JP5842721B2 - 物品収納棚 - Google Patents

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Description

本発明は、物品支持用の支持棚が、当該支持棚における棚前後方向の前端部及び後端部に設けられた一対の水平材と、前記一対の水平材に亘って設置された支持体とを備えている物品収納棚に関する。
かかる物品収納棚は、支持体にて物品を載置支持した状態で物品を収納するように構成されている。
そして、このような物品収納棚において、従来では、支持体が、棚前後方向の両端部に外補強材を備え、一対の水平材の夫々に舌片を備えて、支持体の外補強材を水平材の舌片に載置支持させた状態で連結具により互いに固定させているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、引用文献1には明記されていないが、固定具にて支持体を水平材に固定する場合、支持体及び水平材には固定具を挿通させるための挿通孔が形成されている。
特開平11−266938号公報
しかしながら、上記した従来の物品収納棚では、連結具を用いて支持体を水平材に連結しているため、支持体の挿通孔と水平材の挿通孔とを位置合わせさせた状態で、連結具にて連結固定する必要がある。そのため、支持体が水平材に対して水平方向に移動することや上方へ移動することを規できるものの、支持体を連結具にて連結固定する必要があるため支持体の設置が煩わしいものであった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、支持体の水平方向への移動や上方への移動を規制できる状態に支持体を容易に設置できる物品収納棚を提供する点にある。
本発明にかかる物品収納棚は、物品支持用の支持棚が、当該支持棚における棚前後方向の前端部及び後端部に設けられた一対の水平材と、前記一対の水平材に亘って設置された支持体とを備えているものであって、その第1特徴構成は、
前記棚前後方向に沿う一方の向きを第1方向とし、前記棚前後方向に沿う他方の向きを第2方向として、
前記支持体が、前記棚前後方向の両端部に、前記一対の水平材の夫々における被係合部に対して上方側から係合する係合部を備え、且つ、前記棚前後方向の一端部における前記係合部より先端側の箇所に接当部を備えて構成され、
前記一対の水平材のうちの前記第1方向側の前記水平材が、前記支持体を挿入用傾斜姿勢とした状態で当該支持体における前記第1方向側の端部を斜め上方から挿入自在に形成され且つ上下方向での大きさが水平姿勢の前記支持体における前記第1方向側の端部の上下幅より小さく形成された開口部と、前記支持体における前記第1方向側の端部を前記開口部に挿入した状態で前記支持体を前記挿入用傾斜姿勢から前記水平姿勢に姿勢変更させるに伴って前記係合部が係合し且つ当該係合により前記支持体の水平方向への移動を規制する前記被係合部と、前記被係合部に前記係合部が係合した状態で前記接当部が下方から接当することで前記支持体の上方への移動を規制する被接当部とを備えて構成され、
前記支持体が、互いに対向する上下方向に沿う一対の縦面部とそれら一対の縦面部の間に位置して装着状態において水平方向に沿う横面部とを備えて、前記支持体の長手方向視で下方に開口するコ字状に形成され、
前記一対の縦面部の夫々における前記第1方向側の端部に、前記係合部及び前記接当部を備え、
前記第1方向側の前記水平材が、その上端面から第2方向側に向けて下方に傾斜する傾斜面を備え、
前記横面部の前記第1方向側の端部に、前記支持体を前記挿入用傾斜姿勢で前記支持体の前記第1方向側の端部となる前記縦面部の前記第1方向側の端部を前記開口部に挿入した挿入状態で前記第1方向側の前記水平材の前記傾斜面に接当して前記支持体の更なる挿入を規制する接当規制部を備え、
前記一対の水平材の夫々における前記被係合部が、前記支持体を前記挿入用傾斜姿勢から前記水平姿勢に姿勢変更されるに伴って前記接当規制部が前記傾斜面に支持されている状態で前記支持体の前記第1方向側の前記係合部が前記第1方向側の前記水平材の前記被係合部に係合し且つ前記支持体の前記第2方向側の前記係合部が前記第2方向側の前記水平材の前記被係合部に係合する形状に形成されている点にある。
すなわち、支持体を設置する場合は、支持体を挿入用傾斜姿勢とした状態で、支持体の前端部を一方の水平材の開口部に斜め上方から挿入した後、支持体を挿入用傾斜姿勢から水平姿勢に姿勢変更させる。
このように支持体を水平姿勢に姿勢変更させることで、支持体の前端部に備えられている係合部が一方の水平材の被係合部に係合し、支持体の後端部に備えられている係合部が他方の水平材の被係合部に係合して、支持体を一対の水平材に亘る状態で設置することができる。
そして、このように設置した状態では、支持体は、係合部が一方の水平材の被係合部に係合することで、支持体が水平材に対して水平方向に移動することが規制され、接当部が一方の水平材の被接当部に接当することで、支持体が一方の水平材に対して上方に移動することが規制される。
このように、支持体を挿入用傾斜姿勢とした状態で支持体の前端部を一方の水平材の開口部に斜め上方から挿入した後、支持体を挿入用傾斜姿勢から水平姿勢に姿勢変更するだけで、支持体の水平方向の移動や上方への移動を規制できる状態に支持体を容易に設置できる。
本発明にかかる物品収納棚の第2特徴構成は、第1特徴構成において、前記支持体が、板状体を屈曲形成して前記棚前後方向視で下方が開放されたコ字状に形成されている点にある。
すなわち、支持体を、棚前後方向視で下方が開放されたコ字状に形成されているため、支持体の強度を高めることができるとともに、板状体を屈曲形成して支持体を形成するため、支持体を形成し易く、支持体の製造コスト、引いては物品収納棚の製造コストを抑えることができる。
本発明にかかる物品収納棚の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成において、前記支持体が、棚横幅方向の幅が支持する物品の横幅より小さく形成され、前記支持棚が、前記棚横幅方向に隣接する支持体同士の間隔が支持する物品の横幅より狭い間隔で前記支持体を棚横幅方向に複数並設して、複数の前記支持体により物品を支持するように構成されている点にある。
すなわち、支持体の棚横幅方向の幅を物品の横幅より小さく形成することで、物品の下面全体を載置支持ように物品の横幅より大きく形成したものに比べて支持体が小型軽量なものとなり、支持体のコストを抑えることができるとともに支持体が設置し易くなる。また、支持体は小型であるものの複数の支持体により物品を支持することで、物品を安定よく支持することができる。
本発明にかかる物品収納棚の第4特徴構成は、第3特徴構成において、前記水平材が、前記開口部、前記被係合部及び前記被接当部の夫々を棚横幅方向に複数備え、前記支持体を棚横幅方向の任意の箇所に設置自在に構成されている点にある。
すなわち、支持体の設置箇所を棚横幅方向の任意の箇所に設置自在に構成されているため、例えば、支持体を棚横幅方向に密に設置して、棚横幅方向の何れの箇所でも物品を収納自在として物品収納棚の収納効率を高める、または、物品の棚横幅方向の幅に応じて支持体を設けて必要最小限の支持体を設けて物品収納棚の軽量化を図る等、目的に応じて支持体の設置位置を自在に変更することができるため、物品収納棚の使い勝手がよいものとなる。
本発明にかかる物品収納棚の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれか1つにおいて、前記支持棚が、当該支持棚の前方側を棚横幅方向に沿って走行移動する状態で上下方向に複数設けられた物品搬送台車の夫々に対応する状態で、上下方向に複数設けられ、前記一対の水平材の一方が、棚横幅方向視で前記棚前後方向の前方側が開放されたコ字状に形成されて前記支持棚の前端部に設けられ、且つ、前記係合部に係合した前記係合部より下方に、前記物品搬送台車に対して電力を供給する給電線が設けられている点にある。
すなわち、上下方向に複数設けられた物品搬送台車の夫々に対応する状態で支持棚が上下方向に複数設けられているため、1台の物品搬送台車に対して複数の支持棚を設ける場合に比べて物品を効率よく搬送することができる。
そして、一方の水平材を利用して給電線が設けられているため、給電線を支持するための部材を別途設ける必要がなく物品収納棚の構成の簡素化を図ることができる。しかも、給電線は係合部より下方に位置しているため、支持体を設置するときに支持体の一端部が給電線に干渉することを回避することができる。
自動倉庫の斜視図 物品収納棚の斜視図 物品収納棚の平面図 物品搬送台車の正面図 支持フレームの形成前と形成後を示す図 支持フレームの設置の手順を示す図 支持フレームとビーム材との分解斜視図 支持フレームと前ビーム材との大小関係を示す図
以下、本発明の物品収納棚を自動倉庫に適用した場合における実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動倉庫には、物品Wを収納する物品収納棚1と、物品収納棚1の前方側を棚横幅方向に沿って走行移動する物品搬送台車2とが設けられている。
物品収納棚1には、物品支持用の支持棚3と、その支持棚3に対して棚横幅方向に並設された中継コンベヤ4とが設けられている。支持棚3は、上下方向に複数設けられており、物品搬送台車2及び中継コンベヤ4は、支持棚3に対応する状態で上下方向に複数設けられている。
そして、物品搬送台車2の走行作動及び物品搬送台車2に備えられた移載装置5の移載作動により、支持棚3と中継コンベヤ4との間で物品Wを搬送するように構成されている。
要するに、物品搬送台車2は、支持棚3の前方側を棚横幅方向に沿って走行移動する状態で上下方向に複数設けられており、支持棚3は、物品搬送台車2の夫々に対応する状態で上下方向に複数設けられている。そして、支持棚3が設けられている各段夫々において、物品搬送台車2にて中継コンベヤ4から支持棚3に物品Wを搬送して物品収納棚1に物品Wを収納し、物品搬送台車2にて支持棚3から中継コンベヤ4に物品Wを搬送して物品収納棚1から物品Wを取り出すように構成されている。
また、自動倉庫には、複数の中継コンベヤ4と入出庫コンベヤ(図示せず)との間で物品Wを搬送するリフト装置7が設けられている。物品搬送台車2にて中継コンベヤ4に取り出された物品Wは、リフト装置7にて入出庫コンベヤに搬送され、入出庫コンベヤにて外部から搬入された物品Wは、リフト装置7にて収納対象の支持棚3に対応する中継コンベヤ4に搬送するようになっている。
図2に示すように、物品収納棚1は、支柱枠13を棚横幅方向に複数並設し、棚横幅方向に隣接する支柱枠13に亘って物品支持用の支持棚3を架設して構成されており、物品収納棚1には、支持棚3が上下方向及び棚横幅方向に複数設けられている。
支柱枠13は、床面上に立設された前後一対の支柱11と、前後一対の支柱11に亘って連結された傾斜姿勢の梁材12とでトラス構造に構成されている。
次に、支持棚3について説明する。
図2及び図3に示すように、支持棚3は、当該支持棚3における棚前後方向の前端部及び後端部に設けられた前後一対の水平材としてのビーム材16と、前後一対のビーム材16に亘って架設された支持体としての支持フレーム17とを備えて構成されており、梯子状に形成されている。
尚、前後一対のビーム材16のうち、支持棚3の前端部17aに設けられた一方については前ビーム材16aと称し、支持棚3の後端部17bに設けられた他方については後ビーム材16bと称する。
前ビーム材16aは、その長手方向の両端部夫々が前側の支柱11に連結されており、棚横幅方向に隣接する一対の前側の支柱11に亘って設置されている。後ビーム材16bは、その長手方向の両端部夫々が後側の支柱11に連結されており、棚横幅方向に隣接する一対の後側の支柱11に亘って設置されている。
そして、図6に示すように、支持フレーム17の棚前後方向の両端部に、ビーム材16の被係合部20に対して上方側から係合する係合部19を備えて構成されており、支持フレーム17の前端部17aに備えられた係合部19を前ビーム材16aの被係合部20に係合し、支持フレーム17の後端部17bに備えられた係合部19を後水平材の被係合部20に係合することで、支持フレーム17を支持棚3に装着するように構成されている。
図5に示すように、支持フレーム17は、板状体(図5(a)参照)を屈曲形成して棚前後方向視で下方が開放されたコ字状に形成(図5(b)参照)されており、このように形成された支持フレーム17は、その棚横幅方向での幅が棚前後方向での幅及び支持する物品Wの横幅より小さく形成されている。また、図1に示すように、棚横幅方向に隣接する支持フレーム17同士の間隔が支持する物品Wの横幅より狭い間隔で支持フレーム17を棚横幅方向に複数並設して、複数の支持フレーム17により物品Wを支持するように構成されている。
図4に示すように、前ビーム材16aは、棚横幅方向視で前方側が開放されたコ字状に形成されており、この前ビーム材16aの被係合部20に係合した支持フレーム17の前係合部19aより下方に、物品搬送台車2に対して電力を供給する給電線8が設けられており、係合部19と給電線8とが干渉しないようになっている。
そして、物品搬送台車2に設けられている集電子9が、前ビーム材16aに形成された開口から挿入されており、物品搬送台車2は、給電線8及び集電子9により供給された電力により走行移動し且つ移載装置5が移載作動するように構成されている。
〔係合構造〕
図5及び図8に示すように、支持フレーム17の前端部17aは、物品Wを載置支持する中間部17cから前方側に突出する形状に形成されており、棚横幅方向に並ぶ一対の縦姿勢の板状部分にて構成されている。そして、支持フレーム17の前端部17aに、上方に凹入する形状に形成された係合部19(以下、前係合部19aと称する)を備え、前端部17aにおける前係合部19aより先端側の箇所に接当部21を備えて構成されている。
支持フレーム17の後端部17bは、一対の縦姿勢の板状部分が中間部17cより短いコ字状に形成されており、一対の縦姿勢の板状部分にて係合部19(以下、後係合部19bと称する)が構成されている。
図6及び図8に示すように、前ビーム材16aは、支持フレーム17を挿入用傾斜姿勢とした状態で当該支持フレーム17の前端部17aを斜め上方から挿入自在に形成され且つ上下方向での大きさが水平姿勢の支持フレーム17の前端部17aの上下幅より小さく形成された開口部としての前スリット23と、支持フレーム17の前端部17aを前スリット23に挿入した状態で支持フレーム17を挿入用傾斜姿勢から水平姿勢に姿勢変更させるに伴って前係合部19aが係合し且つ当該係合により支持フレーム17の水平方向への移動を規制する被係合部20(以下、前被係合部20aと称する)と、前被係合部20aに前係合部19aが係合した状態で接当部21が下方から接当することで支持フレーム17の上方への移動を規制する被接当部22とを備えて構成されている。
尚、挿入用傾斜姿勢とは、図6(a)に示すように支持フレーム17の上面が棚前後方向の前方側ほど下方に位置するように支持フレーム17を傾斜させた姿勢である。また、水平姿勢とは、図6(b)に示すように支持フレーム17の上面が水平となる姿勢であり、支持棚3に設置されている支持フレーム17の姿勢である。
図6及び図7に示すように、前スリット23は、前ビーム材16aにおける上壁部分から縦壁部分に亘って棚前後方向及び上下方向に沿う形状に形成されている。そして、前スリット23は、前ビーム材16aに棚横幅方向に沿って等間隔で複数形成されており、支持フレーム17は、隣接する2つの前スリット23に前端部17aを挿入して係合するように構成されている。
図8に示すように、前スリット23の上下方向の幅L1は、水平姿勢の支持フレーム17における前端部17aの上下方向の幅L3より狭く形成されている。また、前スリット23の下端縁から前端縁までの幅L2は、挿入用傾斜姿勢の支持フレーム17における前端部17aの上下方向の幅L3より広く形成されている。
そのため、支持フレーム17が水平姿勢とした状態では、支持フレーム17の前端部17aを前スリット23に挿入することができず、支持フレーム17を挿入用傾斜姿勢とした状態では、支持フレーム17の前端部17aを斜め上方から前スリット23に挿入できるようになっている。
ちなみに、前スリット23の下端縁から前端縁までの幅L2は、挿入用傾斜姿勢の支持フレーム17における中間部17cの上下方向の幅L4よりは狭く形成されている。
そして、図6に示すように、支持フレーム17の前端部17aを前スリット23に挿入した状態で支持フレーム17を挿入用傾斜姿勢から水平姿勢に姿勢変更させることで、前係合部19aが前ビーム材16aの縦壁部分に係合する。つまり、前ビーム材16aの縦壁部分にて前被係合部20aが形成されている。
また、前スリット23の棚前後方向の幅は、水平姿勢の支持フレーム17における前端部17aの棚前後方向の幅より狭く形成されており、前係合部19aを前被係合部20aに係合している状態では、接当部21の直上近傍に前ビーム材16aの上壁部分が位置している。そのため、接当部21が前ビーム材16aの上壁部分に接当することで支持フレーム17の前端部17aの前ビーム材16aに対する上方への移動が規制される。つまり、前ビーム材16aの上壁部分にて被接当部22が形成されている。
後ビーム材16bは、棚横幅方向視でロ字状に形成されており、後ビーム材16bにおける上壁部分から前壁部分に亘って棚前後方向及び上下方向に沿う形状の後スリット24が形成されている。そして、支持フレーム17を挿入用傾斜姿勢から水平姿勢に姿勢変更させることで、後端部17bが後ビーム材16bの後スリット24に挿入されて、後係合部19bが後ビーム材16bの前壁部分に係合するように後スリット24が形成されている。つまり、後ビーム材16bの縦壁部分にて後被係合部20bが形成されている。
後スリット24は、前ビーム材16aに棚横幅方向に沿って等間隔で複数形成されている。そして、支持フレーム17は、隣接する2つの後スリット24に後端部17bを挿入して係合するように構成されている。
そのため、支持フレーム17を設置する場合は、支持フレーム17を挿入用傾斜姿勢とした状態で、支持フレーム17の前端部17aを前ビーム材16aの前スリット23に斜め上方から挿入した後、支持フレーム17を挿入用傾斜姿勢から水平姿勢に姿勢変更させる。
このように支持フレーム17を水平姿勢に姿勢変更させることで、支持フレーム17の前端部17aに形成されている前係合部19aが前ビーム材16aの前被係合部20aに係合し、支持フレーム17の後端部17bに形成されている後係合部19bが後ビーム材16bの後被係合部20bに係合して、支持フレーム17が前ビーム材16aから後ビーム材16bに亘る状態で設置される。
そして、支持フレーム17は、前係合部19aが前ビーム材16aの縦壁部分に係合することで、支持フレーム17が前ビーム材16aに対して棚前後方向や棚横幅方向に移動することが規制され、接当部21が前ビーム材16aの上壁部分に接当することで、支持フレーム17が前ビーム材16aに対して上方に移動することが規制されている。
また、支持フレーム17は、後係合部19bが後ビーム材16bの前壁部分に係合することで、支持フレーム17が後ビーム材16bに対して棚横幅方向に移動することが規制されている。
〔別実施形態〕
(1) 上記実施形態では、板状体を屈曲形成して棚前後方向視でコ字状の支持体を形成したが、例えば複数の板状体を溶接により固着させて板状体を形成する等、板状体の形成方法は適宜変更してもよく、また、支持体の棚前後方向視での形状もH字状等の他の形状でもよい。
(2) 上記実施形態では、支持体の棚横幅方向の幅を物品Wの横幅より小さく形成し、棚横幅方向に隣接する支持体同士の間隔を物品Wの横幅より小さくなるように支持体を設置して、複数の支持体により物品Wを支持するように構成したが、支持体の棚横幅方向の幅を物品Wの横幅より大きく形成して、1つの支持体により物品Wを支持するように構成してもよい。
(3) 上記実施形態では、支持棚3を、上下方向に複数設けられた物品搬送台車2の夫々に対応する状態で、上下方向に複数設けたが、例えば、物品搬送台車2が、昇降台を備えて上下方向に並ぶ複数の支持棚3との間で物品Wを移載自在に構成されている場合等では、支持棚3を、1台の物品搬送台車2に対して上下方向に複数設けてもよい。
また、上記実施形態では、支持棚3を上下方向に複数設けたが、支持棚3を上下方向に1つだけ設けてもよい。
(4) 上記実施形態では、一方の水平材の内部空間に給電線8を設けたが、一方の水平材の下面に給電線8を設けてもよく、また、専用のレールに給電線8を設けてもよい。
(5) 上記実施形態では、物品収納棚を自動倉庫に適用したが、物品収納棚に対して作業者が人手で物品を出し入れするようなピッキング設備等、物品収納棚の適用箇所は適宜変更してもよい。
1 物品収納棚
2 物品搬送台車
3 支持棚
16 水平材
16a 一方の水平材
16b 他方の水平材
17 支持体
17a 一端部
17b 他端部
19 係合部
20 被係合部
21 接当部
22 被接当部
23 開口部

Claims (5)

  1. 物品支持用の支持棚が、当該支持棚における棚前後方向の前端部及び後端部に設けられた一対の水平材と、前記一対の水平材に亘って設置された支持体とを備えている物品収納棚であって、
    前記棚前後方向に沿う一方の向きを第1方向とし、前記棚前後方向に沿う他方の向きを第2方向として、
    前記支持体が、前記棚前後方向の両端部に、前記一対の水平材の夫々における被係合部に対して上方側から係合する係合部を備え、且つ、前記棚前後方向の一端部における前記係合部より先端側の箇所に接当部を備えて構成され、
    前記一対の水平材のうちの前記第1方向側の前記水平材が、前記支持体を挿入用傾斜姿勢とした状態で当該支持体における前記第1方向側の端部を斜め上方から挿入自在に形成され且つ上下方向での大きさが水平姿勢の前記支持体における前記第1方向側の端部の上下幅より小さく形成された開口部と、前記支持体における前記第1方向側の端部を前記開口部に挿入した状態で前記支持体を前記挿入用傾斜姿勢から前記水平姿勢に姿勢変更させるに伴って前記係合部が係合し且つ当該係合により前記支持体の水平方向への移動を規制する前記被係合部と、前記被係合部に前記係合部が係合した状態で前記接当部が下方から接当することで前記支持体の上方への移動を規制する被接当部とを備えて構成され、
    前記支持体が、互いに対向する上下方向に沿う一対の縦面部とそれら一対の縦面部の間に位置して装着状態において水平方向に沿う横面部とを備えて、前記支持体の長手方向視で下方に開口するコ字状に形成され、
    前記一対の縦面部の夫々における前記第1方向側の端部に、前記係合部及び前記接当部を備え、
    前記第1方向側の前記水平材が、その上端面から第2方向側に向けて下方に傾斜する傾斜面を備え、
    前記横面部の前記第1方向側の端部に、前記支持体を前記挿入用傾斜姿勢で前記支持体の前記第1方向側の端部となる前記縦面部の前記第1方向側の端部を前記開口部に挿入した挿入状態で前記第1方向側の前記水平材の前記傾斜面に接当して前記支持体の更なる挿入を規制する接当規制部を備え、
    前記一対の水平材の夫々における前記被係合部が、前記支持体を前記挿入用傾斜姿勢から前記水平姿勢に姿勢変更されるに伴って前記接当規制部が前記傾斜面に支持されている状態で前記支持体の前記第1方向側の前記係合部が前記第1方向側の前記水平材の前記被係合部に係合し且つ前記支持体の前記第2方向側の前記係合部が前記第2方向側の前記水平材の前記被係合部に係合する形状に形成されている物品収納棚
  2. 前記支持体が、板状体を屈曲形成して前記棚前後方向視で下方が開放されたコ字状に形成されている請求項1記載の物品収納棚。
  3. 前記支持体が、棚横幅方向の幅が支持する物品の横幅より小さく形成され、
    前記支持棚が、棚横幅方向に隣接する前記支持体同士の間隔が支持する物品の横幅より狭い間隔で前記支持体を棚横幅方向に複数並設して、複数の前記支持体により物品を支持するように構成されている請求項1又は2記載の物品収納棚。
  4. 前記水平材が、前記開口部、前記被係合部及び前記被接当部の夫々を棚横幅方向に複数備え、前記支持体を棚横幅方向の任意の箇所に設置自在に構成されている請求項3記載の物品収納棚。
  5. 前記支持棚が、当該支持棚の前方側を棚横幅方向に沿って走行移動する状態で上下方向に複数設けられた物品搬送台車の夫々に対応する状態で、上下方向に複数設けられ、
    前記一対の水平材の一方が、棚横幅方向視で前記棚前後方向の前方側が開放されたコ字状に形成されて前記支持棚の前端部に設けられ、且つ、前記被係合部に係合した前記係合部より下方に、前記物品搬送台車に対して電力を供給する給電線が設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の物品収納棚。
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