JP3195204B2 - 歩行作業機の駆動装置 - Google Patents

歩行作業機の駆動装置

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JP3195204B2
JP3195204B2 JP23361295A JP23361295A JP3195204B2 JP 3195204 B2 JP3195204 B2 JP 3195204B2 JP 23361295 A JP23361295 A JP 23361295A JP 23361295 A JP23361295 A JP 23361295A JP 3195204 B2 JP3195204 B2 JP 3195204B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,歩行芝刈機等の歩
行作業機の,高さ調整装置を備えた駆動装置の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来歩行用芝刈機等の歩行用作業機で
は,図10に示すように,カッタハウジングH′の後部
に,原動機に連動されるクラッチ付のトランスミッショ
ン08を設け,このトランスミッション08の後方に離
隔してリヤローラR′を配置し,それらを無端伝動機構
を介して連結して,原動機によりトランスミッション0
8を介して前記リヤローラR′を回転駆動するようにす
ると共にトランスミッション08のミッション出力軸0
12と同軸上に揺動可能に支持される高さ調整アーム0
23の後端に,前記リヤローラR′を支承して,その高
さ調整アーム023の揺動調整により,そのリヤローラ
R′を昇降制御するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる従来の
歩行作業機の駆動装置では, .トランスミッションの後方に離隔してリヤローラが
設けられるので,カッタハウジング自体の大型化,重量
化の原因となり,またコスト増を招く。
【0004】.ホイールベースが長くなり,その旋回
半径が拡大して作業範囲が縮小し,また作業機の押上荷
重が増大して,ハンドルによる昇降操作が重くなる。
【0005】.トランスミッションの出力軸と,高さ
調整軸とが同軸上にあるため,トランスミッションの取
付場所の自由度が少なくなる。
【0006】という課題がある。
【0007】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で,前記課題をすべて解決できるようにした,新規な歩
行作業機の駆動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め,請求項1記載の発明によれば,カッタハウジングに
原動機を搭載し,この原動機によりカッタを駆動すると
共にトランスミッションを介してリヤローラを駆動する
ようにした歩行作業機の駆動装置において,カッタハウ
ジング内に配設したトランスミッションの下方にリヤロ
ーラが配設され,該トランスミッションのミッション出
力軸は,その外端部がカッタハウジングの一方の側壁面
を貫通してその外部に突出しており,そのミッション出
力軸と略平行な高さ調整軸が,カッタハウジングの前記
一方の側壁面に固着され,その高さ調整軸には,リヤロ
ーラを回転自在に軸支した高さ調整アームが上下に揺動
自在に軸支されていて,該高さ調整アームの上下揺動に
よりリヤローラがカッタハウジングに対して上下に昇降
調整可能であり,ミッション出力軸をリヤローラに連
動,連結する伝動機構が,高さ調整軸に回転自在に支持
されるアイドルローラと,ミッション出力軸の自由端に
固着されるドライブスプロケットと,そのドライブスプ
ロケットに対応してリヤローラのローラ軸の一端に固着
されるドリブンスプロケットと,該アイドルローラ,ド
ライブスプロケット及びドリブンスプロケット間に懸回
される無端伝動帯とより構成され,さらに高さ調整軸に
は,テンションばねの弾発力により無端伝動帯の外側か
ら圧接されて該伝動帯に所定の張力を付与するテンショ
ンローラがテンションアームを介して揺動可能に支持さ
れることを特徴とする
【0009】さらに上記目的達成のため,請求項記載
の発明によれば,前記請求項1載のものにおいて,前
記トランスミッションは,密閉状のミッションケースの
下方に原動機に連動されるミッション入力軸が垂下さ
れ,このミッション入力軸とミッションケースとはシー
ル手段により液密に封緘されることを特徴としている
【0010】
【発明の実施の形態】以下,本発明装置を歩行芝刈機に
実施した場合の,実施の形態を,添付図面に示した本発
明の実施例に基づいて説明する。
【0011】図1〜10は本発明の一実施例を示すもの
で,図1は,本発明装置を備えた歩行用芝刈機の全体側
面図,図2は,その芝刈機の全体平面図,図3は,その
芝刈機の一部の拡大側面図,図4は,図3の4−4線に
沿う一部破断平面図,図5は,図3の5−5線に沿う拡
大部分断面図,図6は,図5の6−6線に沿う縦断面
図,図7は,図5の7−7線に沿う,芝刈機の高位置調
整時の部分縦断面図,図8は,図5の8−8線に沿う,
芝刈機の低位置調整時の部分縦断面図,図9は,図5の
9−9線に沿う部分断面図である。
【0012】図1〜4において,歩行芝刈機は,下面を
開放したカッタハウジングHを備え,このカッタハウジ
ングHには,その前部左右に,対をなす左右前車輪W
f,Wfが軸架されており,該前車輪Wf,Wfは従来
公知の高さ調整機構によりカッタハウジングHに対して
昇降調整可能である。またカッタハウジングHの後部に
は,後述する駆動装置をもって回転駆動される,後部転
動体としてのリヤローラRが昇降調整可能に支持され
る。カッタハウジングH上には,原動機すなわちバーチ
カル型エンジンEが搭載されており,このエンジンEの
鉛直な出力軸6は,カッタハウジングH内を上下方向に
延びており,そこに芝刈用カッタCが連結されている。
前記エンジンE,カッタCおよびそれらのカッタハウジ
ングHへの支持構造は従来公知のものであるので,それ
らの詳細な説明を省略する。
【0013】またカッタハウジングHの後部には,斜め
上向きに後方にのびる,芝刈機の操作用ハンドルポスト
Phが取付けられ,このハンドルポストPhには,この
芝刈機を操縦するための操作機器が設けられる。Kはキ
ースイッチ,Zはリコイルスタータである。
【0014】前記カッタハウジングHの後部には,リヤ
ローラRの上方より後方に向かって下向きに傾斜する,
略平坦なリヤデッキ面1が形成されており,このリヤデ
ッキ面1には,その左右方向の一側(芝刈機の進行方向
右側)に,カッタハウジングH内に形成される刈草放出
路2の刈草放出口3が開口され,通常のように前記カッ
タCにより刈り取られた刈草は刈草放出路2よりこの刈
草放出口3を通して外部に放出される。またこの刈草放
出口3と並列して前記リヤデッキ面1の他側(芝刈機の
進行方向左側)に,前記エンジンEのスタータモータ等
の電装機器の電源となるバッテリを着脱自在に取付ける
ためのバッテリ取付面が形成されている。前記リヤデッ
キ面1には,前記刈草放出口3を覆うグラスバッグ4
が,上方に開閉可能で,かつ着脱自在に取付けられてお
り,刈草放出口3より放出される刈草は,このグラスバ
ッグ4内に収容される。またカッタハウジングHの後部
上縁には,グラスバッグ4の前部の上面を抑え込むリヤ
ディスチヤージカバー5が,上下方向に開閉可能に支持
されており,このリヤディスチヤージカバー5は,グラ
スバッグ4を取り外したのち,リヤデッキ面1上の閉じ
位置に回動保持することにより刈草の案内放出路として
使用される。
【0015】前記リヤローラRは,前記エンジンEを含
む後述の駆動装置により回転駆動され,また後述する高
さ調整機構により,カッタハウジングHに対して昇降作
動され,これにより前記カッタCの高さ調整を行ない,
芝草の刈高調整を行なうことができる。
【0016】図3〜9において,前記エンジンEの出力
軸6には,ドライブプーリ7が固着され,一方カッタハ
ウジングHの後部に支持される,トランスミッション8
の下方に垂下されるミッション入力軸9にはドリブンプ
ーリ10が固着されており,それらのプーリ7,10間
には,略水平方向にのびる伝動ベルト11が懸回されて
おり,これらドライブプーリ7,ドリブンプーリ10お
よび伝動ベルト11はベルト伝動機構16を構成してお
り,エンジンEの駆動力はこのベルト伝動機構16を介
してトランスミッション8のミッション入力軸9に伝達
される。
【0017】前記トランスミッション8は,カッタハウ
ジングH内の後部に形成される,デットスペースに配設
されており,コーンクラッチを内蔵して,エンジンEに
連なるミッション入力軸9は鉛直に垂下されている。そ
してそのミッション入力軸9はミッションケース81
シール手段により油密に封緘されて,そのミッション入
力軸9をミッションケース81 より下方に垂下しても潤
滑油等が漏出しないように構成されている。
【0018】前記トランスミッション8はリヤローラR
の上方において,後に詳述するようにカッタハウジング
Hに支持されている。そしてこのトランスミッション8
の自重は,前記リヤローラRに作用して,該リヤローラ
Rの駆動力が増加させるようにしてある。
【0019】図5に示すように,ミッションケース81
より横方向に延びる,ミッション出力軸12の内端は,
カッタハウジングHに一体に懸吊支持されるミッション
ホルダ13に,ボール軸受14を介して回動自在に支持
されており,また前記ミッション出力軸12の外端部
は,カッタハウジング1に固定される,高さ調整パネル
17にボール軸受15を介して回動自在に支持されてお
り,さらに図6に明瞭に示すようにトランスミッション
8のミッションケース81 の一側(後側)は,カッタハ
ウジングHと一体のブラケット18に圧縮コイルばねよ
りなる支持ばね19を介して弾性支持されている。これ
によりトランスミッション8は,そのミッション出力軸
12回りに,上下に揺動可能にカッタハウジングHに弾
性支持され,前記支持ばね19の弾発力は,図6,矢印
aに示すようにトランスミッション8を上方に揺動する
ように付勢して,前記伝動ベルト11の張力を与えるよ
うに作用している。
【0020】図5に明瞭に示すように,前記トランスミ
ッション8のミッション出力軸12の外端部は,カッタ
ハウジングHの側壁面を貫通してその外部に突出されて
おり,その自由端にドライブスプロケット21が固着さ
れ,このドライブスプロケット21は,前記リヤローラ
Rに連動される。
【0021】図5に示すように,カッタハウジングHの
一方の側壁面(芝刈機の進行方向左側壁面)には,前記
ミッション出力軸12と略平行に高さ調整軸22が固着
されている。この高さ調整軸22は,前記ミッション出
力軸12と同方向に,カッタハウジングHより外方に延
長されていて,その外端には,図7,8に示すようにベ
ルクランク状に形成される高さ調整アーム23の中間部
が上下に揺動自在に軸支されている。一方図5に示すよ
うに,カッタハウジングHの他方の側壁面(芝刈機の進
行方向右側)には,前記高さ調整軸22と同一軸線L−
L上において,支持軸24が固着されており,この支持
軸24にクランク状に屈曲される揺動アーム25が上下
に揺動自在に軸支されている。前記ベルクランク状の高
さ調整アーム23の下側アーム部232 と,前記揺動ア
ーム25の下端間は,連結杆26により一体に連結さ
れ,それらは前記高さ調整軸22を中心として同調揺動
される。高さ調整アーム23の下側アーム部232 と,
揺動アーム25との間には,ボール軸受27,28を介
して前記リヤローラRが回転自在に軸支されている。こ
のリヤローラRは,図5に示すように密閉中空状のロー
ラ本体29の中心部にローラ軸30を貫通固着して構成
されている。
【0022】リヤローラRは,前記高さ調整アーム23
および揺動アーム25の上下揺動により,カッタハウジ
ングHに対して上下に昇降調整することができ,これに
より前記カッタCの高さを調整して芝草の刈り高を調整
することが可能になる。
【0023】前記リヤローラRのローラ軸30の一端に
は,前記ドライブスプロケット21に対応するドリブン
スプロケット31が固着されており,また前記高さ調整
軸22には,アイドルローラ32が回転自在に支持され
ており,前記ドライブスプロケット21,前記ドリブン
スプロケット31およびアイドルローラ32間には無端
状の伝動チエーン33が懸回されている。前記ドライブ
スプロケット21,ドリブンスプロケット31および伝
動チエン33はチエン伝動機構34を構成しており,ト
ランスミッション8の出力は,このチエン伝動機構34
を介してリヤローラRに伝達される。
【0024】ドライブスプロケット21とアイドルロー
ラ32との中間において,伝動チエーン33の外側に
は,高さ調整軸22にテンションアーム36を介して揺
動可能に支持されるテンションローラ37が配設されて
おり,前記テンションアーム36の中間部に一端を結着
される,引張ばねよりなるテンションばね38の他端
は,高さ調整パネル17に結着されており,テンション
ローラ37はテンションばね38の弾発力により,伝動
チエーン33にその外側から圧接され,伝動チエーン3
3の張力が一定になるように調整できるようになってい
る。
【0025】図5に明瞭に示すように,高さ調整軸22
には,弾性板よりなる高さ調整レバー40が固着されて
いる。この高さ調整レバー40は,高さ調整アーム23
の上側アーム部231 に沿って上方に延びており,その
上端にハンドル41が固着されている。一方前記高さ調
整パネル17の上部には,高さ調整軸22を中心とした
円弧状に形成される,ハンドル係止部171 が一体に形
成されており,このハンドル係止部171 には,図9に
明瞭に示すように,複数の係止凹部S1 〜Snが列設さ
れており,これらの係止凹部S1 〜Snの一つに,高さ
調整レバー40を選択的に係止できるようになってお
り,図7に示すように,この高さ調整レバー40を,係
止凹部Snに係止すれば,芝刈機は最も高位置に調整さ
れ,図8に示すように,この高さ調整レバー40を,係
止凹部S1 に係止すれば,芝刈機は最も低位置に調整さ
れる。
【0026】而して前記高さ調整パネル17,高さ調整
軸22,高さ調整アーム23,および高さ調整レバー4
0は,この芝刈機の高さ調整機構Ahを構成している。
【0027】なお,図中,42はカッタハウジングHに
支持されて,前記高さ調整機構Ahを覆うカバー体であ
る。
【0028】次にこの実施例の作用について説明する。
【0029】いま,キースイッチKのON作動あるいは
リコイルスタータZの作動によりエンジンEを始動すれ
ば,カッタCが回転駆動されると共にベルト伝動機構1
6を介してコーンクラッチ付トランスミッション8が駆
動され,さらにチエン伝動機構34を介してリヤローラ
Rが回転駆動されて,カッタCにより芝刈作業を行なう
ことができると共に芝刈後の地面をリヤローラRにより
鎮圧することができる。
【0030】また芝草の刈高の調整は,高さ調整レバー
40の,前後方向の揺動調整により行なわれる。たとえ
ば図7に示すように,高さ調整レバー40を最も後方に
揺動すれば,高さ調整アーム23は,リヤローラRと共
に高さ調整軸17回りに下方(図7,d方向)に揺動し
てカッタハウジングHを上昇させ,高さ調整レバー40
を下端の係止凹部Snに係合すれば,該カッタハウジン
グHは最上昇位置に保持され,カッタCによる芝草の刈
高を最も高くすることができる。また図8に示すよう
に,高さ調整レバー40を最も前方に揺動すれば,高さ
調整アーム23は,リヤローラRと共に高さ調整軸17
回りに上方(図8,u方向)に揺動してカッタハウジン
グHを上昇させ,高さ調整レバー40を上端の係止凹部
1 に係合すれば,該カッタハウジングHは最下降位置
に保持され,カッタCによる芝草の刈高を最も低くする
ことができる。さらに高さ調整レバー40を中間の係止
凹部の一つに選択的に係止すれば,カッタハウジングH
を中間位置に段階的に保持することができる。
【0031】なお,高さ調整レバー40を無段の揺動調
整するようにして,カッタハウジングHを無段に昇降調
整するようにしてもよい。
【0032】ところでこの実施例によれば,トランスミ
ッション8の下方にリヤローラRが配設されることによ
り,従来のものよりもカッタハウジングHの小型化,軽
量化が可能になり,その製造コストを大幅に低減するこ
とができ,また前車輪Wf,Wfの車軸と,リヤローラ
Rのローラ軸30間の距離すなわちホイールベースが,
従来のものよりも短縮されることにより,芝刈機の旋回
半径が小さくなって,小回りがきくようになり,芝刈り
の作業範囲を大幅に拡大することができ,たとえば,周
囲を囲まれたサッカー場等の,限られたスペースの芝草
土地を芝刈りする場合に,枕地(未芝刈地)を縮小する
ことができ,その上,高さ調整レバー40による,押上
荷重の低減を図ることができる。
【0033】また高さ調整軸22と,トランスミッショ
ン8のミッション出力軸12とが離隔配置されることに
より,トランスミッション8の配設場所の自由度を増す
ことができる。
【0034】さらにトランスミッション8をリヤローラ
Rの上方に配置したことにより,該トランスミッション
8の自重を,リヤローラRに作用させることができ,そ
の駆動力を増進することができる。
【0035】以上本発明の一実施例について説明した
が,本発明はその実施例に限定されることなく,本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では,本発明を歩行芝刈機に実施した場合を説明し
たが,これを他の歩行作業機にも実施することができ
る。また記実施例では,リヤローラを有段に昇降調整
しているが,これを無段に昇降調整するようにしてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上のように発明によれば,トランス
ミッションの下方にリヤローラが配設されることによ
り,カッタハウジングの小型化,軽量化を可能にして廉
価に提供することができ,また小回りを可能にして作業
範囲を大幅に拡大することができ,またリヤローラの押
上荷重の低減を図ることができる。その上,高さ調整軸
とミッション出力軸とが離隔配置されることにより,
ランスミッションの,カッタハウジングへの配置の自由
度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を備えた歩行用芝刈機の全体側面図
【図2】その芝刈機の全体平面図
【図3】その芝刈機の一部拡大側面図
【図4】図3の4−4線に沿う一部破断平面図
【図5】図3の5−5線に沿う拡大部分断面図
【図6】図5の6−6線に縦断面図
【図7】図5の7−7線に沿う,芝刈機の高位置調整時
の部分縦断面図
【図8】図5の8−8線に沿う,芝刈機の低位置調整時
の部分縦断面図
【図9】図5の9−9線に沿う部分断面図
【図10】従来の歩行芝刈機の,後部転動体の駆動系の
側面図
【符号の説明】
8・・・・・・・・トランスミッション 81 ・・・・・・・ミッションケース 9・・・・・・・・ミッション入力軸 12・・・・・・・ミッション出力軸21・・・・・・・ドライブスプロケット 22・・・・・・・高さ調整軸 23・・・・・・・高さ調整アーム30・・・・・・・ローラ軸 31・・・・・・・ドリブンスプロケット 32・・・・・・・アイドルローラ 33・・・・・・・無端伝動帯(伝動チエン) 34・・・・・・・伝動機構36・・・・・・・テンションアーム 37・・・・・・・ンションロー 38・・・・・・・テンションばね C・・・・・・・・カッタ E・・・・・・・・原動機(エンジン) H・・・・・・・・カッタハウジング R・・・・・・・・ヤロー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/63 - 34/82

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッタハウジング(H)に原動機(E)
    を搭載し,この原動機(E)によりカッタ(C)を駆動
    すると共にトランスミッション(8)を介してリヤロー
    (R)を駆動するようにした歩行作業機の駆動装置に
    おいて,カッタハウジング(H)内に配設したトランスミッショ
    ン(8)の下方にリヤローラ(R)が配設され, 該トランスミッション(8)のミッション出力軸(1
    2)は,その外端部がカッタハウジング(H)の一方の
    側壁面を貫通してその外部に突出しており, そのミッション出力軸(12)と略平行な高さ調整軸
    (22)が,カッタハウジング(H)の前記一方の側壁
    面に固着され, その高さ調整軸(22)には,リヤローラ(R)を回転
    自在に軸支した高さ調整アーム(23)が上下に揺動自
    在に軸支されていて,該高さ調整アーム(23)の上下
    揺動によりリヤローラ(R)がカッタハウジング(H)
    に対して上下に昇降調整可能であり, ミッション出力軸(12)をリヤローラ(R)に連動,
    連結する伝動機構(34)が,高さ調整軸(22)に回
    転自在に支持されるアイドルローラ(32)と,ミッシ
    ョン出力軸(12)の自由端に固着されるドライブスプ
    ロケット(21)と,そのドライブスプロケット(2
    1)に対応してリヤローラ(R)のローラ軸(30)の
    一端に固着されるドリブンスプロケット(31)と,該
    アイドルローラ(32),ドライブスプロケット(2
    1)及びドリブンスプロケット(31)間に懸回される
    無端伝動帯(33)とより構成され, さらに高さ調整軸(22)には,テンションばね(3
    8)の弾発力により無端伝動帯(33)の外側から圧接
    されて該伝動帯(33)に所定の張力を付与するテンシ
    ョンローラ(37)がテンションアーム(36)を介し
    て揺動可能に支持される ことを特徴とする,歩行作業機
    の駆動装置。
  2. 【請求項2】 記トランスミッション(8)は,密閉
    状のミッションケース(81 )の下方に原動機(E)に
    連動されるミッション入力軸(9)が垂下され,このミ
    ッション入力軸(9)とミッションケース(81 )とは
    シール手段により液密に封緘されることを特徴とする,
    前記請求項1載の歩行作業機の駆動装置
JP23361295A 1995-09-12 1995-09-12 歩行作業機の駆動装置 Expired - Lifetime JP3195204B2 (ja)

Priority Applications (4)

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