JP3199758B2 - 自動二輪車のハイマウントストップランプ装置 - Google Patents

自動二輪車のハイマウントストップランプ装置

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JP3199758B2
JP3199758B2 JP02155791A JP2155791A JP3199758B2 JP 3199758 B2 JP3199758 B2 JP 3199758B2 JP 02155791 A JP02155791 A JP 02155791A JP 2155791 A JP2155791 A JP 2155791A JP 3199758 B2 JP3199758 B2 JP 3199758B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車のハイマウ
ントストップランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイマウントストップランプ装置は、従
来のストップランプより高所に位置させることによって
後方からの視認性を高めるためのものであり、自動二輪
車の場合、シートの下方周囲を囲むサイドカバーの上面
に取り付ける場合が多い。このような自動二輪車のハイ
マウントストップランプとして、従来、例えばランプケ
ース内にランプ本体を収容配置し、平面から見て上記シ
ートの後部を囲む形状とし、かつ上記ランプケースを上
記サイドカバー等に固定するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のハ
イマウントストップランプ装置は、該ランプ装置自体の
剛性が低く、しかもこれをサイドカバー等の剛性の比較
的低い部分に取り付けているのでその取付剛性も低く、
その結果走行振動等によって上記ランプ本体が振動し易
いという問題がある。またその取付位置が通常のスタン
ディングハンドルと同様の位置になる等の関係上、車両
を移動させる場合等に手で持ってしまう場合があり、損
傷の原因になり易い問題もある。本発明は上記従来の状
況に鑑みてなされたもので、該装置自体の剛性及びその
取付剛性を向上させることにより、振動を抑制すること
ができ、また積極的にスタンディングハンドルとして扱
うこともできる自動二輪車のハイマウントストップラン
プ装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ランプ本体と
該ランプ本体の上方及び側方を覆うケース部材からな
り、シートの下方周囲を囲むサイドカバーの上部に該シ
ートの後部を囲むように取り付けられた自動二輪車のハ
イマウントストップランプ装置において、上記ケース部
材を、上記ランプ本体に沿って左右に延びかつ平面視で
大略U字状の芯材に固定するとともに、側面視で後上が
りに傾斜し、平面視で上記芯材に沿う大略U字状で、そ
の左右の前方延長部がサイドカバーとラップした形状の
ものとし、上記芯材に、上記ケース部材の前方延長部の
内側かつ上側にて前方へ延びる延長部を形成し、該芯材
の延長部の前端部がサイドカバー内に挿入されて車体フ
レームのキャリア取付ブラケットと兼用のブラケットに
取り付けられていることを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明に係る自動二輪車のハイマウントストッ
プランプ装置によれば、ケース部材を平面視で大略U字
状の芯材に固定したので、該ランプ装置自体の剛性が高
くなり、また上記芯材を車体フレームに取り付けたの
で、該ランプ装置の取付剛性も向上する。従って、走行
振動等による振動を抑制できるとともに、車両の移動時
等に手で持った場合にも、上記芯材が荷重を負担するこ
とから該装置の損傷を回避できる。また、ハイマウント
ストップランプ装置取付用のブラケットとキャリア取付
用のブラケットとを容易に兼用でき、ハイマウントスト
ップランプ装置を取り付けない機種の場合にはそのまま
キャリアを取り付けることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1ないし図7は本発明の一実施例によるスクータ
型自動二輪車のハイマウントストップランプ装置を説明
するための図であり、図1,図2,図3はその平面図,
側面図,背面図、図4(a),(b),図5(a) 〜(d) は図1,
図2のIVa-IVa,IVb-IVb,Va-Va 〜Vd-Vd 線断面図、図6
はハイマウントストップランプ装置取付ブラケットを利
用してキャリアを取り付けた状態の側面図、図7は該実
施例装置を備えたスクータ型自動二輪車の左側面図であ
る。
【0007】図において、1は本実施例構造が採用され
たスクータ型自動二輪車であり、これの車体フレーム2
はいわゆるアンダーボーン型のもので、ヘッドパイプ2
aに側面視略L字状のメインフレーム2bの上端を接続
し、該メインフレーム2bの下端に左右一対のサイドフ
レーム2cの前端を接続し、該サイドフレーム2cを上
方に立ち上げ、さらに後方に延長した構造になってい
る。上記サイドフレーム2cとメインフレーム2bとの
接続部にはフートボード14が搭載されており、これに
より低床の足載部15が形成されている。
【0008】上記ヘッドパイプ2aにより下端で前輪3
を軸支する前フォーク4が左右に操向自在に軸支されて
おり、該前フォーク4の上端にはハンドルバー5が固定
されている。上記サイドモールカバー12の下方にはユ
ニットスイング式エンジンユニット6が配設されてお
り、これは上記サイドフレーム2cの後方屈曲部付近で
上下揺動可能に懸架支持されている。また、該自動二輪
車1の前部、つまり上記足載部15より前側部分はフロ
ントカバー13で囲まれ、後部、つまり上記足載部15
aより後側部分はサイドカバー11及び左右一対のサイ
ドモールカバー12及びテールランプ装置72で囲まれ
ている。
【0009】また上記エンジンユニット6の上方には収
納ボックス9が、これの後方には燃料タンク10がそれ
ぞれ配設されており、上記収納ボックス9の上部開口
は、これの上方に配設されたシート8で開閉可能になっ
ている。上記燃料タンク10は前部タンク10aと後部
タンク10bとをフランジ接合してなるもので、その上
面には給油パイプ10cが装着されており、これの開口
には給油キャップ70が装着されている。なお、10d
は空気抜き孔である。上記燃料タンク10のフランジ部
の上端は門形部50にボルト締め固定されており、下端
は後部ブラケット69にボルト締め固定されている。な
お上記門形ブラケット50は上記左,右のサイドフレー
ム2c間を上方に跨ぐように架設されており、また後部
ブラケット69は左,右のサイドフレーム2c間を後方
に跨ぐように架設されている。またこの後部ブラケット
69にはキャリアブラケット71がボルト締め固定され
ており、該キャリアブラケット71の中央上端にはボス
部71aが固着されており、これはテールランプ装置7
2のケースに形成された挿入72aから外方に突出して
いる。ここで後述するように、上記ボス部71a,上記
門形ブラケット50の上面に植設されたボルト50a
は、ハイマウントストップランプ装置73を取り付ける
ためのものであるが、これらは図6に示すように、キャ
リア51のステー部51b,本体部51aを固定するこ
ともできる。
【0010】そして上記サイドカバー11の後端部上面
には、ハイマウントストップランプ装置73が装着され
ている。該装置73は上記シート8の後方を囲む平面視
大略U字状のもので、ランプケース74と、該ケース7
4内にその発光面が外方に臨むように配置されたランプ
本体75と、これらを支持する芯材76とから構成され
ている。上記ランプケース74は、上部ケース(ケース
部材)77と下部ケース78とからなり、該ケース7
7,78は、上部ケース77の左,右一対のボス77a
と下部ケース78の結合座78aとを直接ボルト締め固
定するとともに(図5(a)参照)、上部ケース77の
左,右一対のボス部77bと下部ケース78の結合座7
8bとを上記芯材76に固着されたブラケット76aを
間に挟んでボルト締め固定することによって(図5
(b)参照)結合されている。
【0011】上記ランプ本体75は、発光ダイオードを
備えており、その発光面75aが上記下部ケース78に
形成された開口78cから外方に臨んでいる。またこの
ランプ本体75はその取付フランジ75bが上記上部ケ
ース77の支持ボス77cにボルト締め固定されている
(図4(a),(b)参照)。
【0012】上記芯材76は、丸棒を上記ランプケース
74の前縁形状に沿うように、つまり平面視略U字状に
成形してなるもので、その要所に上述のブラケット76
a,76bが固着されている。またその左,右前端部に
は左,右ブラケット76dが前方に延長形成されてお
り、該各固定ブラケット76dは、上記サイドカバー1
1内に後方から挿入され、上記収納ボックス9の後端に
一体形成された取付フランジ部58と共に上記門形ブラ
ケット50の上面にこれに植設されたボルト50aによ
って固定されている。また上記芯材76の中央部には、
下方に延びる中央ブラケット76eが固着されている。
この中央ブラケット76eは、上記キャリアブラケット
71の支持ボス71aにボルト締め固定されている。そ
して上記下部ケース78の上記中央ブラケット76eに
対向する部分には作業孔78dが形成されており、該作
業孔78dにはキャップ79が装着されている。
【0013】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例に係る自動二輪車のハイマウントストップ
ランプ装置73によれば、ランプケース74内にランプ
本体75に沿って延び、かつ平面視大略U字状の芯材7
6を挿入したので、ランプケース74が芯材76で補強
されることから該ランプ装置73自体の剛性が高くな
る。また上記芯材76を門形ブラケット50及びキャリ
アブラケット71に取り付けたので、該ランプ装置73
の取付剛性も向上する。従って、走行振動等による振動
を抑制できる。またこの場合、ハイマウントストップラ
ンプ装置73の取付ブラケットとキャリア51の取付ブ
ラケットとを兼用したので、ハイマウントストップラン
プ装置を取付ない機種の場合はそのままキャリア51を
取り付けることができ、部品の共用化を図ることができ
る。
【0014】また上述のように芯材76を内蔵したの
で、ランプケース74部分の剛性が高くなり、車両の移
動時等に手で持った場合の大きな荷重にも耐えることが
でき、つまりスタンディングハンドルとしての機能も得
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明に係る自動二輪車の
ハイマウントストップランプ装置によれば、ケース部材
を平面視で大略U字状の芯材に固定し、該芯材を車体フ
レームに取り付けたので、該ランプ装置自体の剛性が向
上するとともに該ランプ装置の取付剛性も向上し、振動
を抑制できるとともに、スタンディングハンドルとして
の機能も得られる効果がある。また、ハイマウントスト
ップランプ装置取付用のブラケットとキャリア取付用の
ブラケットとを容易に兼用でき、ハイマウントストップ
ランプ装置を取り付けない機種の場合にはそのままキャ
リアを取り付けることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動二輪車のハイマウ
ントストップランプ装置を説明するための平面図であ
る。
【図2】上記実施例装置の側面図である。
【図3】上記実施例装置の背面図である。
【図4】上記実施例装置の要部断面図である。
【図5】上記実施例装置の要部断面図である。
【図6】上記実施例装置の取付構造の応用例を示す側面
図である。
【図7】上記実施例装置を備えた自動二輪車の左側面図
である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 8 シート 11 サイドカバー 50,71 門形ブラケット,キャリアブラケット(車
体フレーム) 73 ハイマウントストップランプ装置 74 ランプケース 75 ランプ本体 76 芯材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ本体と該ランプ本体の上方及び側
    方を覆うケース部材からなり、シートの下方周囲を囲む
    サイドカバーの上部にシートの後部を囲むように取り
    付けられた自動二輪車のハイマウントストップランプ装
    置において、上記ケース部材を、上記ランプ本体に沿っ
    て左右に延びかつ平面視で大略U字状の芯材に固定する
    とともに、側面視で後上がりに傾斜し、平面視で上記芯
    材に沿う大略U字状で、その左右の前方延長部がサイド
    カバーとラップした形状のものとし、上記芯材に、上記
    ケース部材の前方延長部の内側かつ上側にて前方へ延び
    る延長部を形成し、該芯材の延長部の前端部がサイドカ
    バー内に挿入されて車体フレームのキャリア取付ブラケ
    ットと兼用のブラケットに取り付けられていることを特
    徴とする自動二輪車のハイマウントストップランプ装
    置。
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