JP5160342B2 - 台車システム及び台車用の床フレーム - Google Patents

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この発明は、予め設定された複数の部品を組み合わせて異なるサイズの台車を構成できる台車システム、この台車システムに使用する台車用の床フレームに関する。
従来運搬用台車では、両側にキャスターを固定したキャスター取付枠を形成して、パイプ状のベース材の両端にキャスター取付枠を溶接により固定して、平面H字状の床フレームを形成していた(特許文献3)。この場合、床フレーム(キャスター取付枠)上に荷崩れ防止用の側面パネルを固定していた。また、この場合、キャスター取付枠には、キャスター取付位置に応じて(両キャスターの間隔)、ビス孔を空けて、キャスターを取り付けていた(溶接による場合もあった)。
特開2007−203792 特開2001−269016 特開2004−196042
このような運搬用台車の場合、異なるサイズの運搬用台車を構成する場合には、異なるサイズのキャスター取付枠を用意して、ビス孔をあけ、キャスターを固定する必要があった。同じ構造の台車の場合、サイズの異なる床フレームを用意して、床フレームの四隅に相当する位置に、キャスターを固定していた。
また、1つの床フレームで、伸縮させて、平面サイズを変更できる発明も提案されているが(特許文献1、2)、充分な強度を確保できないので、このような運搬用台車には適用できなかった。
然るにこの発明は、「異なる間隔でキャスター板を配置した複数のキャスターベースと、異なる長さの基体からなる複数の下部ジョイントと、異なる構造・大きさの複数のサポートとを組み合わせて台車を構成し」、あるいは、「ジョイントバーの固定透孔の少なくとも1つと、キャスターの取付孔と連通する第1透孔と又は連通しない第2透孔の少なくとも1つと連通させた」ので、前記問題点を解決した。
即ちこの発明は、キャスターを有する床フレームのサポート取付手段に、サポートの支柱を嵌挿して、台車を構成することができる台車システムである。
(1) 前記床フレームは、両側下面にキャスターを配置したキャスターベースの少なくとも2つを、所定間隔を空けて配置し、前記各キャスターベースを下部ジョイントで連結する。
(2) 前記キャスターベースは、前記キャスターの取付孔に応じて透孔を形成したキャスター板を、所望のキャスター間隔となるように、配置する。
(3) 前記キャスターベースに、前記サポートを取り付けるためのサポート取付手段を配置する。
(4) 前記下部ジョイントは、所望の長さで形成された基体の両端部に、両端部に固定透孔を設けたジョイントバーを固定して構成する。前記ジョイントバーの固定透孔は、異なる間隔で配置した前記キャスター板間の異なる幅の前記両キャスター板の透孔の少なくとも1つに、連通できるように形成する。
(3) 異なる間隔で前記キャスター板を配置した複数の前記キャスターベースと、
異なる長さの前記基体からなる複数の前記下部ジョイントと、
異なる構造・大きさの複数の前記サポートと、
を任意に組み合わせて、前記台車を構成する。
また、他の発明は、両端部下面にキャスターを有するキャスターベースを並列し、並列した前記キャスターベースを下部ジョイントで連結してなり、以下のように構成したことを特徴とする台車用の床フレームである。
(1) 前記キャスターベースは、両端部にキャスター板を有し、中央部にサポート取付手段を有する。
(2) 前記キャスター板は、「前記キャスターの取付孔と連通できる第1透孔」と、必要ならば「前記取付孔と連通しない第2透孔」を形成してなる。
(3) 前記下部ジョイントは、所望の長さの基体の両端部に、前記キャスター板に固定できるジョイントバーを設置して構成する。
(4) 前記ジョイントバーの両端部に、固定透孔を形成する。
(5) 前記固定透孔の少なくとも1つと、前記第1透孔又は第2透孔の少なくとも1つとを連通させる。
また、前記において、両キャスター板及びサポート取付け手段を、予めベース枠に固定して、キャスターベースを構成した台車用の床フレームである。さらに、固定透孔、第1透孔及び取付孔に共通のボルト類を嵌挿して、ジョイントバー、キャスター板及びキャスターを一体に固定したことを特徴とする台車用の床フレームである。
前記におけるサポートは、搬送物を収容する手段であって、例えば、キャスターベース上方にパレットを設けて、パレット上に搬送物を載せて使用する台車の場合には、荷崩れ防止用の側面パネルを指す。また、台車を工場での工程間の部品、仕掛品、治具、道具などの保管・搬送、各種小売りスペースでの商品の陳列などに使用する場合には、それらの部品・商品などの構造・形状により、種々の形状が考えられる。
また、前記における台車は、物品を搬送する運搬用台車の他、上記サポートの機能に応じて各種機能を有する搬送以外に使用する台車を含む。
少ない部品在庫で、サイズ、構造などが異なる床フレーム・台車を構成できる。また、ジョイントバー、キャスター板、キャスターを、取付孔、透孔、固定透孔を連通させて、ボルト類を通して固定する場合には、台車の組立を簡略化できる。また、少ない部材で充分な強度を確保した台車を提供できる。
また、床フレームを利用し他の形状のサポートと組み替えることで、容易に他の用途、形状に変更した台車を構成できる。
下面にキャスター1、1を取り付けたキャスターベース10、10を、距離Lを空けて並列配置し、キャスターベース10、10を下部ジョイント30で連結固定して、床フレーム60を構成する(図1(a))。
(1) キャスターベース10は、両端部にキャスター板11、12を有し、中央部にサポート取付用の支持筒体16を有し、ベース枠21内に固定される(図2(c)(f))。
(2) キャスター板11、12は、キャスター1の取付板4の透孔(取付孔)5、5と連通できる透孔(内側)13、透孔(外側)14を形成してある。キャスター1の4つの透孔5、5は、2つづ透孔13、14に連通する。この場合、取付に必要な数だけ連通すれば良い。
(3) 下部ジョイント30は、長さLの基体31の両端部に、基体31に直交して、キャスター板11、12に固定できるジョイントバー37を固定して構成する(図1(a))。
(4) ジョイントバー37の両端部に、透孔(固定透孔)38、38を形成する。
(5) 透孔(固定透孔)38、38をそれぞれ一の透孔13(透孔5が連通している)に連通させる。連通した透孔5、13、38にボルトを挿通してジョイントバー37、キャスター板11、12、キャスター1、1(取付板4、4)を一体に固定する。尚、透孔38が連通していない、他の透孔13、14と連通した透孔5、5にもボルトを挿通して、キャスター板11、12、キャスター1、1(取付板4、4)を一体に固定する(図1(a))。
図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
[1]キャスターベース10の構成
(1) この発明の実施に使用するキャスター1は、キャスター1の車輪2の車軸を支える車軸受け3が、方形の取付板4(キャスター取付板)の下面に固定されて構成される。取付板4の四隅には、取付用の透孔5、5が設けられている(図3、図5、図6(c))。
(2) 取付板4の透孔5と同じ位置に透孔13、14を設けた方形のキャスター板11、12を、所定間隔で配置する。2枚のキャスター板11、12は、内側の透孔13、13の間隔がD(外側の透孔14、14の間隔がD)となるように配置する。配置したキャスター板13、14の辺を結ぶ線をX、Xとする。
キャスター板11、12の間隔や位置がずれないように、ベース枠21で囲う。ベース枠21は、帯状の鋼材を、断面を縦長にし、平面横長長方形状に形成し、キャスター板10、14のX、Xの線と内面23が一致する部分を長辺部22、22とする。ここで、ベース枠21の長辺部22の内面23とキャスター板11、12の幅方向の2辺11a、12aとがそれぞれ当接するので、当接縁を溶接して固定する。ベース枠21の幅をD21(X方向、X方向の長さ)とする(図2(c))。
キャスター板11、12間の中央に、サポート40の支柱41を差し込むための支持筒体16を配置して、開口を上下に向けてベース枠21の内面23に固定する。ベース枠21の内面23が支持筒体16の高さ方向の中央付近に位置する。支持筒体16の側面と対向する他方のベース枠21の内面23との間に、補強材18を挿入固定する。支持筒体16の側面で、X(X)方向の両側面に、透孔17、17を設けてある(図2(a)〜(c))。また、補強材18の上面19はキャスター板10、11の上面より上方に突出しないように配置する(通常、上面よりも下方に位置するように配置するが、上面と同一に配置することもできる)(図2(d)〜(f))。
(3) 以上のようにして、キャスターベース10を構成する(図2(a)〜(f))。
(4) 前記(2)(3)において、ベース枠の幅D21としたが、他の幅で形成することもできる。
(5) また、前記(2)(3)において、2枚のキャスター板11、12は、外側の透孔14、14の間隔がD(内側の透孔13、13の間隔がD)となるように配置したが、内側の透孔13、13の間隔がD(外側の透孔14、14の間隔がD)となるように配置することもできる(図2(a)(b))。この場合、さらにベース枠21の幅をD22(>D21)とし(図2(a))、キャスターベース10Aを構成し(図2(a)(d))、あるいは幅をD23(>D22)として3つめのキャスターベース10Bを構成する(図2(b)(e))。
(6) 前記において、各寸法を、例えば以下の表1のように設定する。
Figure 0005160342
[2]下部ジョイント30の構成
(1) 並列した2つのキャスター板11、12の上面に配置して、キャスター板11、12を連結するジョイントバー37を形成する。ジョイントバー37は、両端部に、Dに対応した透孔を形成してある(図2(g))。
尚、透孔は、Dに対応した透孔37以外に、Dに対応した透孔38a、38aを設けることもできる(図2(g)鎖線図示38a)。
(2) 角パイプ製で所定長さの基体31の両端部32、32に、平面コ字状で、支持筒体16の外側面に装着できる把持部34を取り付ける。把持部34は、支持筒体16の透孔17、17に連通する透孔35、35を設けてある(図3)。
また、基体31の両端部32、32(把持部34、34の内側)に、ジョイントバー37を、その軸方向と基体31の軸方向とが直交するように配置して、基体31の両端部32、32の下面にジョイントバー37の中央部上面を固定する。この状態で、ジョイントバー37の上面は、基体31の下面よりも下方に位置していることが望ましい。
(3) 以上のようにして、下部ジョイント30を構成する(図1、図5、図3)。
(4) 下部ジョイント30は、両把持部34、34の透孔38、38間の距離がL、L、Lとなるように、3つの長さの異なる基体31を用意して、3つの下部ジョイント30、30A、30Bを用意する。
この場合、基体31は、
・所定長さの1本で形成する場合(図1、図3等)
・把持部34とジョイントバー37を設けた両端部32と、中央部32aとから構成し、両端部32の部材を共通とする場合(図示していない)
のいずれでも可能である。
(5) 前記において、各寸法は、例えば、以下のように設定する。
= 800mm
=1000mm
=1200mm
[3]サポート40の構成
支柱41の下端部42を、支持筒体16の内側に嵌挿できる断面形状で形成する。支柱41に門型のサポート枠43と横桟44、44を配置して、格子状のサポート40を構成する(図4、5)。
[4]運搬用台車50の組立
(1) 幅D21のキャスターベース10、幅D22のキャスターベース10A、幅D23のキャスターベース10B、長さLの下部ジョイント30、長さLの下部ジョイント30A、長さLの下部ジョイント30B、キャスター1、1、サポート40から運搬用台車50を構成する。
(2) 幅D21のキャスターベース10、長さLの下部ジョイント30を選択して、運搬用台車50を組み立てる。
キャスターベース10、10のキャスター板11、12の上面に、下部ジョイント30のジョイントバー37を載せると共に、下部ジョイント30の把持部34を支持筒体16に嵌装する。この状態で、キャスター板11、12の下面に、キャスター1の取付板4、4を配置すれば、取付板4、キャスター板11(12)、ジョイントバー37で、透孔5、14、38が連通するので、透孔5、14、38に共通のボルトを差込みナット締めれば、キャスター1、キャスター板11、12(キャスターベース10)、ジョイントバー37(下部ジョイント30)を一体に固定できる(図1(c))。この場合、キャスターの取付板4の透孔5又はジョイントバー37の透孔38が、ねじ孔であれば、ナットは不要である。
キャスター1の取付板4の他の透孔5、5とキャスター板11、12の他の透孔13、14とを従来同様に固定する。
以上のようにして、平面H字状の床フレーム60を構成する(図1(c))。
下部ジョイント30の把持部34の透孔35、35と、支持筒体16の透孔17、17も連通している。
この状態で、下部ジョイント30の基体31の下面は、キャスターベース10のベース枠21の上縁よりも上方に位置している。また、ジョイントバー37の上面は、ベース枠21の上縁よりも上方に突出しないように形成される(図1(c)、図3)。
(3) この状態で、床フレーム60のキャスターベース10の支持筒体16に、サポート40の支柱41の下端部42を挿入し、支柱41の透孔42a、42aが、把持部34の透孔35、35と、支持筒体16の透孔17、17とも連通して、連通した透孔にピンを嵌挿して、キャスターベース10、下部ジョイント30、サポート40を一体に固定して、運搬用台車50を構成する(図4、図5、図6)
この運搬用台車50は、サポート40に搬送物を係止して、あるいは、サポート30、30間に棚板を架設して(図示していない)、工場の工程間や、その他の場所で、搬送作業をすることができる。
また、必要に応じて、床フレーム60上にパレットを載せれば、通常の運搬用台車と同様にパレット上に荷物を載せ、サポートを荷崩れ防止用のサイドパネルとして使用することができる(図示していない)。
また、平面H字状であり、下部ジョイント30の基体31の下方を、他の運搬用台車50のキャスターベース10、10が通過することができるので、運搬用台車50を使用しない場合には、ネスティングすることもできる(図11)。
また、同じ構造の運搬用台車で、サポート40、40間の距離が開いた運搬用台車を希望する場合には、組み立てる際に、下部ジョイント30に替えて、基体31が長い下部ジョイント30Aを使用すれば、長さLの運搬用台車50を構成できる(図7)。さらには、長さLの下部ジョイント30Bを使用することもできる。
また、同じ下部ジョイント30を使用して、組立の際に、予め用意したキャスターベース10A、10Bを使用すれば、幅の大きな床フレーム60A、60Bを構成することもでき(図1(a)(b))、これに対応して幅が広いサポート40を用いることもできる(図示していない)。この場合にも、下部ジョイント30、30A、30のジョイントバー37の透孔38が、キャスター板11、12の内側の透孔13、13、キャスター1の取付板4、4の透孔5、5に連通するので、同様に、床フレーム60A、60Bを構成できる(図1(a)(b)、図2(a)(b))。
また、支柱41の下端部42を支持筒体16に嵌挿できる形状とすれば、搬送する目的に応じて、任意の構造のサポート40を組み合わせて使用することもできる(図8、9、10)。
例えば、サポート40を支柱41の上部に腕杆47a、中央部に中腕杆47b、下部に大腕杆47cをそれぞれ横方向に設けて構成する(図8(a))。この場合、支柱41の下端部42を床フレーム60の支持筒体16、16に挿入して、同様に運搬用台車50を構成し(図8(b)、各腕杆47a、47b、47cに板材52、52を立てかけて搬送する(図8(c)。
また、例えば、支柱41に腕杆47a〜47dを横方向に設けてサポート40を構成し、サポート40,40の支柱41を床フレーム60の支持筒体16、16に挿入して、対向するサポート40、40の各腕杆47a、47a間等に線材を架設して、運搬用台車50を構成する(図9)。また、短い支柱41上に横杆を固定し、横杆の一端に縦杆、縦杆の上端と横杆の中間部との間に斜杆をそれぞれ連設してサポート40を構成し(図10(b))、同様に支柱41を床フレーム60の支持筒体16、16に挿入して、同様に運搬用台車50を構成する(図10(a))。
[5]他の実施例
(1) 前記実施例において、ベース枠21を長方形枠状に形成したが、キャスター板10、支持筒体16が所定の位置に保持できれば良いので、枠状でなくても棒状、板状でも可能であり、その形状は問わない(図示していない)。また、ベース枠21は、省略することもできる(図示していない)。
(2) また、前記実施例において、1つのキャスター1(取付板4)に対応して、キャスター板11、12の四隅に透孔13、14を設けて構成したが、他のキャスター板11、12とすることもできる。キャスター板11、12を横長長方形として、幅Dに対応した内側の透孔13、14、幅Dに対応した中央の透孔15、15、幅Dに対応した外側の透孔14、14の6個の透孔を形成して、キャスターベース10Cを構成することもできる(図12(a))。この場合には、1つのキャスターベースで、前記実施例のキャスターベース10、10Aの役割を果たすことができ(図12(b)(c))、部品を減らすことができる。
(3) また、前記実施例において、サポート40の支柱41(角パイプ)に応じて、支持筒体16を角パイプとしたが、サポート40の構造に応じて、共通するサポートを取り付ける手段を構成することもできる(図示していない)。
(4) また、前記実施例において、キャスター板11、12には、外側の透孔14、14、内側の透孔13、13を形成したが、さらに、中央部の透孔15、15を形成して、合計6個の透孔を設けることもできる(図12)。この場合、両キャスター11、12で、
・内側の透孔13、13間の間隔がD
・中央部の透孔15、15間の間隔がD
・外側の透孔14、14間の間隔がD
とする(D<D<D)。また、ジョイントバー37には、幅Dに対応した透孔38、38を形成したものを使用する。
この場合、一の方法では、キャスター板11、12は、中央部の透孔15、15、外側の透孔14、14に、キャスター1の取付板4の透孔5、5を連通させ、ジョイントバー37の透孔38、38を透孔13、13に連通させる。連通した透孔5、15にボルトを挿通して、キャスター板11、12と、キャスター1、1とを一体に固定する(図12(a)(b))。この場合には、キャスター1、1の間隔が長い床フレーム60を構成となる。また、この場合には、透孔14、15が第1透孔となり、透孔13が第2透孔となり、ジョイントバー37の透孔38、38は、キャスター1の透孔5、5とは連通しない。
また、他の方法では、このキャスター板11、12で、内側の透孔13、13、中央部の透孔15、15、キャスター1の取付板4の透孔5、5を連通させ、さらに、ジョイントバー37の透孔38、38を透孔13、13に連通させる。連通した透孔5、13、38にボルトを挿通して、ジョイントバー37とキャスター板11、12と、キャスター1、1とを一体に固定する(図12(c)(d))。この場合には、キャスター1、1の間隔が短い床フレーム60を構成となる。この場合には、透孔13、15が第1透孔となり、透孔14が第2透孔となる。
尚、この場合、ジョイントバー37に幅Dの透孔38a、38a、幅Dの透孔38、38を形成して、上記一の方法(図12(a)(b))、他方法(図12(c)(d))でも、ジョイントバー37の透孔38(38a)、キャスター板11、12の透孔13(14、15)、キャスター1の透孔5を連通させることもできる(図示していない)。
(5) また、前記実施例において、キャスター1の透孔5、5の4つ総てを、キャスター板11、12の透孔13〜15のいずれかに連通させて、固定したが、キャスター1とキャスター板11、12とが固定できれば、少なくとも1つの透孔5を連結に使用すれば良い(図示していない)。
この発明の実施例で、(a)〜(c)は異なる構成の床フレームの斜視図である。 同じくこの発明の実施例で、図1の床フレームを構成するキャスターベースで(a)〜(c)平面図、(d)〜(f)は斜視図であり、(g)はこの発明の床フレームに適用するジョイントバーの平面図である。 この発明の床フレームの構成を説明する分解図で、(a)は拡大正面図、(b)は拡大側面図である。 この発明の実施例の台車の斜視図である。 図4の台車の構成を表す斜視図である。 同じく図4の台車で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 同じく異なる長さの下部ジョイントを使用した台車で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 他のサポートを使用した台車で、(a)はサポートの斜視図、(b)は台車の斜視図、(c)は台車の使用状態を表す斜視図である。 同じく他のサポートを使用した台車の斜視図である。 同じく他のサポートを使用した台車で、(a)は斜視図、(b)はサポートの斜視図である。 2台の台車をネスティングした状態を表し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 この発明の他のキャスターベースを使用した実施例で(a)は一の使用方法の平面図、(b)は底面図、(c)は他の使用方法の平面図、(d)は底面図である。
符号の説明
1 キャスター
2 キャスターの車輪
3 キャスターの車軸受け
4 キャスターの取付板
5 キャスターの取付板の透孔(取付孔)
10、10A、10B、10C キャスターベース
11、12 キャスター板
13 キャスター板の透孔(内側)
14 キャスター板の透孔(外側)
15 キャスター板の透孔(中央。図11)
16 支持筒体
17 支持筒体の透孔
18 支持筒体の補強材
19 補強材の上面
21 ベース枠
22 ベース枠の長辺部
23 ベース枠の長辺部の内面
30、30A、30B 下部ジョイント
31 下部ジョイントの基体
32 基体の端部
32a 基体の中央部
34 下部ジョイントの把持部
35 把持部の透孔
37 下部ジョイントのジョイントバー
38、38a ジョイントバーの透孔(固定透孔)
40 サポート
41 サポートの支柱
42 サポートの支柱の下端部
43 サポートのサポート枠
44 サポートの横桟
46 サポートの上部補強材
50 運搬用台車(台車)
60、60A、60B 床フレーム

Claims (4)

  1. キャスターを有する床フレームのサポート取付手段に、サポートの支柱を嵌挿して、台車を構成することができる台車システム。
    (1) 前記床フレームは、両側下面にキャスターを配置したキャスターベースの少なくとも2つを、所定間隔を空けて配置し、前記各キャスターベースを下部ジョイントで連結する。
    (2) 前記キャスターベースは、前記キャスターの取付孔に応じて透孔を形成したキャスター板を、所望のキャスター間隔となるように、配置する。
    (3) 前記キャスターベースに、前記サポートを取り付けるためのサポート取付手段を配置する。
    (4) 前記下部ジョイントは、所望の長さで形成された基体の両端部に、両端部に固定透孔を設けたジョイントバーを固定して構成する。前記ジョイントバーの固定透孔は、異なる間隔で配置した前記キャスター板間の異なる幅の前記両キャスター板の透孔の少なくとも1つに、連通できるように形成する。
    (3) 異なる間隔で前記キャスター板を配置した複数の前記キャスターベースと、
    異なる長さの前記基体からなる複数の前記下部ジョイントと、
    異なる構造・大きさの複数の前記サポートと、
    を任意に組み合わせて、前記台車を構成する。
  2. 両端部下面にキャスターを有するキャスターベースを並列し、並列した前記キャスターベースを下部ジョイントで連結してなり、以下のように構成したことを特徴とする台車用の床フレーム。
    (1) 前記キャスターベースは、両端部にキャスター板を有し、中央部にサポート取付手段を有する。
    (2) 前記キャスター板は、「前記キャスターの取付孔と連通できる第1透孔」と、必要ならば「前記取付孔と連通しない第2透孔」を形成してなる。
    (3) 前記下部ジョイントは、所望の長さの基体の両端部に、前記キャスター板に固定できるジョイントバーを設置して構成する。
    (4) 前記ジョイントバーの両端部に、固定透孔を形成する。
    (5) 前記固定透孔の少なくとも1つと、前記第1透孔又は第2透孔の少なくとも1つとを連通させる。
  3. 両キャスター板及びサポート取付け手段を、予めベース枠に固定して、キャスターベースを構成した請求項2記載の台車用の床フレーム。
  4. 固定透孔、第1透孔及び取付孔に共通のボルト類を嵌挿して、ジョイントバー、キャスター板及びキャスターを一体に固定したことを特徴とする請求項2記載の台車用の床フレーム
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