JP3193785B2 - 接点切換表示機能付ピアノスイッチ - Google Patents

接点切換表示機能付ピアノスイッチ

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JP3193785B2
JP3193785B2 JP25521092A JP25521092A JP3193785B2 JP 3193785 B2 JP3193785 B2 JP 3193785B2 JP 25521092 A JP25521092 A JP 25521092A JP 25521092 A JP25521092 A JP 25521092A JP 3193785 B2 JP3193785 B2 JP 3193785B2
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピアノタッチ操作で接
点切換が行われるピアノハンドル式スイッチにおける切
換状態を表示する表示部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピアノタッチ操作で接点切換が行われる
ピアノハンドル式スイッチとしては、例えば図16に示
すものがある。このピアノハンドル式スイッチでは、押
釦スイッチ5上にピアノハンドル43を取り付け、ピア
ノハンドル43の操作に応じて押釦スイッチ5内部に設
けられた接点切換機構を駆動する。
【0003】このピアノハンドル43の場合には、対向
配置された固定接点25a,25bの間に立設された開
閉体24を回動自在することで、この開閉体24に固着
された可動接点29と固定接点25a,25bの夫々と
を接触,開離させて、接点切換を行う。なお、この開閉
体24の回動動作は本発明の実施例も同様であるので、
詳細な説明は実施例の説明において行い、ここでは概略
的な説明だけを行っておく。つまり、ピアノハンドル4
3が操作されると、このピアノハンドル43の操作に応
じて押釦ハンドル32が押し下げられ、この押釦ハンド
ル32の下降に伴って下降するスライドカム33により
反転ハンドル31が反転回動され、開閉体24が左右い
ずれかの方向に回動するのである。なお、反転ハンドル
31と開閉体24とは図示しないコイルスプリングで連
結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のピ
アノハンドル式スイッチにおいては、ピアノハンドル4
3の押圧状態を解除すると、ピアノハンドル43が常に
押圧前の状態に復帰するため、接点切換状態を把握する
ことができない。そこで、従来のこの種のピアノハンド
ル式スイッチでは、何等かの方法により接点切換状態を
表示する必要があり、例えば接点切換状態に応じて点灯
する表示回路を内蔵したものが提供されている。しかし
ながら、表示回路を内蔵する場合にはコストが高くな
り、且つ内部構造も複雑になるという問題がある。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、反転ハンドルの回動を
利用して表示体を駆動するに当たり、接点切換状態を簡
単な構成で表示することができ、コストも低減でき、し
かもピアノハンドルに回転表示体を設けることで外部か
ら見る際に見やすいものであり、また、回転により表示
を切換ることでスライドにより表示を切換るものに比べ
て回転の軸芯と平行な方向の表示部分の長さを長くとる
ことができ、更に、回転表示体の回転駆動に当たり、多
少の誤差があっても、確実に表示でき、更に、回転表示
体の外面を表示窓にできるだけ接近させることができて
外部からの回転表示体による表示がみやすい接点切換表
示機能付ピアノスイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の接点切換表示機能付ピアノスイッチは、押
釦ハンドル32が押し込まれたときに、この押釦ハンド
ル32の押し込み動作に伴って反転ハンドル31を反転
回動させ、この反転ハンドル31の反転回動に応じて接
点切換が行われる押釦スイッチ5と、この押釦スイッチ
5の上部に取り付けられ上記押釦ハンドル32をピアノ
タッチ操作で押圧するピアノハンドル43とを備え、ピ
アノハンドル43に表示窓110を設け、押釦スイッチ
5に回転自在に取付けられ接点切換状態を表示する外面
の断面形状が円弧状乃至円状となった回転表示体70
と、反転ハンドル43に突設された駆動片71と、駆動
片1と回転表示体70とを連結する連結片71aとで反
転ハンドル31の回動を回転表示体70の回転駆動に変
換して接点切換の表示をする表示手段を構成し、回転表
示体70の外面の一部を表示窓110に対向させて成る
ことを特徴とするものである。
【0007】また、回転表示体70の外面が略半円状の
円弧形状をしていることも好ましい。
【0008】
【作用】しかして、上記の構成の本発明によれば、ピア
ノハンドル43に表示窓110を設け、押釦スイッチ5
に回転自在に取付けられ接点切換状態を表示する外面の
断面形状が円弧状乃至円状となった回転表示体70と、
反転ハンドル43に突設された駆動片71と、駆動片1
と回転表示体70とを連結する連結片71aとで反転ハ
ンドル31の回動を回転表示体70の回転駆動に変換し
て接点切換の表示をする表示手段を構成し、回転表示体
70の外面の一部を表示窓110に対向させることで、
接点切換を反転ハンドル31の動きを利用して行えるも
のであり、しかもこの場合、回転により表示を切換るこ
とでスライドにより表示を切換るものに比べて回転の軸
芯と平行な方向の表示部分の長さを長くとることも可能
となるものであり、また、回転表示体70の外面の断面
形状が円弧状乃至円状となっていることで、例えば回転
表示体70の外面を2色に分割し、この2色のいずれか
を交互に表すようにした場合、回転表示体70の外面の
表示窓110に対向する部分の位置が位置が多少ずれて
いてもこれを吸収できるものであり、しかも、この場
合、常に回転表示体70の外面の円弧状となった上部の
部分が表示窓に近接して対向することとなって外部から
表示窓110を見た際に回転表示体70による表示が見
やすくなったものである。
【0009】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図 に本発明の一実施例を示し
ている。まず、ピアノハンドル式スイッチの基本構造か
ら説明する。本実施例のピアノハンドル式スイッチは、
図1あるいは図2に示すように、押釦ハンドル32の押
圧操作により接点切換が行われる押釦スイッチ5と、こ
の押釦スイッチ5の上面に一端部が回動自在に枢支され
他端部を押圧して押釦ハンドル32を押圧操作するピア
ノハンドル43とからなる。
【0010】押釦スイッチ5の器体は、合成樹脂製のボ
ディ5aとカバー5bとで形成されており、規格化され
た既製の埋込型の配線器具の1個モジュール寸法に形成
してある。そして、カバー5bには、既製の配線器具を
埋設する場合に用いる取付枠2に着脱自在に取付可能と
するために、両端面に一対の係止爪11a,11bを夫
々突設してあり、一方の係止爪11bの背部には空間1
2を形成し、係止爪11bが背方へ弾性的にたわむよう
にしてある。従って、既製の配線器具用の取付枠2に係
止爪11a,11bを係止させて押釦スイッチ5を着脱
自在に取り付けることができ、既製の埋込型の配線器具
と同様にして壁面などの造営面に埋設できるようにして
ある。
【0011】この押釦スイッチ5のボディ5a内の両端
部に、接続端子収納部13,14を形成し、両接続端子
収納部13,14の間に中央収納部23を形成してあ
る。ここで、一方の接続端子収納部13には共通端子板
15と図示しない鎖錠ばね及び解除釦からなる速結端子
が収納される。また、他方の接続端子収納部14には端
子板18及び図示しない鎖錠ばねからなる第1の接続端
子部と、端子板20及び図示しない鎖錠ばねからなる第
2の接続端子部とが収納され、これら第1,第2の接続
端子部は図示しない解除釦で共通に解除できるようにし
てある。
【0012】端子板18には固定接点25aが固着され
た延設片18aを形成してあり、この延設片18aを隔
壁60aに近接する中央収納部23側に延出してある。
また、端子板20にも固定接点25bが固着された折曲
片20aを形成してあり、この折曲片20aは上記端子
板18の延設片18aに対向させる形で中央収納部23
側に延出してある。
【0013】上記固定接点25a,25bの間には導電
板からなる開閉体24が回動自在に立設してある。この
開閉体24は、共通端子板15から中央収納部23に延
出された支持片15a上に立設され、両端下部に設けた
図示しない突部を中央収納部23の内側壁に形成された
V状凹部27に嵌め込んで、V状凹部27の下部を中心
に回動自在となっている。そして、開閉体24の上部両
面に設けてある可動接点29を回動に応じて固定接点2
5a,25bに接離して、共通接続端子部と、第1また
は第2の接続端子部との間を接続,切離を行う。
【0014】上記開閉体24は、図示しないコイルスプ
リング、反転ハンドル31、押釦ハンドル32、スライ
ドカム33、復帰ばね37で構成された反転機構により
反転駆動される。ここで、コイルスプリングは、下部が
上記開閉体24の上縁に係止され、上部が反転ハンドル
31に下方から突設してある筒部31a内に収められ、
反転ハンドル31の回動に応じて開閉体24を反転駆動
するものである。反転ハンドル31は、両側に設けた逆
三角形状の軸31bをカバー5bの内壁に形成された図
示しない軸受けに枢支して回動自在に取り付けられ、上
部の両端にスライドカム33に掛合する掛合突起34を
突設してある。押釦ハンドル32はカバー5bに上下動
自在に取り付けられ、下方に配置される復帰ばね37に
より常時上方に付勢されている。スライドカム33は両
端下面に上記反転ハンドル31の掛合突起34に摺動係
合する掛合カム体38が形成され、押釦ハンドル32の
下面側において摺動自在に取り付けられ、内部に形成さ
れたハ状の一対のばね片33aの間に押釦ハンドル32
の下面に形成している突起32aが挿入され、このばね
片33aで復帰力を与えている。
【0015】ピアノハンドル43は、図9に示すよう
に、枢支端側の下面から一対の回動片43aを垂設する
と共に、押圧操作端側の下面から押釦スイッチ5からの
抜け止め用の一対の抜止片43bを垂設してある。上記
回動片43aはカバー5bに形成された凹部54に係合
され、抜止片43bが空所12内に挿入され、抜止片4
3b側の押圧操作端側を押圧すると、回動片43a側を
支点としてピアノタッチ式に回動する。そして、このピ
アノハンドル43の回動により押釦スイッチ5の押釦ハ
ンドル32を押圧操作する。
【0016】次に、図3乃至図8に基づいて押釦スイッ
チ5の動作を簡単に説明する。なお、図3はピアノハン
ドル43を何等操作していない状態であり、図5はピア
ノハンドル43の押圧操作端を一杯に押した状態を示
し、図4はその途中における動作状態を示し、図6はピ
アノハンドル43の押圧操作を解除してピアノハンドル
43が復帰した状態を示し、図8はピアノハンドル43
の押圧操作端を再度一杯に押した状態を示し、図7は図
6と図8との途中における動作状態を示しており、図3
は図8の状態でピアノハンドル43の押圧操作を解除し
てピアノハンドル43が復帰した状態を示している。い
ま、図3の状態でピアノハンドル43を操作したとする
と、図4のようにピアノハンドル43の操作に伴って押
釦ハンドル32が復帰ばね37に抗して押し下げられ、
押釦ハンドル32の押し下げによりスライドカム33が
下降する。そして、スライドカム33の図中右側の掛合
カム体38が、反転ハンドル31の右側の掛合突起34
に当たることにより、反転ハンドル31が回動される。
このとき、反転ハンドル31の回動に伴ってスライドカ
ム33が図中の右側にスライドしている。このようにし
て反転ハンドル31が反転回動されると、コイルスプリ
ングが反転して開閉体24が反転し、可動接点29が一
方の固定接点25bから開離して、他方の固定接点25
aに接触する(図5参照)。この反転後、ピアノハンド
ル43の押し下げ力を解除すると、図6のように、復帰
ばね37で押釦ハンドル32が押し上げられ、このとき
ピアノハンドル43が元の状態に戻る。そして、これと
同時にスライドカム33もばね片33aのばね力で中央
部に摺動復帰する。その後にもう1度図7に示すように
ピアノハンドル43を操作した場合には、図8のように
反転ハンドル31が上述の場合と逆方向に反転回動し、
これにより可動接点29が固定接点25bに接触するよ
うに接点切換が行われ、ここでピアノハンドル43を押
し下げ力を解除すると再び図3の状態に戻るものであ
る。
【0017】以上は本実施例の基本となるピアノハンド
ル式スイッチの説明であったが、以下、本実施例の特徴
とする接点切換状態を表示する表示部の構造について説
明する。図9に示すように、押釦スイッチ5のカバー5
bには突出筒部101が設けてあり、この突出筒部10
1内に内側より中枠102がはめ込んである。中枠10
2の両端部には軸受け用突部103が突設してあり、こ
の軸受け用突部103に回転表示体70の両端部の軸1
04が回転自在に軸支してある。回転表示体70は外面
の断面形状が円弧状乃至円状をしており(実施例では円
弧状をしている)、回転表示体70の外面の周方向を2
等分して異なる色で着色してあって異なる表示部となっ
ている。一方、上記回転表示体70を摺動するための駆
動片71は反転ハンドル31に一体に形成してあり、こ
の駆動片71の先端部に連結片71aの一端部を回動自
在に枢支し、連結片71の他端部を回転表示体70の外
面部の周方向の端部の背面側に回動自在に枢支してあ
る。ピアノハンドル43には表示窓110が設けてあ
る。またピアノハンドル43の背面側には表示窓110
に連通する凹部111が設けてある。また、押釦スイッ
チ5にピアノハンドル43を取付けた際に凹部111に
突出筒部101が対向して位置するようになっている。
【0018】そして、図3の状態では外周の断面形状が
円弧状となった回転表示体70の外面の片側半分の一部
が表示窓110に対向して外部からこの回転表示体70
のに表示した2色のうち片側半部に着色した色が見える
ようになっている。この状態でピアノハンドル43を押
圧操作すると反転ハンドル31が回動して反転ハンドル
31に一体に設けた駆動片71、連結片71aを介して
回転表示体70が図4の矢印のように回動し、更にピア
ノハンドル43を図5のように完全に押し下げて反転ハ
ンドル31が反転回動を完了して接点交換を行った時点
で同時に回転表示体70の外面の他方の片側半部の一部
が表示窓110に対向することになる。そして、この状
態では上記のように回転表示体70の外面の他方の片側
半部の色が表示窓110から見えて、可動接点29が左
側の固定接点25aに接触している状態を表示窓110
から表示していることになる。そして、更に、ピアノハ
ンドル43を押圧操作すると、反転ハンドル31が逆方
向に反転回動し、これに伴って駆動片71の先端が下方
に下がり、連結片71aにより回転表示体70を図7の
ように引くことで回転表示体70を逆方向に回動し、図
8のように復帰し、ピアノハンドル43の押圧を解除し
た時点で図3の状態に戻るものであり、この状態では、
図3のように可動接点29が右側の固定接点25bに接
触し、また、回転表示体70の外周の一方の片側半分が
表示窓110に対向して、この部分が色が外部から視認
される。この状態は可動接点29が右側の固定接点25
bに接触している状態を表示窓から表示している状態で
ある。
【0019】ここで、上記実施例においては、回転表示
体70の断面形状が円弧状をした外面の周方向の片側半
分と他の片側半分とを異なる色で表示し、いずれかの色
が表示窓110から表示されることで接点の切換状態を
色の違いで外部から視認できるようにしている。図10
乃至図15にはこれらの表示例が示してある。この場
合、例えば負荷がエアコンや照明器具等である場合、表
示窓110で表示される色の違いにより、強、弱が視認
できるようにすることができる。例えば、赤色の場合に
は強、緑色の場合には弱といったように表示する。ま
た、色の違いにより負荷の「ON」、「OFF」を表示
するようにしてもよいものである。また、図10乃至図
15に示すように回転表示体70の回転の軸芯方向の長
さを表示窓の3倍以上の長さとしておくと、例えば、図
10のように一つの押釦スイッチ5の中央部に一つの大
きなピアノハンドル43の中央部が位置するように取付
ける場合には回転表示体70の軸芯方向の略中央が表示
窓110から表示され、また、図11のように2つの押
釦スイッチ5を離し、この2つの押釦スイッチ5の中央
部にそれぞれ中サイズのピアノハンドル43の中央部が
位置するように配置した場合には各押釦スイッチ5の回
転表示体70の軸芯方向の略中央が各ピアノハンドル4
3の表示窓110から表示され、また、図14のように
3個の押釦スイッチ5を接した状態で並べ、小さいサイ
ズのピアノハンドル43を設けた場合、上の押釦スイッ
チ5の回転表示体70の軸芯方向の上部が上のピアノハ
ンドル43の表示窓110から表示され、中央の押釦ス
イッチ5の回転表示体70の軸芯方向の略中央が中央の
ピアノハンドル43の表示窓110から表示され、下の
押釦スイッチ5の回転表示体70の軸芯方向の下部が下
のピアノハンドル43の表示窓110から表示されるこ
とになる。このようにすると、押釦スイッチ5を共通か
できるものである。この場合、図13、図14、図15
のように負荷がエアコンや照明器具等である場合、ピア
ノハンドル43に負荷の名前を記入したネームカード1
13を設けてもよい。また、色表示と動作との関係をネ
ームカード113に示していてもよい。例えば、図14
に示すようにネームカード113に「強」、「弱」と記
載してあるだけでなく、「強」を赤で記入したり、ある
いは赤で囲み、「弱」を緑で記入したり、あるいは緑で
囲み、表示窓110で表示される回転表示体70の色が
「強」、「弱」いずれを表しているか判るようにするこ
とができる。また、図11、図13、図15のように発
光ダイードや、ネオンランプ等の発光手段130を設け
た押釦スイッチ5aを併用して並べてもよい。この場
合、ピアノハンドル43には発光表示窓111を設けて
おくものである。
【0020】ところで、反転ハンドル31は反転ハンド
ル31やカバー5bの寸法ばらつきにより反転角度が7
°±1°程度になる。これにより回転表示体70の回転
角度は90°±10°程度になるが、ピアノハンドル4
3の表示窓110の巾を少し狭くすることにより、回転
表示体70の外面の周方向の片側半分ずつにそれぞれ着
色した異なる色の表示に当たり、上記誤差を吸収して表
示できることになる。したがって、「文字」表示方式の
ように厳密に回転角度を90°に確保する必要がなくな
り、また、回転表示体70が外面の断面形状が円弧状を
していることで、常に回転表示体70の外面の円弧状と
なった上部の部分が表示窓に近接して対向することとな
って外部から表示窓110を見た際に回転表示体70に
よる表示が見やすくなる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように、押釦ハンドルが
押し込まれたときに、この押釦ハンドルの押し込み動作
に伴って反転ハンドルを反転回動させ、この反転ハンド
ルの反転回動に応じて接点切換が行われる押釦スイッチ
と、この押釦スイッチの上部に取り付けられ上記押釦ハ
ンドルをピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルと
を備え、ピアノハンドルに表示窓を設け、押釦スイッチ
に回転自在に取付けられ接点切換状態を表示する外面の
断面形状が円弧状乃至円状となった回転表示体と、反転
ハンドルに突設された駆動片と、駆動片と回転表示体と
を連結する連結片とで反転ハンドルの回動を回転表示体
の回転駆動に変換して接点切換の表示をする表示手段を
構成し、回転表示体の外面の一部を表示窓に対向させて
あるので、接点切換を反転ハンドルの動きを利用して行
えるものであり、しかもこの場合、回転により表示を切
換ることでスライドにより表示を切換るものに比べて回
転の軸芯と平行な方向の表示部分の長さを長くとること
も可能となるものであり、また、回転表示体の外面の断
面形状が円弧状乃至円状となっていることで、例えば回
転表示体の外面を2色に分割し、この2色のいずれかを
交互に表すようにした場合、回転表示体の外面の表示窓
に対向する部分の位置が位置が多少ずれていてもこれを
吸収できるものであり、しかも、この場合、常に回転表
示体の外面の円弧状となった上部の部分が表示窓に近接
して対向することとなって外部から表示窓を見た際に回
転表示体による表示が見やすくなって、接点の切換を外
部から目で確実に視認できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のピアノハンドルスイッチに
おいて可動接点が一方の固定接点に接触している状態の
断面図である。
【図2】同上のピアノハンドルスイッチにおいて可動接
点が他方の固定接点に接触している状態の断面図であ。
【図3】同上の操作順序を示す説明のための断面図であ
る。
【図4】同上の操作順序を示す説明のための断面図であ
る。
【図5】同上の操作順序を示す説明のための断面図であ
る。
【図6】同上の操作順序を示す説明のための断面図であ
る。
【図7】同上の操作順序を示す説明のための断面図であ
る。
【図8】同上の操作順序を示す説明のための断面図であ
る。
【図9】同上の分解斜視図である。
【図10】同上の押釦スイッチが1個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの分解平面図である。
【図11】同上の押釦スイッチが2個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの分解平面図である。
【図12】同上の押釦スイッチが2個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの他の実施例の分解平
面図である。
【図13】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの分解平面図である。
【図14】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの実施例の分解平面図
である。
【図15】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの他の実施例の分解平
面図である。
【図16】従来例の断面図である。
【符号の説明】
5 押釦スイッチ 31 反転ハンドル 32 押釦ハンドル 43 ピアノハンドル 70 回転表示体 71 駆動片 71a 連結片 110 表示窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−324215(JP,A) 特開 平4−14715(JP,A) 特開 平2−284319(JP,A) 実開 平3−130124(JP,U) 実公 昭53−50059(JP,Y2) 実公 平4−31687(JP,Y2) 実公 平1−12760(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 21/00 H01H 23/02 H01H 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押釦ハンドルが押し込まれたときに、こ
    の押釦ハンドルの押し込み動作に伴って反転ハンドルを
    反転回動させ、この反転ハンドルの反転回動に応じて接
    点切換が行われる押釦スイッチと、この押釦スイッチの
    上部に取り付けられ上記押釦をピアノタッチ操作で押圧
    するピアノハンドルとを備え、ピアノハンドルに表示窓
    を設け、押釦スイッチに回転自在に取付けられ接点切換
    状態を表示する外面の断面形状が円弧状乃至円状となっ
    た回転表示体と、反転ハンドルに突設された駆動片と、
    駆動片と回転表示体とを連結する連結片とで反転ハンド
    ルの回動を回転表示体の回転駆動に変換して接点切換の
    表示をする表示手段を構成し、回転表示体の外面の一部
    を表示窓に対向させて成ることを特徴とする接点切換表
    示機能付ピアノスイッチ。
  2. 【請求項2】 回転表示体の外面が略半円状の円弧形状
    をしていることを特徴とする請求項1記載の接点切換表
    示機能付ピアノスイッチ。
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