JPH0516272B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0516272B2 JPH0516272B2 JP58022569A JP2256983A JPH0516272B2 JP H0516272 B2 JPH0516272 B2 JP H0516272B2 JP 58022569 A JP58022569 A JP 58022569A JP 2256983 A JP2256983 A JP 2256983A JP H0516272 B2 JPH0516272 B2 JP H0516272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric vibrator
- frequency
- piezoelectric
- controlled oscillator
- voltage controlled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/0005—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
- H02N2/0075—Electrical details, e.g. drive or control circuits or methods
- H02N2/008—Means for controlling vibration frequency or phase, e.g. for resonance tracking
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は圧電振動子の駆動回路に関し、特に圧
電モータに用いて好適なものである。
電モータに用いて好適なものである。
背景技術とその問題点
圧電振動子に例えば数10KHzの駆動電圧を加え
て、この圧電振動子1を伸縮振動又は厚み振動さ
せ、この振動でロータ等の被駆動体を押圧駆動す
ることにより、被駆動体を回転又は直線移動させ
るようにした圧電モータが知られている。このよ
うな圧電モータにおける圧電振動子の駆動回路と
して、例えば第1図に示すものが用いられてい
る。
て、この圧電振動子1を伸縮振動又は厚み振動さ
せ、この振動でロータ等の被駆動体を押圧駆動す
ることにより、被駆動体を回転又は直線移動させ
るようにした圧電モータが知られている。このよ
うな圧電モータにおける圧電振動子の駆動回路と
して、例えば第1図に示すものが用いられてい
る。
この駆動回路は電流帰還型自励発振回路を構成
するもので、1は圧電振動子、2は電流検出抵
抗、3はノイズ除去用のローパスフイルタで、そ
のカツトオフ周波数は圧電振動子1の共振周波数
fR付近に選ばれている。4は移相回路で、ローパ
スフイルタ3による位相回りを補償する。5は飽
和状態で動作されるインバータアンプである。上
記構成によつてループゲインが1以上で、入出力
が同位相の自励発振ループが形成され、圧電振動
子1は所定の周波数fRで共振する。
するもので、1は圧電振動子、2は電流検出抵
抗、3はノイズ除去用のローパスフイルタで、そ
のカツトオフ周波数は圧電振動子1の共振周波数
fR付近に選ばれている。4は移相回路で、ローパ
スフイルタ3による位相回りを補償する。5は飽
和状態で動作されるインバータアンプである。上
記構成によつてループゲインが1以上で、入出力
が同位相の自励発振ループが形成され、圧電振動
子1は所定の周波数fRで共振する。
この方式による駆動は、モータに組み込んだ時
の圧電振動子の共振点でのメカニカルQが高く、
なおかつその共振点近傍に高いQをもつ他の共振
点が存在しない場合に限られている。
の圧電振動子の共振点でのメカニカルQが高く、
なおかつその共振点近傍に高いQをもつ他の共振
点が存在しない場合に限られている。
つまり共振点でのメカニカルQが低かつたり、
他の共振点があつたりすると、電流帰還型自励発
振回路の発振周波数が最も効率の良い共振周波数
からはずれる場合があり、この時モータを駆動す
る事は不可能となる。第1図の駆動回路を実際の
圧電モータに組み込むと、圧電振動子のメカニカ
ルQは低くなり、そのアドミタンス特性は第2図
に示すように、共振周波数fRにおけるピークが抑
えられたものとなる。このため温度変化や負荷変
動等によつて、圧電振動子の振動周波数がずれ易
くなり、所定の周波数fRで共振させることが困難
となつていた。
他の共振点があつたりすると、電流帰還型自励発
振回路の発振周波数が最も効率の良い共振周波数
からはずれる場合があり、この時モータを駆動す
る事は不可能となる。第1図の駆動回路を実際の
圧電モータに組み込むと、圧電振動子のメカニカ
ルQは低くなり、そのアドミタンス特性は第2図
に示すように、共振周波数fRにおけるピークが抑
えられたものとなる。このため温度変化や負荷変
動等によつて、圧電振動子の振動周波数がずれ易
くなり、所定の周波数fRで共振させることが困難
となつていた。
発明の目的
本発明は所望の共振点でのメカニカルQが低か
つたり、近傍に他の共振点が存在している場合の
ように、共振点を捉え難い状態で使用される圧電
振動子に用いて好適な駆動回路を提供するもので
ある。
つたり、近傍に他の共振点が存在している場合の
ように、共振点を捉え難い状態で使用される圧電
振動子に用いて好適な駆動回路を提供するもので
ある。
発明の概要
本発明はスイープ電圧で周波数制御される駆動
信号により、圧電振動子を駆動するようにしたも
ので、圧電振動子の所定の共振点を確実に捉える
ことができる。
信号により、圧電振動子を駆動するようにしたも
ので、圧電振動子の所定の共振点を確実に捉える
ことができる。
実施例
第3図において、スイープ電圧発生器6は、周
期T、レベルEを有する三角波又はのこぎり波の
スイープ電圧7を出力して、電圧制御発振器8の
発振周波数を制御する。この電圧制御発振器8
は、第2図において共振周波数fRを略中心として
fLからfHまでの範囲で周波数変調される発振出力
信号9を出力する。この信号9はアンプ10を通
じて圧電振動子1を駆動する。
期T、レベルEを有する三角波又はのこぎり波の
スイープ電圧7を出力して、電圧制御発振器8の
発振周波数を制御する。この電圧制御発振器8
は、第2図において共振周波数fRを略中心として
fLからfHまでの範囲で周波数変調される発振出力
信号9を出力する。この信号9はアンプ10を通
じて圧電振動子1を駆動する。
以上によれば、上記信号9の周波数は必ずfRを
通過するので、圧電振動子1の共振点を確実に捉
えることができる。
通過するので、圧電振動子1の共振点を確実に捉
えることができる。
応用例
本発明は所望の共振点でのメカニカルQが低か
つたり、あるいは近傍に他の共振点が存在してい
る場合等のように、共振点が捉え難い状態で使用
される圧電振動子に用いて特に効果が得られる。
つたり、あるいは近傍に他の共振点が存在してい
る場合等のように、共振点が捉え難い状態で使用
される圧電振動子に用いて特に効果が得られる。
発明の効果
温度変化や負荷変動により駆動共振周波数が変
化しても、幅のあるスイープ信号を印加している
ので、必ず共振点を捉えることができる。特に圧
電振動子のメカニカルQの低い圧電モータや、駆
動共振周波数の近傍に他の共振点のあるような圧
電モータ、すなわち電流帰還型自励発振回路によ
る駆動が出来ない圧電モータの安定で確実な駆動
を可能にする。
化しても、幅のあるスイープ信号を印加している
ので、必ず共振点を捉えることができる。特に圧
電振動子のメカニカルQの低い圧電モータや、駆
動共振周波数の近傍に他の共振点のあるような圧
電モータ、すなわち電流帰還型自励発振回路によ
る駆動が出来ない圧電モータの安定で確実な駆動
を可能にする。
第1図は従来の駆動回路の一例を示すブロツク
図、第2図は圧電振動子のアドミタンス特性図、
第3図は本発明の実施例を示すブロツク図であ
る。 なお図面に用いられている符号において、1…
…圧電振動子、6……スイープ電圧発生器、8…
…電圧制御発振器である。
図、第2図は圧電振動子のアドミタンス特性図、
第3図は本発明の実施例を示すブロツク図であ
る。 なお図面に用いられている符号において、1…
…圧電振動子、6……スイープ電圧発生器、8…
…電圧制御発振器である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スイープ電圧発生器6と電圧制御発振器8と
を有しており、 上記スイープ電圧発生器6が、所定の周期及び
レベルを有する三角波又はのこぎり波のスイープ
電圧7を出力して、上記電圧制御発振器8の発振
周波数を制御し、 上記電圧制御発振器8が、圧電振動子1の共振
周波数を略中心とした所定範囲で周波数変調され
る発振出力信号9を出力し、 上記発振出力信号9によつて上記圧電振動子1
を駆動することを特徴とする圧電振動子の駆動回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58022569A JPS59148583A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 圧電振動子の駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58022569A JPS59148583A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 圧電振動子の駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59148583A JPS59148583A (ja) | 1984-08-25 |
JPH0516272B2 true JPH0516272B2 (ja) | 1993-03-03 |
Family
ID=12086502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58022569A Granted JPS59148583A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 圧電振動子の駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59148583A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014144201A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Citizen Holdings Co Ltd | 血圧計 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS634191U (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-12 | ||
JP2665253B2 (ja) * | 1989-04-18 | 1997-10-22 | アルプス電気株式会社 | 超音波リニアアクチュエータの駆動回路 |
US6820975B2 (en) | 2000-09-01 | 2004-11-23 | Konica Corporation | Inkjet recording apparatus and inkjet recording method |
JP4487662B2 (ja) | 2004-07-12 | 2010-06-23 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電アクチュエータの駆動方法、圧電アクチュエータの駆動装置、電子機器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49110288A (ja) * | 1973-02-20 | 1974-10-21 | ||
JPS5029290A (ja) * | 1973-07-20 | 1975-03-25 | ||
JPS5315872A (en) * | 1976-07-28 | 1978-02-14 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Dew detector |
JPS5610792A (en) * | 1979-07-06 | 1981-02-03 | Taga Denki Kk | Method and circuit for driving ultrasonic-wave converter |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP58022569A patent/JPS59148583A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49110288A (ja) * | 1973-02-20 | 1974-10-21 | ||
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---|---|---|---|---|
JP2014144201A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Citizen Holdings Co Ltd | 血圧計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59148583A (ja) | 1984-08-25 |
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