JPH0134827Y2 - - Google Patents

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JPH0134827Y2
JPH0134827Y2 JP7653184U JP7653184U JPH0134827Y2 JP H0134827 Y2 JPH0134827 Y2 JP H0134827Y2 JP 7653184 U JP7653184 U JP 7653184U JP 7653184 U JP7653184 U JP 7653184U JP H0134827 Y2 JPH0134827 Y2 JP H0134827Y2
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tilting
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JP7653184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は改良された小型の表示付傾動型スイツ
チに関するものである。
〔従来技術〕
従来一対の偏光板を用いた表示装置により動作
状態を表示する押釦スイツチが提案されている。
このスイツチは機能上、操作部を押圧操作した
後、手を離すと操作部が上昇しながらロツクされ
るロツクタイプのものであり、押釦の下方に位置
し、表示装置の一部を構成する表示台の回転角度
が操作部のストロークによつて決まるため、部品
点数が多いと、操作部を押圧操作後ロツクされる
迄の距離及びストロークのばらつきが大きくな
る。このため、特にこの種のスイツチを連続して
取付けて使用する場合、スイツチ各々の表示面の
ばらつきが大きくなり、スイツチの開閉状態が不
明確になる欠点があつた。
更に位相を変化させるために、表示台に取付け
た偏光板を90゜回転させるには、機構上押釦の上
下動即ち、操作ストロークを確保することが必要
となり、必然的にスイツチの背が高くなる欠点が
あつた。
〔考案の目的〕
従つて本考案の目的はスイツチの開閉状態が明
確であり、又表示機構が極めて簡単なため故障が
少ない表示付傾動型スイツチを提供することにあ
る。
本考案の他の目的は、転換子と覆蓋の2つの部
品により操作子の左右の倒れ角度が決まるため、
操作子に取付けた一方の偏光板の倒れ角度のばら
つきがないとともに、表示台に取付けられ操作子
を左右に傾動せしめることにより回転する他方の
偏光板の回転角度のばらつきも少ないので、スイ
ツチを連続して取付けて使用しても、スイツチ
各々の明暗の差がなく、開閉状態を明確に表示で
きる表示付傾動型スイツチを提供することにあ
る。
本考案のもう1つ他の目的は、偏光板を回転さ
せる際、操作部に上下の操作ストロークを長くと
る必要がないため、スイツチの背(奥行き)を十
分に低くでき、極めてコンパクトな表示付傾動型
スイツチを提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案は軸部を支点にして操作子を左右に傾動
することにより開閉をなすスイツチにおいて、前
記操作子と連動する転換子の略中央部に空所を設
け、該空所に、その基端部をスイツチ基体に回転
自在に取付けた表示台を位置せしめるとともに、
前記転換子によつて転換作動する接点開閉機構を
前記表示台の側部に併設し、かつ前記操作子の上
面に形成した窓孔と前記表示台の上面とに対向し
て一対の偏光板を装着し、更に前記軸部の下方に
おいて、前記表示台を前記転換子に係合せしめ、
前記表示台を前記転換子の傾動によつて回動さ
せ、前記偏光板の位相変化による変色により、前
記操作子の傾動状態を表示せしめることを特徴と
する表示付傾動型スイツチである。
〔実施例〕
実施例においては、操作子と転換子とを別体に
より形成しているが、一体的に形成してもよいこ
と勿論である。
以下添付図面に示した実施例とともに本考案を
説明することとする。
本考案に係る表示付傾動型スイツチは、軸部を
支点にして操作子を左右に傾動することによりス
イツチの開閉を行なう接点開閉機構と、操作子の
傾動状態を明確に表示せしめる表示機構を並設し
てある。接点開閉機構は、操作子と連動する転換
子と、該転換子の下部に配設した可動接片等より
構成され、又表示機構は操作子に装着された偏光
板と、表示台に装着され、表示台とともに回転す
るもう一つの偏光板等より構成されている。
さて第1図、第2図において、接点開閉機構と
表示機構を配備したスイツチハウジング1は、ス
イツチ基体2に覆蓋3を載置固定して形成してあ
り、スイツチ基体2の上方には、接点の開閉を行
うための転換子4と、該転換子4を操作するため
の操作子5等が配設されている。
スイツチ基体2の略中央には、後述する表示台
20の基端部を挿入し、表示台20を直立するた
めの丸穴6が設けてあり、このスイツチ基体の前
後方向(第3図X−X方向、第4図Y−Y方向)
の後側には、板状の可動接片30を、左右に傾倒
自在な状態で収容する凹所7が形成されている。
一方覆蓋3の前後両側面のそれぞれの上部中央に
は、起立片8,9が、又左右両側面のそれぞれの
上端部には鍔部10,11が設けられている。こ
の鍔部10,11は、その下方に付設された弾性
板39,40とともに、スイツチをパネル面に差
込み取付けるために利用される。
又前記転換子4の略中央部には直立した表示台
20をその空間に位置せしめるような空所12が
形成されている。更に前後両側面の上部には、傾
動の中心となる短軸13,14が、又前後両側面
の下部には、突出部が形成されている。このうち
前面側の突出部には切欠15が形成され、表示台
20に回転力を付与せしめるピン21の一端が係
止されている。又後面側の突出部には、前記可動
接片30上を摺動する滑動子22をコイルばね2
3を介して挿入するためのくり抜き16が形成さ
れている。更に転換子4の左右両側面には凹部1
7,18が形成されており、操作子5の左右両側
面より垂下した弾性垂下片25,26と着脱自在
に係合する。しかして前記覆蓋3の起立片8,9
に穿設した軸承孔8a,9aに、転換子4の短軸
13,14を軸支し、かつ操作子5を転換子4に
一体的に係合した後、操作子5を左右に傾動させ
れば、転換子4が軸部を支点にして傾動し、該転
換子4の傾動にともない、滑動子22が前記コイ
ルばね23に押されながら可動接片30上を摺動
する。そして、滑動子22が中央支持片の上方を
通過する毎に可動接片30が左右に反転し、固定
接片(図示せず)と選択的に接触し、接点の切替
が図られる。符号31,32は左右の固定接片に
接続している固定端子を、又符号33は可動接片
30の中央支持片に接続している共通端子を示
す。
次に表示機構について説明すると、前記転換子
4の短軸13,14を支点にして傾動し、遮光部
材で作られた操作子5の上面中央には、矩形の窓
孔27が形成されており、該窓孔27には、偏光
板34が装着されている。この窓孔27の開口面
積は必要に応じ十分に大きく形成できる。符号3
5は、偏光板34と同形であり、かつ窓孔27に
嵌着する透光体である。尚、この透光体35は省
略して、偏光板34のみを窓孔27に嵌着しても
よいこと勿論である。この偏光板34の下方に
は、前記スイツチ基体2上の丸穴6にその基端部
を遊嵌し、回転自在に取付けられた表示台20が
配設されている。該表示台20の上面には、前記
操作子5の偏光板34に対向し、かつ近接したも
う一枚の偏光板36が装着されている。この表示
台20の長手方向の略中央部には、長手方向に直
交する方向に貫通孔37が穿設されている。該貫
通孔37には、前記転換子4の切欠15にその一
端が係止されているピン21の他端部が圧入して
いる。しかして、前記転換子4が傾動すると、ピ
ン21を介して表示台20が回転する構成になつ
ている。
作動について説明すると、操作子5を操作する
と、この操作子5と弾性的に係合している転換子
4が軸部を支点にして傾動すると、転換子4にそ
の一端が係合しているピン21が回転し、ピン2
1の他端部に連結している表示台20も、その基
端部を支点にして回転する。しかして操作子5に
装着した偏光板34と表示台20上面に装着した
偏光板36の位相変化が生じ、操作子5の上面に
スイツチの切替えが明暗をもつて表示される。こ
の場合、2枚の偏光板34,36の内1枚は固定
し、もう1枚の偏光板36のみが回転するため、
明暗の関係は第7図のグラフのように直線の関係
になり、小さい角度の変位で、大きな明暗の差が
得られる。
偏光板について述べると第4図に示す如く、操
作子上面と表示台上面の偏光板34,36は、Z
軸方向の振動面のみしか通さないもので、2つの
偏光板34,36は同方向、または直角方向にそ
れぞれ装着され、操作子5の傾動により表示台2
0が回転し、同方向では明るく、直角方向では暗
くなるものである。また表示台20上面に装着さ
れた偏光板36にON、OFF等の文字を記載し、
明暗により文字を表示させることも可能である。
次に第6図に、本考案に係るスイツチの内部機
構の他の実施例を示す。この実施例は、転換子5
4の左右の短軸63,64の下方に突出部を形成
し、その下面にくり抜き部66,67を設けて、
円柱状で下端が半球状の滑動子72,73を、コ
イルばね74,75を介して上下摺動自在に挿入
してあり、滑動子72,73は可動接片の上に載
置されている。従つて操作子の左右傾動に応じて
滑動子72,73はコイルばね74,75に押さ
れながら可動接片上を左右に移動し、これが中央
支持片の上方を通過する毎に可動接片は急速に左
右反転して接点の切替えを行なう。更に左右の突
出部のどちらか一方の内側下方に歯車91を形成
し、それに対応して表示台70の中央部に歯車を
装着させ、転換子54の傾動により表示台70を
回転せしめるようにしている。
〔考案の効果〕
従つて本考案によれば、転換子の略中央部に空
所を設け、その中に表示台を配置し、又転換子の
下部において転換子と表示台とを係合せしめ、か
つ表示台の側部に、転換子の下部によつて転換作
動する接点開閉機構を併設しているから、スイツ
チ部材を極めて合理的に活用しており、スイツチ
を全体的に小型化できる。
又本考案によれば、構造が簡単であるため安価
に製造でき、故障も少ない表示付傾動型スイツチ
を得ることができる。
更に本考案の特筆すべき効果として、転換子と
覆蓋の2つの部品により、一方の偏光板を取付け
た操作子の左右の倒れ角度が決まるため、偏光板
の倒れ角度のばらつきが少なく、又操作子の左右
の傾動により回動し、他方の偏光板を取付けた表
示台の回転角度のばらつきもないので、特にスイ
ツチを連続して取付けて使用する場合、スイツチ
各々の明暗の差がなく、開閉状態が極めて明確で
あるとともに、表示台に取付けた偏光板を回転さ
せるために操作子の操作ストロークを長くとる必
要がないため、スイツチの背を十分に低くするこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表示付傾動型スイツチの
断面略図、第2図はその構成部品を示す分解斜視
図、第3図はスイツチの内部を示す平面略図、第
4図は2枚の偏光板を示す斜視図、第5図はスイ
ツチの内部機構を示す断面略図、第6図はスイツ
チの内部機構のもう一つ他の実施例を示す要部断
面略図、第7図は2枚の偏光板の内、1枚を固定
し、他の1枚を回転させた場合の明暗の関係を示
すグラフである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸部を支点にして操作子を左右に傾動すること
    により開閉をなすスイツチにおいて、前記操作子
    と連動する転換子の略中央部に空所を設け、該空
    所に、その基端部をスイツチ基体に回転自在に取
    付けた表示台を位置せしめるとともに、前記転換
    子によつて転換作動する接点開閉機構を前記表示
    台の側部に併設し、かつ前記操作子の上面に形成
    した窓孔と前記表示台の上面とに対向して一対の
    偏光板を装着し、更に前記軸部の下方において、
    前記表示台を前記転換子に係合せしめ、前記表示
    台を前記転換子の傾動によつて回動させ、前記偏
    光板の位相変化による変色により、前記操作子の
    傾動状態を表示せしめることを特徴とする表示付
    傾動型スイツチ。
JP7653184U 1984-05-26 1984-05-26 表示付傾動型スイツチ Granted JPS60189935U (ja)

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JP7653184U JPS60189935U (ja) 1984-05-26 1984-05-26 表示付傾動型スイツチ

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JP7653184U JPS60189935U (ja) 1984-05-26 1984-05-26 表示付傾動型スイツチ

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JPS60189935U JPS60189935U (ja) 1985-12-16
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JP7653184U Granted JPS60189935U (ja) 1984-05-26 1984-05-26 表示付傾動型スイツチ

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JPH0527787Y2 (ja) * 1986-07-14 1993-07-15

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JPS60189935U (ja) 1985-12-16

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