JP3194373B2 - 網接続インタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害検出プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
網接続インタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害検出プログラムを格納した記憶媒体Info
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- JP3194373B2 JP3194373B2 JP32883598A JP32883598A JP3194373B2 JP 3194373 B2 JP3194373 B2 JP 3194373B2 JP 32883598 A JP32883598 A JP 32883598A JP 32883598 A JP32883598 A JP 32883598A JP 3194373 B2 JP3194373 B2 JP 3194373B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークと端
末装置とを接続する網接続インタフェース装置に関し、
特に、障害の発生を検出して対応措置を実行する網接続
インタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害
検出プログラムを格納した記憶媒体に関する。
末装置とを接続する網接続インタフェース装置に関し、
特に、障害の発生を検出して対応措置を実行する網接続
インタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害
検出プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、国内において、インターネットと
の専用線アクセス接続や企業内におけるIP(Inte
rnet Protocol)ネットワーク構築を行う
ために、従来の高品質な高速デジタル専用線とは異な
る、通信費用を安価に設定されたデジタルアクセス専用
線が提供され、広く採用されてきている。
の専用線アクセス接続や企業内におけるIP(Inte
rnet Protocol)ネットワーク構築を行う
ために、従来の高品質な高速デジタル専用線とは異な
る、通信費用を安価に設定されたデジタルアクセス専用
線が提供され、広く採用されてきている。
【0003】この種のデジタルアクセス専用線は、従来
の高速デジタル専用線が持つ高度の専用線網障害監視機
能及びユーザーへの網障害通知機能を有していないた
め、ユーザー機器において、網障害を含むこれらの障害
を監視し、低品質かつ経済的な専用線網の信頼性を確保
する必要がある。
の高速デジタル専用線が持つ高度の専用線網障害監視機
能及びユーザーへの網障害通知機能を有していないた
め、ユーザー機器において、網障害を含むこれらの障害
を監視し、低品質かつ経済的な専用線網の信頼性を確保
する必要がある。
【0004】図7にこの種のデジタルアクセス専用線を
用いたネットワークの構成例を示す。図7を参照する
と、端末装置710が網接続インタフェース装置711
を介して、端末装置720が網接続インタフェース装置
721を介して、それぞれ専用線網700に接続されて
いる。
用いたネットワークの構成例を示す。図7を参照する
と、端末装置710が網接続インタフェース装置711
を介して、端末装置720が網接続インタフェース装置
721を介して、それぞれ専用線網700に接続されて
いる。
【0005】端末装置710と網接続インタフェース装
置711とは、送信データ線712及び受信データ線7
13で相互接続される。端末装置720と網接続インタ
フェース装置721とは、送信データ線723及び受信
データ線722で相互接続される。
置711とは、送信データ線712及び受信データ線7
13で相互接続される。端末装置720と網接続インタ
フェース装置721とは、送信データ線723及び受信
データ線722で相互接続される。
【0006】また、網接続インタフェース装置711
は、送信データ線701及び受信データ線702により
専用線網700に接続する。網接続インタフェース装置
721は、送信データ線704及び受信データ線703
により専用線網700に接続する。
は、送信データ線701及び受信データ線702により
専用線網700に接続する。網接続インタフェース装置
721は、送信データ線704及び受信データ線703
により専用線網700に接続する。
【0007】端末装置710、720は、障害発生時に
障害通知信号を出力する。出力された障害通知信号S1
は、送信データ線712、722を介して、または障害
通知用に別に用意された接続線を介して網接続インタフ
ェース装置711、721に送信される。
障害通知信号を出力する。出力された障害通知信号S1
は、送信データ線712、722を介して、または障害
通知用に別に用意された接続線を介して網接続インタフ
ェース装置711、721に送信される。
【0008】端末装置710、720が正常な通信状態
またはタイムフィルの状態にある場合、端末装置71
0、720間には、HDLC(High level
Data Link Control:ハイレベルデー
タリンク制御手順)フレームパターンまたはフラグシー
ケンスの連続のうちどちらか一方のビット列によるデー
タが相互に送受信されている。
またはタイムフィルの状態にある場合、端末装置71
0、720間には、HDLC(High level
Data Link Control:ハイレベルデー
タリンク制御手順)フレームパターンまたはフラグシー
ケンスの連続のうちどちらか一方のビット列によるデー
タが相互に送受信されている。
【0009】上記のようなデジタルアクセス専用線によ
る専用線網は、従来の高品質の高速デジタル専用線網で
採用されているような網障害通知信号をユーザーに送信
する機能が無い。したがって、端末装置において障害が
発生した場合も、専用線網自体に障害が発生した場合
も、送信側の端末装置からのデータが受信側の端末装置
において同様にエラーを発生することになる。ここで、
エラーとは、具体的には、TCP/IPの第1層のネッ
トワークインタフェース層におけるPPP(Point
to Point Protocol)のLQR(L
ink Quality Report)のパケットが
一定時間に到来しないことである。
る専用線網は、従来の高品質の高速デジタル専用線網で
採用されているような網障害通知信号をユーザーに送信
する機能が無い。したがって、端末装置において障害が
発生した場合も、専用線網自体に障害が発生した場合
も、送信側の端末装置からのデータが受信側の端末装置
において同様にエラーを発生することになる。ここで、
エラーとは、具体的には、TCP/IPの第1層のネッ
トワークインタフェース層におけるPPP(Point
to Point Protocol)のLQR(L
ink Quality Report)のパケットが
一定時間に到来しないことである。
【0010】すなわち、受信側端末装置は、送信側端末
装置における障害と専用線網自体の障害とを区別するこ
とができない。したがって、受信側端末装置においてデ
ータ送信のエラーを検出した場合、当該受信側端末装置
は、とりあえず直ちに送信側端末装置との接続回線をI
NS等の公衆回線網に切り替えてバックアップを行い、
データ通信の連続性を確保するようにしていた。そし
て、バックアップ後も、通信状態の以上が続いた場合に
初めて送信側端末装置に障害が発生していると判断して
いた。
装置における障害と専用線網自体の障害とを区別するこ
とができない。したがって、受信側端末装置においてデ
ータ送信のエラーを検出した場合、当該受信側端末装置
は、とりあえず直ちに送信側端末装置との接続回線をI
NS等の公衆回線網に切り替えてバックアップを行い、
データ通信の連続性を確保するようにしていた。そし
て、バックアップ後も、通信状態の以上が続いた場合に
初めて送信側端末装置に障害が発生していると判断して
いた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のデジタルアクセス専用線を用いた専用線網では、デー
タ送信にエラーが発生した場合、受信側の端末装置にと
っては、TCP/IPの第1層のネットワークインタフ
ェース層におけるPPPのLQRのパケットが欠落する
のみであるため、当該エラーの原因が端末装置の障害で
あるか専用線網自体の障害であるかを区別できなかっ
た。そのため、LQRの欠落があった場合は、とりあえ
ず接続回線を切り替えてバックアップし、その後も通信
状態の異常が続いた場合に初めて送信側の端末装置の障
害と判断していた。
のデジタルアクセス専用線を用いた専用線網では、デー
タ送信にエラーが発生した場合、受信側の端末装置にと
っては、TCP/IPの第1層のネットワークインタフ
ェース層におけるPPPのLQRのパケットが欠落する
のみであるため、当該エラーの原因が端末装置の障害で
あるか専用線網自体の障害であるかを区別できなかっ
た。そのため、LQRの欠落があった場合は、とりあえ
ず接続回線を切り替えてバックアップし、その後も通信
状態の異常が続いた場合に初めて送信側の端末装置の障
害と判断していた。
【0012】データ送信のエラーに対するこのような対
応は、端末装置における障害が発生した場合にも、上記
のように接続回線の切り替えを行うことにより、本来無
用なINS網による通信を行うこととなるため、無駄な
通信費用の発生を招くという欠点があった。
応は、端末装置における障害が発生した場合にも、上記
のように接続回線の切り替えを行うことにより、本来無
用なINS網による通信を行うこととなるため、無駄な
通信費用の発生を招くという欠点があった。
【0013】また、障害の復旧作業を行う場合に、端末
装置における障害か専用線網自体の障害かを判断するた
めに多くの工数を必要とするため、効率が悪いという欠
点があった。
装置における障害か専用線網自体の障害かを判断するた
めに多くの工数を必要とするため、効率が悪いという欠
点があった。
【0014】特に、IPネットワークによるネットワー
クのダウンサイジング化に伴い、企業内に多く存在する
小規模網ごとに、専門の保守員を配置することは困難で
あるため、低級の保守兼務者すなわち各部門のアサイン
された素人の保守者でも速やかに障害原因を特定できる
技術が必要とされている。
クのダウンサイジング化に伴い、企業内に多く存在する
小規模網ごとに、専門の保守員を配置することは困難で
あるため、低級の保守兼務者すなわち各部門のアサイン
された素人の保守者でも速やかに障害原因を特定できる
技術が必要とされている。
【0015】本発明は、上記従来の欠点を解決し、デー
タ通信の障害発生時に容易かつ速やかに障害原因を判断
可能とすることにより、無駄な接続回線切り替えを防止
し、障害復旧作業の効率を向上することができる網接続
インタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害
検出プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目
的とする。
タ通信の障害発生時に容易かつ速やかに障害原因を判断
可能とすることにより、無駄な接続回線切り替えを防止
し、障害復旧作業の効率を向上することができる網接続
インタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害
検出プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、障害監視機能及び障害通知機能を持たないデジ
タルアクセス専用線を用いたネットワークの回線網と端
末装置とを接続する網接続インタフェース装置におい
て、前記端末装置の障害を検出する端末障害検出手段
と、前記端末障害検出手段が前記端末装置の障害を検出
した場合に、前記端末装置自体に障害が発生したことを
示す所定の規則に基づいた端末障害発生通知信号を出力
する端末障害発生通知信号出力手段と、データ通信エラ
ーを検出した場合に、入力信号中に前記端末障害発生通
知信号が含まれているかどうかを調べる端末障害発生通
知信号検出手段と、前記端末障害発生通知信号検出手段
により前記端末障害発生通知信号が検出され、かつTC
P/IPの第1層のネットワークインタフェース層にお
けるPPPのLQRのパケットの欠落を検出した場合
に、前記端末装置に、前記端末障害発生通知信号を送信
した前記網接続インタフェース装置に接続されている前
記端末装置が休止状態であることを示す端末休止通知を
出力する端末休止通知出力手段とを備えることを特徴と
する。
発明は、障害監視機能及び障害通知機能を持たないデジ
タルアクセス専用線を用いたネットワークの回線網と端
末装置とを接続する網接続インタフェース装置におい
て、前記端末装置の障害を検出する端末障害検出手段
と、前記端末障害検出手段が前記端末装置の障害を検出
した場合に、前記端末装置自体に障害が発生したことを
示す所定の規則に基づいた端末障害発生通知信号を出力
する端末障害発生通知信号出力手段と、データ通信エラ
ーを検出した場合に、入力信号中に前記端末障害発生通
知信号が含まれているかどうかを調べる端末障害発生通
知信号検出手段と、前記端末障害発生通知信号検出手段
により前記端末障害発生通知信号が検出され、かつTC
P/IPの第1層のネットワークインタフェース層にお
けるPPPのLQRのパケットの欠落を検出した場合
に、前記端末装置に、前記端末障害発生通知信号を送信
した前記網接続インタフェース装置に接続されている前
記端末装置が休止状態であることを示す端末休止通知を
出力する端末休止通知出力手段とを備えることを特徴と
する。
【0017】
【0018】また、請求項2の本発明の網接続インタフ
ェース装置は、前記端末障害発生通知信号生成手段によ
り生成される前記端末障害発生通知信号が、HDLC
(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う無効
フレームからなることを特徴とする。
ェース装置は、前記端末障害発生通知信号生成手段によ
り生成される前記端末障害発生通知信号が、HDLC
(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う無効
フレームからなることを特徴とする。
【0019】また、請求項3の本発明の網接続インタフ
ェース装置は、前記端末障害発生通知信号生成手段によ
り生成される前記端末障害発生通知信号が、HDLC
(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う、フ
ラグシーケンスとノンステーションアドレスとの周期的
な繰り返しパターンに相当するデータ列からなることを
特徴とする。
ェース装置は、前記端末障害発生通知信号生成手段によ
り生成される前記端末障害発生通知信号が、HDLC
(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う、フ
ラグシーケンスとノンステーションアドレスとの周期的
な繰り返しパターンに相当するデータ列からなることを
特徴とする。
【0020】また、上記の目的を達成する他の本発明
は、障害監視機能及び障害通知機能を持たないデジタル
アクセス専用線を用いたネットワークの回線網と端末装
置とを接続する網接続インタフェース装置により、回線
網または端末装置に発生した障害を検出する障害検出方
法であって、障害の発生した端末装置に接続された網接
続インタフェース装置において、前記端末装置の状態を
監視して障害の発生を検出する工程と、前記障害の発生
が検出された後に、前記端末装置自体に障害が発生した
ことを示す所定の規則に基づいた端末障害発生通知信号
を生成して前記回線網に出力する工程とを含み、データ
通信エラーを検出した網接続インタフェース装置におい
て、入力信号中に前記端末障害発生通知信号が含まれて
いるかどうかを調べる工程と、前記入力信号中に前記端
末障害発生通知信号が検出され、かつTCP/IPの第
1層のネットワークインタフェース層におけるPPPの
LQRのパケットの欠落が検出された場合に、前記端末
装置に、前記端末障害発生通知信号を送信した前記網接
続インタフェース装置に接続されている前記端末装置が
休止状態であることを示す端末休止通知を出力する工程
とを含むことを特徴とする。
は、障害監視機能及び障害通知機能を持たないデジタル
アクセス専用線を用いたネットワークの回線網と端末装
置とを接続する網接続インタフェース装置により、回線
網または端末装置に発生した障害を検出する障害検出方
法であって、障害の発生した端末装置に接続された網接
続インタフェース装置において、前記端末装置の状態を
監視して障害の発生を検出する工程と、前記障害の発生
が検出された後に、前記端末装置自体に障害が発生した
ことを示す所定の規則に基づいた端末障害発生通知信号
を生成して前記回線網に出力する工程とを含み、データ
通信エラーを検出した網接続インタフェース装置におい
て、入力信号中に前記端末障害発生通知信号が含まれて
いるかどうかを調べる工程と、前記入力信号中に前記端
末障害発生通知信号が検出され、かつTCP/IPの第
1層のネットワークインタフェース層におけるPPPの
LQRのパケットの欠落が検出された場合に、前記端末
装置に、前記端末障害発生通知信号を送信した前記網接
続インタフェース装置に接続されている前記端末装置が
休止状態であることを示す端末休止通知を出力する工程
とを含むことを特徴とする。
【0021】また、請求項5の本発明の障害検出方法
は、前記端末障害発生通知信号を生成する工程におい
て、前記端末障害発生通知信号として、HDLC(ハイ
レベルデータリンク制御手順)の規定に従う無効フレー
ムからなる信号を生成することを特徴とする。
は、前記端末障害発生通知信号を生成する工程におい
て、前記端末障害発生通知信号として、HDLC(ハイ
レベルデータリンク制御手順)の規定に従う無効フレー
ムからなる信号を生成することを特徴とする。
【0022】また、請求項6の本発明の障害検出方法
は、前記端末障害発生通知信号を生成する工程におい
て、前記端末障害発生通知信号として、HDLC(ハイ
レベルデータリンク制御手順)の規定に従う、フラグシ
ーケンスとノンステーションアドレスとの周期的な繰り
返しパターンに相当するデータ列からなる信号を生成す
ることを特徴とする。
は、前記端末障害発生通知信号を生成する工程におい
て、前記端末障害発生通知信号として、HDLC(ハイ
レベルデータリンク制御手順)の規定に従う、フラグシ
ーケンスとノンステーションアドレスとの周期的な繰り
返しパターンに相当するデータ列からなる信号を生成す
ることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1及び図3は、本発明の一実施形態によ
る網接続インタフェース装置の構成を示すブロック図で
ある。図1は端末装置に障害が発生した場合における網
接続インタフェース装置の機能を示し、図3は、データ
通信の障害を検出した場合における網接続インタフェー
ス装置の機能を示す。実際には、網接続インタフェース
装置は図1と図3の両方の機能を有するが、以下の説明
では、便宜上、図1に示す網接続インタフェース装置2
0と、図3に示す網接続インタフェース装置40とを分
けて説明する。
る網接続インタフェース装置の構成を示すブロック図で
ある。図1は端末装置に障害が発生した場合における網
接続インタフェース装置の機能を示し、図3は、データ
通信の障害を検出した場合における網接続インタフェー
ス装置の機能を示す。実際には、網接続インタフェース
装置は図1と図3の両方の機能を有するが、以下の説明
では、便宜上、図1に示す網接続インタフェース装置2
0と、図3に示す網接続インタフェース装置40とを分
けて説明する。
【0025】図1を参照すると、本実施形態の網接続イ
ンタフェース装置20は、図7に示したネットワークを
形成するデジタルアクセス専用線による専用線網700
と端末装置10との間に介在し、端末装置10の障害を
検出する端末障害検出部21と、端末装置の障害が発生
したことを他の端末装置に通知する端末障害発生通知信
号S2を生成して出力する端末障害発生通知信号生成部
22とを備える。なお、図1には、本実施形態における
特徴的な構成のみを記載し、他の一般的な構成について
は記載を省略してある。実際には、通常の通信状態にお
けるデータの送受信機能を実現する機能部を有すること
は言うまでもない。
ンタフェース装置20は、図7に示したネットワークを
形成するデジタルアクセス専用線による専用線網700
と端末装置10との間に介在し、端末装置10の障害を
検出する端末障害検出部21と、端末装置の障害が発生
したことを他の端末装置に通知する端末障害発生通知信
号S2を生成して出力する端末障害発生通知信号生成部
22とを備える。なお、図1には、本実施形態における
特徴的な構成のみを記載し、他の一般的な構成について
は記載を省略してある。実際には、通常の通信状態にお
けるデータの送受信機能を実現する機能部を有すること
は言うまでもない。
【0026】図3を参照すると、本実施形態の網接続イ
ンタフェース装置40は、図7に示したネットワークを
形成するデジタルアクセス専用線による専用線網700
と端末装置30との間に介在し、網接続インタフェース
装置20から送信された端末障害発生通知信号S2を検
出する端末障害発生通知信号検出部41と、端末障害発
生通知信号検出部41の検出結果に応じて他の端末装置
10が休止状態であることを端末装置30に通知する端
末休止通知を出力する端末休止通知出力部42とを備え
る。なお、図3には、本実施形態における特徴的な構成
のみを記載し、他の一般的な構成については記載を省略
してある。実際には、通常の通信状態におけるデータの
送受信機能を実現する機能部を有することは言うまでも
ない。
ンタフェース装置40は、図7に示したネットワークを
形成するデジタルアクセス専用線による専用線網700
と端末装置30との間に介在し、網接続インタフェース
装置20から送信された端末障害発生通知信号S2を検
出する端末障害発生通知信号検出部41と、端末障害発
生通知信号検出部41の検出結果に応じて他の端末装置
10が休止状態であることを端末装置30に通知する端
末休止通知を出力する端末休止通知出力部42とを備え
る。なお、図3には、本実施形態における特徴的な構成
のみを記載し、他の一般的な構成については記載を省略
してある。実際には、通常の通信状態におけるデータの
送受信機能を実現する機能部を有することは言うまでも
ない。
【0027】上記構成において、接続インタフェース装
置20の端末障害検出部21及び端末障害発生通知信号
生成部22と、接続インタフェース装置40の端末障害
発生通知信号検出部41および端末休止通知出力部42
とは、例えば、プログラム制御されたマイクロコンピュ
ータで実現される。マイクロコンピュータを制御するコ
ンピュータプログラムは、磁気ディスクや光ディスク、
半導体メモリ、その他の一般的な記憶媒体に格納して提
供され、マイクロコンピュータの内部メモリにロードさ
れてプロセッサを制御することにより各機能を実現す
る。
置20の端末障害検出部21及び端末障害発生通知信号
生成部22と、接続インタフェース装置40の端末障害
発生通知信号検出部41および端末休止通知出力部42
とは、例えば、プログラム制御されたマイクロコンピュ
ータで実現される。マイクロコンピュータを制御するコ
ンピュータプログラムは、磁気ディスクや光ディスク、
半導体メモリ、その他の一般的な記憶媒体に格納して提
供され、マイクロコンピュータの内部メモリにロードさ
れてプロセッサを制御することにより各機能を実現す
る。
【0028】端末障害発生通知信号生成部22から端末
障害発生通知信号検出部41へ送られる端末障害発生通
知信号S2は、TCP/IPのネットワークインタフェ
ース層(第1層)の上位であるPPPは、ISO(国際
標準化機構) OSIの第2層(データリンク層)で定
めるHDLCの規定を前提として生成される。以下に、
端末障害発生通知信号S2を生成するために必要な条件
を列挙する。なお、以下の説明においては、網接続イン
タフェース装置と端末装置とを合わせて局と称する。
障害発生通知信号検出部41へ送られる端末障害発生通
知信号S2は、TCP/IPのネットワークインタフェ
ース層(第1層)の上位であるPPPは、ISO(国際
標準化機構) OSIの第2層(データリンク層)で定
めるHDLCの規定を前提として生成される。以下に、
端末障害発生通知信号S2を生成するために必要な条件
を列挙する。なお、以下の説明においては、網接続イン
タフェース装置と端末装置とを合わせて局と称する。
【0029】(1)ノンステーションアドレス アドレス‘00000000’は、ノンステーションア
ドレスといい、どの局も当該フレームを無視する。テス
トなどに使うアドレスである。
ドレスといい、どの局も当該フレームを無視する。テス
トなどに使うアドレスである。
【0030】(2)グローバルアドレス アドレス‘11111111’は、グローバルアドレス
といい、全ての局に対するコマンドに使用する。このア
ドレスで送信すると全ての二次局は当該フレームを取り
込む。
といい、全ての局に対するコマンドに使用する。このア
ドレスで送信すると全ての二次局は当該フレームを取り
込む。
【0031】(3)フレームの透過性 フラグシーケンス‘01111110’と同じビットパ
ターンがフレーム内で発生しないように、送信側では5
つ連続したビット‘1’の次にビット‘0’を挿入し、
受信側では5つ連続したビット‘1’の次のビット
‘0’を除去する。この処理によってフレーム内の透過
性を保っている。
ターンがフレーム内で発生しないように、送信側では5
つ連続したビット‘1’の次にビット‘0’を挿入し、
受信側では5つ連続したビット‘1’の次のビット
‘0’を除去する。この処理によってフレーム内の透過
性を保っている。
【0032】(4)無効フレーム 開始フラグシーケンスと集結フラグシーケンスの間が短
すぎる(32ビット未満)フレームは無効フレームとな
り、受信局では当該フレームを無視する。
すぎる(32ビット未満)フレームは無効フレームとな
り、受信局では当該フレームを無視する。
【0033】(5)フレームの放棄(アボート) フレーム送信途中で、当該フレームを放棄する場合は7
つ以上の連続した‘1’を送出する。また、連続した7
つ以上の‘1’を検出した受信局は当該フレームを無視
する。
つ以上の連続した‘1’を送出する。また、連続した7
つ以上の‘1’を検出した受信局は当該フレームを無視
する。
【0034】(6)休止状態 ビット‘1’が15以上連続していることを検出した場
合、チャネルは休止状態となり、相手局が伝送を集結し
たと解釈する。
合、チャネルは休止状態となり、相手局が伝送を集結し
たと解釈する。
【0035】(7)タイムフィル 活動チャネル状態において、同期を維持してフレーム間
の時間を埋めるためのタイムフィルとしては、フラグシ
ーケンスを連続して送出する。
の時間を埋めるためのタイムフィルとしては、フラグシ
ーケンスを連続して送出する。
【0036】図5に正常なHDLCフレームパターンの
例を示す。図5に示すように、HDLCフレームパター
ンは、‘01111110’の開始フラグと、8ビット
のアドレスと、8ビットの制御部と、任意の長さの情報
部と、16ビットのFCSと、‘01111110’の
終了フラグとからなる。したがって、開始フラグシーケ
ンスと終了フラグシーケンスとに挟まれる部分のデータ
サイズは、32ビット以上となる。
例を示す。図5に示すように、HDLCフレームパター
ンは、‘01111110’の開始フラグと、8ビット
のアドレスと、8ビットの制御部と、任意の長さの情報
部と、16ビットのFCSと、‘01111110’の
終了フラグとからなる。したがって、開始フラグシーケ
ンスと終了フラグシーケンスとに挟まれる部分のデータ
サイズは、32ビット以上となる。
【0037】図6に、上述した条件に基づいて生成され
た端末障害発生通知信号S2の例を示す。端末障害発生
通知信号S2は、‘01111110’及び‘0000
0000’、言い替えれば、フラグシーケンスとノーテ
ーションアドレスとの繰り返しからなる。したがって、
上記の条件を適応すれば、フラグシーケンス‘0111
1110’の間に8ビットのデータサイズのデータが存
在することとなり、無効フレームに相当する。すなわ
ち、端末障害発生通知信号S2は、HDLCフレームパ
ターンとしては無効なフレームであるが、一定の規則性
を有する信号である。
た端末障害発生通知信号S2の例を示す。端末障害発生
通知信号S2は、‘01111110’及び‘0000
0000’、言い替えれば、フラグシーケンスとノーテ
ーションアドレスとの繰り返しからなる。したがって、
上記の条件を適応すれば、フラグシーケンス‘0111
1110’の間に8ビットのデータサイズのデータが存
在することとなり、無効フレームに相当する。すなわ
ち、端末障害発生通知信号S2は、HDLCフレームパ
ターンとしては無効なフレームであるが、一定の規則性
を有する信号である。
【0038】次に、図1の網接続インタフェース装置2
0の動作を示す図2のフローチャートと図3の網接続イ
ンタフェース装置40及び端末装置30の動作を示す図
4のフローチャートとを参照して、本実施形態の動作に
ついて説明する。なお、以下の説明において、図1に示
した端末装置10及び網接続インタフェース装置20を
送信側、図3に示した端末装置30及び網接続インタフ
ェース装置40を受信側とし、同一の専用線網を介して
接続されているものとする。
0の動作を示す図2のフローチャートと図3の網接続イ
ンタフェース装置40及び端末装置30の動作を示す図
4のフローチャートとを参照して、本実施形態の動作に
ついて説明する。なお、以下の説明において、図1に示
した端末装置10及び網接続インタフェース装置20を
送信側、図3に示した端末装置30及び網接続インタフ
ェース装置40を受信側とし、同一の専用線網を介して
接続されているものとする。
【0039】端末装置10と端末装置40とが正常なデ
ータ通信を行っている状態及びタイムフィル状態では、
ビット‘1’が15個以上連続することはない。しか
し、端末装置10に障害が発生したり、電源が切断され
るた場合、ビット‘1’の連続データまたは特別に設定
された障害通知信号S1が端末装置10から出力され
る。したがって、網接続インタフェース20において、
端末装置10が出力する信号を監視することにより、端
末装置10における障害の発生を検出することができ
る。
ータ通信を行っている状態及びタイムフィル状態では、
ビット‘1’が15個以上連続することはない。しか
し、端末装置10に障害が発生したり、電源が切断され
るた場合、ビット‘1’の連続データまたは特別に設定
された障害通知信号S1が端末装置10から出力され
る。したがって、網接続インタフェース20において、
端末装置10が出力する信号を監視することにより、端
末装置10における障害の発生を検出することができ
る。
【0040】網接続インタフェース装置20において、
ビット‘1’の15個以上の連続データまたは障害通知
信号S1を受信すると、端末障害検出部21が当該信号
を検出し、端末装置10に障害が発生したと判断する
(図2、ステップ201、202)。そして、端末障害
発生通知信号生成部22が、図6に示した端末障害発生
通知信号S2を生成し、専用線網を介して網接続インタ
フェース装置40へ出力する(図2、ステップ20
3)。端末障害発生通知信号生成部22は、端末装置1
0の障害が回復するまで、端末障害発生通知信号S2を
送信し続ける。
ビット‘1’の15個以上の連続データまたは障害通知
信号S1を受信すると、端末障害検出部21が当該信号
を検出し、端末装置10に障害が発生したと判断する
(図2、ステップ201、202)。そして、端末障害
発生通知信号生成部22が、図6に示した端末障害発生
通知信号S2を生成し、専用線網を介して網接続インタ
フェース装置40へ出力する(図2、ステップ20
3)。端末障害発生通知信号生成部22は、端末装置1
0の障害が回復するまで、端末障害発生通知信号S2を
送信し続ける。
【0041】一方、網接続インタフェース装置40にお
いて、LQRパケットが予め設定された時間内に規定回
数以上到着しない場合、当該データ通信エラーにより、
ネットワーク上に何らかの障害が発生したと判断し、端
末障害発生通知信号検出部41が、入力信号の中に端末
障害発生通知信号S2が含まれていないか調べる(図
4、ステップ401、402)。
いて、LQRパケットが予め設定された時間内に規定回
数以上到着しない場合、当該データ通信エラーにより、
ネットワーク上に何らかの障害が発生したと判断し、端
末障害発生通知信号検出部41が、入力信号の中に端末
障害発生通知信号S2が含まれていないか調べる(図
4、ステップ401、402)。
【0042】入力信号に端末障害発生通知信号S2が含
まれていた場合、端末休止通知出力部42が、端末休止
通知としてビット‘1’の15個以上の連続データを端
末装置30に送信し、端末装置10が休止状態にあるこ
とを通知する。端末装置30は、端末休止通知を受信す
ると、端末装置10に障害が発生したと判断し、必要な
復旧処理を依頼する(図4、ステップ403)。
まれていた場合、端末休止通知出力部42が、端末休止
通知としてビット‘1’の15個以上の連続データを端
末装置30に送信し、端末装置10が休止状態にあるこ
とを通知する。端末装置30は、端末休止通知を受信す
ると、端末装置10に障害が発生したと判断し、必要な
復旧処理を依頼する(図4、ステップ403)。
【0043】これに対し、LQRの欠落を検出したもの
の、端末障害発生通知信号S2が検出されなかった場
合、端末休止通知出力部42は、端末休止通知を端末装
置30に送信しない。したがって、端末装置30は、専
用線網自体に障害が発生したと判断し、INS等の公衆
回線網に切り替えてバックアップすることにより、デー
タ通信の連続性を確保するようにする(図4ステップ4
04)。
の、端末障害発生通知信号S2が検出されなかった場
合、端末休止通知出力部42は、端末休止通知を端末装
置30に送信しない。したがって、端末装置30は、専
用線網自体に障害が発生したと判断し、INS等の公衆
回線網に切り替えてバックアップすることにより、デー
タ通信の連続性を確保するようにする(図4ステップ4
04)。
【0044】以上のように、端末障害発生通知信号S2
の有無に応じてデータ通信エラーの原因が端末装置10
の障害か専用線網自体の障害かを判断することができる
ため、適切な対応を取ることができる。
の有無に応じてデータ通信エラーの原因が端末装置10
の障害か専用線網自体の障害かを判断することができる
ため、適切な対応を取ることができる。
【0045】なお、網接続インタフェース装置40の端
末障害発生通知信号検出部41が端末障害発生通知信号
S2を検出してから端末休止通知出力部42が端末休止
通知を出力するまでの間、端末装置30は、‘フラグシ
ーケンス’‘ノンステーションアドレス’‘フラグシー
ケンス’‘ノンステーションアドレス’という連続デー
タ列の繰り返しパターンを受信することとなる。しか
し、HDLCで規定されているノーステーションアドレ
ス及び無効フレームの2条件(上述した条件(1)及び
条件(4)参照)により、端末装置30は、誤データの
読込みを行うことはない。
末障害発生通知信号検出部41が端末障害発生通知信号
S2を検出してから端末休止通知出力部42が端末休止
通知を出力するまでの間、端末装置30は、‘フラグシ
ーケンス’‘ノンステーションアドレス’‘フラグシー
ケンス’‘ノンステーションアドレス’という連続デー
タ列の繰り返しパターンを受信することとなる。しか
し、HDLCで規定されているノーステーションアドレ
ス及び無効フレームの2条件(上述した条件(1)及び
条件(4)参照)により、端末装置30は、誤データの
読込みを行うことはない。
【0046】本実施形態において、端末障害発生通知信
号S2として‘フラグシーケンス’‘ノンステーション
アドレス’‘フラグシーケンス’‘ノンステーションア
ドレス’という繰り返しパターンを採用したのは、専用
線網自体の障害時に発生するデータ列が、このような一
定の周期性を持つ確率は非常に少ないためである。ま
た、端末障害発生通知信号S2のデータパターン列は、
ビット‘1’の個数とビット‘0’の個数がほぼ同一で
あるため、データ伝送用パルストランスの安定伝送条件
を満足できるという利点もある。
号S2として‘フラグシーケンス’‘ノンステーション
アドレス’‘フラグシーケンス’‘ノンステーションア
ドレス’という繰り返しパターンを採用したのは、専用
線網自体の障害時に発生するデータ列が、このような一
定の周期性を持つ確率は非常に少ないためである。ま
た、端末障害発生通知信号S2のデータパターン列は、
ビット‘1’の個数とビット‘0’の個数がほぼ同一で
あるため、データ伝送用パルストランスの安定伝送条件
を満足できるという利点もある。
【0047】なお、上述した無効フレームの条件(条件
(4)参照)に示す通り、開始フラグシーケンスと集結
フラグシーケンス間のビットが32ビット未満である場
合は、端末装置30は、入力したビット列の全てを無効
フレームとして処理する。したがって、フラグシーケン
スとフラグシーケンスとの間のビット数が32ビット未
満であれば、本実施形態の端末障害発生通知信号S2に
おける‘フラグシーケンス’‘ノンステーションアドレ
ス’‘フラグシーケンス’‘ノンステーションアドレ
ス’という繰り返しパターン以外のいかなるデータ列で
あっても、端末障害発生通知信号S2として用いること
ができる。しかし、この場合においても、端末障害発生
通知信号S2のデータ列にある程度の規則性を持たせる
ことによって専用線網の障害と容易に区別できるように
することが望ましい。
(4)参照)に示す通り、開始フラグシーケンスと集結
フラグシーケンス間のビットが32ビット未満である場
合は、端末装置30は、入力したビット列の全てを無効
フレームとして処理する。したがって、フラグシーケン
スとフラグシーケンスとの間のビット数が32ビット未
満であれば、本実施形態の端末障害発生通知信号S2に
おける‘フラグシーケンス’‘ノンステーションアドレ
ス’‘フラグシーケンス’‘ノンステーションアドレ
ス’という繰り返しパターン以外のいかなるデータ列で
あっても、端末障害発生通知信号S2として用いること
ができる。しかし、この場合においても、端末障害発生
通知信号S2のデータ列にある程度の規則性を持たせる
ことによって専用線網の障害と容易に区別できるように
することが望ましい。
【0048】以上好ましい実施の形態をあげて本発明を
説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定さ
れるものではない。
説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定さ
れるものではない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の網接続イ
ンタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害検
出プログラムを格納した記憶媒体によれば、端末装置に
障害が発生した場合に、網接続インタフェース装置が所
定の規則に基づいた端末障害発生通知信号を送信し、受
信側の端末装置に端末装置の障害であることを知らせる
ことができる。したがって、受信側の端末装置は、デー
タ通信エラーの原因が送信側の端末装置の障害か専用線
網自体の障害かを速やかに判断することができるため、
送信側の端末装置の障害の場合は復旧依頼を行い、専用
線網の障害の場合は通信回線を切り替えてバックアップ
を行うというように、適切な対応を取ることができる。
ンタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害検
出プログラムを格納した記憶媒体によれば、端末装置に
障害が発生した場合に、網接続インタフェース装置が所
定の規則に基づいた端末障害発生通知信号を送信し、受
信側の端末装置に端末装置の障害であることを知らせる
ことができる。したがって、受信側の端末装置は、デー
タ通信エラーの原因が送信側の端末装置の障害か専用線
網自体の障害かを速やかに判断することができるため、
送信側の端末装置の障害の場合は復旧依頼を行い、専用
線網の障害の場合は通信回線を切り替えてバックアップ
を行うというように、適切な対応を取ることができる。
【0050】このため、不要な回線切り替えを行わず、
無駄な通信費用の発生を防止できるという効果がある。
無駄な通信費用の発生を防止できるという効果がある。
【0051】また、障害の原因を容易に判断できるた
め、障害の復旧作業における工数を大幅に削減できると
いう効果がある。
め、障害の復旧作業における工数を大幅に削減できると
いう効果がある。
【図1】 本発明の一実施形態による送信側の網接続イ
ンタフェース装置の構成を示すブロック図である。
ンタフェース装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の網接続インタフェース装置の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】 本発明の一実施形態による受信側の網接続イ
ンタフェース装置の構成を示すブロック図である。
ンタフェース装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 図3の網接続インタフェース装置及び端末装
置の動作を示すフローチャートである。
置の動作を示すフローチャートである。
【図5】 正常なHDLCフレームパターンの構成例を
示す図である。
示す図である。
【図6】 本実施形態に用いる端末障害発生通知信号の
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図7】 デジタルアクセス専用線を用いた専用線網に
よるネットワークの構成例を示すブロック図である。
よるネットワークの構成例を示すブロック図である。
10、40 端末装置 20、30 網接続インタフェース装置 21 端末障害検出部 22 端末障害発生通知信号生成部 41 端末障害発生通知信号検出部 42 端末休止通知出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 H04L 1/00 H04L 12/24 H04L 12/26 H04L 12/56
Claims (9)
- 【請求項1】 障害監視機能及び障害通知機能を持たな
いデジタルアクセス専用線を用いたネットワークの回線
網と端末装置とを接続する網接続インタフェース装置に
おいて、 前記端末装置の障害を検出する端末障害検出手段と、 前記端末障害検出手段が前記端末装置の障害を検出した
場合に、前記端末装置自体に障害が発生したことを示す
所定の規則に基づいた端末障害発生通知信号を出力する
端末障害発生通知信号出力手段と、 データ通信エラーを検出した場合に、入力信号中に前記
端末障害発生通知信号が含まれているかどうかを調べる
端末障害発生通知信号検出手段と、 前記端末障害発生通知信号検出手段により前記端末障害
発生通知信号が検出され、かつTCP/IPの第1層の
ネットワークインタフェース層におけるPPPのLQR
のパケットの欠落を検出した場合に、前記端末装置に、
前記端末障害発生通知信号を送信した前記網接続インタ
フェース装置に接続されている前記端末装置が休止状態
であることを示す端末休止通知を出力する端末休止通知
出力手段とを備えることを特徴とする網接続インタフェ
ース装置。 - 【請求項2】 前記端末障害発生通知信号生成手段によ
り生成される前記端末障害発生通知信号が、HDLC
(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う無効
フレームからなることを特徴とする請求項1に記載の網
接続インタフェース装置。 - 【請求項3】 前記端末障害発生通知信号生成手段によ
り生成される前記端末障害発生通知信号が、HDLC
(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う、フ
ラグシーケンスとノンステーションアドレスとの周期的
な繰り返しパターンに相当するデータ列からなることを
特徴とする請求項1に記載の網接続インタフェース装
置。 - 【請求項4】 障害監視機能及び障害通知機能を持たな
いデジタルアクセス専用線を用いたネットワークの回線
網と端末装置とを接続する網接続インタフェース装置に
より、回線網または端末装置に発生した障害を検出する
障害検出方法であって、 障害の発生した端末装置に接続された網接続インタフェ
ース装置において、 前記端末装置の状態を監視して障害の発生を検出する工
程と、 前記障害の発生が検出された後に、前記端末装置自体に
障害が発生したことを示す所定の規則に基づいた端末障
害発生通知信号を生成して前記回線網に出力する工程と
を含み、 データ通信エラーを検出した網接続インタフェース装置
において、 入力信号中に前記端末障害発生通知信号が含まれている
かどうかを調べる工程と、 前記入力信号中に前記端末障害発生通知信号が検出さ
れ、かつTCP/IPの第1層のネットワークインタフ
ェース層におけるPPPのLQRのパケットの欠落が検
出された場合に、前記端末装置に、前記端末障害発生通
知信号を送信した前記網接続インタフェース装置に接続
されている前記端末装置が休止状態であることを示す端
末休止通知を出力する工程とを含むことを特徴とする障
害検出方法。 - 【請求項5】 前記端末障害発生通知信号を生成する工
程において、前記端末障害発生通知信号として、HDL
C(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う無
効フレームからなる信号を生成することを特徴とする請
求項4に記載の障害検出方法。 - 【請求項6】 前記端末障害発生通知信号を生成する工
程において、前記端末障害発生通知信号として、HDL
C(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う、
フラグシーケンスとノンステーションアドレスとの周期
的な繰り返しパターンに相当するデータ列からなる信号
を生成することを特徴とする請求項4に記載の障害検出
方法。 - 【請求項7】 障害監視機能及び障害通知機能を持たな
いデジタルアクセス専用線を用いたネットワークの回線
網と端末装置とを接続する網接続インタフェース装置を
制御して、回線網または端末装置に発生した障害を検出
する障害検出プログラムを格納した記憶媒体であって、 障害の発生した端末装置に接続された網接続インタフェ
ース装置において、 前記端末装置の状態を監視して障害の発生を検出する工
程と、 前記障害の発生が検出された後に、前記端末装置自体に
障害が発生したことを示す所定の規則に基づいた端末障
害発生通知信号を生成して前記回線網に出力する工程と
を含み、 データ通信エラーを検出した網接続インタフェース装置
において、 入力信号中に前記端末障害発生通知信号が含まれている
かどうかを調べる工程と、 前記入力信号中に前記端末障害発生通知信号が検出さ
れ、かつTCP/IPの第1層のネットワークインタフ
ェース層におけるPPPのLQRのパケットの欠落が検
出された場合に、前記端末装置に、前記端末障害発生通
知信号を送信した前記網接続インタフェース装置に接続
されている前記端末装置が休止状態であることを示す端
末休止通知を出力する工程とを含むことを特徴とする障
害検出プログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項8】 前記端末障害発生通知信号を生成する工
程において、前記端末障害発生通知信号として、HDL
C(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う無
効フレームからなる信号を生成することを特徴とする請
求項7に記載の障害検出プログラムを格納した記憶媒
体。 - 【請求項9】 前記端末障害発生通知信号を生成する工
程において、前記端末障害発生通知信号として、HDL
C(ハイレベルデータリンク制御手順)の規定に従う、
フラグシーケンスとノンステーションアドレスとの周期
的な繰り返しパターンに相当するデータ列からなる信号
を生成することを特徴とする請求項7に記載の障害検出
プログラムを格納した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32883598A JP3194373B2 (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 網接続インタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害検出プログラムを格納した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32883598A JP3194373B2 (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 網接続インタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害検出プログラムを格納した記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000151757A JP2000151757A (ja) | 2000-05-30 |
JP3194373B2 true JP3194373B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=18214628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32883598A Expired - Fee Related JP3194373B2 (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 網接続インタフェース装置及びその障害検出方法ならびに障害検出プログラムを格納した記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3194373B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
KR100431465B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2004-05-14 | 엘지전자 주식회사 | 데이터 전송로 장애 감지 방법 |
JP2008047023A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-02-28 | Teijin Pharma Ltd | 在宅医療機器管理方法 |
EP2341661B1 (en) * | 2010-01-04 | 2012-03-21 | Alcatel Lucent | Neighbour discovery for ethernet private line on user network interfaces |
CN107171819B (zh) * | 2016-03-07 | 2020-02-14 | 北京华为数字技术有限公司 | 一种网络故障诊断方法及装置 |
CN112948299B (zh) * | 2021-02-01 | 2022-08-16 | 浙江中拓合控科技有限公司 | 一种串口通信系统和通信方法 |
-
1998
- 1998-11-04 JP JP32883598A patent/JP3194373B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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