JP3201112U - 運搬台車 - Google Patents

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千田 豊治
豊治 千田
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Abstract

【課題】載置部に載置された物品が落下することを防止できる運搬台車を提供する。【解決手段】運搬台車100は、物品が載置される載置部120と、載置部120の下面に取り付けられたキャスター130と、を備える台車本体110と、載置部120の上面から上方に伸びるように載置部120に取り付けられた柱部と、柱部の側方に伸び板状の部材が取り付けられる側壁取付部と、を備える支持部140と、板状であって、支持部の側壁取付部に端部が取り付けられた側壁150と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は運搬台車に関する。
作業現場での物品の運搬等に運搬台車が広く使われている。このような運搬台車として、特許文献1には、物品を載置する載置部と、載置部の下面に取り付けられたブレーキ付きキャスターと、手押し棒とを備える運搬台車が開示されている。載置部の4隅のコーナ部のうち、ブレーキ付きキャスターを裏側に設けたコーナ部は着色される。また、ブレーキ付きキャスターは、ヨークと、車輪と、ブレーキシューと、ブレーキペダルとからなる。ブレーキペダルは一端の操作部を踏み付けて揺動させることにより、ブレーキシューを車輪に押しつけて車輪を固定する。ブレーキペダルは、ブレーキシューに一端を軸支し、他の一端を前記操作部として跳ね上げるように形成し、かつ、この部分がブレーキ解除時に車輪が前後方向に向いた場合に、平面で、載置部の周囲から顕出する。手押し棒は2つあり、それぞれの手押し棒の一端は、載置部の上面で、コーナ部に挿入される。
特開2012−61988号公報
しかしながら、特許文献1の運搬台車は、載置部の周囲が開放されているため、運搬中、載置部に載置された物品が落下するおそれがある。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、載置部に載置された物品が落下することを防止できる運搬台車の提供を目的とする。
本考案の運搬台車は、物品が載置される載置部と、前記載置部の下面に取り付けられたキャスターと、を備える台車本体と、前記載置部の上面から上方に伸びるように前記載置部に取り付けられた柱部と、前記柱部の側方に伸び板状の部材が取り付けられる側壁取付部と、を備える支持部と、板状であって、前記支持部の前記側壁取付部に端部が取り付けられた側壁と、を備えることを特徴とする。
本考案によれば、載置部に載置された物品が落下することを防止できる。
第1実施形態の運搬台車の斜視図である。 第1実施形態の運搬台車の分解斜視図である。 第1実施形態の台車本体の図であり、(a)は台車本体の平面図、(b)は台車本体の底面図である。 第1実施形態の支持部の図であり、(a)は支持部の第1の斜視図であり、(b)は支持部の第2の斜視図である。 第1実施形態の側壁の一部分の分解斜視図である。 第2実施形態の運搬台車の分解斜視図である。 他の実施形態の支持部の図であり、(a)は支持部の第1の斜視図であり、(b)は支持部の第2の斜視図である。 さらに他の実施形態の支持部の図であり、(a)は支持部の第1の斜視図であり、(b)は支持部の第2の斜視図である。
(第1実施形態)
本実施形態の運搬台車100について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、運搬台車100の斜視図である。図2は、運搬台車100の分解斜視図である。なお、各図では、運搬台車100の進行方向を前後方向として、前側をFr、後側をRr、右側をR、左側をL、上側をUp、下側をDwで示している。ただし、本実施形態の運搬台車100は、前側に限られず、前後左右を含め任意の方向に走行することができる。
運搬台車100は、台車本体110と、支持部140と、側壁150と、係止部160と、底壁170とを備える。
まず、図3を参照して、台車本体110について説明する。図3(a)は台車本体110の平面図であり、図3(b)は台車本体110の底面図である。
台車本体110は、平面視で前後寸法が左右寸法に比べて長い略矩形状に形成され、上面に被載物としての物品が載置される載置部120と、載置部120の下面に取り付けられたキャスター130とを備える。
載置部120は、鉄製またはアルミニウム合金製の複数の各種枠部材により構成されるフレーム部121と、フレーム部121の上部に結合され物品を載置するためのベース部124とを備える。
フレーム部121は、各種枠部材を前後左右方向に付き合わせて溶接したりリベット(ブラインドリベット)で締結したりして結合することで格子状に形成される。具体的には、フレーム部121は、フレーム部121の外形を構成する外枠部材122A〜122Dと、フレーム部121の内部を補強する補強枠部材122E、122Fとを有する。
外枠部材122Aは、フレーム部121の前方で左右に伸びるように配置され、外枠部材122Cは、フレーム部121の後方で左右に伸びるように配置される。外枠部材122Bは、外枠部材122Aの右端部から外枠部材122Cの右端部まで伸びるように配置され、外枠部材122Dは、外枠部材122Aの左端部から外枠部材122Cの左端部まで伸びるように配置される。外枠部材122Aと、外枠部材122B及び外枠部材122Dとは、外枠部材122Aの両端に配置されるコーナ部材125で接合される。外枠部材122Cと、外枠部材122B及び外枠部材122Dとは、外枠部材122Cの両端に配置されるコーナ部材125で接合される。
コーナ部材125は、フレーム部121の4隅に1つずつ配置される。それぞれのコーナ部材125は、フレーム部121の角を構成する外枠部材122A〜122Dのいずれか2つと接合する。コーナ部材125は、図2及び図3(a)に示す通り、フレーム部121の4隅となる位置に、上方に開口し、下方がストッパ部126で閉塞する柱挿入部128が形成される。コーナ部材125は、例えば、アルミニウム合金による押出し成形により一体的に形成される。
補強枠部材122Eは、外枠部材122A及び外枠部材122Cの間に亘って結合される。本実施形態では、2本の補強枠部材122Eが左右に並んで配置される。
補強枠部材122Fは、外枠部材122B及び隣接する補強枠部材122Eの間、隣り合う2本の補強枠部材122Eの間、補強枠部材122E及び隣接する外枠部材122Dの間に亘って結合される。本実施形態では、12本の補強枠部材122Fが前後に並んで等間隔で配置される。
各種枠部材には、中空状の角パイプを適用することができる。このように、各種枠部材を前後左右方向に結合することでフレーム部121は各種枠部材間に矩形状の空間129が形成される。本実施形態では、前後方向の4列、左右方向の3列で合計12の空間129が形成されている。
複数の空間129のうち、載置部120の4隅の空間129の下部、及び、前後方向中央かつ左右方向両側の2つの空間129の下部には、キャスター130を取り付けるための取付板123A、123Bがそれぞれ配置される。取付板123Aは、図3(b)に示す通り、矩形状のうちコーナ部材125に近接する角を切り欠いた形状である。取付板123Bは、矩形状のうち、載置部120を上方から見たときに外側となる2つの角を切り欠いた形状である。取付板123A、123Bは、空間129を下方から閉塞するようにブラインドリベットを介して外枠部材122A〜122D、補強枠部材122E、122Fに固定される。
ベース部124は、板状であり、取付板123A、123Bが取り付けられていない空間129全体の上部に配置される。ベース部124は、ベース部124Aとベース部124Bとからなる。ベース部124Aは、前後方向に長い矩形状であり、2本の補強枠部材122Eの上側に取り付けられ、2本の補強枠部材122E、外枠部材122A及び122Cで囲まれる領域を閉塞する。ベース部124Bは、矩形状であり、取付板123A、123B及びベース部124Aが取り付けられていない空間129の上部を閉塞するように配置される。ベース部124は、溶接やネジを介して、外枠部材122A〜122D、補強枠部材122E、122Fの少なくともいずれかに固定される。
ベース部124が配置されていない空間129は、図2に示す通り、上方が開口して、取付板123A、123Bが底面となる凹部127となる。
キャスター130は、載置部120の下面に取り付けられ、載置部120に載置された物品の荷重を支持しながら走行面を走行する。キャスター130は、フォーク部材と車輪とを有し、取付板123A、123Bにそれぞれ旋回軸を中心にして旋回可能に取り付けられる。したがって、運搬台車100は、前側に限られず、前後左右を含め任意の方向に走行することができる。本実施形態の運搬台車100は、載置部120に6つのキャスター130を有する。したがって、運搬台車100を走行させるときに載置部120が傾くことなく安定した状態で走行させることができる。
次に、図4を参照して、支持部140について説明する。図4(a)は、支持部140の斜視図であり、図4(b)は、図4(a)とは反対側から見たときの支持部140の斜視図である。
支持部140は、図1及び図2に示す通り、台車本体110の上面の4隅に配置され、側壁150を支持する部材である。支持部140は、柱部141と、支持部本体142とを備える。
柱部141は、棒状の部材であり、一方の端部が載置部120の上面にある柱挿入部128に挿入されることで、載置部120の上面から上方に伸びるように載置部120に取り付けられる。柱部141は運搬台車100の使用者に手掛け部として使われる。すなわち、運搬台車100の使用者は、柱部141の上端を手でつかんで運搬台車100を押すことで、運搬台車100を動かすことができる。柱部141には、例えば、鉄製又はアルミニウム合金製で断面円形の直線状のパイプ、いわゆる単管パイプが適用できる。
支持部本体142は、柱取付部143と、側壁取付部144とを備える。
柱取付部143は、柱部141に取り付けられる筒状の部材である。柱取付部143は、上下方向の長さが柱部141の半分程度の長さであり、上下方向に貫通する貫通孔147を備える。
図1及び図2に示す通り、柱取付部143の、上方から見たときに載置部120の外側になる部分は、柱部141の側面に沿った形状、すなわち、円弧状となる。また、柱取付部143の、上方から見たときに載置部120の内側になる部分は、3つの直線状の部分からなり、それぞれの直線状の部分が柱部141に接する点を持つような形状となる。なお、この3つの直線状の部分は、柱部141に接する点を持たなくてもよい。
柱取付部143は、柱取付部143の貫通孔147に柱部141が挿入された状態で、リベット146による締結等によって、柱部141に取り付けられて固定される。柱取付部143は、図4(a)及び(b)に示す通り、柱部141の略中央に取り付けられる。
側壁取付部144は、柱取付部143から柱部141の側方に伸び、板状の部材が取り付けられる部材である。具体的には、側壁取付部144は、互いに所定の間隔で離間する一対の補助部145を備える。一対の補助部145は、それぞれ板状であり、柱取付部143から柱部141の側方に伸びるように平行に配置される。また、一対の補助部145は、それぞれ、柱取付部143の上端から下端まで伸びる。そして、一対の補助部145の間に側壁150を挿入できる。
側壁取付部144は、1つの柱取付部143に対して2つ形成される。2つの柱取付部143が伸びる方向は、支持部本体142を上方から見たとき、略直角になる。
支持部140は、このような構成であるため、上下対称な形状になっている。
支持部140は、台車本体110から取り外し可能である。すなわち、支持部140の柱部141は、柱部141の端部が台車本体110の柱挿入部128に挿入されることで、台車本体110の載置部120に取り付けできる。支持部140の柱部141は、柱部141の端部が台車本体110の柱挿入部128から抜き出されることで、台車本体110の載置部120から取り外しできる。
また、支持部140は、例えば、アルミニウム合金による押出し成形により一体的に形成される。なお、上方から見たときに、支持部140をコーナ部材125と同じ形状にしてもよい。このとき、アルミニウム合金による押出し成形で形成された部材を適切な長さで切断することで、この押出し成形で形成された部材から、支持部140及びコーナ部材125を形成できる。
次に、側壁150について説明する。側壁150は、板状の部材である。図1及び図2に示す通り、運搬台車100は、側壁150として側壁150A〜150Dの4つの側壁150を備える。4つの側壁150は、上方から見たとき、載置部120の4辺部に配置される。そして、4つの側壁150と載置部120とにより、上方が開口した凹部が形成され、この凹部に各種の物品を収容できる。
それぞれの側壁150は、上方から見たときの一方の端部が、1つの支持部140の側壁取付部144に取り付けられ、他方の端部が、もう1つの支持部140の側壁取付部144に取り付けられる。すなわち、側壁150の両端部が支持部140の側壁取付部144に取り付けられる。
側壁150Aは運搬台車100の前側に配置され、右側前端に配置される支持部140及び左側前端に配置される支持部140により固定される。側壁150Bは運搬台車100の右側に配置され、右側前端に配置される支持部140及び右側後端に配置される支持部140により固定される。側壁150Cは運搬台車100の後ろ側に配置され、右側後端に配置される支持部140及び左側後端に配置される支持部140により固定される。側壁150Dは運搬台車100の左側に配置され、左側前端に配置される支持部140及び左側後端に配置される支持部140により固定される。
側壁150は、台車本体110及び支持部140から取り外し可能である。すなわち、側壁150の端部が一対の補助部145の間に挿入されることで、側壁150が支持部140に取り付けできる。また、側壁150の端部が一対の補助部145の間から抜き出されることで、側壁150が支持部140から取り外しできる。
側壁150には、例えばプラスチックダンボールが用いられる。プラスチックダンボールは、プラスチック又は合成樹脂を素材とし、中空の領域を備える板状の部材であり、軽量であって剛性に優れる。なお、側壁150には、木材の合板や単板等を用いてもよい。
次に、図1、図2及び図5を参照して、係止部160について説明する。図5は、側壁150の一部分の分解斜視図である。
係止部160は、取付部161と当接部162とを備える。取付部161は、側壁150に取り付けられる部材であり、図5に示す通り、底面部161Aと底面の両端から上方に伸びる一対の側面部161Bとを備える。底面部161Aと一対の側面部161Bとで囲まれる領域に側壁150が挿入されリベット163で固定されることで、取付部161は、側壁150に取り付けられる。
当接部162は、取付部161の底面から、上方から見たときに載置部120の内側に伸びる底面延長部162Aと、底面延長部162Aの端部から下方に伸びる下方延長部162Bとを備える。そして、図5に示す例では、下方延長部162Bが外枠部材122Aの内側の側面(載置部120の内側を向く面)に接するように配置されることで、当接部162が外枠部材122Aに当接する。
係止部160は、図1及び図2に示す通り、側壁150A及び150Cには下端部に2つ取り付けられ、側壁150B及び150Dには下端部に3つ取り付けられる。係止部160の下方延長部162Bは、載置部120の凹部127に入り込む。側壁150A〜150Dに取り付けられた係止部160の下方延長部162Bは、外枠部材122A〜122Dの内側の側面に接するように配置される。なお、係止部160の下方延長部162Bと、外枠部材122A〜122Dの内側の側面との間には隙間があってもよい。
また、係止部160は、例えば、アルミニウム合金による押出し成形により一体的に形成される。なお、係止部160は、鉄製の金物等であってもよい。
係止部160は以上のように構成される。よって、運搬台車100に収容される物品等により内側から側壁150が押されても、係止部160の下方延長部162Bが外枠部材122A〜122Dの内側の側面に接触する。したがって、載置部120の上方から見たとき、側壁150の下端が載置部120の上面から飛び出ることが、係止部160によって防止される。
次に、図2を参照して、底壁170について説明する。底壁170は、載置部120の上面に載置される板状の部材であり、矩形状のうち角部を切り欠いた形状である。底壁170には、例えばプラスチックダンボールが用いられる。なお、底壁170には、木材の合板や単板等を用いてもよい。
以上説明した通り、4つの側壁150と載置部120とにより、上方が開口した凹部が形成され、この凹部に各種の物品を収容できる。したがって、運搬台車100による運搬中に、載置部120に載置された物品が落下することを防止できる。
また、側壁150がない運搬台車があるとする。この側壁150がない運搬台車は、例えば、台車本体110の上面の4隅に、手押し棒となる柱部141が取り付けられた構成とする。
ここで、本実施形態の運搬台車100の支持部140は、柱部141に支持部本体142を取り付けた構造である。よって、側壁150がない運搬台車の柱部141に支持部本体142を取り付けることで、容易に支持部140を形成できる。
したがって、側壁150、及び、底壁170を準備することで、前述の側壁150がない運搬台車から、容易に本実施形態の運搬台車100を形成できる。なお、側壁150、及び、底壁170は、プラスチックダンボールであるため、準備することに特別な困難はない。
また、運搬台車100は、次のように分解及び組み立てができる。運搬台車100の分解は、まず、側壁150を上方に持ち上げて、側壁150を支持部140から取り外す。次に、支持部140を上方に持ち上げて、支持部140の柱部141の端部を載置部120の柱挿入部128から取り外す。次に、底壁170を載置部120から持ち上げる。こうして、運搬台車100を、台車本体110と、支持部140と、側壁150と、底壁170とに分解できる。運搬台車100の組み立ては、運搬台車100の分解と逆の作業によって、行うことができる。
よって、運搬台車100の分解及び組み立ては、特別な工具等が不要であり、簡単な作業で行うことができる。特に、支持部140の柱取付部143の上下方向の長さは支持部140の柱部141の半分程度の長さである。したがって、側壁150の支持部140の側壁取付部144からの抜き出しや、側壁取付部144への挿入をスムーズに行うことができる。また、運搬台車100を分解することで、運搬台車100を使用しないときの保管スペースを節約できる。
また、側壁150には係止部160が取り付けられている。よって、運搬台車100に収容された物品によって、側壁150が外側に押されたときでも、側壁150がたわんで、側壁150の下端が載置部120の上面から飛び出る、ということが防止できる。したがって、側壁150がたわむことで、側壁150と載置部120との間に隙間ができて、この隙間から物品が落下する、ということを防止できる。
また、側壁150及び底壁170にはプラスチックダンボール等が用いられる。したがって、運搬台車100が軽量になり、取り扱いが容易になる。
また、側壁150の取り外しや取り付けが容易であるため、運搬台車100に収容された物品や外部から衝撃等で側壁150が損傷しても、簡単な作業で側壁150を交換できる。
また、載置部120の上面に底壁170が載置される。よって、運搬台車100に物品を収容しても、物品は底壁170に接触するのみであり、物品が載置部120に直接接触することがない。したがって、載置部120の損傷を防止できる。
(第2実施形態)
本実施形態の運搬台車200について、図6を参照して説明する。図6は、運搬台車200の分解斜視図である。
図1等に示す運搬台車100では、係止部160は側壁150に取り付けられている。一方、本実施形態では、係止部260は側壁150に取り付けられておらず、係止部260は載置部120に取り付けられている。以下では、この係止部260を中心に説明する。なお、以降の説明では、上記の実施形態と同様の部分については、上記の実施形態と同じ符号を使い、説明を簡略化又は省略する。
運搬台車200は、図1等に示す運搬台車100と同様に、台車本体110と、支持部140と、側壁150と、係止部260と、底壁170とを備える。
係止部260は、矩形状の底面部260Aと、底面部260Aの1つの辺から上方に伸びる側面部260Bとを備え、断面がL字状のアングル部材である。係止部260は、上方から見たときに載置部120の短辺となる2辺部にそれぞれ1つ取り付けられ、載置部120の長辺となる2辺部にそれぞれ2つ取り付けられる。
係止部260の底面部260Aは、ベース部124の上面にリベット等で固定される。係止部260の側面部260Bは、載置部120を上方から見たとき、載置部120の外周となる部分で、ベース部124から上方に伸びるように配置される。
側壁150は、外側の側面(載置部120の外側を向く面)の下端部の一部が、係止部260の側面部260Bと対向する。なお、側壁150における係止部260の側面部260Bと対向する領域は、側面部260Bと接していてもよく、離間していてもよい。
係止部260は以上のように構成される。よって、運搬台車200に収容される物品等により内側から側壁150が押されても、係止部260の側面部260Bが、側壁150の外側の側面の下端部に接触する。したがって、載置部120の上方から見たとき、側壁150の下端が載置部120の上面から飛び出ることが、係止部260によって防止される。
以上説明した通り、載置部120には係止部260が取り付けられている。よって、図1等で説明した運搬台車100と同様に、側壁150がたわむことで、側壁150と載置部120との間に隙間ができて、この隙間から載置部120に載置された物品が落下する、ということを防止できる。
また、運搬台車200では、係止部260は、側壁150に取り付けられておらず、載置部120に取り付けられている。よって、運搬台車200を、台車本体110と支持部140と側壁150と底壁170とに分解したとき、側壁150の表面は出っ張り等がない平面となる。したがって、複数の側壁150を隙間なく重ねて保管できるため、保管スペースを節約できる。
また、運搬台車200は、運搬台車100と同様に、運搬台車200による運搬中に、載置部120に載置された物品が落下することを防止できる。また、運搬台車200の分解及び組み立ては、特別な工具等が不要であり、簡単な作業を行うことができる。また、運搬台車200は軽量であり、取り扱いが容易である。また、側壁150が損傷しても、簡単な作業で側壁150を交換できる。また、底壁170によって載置部120の損傷を防止できる。
(その他の実施形態)
上記の各実施形態では、図4等で説明した支持部140が使われる。しかし、支持部140以外の支持部が使われてもよい。
例えば、支持部140の代わりに、図7に示す支持部340が使われてもよい。次に、図7を参照して、支持部340について説明する。図7(a)は、支持部340の斜視図であり、図7(b)は、図7(a)とは反対側から見たときの支持部340の斜視図である。
支持部340は、柱部141と、支持部本体342とを備える。支持部本体342は、柱取付部343と、側壁取付部344とを備える。柱取付部343は、上下に貫通する貫通孔347を備える。側壁取付部344は、一対の補助部345を備える。
支持部440における、図4に示す支持部140との相違点の1つ目は、支持部本体342の上下の長さである。支持部本体342の上下の長さは、支持部140の支持部本体142の上下の長さより短い。その他の点については、支持部本体342は支持部140の支持部本体142と同様である。
また、支持部440における支持部140との相違点の2つ目は、支持部本体342の数である。支持部140は1つの支持部本体142を備える。一方、支持部340は、図7(a)及び(b)に示す通り、柱部141に、上から順に、支持部本体342A、342B及び342Cの3つの支持部本体342が取り付けられている。
そして、3つの支持部本体342の上下の長さの合計は、支持部140の上下の長さより短い。したがって、支持部340は、支持部140より軽量であり、材料費も安価になる。
なお、支持部340は、上下対称な形状であり、支持部本体342は、リベット346による締結等で柱部141に固定される。
また、支持部140の代わりに、図8に示す支持部440が使われてもよい。次に、図8を参照して、支持部440について説明する。図8(a)は、支持部440の斜視図であり、図8(b)は、図8(a)とは反対側から見たときの支持部440の斜視図である。
支持部440は、柱部141と、支持部本体442とを備える。支持部本体442は、柱取付部443と、側壁取付部444とを備える。柱取付部443は、上下に貫通する貫通孔447を備える。側壁取付部444は、一対の補助部445を備える。
支持部440における、図4に示す支持部140との相違点は、柱取付部443の形状である。柱取付部143における、上方から見たときの形状は、柱部141の側面に沿った形状、すなわち、円状となる。その他の点については、支持部440は支持部140と同様である。
また、上記の実施形態の運搬台車100、200は、4個の側壁150A〜150Dを備える。しかし、側壁150は、1、2又は3個であってよい。例えば、図1に示す左右の側壁150B、150Dを除去することで、長い物品を、運搬台車100、200から前後方向に落下することを防止しながら、運搬できる。なお、側壁150を1又は2個にしたとき、支持する側壁150がないような支持部140、340、440は、運搬台車100、200に取り付ける必要はない。
また、上記の実施形態の運搬台車100、200は、台車本体110と支持部140、340、440と側壁150と底壁170とに分解できる。しかし、支持部140、340、440と側壁150とを接合してもよい。
例えば、支持部140の側壁取付部144が備える一対の補助部145に側壁150を挿入した状態で、リベット等で側壁150を一対の補助部145に固定することで、支持部140と側壁150とを接合してもよい。また、支持部140の側壁取付部144は、1つの補助部145のみを備えるようにし、この1つの補助部145にリベット等で側壁150を固定することで、支持部140と側壁150とを接合してもよい。
また、台車本体110と支持部140、340、440とを接合したり、台車本体110と底壁170とを接合したりしてもよい。
また、上記の実施形態の運搬台車100、200は、底壁170を備えているが、底壁170はなくてもよい。
100 運搬台車、110 台車本体、140 支持部、150 側壁、160 係止部、170 底壁、200 運搬台車、260 係止部、340 支持部、440 支持部

Claims (4)

  1. 物品が載置される載置部と、前記載置部の下面に取り付けられたキャスターと、を備える台車本体と、
    前記載置部の上面から上方に伸びるように前記載置部に取り付けられた柱部と、前記柱部の側方に伸び板状の部材が取り付けられる側壁取付部と、を備える支持部と、
    板状であって、前記支持部の前記側壁取付部に端部が取り付けられた側壁と、を備えることを特徴とする運搬台車。
  2. 前記側壁取付部は、前記柱部の側方に伸び互いに所定の間隔で離間する一対の補助部を備え、
    前記側壁は、前記側壁の端部が一対の前記補助部の間に挿入されることで前記支持部に取り付けでき、前記側壁の端部が一対の前記補助部の間から抜き出されることで前記支持部から取り外しできることを特徴とする請求項1に記載の運搬台車。
  3. 前記支持部は、前記載置部の上面の4隅に取り付けられ、
    前記側壁は、前記載置部の上面の4辺部に取り付けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の運搬台車。
  4. 前記載置部の上方から見たとき、前記側壁の下端が前記載置部の上面から飛び出ることを防止する係止部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の運搬台車。
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