JP3194570B2 - 発振開始時の発振特性を改良した発振器と発振方法 - Google Patents
発振開始時の発振特性を改良した発振器と発振方法Info
- Publication number
- JP3194570B2 JP3194570B2 JP29727795A JP29727795A JP3194570B2 JP 3194570 B2 JP3194570 B2 JP 3194570B2 JP 29727795 A JP29727795 A JP 29727795A JP 29727795 A JP29727795 A JP 29727795A JP 3194570 B2 JP3194570 B2 JP 3194570B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oscillation
- oscillator
- input
- impedance
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 title claims description 74
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 5
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 4
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B5/00—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
- H03B5/30—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
- H03B5/32—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator
- H03B5/36—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device
- H03B5/366—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device and comprising means for varying the frequency by a variable voltage or current
- H03B5/368—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device and comprising means for varying the frequency by a variable voltage or current the means being voltage variable capacitance diodes
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L3/00—Starting of generators
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B2200/00—Indexing scheme relating to details of oscillators covered by H03B
- H03B2200/003—Circuit elements of oscillators
- H03B2200/004—Circuit elements of oscillators including a variable capacitance, e.g. a varicap, a varactor or a variable capacitance of a diode or transistor
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B2200/00—Indexing scheme relating to details of oscillators covered by H03B
- H03B2200/006—Functional aspects of oscillators
- H03B2200/0066—Amplitude or AM detection
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B2200/00—Indexing scheme relating to details of oscillators covered by H03B
- H03B2200/006—Functional aspects of oscillators
- H03B2200/0082—Lowering the supply voltage and saving power
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B2201/00—Aspects of oscillators relating to varying the frequency of the oscillations
- H03B2201/02—Varying the frequency of the oscillations by electronic means
- H03B2201/0208—Varying the frequency of the oscillations by electronic means the means being an element with a variable capacitance, e.g. capacitance diode
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発振器に関し、特
にスタートアップ時の信頼性を向上させた発振器に関す
る。
にスタートアップ時の信頼性を向上させた発振器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発振器の設計においての重要なファクタ
は、発振の開始の容易性である。ある種の発振器はこの
点に関し、発振器の特性がドライブレベルに関連して変
化してしまうために重要な問題を有している。例えば、
水晶系の発振器においては、この発振器に用いられる共
振器の有効抵抗は、低いパワーレベルの時の方が高いパ
ワーレベルの時よりも大きくなる。この駆動レベルに影
響される共振器は、パワーが入力され発振器がターンオ
ンする間、最低のパワーレベルしか入力されない。この
ような、駆動レベルに影響される共振器を有する発振器
は、パワーが入力されたときにスタートしないこともあ
る。その理由は発振器回路がスタートアップ時に経験す
る低いパワーレベルで見られる大きな共振器抵抗を克服
できないからである。この影響は、時間により変動す
る。例えば、駆動レベルに影響される共振器を有する発
振器は、スタートすることもあるが、スタートしないこ
ともある。例えばこのようなスタートアップ時の問題
は、発振器の業界においては古くからの解決しなければ
ならない問題であり、多くの努力が駆動レベルに影響さ
れる発振器に関連する問題を解決するためになされてき
た。今日まで発振器回路の駆動レベルに影響される共振
器に関連する問題を引き起こす原因を取り除く技術は、
開発されていない。
は、発振の開始の容易性である。ある種の発振器はこの
点に関し、発振器の特性がドライブレベルに関連して変
化してしまうために重要な問題を有している。例えば、
水晶系の発振器においては、この発振器に用いられる共
振器の有効抵抗は、低いパワーレベルの時の方が高いパ
ワーレベルの時よりも大きくなる。この駆動レベルに影
響される共振器は、パワーが入力され発振器がターンオ
ンする間、最低のパワーレベルしか入力されない。この
ような、駆動レベルに影響される共振器を有する発振器
は、パワーが入力されたときにスタートしないこともあ
る。その理由は発振器回路がスタートアップ時に経験す
る低いパワーレベルで見られる大きな共振器抵抗を克服
できないからである。この影響は、時間により変動す
る。例えば、駆動レベルに影響される共振器を有する発
振器は、スタートすることもあるが、スタートしないこ
ともある。例えばこのようなスタートアップ時の問題
は、発振器の業界においては古くからの解決しなければ
ならない問題であり、多くの努力が駆動レベルに影響さ
れる発振器に関連する問題を解決するためになされてき
た。今日まで発振器回路の駆動レベルに影響される共振
器に関連する問題を引き起こす原因を取り除く技術は、
開発されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、駆動レベルに影響を受ける共振器を有する発振器
において、スタートアップ時にも安定してスタートでき
る発振器を提供することである。
的は、駆動レベルに影響を受ける共振器を有する発振器
において、スタートアップ時にも安定してスタートでき
る発振器を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電圧制
御可能な水晶発振器のような発振器のゲインをスタート
アップ時に増加させることにより、適量のパワーが発振
器に加えられたときに発振をうまく誘起できる。電圧制
御水晶発振器の場合には、この発振器回路のゲインは、
発振器の出力周波数を設定するために用いられるユーザ
により入力される制御電圧により大きく影響される。一
般的にユーザは、発振器のスタートアップ時の間、発振
器が最低のゲインを有するような信号レベルを制御入力
に印加する。本発明によれば、ユーザが供給する制御電
圧信号レベルとは無関係に最大可能な発振器ゲインが得
られるように発振器を強制的にターンオンする事により
ターンオンの信頼性を増加させる。このような発振器に
付属する本発明の回路は、パワーアップ後の発振器の出
力の定状状態の発振を検出し、この回路により発振器は
一旦発振が開始した後はユーザが入力した信号に従って
セットされる。共振器へのパワーレベルはもはや低くは
ないので、そのときの抵抗は、非常に低く、発振器は、
ユーザが入力した制御電圧入力の全範囲に亘って信頼性
よく動作することになる。
御可能な水晶発振器のような発振器のゲインをスタート
アップ時に増加させることにより、適量のパワーが発振
器に加えられたときに発振をうまく誘起できる。電圧制
御水晶発振器の場合には、この発振器回路のゲインは、
発振器の出力周波数を設定するために用いられるユーザ
により入力される制御電圧により大きく影響される。一
般的にユーザは、発振器のスタートアップ時の間、発振
器が最低のゲインを有するような信号レベルを制御入力
に印加する。本発明によれば、ユーザが供給する制御電
圧信号レベルとは無関係に最大可能な発振器ゲインが得
られるように発振器を強制的にターンオンする事により
ターンオンの信頼性を増加させる。このような発振器に
付属する本発明の回路は、パワーアップ後の発振器の出
力の定状状態の発振を検出し、この回路により発振器は
一旦発振が開始した後はユーザが入力した信号に従って
セットされる。共振器へのパワーレベルはもはや低くは
ないので、そのときの抵抗は、非常に低く、発振器は、
ユーザが入力した制御電圧入力の全範囲に亘って信頼性
よく動作することになる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による電圧制御発
振器のブロック図で、この発振器は発振器増幅器10と
共振器部分とを有し、この共振器部分は、可変キャパシ
タンス(バラクタ)14と直列に接続されたピエゾ電子
水晶結晶性の共鳴素子12とから成る。この共鳴素子1
2とバラクタ14の直列結合は、発振器増幅器10のリ
ード16に接続されている。この共鳴素子12とバラク
タ14の直列接続のインピーダンスと発振器増幅器10
の入力インピーダンスとは、図1の回路の発振周波数を
決定する。ユーザが指定した周波数制御信号のレベル
は、バラクタ14のキャパシタンスを増幅器22を介し
て決定し、かくして図1の回路の発振周波数を決定す
る。このような電圧制御発振器の例が米国特許第4,8
53,655号と第4,887,053号に開示されて
いる。バラクタの例が米国特許第4,973,922号
に開示されている。
振器のブロック図で、この発振器は発振器増幅器10と
共振器部分とを有し、この共振器部分は、可変キャパシ
タンス(バラクタ)14と直列に接続されたピエゾ電子
水晶結晶性の共鳴素子12とから成る。この共鳴素子1
2とバラクタ14の直列結合は、発振器増幅器10のリ
ード16に接続されている。この共鳴素子12とバラク
タ14の直列接続のインピーダンスと発振器増幅器10
の入力インピーダンスとは、図1の回路の発振周波数を
決定する。ユーザが指定した周波数制御信号のレベル
は、バラクタ14のキャパシタンスを増幅器22を介し
て決定し、かくして図1の回路の発振周波数を決定す
る。このような電圧制御発振器の例が米国特許第4,8
53,655号と第4,887,053号に開示されて
いる。バラクタの例が米国特許第4,973,922号
に開示されている。
【0006】このような電圧制御発振器において、信頼
性高く発振を誘起することはやさしいことではない。本
発明によれば、その理由は発振器はスタートアップ時で
は、低いゲインを有するが、この低いゲインの原因は、
低いパワーレベル時の高い共振器抵抗に起因している。
このスタートアップ時の低いゲインの問題は、共鳴素子
12に直列に接続されたバラクタ14のインピーダンス
によりさらに悪化する。バラクタ14のキャパシタンス
は、ノード23の電圧振幅の関数として変化するが、こ
の電圧振幅は、ライン26上のユーザにより印加される
周波数制御信号の振幅を反映したものであり、発振の初
期状態を促進するためには必ずしも理想的な振幅でな
く、そのため信頼性あるスタートアップの条件が満たさ
れない。図1の発振器は、ライン18上に基準信号が入
力され、この基準信号はバラクタのインピーダンスの指
定した値を表わす所定の振幅を有し、それが図1の発振
器回路のゲインを増加させる。この基準信号は、ライン
18を介して信号選択装置20の入力に接続され、この
信号選択装置20の出力は、増幅器22の入力にライン
24を介して接続される。この増幅器22は、ライン2
4上の信号の所定量の増幅あるいは減衰を与える。増幅
器22の出力は、共鳴素子12とバラクタ14との間の
ノード23に接続される。このノード23の電圧レベル
は、増幅器22の出力点の電圧振幅により決定され、そ
してこの増幅器22の出力は基準信号のレベルによって
決定される。バラクタ14のキャパシタンス値は、ノー
ド23の電圧振幅の関数として変化し、その結果基準電
圧レベルの関数としても変化する。
性高く発振を誘起することはやさしいことではない。本
発明によれば、その理由は発振器はスタートアップ時で
は、低いゲインを有するが、この低いゲインの原因は、
低いパワーレベル時の高い共振器抵抗に起因している。
このスタートアップ時の低いゲインの問題は、共鳴素子
12に直列に接続されたバラクタ14のインピーダンス
によりさらに悪化する。バラクタ14のキャパシタンス
は、ノード23の電圧振幅の関数として変化するが、こ
の電圧振幅は、ライン26上のユーザにより印加される
周波数制御信号の振幅を反映したものであり、発振の初
期状態を促進するためには必ずしも理想的な振幅でな
く、そのため信頼性あるスタートアップの条件が満たさ
れない。図1の発振器は、ライン18上に基準信号が入
力され、この基準信号はバラクタのインピーダンスの指
定した値を表わす所定の振幅を有し、それが図1の発振
器回路のゲインを増加させる。この基準信号は、ライン
18を介して信号選択装置20の入力に接続され、この
信号選択装置20の出力は、増幅器22の入力にライン
24を介して接続される。この増幅器22は、ライン2
4上の信号の所定量の増幅あるいは減衰を与える。増幅
器22の出力は、共鳴素子12とバラクタ14との間の
ノード23に接続される。このノード23の電圧レベル
は、増幅器22の出力点の電圧振幅により決定され、そ
してこの増幅器22の出力は基準信号のレベルによって
決定される。バラクタ14のキャパシタンス値は、ノー
ド23の電圧振幅の関数として変化し、その結果基準電
圧レベルの関数としても変化する。
【0007】信号選択装置20への他の入力は、ライン
26上に現れる前述した周波数制御信号である。ユーザ
は、ライン26上の周波数制御信号の振幅を設定する。
周波数制御信号が信号選択装置20により選択される
と、この周波数制御信号の振幅がバラクタ14のインピ
ーダンスを決定し、それが次に図1の回路の発信周波数
を決定する。従来発振周波数は、ユーザにより設定され
た周波数制御信号によってのみ決定されていた。周波数
制御信号の振幅と、バラクタ14のキャパシタンスの大
きさは、幅広い範囲に亘って変更可能となる。ライン2
6の周波数制御信号の振幅が、バラクタ14のインピー
ダンスが高くなるように設定されると、図1の発振器回
路のゲインは低くなり、この発振器回路の発振の開始は
信頼性がよくない。バラクタ14のインピーダンスが適
切に設定され、信頼性よく発振を開始するために、ライ
ン18上の電圧基準信号は適切な大きさを有し、その結
果バラクタ14は、信頼性ある発振開始に充分な程度低
いインピーダンスを有する。そのためライン18上の電
圧基準信号は、発振器のスタートアップ時にライン26
上の周波数制御信号に置き代わる。具体的に説明する
と、信号選択装置20は、発振器のスタートアップ時
に、ライン18上の電圧基準信号を増幅器22に入力さ
せる。かくしてノード23の電圧振幅は、スタートアッ
プ時にはライン18上の電圧基準信号の振幅の関数であ
る。かくして、バラクタ14のインピーダンスは、発振
器を信頼性よくスタートアップさせる大きさに設定され
る。例えばバラクタ14のインピーダンスは、それが最
大のキャパシタンスと最小のインピーダンスを有するよ
うなものである。一旦発振が図1の回路で開始されると
その後信号選択装置20は増幅器22,ノード23への
入力としてライン18上の電圧基準信号の代わりにライ
ン26上の周波数制御信号で置換する。その後、この発
振器周波数はユーザにより選択された周波数制御信号の
振幅で制御される。
26上に現れる前述した周波数制御信号である。ユーザ
は、ライン26上の周波数制御信号の振幅を設定する。
周波数制御信号が信号選択装置20により選択される
と、この周波数制御信号の振幅がバラクタ14のインピ
ーダンスを決定し、それが次に図1の回路の発信周波数
を決定する。従来発振周波数は、ユーザにより設定され
た周波数制御信号によってのみ決定されていた。周波数
制御信号の振幅と、バラクタ14のキャパシタンスの大
きさは、幅広い範囲に亘って変更可能となる。ライン2
6の周波数制御信号の振幅が、バラクタ14のインピー
ダンスが高くなるように設定されると、図1の発振器回
路のゲインは低くなり、この発振器回路の発振の開始は
信頼性がよくない。バラクタ14のインピーダンスが適
切に設定され、信頼性よく発振を開始するために、ライ
ン18上の電圧基準信号は適切な大きさを有し、その結
果バラクタ14は、信頼性ある発振開始に充分な程度低
いインピーダンスを有する。そのためライン18上の電
圧基準信号は、発振器のスタートアップ時にライン26
上の周波数制御信号に置き代わる。具体的に説明する
と、信号選択装置20は、発振器のスタートアップ時
に、ライン18上の電圧基準信号を増幅器22に入力さ
せる。かくしてノード23の電圧振幅は、スタートアッ
プ時にはライン18上の電圧基準信号の振幅の関数であ
る。かくして、バラクタ14のインピーダンスは、発振
器を信頼性よくスタートアップさせる大きさに設定され
る。例えばバラクタ14のインピーダンスは、それが最
大のキャパシタンスと最小のインピーダンスを有するよ
うなものである。一旦発振が図1の回路で開始されると
その後信号選択装置20は増幅器22,ノード23への
入力としてライン18上の電圧基準信号の代わりにライ
ン26上の周波数制御信号で置換する。その後、この発
振器周波数はユーザにより選択された周波数制御信号の
振幅で制御される。
【0008】図1の回路の発振は、リード30に接続さ
れた発振検出回路28により検出される。この発振検出
回路28の出力は、信号選択装置20の制御入力33に
接続される。発振がリード30で検出される前は発振検
出回路28の出力は、信号選択装置20に対し、ライン
18上の電圧基準信号を増幅器22の入力に印加するよ
う命令する。一旦発振が開始すると発振検出回路28
は、信号選択装置20に対しライン26上の周波数制御
信号を増幅器22に入力するよう命令する。
れた発振検出回路28により検出される。この発振検出
回路28の出力は、信号選択装置20の制御入力33に
接続される。発振がリード30で検出される前は発振検
出回路28の出力は、信号選択装置20に対し、ライン
18上の電圧基準信号を増幅器22の入力に印加するよ
う命令する。一旦発振が開始すると発振検出回路28
は、信号選択装置20に対しライン26上の周波数制御
信号を増幅器22に入力するよう命令する。
【0009】リード30上で発振の存在を検出するどの
ような回路も図1の回路に使用できる。例えば発振検出
回路28は、リード30に接続された入力を有し、リー
ド30上の電気信号の周波数に正比例するDC出力を生
成するハイパスフィルタでもよい。このDC出力は、そ
の後比較回路内のしきい値レベルと比較されDC出力が
しきい値以上の時には発振検出回路28の出力に対し、
出力信号を生成し、それにより図1の回路の出力上の発
振の存在を検出する。
ような回路も図1の回路に使用できる。例えば発振検出
回路28は、リード30に接続された入力を有し、リー
ド30上の電気信号の周波数に正比例するDC出力を生
成するハイパスフィルタでもよい。このDC出力は、そ
の後比較回路内のしきい値レベルと比較されDC出力が
しきい値以上の時には発振検出回路28の出力に対し、
出力信号を生成し、それにより図1の回路の出力上の発
振の存在を検出する。
【0010】ライン26上の周波数制御信号を生成する
回路、あるいは、制御入力33上の制御入力に応答して
ライン18上に基準信号を生成するどのような回路も図
1の信号選択装置20として使用することができる。例
えば、信号選択装置は、アナログマルチプレクサでもよ
い。
回路、あるいは、制御入力33上の制御入力に応答して
ライン18上に基準信号を生成するどのような回路も図
1の信号選択装置20として使用することができる。例
えば、信号選択装置は、アナログマルチプレクサでもよ
い。
【0011】図1に示した実施例においては、発振周波
数は、バラクタ14のインピーダンスのみならず発振器
増幅器10の入力インピーダンスによっても決定され
る。図1の回路は、発振器増幅器10の入力インピーダ
ンスの実部と共鳴素子12とバラクタ14を含む共振器
インピーダンスの実部の和が0未満の時に発振する。定
状状態においては、発振器増幅器10の入力インピーダ
ンスと、共鳴素子12のインピーダンスと、バラクタ1
4のインピーダンスの実部と虚部の和は0である。発振
器増幅器10の入力インピーダンスを変化させることに
より、共鳴素子12のインピーダンスは、発振周波数を
変化させる、その理由は、発振器増幅器10と共鳴素子
12とバラクタ14の各インピーダンスの和は、定状状
態では0のままでなければならないからである。そのた
め発振周波数は、発振器増幅器10の入力インピーダン
スを変化させることにより変化する。図1の回路のゲイ
ンは、発振器増幅器10の入力インピーダンスの振幅に
より決定される。発振器のスタートアップの信頼性は、
増幅器の入力インピーダンスの実部が低下する場合、例
えばスタートアップ時でより大きな負の値になる場合
に、改善される。図1の回路においては、発振器増幅器
10の入力インピーダンスは、例えば、電圧−リアクタ
ンス制御素子32のような入力インピーダンス決定装置
により決定される。この電圧−リアクタンス制御素子3
2は、発振器のスタートアップ時に制御され、その結果
増幅器は、充分に高いゲインとなるような入力インピー
ダンスを有し、そして発振器は容易に発振する。
数は、バラクタ14のインピーダンスのみならず発振器
増幅器10の入力インピーダンスによっても決定され
る。図1の回路は、発振器増幅器10の入力インピーダ
ンスの実部と共鳴素子12とバラクタ14を含む共振器
インピーダンスの実部の和が0未満の時に発振する。定
状状態においては、発振器増幅器10の入力インピーダ
ンスと、共鳴素子12のインピーダンスと、バラクタ1
4のインピーダンスの実部と虚部の和は0である。発振
器増幅器10の入力インピーダンスを変化させることに
より、共鳴素子12のインピーダンスは、発振周波数を
変化させる、その理由は、発振器増幅器10と共鳴素子
12とバラクタ14の各インピーダンスの和は、定状状
態では0のままでなければならないからである。そのた
め発振周波数は、発振器増幅器10の入力インピーダン
スを変化させることにより変化する。図1の回路のゲイ
ンは、発振器増幅器10の入力インピーダンスの振幅に
より決定される。発振器のスタートアップの信頼性は、
増幅器の入力インピーダンスの実部が低下する場合、例
えばスタートアップ時でより大きな負の値になる場合
に、改善される。図1の回路においては、発振器増幅器
10の入力インピーダンスは、例えば、電圧−リアクタ
ンス制御素子32のような入力インピーダンス決定装置
により決定される。この電圧−リアクタンス制御素子3
2は、発振器のスタートアップ時に制御され、その結果
増幅器は、充分に高いゲインとなるような入力インピー
ダンスを有し、そして発振器は容易に発振する。
【0012】この周波数制御信号は、ライン34を介し
て増幅器36の入力に印加され、そしてこの増幅器36
は、ライン34上に現れる信号に対し所定の振幅あるい
は減衰を与える。増幅器36の出力は、信号選択装置4
0のライン38に接続されている。図1の回路が発振す
ると、周波数制御信号は、電圧−リアクタンス制御素子
32のライン42に信号選択装置40を介して接続され
る。かくして、この周波数制御信号は、発振が開始した
後、図1の回路の発振周波数を制御する。しかし、スタ
ートアップ時では、周波数制御回路の値は、電圧−リア
クタンス制御素子32の電圧が、発振器増幅器10内で
高い入力インピーダンスを引き起こし、その結果図1の
回路に対し低いゲインとなり、このため発振動作の開始
が困難となる。図1の回路の発振の開始を促進するため
に、他の電圧基準信号がライン44から信号選択装置4
0の他の入力に印加される。この信号選択装置40は、
ライン44上の電圧基準信号をスタートアップ時電圧−
リアクタンス制御素子32に入力する。このライン44
上の電圧基準信号の振幅は、電圧−リアクタンス制御素
子32がセットされ信頼性ある発振を開始するために、
図1の回路内の充分なゲインを生成するような発振器増
幅器10の入力インピーダンスとなる。ライン34から
の周波数制御信号は、発振が一旦開始するとライン44
上の電圧基準信号に取って代わる。この発振の開始は、
発振検出回路28により検出されその出力は、制御ライ
ン46により信号選択装置40によりなされた選択を制
御する。
て増幅器36の入力に印加され、そしてこの増幅器36
は、ライン34上に現れる信号に対し所定の振幅あるい
は減衰を与える。増幅器36の出力は、信号選択装置4
0のライン38に接続されている。図1の回路が発振す
ると、周波数制御信号は、電圧−リアクタンス制御素子
32のライン42に信号選択装置40を介して接続され
る。かくして、この周波数制御信号は、発振が開始した
後、図1の回路の発振周波数を制御する。しかし、スタ
ートアップ時では、周波数制御回路の値は、電圧−リア
クタンス制御素子32の電圧が、発振器増幅器10内で
高い入力インピーダンスを引き起こし、その結果図1の
回路に対し低いゲインとなり、このため発振動作の開始
が困難となる。図1の回路の発振の開始を促進するため
に、他の電圧基準信号がライン44から信号選択装置4
0の他の入力に印加される。この信号選択装置40は、
ライン44上の電圧基準信号をスタートアップ時電圧−
リアクタンス制御素子32に入力する。このライン44
上の電圧基準信号の振幅は、電圧−リアクタンス制御素
子32がセットされ信頼性ある発振を開始するために、
図1の回路内の充分なゲインを生成するような発振器増
幅器10の入力インピーダンスとなる。ライン34から
の周波数制御信号は、発振が一旦開始するとライン44
上の電圧基準信号に取って代わる。この発振の開始は、
発振検出回路28により検出されその出力は、制御ライ
ン46により信号選択装置40によりなされた選択を制
御する。
【0013】信号選択装置20と同様に制御ライン46
上の制御入力に応じて、ライン38上の信号あるいはラ
イン44上の基準信号に関連するその出力上に、信号を
選択的に生成するいかなる回路も図1の信号選択装置4
0として使用できる。例えば信号選択装置は、アナログ
マルチプレクサでもよい。
上の制御入力に応じて、ライン38上の信号あるいはラ
イン44上の基準信号に関連するその出力上に、信号を
選択的に生成するいかなる回路も図1の信号選択装置4
0として使用できる。例えば信号選択装置は、アナログ
マルチプレクサでもよい。
【0014】信頼性ある発振を開始するためにスタート
アップ時に充分なゲインを提供するために、発振器増幅
器10に影響を及ぼすようなどのような要素も図1の電
圧−リアクタンス制御素子32として用いることができ
る。例えば図2に示すように、発振時に用いられる周波
数制御信号とスタートアップ時に用いられる基準信号
は、発振器増幅器10のバイアス電流を制御して充分な
ゲインを与えることができる。図2において、ライン4
2上の信号(図1のライン42上の信号と同一)は、電
圧−電流コンバータ48に入力されこの電圧−電流コン
バータ48はライン50上に電流出力を生成し、これ
は、ライン42上の信号の振幅に関連し、すなわちライ
ン42上の入力に比例した電流出力となる。ライン50
上の電流は、必要に応じて発振器増幅器10内のノード
52に加えられたり引かれたりできる。このノード52
は、定電流ソース54からバイアス電流を受信する。発
振器増幅器10内のバイアス電流の実際のレベルは、電
圧−電流コンバータ48により生成される電流により変
更される定電流ソース54からのバイアス電流である。
かくして発振器増幅器10のゲインは、ライン34上の
周波数制御信号あるいはライン44上の電圧基準信号の
関数として、制御され発振の信頼性ある開始を与えるた
めにスタートアップ時に図1の回路のゲインを増加させ
る。図1,2に示した本発明の実施例は、バラクタの制
御と電圧−リアクタンス制御素子32の増 幅器入力イン
ピーダンスの制御を同一の制御信号で行うようにした
が、これらは異なる制御信号で制御可能である。
アップ時に充分なゲインを提供するために、発振器増幅
器10に影響を及ぼすようなどのような要素も図1の電
圧−リアクタンス制御素子32として用いることができ
る。例えば図2に示すように、発振時に用いられる周波
数制御信号とスタートアップ時に用いられる基準信号
は、発振器増幅器10のバイアス電流を制御して充分な
ゲインを与えることができる。図2において、ライン4
2上の信号(図1のライン42上の信号と同一)は、電
圧−電流コンバータ48に入力されこの電圧−電流コン
バータ48はライン50上に電流出力を生成し、これ
は、ライン42上の信号の振幅に関連し、すなわちライ
ン42上の入力に比例した電流出力となる。ライン50
上の電流は、必要に応じて発振器増幅器10内のノード
52に加えられたり引かれたりできる。このノード52
は、定電流ソース54からバイアス電流を受信する。発
振器増幅器10内のバイアス電流の実際のレベルは、電
圧−電流コンバータ48により生成される電流により変
更される定電流ソース54からのバイアス電流である。
かくして発振器増幅器10のゲインは、ライン34上の
周波数制御信号あるいはライン44上の電圧基準信号の
関数として、制御され発振の信頼性ある開始を与えるた
めにスタートアップ時に図1の回路のゲインを増加させ
る。図1,2に示した本発明の実施例は、バラクタの制
御と電圧−リアクタンス制御素子32の増 幅器入力イン
ピーダンスの制御を同一の制御信号で行うようにした
が、これらは異なる制御信号で制御可能である。
【0015】
【発明の効果】かくして図1に示した発振器回路におけ
る発振の開始は、スタートアップ状態における回路のゲ
インを増加させる本発明により改良される。発振器に用
いられる共振器回路のインピーダンスあるいは増幅器の
入力インピーダンスの一方あるいは、両方は、スタート
アップ時の所定の振幅になるよう制御されてゲインを増
加させる。
る発振の開始は、スタートアップ状態における回路のゲ
インを増加させる本発明により改良される。発振器に用
いられる共振器回路のインピーダンスあるいは増幅器の
入力インピーダンスの一方あるいは、両方は、スタート
アップ時の所定の振幅になるよう制御されてゲインを増
加させる。
【0016】特許請求の範囲に記載した発明の構成要件
の後の括弧内の符号は、構成要件と実施例と対応づけて
発明を容易に理解させる為のものであり、特許請求の範
囲の解釈に用いるべきのものではない。
の後の括弧内の符号は、構成要件と実施例と対応づけて
発明を容易に理解させる為のものであり、特許請求の範
囲の解釈に用いるべきのものではない。
【図1】本発明による発振器回路のブロック図
【図2】図1に示された電圧−リアクタンス制御装置の
実施例を表わすブロック図
実施例を表わすブロック図
10 発振器増幅器 12 共鳴素子 14 バラクタ(可変キャパシタンス) 16,30 リード 18,24,26,34,38,42,44,50 ラ
イン 20,40 信号選択装置 22,36 増幅器 23,52 ノード 28 発振検出回路 32 電圧−リアクタンス制御素子 33 制御入力 46 制御ライン 48 電圧−電流コンバータ 53 発振器の増幅壇 54 定電流ソース
イン 20,40 信号選択装置 22,36 増幅器 23,52 ノード 28 発振検出回路 32 電圧−リアクタンス制御素子 33 制御入力 46 制御ライン 48 電圧−電流コンバータ 53 発振器の増幅壇 54 定電流ソース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−155205(JP,A) 特開 平4−192803(JP,A) 特開 平4−72891(JP,A) 実開 昭50−43648(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 5/00 - 5/42
Claims (15)
- 【請求項1】 (A)制御信号(33)に応答して発振
器(12)の動作周波数を設定する制御装置(14,2
2)と、 (B)前記発振器(10)の発振の開始を検出する手段
(28)と、 (C)前記検出手段(28)に応答(33)して、発振
器(10)がターンオンした時に、発振の開始を確保す
る制御信号(18,26)の値を設定する手段(20)
とからなることを特徴とする発振開始時の発振特性を改
良した発振器。 - 【請求項2】 前記制御装置(14,22)は、共振器
部分(12)にインピーダンス(14)を有することを
特徴とする請求項1の発振器。 - 【請求項3】 前記制御装置(14,22)は、増幅器
入力インピーダンスを決定する装置(40)を含むこと
を特徴とする請求項1の発振器。 - 【請求項4】 前記制御装置(14,22)は、共振器
部分(12)のインピーダンスと入力インピーダンスを
決定する増幅器部分(22)とを含むことを特徴とする
請求項1の発振器。 - 【請求項5】 (A)ユーザが制御するインピーダンス
を有する共振器部分(12,14)と、 (B)入力インピーダンスを有し、前記共振器部分に応
答して、所定の周波数の発振器出力信号を生成する増幅
器部分(10)と、 (C)周波数制御信号の振幅に応じて、前記インピーダ
ンスを変化させることにより所定の周波数を決定する周
波数制御信号を受信する入力(26)と、 (D)発振の開始を確保するゲインのレベルを表わす基
準信号を受信する入力(18)と、 (E)前記増幅器部分(10)から発振出力信号を検出
する回路(28)と、 (F)前記周波数制御入力(26)と基準信号入力(1
8)と検出回路からの出力(33)に応答して、発振器
のスタートアップ時に基準信号(18)が前記インピー
ダンスを制御し、前記検出回路により発振出力が検出さ
れると周波数制御信号(26)が前記インピーダンスを
制御する信号選択装置(20)とからなることを特徴と
する発振器。 - 【請求項6】 (G)周波数制御信号の振幅に応じて増
幅器(10)の入力インピーダンスを変えることにより
所定の周波数を決定する周波数制御信号を受信する第2
入力(34)と、 (H)発振の開始を確保するために、入力インピーダン
スのレベルを表わす基準信号を受信する第3入力(4
4)と、 (I)前記第2入力(34)と前記第3入力(44)と
検出回路の出力(46)に応答して、発振器のスタート
アップ時に、前記基準信号(44)が前記増幅器部分の
入力インピーダンスを制御し、検出回路により発振出力
が検出された後は、前記周波数制御信号(34)が増幅
器部分の入力インピーダンスを制御するようにする信号
選択装置(40)とをさらに有することを特徴とする請
求項5の発振器。 - 【請求項7】 発振器を制御する方法において、 前記発振器のスタートアップ時に、発振器の周波数制御
信号(26)を基準信号(18)で置換するステップを
有し、 前記基準信号は、発振を信頼性よく開始するために充分
な振幅の発振器ゲインを表し、前記周波数制御信号は、
ユーザが指令する発振周波数を表わすことを特徴とする
発振器の制御方法。 - 【請求項8】 発振が開始した後は、基準信号(18)
を周波数制御信号(26)で置換するステップをさらに
有することを特徴とする請求項7の方法。 - 【請求項9】 (A)発振を検出するステップ(28)
と、 (B)発振周波数を周波数制御信号の関数として制御す
るために発振を検出した後、ユーザにより指定された周
波数制御信号(26)を発振器(12)に印加するステ
ップと、 (C)発振の開始を容易にするために発振器のゲインパ
ラメータを増加するために発振が検出されないときは、
基準信号(18)を発振器に印加するステップとからな
ることを特徴とする発振器の制御方法。 - 【請求項10】 前記ゲインパラメータは、共振器回路
(12,14)のインピーダンス値により決定されるこ
とを特徴とする請求項9の方法。 - 【請求項11】 前記インピーダンス値は、バラクタ
(14)に関連するものであることを特徴とする請求項
10の方法。 - 【請求項12】 前記インピーダンス値は、発振器の増
幅器(10)の入力インピーダンス(32)に関連する
ことを特徴とする請求項10の方法。 - 【請求項13】 前記インピーダンス値は、バラクタ
(14)のインピーダンスと発振器内の増幅器(10)
の入力インピーダンスに関連することを特徴とする請求
項11の方法。 - 【請求項14】 (A)増幅器部分(10)と、 (B)前記増幅器部分(10)の入力(16)に接続さ
れるバラクタ(14)と直列に接続される水晶共振器
(12)とからなる共振器部分と、 (C)指定された発振周波数を表わす周波数制御電圧を
受信する第1入力(26)と、 (D)信頼性ある発振の開始を確保するために発振器と
関連した所定のゲインを表わす電圧基準信号を受信する
第2入力(18)と、 (E)前記発振器内の発振検出器(28)と、 (F)前記検出器に応答して発振が検出されたときには
第1入力(26)を前記バラクタに接続し、発振が検出
されないときには、第2入力(18)をバラクタに接続
する切り換え手段(20)とからなることを特徴とする
電圧制御発振器。 - 【請求項15】 (A)入力インピーダンス決定素子を
有する増幅器部分(10)と、 (B)前記増幅器部分(10)の入力に接続され、バラ
クタ(14)と直列に接続された水晶共振器(12)を
有する共振器部分と、 (C)指定された発振周波数を表わす第1周波数制御信
号を受信する第1入力(26)と、 (D)発振器の第1所定ゲインを表わす第1電圧基準信
号を受信する第2入力(18)と、 (E)発振器の発振を検出する発振検出器(28)と、 (F)前記検出器に応答して発振が検出されたときに
は、増幅器部分の入力インピーダンス決定要素に第1入
力(26)を接続し、発振が検出されないときには第2
入力(18)を前記入力インピーダンス決定素子に接続
する第1スイッチ(20)と、 (G)指定された発振周波数を表わす第2周波数制御信
号を受信する第3入力(34)と、 (H)発振器に関連する第2所定ゲインを表わす第2電
圧基準信号を受信する第4入力(44)と、 (I)前記検出器に応答して発振が検出されたときには
前記第3入力をバラクタに接続し、発振が検出されない
ときには、前記第4入力をバラクタに接続する第2スイ
ッチ(40)とからなることを特徴とする電圧制御発振
器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US327778 | 1994-10-24 | ||
US08/327,778 US5534826A (en) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | Oscillator with increased reliability start up |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08213836A JPH08213836A (ja) | 1996-08-20 |
JP3194570B2 true JP3194570B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=23278030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29727795A Expired - Fee Related JP3194570B2 (ja) | 1994-10-24 | 1995-10-23 | 発振開始時の発振特性を改良した発振器と発振方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5534826A (ja) |
EP (1) | EP0709965A1 (ja) |
JP (1) | JP3194570B2 (ja) |
CA (1) | CA2159386C (ja) |
TW (1) | TW284935B (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5794080A (en) * | 1994-08-31 | 1998-08-11 | Nikon Corporation | Piezoelectric vibration angular velocity meter and camera using the same |
US5844448A (en) * | 1997-09-12 | 1998-12-01 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for optimizing an oscillator start up time |
US6052036A (en) * | 1997-10-31 | 2000-04-18 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson | Crystal oscillator with AGC and on-chip tuning |
JP3932661B2 (ja) | 1998-03-31 | 2007-06-20 | 松下電器産業株式会社 | 角速度センサ駆動回路 |
JP3829525B2 (ja) * | 1998-04-02 | 2006-10-04 | セイコーエプソン株式会社 | 容量アレイユニット及び発振回路 |
JPH11308103A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-05 | Nec Corp | Pll発振回路のノイズ低減方法とその回路 |
US6011445A (en) * | 1998-09-01 | 2000-01-04 | Admtek Incorporated | Method for oscillating and start up circuit for oscillator |
GB2349995A (en) * | 1999-05-14 | 2000-11-15 | Ericsson Telefon Ab L M | An oscillator in which when the frequency is adjusted the level is also adjusted |
US6924708B2 (en) * | 2002-09-11 | 2005-08-02 | Visteon Global Technologies, Inc. | Oscillator circuit having an expanded operating range |
US7126433B2 (en) * | 2004-03-16 | 2006-10-24 | Freescale Semiconductor, Inc. | Self-calibrating oscillator system |
US7009460B2 (en) * | 2004-07-21 | 2006-03-07 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Method and apparatus for reducing the start time of a VCXO |
JP2006148189A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Seiko Epson Corp | 発振装置及び発振方法 |
DE102005001684A1 (de) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Infineon Technologies Ag | Schnellstartschaltung für Quarz-Oszillatoren |
GB0505060D0 (en) * | 2005-03-11 | 2005-04-20 | Innovision Res & Tech Plc | Gain controlled impedance |
US7859355B2 (en) * | 2005-03-24 | 2010-12-28 | Cypress Semiconductor Corporation | Regulated capacitive loading and gain control of a crystal oscillator during startup and steady state operation |
US7348861B1 (en) * | 2005-03-31 | 2008-03-25 | Ralink Technology, Inc. | Method and apparatus for a crystal oscillator to achieve fast start-up time, low power and frequency calibration |
EP1791252A1 (en) * | 2005-11-24 | 2007-05-30 | Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) | Oscillator comprising a startup control device |
KR20080069262A (ko) * | 2005-11-24 | 2008-07-25 | 텔레폰악티에볼라겟엘엠에릭슨(펍) | 시동 제어 장치를 구비한 발진기 |
US7902933B1 (en) | 2006-03-29 | 2011-03-08 | Cypress Semiconductor Corporation | Oscillator circuit |
DE102007004817A1 (de) * | 2007-01-31 | 2008-08-07 | Siemens Ag | Vorrichtung |
US7592878B2 (en) * | 2007-04-05 | 2009-09-22 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for generating oscillating signals |
US20090131000A1 (en) * | 2007-11-21 | 2009-05-21 | Kuo Yao H | Radio receiver system |
US8188802B2 (en) | 2009-05-13 | 2012-05-29 | Qualcomm Incorporated | System and method for efficiently generating an oscillating signal |
JP5129394B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2013-01-30 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 発振器 |
US8258886B2 (en) * | 2010-03-30 | 2012-09-04 | Tyco Healthcare Group Lp | System and method for improved start-up of self-oscillating electro-mechanical surgical devices |
US8975972B2 (en) * | 2012-07-05 | 2015-03-10 | Infineon Technologies Ag | Oscillator system |
JP6128483B2 (ja) * | 2013-03-09 | 2017-05-17 | セイコーNpc株式会社 | 電圧制御型発振回路 |
US9007138B2 (en) | 2013-05-31 | 2015-04-14 | Freescale Semiconductor, Inc. | Oscillator with startup circuitry |
CN103346782B (zh) * | 2013-07-09 | 2015-10-14 | 东南大学 | 一种快速起振晶体振荡器 |
KR20170022457A (ko) | 2015-08-20 | 2017-03-02 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 주기신호생성회로 및 이를 포함하는 반도체시스템 |
Family Cites Families (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3619803A (en) * | 1970-03-16 | 1971-11-09 | Gte Sylvania Inc | Temperature and voltage compensation for transistorized vco control circuit |
CA1010121A (en) * | 1975-03-20 | 1977-05-10 | Allistair Towle | Stabilized crystal controlled oscillator |
JPS51123044A (en) * | 1975-04-21 | 1976-10-27 | Hitachi Ltd | Starting circuit in the oscillation circuit |
JPS5528680A (en) * | 1978-08-22 | 1980-02-29 | Nec Corp | Oscillation circuit |
US4282496A (en) * | 1979-08-29 | 1981-08-04 | Rca Corporation | Starting circuit for low power oscillator circuit |
US4518930A (en) * | 1982-07-30 | 1985-05-21 | Rockwell International Corporation | Negative resistance circuit for VCO |
JPS59140703A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 発振回路 |
US4517533A (en) * | 1983-10-26 | 1985-05-14 | Zenith Electronics Corporation | Integrated crystal VCO |
US4667170A (en) * | 1985-09-26 | 1987-05-19 | Western Digital Corporation | Voltage controlled oscillator with self-adjustment of operating point |
CA1282464C (en) * | 1985-10-23 | 1991-04-02 | Masanori Ienaka | Phase-locked oscillator |
US4675617A (en) * | 1986-02-03 | 1987-06-23 | Martin Kenneth W | Stable voltage controlled oscillator |
US4704587A (en) * | 1986-12-04 | 1987-11-03 | Western Digital Corporation | Crystal oscillator circuit for fast reliable start-up |
US4748425A (en) * | 1987-02-18 | 1988-05-31 | Motorola, Inc. | VCO range shift and modulation device |
US4887053A (en) * | 1987-11-27 | 1989-12-12 | American Telephone And Telegraph Company | High frequency VLSI oscillator |
US4973922A (en) * | 1987-11-27 | 1990-11-27 | At&T Bell Laboratories | Voltage controlled variable capacitor and oscillator using it |
US4853655A (en) * | 1987-11-27 | 1989-08-01 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | High frequency CMOS oscillator |
JP2573266B2 (ja) * | 1987-12-18 | 1997-01-22 | 株式会社東芝 | 発振回路 |
US4968952A (en) * | 1989-06-02 | 1990-11-06 | Motorola, Inc. | Voltage control oscillator with automatic current control |
US4896122A (en) * | 1989-07-14 | 1990-01-23 | Motorola, Inc. | Multiple bandwidth crystal controlled oscillator |
US5041802A (en) * | 1989-10-11 | 1991-08-20 | Zilog, Inc. | Low power oscillator with high start-up ability |
NL8902900A (nl) * | 1989-11-23 | 1991-06-17 | Catena Microelect Bv | Spanningsgestuurde oscillator. |
DE4013694A1 (de) * | 1990-04-28 | 1991-10-31 | Thomson Brandt Gmbh | Phasenregelschaltung |
US5175884A (en) * | 1990-06-01 | 1992-12-29 | Motorola, Inc. | Voltage controlled oscillator with current control |
US5097228A (en) * | 1991-02-28 | 1992-03-17 | Hewlett-Packard Company | Wideband oscillator with bias compensation |
US5142251A (en) * | 1991-10-03 | 1992-08-25 | National Semiconductor Corporation | Wide band selectable gain and operating frequency CMOS oscillator circuit |
JP2626432B2 (ja) * | 1992-12-07 | 1997-07-02 | 日本電気株式会社 | 発振回路 |
JPH06197014A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-15 | Mitsubishi Electric Corp | 位相同期回路 |
US5359297A (en) * | 1993-10-28 | 1994-10-25 | Motorola, Inc. | VCO power-up circuit for PLL and method thereof |
-
1994
- 1994-10-24 US US08/327,778 patent/US5534826A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-02-11 TW TW084101213A patent/TW284935B/zh active
- 1995-09-28 CA CA002159386A patent/CA2159386C/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-10-11 EP EP95307226A patent/EP0709965A1/en not_active Withdrawn
- 1995-10-23 JP JP29727795A patent/JP3194570B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2159386C (en) | 2000-01-25 |
JPH08213836A (ja) | 1996-08-20 |
EP0709965A1 (en) | 1996-05-01 |
US5534826A (en) | 1996-07-09 |
CA2159386A1 (en) | 1996-04-25 |
TW284935B (ja) | 1996-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3194570B2 (ja) | 発振開始時の発振特性を改良した発振器と発振方法 | |
JP4336946B2 (ja) | 回転角速度の測定方法および装置 | |
JPH0467784A (ja) | 超音波モータの駆動方法 | |
JP2003339730A (ja) | 超音波凝固切開装置 | |
US6220094B1 (en) | Angular velocity sensor driving circuit | |
EP1253711B1 (en) | Class D amplifier | |
EP0272657B1 (en) | Drive network for an ultrasonic probe | |
JPH04200282A (ja) | 超音波モータの駆動装置 | |
JP4075152B2 (ja) | 角速度センサ | |
EP1184968A3 (en) | High-frequency crystal oscillator | |
JP3853081B2 (ja) | 超音波振動子駆動装置 | |
JPS62109406A (ja) | 発振回路 | |
JP2691011B2 (ja) | 超音波振動子の駆動装置 | |
JPH07303635A (ja) | 超音波振動子用駆動装置 | |
JPH0516272B2 (ja) | ||
JPH0234008A (ja) | 超音波振動子の駆動装置 | |
JPS6238882B2 (ja) | ||
JPH0286874A (ja) | 超音波振動子の駆動回路 | |
JP3115811B2 (ja) | 電圧制御発振器と電圧制御発振方法 | |
JP2001320237A (ja) | 圧電発振回路 | |
KR20010101413A (ko) | 발진기 시동 방법 | |
JP3369272B2 (ja) | 超音波発生回路 | |
JPS58218204A (ja) | 圧電発振器 | |
JPS5921428Y2 (ja) | デイレイビブラ−ト用の変調信号発生回路 | |
EP1119107A3 (en) | System and method for controlling an oscillator |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |