JP3198383B2 - 覆工板用外枠材 - Google Patents
覆工板用外枠材Info
- Publication number
- JP3198383B2 JP3198383B2 JP19807498A JP19807498A JP3198383B2 JP 3198383 B2 JP3198383 B2 JP 3198383B2 JP 19807498 A JP19807498 A JP 19807498A JP 19807498 A JP19807498 A JP 19807498A JP 3198383 B2 JP3198383 B2 JP 3198383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer frame
- bolt
- frame material
- lining
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地面(路面)を掘削
して溝又は立杭を作る工事や、仮設道路、作業架台等、
車両や重機を走行させる目的で、地面(路面)の代わり
に設置する覆工板のずれやがたつきを無くすために使用
される外枠材に係る。
して溝又は立杭を作る工事や、仮設道路、作業架台等、
車両や重機を走行させる目的で、地面(路面)の代わり
に設置する覆工板のずれやがたつきを無くすために使用
される外枠材に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記目的に使用される外枠材は、
現場で切断、溶接等の加工を行い、現場合わせで取り付
けられていた。すなわち、型鋼や角パイプを現場で寸法
合わせして切断し、溶接して使用に供しており、使用後
は殆んどが消耗品として処理され、再使用されることは
なかった。
現場で切断、溶接等の加工を行い、現場合わせで取り付
けられていた。すなわち、型鋼や角パイプを現場で寸法
合わせして切断し、溶接して使用に供しており、使用後
は殆んどが消耗品として処理され、再使用されることは
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいてこの発明
は、現場での切断、溶接作業をなくして作業能率を高
め、かつ反覆使用を可能とすることにより、経費の節減
を計ろうとするものである。
は、現場での切断、溶接作業をなくして作業能率を高
め、かつ反覆使用を可能とすることにより、経費の節減
を計ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の覆工板用外枠材においては、単位体(5)を組み合わ
せて外枠材(1)を構成し、この外枠材(1)が複数個
の覆工板によって形成される方形の組合わせ体の外周を
包囲するものにおいて、角パイプからなる単位体(5)
の両端部の上面に転落防止柵等設置用の挿通孔(11)
を、下面に覆工桁(13)との締結用の透孔(12)を
形成したU字形断面を有する連結用継手部分(6)の端
面部にボルト(8)を挿通締結し、この際必要に応じて
ボルト(8)を突設した寸法調整用のプレート(9)を
介在させ、かつL形鋼板からなるコーナピース(10)
を用いてボルトで連結するようにした。
の覆工板用外枠材においては、単位体(5)を組み合わ
せて外枠材(1)を構成し、この外枠材(1)が複数個
の覆工板によって形成される方形の組合わせ体の外周を
包囲するものにおいて、角パイプからなる単位体(5)
の両端部の上面に転落防止柵等設置用の挿通孔(11)
を、下面に覆工桁(13)との締結用の透孔(12)を
形成したU字形断面を有する連結用継手部分(6)の端
面部にボルト(8)を挿通締結し、この際必要に応じて
ボルト(8)を突設した寸法調整用のプレート(9)を
介在させ、かつL形鋼板からなるコーナピース(10)
を用いてボルトで連結するようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】次にこの発明を添付図面に示す実
施の形態にしたがって詳細に説明する。先ず図1はこの
発明の外枠材1によって二種類の複数箇の覆工板2a,
2b,2c及び3a,3b,3cで構成した方形(長方
形)の組合せ体4を包囲した形態を示している。これら
組合せ体4は例えば立杭に掛け渡した桁構(図示せず)
上に載架されるものである。
施の形態にしたがって詳細に説明する。先ず図1はこの
発明の外枠材1によって二種類の複数箇の覆工板2a,
2b,2c及び3a,3b,3cで構成した方形(長方
形)の組合せ体4を包囲した形態を示している。これら
組合せ体4は例えば立杭に掛け渡した桁構(図示せず)
上に載架されるものである。
【0006】外枠材1の各単位体5は角パイプからな
り、それぞれの端部には連結用継手部分6が形成されて
おり、この連結用継手部分6に穿設したボルト挿通孔7
を介して、各単位体5、5間をボルト8で結合したの
が、図2に示す中間部分の構成である。
り、それぞれの端部には連結用継手部分6が形成されて
おり、この連結用継手部分6に穿設したボルト挿通孔7
を介して、各単位体5、5間をボルト8で結合したの
が、図2に示す中間部分の構成である。
【0007】この際、寸法の微細な調整を必要とする場
合には、図3に示すように連結用継手部分6に、ボルト
8を突設した寸法微調整用のプレート9を介在させるも
のとする。
合には、図3に示すように連結用継手部分6に、ボルト
8を突設した寸法微調整用のプレート9を介在させるも
のとする。
【0008】また、外枠材1のコーナ部を構成する単位
体5、5間においては、図4に示すように、L型鋼板か
らなり連結用継手部分6の内側からボルト8を突設した
コーナピース10を用いて、単位体5、5間のボルト連
結を行なうものとする。
体5、5間においては、図4に示すように、L型鋼板か
らなり連結用継手部分6の内側からボルト8を突設した
コーナピース10を用いて、単位体5、5間のボルト連
結を行なうものとする。
【0009】各図において、単位体5の連結用継手部分
6の上面には、挿通孔11が形成されているが、これは
転落防止柵等を挿通設置するためのものである。
6の上面には、挿通孔11が形成されているが、これは
転落防止柵等を挿通設置するためのものである。
【0010】単位体5の下面には、図2ないし図4に示
すように、透孔12を穿設するものとし、これら透孔1
2は図5に示すように、覆工桁13に対して座金14及
びボルト15を介して、単位体5を締結するためのもの
であって、これら座金14及びボルト15によって、単
位体5を含む外枠材1は、覆工板13に対して強固に保
持されるものである。
すように、透孔12を穿設するものとし、これら透孔1
2は図5に示すように、覆工桁13に対して座金14及
びボルト15を介して、単位体5を締結するためのもの
であって、これら座金14及びボルト15によって、単
位体5を含む外枠材1は、覆工板13に対して強固に保
持されるものである。
【0011】上述のようにしてこの発明の外枠材1は、
単位体5の両端部に形成した連結用継手部分6、寸法調
整用のプレート9及びコーナピース10の先付けによる
作業によって、現場における簡単な組立作業で、覆工板
の組合せ体4の包囲が簡便に行なえ、車両や重機などが
覆工板の組合せ体4上を走行する際に、各覆工板間でず
れやがたつきが生ずるのを防止するのである。
単位体5の両端部に形成した連結用継手部分6、寸法調
整用のプレート9及びコーナピース10の先付けによる
作業によって、現場における簡単な組立作業で、覆工板
の組合せ体4の包囲が簡便に行なえ、車両や重機などが
覆工板の組合せ体4上を走行する際に、各覆工板間でず
れやがたつきが生ずるのを防止するのである。
【0012】
【発明の効果】上記構成からなるこの発明の覆工板用外
枠材によれば、現場での作業に当って、切断や溶接を伴
わず、各単位体の端部に形成した連結用継手部分間の連
結によって、覆工板を包囲する外枠材が構成できるの
で、作業能率を高めると共に、反覆使用が可能であるた
め、リース対象物としての利用価値も得られるものであ
り、工場製作とすることにより、外観がよく、現場の美
観に役立たせると共に、転落防止用柵に設置も可能とす
ることができるので、覆工板撤去時の転落事故の防止に
も役立つと共に、覆工桁との締結を確実にするものであ
る。
枠材によれば、現場での作業に当って、切断や溶接を伴
わず、各単位体の端部に形成した連結用継手部分間の連
結によって、覆工板を包囲する外枠材が構成できるの
で、作業能率を高めると共に、反覆使用が可能であるた
め、リース対象物としての利用価値も得られるものであ
り、工場製作とすることにより、外観がよく、現場の美
観に役立たせると共に、転落防止用柵に設置も可能とす
ることができるので、覆工板撤去時の転落事故の防止に
も役立つと共に、覆工桁との締結を確実にするものであ
る。
【図1】この発明の覆工用外枠材の使用態様を示す平面
図である。
図である。
【図2】単位体間の結合態様を示す拡大斜視図である。
【図3】寸法微調整を行なう状況の拡大斜視図である。
【図4】各単位体間のコーナ部の結合態様を示す拡大斜
視図である。
視図である。
【図5】各単位体を覆工桁に締結する状態を示す斜視図
である。
である。
1 外枠材 4 組合わせ体 5 単位体 6 連結用継手部分 9 プレート 10 コーナピース 11 挿通孔 12 透孔 13 覆工桁 14 座金 15 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 単位体(5)を組み合わせて外枠材
(1)を構成し、この外枠材(1)が複数個の覆工板に
よって形成される方形の組合わせ体の外周を包囲するも
のにおいて、角パイプからなる単位体(5)の両端部の
上面に転落防止柵等設置用の挿通孔(11)を、下面に
覆工桁(13)との締結用の透孔(12)を形成したU
字形断面を有する連結用継手部分(6)の端面部にボル
ト(8)を挿通締結し、この際必要に応じてボルト
(8)を突設した寸法調整用のプレート(9)を介在さ
せ、かつL形鋼板からなるコーナピース(10)を用い
てボルト(8)で連結するようにした覆工板用外枠材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19807498A JP3198383B2 (ja) | 1997-07-03 | 1998-06-30 | 覆工板用外枠材 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19203297 | 1997-07-03 | ||
JP9-192032 | 1997-07-03 | ||
JP19807498A JP3198383B2 (ja) | 1997-07-03 | 1998-06-30 | 覆工板用外枠材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1171706A JPH1171706A (ja) | 1999-03-16 |
JP3198383B2 true JP3198383B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=26507054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19807498A Expired - Fee Related JP3198383B2 (ja) | 1997-07-03 | 1998-06-30 | 覆工板用外枠材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198383B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5048170B1 (ja) * | 2011-11-28 | 2012-10-17 | キユーピー株式会社 | 胡麻含有酸性液状調味料 |
JP6758698B1 (ja) * | 2020-06-25 | 2020-09-23 | 株式会社和建 | 覆工板外枠体 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP19807498A patent/JP3198383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1171706A (ja) | 1999-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101117546B1 (ko) | 가설 흙막이 공법용 사각강관 버팀보의 연결 및 접합 시공구조 및 그 시공구조를 위한 연결보강부재와 접합보강부재 | |
JP2645365B2 (ja) | 柱梁接合部 | |
JP3198383B2 (ja) | 覆工板用外枠材 | |
JP3124515B2 (ja) | 建物の耐震補強構造 | |
JP3612065B2 (ja) | 再利用目的建物の再利用可能布基礎および布基礎再利用方法 | |
KR100637832B1 (ko) | 조립연결수단을 구비한 건축용 사각파이프 | |
JP3499843B2 (ja) | 道路橋伸縮継手の施工方法 | |
JP2003003781A (ja) | 補強リング及び継手板の取付け構造 | |
JP3864362B2 (ja) | 粘弾性壁の設置構造 | |
JP3051071B2 (ja) | 既設建物の耐震補強工法 | |
JP2904554B2 (ja) | 基礎構築用ブロック構造物の接合構造 | |
JP2690868B2 (ja) | 建物の鋼製基礎 | |
KR100465287B1 (ko) | 말뚝지정용 에이치 빔의 두부 보강장치 | |
JP3844108B2 (ja) | 丸太を面材とした土留工法 | |
KR200197288Y1 (ko) | 토사 및 낙석 방호용 패널 | |
JP3169087B2 (ja) | 鉄骨梁の横座屈防止構造 | |
JP2649682B2 (ja) | 地下構造体 | |
JP3981947B2 (ja) | 既存建築物の耐震補強工法および建築物の耐震補強構造 | |
JP4041240B2 (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合方法及び接合構造 | |
JPS6322191Y2 (ja) | ||
JP3222807B2 (ja) | 耐力壁パネル | |
JPH0223678Y2 (ja) | ||
JPH1181454A (ja) | 柱と梁の結合構造 | |
JPH09170358A (ja) | 防火塀 | |
KR200233342Y1 (ko) | 와이어 체결용 아이볼트를 구비한 방음판 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080615 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090615 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |