JP3826733B2 - 連結構造体および連結構造体を備えた枠組体設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば枠組体における一対の部材間の連結などに採用される連結構造体、および荷保管用の流動棚などに採用される連結構造体を備えた枠組体設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の流動棚としては、実公平2−25764号公報に見られる構成が提供されている。すなわち、この従来構成における流動棚は、上下左右に亘り多数の棚小間が配設され、各棚小間の底部には、それぞれ横梁が横架され、この横梁上の両側に、搬入端から搬出端に向かい傾斜して対をなした支持レールが架設され、これら支持レールに支持案内される流動棚用キャリヤが設けられて構成されている。その際に、横梁上への支持レールの架設は、通常、横梁に対して支持レールが溶接により結合されることで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記した従来構成によると、複数の横梁に対して、支持レールの多数箇所が溶接により結合されることで、その結合作業は面倒であり、また溶接を行えない据え付け現場では組み立てを容易に行えなかった。
【0004】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、容易に精度よくかつ強固に組み立て得る連結構造体を提供することを目的としたものである。
また本発明の請求項4記載の発明は、流動棚などに容易に採用し得る連結構造体を備えた枠組体設備を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の連結構造体は、第1の部材に横方向から係脱自在な1個の第1連結部材と、第2の部材側に設けられた1個の第2連結部材と、両連結部材間に亘って作用可能な締付け連結具とにより構成され、前記第1の部材は、天板部と側板部とを有するとともに、天板部と側板部とからなるコーナ部分で長さ方向の複数箇所にスリット部が形成され、第1連結部材は、平板状の連結用板部と、この連結用板部の両端部分から折曲された一対の係止用板部からなり、両係止用板部は前記スリット部に振り分けて横方向から挿通可能でかつ天板部の内面に当接可能に形成され、第2連結部材は、前記天板部の外面から連結用板部に亘って当接可能に形成されていることを特徴としたものである。
【0006】
したがって請求項1の発明によると、第1の部材のスリット部に対して第1連結部材における係止用板部を横方向から係合させることにより、連結用板部を天板部の外面に当接させるとともに、係止用板部を天板部の内面に当接させ得、以て第1連結部材を第1の部材側に係合し得る。このように第1連結部材をセットした状態で、第2の部材を交差状に配設させることにより、天板部と連結用板部との間に第2連結部材を対向し得る。そして締付け連結具を締付け操作することで、第1連結部材と第2連結部材とを連結し得る。
【0007】
また本発明の請求項2記載の連結構造体は、上記した請求項1記載の構成において、第1連結部材と第2連結部材とが、それぞれ1個であることを特徴としたものである。
【0008】
したがって請求項2の発明によると、第2連結部材を第1連結部材に対向させて締付け連結具を締付け操作することで、1個の第1連結部材と1個の第2連結部材とを連結し得る。
【0011】
さらに本発明の請求項3記載の連結構造体は、上記した請求項1または2記載の構成において、第1連結部材は、第1の部材に対して斜め上方の横方向から差込んだのち水平状とすることで、第1の部材側に係合されることを特徴としたものである。
【0012】
したがって請求項3の発明によると、第1の部材に対して、第1連結部材を斜め上方の横方向から差込んだのち、シーソー動させることにより、第1連結部材を水平状として第1の部材側に係合し得る。
【0013】
しかも本発明の請求項4記載の連結構造体を備えた枠組体設備は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の連結構造体を備えた枠組体設備であって、前後方向ならびに左右方向に間隔を置いて縦枠が立設され、左右の縦枠間に横枠が設けられ、前後の横枠間に前後枠が配設され、縦枠には上下方向の所定間隔置きに係止部が形成され、横枠には前記係止部に係合可能な被係止部が設けられ、横枠を第1の部材、前後枠を第2の部材として、横枠に対する前後枠の連結が連結構造体により行われることを特徴としたものである。
【0014】
したがって請求項4の発明によると、目的とするレベルの係止部に被係止部を係合させるだけで縦枠間に横枠を設け得、そして、横枠に対する前後枠の配設は、連結構造体の連結手段を介在して連結することで行える。
【0015】
また本発明の請求項5記載の連結構造体を備えた枠組体設備は、上記した請求項4記載の構成において、前後枠は左右において複数本であって、前後枠群の上方に、上下方向で傾斜された前後方向の荷保管経路が形成されていることを特徴としたものである。
【0016】
したがって請求項5の発明によると、上下方向で傾斜した前後方向の荷保管経路により、枠組体設備を荷保管用の流動棚などに採用し得る。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、荷保管用の流動棚に採用した状態として図1〜図14に基づいて説明する。
【0018】
図1〜図6に示すように、枠組体設備1は、前後方向Aならびに左右方向Bに間隔を置いて立設された縦枠10と、左右の縦枠10間に設けられた横枠(第1の部材の一例)20と、前後の横枠20間に配設された前後枠(第2の部材の一例)30A,30Bなどにより枠組状に構成され、前記縦枠10群を脚体として床上などに設置されている。
【0019】
前記縦枠10は、前後方向Aに向けられる外板部11と、この外板部11の左右両端から直角状でかつ同方向に連設された左右一対の側板部12と、これら側板部12の端から直角状でかつ相対向側へ連設された左右一対の内板部13と、これら内板部13の端から直角状でかつ外板部11から離れる側へ連設された左右一対の端板部14などを有する状態で折り曲げられ、以て型材状に形成されている。
【0020】
そして外板部11には、その中央部分に内方への凹入部15が、上下方向Cの全長に亘って形成されている。さらに、外板部11における凹入部15の奥部には、上下方向Cで長い長方形孔16が上下方向Cで所定間隔置きに形成され、以て外板部11における長方形孔16の底部を形成する部分によって、それぞれ係止部11aが形成されている。
【0021】
ここで縦枠10は、前後方向Aにおいて5本(複数本)が、中間の1箇所を短い間隔lとしかつ残りの3箇所を長い間隔Lとして、それぞれ間隔を置いて立設されている。また縦枠10は、左右方向Bにおいて2本(複数本)が、所定の幅間隔Wを置いて立設されている。
【0022】
そして、前後方向Aにおける両端部の縦枠10と、これに対向される縦枠10との間には、連結枠(ラチス)18が設けられている。ここで連結枠18は、水平状または傾斜状として複数本が配設され、その際に連結枠18の両端は端板部14間に位置されて、連結具を介して端板部14側に連結されている。
【0023】
前記横枠20は、図1〜図6、図14に示すように、上方に位置される天板部21と、この天板部21の前後両端から直角状でかつ下方向に連設された前後一対の側板部22と、これら側板部22の下端から直角状でかつ相対向側へ連設された前後一対の底板部23と、これら底板部23の端間の連結を行う嵌合連結部24などを有する状態で折り曲げられ、以て筒型材状に形成されている。その際に天板部21は、前後方向Aにおいて上位天板部分21aと下位天板部分21bとを有する状態で階段状に形成されている。
【0024】
そして、下位天板部分21bと、この下位天板部分21bに隣接された一方の側板部22とからなるコーナ部分にスリット部25が形成されている。ここでスリット部25は、長さ方向である左右方向Bの両側に振り分けられ、そして両側には、左右方向Bに1対に設けられることで1組として、それぞれ2組が形成されている。すなわちスリット部25は、合計で8箇所に形成されている。
【0025】
前記横枠20の左右方向Bの両端面には、それぞれ被係止部材26が設けられている。すなわち被係止部材26は、図6、図7、図13に示すように、左右方向Bの内側に位置される内側板部27と、この内側板部27の前後一端から直角状でかつ外方向に連設された前後板部28と、この前後板部28の外端から直角状でかつ内側板部27に相対向される側へ連設された外側板部29などを有する状態で折り曲げられ、以て型材状に形成されている。そして横枠20の両端面に内側板部27が当接されて溶接により結合されている。
【0026】
さらに外側板部29の端からは、下向きの被係止部29aが一体に連設され、その際に被係止部29aは、前記縦枠10における長方形孔16の所定間隔置きに等しくして、上下方向Cの複数箇所に設けられている。ここで被係止部29a群は、長方形孔16群に対して外側から通され、そして係止部11a群に対して上方から係合可能に構成されている。そのために被係止部材26は、縦枠10における外板部11や一方の側板部12などに対して外嵌されるように形成されている。
【0027】
図1〜図6に示すように、前後枠は、左右方向Bに一対で外側に位置された長尺前後枠30Aと、左右方向Bに一対で内側に位置された短尺前後枠30Bとからなり、それぞれ、上方に位置される天板部31と、左右一対の側板部32と、下方に位置される底板部33などを有する状態で、四角筒型材状に形成されている。そして前後枠30A,30Bの前端部分には、長方形状の連結用プレート34が溶接により結合され、この連結用プレート34の左右両端の所定箇所にはボルト用の貫通孔が形成されている。また前後枠30A,30Bの後端部分には、ストッパー体36が立設状で設けられている。
【0028】
前記横枠20に対する前後枠30A,30Bの配設は、所定高さの連結手段40やスペーサ手段60などが介在されて、上下方向で傾斜して行われる。ここで所定高さの連結手段40は、図1、図7、図8に示すように、横枠20に対して横方向から係脱自在な1個の第1連結部材41と、前後枠30A,30B側に設けられた1個の第2連結部材45と、両連結部材41,45間に亘って作用可能な締付け連結具50などにより構成されている。
【0029】
すなわち第1連結部材41は、長方形で平板状の連結用板部42と、この連結用板部42の長手方向の両端部分から折曲された一対の係止用板部43とにより下方開放のチャンネル状に形成され、その際に連結用板部42に対して係止用板部43が長く形成されて、その突出部分によって上向きの当接部分43aが形成されている。また連結用板部42には、長手方向の両端部分の付近にそれぞれボルト用の貫通孔44が形成されている。
【0030】
ここで第1連結部材41の両係止用板部は43は、横枠20のスリット部25に振り分けて、その当接部分43aを先行させて斜め上方の横方向(前後方向A)から差込んだ(挿通させた)のち、シーソー動させる。これにより第1連結部材41は、連結用板部42を下位天板部分21bに上方から当接させるとともに、当接部分43aを上位天板部分21aの内面に下方から当接させて水平状となり、以て横枠20側に係合される。その際に、上位天板部分21aと連結用板部42との上面は同一状のレベルに位置される。
【0031】
また第2連結部材45は、上板部46と、この上板部46の両側から直角状でかつ下方に連設された側板部47と、これら側板部47の下端から直角状でかつ外方に連設された下板部48とにより型材状に形成され、そして両下板部48には、それぞれボルト用の長孔49が貫通して形成されている。その際に第2連結部材45は、前記天板部21の上面から連結用板部42の上面に亘って当接可能に形成されている。なお第2連結部材45は、その上板部42が前後枠30A,30Bの底板部33の所定箇所に下方から当接された状態で、予め製作工場において溶接により結合されている。
【0032】
前述したように、1個の第1連結部材41が横枠20側に係合されたのち、この第1連結部材41における連結用板部42の上面から天板部21の上面に亘って第2連結部材45の下板部48が載置されることで、貫通孔44に対して長孔49が連通される。そして連通された孔44,49間に締付け連結具50が作用される。すなわちボルト51が、長孔49から貫通孔44へと通され、そしてボルト51の下端突出部分にナット52が螺合されることで、1個の第1連結部材41と1個の第2連結部材45とが連結される。
【0033】
以上の20〜52などにより連結構造体55の一例が構成される。
前記スペーサ手段60は、図6、図9〜図12に示すように、横枠20に対して横方向から係脱自在な1個の連結部材61と、前後枠30A,30B側に設けられた1枚の連結用板材65と、必要に応じて介在される調整用板材67と、連結部材61と連結用板材65とに亘って作用可能な締付け連結具69などにより構成されている。
【0034】
すなわち連結部材61は、前述した第1連結部材41と同様な構成ならびに作用を行うもので、連結用板部62、当接部分63aが形成された係止用板部63、貫通孔64などにより形成されている。また連結用板材65は長方形状であって、左右両端の所定箇所にはボルト用の長孔66が貫通して形成され、そして中央部分が前後枠30A,30Bの底板部33の所定箇所に下方から当接された状態で、予め製作工場において溶接により結合されている。さらに調整用板材67には、前記長孔66に連通自在な一対の貫通孔68が形成されている。69は締付け連結具で、ボルト69Aやナット69Bなどからなる。
【0035】
この実施の形態では、図1〜図5に示すように、前後方向Aにおける5箇所の連結部分において、後端部と中央部との連結部分に連結手段40が使用され、残り3箇所のうち、前端を除く2箇所の連結部分にスペーサ手段60が使用され、前端は連結用プレート34が横枠20側に連結されている。すなわち、連結手段40とスペーサ手段60は交互に介在されている。そして縦枠20に対する横枠20の係合位置が変化されることで、横枠20に対する前後枠30A,30Bの配設が上下方向で傾斜して行われる。
【0036】
このようにして複数本の前後枠30A,30Bが上下方向Cで傾斜して配設されることで、前後枠30A,30B群の上方に、上下方向Cで傾斜された前後方向Aの荷保管経路70が形成されている。そして、前後枠30A,30B側に支持案内されて荷保管経路70上で前後移動自在な荷支持体が設けられている。
【0037】
ここで荷支持体は3台(単数台または複数台)の台車形式であって、第1荷支持体71と、第2荷支持体72と、第3荷支持体73とからなる。これら荷支持体71〜73は、サイズや部品の向きなどは多少異なるが、ほぼ同様であって、平枠状の本体74と、この本体74の四隅下部に設けられた車輪体75、ならびにサイドガイドローラ76と、本体74の前後端のいずれか一方に設けられたストッパー体77などにより構成されている。
【0038】
すなわち第1荷支持体71は、本体74の幅ならびに高さが最も大きく構成されている。そして、車輪体73を介して長尺前後枠30A上に載置されるとともに、そのサイドガイドローラ76が長尺前後枠30Aの外側面に案内され、さらに後端に設けられたストッパー体77が第2荷支持体72の後端面に当接自在に構成されている。なお後端は、前記ストッパー体36に当接自在に構成されている。
【0039】
また第2荷支持体72は、本体74の幅ならびに高さが中間として構成されている。そして、車輪体73を介して長尺前後枠30A上に載置されるとともに、そのサイドガイドローラ76が長尺前後枠30Aの内側面に案内され、さらに後端に設けられたストッパー体77が第3荷支持体73の後端面に当接自在に構成されている。
【0040】
また第3荷支持体73は、本体74の幅ならびに高さが最も小さく構成されている。そして、車輪体73を介して短尺前後枠30B上に載置されるとともに、そのサイドガイドローラ76が短尺前後枠30Bの外側面に案内され、さらに前端に設けられたストッパー体77が前端の横枠20の後向き面に当接自在に構成されている。なお後端は、前記ストッパー体36に当接自在に構成されている。
【0041】
前記荷支持体71〜73上や前後枠30A,30B上にパレット80が載置自在であり、そして被保管物(荷)81はパレット80に載置されて取り扱われるように構成されている。
【0042】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
枠組体設備1の組み立てを行うに、まず必要とする縦枠10間が連結枠18などを介して連結される。そして左右の縦枠10間に横枠20が組み立てられる。この横枠20の組み立ては、被係止部材26を、縦枠10における外板部11や一方の側板部12などに対して外嵌させながら、下向きの被係止部29aを、前記縦枠10における長方形孔16群に対して外側から通して、係止部11a群に対して上方から係合させることで行える。その際に係止部11a群に対する係合位置は、所望の傾斜角度を得る上下高さ位置となる。
【0043】
次いで前後の横枠20間に前後枠30A,30Bを配設し、連結手段40やスペーサ手段60などを介在して連結させる。ここで前後枠30A,30Bの所定箇所には、連結用プレート34、ストッパー体36、第2連結部材45、連結用板材65が、溶接などにより予め設けられている。そして前後枠30A,30Bを配設する前に、前後方向Aにおける後端部と中央部とに配設した横枠20に連結手段40を使用すべく、また残り3箇所のうち、前端を除く2箇所の連結部分にスペーサ手段60を使用すべく、第1連結部材41や連結部材61をセットする。
【0044】
すなわち連結手段40では、横枠20のスリット部25に対して、図14の実線に示すように、第1連結部材41における係止用板部43の当接部分43aを先行させて斜め上方の横方向(前後方向A)から差込んだのち、シーソー動させる。これにより図14の仮想線に示すように、連結用板部42を下位天板部分21bに上方から当接させるとともに、当接部分43aを上位天板部分21aに下方から当接させ、以て第1連結部材41を、水平状として横枠20側に係合し得る。またスペーサ手段60も同様にして、連結部材61を、水平状として横枠20側に係合し得る。
【0045】
このように第1連結部材41や連結部材61をセットした状態で、前後枠30A,30Bを配設させる。すると、連結手段40の部分では、同一状のレベルに位置している上位天板部分21aと連結用板部42との上面間に、第2連結部材45の下板部48を載置し得る。そして貫通孔44に対して長孔49を連通させたのち、長孔49から貫通孔44へと上方から通したボルト51に、ナット52を螺合して締付け操作することで、1個の第1連結部材41と、1個の第2連結部材45とを連結し得る。
【0046】
その際に、製作誤差などによる多少の位置ずれは長孔49の孔形状により吸収し得る。そして連結姿勢は、当接部分43aと下板部48とにより上位天板部分21aを上下から挟持することで強固に行えるとともに、上位天板部分21aと下位天板部分21bとの内面側段部に当接部分43aを引っ掛けることで抜け出しを防止した状態で行える。
【0047】
このような連結手段40による連結に相前後して、または同時進行状として、スペーサ手段60による連結を行う。すなわち、連結部材61をセットした状態で、前後枠30A,30Bを配設させると、スペーサ手段60の部分では、同一状のレベルに位置している上位天板部分21aと連結用板部62との上面間に、連結用板材65を対向し得る。
【0048】
この場合、上位天板部分21a側と連結用板材65との上下位置に隙間が生じない寸法であったとき、図9、図10に示すように、上位天板部分21aと連結用板部62との上面間に、連結用板材65を直接に載置し得る。そして貫通孔64に対して長孔66を連通させたのち、長孔66から貫通孔64へと上方から通したボルト69Aに、ナット69Bを螺合して締付け操作することで、1個の連結部材61と、1枚の連結用板材65とを連結し得る。
【0049】
また、上位天板部分21a側と連結用板材65との上下位置に隙間Sが生じる寸法であったとき、図11、図12に示すように、上位天板部分21a側と連結用板材65との間に調整用板材67を介在させ、以て上位天板部分21aと上板部42との上面間に、調整用板材67を介して連結用板材65を載置し得る。そして貫通孔64に対して長孔66を連通させたのち、長孔66から貫通孔64へと上方から通したボルト69Aに、ナット69Bを螺合して締付け操作することで、1個の連結部材61と1枚の連結用板材65とを、調整用板材67を介在させた状態で連結し得る。
【0050】
その際に、製作誤差などによる多少の位置ずれは長孔66の孔形状により吸収し得る。そして連結姿勢は、当接部分63aと連結用板材65とにより上位天板部分21aを上下から挟持することで強固に行えるとともに、上位天板部分21aと下位天板部分21bとの内面側段部に当接部分63aを引っ掛けることで抜け出しを防止した状態で行える。なお調整用板材67としては、隙間Sに相当する厚さの1枚ものが使用されるか、隙間Sに相当する厚さになるように複数枚を積み重ねたものが使用される。
【0051】
前述したような連結手段40やスペーサ手段60による連結に相前後して、または同時進行状として、前後枠30A,30Bの前端部分の連結を行う。すなわち、前後枠30A,30Bの前端部分に設けた連結用プレート34を横枠20の側板部22に当接させる。そして、側板部22に形成してある貫通孔22aに貫通孔を連通させたのち、これら貫通孔を利用したボルト・ナット(連結具の一例)38を締付け操作することで、連結用プレート34と横枠20とを連結し得る。
【0052】
以上により、上下3段(単数段または複数段)に荷保管経路70を形成した枠組体設備1の組み立てを行える。その際に、各部の締め付け力の調整などによって、前後枠30A,30Bを所定の傾斜状にし得る。組み立てを行った後、各荷保管経路70にそれぞれ、第1荷支持体71と第2荷支持体72と第3荷支持体73とを組み込むことで使用可能となる。
【0053】
このとき第3荷支持体73は、短尺前後枠30Bの傾斜によって前端(傾斜下端)側に自動的に移動し、そしてストッパー体77が前端の横枠20の後向き面に当接して停止している。また第2荷支持体72は、長尺前後枠30Aの傾斜によって前端側に自動的に移動し、そしてストッパー体77が第3荷支持体73の後端面に当接することで、第3荷支持体73の上方に位置して停止している。さらに第1荷支持体71は、長尺前後枠30Aの傾斜によって前端側に自動的に移動し、そしてストッパー体77が第2荷支持体72の後端面に当接することで、第2荷支持体72の上方に位置して停止している。これにより図2の上段の荷保管経路70の部分に示されるように、各荷支持体71〜73を、前端部分に積み重ね状態で位置し得る。
【0054】
枠組体設備1へのパレット80(被保管物81)の入庫は、たとえばフォークリフトのフォークをパレット80に作用させることにより、荷保管経路70の前端部分(始端部分)に位置している第1荷支持体71の本体74上に対して行う。そして2個目の(次の)パレット80の入庫は、2個目のパレット80を荷保管経路70の前端部分に入れる際に、2個目のパレット80の移動力によって第1荷支持体71を押し込み移動させたのち、上方が開放された第2荷支持体72の本体74上に対して行う。これにより図2の中間段の荷保管経路70の部分に示されるように、2個のパレット80を格納した状態にし得る。
【0055】
また3個目のパレット80の入庫は、3個目のパレット80を荷保管経路70の前端部分に入れる際に、3個目のパレット80の移動力によって第2荷支持体72を押し込み移動させたのち、上方が開放された第3荷支持体73の本体74上に対して行う。そして4個目のパレット80の入庫は、4個目のパレット80を荷保管経路70の前端部分に入れる際に、4個目のパレット80の移動力によって第1荷支持体71を押し込み移動させたのち、上方が開放された前後枠30A,30B上に対して行う。これにより図2の下段の荷保管経路70の部分に示されるように、4個のパレット80を格納した状態にし得る。
【0056】
なお、枠組体設備1からのパレット80の入庫は上述とは逆動作により行うもので、その際にパレット80の入庫により前端側のストッパー作用が開放されることで、荷支持体71〜73は前端側へ自動的に移動される。
【0057】
次に、本発明の別の実施の形態を、図15、図16に基づいて説明する。
すなわち、所定高さの連結手段40が、横枠20に対して横方向から係脱自在な左右一対(複数個)の第1連結部材41と、前後枠30A,30B側に設けられた1個の第2連結部材45と、両連結部材41,45間に亘って作用可能な締付け連結具などにより構成されている。
【0058】
すなわち一対の第1連結部材41は、連結用板部42と、この連結用板部42の両側から直角状でかつ下方に連設された係止用板部43とにより下方開放のチャンネル状に形成され、その際に連結用板部42に対して係止用板部43が長く形成されて、その突出部分によって上向きの当接部分43aが形成されている。また上板部42にはボルト用の螺子孔53が形成されている。
【0059】
ここで第1連結部材41は、横枠20のスリット部25に対して、その当接部分43aを先行させて斜め上方の横方向(前後方向A)から差込んだのち、シーソー動させる。これにより第1連結部材41は、連結用板部42を下位天板部分21bに上方から当接させるとともに、当接部分43aを上位天板部分21aに下方から当接させて水平状となり、以て横枠20側に係合される。その際に、上位天板部分21aと連結用部42との上面は同一状のレベルに位置される。なお第2連結部材45は、上述と同様に、上板部46、側板部47、下板部48、長孔49などにより形成されている。
【0060】
前述したように、一対の第1連結部材41が横枠20側に係合された状態で、これら第1連結部材41の連結用板部42間に亘って第2連結部材45の下板部48が載置されることで、螺子孔53に対して長孔49が連通される。そして連通された孔44,49間にボルト(締付け連結具の一例)54が作用される。すなわちボルト54が、長孔49を通して螺子孔44に螺合されることで、一対の第1連結部材41と第2連結部材45とが連結される。
【0061】
なお、前記スペーサ手段60側においても同様にして、横枠20に対して横方向から係脱自在な左右一対の連結部材61が設けられる形式にし得る。
上記した実施の形態のように、第1の部材20と第2の部材30A,30Bとを交差状に配設し、両部材間20、30A,30Bに作用する連結手段40を、第1の部材20に横方向から係脱自在な第1連結部材41と、第2の部材30A,30B側に設けた第2連結部材45と、両連結部材41,45間に亘って作用可能な締付け連結具50とにより構成したときには、第1の部材20に対して第1連結部材41を横方向から係合させたのち、第2の部材30A,30Bを交差状に配設して、その第2連結部材45を第1連結部材41に対向させ、そして締付け連結具50を締付け操作することで、第1連結部材41と第2連結部材45とを連結し得る。これにより、交差状に配設した両部材41,45を連結手段45により連結し得、以て連結構造体を、容易に精度よくかつ強固に組み立て得る。
【0062】
上記した実施の形態のように、第1連結部材41と第2連結部材45とを、それぞれ1個とした構成によると、第2連結部材45を第1連結部材41に対向させて締付け連結具54を締付け操作することで、1個の第1連結部材41と1個の第2連結部材45とを連結し得、その際に1個の第1連結部材41の採用により、組み立ての操作性を向上し得るとともに、第1の部材20の強度低下を防止し得る。
【0063】
上記した実施の形態のように、第1の部材20は、天板部21と側板部22とを有するとともに、天板部21と側板部22とからなるコーナ部分で長さ方向の2箇所にスリット部25を形成し、第1連結部材41は、平板状の連結用板部42と、この連結用板部42の両端部分から折曲した一対の係止用板部43からなり、両係止用板部43を、前記スリット部25に振り分けて横方向から挿通可能でかつ天板部21の内面に当接可能に形成し、第2連結部材45を、前記天板部21の外面から連結用板部42に亘って当接可能に形成したときには、第1の部材20のスリット部25に対して、第1連結部材41における係止用板部43を横方向から係合させることにより、連結用板部42を天板部21の外面に当接させるとともに、係止用板部43を天板部21の内面に当接させ得、以て第1連結部材41を第1の部材20側に係合し得る。
【0064】
このように第1連結部材41をセットした状態で、第2の部材30A,30Bを交差状に配設することにより、天板部21と連結用板部42との間に第2連結部材45を対向し得、そして締付け連結具50を締付け操作することで、1個の第1連結部材41と1個の第2連結部材45とを連結し得る。その際に連結姿勢は、係止用板部43と第2連結部材45とにより天板部21を挟持することで強固に行える。
【0065】
上記した実施の形態のように、第1連結部材41を、第1の部材20に対して斜め上方の横方向から差込んだのち水平状とすることで、第1の部材20側に係合するように構成したときには、第1連結部材41を、斜め上方の横方向から差込んだのちシーソー動させることにより、その配設を容易にかつ確実に行える。
【0066】
上記した実施の形態のように、連結構造体55を備えた枠組体設備1であって、前後方向Aならびに左右方向Bに間隔を置いて縦枠10を立設し、左右の縦枠10間に横枠20を設け、前後の横枠20間に前後枠30A,30Bを配設し、縦枠10に上下方向の所定間隔置きに係止部11aを形成し、横枠20に係止部11aに係合可能な被係止部29aを設けた構成によって、目的とするレベルの係止部11aに被係止部29aを係合させるだけで、縦枠10間に横枠20を設け得、そして、横枠20に対する前後枠30A,30Bの配設は、連結構造体55の連結手段40を介在して連結することで、上下方向Cにおいて所定の角度で傾斜して行え、以て枠組体設備1の組み立ては、溶接など行うことなく、容易に精度よく行える。
【0067】
上記した実施の形態のように、前後枠30A,30Bを左右において複数本設け、前後枠30A,30B群の上方に、上下方向Cで傾斜した前後方向Aの荷保管経路70を形成したことで、荷保管経路70により枠組体設備1を荷保管用の流動棚などに採用し得る。
【0068】
上記した実施の形態では、連結構造体55として、枠組体設備1における横枠20と前後枠30A,30Bとの連結に連結手段40が使用された形式が示されているが、他の設備の一対の構成部材を第1の部材や第2の部材として、連結手段40が使用された連結構造体55の形式などであってもよい。
【0069】
上記した実施の形態では、第1連結部材41を、第1の部材に対して斜め上方の横方向から差込んだのち水平状とすることで、第1の部材側に係合させる構成としているが、これは水平状の横方向から差込むことで、第1の部材側に係合させる構成などであってもよい。
【0070】
上記した実施の形態では、横枠20に対する前後枠30A,30Bの配設を、所定高さの連結手段40とスペーサ手段60とを交互に介在させることによって上下方向Cにおいて所定の角度で傾斜して行っており、これによると、目的とするレベルの係止部11aに被係止部29aを係合させて縦枠10間に横枠20を設ける形式でありながら、前後枠30A,30B側に掛かる上下方向Cの荷重を、交互に介在した連結手段40とスペーサ手段60を介して縦枠10群側で均等状に支持し得るとともに、その組み立ては精度良くかつ容易に行える。
【0071】
上記した実施の形態では、連結手段40を、前後枠30A,30Bの後端部分と横枠20との連結に使用し、前後枠30A,30Bの中間部と横枠20との連結に、連結手段40とスペーサ手段60とのいずれかを使用しており、これによると、前後枠30A,30Bに作用される傾斜下方側への荷重を、後端部分の連結手段40により確実に受け止め得、そして中間部分の連結は、主として上下方向Cの荷重を考慮して隙間Sなどが生じないように、連結手段40かスペーサ手段60を選択して確実に行える。
【0072】
上記した実施の形態では、前後枠30A,30B側に支持案内されて前後移動自在な荷支持体71〜73を設けており、これによると、荷支持体71〜73に荷を支持させることで、枠組体設備1を荷保管用の流動棚などに採用し得るとともに、荷支持体71〜73の移動によって前後方向Aの複数箇所で効率良く荷を保管し得る。
【0073】
上記した実施の形態では、前後方向Aにおいて5本の縦枠10が、中間の1箇所を短い間隔lとしかつ残りの3箇所を長い間隔Lとして、それぞれ間隔を置いて立設されているが、これは前後方向Aにおいて、全て同様な間隔を置いて立設された形式であってもよく、また立設本数は、規模などに応じて任意に複数本となる。
【0074】
上記した実施の形態では、左右方向Bにおいて2本の縦枠10が、所定の幅間隔Wを置いて立設されているが、これは左右方向Bにおいて3本以上(複数本)の縦枠10が立設された形式であってもよく、この場合には、複数の荷保管経路70が左右方向Bにおいて併設された構成にし得る。
【0075】
上記した実施の形態では、外板部11における長方形孔16の底部を形成する部分によって係止部11aが形成され、そして外側板部29の端から下向きの被係止部29aが一体に連設された構成とされているが、これは係止部と被係止部との形状が逆となった構成など、種々な構成が可能となる。
【0076】
上記した実施の形態では、連結手段40とスペーサ手段60とが交互に介在されているが、これは1個または少数の連結手段40のみが使用され、スペーサ手段60が省略された形式や、全てに連結手段40が使用された形式などであってもよい。
【0077】
上記した実施の形態では、荷保管経路70が上下3段に形成された構成が示されているが、これは荷保管経路70が1段のみの構成、3段以外の複数段の構成などであってもよい。
【0078】
上記した実施の形態では、荷保管経路70に荷支持体71〜73が組み込まれた形式が示されているが、これはフリーローラコンベヤが組み込まれた形式などであってもよい。
【0079】
上記した実施の形態では、荷保管経路70に3台の荷支持体71〜73が組み込まれた形式が示されているが、この荷支持体の台数は保管規模などに応じて任意に設定される。その際に、前後枠30A,30Bの数は増減されることになる。
【0080】
上記した実施の形態では、荷保管経路70に3台の荷支持体71〜73が組み込まれ、前端側から荷を後入れ先出しする形式が示されているが、これは、たとえばフリーローラコンベヤの採用により、後端側から荷を入れて先入れ先出しとした形式などであってもよい。
【0081】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、第1の部材のスリット部に対して第1連結部材における係止用板部を横方向から係合させることにより、連結用板部を天板部の外面に当接できるとともに、係止用板部を天板部の内面に当接でき、以て第1連結部材を第1の部材側に係合できる。このように第1連結部材をセットした状態で、第2の部材を交差状に配設することにより、天板部と連結用板部との間に第2連結部材を対向でき、そして締付け連結具を締付け操作することで、第1連結部材と第2連結部材とを連結できる。その際に連結姿勢は、係止用板部と第2連結部材とにより天板部を挟持することで強固に行うことができる。これにより、交差状に配設した第1の部材と第2の部材とを連結手段により連結することができ、以て連結構造体を、容易に精度よくかつ強固に組み立てることができる。
【0082】
また上記した本発明の請求項2によると、第2連結部材を第1連結部材に対向させて締付け連結具を締付け操作することで、1個の第1連結部材と1個の第2連結部材とを連結でき、その際に1個の第1連結部材の採用により、組み立ての操作性を向上できるとともに、第1の部材の強度低下を防止できる。
【0084】
さらに上記した本発明の請求項3によると、第1の部材に対して、第1連結部材を斜め上方の横方向から差込んだのち、シーソー動させることにより、第1連結部材を水平状として第1の部材側に係合でき、以て第1連結部材の配設を容易にかつ確実に行うことができる。
【0085】
しかも上記した本発明の請求項4によると、目的とするレベルの係止部に被係止部を係合させるだけで、縦枠間に横枠を設けることができ、そして横枠に対する前後枠の配設は、連結構造体の連結手段を介在して連結することで行うことができ、以て枠組体設備の組み立ては、溶接など行うことなく、容易に精度よく行うことができる。
【0086】
また上記した本発明の請求項5によると、上下方向で傾斜した前後方向の荷保管経路により、枠組体設備を荷保管用の流動棚などに採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、連結構造体を備えた枠組体設備における後部の連結手段部分の分解斜視図である。
【図2】同連結構造体を備えた枠組体設備の縦断側面図である。
【図3】同連結構造体を備えた枠組体設備の正面図である。
【図4】同連結構造体を備えた枠組体設備の平面図である。
【図5】同連結構造体を備えた枠組体設備の荷支持体を除去した状態での平面図である。
【図6】同連結構造体を備えた枠組体設備の要部の一部切り欠き正面図である。
【図7】同連結構造体を備えた枠組体設備における中間部の連結手段部分の分解斜視図である。
【図8】同連結構造体を備えた枠組体設備の連結手段部分を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図9】同連結構造体を備えた枠組体設備におけるスペーサ手段部分の分解斜視図である。
【図10】同連結構造体を備えた枠組体設備のスペーサ手段部分を示し、(a)は一部切り欠き正面図、(b)は側面図である。
【図11】同連結構造体を備えた枠組体設備における調整用板材を介在したスペーサ手段部分の分解斜視図である。
【図12】同連結構造体を備えた枠組体設備における調整用板材を介在したスペーサ手段部分を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図13】同連結構造体を備えた枠組体設備における係合構成を示す縦断側面図である。
【図14】同連結構造体を備えた枠組体設備における連結部材の係合状態を示す側面図である。
【図15】本発明の別の実施の形態を示し、連結構造体を備えた枠組体設備における後部の連結手段部分の分解斜視図である。
【図16】同連結構造体を備えた枠組体設備の連結手段部分を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 枠組体設備
10 縦枠
11a 係止部
16 長方形孔
20 横枠(第1の部材)
21 天板部
21a 上位天板部分
21b 下位天板部分
22 側板部
25 スリット部
26 被係止部材
29a 被係止部
30A 長尺前後枠(第2の部材)
30B 短尺前後枠(第2の部材)
34 連結用プレート
38 ボルト・ナット(連結具)
40 連結手段
41 第1連結部材
42 連結用板部
43 係止用板部
43a 当接部分
45 第2連結部材
50 締付け連結具
54 ボルト(締付け連結具)
55 連結構造体
60 スペーサ手段
61 連結部材
62 連結用板部
63 係止用板部
63a 当接部分
65 連結用板材
67 調整用板材
69 締付け連結具
70 荷保管経路
71 第1荷支持体
72 第2荷支持体
73 第3荷支持体
80 パレット
81 被保管物(荷)
A 前後方向
B 左右方向
C 上下方向
l 短い間隔
L 長い間隔
W 所定の幅間隔
S 隙間

Claims (5)

  1. 第1の部材と第2の部材とが交差状に配設され、両部材間に作用される連結手段が、第1の部材に横方向から係脱自在な第1連結部材と、第2の部材側に設けられた第2連結部材と、両連結部材間に亘って作用可能な締付け連結具とにより構成され、前記第1の部材は、天板部と側板部とを有するとともに、天板部と側板部とからなるコーナ部分で長さ方向の複数箇所にスリット部が形成され、第1連結部材は、平板状の連結用板部と、この連結用板部の両端部分から折曲された一対の係止用板部からなり、両係止用板部は前記スリット部に振り分けて横方向から挿通可能でかつ天板部の内面に当接可能に形成され、第2連結部材は、前記天板部の外面から連結用板部に亘って当接可能に形成されていることを特徴とする連結構造体。
  2. 第1連結部材と第2連結部材とが、それぞれ1個であることを特徴とする請求項1記載の連結構造体。
  3. 第1連結部材は、第1の部材に対して斜め上方の横方向から差込んだのち水平状とすることで、第1の部材側に係合されることを特徴とする請求項1または2記載の連結構造体。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の連結構造体を備えた枠組体設備であって、前後方向ならびに左右方向に間隔を置いて縦枠が立設され、左右の縦枠間に横枠が設けられ、前後の横枠間に前後枠が配設され、縦枠には上下方向の所定間隔置きに係止部が形成され、横枠には前記係止部に係合可能な被係止部が設けられ、横枠を第1の部材、前後枠を第2の部材として、横枠に対する前後枠の連結が連結構造体により行われることを特徴とする連結構造体を備えた枠組体設備
  5. 前後枠は左右において複数本であって、前後枠群の上方に、上下方向で傾斜された前後方向の荷保管経路が形成されていることを特徴とする請求項4記載の連結構造体を備えた枠組体設備。
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