JP3198802U - 駐輪機 - Google Patents

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波戸内 悟吉
悟吉 波戸内
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Abstract

【課題】複数段に連結された定荷重ばねのうち実際にばね力を発生する有効ばね個数を調整可能として、自転車の重量に応じた適切なアシスト力を付与することができ、駐輪場内での段数変更調整も容易である駐輪機を提供する。【解決手段】第二定荷重ばね2A,2B,2Cは支柱3の下部に設けられる上下3個の巻取器2a,2b,2cと連結可動体5の連結部51との間に掛け渡され、連結可動体5の可動部52と下部可動体21とはワイヤ2wを介して接続されている。最上位巻取器2aの巻取筒軸2sからねじ軸3sを抜去すると、第二定荷重ばね2Aは緊張状態から引き戻されて弛緩状態となる。第二定荷重ばね2B,2Cは取付孔3a,3aに位置固定状態であるから常時ばね力を発生するが、第二定荷重ばね2Aは引き戻されたフリー状態であるからばね力を発生しなくなる。有効ばね個数は第二定荷重ばね2A,2B,2Cの3個から1個減少して、第二定荷重ばね2B,2Cの2個になる。【選択図】図26

Description

本考案は、上下2段式に適用できる駐輪機に関する。
特許文献1には、例えば上下2段式の駐輪機において、上段ラックに搭載した自転車を昇降するためにその自転車の重量とほぼ等しい引き戻し力を有する定荷重ばねを備え、その定荷重ばねを二連以上(複数段)で用いることが開示されている。これによれば、比較的引き戻し力の小さい定荷重ばね(相対的に幅が狭い)を複数使用することによって設置の際にスペース的に有利であり、また重量の大きい自転車にも対応できる。
しかし、特許文献1の駐輪機では、搭載する自転車の重量に応じて定荷重ばねの個数(段数)を異ならせた機種を予め複数準備しておく必要があり、設計・製造上のコストが嵩むとともに、現地(駐輪場)での機種変更(段数変更)にも直ちに応じることができない。
最近では、一般的な自転車(例えば10kg重〜20kg重程度)の他に、軽量のスポーツタイプ自転車や子供用自転車(例えば10kg重未満)、重量の大きい電動アシスト自転車(道路交通法では駆動補助機付自転車と呼称され、20kg重を超えるものもある)等も普及し、多様化につれて重量の範囲も従来から拡大している。例えば、ビル、マンション等の集合住宅に設けられた共同駐輪場においては、転居や家族構成の変化等によって駐輪機に搭載される自転車(の重量)が頻繁に変化するので、これに合わせて定荷重ばねの個数(段数)を臨機応変に変更できることが望ましい。
登録実用新案第3169590号公報
本考案の課題は、複数段に連結された定荷重ばねのうち実際にばね力を発生する有効ばね個数を調整可能として、自転車の重量に応じた適切なアシスト力を付与することができ、駐輪場内での段数変更調整も容易である駐輪機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び考案の効果
上記課題を解決するために、本考案の駐輪機は、
自転車を搭載可能なラックと、そのラックを上下方向に筒状形態で立設された支柱に沿って昇降可能な第一可動体(例えば上部可動体)とを有し、自転車を搭載しない空車状態のラックと前記第一可動体との合計荷重を牽引する機能を有する第一付勢部材(例えば第一定荷重ばね)によって常時上方に引き上げるように付勢される第一昇降部(例えばメイン台車)と、
その第一昇降部の下方に配置され、前記支柱に沿って前記第一昇降部と一体的に昇降可能な第二可動体(例えば下部可動体)を有し、前記ラックに実車状態で搭載された自転車と前記第二可動体との合計荷重を牽引する機能を有する第二付勢部材(例えば第二定荷重ばね)によって常時上方に引き上げるように付勢される第二昇降部(例えばサブ台車)と、
前記第一昇降部と第二昇降部との間に設けられ、それらを前記支柱に対し個別にロック可能にするとともに、前記空車状態では前記第一昇降部の単独状態での昇降を可能とし、前記実車状態では前記第一昇降部及び第二昇降部にそれぞれ設けられた当接部が圧接することにより両者が一体化した状態での昇降を可能とする係合部と、を備える駐輪機において、
前記第一付勢部材は、前記支柱の内部に配置されかつ前記空車状態のラックと前記第一可動体との合計荷重よりも大きなばね力を有する単一の第一定荷重ばねで構成されるとともに、
前記第二付勢部材は、前記支柱の内部に配置され板状を呈しかつ対応する巻取器の巻取筒軸へ同時に巻き付けられ又は該巻取筒軸から同時に引き出されるように、各々の引き出し側端部が引き出し方向である上下方向に沿って一列状に並ぶ形で連結部材(例えば連結可動体)に装着されて所定のばね力を発生可能な複数の第二定荷重ばねで構成され、前記ラックに搭載される自転車と前記第二可動体との合計荷重に匹敵するばね力を発揮するように、前記支柱の内部において前記連結部材に装着された第二定荷重ばね総個数のうち実際にばね力を発生する有効ばね個数を前記支柱の外側から調整可能であることを特徴とする。
このように、一列状に複数段(すなわち複数連)に連結された第二定荷重ばねのうち実際にばね力を発生する有効ばね個数を支柱の外側から調整可能とすることにより、ラックに搭載される自転車の重量に応じて適切なアシスト力(ばね力)を段階的に設定(選択)して作用させることができる。このようにして、自転車の(とりわけ重量の)多様性に対処するとともにラック昇降の安全性及び安定性を高めることができる。特に、有効ばね個数が支柱の外側から調整可能であることにより場所を選ばずに臨機応変に有効ばね個数を変更できる。例えば、工場生産ラインでは三段(三連)の第二定荷重ばねが連結部材に装着され(第二定荷重ばね総個数は3個)、設置現場(すなわち駐輪場内)では二段(二連)に変更調整すること(有効ばね個数は2個)も容易である。なお、定荷重ばねは、長尺の板ばねをコイル状に巻いたものであり、撓み量が変化してもばね力(直線に引き伸ばすときに生じる戻り力)がほぼ一定(変動幅が小さい)との利点がある。
ところで、上記した複数の第二定荷重ばねに所定のばね力(例えば合計定格荷重)を発生させるための初期設定において、連結部材が支柱に対し昇降不能に固定され、
引き出し方向の最下部に位置する最下位巻取器から最上部に位置する最上位巻取器へ至る複数の巻取器は、各々の巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねが上方に引き出されるようにして下方へ移動することにより、第二定荷重ばねがばね力を発生しない弛緩状態から個々のばね力を発生する緊張状態へ順次変更され、かつ自身の巻取筒軸及び支柱の周壁を貫通する中心軸によりそれぞれ支柱に対し回転可能に位置固定され、
その後(例えば、ラックを含む全体構造の組立作業終了後)支柱に対する連結部材の固定が解除されることにより、連結部材は支柱の内部に上下方向に配置された直線状の案内部(例えばガイドレール)に沿って昇降可能となり、有効ばね個数は第二定荷重ばね総個数に等しく設定される。
このように、支柱に対し固定状態の連結部材から複数(例えば3個)の巻取器(の巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばね)を最下位のものから順に下方移動することにより、全ての第二定荷重ばねのばね力発生が完了するので、初期設定を容易に行える。しかも、これらの操作は支柱の外側から行うことができる。
上記した最上位巻取器の巻取筒軸から中心軸が抜去されることにより、その最上位巻取器の巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねは緊張状態から引き戻されて弛緩状態となり、有効ばね個数は第二定荷重ばね総個数から1個減少する。
このように、1本の中心軸を抜去する操作のみによって最上位巻取器の第二定荷重ばねは弛緩状態となり、有効ばね個数を容易に1個減少することができる。
上記した最上位巻取器が引き出し方向における下方向又は上方向へ移動すると、対応する巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねは緊張状態又は弛緩状態に切り換わり、
有効ばね個数が第二定荷重ばね総個数に等しい場合と第二定荷重ばね総個数から1個減少する場合とに交互に切り換え可能である。
このように、最上位巻取器の引き出し方向での移動のみによって支柱の外側から有効ばね個数を増減することができ、第二定荷重ばねが発生するばね力をラックに搭載される自転車の重量に容易に対応させることができる。
上記した最上位巻取器の巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねが緊張状態にあるとき、その巻取筒軸に挿通される中心軸を位置決めしかつ巻取筒軸を回転可能に保持するための保持部材(例えば軸受板)が設けられる。
この保持部材によって、段数変更のため引き出し方向(上下方向)に移動する最上位巻取器(巻取筒軸)の、ばね力発生時における位置決めと軸支持を確実かつ容易に行える。
上記した支柱の周壁には、最上位巻取器の巻取筒軸に挿通される中心軸を緊張状態と弛緩状態との切り換え時において引き出し方向に移動させるための長孔が形成される。
この長孔を中心軸が移動することによって最上位巻取器の第二定荷重ばねを緊張状態と弛緩状態とに切り換えることができ、有効ばね個数を容易に増減することができる。
上記した保持部材は支柱の外側に配置され、
最上位巻取器の巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねが緊張状態にありその巻取筒軸に挿通される中心軸を位置決めしたとき、保持部材は長孔を支柱の外側から覆い隠す。
このように、支柱の周壁に形成された長孔を保持部材によって支柱の外側から覆い隠すことができ、有効ばね個数の増減に伴う外観上の変化を抑制できる。
上記した初期設定において、最下位巻取器が、その巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばね及びその巻取筒軸に挿通された中心軸とともに、連結部材及び支柱から取り外されることにより、第二定荷重ばね総個数が1個減少する。
このように、最下位巻取器等の取り外しのみによって第二定荷重ばね総個数が減少するので、自転車の(重量の)多様性に容易に対処することができる。
上記した係合部は、
第一昇降部の底面側において、支柱の所定位置にロックされたラックを操作部(例えば操作レバー)の人為的操作により又はラックへの自転車の出し入れによりロック解除可能なラックストッパープレートと、ラックへの自転車の出し入れに応じ、空車状態では支柱側に前進移動し、実車状態では後退移動する連動プレートとを有する一方、
第二昇降部の上面側において、連動プレートの前後移動に追随して、空車状態では支柱側に前進してロック可能位置へ移動し、実車状態では支柱側から後退してロック解除される下部ストッパープレートを有し、
支柱の下方位置において、空車状態のラックに自転車を搭載して実車状態とするとき、連動プレートを介して下部ストッパープレートが支柱側から後退してロック解除されかつ当接部が圧接状態になり、その後さらにラックストッパープレートが支柱側から後退し、実車状態のラックを含む第一昇降部は第二昇降部と一体化して上昇し、
支柱の下方位置において、実車状態のラックから自転車を降ろして空車状態とするとき、連動プレートを介して下部ストッパープレートが支柱側へ前進してロックされかつ当接部の圧接状態が解除され、その後さらにラックストッパープレートが支柱側から後退し、空車状態のラックを含む第一昇降部は第二昇降部から分離して上昇する。
このように、下部ストッパープレートにより第二昇降部を支柱へロックする動き(及び当接部の圧接状態を解除する動き)と、ラックストッパープレートにより第一昇降部を支柱からロック解除する動きとが時系列的に二段階に作動するので、オートリターン構造(自転車を降ろして空車状態のラックを自動的に持ち上げる機構)が誤作動することなく確実に機能する。その際、ラックへの自転車の出し入れに応じて移動する連動プレートの作動を下部ストッパープレートへと直接的に伝達して構造の簡略化を図り、作動の安定性を高めることができるので、耐久性の向上に寄与する。
上記した操作部は、ラックに対して回動可能となるように、その後方側端部に直接又は補助部材(例えば補強板)を介して間接的に取り付けられた操作レバーを含み、
その操作レバーは、人為的なロック解除操作によって、又はラックへの自転車の出し入れの際に自転車のタイヤによって作動する。
これによって、操作レバーは、ラックが上方位置にあるときには人為的なロック解除操作によって作動する一方、ラックが下方位置にあるときにはラックへの自転車の出し入れの際に自転車のタイヤによって作動するので、ラックストッパープレートの作動の確実性(ひいてはラック昇降の安全性)を高めることができる。
具体的には、例えば上記した補助部材がラックのタイヤ出入口に固定され、
操作レバーは、補助部材に回動可能に取り付けられるボス部と、そのボス部から半径方向に延びる回動アーム部と、その回動アーム部の先端部に形成された把持部とを有し、
その把持部は、
支柱の下方位置において、ラックへの出し入れの際に通過する自転車のタイヤによって作動するとともに、
支柱の上方位置において、操作レバーのロック解除操作時に補助部材(の一部)とともに把持される。
実車状態に移行するとき、空車状態に移行するときを問わず、ラックの下方位置において通過する自転車のタイヤによって把持部が確実に回動操作され、操作レバーを確実に作動させることができる。また、実車状態、空車状態を問わずラックの上方位置における下降操作において、回動式の把持部を補助部材(の一部)とともに把持することにより操作レバーの操作力を軽減し、またラックを支えながら安全に下降させることができる。
本考案の駐輪機の一例として、ラックが空車状態で上段位置にあり、待機状態であることを表わす全体正面図。 図1の右側面図。 図1の左側面図。 図1のA部の拡大図。 図4の要部を説明する正面図、底面図及び左側面図。 図1のB部の拡大図。 図1に続いてラックが空車状態で下段位置にあることを表わす全体正面図。 図7のC部の拡大図。 図8の要部を説明する平面図及び右側面図。 図7に続いてラックが実車状態で下段位置にあることを表わす全体正面図。 図10のD部の拡大図。 図11の要部を説明する平面図及び右側面図。 図10に続いてラックが降車状態で下段位置にあることを表わす全体正面図。 図13のE部の拡大図。 図14の要部を説明する平面図及び右側面図。 図13に続いてラックが降車状態で下段位置から上昇中であることを表わす全体正面図。 図16のF部の拡大図。 ラックの正面図。 図18の平面図。 第二定荷重ばねの正面図。 図20の左側面図。 第二定荷重ばねの取付構造主要部を一部分解して示す斜視説明図。 図22の正面断面説明図。 図23から標準仕様に初期設定する過程を示す正面断面説明図。 図24に続いて標準仕様に初期設定した場合の取付構造を示す正面断面説明図。 図25の取付構造を変更する過程を示す正面断面説明図。 図26に続いて変更後の取付構造を示す正面断面説明図。 別仕様に初期設定した場合の取付構造を示す正面断面説明図。 図28から変更後の取付構造を示す正面断面説明図。
以下、本考案の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本考案の駐輪機の一例を示す全体正面図、図2は右側面図、図3は左側面図、図4は図1のA部の拡大図、図5はさらに図4の要部の説明図、図6は図1のB部の拡大図である。図1〜図6では、駐輪機100が待機状態、すなわち自転車110(図10参照)を搭載する(載せる)ためのラック11が、空車状態(非搭載状態)でベース部4から上下方向に立設された四角筒状の支柱3の上段位置(上方位置)にあることを表わしている。なお、本考案は上下2段のラックを有する垂直昇降式駐輪機に適用できるが、ここに示す実施例では待機状態で下段(下方)に位置するラックの図示を省略し、待機状態で上段(上方)に位置するラックのみについて説明する。
図1〜図6に示す待機状態の駐輪機100において、支柱3の上部(上方位置)には、単一の第一定荷重ばね1(第一付勢部材)によって常時上方に引き上げるように付勢されるメイン台車10(第一昇降部)が配置されている。一方、メイン台車10から離れて支柱3の下部(下方位置)には、複数(この実施例では3個)の第二定荷重ばね2A,2B,2C(第二付勢部材)によって常時上方に引き上げるように付勢されるサブ台車20(第二昇降部)が配置されている。なお、第二定荷重ばね2A,2B,2Cの装着数(第二定荷重ばね総個数)は調整(変更)可能であり、以下の記載においては、図1に示すように複数の第二定荷重ばね2A,2B,2Cを統合して符号2で表わす場合がある。
図4に拡大して示すメイン台車10は、駐輪時には自転車110が支柱3側に前進して実車状態となり(図10参照)、降車時には自転車110が支柱3側から後退して空車状態となる(図13参照)、前後方向に長尺状のラック11と、ラック11に固定され、複数(例えば図2に示す計4個)のローラー121を介しラック11とともに支柱3に沿って昇降可能な上部可動体12(第一可動体)とを有する。第一定荷重ばね1は支柱3の最上部に設けられる巻取器1aと上部可動体12との間に掛け渡され(図1,図2参照)、空車状態のラック11と上部可動体12との合計荷重を牽引する機能を有し、具体的には合計荷重(例えば6.5kg重)よりも大きなばね力(例えば7kg重)に設定されている。
図6に拡大して示すサブ台車20は、ラック11の実車状態(図10〜図12参照)において、支柱3に沿ってメイン台車10(ラック11及び上部可動体12)と一体的に昇降可能である。具体的には、サブ台車20は、後述する係合部30の作用により、ラック11の実車状態(図10〜図12参照)では上部可動体12と一体化した状態(連結した状態)で、複数(例えば図2に示す計4個)のローラー211を介し支柱3に沿って昇降するとともに、ラック11の空車状態(図1〜図9参照)では支柱3の下方位置に昇降不能にロックされる、下部可動体21(第二可動体)を有する。
第二定荷重ばね2(2A,2B,2C)は支柱3の下部に設けられる上下3個の巻取器2a,2b,2cと連結可動体5(連結部材)の連結部51との間に掛け渡され、連結可動体5の可動部52と下部可動体21とはワイヤ2wを介して接続されている(図1,図3参照)。3個の第二定荷重ばね2A,2B,2Cによって、少なくともラック11に実車状態で搭載された自転車110と下部可動体21との合計荷重を牽引する機能を有し、具体的には合計荷重(例えば25kg重)に匹敵する付勢力を等分して分担するように設定(例えば、第二定荷重ばね2A,2B,2Cの各ばね力8.5kg重)されている。
このように、ラック11の空車状態(図1〜図9参照)では、第一定荷重ばね1の付勢力(約7kg重)によって空車状態のラック11及び上部可動体12が支えられ、ラック11の実車状態(図10〜図12参照)では、第一定荷重ばね1の付勢力に第二定荷重ばね2A,2B,2Cの付勢力(合計で約25.5kg重)が付加されることによって実車状態のラック11(ラック11+自転車110)、上部可動体12及び下部可動体21が支えられる。
図20〜図22に三連(三段重ね)式の第二定荷重ばね2A,2B,2Cの具体例を示す。各々の第二定荷重ばね2A,2B,2Cは対応する巻取器2a,2b,2cの巻取筒軸2s,2s,2sに巻き付けられ、その先端部(すなわち引き出し側端部)は、リベット511等の締結部材によって引き出し方向である上下方向に沿って一列状に並ぶ形で連結可動体5の連結部51と連結固定される。
四角筒状に形成された支柱3において対向する左右の周壁3w,3wには、中央巻取器2b及び最下位巻取器2cの巻取筒軸2s,2sに各々挿通されるねじ軸3s,3s(中心軸)を固定するための取付孔3a,3aがそれぞれ穿設されている。また、対向する周壁3w,3wにおいて取付孔3a,3aの上方には、最上位巻取器2aの巻取筒軸2sに挿通されるねじ軸3sを上下方向に移動させるための長孔3bがそれぞれ穿設されている。この長孔3bは、最上位巻取器2aの巻取筒軸2sに巻き付けられた第二定荷重ばね2Aを緊張状態と弛緩状態とに切り換える際に使用される。すなわち、第二定荷重ばね2Aは、連結可動体5を支柱3に固定した状態で、最上位巻取器2aのねじ軸3sを長孔3bに沿って下方向に所定距離(例えば約100mm)移動させたときには、規定のばね力(例えば定格荷重8.5kg重)を発生する緊張状態に設定される(図24,図25参照)一方、上方向に移動させたときにはばね力を発生しない弛緩状態となる(図27参照)。なお、各巻取筒軸2sに挿通されたねじ軸3sは対応する巻取器2a,2b,2c(の巻取筒軸2s)を回転可能に保持する。
連結可動体5の可動部52は、複数(例えば、2×2=計4個)のローラー521を介し、支柱3の内部に上下方向に配置された左右一対の直線状のガイドレール3g,3g(案内部)に沿って昇降可能である。これにより、第二定荷重ばね2A,2B,2Cは三連(すなわち、第二定荷重ばね総個数が3個で三段重ね)に構成され、各々の巻取器2a,2b,2cに対する巻き付け状態から同時に引き出され、又は巻き付け状態へ同時に引き戻される。
左右の周壁3w,3wの外側にはそれぞれ軸受板6,6(保持部材)が設けられ、各軸受板6は最上位巻取器2a及び中央巻取器2bを所定の間隔で回転可能に保持する。具体的には、軸受板6は、中央巻取器2bのねじ軸3sが挿通される取付孔6aと、取付孔6aを中心としねじ軸3sの軸間距離を半径とする円弧状の切欠6bとを有し、最上位巻取器2aのねじ軸3sが切欠6bに保持(挿通)される。この軸受板6は、第二定荷重ばね2Aが緊張状態に設定されたとき、最上位巻取器2aの巻取筒軸2sに挿通されるねじ軸3sを切欠6bによって位置決めするとともに、その巻取筒軸2sを回転可能に保持する機能を有する(図25参照)。なお、このとき軸受板6は周壁3wに形成された長孔3bを支柱3の外側から覆い隠す機能をも有する(図25参照)。
さらに、軸受板6には、切欠6bの上方(すなわち、切欠6bを挟んで取付孔6aとは反対側)に挿入孔6cが穿設されている。この挿入孔6cは、第二定荷重ばね2Aを弛緩状態とする際に、最上位巻取器2aの巻取筒軸2sから一旦抜去されたねじ軸3sを再挿入するために用いられ(図27参照)、ねじ軸3sの紛失防止機能や弛緩状態の目印機能を有する。
このように、支柱3の周壁3wに取付孔3aや長孔3bを形成し、支柱3の外側に軸受板6を配置することによって、最上位巻取器2aの第二定荷重ばね2Aを支柱3の外側から緊張状態と弛緩状態とに切り換えることができ、実際にばね力を発生する有効ばね個数を容易に増減できる。
図4〜図6に拡大して示すように、メイン台車10とサブ台車20との間には係合部30が設けられ、この係合部30は、メイン台車10(ラック11)の底面側に配置される上側係合部30Uと、サブ台車20(下部可動体21)の上面側に配置される下側係合部30Lとに分割形成されている。上側係合部30U及び下側係合部30Lによって、メイン台車10(ラック11)及びサブ台車20(下部可動体21)は支柱3に対し個別にロック可能である。また、ラック11の空車状態(図1〜図9参照)ではメイン台車10(ラック11及び上部可動体12)が単独状態で昇降し、ラック11の実車状態(図10〜図12参照)では、メイン台車10(ラック11及び上部可動体12)とサブ台車20(下部可動体21)とが連結して一体化した状態で昇降する。
図1,図4,図5及び図7,図8に示すように、上側係合部30Uは、支柱3の上段位置又は下段位置にロックされたラック11を操作レバー313(操作部)の人為的操作又はラック11への自転車110の出し入れの際のタイヤによる操作レバー313の作動によりロック解除可能なラックストッパープレート31と、ラック11への自転車110の出し入れに応じ、空車状態では支柱3側に前進移動し、実車状態では後退移動する連動プレート32とを有する。操作レバー313とラックストッパープレート31とはリンク等の連結機構314を介して連結される。
一方、図9,図12に示すように、下側係合部30Lは、連動プレート32(図5参照)の前後移動に追随して、空車状態では支柱3側に前進して支柱3へのロック可能位置へ移動し(図6,図8参照)、実車状態では支柱3側から後退してロック解除される(図11参照)下部ストッパープレート33を有する。
具体的には、図2に示すように、支柱3の上段位置及び下段位置には上段ラックストッパー31U及び下段ラックストッパー31Lが設けられている。図4に示すように、上段ラックストッパー31Uは上側ほど幅広になる楔形形状に形成され、ラックストッパープレート31は引張コイルばね312(付勢部材)によって常時支柱3側へ付勢されている(図5(B)参照)。したがって、ラック11(及びそれと一体の上部可動体12)が上方へ移動するときには、ラックストッパープレート31は引張コイルばね312の付勢力(ばね力)に抗して上段ラックストッパー31Uを乗り越えた後、その上面に着座してロックされる。操作レバー313の人為的操作により引張コイルばね312の付勢力に抗してラックストッパープレート31を後方移動させると、ラックストッパープレート31のロック状態を解除できる。
一方、図6,図8に示すように、下段ラックストッパー31Lは下側ほど幅広になる楔形形状に形成されているので、ラック11(及びそれと一体の上部可動体12)が下方へ移動するときには、ラックストッパープレート31は引張コイルばね312の付勢力(ばね力)に抗して下段ラックストッパー31Lを乗り越えた後、その下面に着座してロックされる。操作レバー313の人為的操作により引張コイルばね312の付勢力に抗してラックストッパープレート31を後方移動させると、ラックストッパープレート31のロック状態を解除できる。
また、図1に示すように、ラック11のタイヤ受け323と連動プレート32とはリンク等の連結機構324を介して連結され、連動プレート32は引張コイルばね322(付勢部材)によって常時支柱3側へ付勢されている(図5(B)参照)。ラック11へ自転車110を搬入(図10の実車状態)すると、タイヤ受け323が前方側へ倒れ、引張コイルばね322の付勢力(ばね力)に抗して連動プレート32を後退移動させる一方、ラック11から自転車110を搬出(図13の空車状態)すると、タイヤ受け323が後方側へ倒れ、引張コイルばね322の付勢力により連動プレート32を前進移動させる。
図10〜図12に示すように、実車状態すなわち連動プレート32が後退移動したとき、連動プレート32から下向きに突出形成された上側当接部321(当接部)の後面と、下部ストッパープレート33から上向きに突出形成された下側当接部331(当接部)の前面とが圧接状態になり、メイン台車10(ラック11及び上部可動体12)とサブ台車20(下部可動体21)とが連結して一体化した状態での昇降が可能になる。
図6に戻り、支柱3の下段ラックストッパー31Lよりも下側に下部ストッパー33Lが設けられている。下部ストッパー33Lは下側ほど幅広になる楔形形状に形成されているので、サブ台車20(下部可動体21)が下方へ移動するときには、下部ストッパープレート33は引張コイルばね332の付勢力に抗して下部ストッパー33Lを乗り越えた後、その下面に着座してロックされる。図10〜図12に示すように、実車状態すなわち連動プレート32が後退移動したとき、下部ストッパープレート33が引張コイルばね332の付勢力に抗して後方移動してロック状態を解除できる。
このように、ラック11の実車状態では、下部ストッパープレート33のロック状態が解除されるとともに、メイン台車10とサブ台車20とが連結一体化されるので、メイン台車10とサブ台車20とを一体に昇降できる。
図18,図19に操作レバー313を備えたラック11の具体例を示す。ラック11の後方側端部に位置するタイヤ出入口には左右一対の補強板111(補助部材)が固定されている。操作レバー313は、ラック11に対して回動可能となるように、左右の補強板111に跨って取り付けられている。具体的には、操作レバー313は、補強板111,111間に架設された支軸111aに回動可能に取り付けられるボス部313aと、ボス部313aから半径方向に延びる回動アーム部313cと、回動アーム部313cの先端部に形成された半円筒形状の把持部313bとを有する。ラック11が上段位置において空車状態(図1参照)又は実車状態(図示せず)であるとき、操作レバー313のロック解除操作を行う際には、把持部313bは左右の補強板111,111を繋ぐ連結軸111bとともに作業者の手で把持される。
なお、ラック11が下段位置において自転車110の出し入れを行う際には、自転車110の前輪又は後輪との接触により操作レバー313(の把持部313b)が回動して、瞬間的にラックストッパープレート31を後方移動させ支柱3とのロック状態を解除する(なお、車輪通過後の状況等については後述する)。
このように、実車状態、空車状態を問わずラック11の下降操作において、回動式の把持部313bを連結軸111bとともに把持することにより操作レバー313の操作力を軽減し、ラック11を支えながら安全に下降させることができる。
なお、図2等に示す33Sは、下部ストッパー33Lよりも上方位置の支柱3に設けられた安全ストッパーであり、例えば下部ストッパー33Lに対する下部ストッパープレート33のロックが誤動作したような場合に下部ストッパープレート33を緊急ロックするための安全装置として機能し、下部ストッパー33Lと同様のものが使用されている。また、図5(B)に示すように、上側当接部321は底面視でY字形の溝形状に形成され、平面視で三角形状に突出形成された下側当接部331(図9(A)等参照)との接触面積を大きくし、圧接力が大きくなるようにしてある。
次に、以上で述べた駐輪機100の作動について、操作の順序に沿って概略を説明する。
<待機状態=ラック空車状態、上段位置>(図1〜図6)
図4に示すように、上段ラックストッパー31Uの上面にラックストッパープレート31の下面が着座してロックされる。ただし、メイン台車10(空車状態のラック11及び上部可動体12)を支える第一定荷重ばね1のばね力により、この図のようにラックストッパープレート31の下面は上段ラックストッパー31Uの上面よりも若干浮いた状態で静止する場合がある。図6に示すように、下部ストッパー33Lの下面に下部ストッパープレート33の上面が当接してロックされ、第二定荷重ばね2A,2B,2Cの付勢力によってサブ台車20(下部可動体21)が支えられている。
<ラック空車状態、下降中>(図示せず)
把持部313aを把持し操作レバー313を回動して上段ラックストッパー31Uの上面とラックストッパープレート31の下面とのロックを解除すると、メイン台車10の下降が開始される。把持部313aを放すとラックストッパープレート31は引張コイルばね312により再び支柱3側に付勢される。
<ラック空車状態、下段位置>(図7〜図9)
図8に示すように、ラックストッパープレート31が下段ラックストッパー31Lの傾斜を乗り越えた後、下段ラックストッパー31Lの下面にラックストッパープレート31の上面が当接してロックされ、第一定荷重ばね1のばね力によってメイン台車10(空車状態のラック11及び上部可動体12)が支えられている。なお、メイン台車10及びサブ台車20が下段位置にあるときには、下部ストッパープレート33は下部ストッパー33Lよりも少し下方に移動し、下部ストッパー33Lの下面に当接しなくなっている(図8参照;ただし、後方移動によるロック解除位置ではなく下方移動によるロック可能位置に留まっている)。
<ラック搭載状態、下段位置>(図10〜図12)
図10に示すようにラック11に自転車110を搭載して実車状態へ移行する場合について、時系列的に説明する。
(1−1)前輪が操作レバー313に接触する段階
自転車110の前輪(先行搬入車輪)が操作レバー313(把持部313a)に接触すると、操作レバー313が回動して、瞬間的にラックストッパープレート31が後方移動し支柱3とのロック状態が解除される。このときタイヤ受け323は後方側へ倒れて、連動プレート32を介し下部ストッパープレート33が前進移動し支柱3とのロック状態、かつ当接部321,331が圧接解除状態であるから、ラック11(ここでの牽引対象はメイン台車10単独)には第一定荷重ばね1のばね力が作用している。しかし、ラック11には既に自転車110の約1/2重量が負荷されているので、ラック11(メイン台車10)は上昇しない。さらに、前輪が通過すると、操作レバー313(把持部313a)が回動復帰して、ラックストッパープレート31が前方移動し支柱3とのロック状態が復活する。
(1−2)後輪が操作レバー313に接触する段階
自転車110の後輪(後続搬入車輪)が操作レバー313(把持部313a)に接触すると、操作レバー313が回動して、瞬間的にラックストッパープレート31が後方移動し支柱3とのロック状態が解除される。このときタイヤ受け323は後方側へ倒れて、連動プレート32を介し下部ストッパープレート33が前進移動し支柱3とのロック状態、かつ当接部321,331が圧接解除状態であるから、ラック11(ここでの牽引対象はメイン台車10単独)には第一定荷重ばね1のばね力が作用している。しかし、ラック11には既に自転車110の1/2以上の重量が負荷されているので、ラック11(メイン台車10)は上昇しない。さらに、後輪が通過すると、操作レバー313(把持部313a)が回動復帰して、ラックストッパープレート31が前方移動し支柱3とのロック状態が復活する。
(2)前輪がタイヤ受け323を作動する段階
自転車110の前輪(先行搬入車輪)がタイヤ受け323を前方側へ倒すと、連動プレート32を介し下部ストッパープレート33が後退移動し支柱3とのロック解除状態、かつ当接部321,331が圧接状態になるから、ラック11(ここでの牽引対象は一体化されたメイン台車10及びサブ台車20)には第一定荷重ばね1及び第二定荷重ばね2A,2B,2Cのばね力が作用する。しかし、ラックストッパープレート31は前方移動し支柱3とのロック状態が維持されているので、ラック11(メイン台車10及びサブ台車20)は上昇しない。
<ラック実車状態、下段位置から上昇開始>(図示せず)
作業者が把持部313aを踏むことによって操作レバー313が回動して、ラックストッパープレート31が後方移動する。下段ラックストッパー31Lの下面とラックストッパープレート31の上面とのロックを解除すると、メイン台車10とサブ台車20とは一体化された状態で上昇を開始する。把持部313aを放すとラックストッパープレート31は引張コイルばね312により再び支柱3側に付勢される。
<ラック実車状態、上段位置>(図示せず)
ラックストッパープレート31が上段ラックストッパー31Uの傾斜を乗り越え、上段ラックストッパー31Uの上面にラックストッパープレート31の下面が着座してロックされる。ただし、メイン台車10及びサブ台車20を支える、第一定荷重ばね1と第二定荷重ばね2A,2B,2Cとの付勢力により、ラックストッパープレート31の下面は上段ラックストッパー31Uの上面よりも若干浮いた状態で静止する場合がある。
<ラック降車状態、下段位置でオートリターン開始>(図13〜図15)
図13に示すようにラック11から自転車110を降ろして空車状態へ移行する場合について、時系列的に説明する。
(1)前輪がタイヤ受け323を作動する段階
自転車110の前輪(後続搬出車輪)がタイヤ受け323を後方側へ倒すと、連動プレート32を介し下部ストッパープレート33が前進移動し支柱3とのロック状態、かつ当接部321,331が圧接解除状態になるから、ラック11(ここでの牽引対象はメイン台車10単独)には第一定荷重ばね1のばね力が作用する。しかし、ラックストッパープレート31は前方移動し支柱3とのロック状態が維持されているので、ラック11(メイン台車10)は上昇しない。
(2−1)後輪が操作レバー313に接触する段階
自転車110の後輪(先行搬出車輪)が操作レバー313(把持部313a)に接触すると、操作レバー313が回動して、瞬間的にラックストッパープレート31が後方移動し支柱3とのロック状態が解除される。このときタイヤ受け323は後方側へ倒れて、連動プレート32を介し下部ストッパープレート33が前進移動し支柱3とのロック状態、かつ当接部321,331が圧接解除状態であるから、ラック11(ここでの牽引対象はメイン台車10単独)には第一定荷重ばね1のばね力が作用している。しかし、ラック11には未だ自転車110の1/2以上の重量が負荷されているので、ラック11(メイン台車10)は上昇しない。さらに、後輪が通過すると、操作レバー313(把持部313a)が回動復帰して、ラックストッパープレート31が前方移動し支柱3とのロック状態が復活する。
(2−2)前輪が操作レバー313に接触する段階
自転車110の前輪(後続搬出車輪)が操作レバー313(把持部313a)に接触すると、操作レバー313が回動して、瞬間的にラックストッパープレート31が後方移動し支柱3とのロック状態が解除される。このときタイヤ受け323は後方側へ倒れて、連動プレート32を介し下部ストッパープレート33が前進移動し支柱3とのロック状態、かつ当接部321,331が圧接解除状態であるから、ラック11(ここでの牽引対象はメイン台車10単独)には第一定荷重ばね1のばね力が作用している。よって、前輪がラック11のタイヤ出入口を通過すると同時に、ラック11(メイン台車10)はサブ台車20から分離して自動的に上昇(オートリターン)を開始する。
<ラック降車状態、下段位置からオートリターン中>(図16,図17)
図17に示すように、ラックストッパープレート31が下段ラックストッパー31Lを通り過ぎた後もメイン台車10は第一定荷重ばね1のばね力により上昇を続ける。しかし、下部ストッパープレート33の上面は下部ストッパー33Lの下面に当接してロック状態になるので、サブ台車20はわずかに上昇移動したのみで下段位置に残される。このように、ラックストッパープレート31のロック解除及び当接部321,331の圧接状態解除と、下部ストッパープレート33のロック作動との間に若干の時間差(タイムラグ)が設けられるので、メイン台車10のオートリターン上昇とサブ台車20のロック停止とが確実に機能する。
以上のようにして駐輪機100の作動が一巡し、図1〜図6に示す待機状態に戻って停止する。
このように、下部ストッパープレート33によりサブ台車20を支柱3へロックする動き(及び当接部321,331の圧接状態を解除する動き)と、ラックストッパープレート31によりメイン台車10を支柱3からロック解除する動きとが時系列的に二段階に作動するので、オートリターン構造が誤作動することなく確実に機能する。その際、ラック11への自転車110の出し入れに応じて移動する連動プレート32の作動を下部ストッパープレート33へと直接的に伝達して構造の簡略化を図り、作動の安定性を高めることができるので、耐久性の向上に寄与する。
次に、第二定荷重ばねの初期設定について、図22〜図25を参照して概略を説明する。第二定荷重ばね2A,2B,2Cの初期設定は、駐輪機100の組立作業の一環として、有効ばね個数を第二定荷重ばね総個数(本実施例では3個)に等しくセットして、第二定荷重ばね2A,2B,2Cに所定のばね力(例えば合計定格荷重25.5kg重)を発生させるために行われる。
図23,図24に示すように、初期設定を行うには、まず最初に連結可動体5を支柱3に対し昇降不能に固定する。連結可動体5の代わりにワイヤ2w又はサブ台車20(下部可動体21)を固定してもよい(実施例ではワイヤ2wを固定)。そして、最下位巻取器2cの巻取筒軸2sに軸状工具AT(例えばドライバーの軸部)を挿入し、第二定荷重ばね2Cが上方に引き出されるようにして、最下位巻取器2cを所定距離(例えば約100mm)下方へ移動する(軸状工具ATを保持して引き下げる)と、第二定荷重ばね2Cはばね力を発生して緊張状態となる。最下位巻取器2cの巻取筒軸2sが下方の取付孔3aに達したとき、軸状工具ATの代わりにねじ軸3sを挿通する。ねじ軸3sは、巻取筒軸2s及び取付孔3aを貫通して支柱3の周壁3wにねじ固定され、最下位巻取器2c(の巻取筒軸2s)を支柱3に対し回転可能に位置固定する。
同様に、中央巻取器2bの巻取筒軸2sに軸状工具ATを挿入し、第二定荷重ばね2Bが上方に引き出されるようにして、中央巻取器2bを下方へ移動すると、第二定荷重ばね2Bはばね力を発生して緊張状態となる。中央巻取器2bの巻取筒軸2sが上方の取付孔3aに達したとき、軸状工具ATの代わりにねじ軸3sを挿通する。ねじ軸3sは、巻取筒軸2s、取付孔3a及び取付孔6aを貫通して軸受板6及び支柱3の周壁3wにねじ固定され、中央巻取器2b(の巻取筒軸2s)を支柱3に対し回転可能に位置固定する。
さらに、最上位巻取器2aの巻取筒軸2sに軸状工具ATを挿入し、第二定荷重ばね2Aが上方に引き出されるようにして、最上位中央巻取器2aを下方へ移動すると、第二定荷重ばね2Aはばね力を発生して緊張状態となる。最上位巻取器2aの巻取筒軸2sが長孔3bの下端部に達したとき、軸状工具ATの代わりにねじ軸3sを挿通する。図25に示すように、ねじ軸3sは、巻取筒軸2s、長孔3b及び切欠6bを貫通して軸受板6及び支柱3の周壁3wにねじ固定され、最上位巻取器2a(の巻取筒軸2s)を支柱3に対し回転可能に位置固定する。
その後、支柱3に対する連結可動体5の固定を解除すると、有効ばね個数は第二定荷重ばね総個数(実施例では3個)に等しく設定され、第二定荷重ばね2A,2B,2Cは標準仕様(すなわち三連又は三段重ね仕様)に初期設定される。このとき、連結可動体5は支柱3の内部に上下方向に配置されたガイドレール3g,3gに沿って昇降可能である。このように、初期設定を支柱3の外側から容易に行うことができ、周壁3wに形成された長孔3bは軸受板6で覆い隠される。
次に、第二定荷重ばねの作動形態の変更について、図25〜図27を参照して概略を説明する。第二定荷重ばね2A,2B,2Cの作動形態の変更は、ラック11に搭載される自転車110の重量に応じて有効ばね個数を調整するために行われる。
図25,図26に示すように、最上位巻取器2aの巻取筒軸2sからねじ軸3sを緩めて軸受板6を回動する(又はねじ軸3sを抜去する)と、第二定荷重ばね2Aは緊張状態から引き戻されて弛緩状態となる。つまり、第二定荷重ばね2B,2Cは取付孔3a,3aに位置固定状態であるから常時ばね力を発生するが、第二定荷重ばね2Aは引き戻されたフリー状態であるから(たとえ連結可動体5の移動によって上方に引き出される場合であっても)ばね力を発生しなくなる。これによって、有効ばね個数は第二定荷重ばね2A,2B,2Cの3個(トリプル作動形態)から1個減少して、第二定荷重ばね2B,2Cの2個(ダブル作動形態)になる。なお、弛緩状態の第二定荷重ばね2Aから抜去されたねじ軸3sは、ねじ軸3sの紛失防止と弛緩状態の目印のために、最上位巻取器2aの巻取筒軸2sに再挿入される。
また、第二定荷重ばね2Aを弛緩状態から再び緊張状態とするには、上記した最上位巻取器2aの初期設定(図24,図25参照)を再度実行すればよい。このように、最上位巻取器2aの引き出し方向での移動のみによって支柱3の外側から有効ばね個数を増減することができ、第二定荷重ばね2A,2B,2Cが発生するばね力をラック11に搭載される自転車110の重量に容易に対応させることができる。
次に、第二定荷重ばねの仕様変更について、図28,図29を参照して概略を説明する。第二定荷重ばね2A,2B,2Cの仕様変更は、ラック11に搭載される自転車110の重量に応じて第二定荷重ばね総個数を変更するために行われる。
図28に示すように、標準仕様の初期設定(図25参照)において、最下位巻取器2c、その巻取筒軸2sに巻き付けられた第二定荷重ばね2C及びその巻取筒軸2sに挿通されたねじ軸3sを、連結可動体5及び支柱3から取り外す。これによって、標準仕様である三連(三段重ね)仕様の第二定荷重ばね総個数(3個)は、別仕様である二連(二段重ね)仕様の第二定荷重ばね総個数(2個)に減少する。このように、最下位巻取器3c等の取り外しのみによって第二定荷重ばね総個数が減少するので、自転車110の(重量の)多様性に容易に対処することができる。
また、図28,図29において、図25〜図27の説明と同様の調整を実行することによって、有効ばね個数を2個(ダブル作動形態)から1個(シングル作動形態)に調整することができる。
なお、以上の実施例では三段の第二定荷重ばね2A,2B,2Cを標準仕様として説明したが、本考案はこれに限定されることなく任意の段数を標準仕様に設定できる。また、各第二定荷重ばね2A,2B,2Cのばね力は異なっていてもよい。
1 第一定荷重ばね(第一付勢部材)
2(2A,2B,2C) 第二定荷重ばね(第二付勢部材)
2a,2b,2c 巻取器
2s 巻取筒軸
3 支柱
3b 長孔
3g ガイドレール(案内部)
3s ねじ軸(中心軸)
3w 周壁
5 可動連結体(連結部材)
6 軸受板(保持部材)
10 メイン台車(第一昇降部)
11 ラック
111 補強板(補助部材)
111a 支軸
111b 連結軸
12 上部可動体(第一可動体)
20 サブ台車(第二昇降部)
21 下部可動体(第二可動体)
30 係合部
30U 上側係合部
31 ラックストッパープレート
313 操作レバー(操作部)
313a ボス部
313b 把持部
313c 回動アーム部
32 連動プレート
321 上側当接部(当接部)
30L 下側係合部
33 下部ストッパープレート
331 下側当接部(当接部)
100 駐輪機
110 自転車

Claims (11)

  1. 自転車を搭載可能なラックと、そのラックを上下方向に筒状形態で立設された支柱に沿って昇降可能な第一可動体とを有し、自転車を搭載しない空車状態のラックと前記第一可動体との合計荷重を牽引する機能を有する第一付勢部材によって常時上方に引き上げるように付勢される第一昇降部と、
    その第一昇降部の下方に配置され、前記支柱に沿って前記第一昇降部と一体的に昇降可能な第二可動体を有し、前記ラックに実車状態で搭載された自転車と前記第二可動体との合計荷重を牽引する機能を有する第二付勢部材によって常時上方に引き上げるように付勢される第二昇降部と、
    前記第一昇降部と第二昇降部との間に設けられ、それらを前記支柱に対し個別にロック可能にするとともに、前記空車状態では前記第一昇降部の単独状態での昇降を可能とし、前記実車状態では前記第一昇降部及び第二昇降部にそれぞれ設けられた当接部が圧接することにより両者が一体化した状態での昇降を可能とする係合部と、を備える駐輪機において、
    前記第一付勢部材は、前記支柱の内部に配置されかつ前記空車状態のラックと前記第一可動体との合計荷重よりも大きなばね力を有する単一の第一定荷重ばねで構成されるとともに、
    前記第二付勢部材は、前記支柱の内部に配置され板状を呈しかつ対応する巻取器の巻取筒軸へ同時に巻き付けられ又は該巻取筒軸から同時に引き出されるように、各々の引き出し側端部が引き出し方向である上下方向に沿って一列状に並ぶ形で連結部材に装着されて所定のばね力を発生可能な複数の第二定荷重ばねで構成され、前記ラックに搭載される自転車と前記第二可動体との合計荷重に匹敵するばね力を発揮するように、前記支柱の内部において前記連結部材に装着された第二定荷重ばね総個数のうち実際にばね力を発生する有効ばね個数を前記支柱の外側から調整可能であることを特徴とする駐輪機。
  2. 前記複数の第二定荷重ばねに所定のばね力を発生させるための初期設定において、前記連結部材が前記支柱に対し昇降不能に固定され、
    引き出し方向の最下部に位置する最下位巻取器から最上部に位置する最上位巻取器へ至る複数の巻取器は、各々の巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねが上方に引き出されるようにして下方へ移動することにより、該第二定荷重ばねがばね力を発生しない弛緩状態から個々のばね力を発生する緊張状態へ順次変更され、かつ自身の巻取筒軸及び前記支柱の周壁を貫通する中心軸によりそれぞれ前記支柱に対し回転可能に位置固定され、
    その後前記支柱に対する前記連結部材の固定が解除されることにより、前記連結部材は前記支柱の内部に上下方向に配置された直線状の案内部に沿って昇降可能となり、前記有効ばね個数は前記第二定荷重ばね総個数に等しく設定される請求項1に記載の駐輪機。
  3. 前記最上位巻取器の巻取筒軸から前記中心軸が抜去されることにより、その最上位巻取器の巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねは前記緊張状態から引き戻されて前記弛緩状態となり、前記有効ばね個数は前記第二定荷重ばね総個数から1個減少する請求項2に記載の駐輪機。
  4. 前記最上位巻取器が引き出し方向における下方向又は上方向へ移動すると、対応する巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねは前記緊張状態又は前記弛緩状態に切り換わり、
    前記有効ばね個数が前記第二定荷重ばね総個数に等しい場合と前記第二定荷重ばね総個数から1個減少する場合とに交互に切り換え可能である請求項3に記載の駐輪機。
  5. 前記最上位巻取器の巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねが前記緊張状態にあるとき、その巻取筒軸に挿通される中心軸を位置決めしかつ当該巻取筒軸を回転可能に保持するための保持部材が設けられる請求項2ないし4のいずれか1項に記載の駐輪機。
  6. 前記支柱の周壁には、前記最上位巻取器の巻取筒軸に挿通される中心軸を前記緊張状態と前記弛緩状態との切り換え時において引き出し方向に移動させるための長孔が形成される請求項5に記載の駐輪機。
  7. 前記保持部材は前記支柱の外側に配置され、
    前記最上位巻取器の巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばねが前記緊張状態にありその巻取筒軸に挿通される中心軸を位置決めしたとき、前記保持部材は前記長孔を前記支柱の外側から覆い隠す請求項6に記載の駐輪機。
  8. 前記初期設定において、前記最下位巻取器が、その巻取筒軸に巻き付けられた第二定荷重ばね及びその巻取筒軸に挿通された中心軸とともに、前記連結部材及び前記支柱から取り外されることにより、前記第二定荷重ばね総個数が1個減少する請求項2ないし7のいずれか1項に記載の駐輪機。
  9. 前記係合部は、
    前記第一昇降部の底面側において、前記支柱の所定位置にロックされたラックを操作部の人為的操作により又は該ラックへの自転車の出し入れによりロック解除可能なラックストッパープレートと、前記ラックへの自転車の出し入れに応じ、前記空車状態では支柱側に前進移動し、前記実車状態では後退移動する連動プレートとを有する一方、
    前記第二昇降部の上面側において、前記連動プレートの前後移動に追随して、前記空車状態では前記支柱側に前進してロック可能位置へ移動し、前記実車状態では前記支柱側から後退してロック解除される下部ストッパープレートを有し、
    前記支柱の下方位置において、前記空車状態のラックに自転車を搭載して前記実車状態とするとき、前記連動プレートを介して前記下部ストッパープレートが前記支柱側から後退してロック解除されかつ前記当接部が圧接状態になり、その後さらに前記ラックストッパープレートが前記支柱側から後退し、前記実車状態のラックを含む前記第一昇降部は前記第二昇降部と一体化して上昇し、
    前記支柱の下方位置において、前記実車状態のラックから自転車を降ろして前記空車状態とするとき、前記連動プレートを介して前記下部ストッパープレートが前記支柱側へ前進してロックされかつ前記当接部の圧接状態が解除され、その後さらに前記ラックストッパープレートが前記支柱側から後退し、前記空車状態のラックを含む前記第一昇降部は前記第二昇降部から分離して上昇する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の駐輪機。
  10. 前記操作部は、前記ラックに対して回動可能となるように、その後方側端部に直接又は補助部材を介して間接的に取り付けられた操作レバーを含み、
    その操作レバーは、人為的なロック解除操作によって、又は前記ラックへの自転車の出し入れの際に自転車のタイヤによって作動する請求項9に記載の駐輪機。
  11. 前記補助部材は前記ラックのタイヤ出入口に固定され、
    前記操作レバーは、前記補助部材に回動可能に取り付けられるボス部と、そのボス部から半径方向に延びる回動アーム部と、その回動アーム部の先端部に形成された把持部とを有し、
    その把持部は、
    前記支柱の下方位置において、前記ラックへの出し入れの際に通過する自転車のタイヤによって作動するとともに、
    前記支柱の上方位置において、前記操作レバーのロック解除操作時に前記補助部材とともに把持される請求項10に記載の駐輪機。
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