JP3196491U - 運搬台車用積荷結束具並びに積荷結束具付運搬台車 - Google Patents

運搬台車用積荷結束具並びに積荷結束具付運搬台車 Download PDF

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神子島 岩男
岩男 神子島
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Abstract

【課題】積荷覆い蓋が耐久性・取り扱い性に優れると共に、簡易構造で製作容易な運搬台車用積荷結束具、並びにこの積荷結束具を備えた積荷結束具付運搬台車を提案する。【解決手段】積荷覆い蓋3は、外枠部材6内に面材7を配設固定した構成とすると共にアルミニウム合金製とし、この外枠部材6の対向枠部8に切り込み縁を形成し、この切り込み縁を介して対向枠部8の表面からアーチ状の切り起こし部10を外方へ切り起こし突出して、この切り起こし部10と対向枠部8の表面との間にベルト挿通部5として機能する空間部5を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、積荷を運搬台車に対して安定保持するための運搬台車用積荷結束具、並びにこの運搬台車用積荷結束具を備えた積荷結束具付運搬台車に関するものである。
従来から、運搬台車上に積載した積荷の上部を積荷覆い蓋で覆い、この積荷覆い蓋を積荷とともに結束ベルトで前記運搬台車に結束することによって、積荷を安定的に積載保持できるようにした結束具が実施されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−69057号公報
本考案は、上記特許文献1のような結束具の改良に係るもので、積荷覆い蓋が高耐久性を発揮すると共に、軽量で取り扱い性に優れる簡易構造の運搬台車用積荷結束具、並びにこの運搬台車用積荷結束具を備えた積荷連結具付運搬台車を提案するものである。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
運搬台車1上に積載された積荷2の上部を覆う積荷覆い蓋3と、この積荷覆い蓋3を積荷2とともに前記運搬台車1に結束する結束ベルト4とから成り、前記積荷覆い蓋3に前記結束ベルト4を挿通配設するベルト挿通部5を設けた運搬台車用積荷結束具において、前記積荷覆い蓋3は、外枠部材6内に面材7を配設固定した構成とし、この外枠部材6と面材7とをアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製とし、この外枠部材6の対向枠部8に切り込み縁9を形成し、この切り込み縁9を介して対向枠部8の表面からアーチ状の切り起こし部10を外方へ切り起こし突出して、この切り起こし部10と対向枠部8の表面との間に前記ベルト挿通部5として機能する空間部5を形成したことを特徴とする運搬台車用積荷結束具に係るものである。
また、運搬台車1に、前記請求項1記載の運搬台車用積荷結束具を備えたことを特徴とする積荷結束具付運搬台車に係るものである。
本考案は上述のように構成したから、運搬台車上に積載された積荷を、積荷覆い蓋と結束ベルトによって運搬台車に安定的に結束でき、また、積荷覆い蓋をアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製としたため、高強度で耐久性の高い金属製蓋でありながらも軽量で取り扱い容易となり、しかも、本考案は、面倒な溶接等の加工を要することなくプレス加工等により切り起こし部を対向枠部に容易に形成でき、これによりベルト挿通部(空間部)を容易に形成でき、その上、この対向枠部から一体に切り起こされたアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製の切り起こし部は耐久性が高く、何かがぶつかったりベルト挿通部に対して結束ベルトの挿脱を繰り返しても壊れにくいなど、極めて実用性に優れた運搬台車用積荷結束具となる。
また、請求項2記載の考案においては、前記作用・効果を発揮する極めて実用性に優れた積荷結束具付運搬台車となる。
本実施例の使用状態を示す斜視図である。 本実施例の積荷覆い蓋を、運搬台車上に積載された積荷の上部に被せようとする状態を示す斜視図である。 本実施例のベルト挿通部を示す部分拡大斜視図である。 本実施例のベルト挿通部を示す部分拡大平面図である。 本実施例のベルト挿通部を示す部分拡大正面図である。 本実施例のベルト挿通部を示す部分拡大側断面図である。
好適と考える本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
運搬台車1上に積載された積荷2の上部を積荷覆い蓋3で覆い、この積荷覆い蓋3の外枠部材6の対向枠部8に設けたベルト挿通部5に結束ベルト4を挿通してこの結束ベルト4を運搬台車1に結束すると、この結束ベルト4により積荷覆い蓋3が積荷2とともに運搬台車1に結束されることになる。
また、アルミニウム製若しくはアルミニウム合金製の外枠部材6内に、同じくアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製の面材7を配設固定して構成した本考案の前記積荷覆い蓋3は、プラスチック製に比べて耐久性が高く且つ軽量で取り扱い性にも優れる。更に、一体物で蓋を構成する場合に比べて各部品を小型化できるため、後述の切り込み縁9や切り起こし部10を外枠部材6の対向枠部8に加工することも容易に行われて製作性にも優れる。
また、外枠部材6の対向枠部8の表面に切り込み縁9を形成し、この切り込み縁9を介して対向枠部8の表面から外方へ切り起こし突出したアーチ状の切り起こし部10は、溶接等の面倒な加工を要することなくプレス加工等により対向枠部8に対して容易に形成可能であると共に、外枠部材6と一体化したアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製であるために高強度で耐久性が高く、そのためこの切り起こし部10に何かがぶつかったり、対向枠部8の表面との間のベルト挿通部5(空間部5)に対して結束ベルト4の挿脱を繰り返しても壊れにくい。
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、運搬台車1に、この運搬台車1上に積載された積荷2を運搬台車1に結束する運搬台車用積荷結束具を備えた積荷結束具付運搬台車に係るものである。
先ず、本実施例の運搬台車1について説明すると、方形枠状の台車本体11の底部四隅に車輪部12を設けたドーリー台車1を採用している。
更に具体的には、台車本体11は、図1,図2に示すように、前枠13及び後枠14と、この前枠13,後枠14より長さのある左枠15及び右枠16とを前後左右に配して連結固定した平面視長方形枠状体とし、更に前枠13と後枠14の長さ方向の中間部間に、載置用桟板17を架設固定した構成としている。図中符号18は前後左右の各枠13・14・15・16の連結部に被嵌固定してこの連結部を補強するコーナー部材である。
また、この前枠13,後枠14,左枠15及び右枠16は、断面略L字状の金属製長尺部材(アングル材)で構成すると共に、各枠13・14・15・16の縦板部19が横板部20に対し立設状態で外側に位置するように配して前記台車本体11を組み上げることにより、この台車本体11の外周縁部に存する各縦板部19が、台車本体11上に積載したコンテナ等の積荷2の横滑り落下を防止するストッパーとして機能する構成としている。
また、図面は、前枠13と後枠14の横板部20の上面に、前記載置用桟板17の両端部の下面を載置した状態で溶接等により固定した構成とし、この横板部20の下面には、積荷2の荷崩れを防止するための結束ベルト4を掛止可能な掛止部21(掛棒)を沿設状態に付設した構成としている。
次に、本実施例の運搬台車用積荷結束具について説明すると、前記運搬台車1上に積載された積荷2の上部を覆う積荷覆い蓋3と、この積荷覆い蓋3を積荷2とともに前記運搬台車1に結束する結束ベルト4とから成り、前記積荷覆い蓋3に前記結束ベルト4を挿通配設するベルト挿通部5を設けた構成としている。
本実施例の前記積荷覆い蓋3は、平面視方形枠状の外枠部材6と、この外枠部材6の平面視形状と略同形状の方形板状の面材7とから成り、外枠部材6内に面材7を配設固定した構成としている。また、この外枠部材6と面材7とは、双方をアルミニウム合金製(アルミニウム製でも良い。)としている。
更に具体的には、外枠部材6は、図1,図2に示すように、前枠部22及び後枠部23と、この前後枠部22,23より長さのある左枠部24及び右枠部25とを前後左右に配して連結固定して、前記運搬台車1の台車本体11と略同形状をなす平面視長方形枠状体とし、更に左枠部24と右枠部25の長さ方向の中間部間に、補強桟26を架設固定した構成としている。図中符号27は前後左右の各枠部22・23・24・25の連結部に被嵌固定してこの連結部を補強するコーナー板である。
また、この前枠部22,後枠部23,左枠部24及び右枠部25は、断面略L字状の金属製長尺部材(アングル材)で構成すると共に、各枠部22・23・24・25の縦板部28が横板部29に対し垂設状態で外側に位置するように配して前記外枠部材6を組み上げることにより、この外枠部材6の外周縁部に存する各縦板部28が、積荷2の上部に対する外枠部材6(積荷覆い蓋3)の横滑り落下を防止するストッパーとして機能する構成としている。
また、図面は、前枠部22,後枠部23,左枠部24及び右枠部25の横板部29の下面に前記面材7の四辺部を重合してリベット止め固定し、更に左枠部24と右枠部25の対向内側縁に前記補強桟26の両端部を溶接固定した構成としている。
本実施例では、この外枠部材6の対向枠部8に切り込み縁9を形成し、この切り込み縁9を介して対向枠部8の表面からアーチ状の切り起こし部10を外方へ切り起こし突出して、この切り起こし部10と対向枠部8の表面との間に前記ベルト挿通部5として機能する空間部5を形成している。
具体的には、本実施例では、外枠部材6の前枠部22と後枠部23を前記対向枠部8とし、この前枠部22と後枠部23の横板部29であってこの横板部29の長さ方向の中間部の前後位置(前後二箇所)に、この横板部29の長さ方向に沿った長さを有する二本の平行な切り込み縁9(スリット)を形成し、この二本の切り込み縁9間の細帯状部分をプレス加工で上方へ持ち上げ変形させることにより横枠部29の表面(上面)から細帯状で且つアーチ状の切り起こし部10を外方(上方)へ切り起こし突出した構成としている。
また、この切り起こし部10は、その切り起こし突出度を、この切り起こし部10の下面と前枠部22及び後枠部23の横板部29の上面との間に前記結束ベルト4を挿通配設可能な空間部5が形成される突出度に設定構成して、この空間部5が前記ベルト挿通部5として機能する構成としている。
即ち、本実施例では、積荷覆い蓋3上面部の前後対向位置にベルト挿通部5を設けている。
尚、このベルト挿通部5は、運搬台車1の前後に設けた前記掛止部21に位置を合わせて、前後の対向枠部8(前枠部22と後枠部23)に設けた場合を示したが、運搬台車1の使用に応じて左右の対向枠部(左枠部24と右枠部25)に設けても良い。また、このベルト挿通部5は、積荷覆い蓋3の上面部(横板部29)に設けた場合を示したが、縦板部28にアーチ状の前記切り起こし部10を側方(外方)へ切り起こし突出して、積荷覆い蓋3の側面部(縦板部28)に設けても良い。
また、本実施例の結束ベルト4は、例えばナイロン、ポリエステル等の合成繊維布製の平ベルトを採用した長ベルト30と短ベルト31とを長さ調節用のバックル32を介して連結した構成とし、更にこの結束ベルト4の両端にフック状の掛止金具33を付設して、この両端の掛止金具33を前記運搬台車1の前記掛止部21に掛止し得るようにしている。
即ち、この結束ベルト4を、運搬台車1上に積載した積荷2の上部に被せて積荷2上部を覆った前記積荷覆い蓋3の前後二箇所のベルト挿通部5に挿通すると共に、この結束ベルト4の両端の掛止金具33を運搬台車1の前後の掛止部21に掛止することにより、運搬台車1上に積載した積荷2を安定的に結束保持できる構成としている。
尚、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
また、本実施例では、運搬台車1に、この運搬台車1上に積載された積荷2を運搬台車1に結束する運搬台車用積荷結束具を備えた積荷結束具付運搬台車を構成した場合を示したが、既存の運搬台車1に対して後付けで実施可能な運搬台車用積荷結束具を構成しても良い。
1 運搬台車
2 積荷
3 積荷覆い蓋
4 結束ベルト
5 ベルト挿通部・空間部
6 外枠部材
7 面材
8 対向枠部
9 切り込み縁
10 切り起こし部

Claims (2)

  1. 運搬台車上に積載された積荷の上部を覆う積荷覆い蓋と、この積荷覆い蓋を積荷とともに前記運搬台車に結束する結束ベルトとから成り、前記積荷覆い蓋に前記結束ベルトを挿通配設するベルト挿通部を設けた運搬台車用積荷結束具において、前記積荷覆い蓋は、外枠部材内に面材を配設固定した構成とし、この外枠部材と面材とをアルミニウム製若しくはアルミニウム合金製とし、この外枠部材の対向枠部に切り込み縁を形成し、この切り込み縁を介して対向枠部の表面からアーチ状の切り起こし部を外方へ切り起こし突出して、この切り起こし部と対向枠部の表面との間に前記ベルト挿通部として機能する空間部を形成したことを特徴とする運搬台車用積荷結束具。
  2. 運搬台車に、前記請求項1記載の運搬台車用積荷結束具を備えたことを特徴とする積荷結束具付運搬台車。
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