパッド１０
をローター１に圧接せしめている。
トン７のフランジ部７ａ背面側にはバネストッパー１１
に係止されている皿バネ１２が当合して釦り、通常時こ
の皿バネ１２の押圧力によってピストン７はパッド１０
をローター１に圧接せしめている。
捷た上記フランジ部７ａの前面側には油圧室１３が形成
されてかり、油圧作用時にはピストン７は皿バネ１２に
抗して移動され、パラド１０への押圧力を解放する。
されてかり、油圧作用時にはピストン７は皿バネ１２に
抗して移動され、パラド１０への押圧力を解放する。
尚、１４はピストン７の最大ストロークを規制するピス
トンストッパー、１５は油圧室１３の油漏れ防止用シー
ル部材である。
トンストッパー、１５は油圧室１３の油漏れ防止用シー
ル部材である。
また上記アジャスタボルト９は頭部円周にラチェツト歯
を設け、キャリパ３の脚部６に取付けられた回り止め、
１６がこの歯部に弾着するように設けてアジャスタボル
ト９の非調整時に釦ける回り止めと調整操作の容易化を
図っている。
を設け、キャリパ３の脚部６に取付けられた回り止め、
１６がこの歯部に弾着するように設けてアジャスタボル
ト９の非調整時に釦ける回り止めと調整操作の容易化を
図っている。
次ぎに上記スプリングディスクブレーキが所定の制動力
を備えるように調整する作業について述べると、１ず油
圧室１３に所定値の油圧を作用させてピストン７をバラ
ンスさせ従来と同様にピストンストッパー１４の位置決
めを行い、次いでアジャスタボルト９をパッド１０がロ
ーター１に当合する１で螺入させた後、制動力解放時の
パッド１０とローター１の隙間（１朋程）に相当する分
だけ該アジャスタボルト９を螺出後退させてセット終了
する。
を備えるように調整する作業について述べると、１ず油
圧室１３に所定値の油圧を作用させてピストン７をバラ
ンスさせ従来と同様にピストンストッパー１４の位置決
めを行い、次いでアジャスタボルト９をパッド１０がロ
ーター１に当合する１で螺入させた後、制動力解放時の
パッド１０とローター１の隙間（１朋程）に相当する分
だけ該アジャスタボルト９を螺出後退させてセット終了
する。
また本発明の様な構成のスプリングディスクブレーキで
はパッド１０のライニング摩耗は極めて緩慢にしか進行
しないが、その摩耗状態は、ピストン７のストロークに
変化が生ずるため該ピストン７とピストンストッパー１
４との非油圧作用時に釦ける位置関係から採得すること
ができ、上述したアジャスタボルト９の螺出入操作によ
って容易にその隙間調整を行うことができる。
はパッド１０のライニング摩耗は極めて緩慢にしか進行
しないが、その摩耗状態は、ピストン７のストロークに
変化が生ずるため該ピストン７とピストンストッパー１
４との非油圧作用時に釦ける位置関係から採得すること
ができ、上述したアジャスタボルト９の螺出入操作によ
って容易にその隙間調整を行うことができる。
以上述べた如く本発明よりなるスプリングディスクブレ
ーキは、その機能特性上隙間自動調整装置が不要であり
従来のこの種のネガティブタイプのディスクブレーキと
しては安定した制動力が得られることは勿論、部品数が
少なく構成が極めて簡単で安価となり、しかも制動力調
整の操作が簡単であるなどローターの停止状態保持用の
ディスクブレーキとしては好適なもので応用される分野
も広くその実益は極めて大なるものがある。
ーキは、その機能特性上隙間自動調整装置が不要であり
従来のこの種のネガティブタイプのディスクブレーキと
しては安定した制動力が得られることは勿論、部品数が
少なく構成が極めて簡単で安価となり、しかも制動力調
整の操作が簡単であるなどローターの停止状態保持用の
ディスクブレーキとしては好適なもので応用される分野
も広くその実益は極めて大なるものがある。
図面は本発明のスプリングディスクブレーキの一実施例
を示すもので、第１図は平面図、第２図は縦断側面図、
第３図は正面図である。 １・・・ローター、２・・・サポート、３・・・キャリ
パ４・・・サポート、５，６・・・脚部、γ・・・ピス
トン、７ａ・・・フランジ部、８・・・シリンダー、９
・・・アジャスタボルト、１０・・・ローター挟圧パッ
ド、１１・・・バネストッパー、１２・・・皿バネ、１
３・・・油圧室、１４・・・ピストンストッパー、１５
・・・シール部材、１６・・・回り止め。
を示すもので、第１図は平面図、第２図は縦断側面図、
第３図は正面図である。 １・・・ローター、２・・・サポート、３・・・キャリ
パ４・・・サポート、５，６・・・脚部、γ・・・ピス
トン、７ａ・・・フランジ部、８・・・シリンダー、９
・・・アジャスタボルト、１０・・・ローター挟圧パッ
ド、１１・・・バネストッパー、１２・・・皿バネ、１
３・・・油圧室、１４・・・ピストンストッパー、１５
・・・シール部材、１６・・・回り止め。
Claims (1)
- １ 通常はスプリング力によりパッドをローターに挟圧
せしめて制動力を得、このスプリング力に抗する油圧の
作用によって制動力を解放する方式のフローティングキ
ャリパ型のスプリングディスクブレーキにおいて、ロー
ター縁部ヲ跨イで対向するキャリパ両脚部の一方にシリ
ンダーを形成して、通常はスプリング力によりロータ一
方向に押圧されかつ油圧作用時にはこの油圧によって該
抑圧が解放されるパッド抑圧ピストンをこのシリンダー
内に収容すると共に、油圧作用時における該ピストンの
位置決め用ピストンストッパーを組付け、上記他方のキ
ャリパ脚部には手動操作によりローター軸方向螺出入可
能のパッドとローターの隙間調整用アジャスタボルトを
組付けたことを特徴とするローターの停止状態保持用の
スプリングディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50148114A JPS5828452B2 (ja) | 1975-12-12 | 1975-12-12 | ロ−タ− ノ テイシジヨウタイホジヨウ ノ スプリングデイスクブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50148114A JPS5828452B2 (ja) | 1975-12-12 | 1975-12-12 | ロ−タ− ノ テイシジヨウタイホジヨウ ノ スプリングデイスクブレ−キ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5272066A JPS5272066A (en) | 1977-06-16 |
| JPS5828452B2 true JPS5828452B2 (ja) | 1983-06-16 |
Family
ID=15445554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50148114A Expired JPS5828452B2 (ja) | 1975-12-12 | 1975-12-12 | ロ−タ− ノ テイシジヨウタイホジヨウ ノ スプリングデイスクブレ−キ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828452B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0398359A (ja) * | 1989-09-11 | 1991-04-23 | Nec Corp | データ変復調装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4596313A (en) * | 1985-03-26 | 1986-06-24 | Clark Equipment Company | Centering device for floating caliper brakes |
| US6684982B2 (en) * | 2002-03-08 | 2004-02-03 | Shimano Inc. | Cable disc brake with manual wear adjustment mechanism |
| JP2009143641A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Hitachi Ltd | 液圧ブレーキ装置及びこれを備えたエレベーター装置 |
-
1975
- 1975-12-12 JP JP50148114A patent/JPS5828452B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0398359A (ja) * | 1989-09-11 | 1991-04-23 | Nec Corp | データ変復調装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5272066A (en) | 1977-06-16 |
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