JPH0527787Y2 - - Google Patents

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JPH0527787Y2
JPH0527787Y2 JP1986107831U JP10783186U JPH0527787Y2 JP H0527787 Y2 JPH0527787 Y2 JP H0527787Y2 JP 1986107831 U JP1986107831 U JP 1986107831U JP 10783186 U JP10783186 U JP 10783186U JP H0527787 Y2 JPH0527787 Y2 JP H0527787Y2
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JP
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knob
switch case
piece
switch
hole
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JP1986107831U
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JPS6314332U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、シーソースイツチに関する。
従来の技術 まず、第3図及び第4図に従来のシーソースイ
ツチの代表的な例を示す。これはスイツチケース
31の底部には接点基板32を固定し、この接点
基板32の中央に金属製の揺動接点板33の中心
を揺動自在に支える金属製の支点部34を設け、
ロケツトピン35とこのロケツトピン35を付勢
する圧縮コイルスプリング36とを保持するノブ
37を軸38によりスイツチケース31に揺動自
在に取付け、ノブ37の揺動動作によりロケツト
ピン35で揺動接点板33の両側を交互に押して
支点部34を中心に揺動接点板33を揺動させ、
これにより、支点部34と一方の接点39との間
及び支点部34と他方の接点40との間を交互に
接続するものである。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このようなものは、ノブ37をスイツ
チケース31に組立る場合に、圧縮コイルスプリ
ング36を圧縮しロケツトピン35を揺動接点板
33に押し付ける力を加減しながらスイツチケー
ス31の孔41とノブ37の孔42とを一致さ
せ、この状態を維持してノブ37を押圧する方向
と直交する側方から軸38を孔41,42に通さ
なければならず、この間、各部品が不安定な状態
であるので組立状態が崩れることがあり、組立作
業が極めて面倒である。
このような組立作業を容易にしたものとして
は、例えば、実開昭60−189935号公報に記載され
ているように、転換子に短軸を形成し、この短軸
を覆蓋の起立片に形成した軸承孔に軸支するよう
にしたものがある。この形式のものは起立片を弾
性的に変形させるだけで短軸と軸承孔との嵌合を
行うことができるため、組立が容易なものであ
る。しかしながら、スイツチノブを形成するため
には、転換子にさらに操作子を取り付けなければ
ならず、転換子と操作子との間に存する遊びが振
動音発生の原因になり、自動車等に組付けた時に
は問題になる。また、操作時には操作子に指を当
てて押圧するが、転換子との間の遊びを直接的に
感じてしまい、操作感が悪いと云う問題もある。
問題点を解決するための手段 底部に支点部と接点基板とが固定的に設けられ
た一面開口のスイツチケースを形成し、前記支点
部に支持されて前記接点基板に接離するように揺
動する揺動接点板を設け、前記スイツチケースの
開口面を覆うとともにそのスイツチケースの底部
側に開口させた嵌合部が形成されたノブを設け、
このノブの前記嵌合部に嵌合して一体的に保持さ
れた駒を設け、この駒に前記ノブ側と前記スイツ
チケースの底部側とを貫通させて開口する案内孔
を形成し、この案内孔に前記ノブに当接する圧縮
コイルスプリングと前記揺動接点板に当接するロ
ケツトピンとを互いに接合させて取付け、前記駒
の両外側面に弾性的に屈撓する弾性片を一体的に
形成し、これらの弾性片の外側面と前記スイツチ
ケースの両内側面との対向面に互いに弾発的に係
合する円形のボスと円孔とを形成した。
作 用 係止爪と係止孔とを弾発的に係合してノブの嵌
合部に駒を嵌合し、この駒に圧縮コイルスプリン
グとロケツトピンとを取り付けてからノブの嵌合
部をスイツチケースの内部に挿入する過程でボス
と円孔とを弾発的に係合させて組み立てることが
でき、これにより、組立作業性を向上させること
ができ、また、圧縮コイルスプリングの力はロケ
ツトピンを介在させているがノブに直接作用して
いるため、ノブと駒との間には圧縮コイルスプリ
ングの力が作用しており、これにより、両者の間
にガタがあつても振動を発生することがなく、外
部からの振動を受けてもスイツチ自体から振動が
発生することはなく、さらに、ノブは圧縮コイル
スプリングの押圧力を受けているため、駒との間
に遊びがあつても操作時にその遊びを感じること
がなく、操作感が良いものである。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第2図に基
づいて説明する。1は一面開口のスイツチケース
で、このスイツチケース1の底部には、一対の接
点2,3と金属製の支点部4とを有する接点基板
5が取付けられている。接点2,3と支点部4と
には端子板6,7,8が接続されている。支点部
4には揺動接点板9が揺動自在に支えられてい
る。
そして、スイツチケース1の開口面を覆うノブ
10は、弾性を有する合成樹脂により形成されて
接点基板2に向かう嵌合部11を有し、この嵌合
部11の両内側面には係止爪12が一体的に形成
されている。また、嵌合部11に嵌合された駒1
3には、係止爪12に弾発的に係合する一対の係
止孔14と、砲弾型のロケツトピン15を摺動自
在に保持する上下開口の案内孔16とが形成され
ている。ロケツトピン15には圧縮コイルスプリ
ング17の下端が嵌合されている。さらに、駒1
3は弾性を有する合成樹脂により形成されたもの
で、その係止孔14が形成された面と直交する両
側面には、弾性片18と、これらの弾性片18の
弾性的屈撓動作を許容するための溝19とが形成
され、弾性片18の外側面には円形のボス20が
形成されている。さらに、スイツチケース1の両
側にはボス20と弾発的に係合する円孔21が形
成されている。
このような構成において、組立作業は次のよう
にして行われる。スイツチケース1の底部に接点
基板5を取付け、支点部4に揺動接点板9を置
く。他方ではノブ10の嵌合部11に駒13を嵌
合し係止爪12と係止孔14とを弾性的に係合す
る。そして、駒13の案内孔16に圧縮コイルス
プリング17とロケツトピン15とを嵌合し、こ
の状態で駒13を嵌合部11とともにスイツチケ
ース1の内部に挿入する。この過程ではボス20
がスイツチケース1の内面に押圧されるため、弾
性片18は内方へ弾性的に屈撓し、その反力によ
りボス20と円孔21との位置が一致した時点で
両者は自動的に係合する。このように、ノブ10
の一部をスイツチケース1の内部に挿入する一方
向の動作だけでヒンジ機構を形成するボス20と
円孔21とを嵌合することができるため、圧縮コ
イルスプリング17やロケツトピン15が飛び出
したり、組立状態が崩れたりするようなことはな
い。
この組立状態では、ボス20を支点とするノブ
10の揺動動作により、揺動接点板9がロケツト
ピン15から受ける位置が、支点部4を境に左右
に交互に変わる。したがつて、揺動接点板9が揺
動し、支点部4と接点2との間及び支点部4と接
点3との間を交互に断続する。
なお、嵌合部11の内面に係止孔14を形成
し、駒13の外側面に係止爪12を形成しても良
い。また、弾性片18に円孔21を形成し、スイ
ツチケース1の内面にボス20を形成しても良
い。また、接点基板5とスイツチケース1とを一
体成形しても良い。
考案の効果 この考案は上述のように、底部に支点部と接点
基板とが固定的に設けられた一面開口のスイツチ
ケースを形成し、前記支点部に支持されて前記接
点基板に接離するように揺動する揺動接点板を設
け、前記スイツチケースの開口面を覆うとともに
そのスイツチケースの底部側に開口させた嵌合部
が形成されたノブを設け、このノブの前記嵌合部
に嵌合して一体的に保持された駒を設け、この駒
に前記ノブ側と前記スイツチケースの底部側とを
貫通させて開口する案内孔を形成し、この案内孔
に前記ノブに当接する圧縮コイルスプリングと前
記揺動接点板に当接するロケツトピンとを互いに
接合させて取付け、前記駒の両外側面に弾性的に
屈撓する弾性片を一体的に形成し、これらの弾性
片の外側面と前記スイツチケースの両内側面との
対向面に互いに弾発的に係合する円形のボスと円
孔とを形成したので、係止爪と係止孔とを弾発的
に係合してノブの嵌合部に駒を嵌合し、この駒に
圧縮コイルスプリングとロケツトピンとを取り付
けてからノブの嵌合部をスイツチケースの内部に
挿入する過程でボスと円孔とを弾発的に係合させ
て組み立てることができ、これにより、組立作業
性を向上させることができ、また、圧縮コイルス
プリングの力はロケツトピンを介在させているが
ノブに直接作用しているため、ノブと駒との間に
は圧縮コイルスプリングの力が作用しており、こ
れにより、両者の間にガタがあつても振動を発生
することがなく、外部からの振動を受けてもスイ
ツチ自体から振動が発生することはなく、さら
に、ノブは圧縮コイルスプリングの押圧力を受け
ているため、駒との間に遊びがあつても操作時に
その遊びを感じることがなく、操作感が良いと云
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す
もので、第1図は分解斜視図、第2図は縦断側面
図、第3図及び第4図は従来例を示すもので、第
3図は縦断側面図、第4図は分解斜視図である。 1……スイツチケース、5……接点基板、9…
…揺動接点板、10……ノブ、11……嵌合部、
12……係止爪、13……駒、14……係止孔、
15……ロケツトピン、16……案内孔、17…
…圧縮コイルスプリング、18……弾性片、20
……ボス、21……円孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に支点部と接点基板とが固定的に設けられ
    た一面開口のスイツチケースを形成し、前記支点
    部に支持されて前記接点基板に接離するように揺
    動する揺動接点板を設け、前記スイツチケースの
    開口面を覆うとともにそのスイツチケースの底部
    側に開口させた嵌合部が形成されたノブを設け、
    このノブの前記嵌合部に嵌合して一体的に保持さ
    れた駒を設け、この駒に前記ノブ側と前記スイツ
    チケースの底部側とを貫通させて開口する案内孔
    を形成し、この案内孔に前記ノブに当接する圧縮
    コイルスプリングと前記揺動接点板に当接するロ
    ケツトピンとを互いに接合させて取付け、前記駒
    の両外側面に弾性的に屈撓する弾性片を一体的に
    形成し、これらの弾性片の外側面と前記スイツチ
    ケースの両内側面との対向面に互いに弾発的に係
    合する円形のボスと円孔とを形成したことを特徴
    とするシーソースイツチ。
JP1986107831U 1986-07-14 1986-07-14 Expired - Lifetime JPH0527787Y2 (ja)

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JP1986107831U JPH0527787Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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JP1986107831U JPH0527787Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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JPS6314332U JPS6314332U (ja) 1988-01-30
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Family

ID=30984471

Family Applications (1)

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187038U (ja) * 1983-05-31 1984-12-12 アルプス電気株式会社 シ−ソ−スイツチ
JPS60189935U (ja) * 1984-05-26 1985-12-16 日本開閉器工業株式会社 表示付傾動型スイツチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6314332U (ja) 1988-01-30

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