JP3193121B2 - 位相同期ループ回路 - Google Patents

位相同期ループ回路

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JP3193121B2 JP14107492A JP14107492A JP3193121B2 JP 3193121 B2 JP3193121 B2 JP 3193121B2 JP 14107492 A JP14107492 A JP 14107492A JP 14107492 A JP14107492 A JP 14107492A JP 3193121 B2 JP3193121 B2 JP 3193121B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期状態における定常
位相差を解消できる位相同期ループ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、光磁気ディスク駆動装置では、
光磁気ディスクからの再生信号から再生データを形成す
るとき、その再生信号を位相同期ループ回路に入力し
て、再生信号に同期したサンプリングクロック信号を形
成し、このサンプリングクロック信号を用いて上記再生
信号をサンプリングして再生データを形成するようにし
ている。なお、光磁気ディスクの記録フォーマットに
は、有為データに先立って同期信号が配置されており、
位相同期ループ回路は、基本的には、この同期信号を検
出することでサンプリングクロック信号の同期引き込み
動作を行なう。
【0003】図10は、位相同期ループ回路の従来例を
示している。
【0004】同図において、位相同期ループ回路は、入
力信号DIと出力クロック信号CKの位相差を検出して
その位相差に応じたデューティの進み位相パルスPUお
よび遅れ位相パルスPDを出力する位相比較器1と、進
み位相パルスPUと遅れ位相パルスPDのデューティの
差に基づいた制御電圧信号VSを出力するループフィル
タ回路2と、制御電圧信号VSに対応した周波数の出力
クロック信号CKを出力する電圧制御発振器3からな
る。
【0005】位相比較器1において、入力信号DIは、
Dフリップフロップ回路FF1のデータ入力端Dおよび
排他的論理和回路EX1の一方の入力端に加えられ、D
フリップフロップ回路FF1の出力端Qの信号S1は、
Dフリップフロップ回路FF2の入力端Dに加えられ、
Dフリップフロップ回路FF2の出力端Qの信号S2
は、Dフリップフロップ回路FF3の入力端D、排他的
論理和回路EX1の他方の入力端、および、排他的論理
和回路EX2の一方の入力端に加えられ、Dフリップフ
ロップ回路FF3の出力端Dの信号S3は、排他的論理
和回路EX2の他方の入力端に加えられている。
【0006】また、出力クロック信号CKは、Dフリッ
プフロップ回路FF1のクロック入力端、および、イン
バータ回路IV1に加えられている。インバータ回路I
V1の出力信号は、出力クロック信号CKを反転したク
ロック信号CKaとして、Dフリップフロップ回路FF
2,FF3のクロック入力端に加えられている。したが
って、Dフリップフロップ回路FF1は、出力クロック
信号CKの立ち上り端に同期して動作し、Dフリップフ
ロップ回路FF2,FF3は、出力クロック信号CKa
の立ち上り端、すなわち、出力クロック信号CKの立ち
下がり端に同期して動作する。
【0007】排他的論理和回路EX1の出力信号は、進
み位相パルスPUとしてループフィルタ回路2に加えら
れており、排他的論理和回路EX2の出力信号は、遅れ
位相パルスPDとしてループフィルタ回路2に加えられ
ている。
【0008】ループフィルタ回路2において、進み位相
パルスPUは、インバータ回路IV2を介して反転され
た後に、抵抗R1および逆流防止用のダイオードDO1
を介し、ローパスフィルタ回路を構成する演算増幅器O
Pの反転入力端に加えられる。ここで、ローパスフィル
タ回路は、演算増幅器OP、フィードバックコンデンサ
C1、フィードバックコンデンサC1に並列接続される
コンデンサC2と抵抗R2の直列回路から構成される。
また、演算増幅器OPの非反転入力端には、基準電圧V
r(例えば、2.5(ボルト))が印加されている。
【0009】また、遅れ位相パルスPDは、バッファ回
路BF、抵抗R3、および、逆流防止用のダイオードD
O2を介し、演算増幅器OPの反転入力端に加えられて
いる。
【0010】したがって、進み位相パルスPUが出力さ
れると、演算増幅器OPの反転入力端には、順方向の電
流Iupが加えられ、また、遅れ位相パルスPDが出力
されると、演算増幅器OPの反転入力端には、逆方向の
電流Idnが加えられる。ここで、電流Iupと電流I
dnの大きさは同じ値である。
【0011】ローパスフィルタ回路は、順方向の電流I
upおよび逆方向の電流Idnに変化する入力電流iを
平滑し、その演算増幅器OPの出力信号は、制御電圧信
号VSとして電圧制御発振器3に加えられている。
【0012】以上の構成で、例えば、図11(a),
(b)に示すように、入力信号DIの位相が出力クロッ
ク信号CKよりも位相差Paだけ進んでいる場合、信号
S1は出力クロック信号CKの立ち上り端に同期して同
図(d)に示したように変化し、信号S2および信号S
3はクロック信号CKa(同図(c)参照)の立ち上り
端に同期して同図(e),(f)に示すように変化す
る。ここで、入力信号DIは、出力クロック信号CKの
6周期分を1周期として変化するデューティ50%の矩
形波信号である。
【0013】したがって、この場合には、同図(g),
(h)に示すように、進み位相パルスPUのデューティ
が、遅れ位相パルスPDのデューティよりも大きくな
る。このために、同図(i)に示すように、入力信号D
Iの1/2周期の期間において、入力電流iには、順方
向の電流Iupが、逆方向の電流Idnよりも長い期間
あらわれる。
【0014】それにより、制御電圧信号VSの電圧値が
上昇して、電圧制御発振器3から出力される出力クロッ
ク信号CKの周波数が上昇し、その結果、出力クロック
信号CKの位相が入力信号DIの位相に一致する。
【0015】一方、図12(a),(b)に示すよう
に、入力信号DIの位相が出力クロック信号CKよりも
位相差Pbだけ遅れている場合、この場合には、同図
(g),(h)に示すように、進み位相パルスPUのデ
ューティが、遅れ位相パルスPDのデューティよりも小
さくなる。このために、同図(i)に示すように、入力
信号DIの1/2周期の期間において、入力電流iに
は、逆方向の電流Idnが、順方向の電流Iupよりも
長い期間あらわれる。
【0016】それにより、制御電圧信号VSの電圧値が
低下して、電圧制御発振器3から出力される出力クロッ
ク信号CKの周波数が低下し、その結果、出力クロック
信号CKの位相が入力信号DIの位相に一致する。
【0017】また、図13(a),(b)に示すよう
に、入力信号DIの位相と出力クロック信号CKの位相
が一致している場合、この場合には、同図(g),
(h)に示すように、進み位相パルスPUのデューティ
と、遅れ位相パルスPDのデューティが等しくなる。こ
のために、同図(i)に示すように、入力信号DIの1
/2周期の期間において、入力電流iには、順方向の電
流Iupと逆方向の電流Idnがそれぞれ同じ期間あら
われる。
【0018】それにより、制御電圧信号VSの電圧値が
保持され、出力クロック信号CKの位相が入力信号DI
の位相に一致する状態が保持される。このようにして、
出力クロック信号CKの立ち上り端の間隔の1/2のタ
イミングに、入力信号DIの立ち上りタイミングが一致
している状態が、出力クロック信号CKの位相と入力信
号DIの位相が一致している状態である。
【0019】このようにして、基本的には、ローパスフ
ィルタ回路の入力電流iにあらわれる順方向の電流Iu
pの単位時間当たりの電力と、逆方向の電流Idnの単
位時間当たりの電力が等しくなるように位相同期ループ
回路の系が動作し、その結果、出力クロック信号CKの
位相が、入力信号DIの位相に一致する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置には、次のような不都合を生じていた。
【0021】すなわち、例えば、図14(a)〜(e)
に示すように、電圧制御発振器3の特性や劣化が原因と
なって、電圧制御発振器3から出力される出力クロック
信号CKのデューティが50%になっていない場合、入
力信号DIの立ち上り端が、出力クロック信号CKの立
ち上り端の間隔の1/2のタイミングに一致しなくな
り、定常状態で位相誤差を生じるという不都合を生じ
る。
【0022】かかる不都合の原因について説明する。
【0023】図15(a)〜(e)に示すように、電圧
制御発振器3から出力される出力クロック信号CKのデ
ューティが50%になっていない場合で、入力信号DI
の立ち上り端が、出力クロック信号CKの立ち上り端の
間隔の1/2のタイミングに一致しているときには、進
み位相パルスPUと遅れ位相パルスPDのパルスデュー
ティが等しくならない。この場合には、進み位相パルス
PUのパルスデューティの方が大きくなる。
【0024】この結果、ループフィルタ回路2から出力
される制御電圧信号VSが上昇し、ローパスフィルタ回
路の入力電流iにあらわれる順方向の電流Iupの単位
時間当たりの電力と、逆方向の電流Idnの単位時間当
たりの電力が等しくなるように位相同期ループ回路の系
が動作して、上述した定常位相差を生じる。
【0025】このような定常位相差を生じると、例え
ば、出力クロック信号CKに基づいて入力信号DIをサ
ンプリングして、入力データを形成する場合、出力クロ
ック信号CKの1周期がサンプリングの検出ウィンドウ
に相当するので、入力信号DIのジッタに対するウィン
ドウマージンが減少し、入力信号DIの読み取り誤りが
生じたり、あるいは、この位相同期ループ回路の同期動
作が不可能になるという事態を生じる。
【0026】本発明は、かかる従来装置の不都合を解消
し、同期状態での定常位相差を低減できる位相同期ルー
プ回路を提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力信号と出
力クロック信号の位相差を検出してその位相差に応じた
デューティの進み位相パルスおよび遅れ位相パルスを出
力する位相比較器と、上記進み位相パルスと遅れ位相パ
ルスのデューティの差に基づいた制御電圧信号を出力す
るループフィルタ回路と、このループフィルタ回路が出
力する制御電圧信号に対応した周波数の出力クロック信
号を出力する電圧制御発振器と、上記出力クロック信号
が上記入力信号に同期完了したかを判定し、同期完了を
判定出力する同期判定手段と、上記ループフィルタ回路
における上記進み位相パルスと遅れ位相パルスの重み付
けの割合を変化する重み付け変化手段と、この重み付け
変化手段によりその重み付けの割合を変化させながら上
記同期判定手段の判定結果を監視し、同期完了の判定が
出力されたときの重み付けの上限値および下限値を検出
し、これらの値に基づいてその重み付けの基準値を算出
し、上記重み付け変化手段に設定する制御手段を備えた
ものである。
【0028】また、入力信号と出力クロック信号の位相
差を検出してその位相差に応じたデューティの進み位相
パルスおよび遅れ位相パルスを出力する位相比較器と、
上記進み位相パルスと遅れ位相パルスのデューティの差
に基づいた制御電圧信号を出力するループフィルタ回路
と、このループフィルタ回路が出力する制御電圧信号に
対応した周波数の出力クロック信号を出力する電圧制御
発振器と、上記出力クロック信号が上記入力信号に同期
完了したかを判定し、同期完了を判定出力する同期判定
手段と、上記ループフィルタ回路における上記進み位相
パルスと遅れ位相パルスの重み付けの割合を変化する重
み付け変化手段と、この重み付け変化手段によりその重
み付けの割合を変化させながら上記同期判定手段の判定
結果を監視し、同期完了の判定が出力されたときの重み
付けの上限値および下限値を検出してその上限値と下限
値の中間値を重み付けの基準値として上記重み付け変化
手段に設定する制御手段を備えたものである。
【0029】また、入力信号と同一周波数の基準パルス
信号を出力する基準信号発振器と、入力信号または上記
基準パルス信号のいずれかを選択する選択手段と、この
選択手段から選択出力されている信号と出力クロック信
号の位相差を検出してその位相差に応じたデューティの
進み位相パルスおよび遅れ位相パルスを出力する位相比
較器と、上記進み位相パルスと遅れ位相パルスのデュー
ティの差に基づいた制御電圧信号を出力するループフィ
ルタ回路と、このループフィルタ回路が出力する制御電
圧信号に対応した周波数の出力クロック信号を出力する
電圧制御発振器と、上記出力クロック信号が上記入力信
号に同期完了したかを判定し、同期完了を判定出力する
同期判定手段と、上記ループフィルタ回路における上記
進み位相パルスと遅れ位相パルスの重み付けの割合を変
化する重み付け変化手段と、上記入力信号の入力に先立
って上記選択手段により上記基準パルス信号を選択し、
上記重み付け変化手段によりその重み付けの割合を変化
させながら上記同期判定手段の判定結果を監視し、同期
完了の判定が出力されたときの重み付けの上限値および
下限値を検出し、これらの値に基づいてその重み付けの
基準値を算出し、上記重み付け変化手段に設定する制御
手段を備えたものである。
【0030】また、入力信号と同一周波数の基準パルス
信号を出力する基準信号発振器と、入力信号または上記
基準パルス信号のいずれかを選択する選択手段と、この
選択手段から選択出力されている信号と出力クロック信
号の位相差を検出してその位相差に応じたデューティの
進み位相パルスおよび遅れ位相パルスを出力する位相比
較器と、上記進み位相パルスと遅れ位相パルスのデュー
ティの差に基づいた制御電圧信号を出力するループフィ
ルタ回路と、このループフィルタ回路が出力する制御電
圧信号に対応した周波数の出力クロック信号を出力する
電圧制御発振器と、上記出力クロック信号が上記入力信
号に同期完了したかを判定し、同期完了を判定出力する
同期判定手段と、上記ループフィルタ回路における上記
進み位相パルスと遅れ位相パルスの重み付けの割合を変
化する重み付け変化手段と、上記入力信号の入力に先立
って上記選択手段により上記基準パルス信号を選択し、
上記重み付け変化手段によりその重み付けの割合を変化
させながら上記同期判定手段の判定結果を監視し、同期
完了の判定が出力されたときの重み付けの上限値および
下限値を検出してその上限値および下限値の中間値を重
み付けの基準値として上記重み付け変化手段に設定する
制御手段を備えたものである。
【0031】
【作用】したがって、出力クロック信号のデューティに
応じて、進み位相パルスと遅れ位相パルスの重み付けの
割合を調整しているので、同期状態での定常位相差を低
減することができる。
【0032】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施例にかかる位相同
期ループ回路を示している。なお、同図において、図1
0と同一部分および相当する部分には、同一符号を付し
ている。
【0034】同図において、電圧制御部3から出力され
る出力クロック信号CKは、位相比較器1に加えられる
とともに、同期検出器10に加えられている。同期検出
器10は、例えば、出力クロック信号CKの入力間隔を
計時して、出力クロック信号CKの周波数が所定の周波
数になっているかどうか調べ、出力クロック信号CKが
所定の周波数になっていることを検出すると、同期検出
信号SDを出力するものであり、その同期検出信号SD
は、制御部11に加えられている。
【0035】制御部11は、電圧制御発振器3が出力す
る出力クロック信号CKのデューティが50%になって
いないときの定常位相差を抑制するための処理を実行す
るものであり、遅れ位相パルスPDがループフィルタ回
路2に加えられたときにローパスフィルタ回路に印加さ
れる電流iにあらわれる逆方向の電流Idnの大きさを
設定するための電流設定データDVを形成し、この電流
設定データDVをデジタル/アナログ変換器12に出力
する。ここで、電流設定データDVのビット数は、8〜
12ビット程度である。
【0036】デジタル/アナログ変換器12は、電流設
定データDVに対応した電圧信号VAを出力するための
ものであり、その電圧信号VAは、ループフィルタ回路
2に加えられている。
【0037】ループフィルタ回路2において、遅れ位相
パルスPDは、バッファ回路BF、抵抗R4,R5、お
よび、逆流防止用のダイオードDO2を介し、演算増幅
器OPの反転入力端に加えられている。また、抵抗R4
と抵抗R5の相互接続端には、抵抗R6を介して、デジ
タル/アナログ変換器12から出力される電圧信号VA
が印加されている。
【0038】本実施例では、制御部11は、電流設定デ
ータDVの値を4段階に変化させて、電圧信号VAの電
圧値を4段階に変化させることで、図2(a)〜(c)
に示すように、遅れ位相パルスPDがループフィルタ回
路2に加えられたときにローパスフィルタ回路に印加さ
れる電流iにあらわれる逆方向の電流Idnを、進み位
相パルスPUがループフィルタ回路2に加えられたとき
にローパスフィルタ回路に印加される電流iにあらわれ
る順方向の電流Iupの1/2の大きさの電流Idn
1、電流Iupと同じ大きさの電流Idn2、電流Iu
pの3/2の大きさの電流Idn3、および、電流Iu
pの2倍の大きさの電流Idn4に変化させる。
【0039】このようにして、遅れ位相パルスPDがル
ープフィルタ回路2に加えられたときにローパスフィル
タ回路に印加される電流iにあらわれる逆方向の電流I
dnの大きさを変えると、上述したように、ローパスフ
ィルタ回路の入力電流iにあらわれる順方向の電流Iu
pの単位時間当たりの電力と、逆方向の電流Idnの単
位時間当たりの電力が等しくなるように位相同期ループ
回路の系が動作するので、結果的に、出力クロック信号
CKと入力信号DIの位相関係が変化する。
【0040】例えば、遅れ位相パルスPDがループフィ
ルタ回路2に加えられたときにローパスフィルタ回路に
印加される電流iにあらわれる逆方向の電流Idnの大
きさを電流Idn1に設定すると、この位相同期ループ
回路が定常状態になったとき、図3(a)〜(e)に示
すように、出力クロック信号CKに対して、入力信号D
Iが遅れ位相の状態となる。この場合、出力クロック信
号CKのデューティが50%からずれている。
【0041】また、遅れ位相パルスPDがループフィル
タ回路2に加えられたときにローパスフィルタ回路に印
加される電流iにあらわれる逆方向の電流Idnの大き
さを電流Idn2に設定すると、この位相同期ループ回
路が定常状態になったとき、図4(a)〜(e)に示す
ように、出力クロック信号CKの立ち下がり端に、入力
信号DIの立ち上り端が一致する状態となる。
【0042】また、遅れ位相パルスPDがループフィル
タ回路2に加えられたときにローパスフィルタ回路に印
加される電流iにあらわれる逆方向の電流Idnの大き
さを電流Idn3に設定すると、この位相同期ループ回
路が定常状態になったとき、図5(a)〜(e)に示す
ように、出力クロック信号CKに対して、入力信号DI
が進み位相の状態となる。
【0043】また、遅れ位相パルスPDがループフィル
タ回路2に加えられたときにローパスフィルタ回路に印
加される電流iにあらわれる逆方向の電流Idnの大き
さを電流Idn4に設定すると、この位相同期ループ回
路が定常状態になったとき、図6(a)〜(e)に示す
ように、出力クロック信号CKの立ち上がり端に、入力
信号DIの立ち上り端が一致する状態となる。
【0044】そこで、本実施例では、出力クロック信号
CKが同期状態となる電流Idnの上限値と下限値を検
出し、電流Idnの値をその上限値の下限値の中間の値
に設定することで、出力クロック信号CKの立ち上り端
の間隔の1/2のタイミングに、入力信号DIの立ち上
り端を一致させるようにしている(図7(a)〜(e)
参照)。
【0045】図8は、入力信号DIが入力開始された直
後に、制御部11が実行する調整処理の一例を示してい
る。
【0046】制御部11は、まず、変数DDに電流設定
データDVの試験用の値の最大値を設定し(処理10
1)、その変数DDの値を電流設定データDVにセット
する(処理102)。
【0047】これにより、電流設定データDVがデジタ
ル/アナログ変換器12に出力され、対応する電圧値の
電圧信号VAがループフィルタ回路2に印加される。し
たがって、抵抗R4,R5,R6の相互接続端の電圧値
がバッファ回路BFの5(ボルト)から電圧信号VAの
電圧値に応じて変化するので、電流Idnの大きさは、
その電圧信号VAの電圧値に対応した値になる。
【0048】その状態で、同期検出器10から同期検出
信号SDが出力されているかどうかを調べる(判断10
3)。判断103の値がNOになるときには、変数DD
に電流設定データDVの試験用の値で1ステップ小さい
値を設定して(処理104)、処理102に戻り、それ
以降の処理を繰り返し行なう。
【0049】また、判断103の結果がYESになると
きには、そのときの変数DDの値を、出力クロック信号
CKが入力信号DIに対して同期状態となる電流設定デ
ータDDの上限値を記憶するための変数D1に記憶する
(処理105)。
【0050】このようにして、出力クロック信号CKが
入力信号DIに対して同期状態となる電流設定データD
Dの上限値を検出すると、次に、出力クロック信号CK
が入力信号DIに対して同期状態となる電流設定データ
DDの下限値を検出する動作を行なう。
【0051】すなわち、まず、変数DDに電流設定デー
タDVの試験用の値の最小値を設定し(処理106)、
その変数DDの値を電流設定データDVにセットする
(処理107)。
【0052】その状態で、同期検出器10から同期検出
信号SDが出力されているかどうかを調べる(判断10
8)。判断108の値がNOになるときには、変数DD
に電流設定データDVの試験用の値で1ステップ大きい
値を設定して(処理109)、処理107に戻り、それ
以降の処理を繰り返し行なう。
【0053】また、判断108の結果がYESになると
きには、そのときの変数DDの値を、出力クロック信号
CKが入力信号DIに対して同期状態となる電流設定デ
ータDDの下限値を記憶するための変数D2に記憶する
(処理110)。
【0054】そして、出力クロック信号CKが入力信号
DIに対して同期状態となる電流設定データDDの中間
値を記憶するための変数D3に、変数D1と変数D2の
和の1/2の値を代入し(処理111)、その変数D3
の値を電流設定データDVにセットして(処理11
2)、電流設定データDVの調整動作を終了する。
【0055】このようにして、出力クロック信号CKが
入力信号DIに対して同期状態となる電流設定データD
Dの上限値と下限値を検出して、それらの中間値を算出
し、その中間値を電流設定データDDに設定する。
【0056】ところで、入力信号DIには、時間方向の
誤差、すなわち、ジッタを生じるために、入力信号DI
を基準として上述した調整動作を行なうと、その調整動
作が不安定になるおそれがある。
【0057】かかる不都合を解消できる、本発明の他の
実施例にかかる位相同期ループ回路を図9に示す。な
お、同図において、図1と同一部分および相当する部分
には、同一符号を付している。
【0058】同図において、基準信号発振器13は、入
力信号DIと同一周波数の基準信号SRを出力するもの
であり、その基準信号SRは、切換回路14の一方の切
換入力端14aに加えられている。また、切換回路14
の他方の切換入力端14bには、入力信号DIが加えら
れている。
【0059】以上の構成で、制御部11は、入力信号D
Iが入力される前の適宜なタイミングで、切換回路14
を切換入力端14aに接続した状態で、図8と同様の調
整処理を実行して、電流設定データDDの値を設定す
る。この調整処理を終了すると、制御部11は、切換回
路14を切換入力端14bに接続する。
【0060】このようにして、入力信号DIに比べて周
波数のより安定した基準信号SRを用いて、電流設定デ
ータDDの調整作業を行なっているので、調整作業をよ
り精度よく行なうことができる。
【0061】なお、上述した実施例では、電流設定デー
タDDを4段階に切り換えて、電流設定データDDの最
適値を検出しているが、この調整時の電流設定データD
Dの切換段階数をより大きい値に設定することができ
る。
【0062】また、上述した実施例では、遅れ位相パル
スがループフィルタ回路に加えられたときにローパスフ
ィルタ回路に印加される電流iにあらわれる逆方向の電
流Idnの大きさを変えることで、ループフィルタ回路
における進み位相パルスと遅れ位相パルスの重み付けの
割合を変化させているが、これ以外の方法を用いること
もできる。
【0063】また、上述した実施例では、同期検出器
は、出力クロック信号のパルス間隔を計時することで、
出力クロック信号が入力信号に同期完了したと判定して
いるが、その判定方法は、これに限ることはない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
算術符号によりシンボル系列を符号化する符号化復号化
方法において、符号化時、符号データの先頭ビットを反
転し、復号化時、符号データの先頭ビットを反転した後
にその符号データを復号化するようにしたので、符号デ
ータの先頭ビットがビット反転していることを知らなか
った場合には、符号データを適切に復号化することがで
きず、その結果、情報の秘密を保持することができると
いう効果を得る。また、算術符号によりシンボル系列を
符号化する符号化復号化方法において、符号化時、符号
データを所定ビット間隔でビット反転し、復号化時、符
号データを所定ビット間隔でビット反転しながらその符
号データを復号化するようにしたので、符号データの一
部がビット反転していることを知らなかった場合には、
符号データを適切に復号化することができず、その結
果、情報の秘密を保持することができるという効果を得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる位相同期ループ回路
を示すブロック図。
【図2】遅れ位相パルスがループフィルタ回路に加えら
れたときにローパスフィルタ回路に印加される電流iに
あらわれる逆方向の電流Idnの大きさの変化の一例を
示す動作波形図。
【図3】遅れ位相パルスPDがループフィルタ回路2に
加えられたときにローパスフィルタ回路に印加される電
流iにあらわれる逆方向の電流Idnの大きさを電流I
dn1に設定した場合、位相同期ループ回路が定常状態
になったときの出力クロック信号CKと入力信号DIの
位相関係を例示した動作波形図。
【図4】遅れ位相パルスPDがループフィルタ回路2に
加えられたときにローパスフィルタ回路に印加される電
流iにあらわれる逆方向の電流Idnの大きさを電流I
dn2に設定した場合、位相同期ループ回路が定常状態
になったときの出力クロック信号CKと入力信号DIの
位相関係を例示した動作波形図。
【図5】遅れ位相パルスPDがループフィルタ回路2に
加えられたときにローパスフィルタ回路に印加される電
流iにあらわれる逆方向の電流Idnの大きさを電流I
dn3に設定した場合、位相同期ループ回路が定常状態
になったときの出力クロック信号CKと入力信号DIの
位相関係を例示した動作波形図。
【図6】遅れ位相パルスPDがループフィルタ回路2に
加えられたときにローパスフィルタ回路に印加される電
流iにあらわれる逆方向の電流Idnの大きさを電流I
dn4に設定した場合、位相同期ループ回路が定常状態
になったときの出力クロック信号CKと入力信号DIの
位相関係を例示した動作波形図。
【図7】調整動作を終了して、位相同期ループ回路が定
常状態になったときに、出力クロック信号CKと入力信
号DIの位相が一致している場合を例示した動作波形
図。
【図8】制御部が実行する調整処理の一例を示すフロー
チャート。
【図9】本発明の他の実施例にかかる位相同期ループ回
路を示すブロック図。
【図10】位相同期ループ回路の従来例を示すブロック
図。
【図11】入力信号DIの位相が出力クロック信号CK
よりも位相差Paだけ進んでいる場合の図10の回路の
動作を説明するための動作波形図。
【図12】入力信号DIの位相が出力クロック信号CK
よりも位相差Pbだけ遅れている場合の図10の回路の
動作を説明するための動作波形図。
【図13】入力信号DIの位相と出力クロック信号CK
の位相が一致している場合の図10の回路の動作を説明
するための動作波形図。
【図14】従来装置の問題を説明するための動作波形
図。
【図15】従来装置の問題を説明するための動作波形
図。
【符号の説明】
1 位相比較器 2 ループフィルタ回路 3 電圧制御発振器 10 同期検出器 11 制御部 12 デジタル/アナログ変換器 13 基準信号発振器 14 切換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03L 7/08 G11B 20/14 351 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号と出力クロック信号の位相差を
    検出してその位相差に応じたデューティの進み位相パル
    スおよび遅れ位相パルスを出力する位相比較器と、 上記進み位相パルスと遅れ位相パルスのデューティの差
    に基づいた制御電圧信号を出力するループフィルタ回路
    と、 このループフィルタ回路が出力する制御電圧信号に対応
    した周波数の出力クロック信号を出力する電圧制御発振
    器と、 上記出力クロック信号が上記入力信号に同期完了したか
    を判定し、同期完了を判定出力する同期判定手段と、 上記ループフィルタ回路における上記進み位相パルスと
    遅れ位相パルスの重み付けの割合を変化する重み付け変
    化手段と、 この重み付け変化手段によりその重み付けの割合を変化
    させながら上記同期判定手段の判定結果を監視し、同期
    完了の判定が出力されたときの重み付けの上限値および
    下限値を検出し、これらの値に基づいてその重み付けの
    基準値を算出し、上記重み付け変化手段に設定する制御
    手段を備えたことを特徴とする位相同期ループ回路。
  2. 【請求項2】 入力信号と出力クロック信号の位相差を
    検出してその位相差に応じたデューティの進み位相パル
    スおよび遅れ位相パルスを出力する位相比較器と、 上記進み位相パルスと遅れ位相パルスのデューティの差
    に基づいた制御電圧信号を出力するループフィルタ回路
    と、 このループフィルタ回路が出力する制御電圧信号に対応
    した周波数の出力クロック信号を出力する電圧制御発振
    器と、 上記出力クロック信号が上記入力信号に同期完了したか
    を判定し、同期完了を判定出力する同期判定手段と、 上記ループフィルタ回路における上記進み位相パルスと
    遅れ位相パルスの重み付けの割合を変化する重み付け変
    化手段と、 この重み付け変化手段によりその重み付けの割合を変化
    させながら上記同期判定手段の判定結果を監視し、同期
    完了の判定が出力されたときの重み付けの上限値および
    下限値を検出してその上限値と下限値の中間値を重み付
    けの基準値として上記重み付け変化手段に設定する制御
    手段を備えたことを特徴とする位相同期ループ回路。
  3. 【請求項3】 入力信号と同一周波数の基準パルス信号
    を出力する基準信号発振器と、 入力信号または上記基準パルス信号のいずれかを選択す
    る選択手段と、 この選択手段から選択出力されている信号と出力クロッ
    ク信号の位相差を検出してその位相差に応じたデューテ
    ィの進み位相パルスおよび遅れ位相パルスを出力する位
    相比較器と、 上記進み位相パルスと遅れ位相パルスのデューティの差
    に基づいた制御電圧信号を出力するループフィルタ回路
    と、 このループフィルタ回路が出力する制御電圧信号に対応
    した周波数の出力クロック信号を出力する電圧制御発振
    器と、 上記出力クロック信号が上記入力信号に同期完了したか
    を判定し、同期完了を判定出力する同期判定手段と、 上記ループフィルタ回路における上記進み位相パルスと
    遅れ位相パルスの重み付けの割合を変化する重み付け変
    化手段と、 上記入力信号の入力に先立って上記選択手段により上記
    基準パルス信号を選択し、上記重み付け変化手段により
    その重み付けの割合を変化させながら上記同期判定手段
    の判定結果を監視し、同期完了の判定が出力されたとき
    の重み付けの上限値および下限値を検出し、これらの値
    に基づいてその重み付けの基準値を算出し、上記重み付
    け変化手段に設定する制御手段を備えたことを特徴とす
    る位相同期ループ回路。
  4. 【請求項4】 入力信号と同一周波数の基準パルス信号
    を出力する基準信号発振器と、 入力信号または上記基準パルス信号のいずれかを選択す
    る選択手段と、 この選択手段から選択出力されている信号と出力クロッ
    ク信号の位相差を検出してその位相差に応じたデューテ
    ィの進み位相パルスおよび遅れ位相パルスを出力する位
    相比較器と、 上記進み位相パルスと遅れ位相パルスのデューティの差
    に基づいた制御電圧信号を出力するループフィルタ回路
    と、 このループフィルタ回路が出力する制御電圧信号に対応
    した周波数の出力クロック信号を出力する電圧制御発振
    器と、 上記出力クロック信号が上記入力信号に同期完了したか
    を判定し、同期完了を判定出力する同期判定手段と、 上記ループフィルタ回路における上記進み位相パルスと
    遅れ位相パルスの重み付けの割合を変化する重み付け変
    化手段と、 上記入力信号の入力に先立って上記選択手段により上記
    基準パルス信号を選択し、上記重み付け変化手段により
    その重み付けの割合を変化させながら上記同期判定手段
    の判定結果を監視し、同期完了の判定が出力されたとき
    の重み付けの上限値および下限値を検出してその上限値
    および下限値の中間値を重み付けの基準値として上記重
    み付け変化手段に設定する制御手段を備えたことを特徴
    とする位相同期ループ回路。
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