JP3193005B2 - 車両修理費見積システム及びプログラムを記録したコンピュータ可読媒体 - Google Patents

車両修理費見積システム及びプログラムを記録したコンピュータ可読媒体

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JP3193005B2
JP3193005B2 JP23608098A JP23608098A JP3193005B2 JP 3193005 B2 JP3193005 B2 JP 3193005B2 JP 23608098 A JP23608098 A JP 23608098A JP 23608098 A JP23608098 A JP 23608098A JP 3193005 B2 JP3193005 B2 JP 3193005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事故等により損傷
した車両の、修理費を見積りするシステムに関する。
【従来の技術】一般的に事故や悪戯等により損傷した車
両を修理する場合、サービス工場等のフロントマン等が
修理を行う位置や範囲を特定し、修理に伴う部品を選定
するとともに、修理を行うメカニック等の工賃を算出
し、作業指示書または見積書を作成している。
【0002】ところで、修理に必要な部品の特定やこの
部品の価格等の算出までの時間を短縮するために、CD
−ROM等の記憶媒体から供給される部品データベース
等を利用したコンピュータ処理による修理見積作成シス
テムが用いられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような修理見積作
成システムを用いることによって、確かに見積書や作業
指示書の作成時間の短縮を図ることができるが、各作業
項目の選択や交換部品の特定等は、フロントマン等の判
断によるところが多いために、見積もり作業者の実務経
験によって作成までに要する時間が大きく異なることも
少なくない。
【0004】ここで、見積書や作業指示書の作成は、マ
ニュアル作成する場合もコンピュータ見積もりシステム
を利用して作成する場合も、車両の損傷位置、損傷面
積、損傷程度等を特定する作業から開始するが、これら
の作業は、熟練した見積もり作業者の経験に基づく勘に
より行われていることが多い。
【0005】すなわち、損傷部分をアッシー交換する場
合は比較的容易に見積書等を作成することができる場合
もあるが、例えば、たたき出しによる外装の板金作業を
伴う場合等については、その損傷位置や損傷面積または
損傷の程度によって作業の難易度や作業時間が異なるた
め、熟練作業者でなければ正確な見積書等を作成するこ
とは困難である。
【0006】そして、未熟な見積もり作業者では、目視
のみに基づく大雑把な特定作業となる場合があり、正確
な損傷の特定をするには、時間と手間をかけても困難で
あった。
【0007】また、熟練した見積もり作業者であって
も、例えば塗装費用の算出では、損傷位置や損傷程度に
よって異なる複雑に規則化された指数に基づくため、定
量的な形での見積もりを短時間に行うことは困難であっ
た。
【0008】そして、本出願人は、車両の修理費見積り
を行うにあたって、以下の条件に照らして見積もりを行
うと、経済性を満足する適正な料金を算出できることを
見出した。すなわち、第1に合理性(例えば、修理を合
理的な方法、手順にて行えるか、あるいは、同等の修理
結果となるのに簡単な修理方法を選択しているか)、第
2に整合性(例えば、ある損傷箇所と他の損傷箇所の修
理に整合性をもたせてあるか)である。この2つの条件
を充足すれば、修理作業を行う際の経済性が最も良好と
なり、的確な見積り結果を得ることが可能となる。
【0009】本発明は前記事項に鑑みなされたものであ
り、損傷の位置や程度等の態様に合わせた正確な見積り
を容易に行えるシステムを提供することを技術的課題と
する。また、合理性、整合性の条件を充足して、経済性
の良好な、修理作業を行うための見積りを、容易に算出
できるシステムを提供することを技術的課題とする。
【0010】また、損傷の内容(種類)を容易かつ正確
に特定する車両修理費見積システムを提供することを技
術的課題とする。また、特定した損傷データに基づき、
容易に修理費の見積もり、あるいは修理内容の指示を行
うシステムを提供することを技術的課題とする。
【0011】さらに、専門知識を有しない者(例えば見
積書等を受け取るユーザー)が、容易に見積もり内容の
評価を行えるシステムを提供することを技術的課題とす
る。
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、以下の手段を採用した。
【0012】すなわち、本願の第1の発明は、修理対象
車両の修理費を見積りするシステムにおいて、前記修理
対象車両の修理車両データを入力する入力装置と、車両
属性データを格納する記憶装置と、各データを表示する
表示装置と、前記記憶装置から、入力された修理車両デ
ータに対応する車両属性データを検索して、前記表示装
置に表示する計算装置と、を有し、前記記憶装置は、前
記車両属性データとして、車両の部位毎に設定される、
部位を所定条件に基づき各区域に区分するとともに各区
域に対応する修理条件を設定する区分データを格納し、
前記計算装置は、車両の損傷位置を指定する指定手段
と、指定された損傷位置が、各部位に設定された如何な
る区域に該当するかを判定する判定手段と、判定手段に
より判定された当該区域の修理条件データに基づき修理
費を計算する見積手段と、を備えることを特徴とする
(請求項1に対応)。
【0013】本願の第2の発明は、第1の発明におい
て、前記指定手段は、車両の損傷位置に加えて、損傷形
状を指定することを特徴とする(請求項2に対応)。本
願の第3の発明は、第1または第2の発明のいずれかに
おいて、前記記憶手段は、損傷の種類に対応した複数の
標識データを格納し、前記指定手段は、前記表示装置に
表示した車両属性データ上あるいは修理車両データ上に
て指定される前記標識データに基いて、損傷内容を特定
することを特徴とする(請求項3に対応)。
【0014】本願の第4の発明は、第1〜第3の発明の
いずれかにおいて、前記区分データは、部位の外周端部
から所定距離内方までの外方区域と、部位の外周端部か
ら所定距離内方以上の内方区域とに各部位を区分し、外
方区域に損傷位置が含まれる場合、当該損傷位置から直
近の端部に至る範囲を塗装作業範囲として設定すること
を特徴とする(請求項4に対応)。
【0015】本願の第5の発明は、第1〜第3の発明の
いずれかにおいて、前記区分データは、部位に隣接する
他の部位から所定距離までの隣接区域と、隣接する他の
部位から所定距離以上の非隣接区域とに各部位を区分
し、隣接区域に損傷位置が含まれる場合、当該損傷位置
に隣接する部位の所定範囲を塗装作業範囲として設定す
ることを特徴とする(請求項5に対応)。
【0016】本願の第6の発明は、修理対象車両の修理
費を見積りするシステムにおいて、前記修理対象車両の
修理車両データを入力する入力装置と、車両属性データ
を格納する記憶装置と、各データを表示する表示装置
と、前記記憶装置から、入力された修理車両データに対
応する車両属性データを検索して、前記表示装置に表示
する計算装置と、を有し、前記計算装置は、車両の損傷
位置及び損傷形状を指定する指定手段と、指定された損
傷形状の外周から所定距離外方までの近方区域、及び、
損傷位置の外周から所定距離外方以上の遠方区域、に各
部位を区分する区分手段と、近方区域を塗装作業範囲と
して修理費を計算する見積手段と、を備えることを特徴
とする(請求項6に対応)。
【0017】本願の第7の発明は、第6の発明におい
て、前記記憶手段は、損傷の種類に対応した複数の標識
データを格納し、前記計算装置の指定手段は、前記表示
装置に表示した車両属性データ上あるいは修理車両デー
タ上にて指定される前記標識データに基いて、損傷内容
を特定することを特徴とする(請求項7に対応)。
【0018】本願の第8の発明は、修理対象車両の修理
車両データを入力する入力装置と、車両の部位毎に設定
される、部位を所定条件に基づき各区域に区分するとと
もに各区域に対応する修理条件を設定する区分データを
含む車両属性データを格納する記憶装置と、各データを
表示する表示装置と、を備えるコンピュータに、入力さ
れた修理車両データに対応する車両属性データを記憶装
置から検索させ、検索した車両属性データを前記表示装
置に表示させ、車両の損傷位置を指定させ、指定された
損傷位置が各部位に設定された如何なる区域に該当する
かを判定させ、判定した当該区域の修理条件データに基
づき修理費を計算させるプログラムを記録したコンピュ
ータ可読媒体とした。
【0019】そして、前記計算装置は、前記特定された
損傷の種類及び車両属性データに基いて、修理対象車両
の修理内容を指示することができる。また、前記計算装
置は、前記表示装置に表示された車両属性データ上、あ
るいは前記修理車両データ上に表示される形状(大き
さ)変更可能な標識データに基いて、前記損傷位置の損
傷面積を解析することができる。
【0020】また、前記計算装置は、前記標識データに
より特定された損傷を修復するための複数の作業内容を
比較対象として前記表示装置に表示することができる。
そして、前記計算装置は、前記複数の作業内容のうち、
所定の作業内容を複数同時に前記表示装置に表示するこ
ともできる。
【0021】また、前記計算装置が表示する複数の作業
内容には、修正作業あるいは交換作業を含むことができ
る。また、前記計算装置が表示する複数の作業内容に
は、塗装作業を含むことができる。
【0022】また、前記計算装置が表示する複数の作業
内容には、同一作業を複数ランクに表したランク別作業
を含むことができる。また、前記計算装置が表示する作
業内容には、各作業内容に対する修理費データを含むこ
とができる。
【0023】前記計算装置は、表示装置に表示された複
数の作業内容のうち選択された作業内容について、さら
に詳細な見積もりを行うようにしてもよい。また、前記
計算装置は、表示装置に表示された複数の作業内容のう
ち選択された作業内容について、さらに詳細な修理内容
の指示を行うこともできる。
【0024】なお、前記損傷の種類(内容)として、損
傷位置、損傷面積を例示できるが、さらに具体的な損傷
の形状、損傷の程度、損傷の態様、損傷の深さ等を特定
できるようにしてもよい。
【0025】また、損傷位置の特定としては、車両の各
部位を特定することとしてもよいし、あるいは各部位の
さらに部分的な位置を特定することとしてもよい。この
損傷位置の特定にあたっては、損傷箇所が所定の損傷位
置であった場合、修理費を見積もる際に標準修理費より
も高低をつけて見積もりを行うようにすることもでき
る。これは、損傷部位によっては、修理作業に困難性を
伴うこともあるし、あるいは、同一部位内においても、
部位の中央部と端部とでは、鈑金作業や塗装作業におけ
る難易度が異なる場合があるためである。例えば、外板
パネルの端部では、隣接するパネルの塗装色と同調させ
るために、時間や材料費が標準よりも増加することがあ
る。
【0026】なお、部位という用語は、車両の一の部品
に対して関連するある程度のまとまりをもつ部品のグル
ープを表すものである。ある程度のまとまりとは、一の
部品に近接する部品のグループであってもよいし、ある
いは、一の部品を修理する際に関係する部品のグループ
(例えば、一の部品を修理する際に脱着が必要となる部
品を含むグループ)であってもよい。なお、一の部品を
して一の部位としてもよい。
【0027】本発明によれば、入力装置から入力された
修理車両の修理車両データに基づいて、修理車両データ
に対応する、予め記憶装置に格納した車両属性データを
検索して、これら修理車両データ、車両属性データの少
なくとも一方を表示装置に表示する。
【0028】そして、記憶装置に格納した修理車両の損
傷の種類に対応させた標識データを、表示装置で表示し
ている修理車両データ上、あるいは車両属性データ上で
指定することによって修理車両の損傷の種類を特定す
る。
【0029】この損傷の種類の特定の際、前記標識デー
タを、表示装置で表示している修理車両データ上、車両
属性データ上で表示させて損傷の位置を指定手段により
特定するが、標識データの大きさを自由に変更すること
により、損傷位置の特定とともに損傷の面積を特定する
ことができる。
【0030】そして、計算装置は、特定された損傷箇所
が区分データにより区分されたどの区域に属するかを判
定手段により判定し、当該区域の修理条件に照らして、
損傷箇所の修理費見積りを見積手段により行う。
【0031】この見積の際、塗装作業を行うにあたって
の、塗装範囲を特定するとともに、損傷位置の塗装色を
特定し、塗装方法を特定して、これら作業の工賃や部品
・材料費等を積算した詳細な修理費見積もりを行う。
【0032】なお、損傷の位置や面積を特定すると、次
にその損傷の程度に応じて、損傷による衝撃によって影
響を受ける部位(範囲や部品)、損傷部位の板金面積や
損傷部位内における板金位置、さらに、塗装範囲や塗装
色、塗装方法を特定して修理費見積もりを行うこともで
きる。
【0033】また、この計算装置は、各車種毎に対応す
る車両諸元データ、部品データ、塗装色データ、塗装方
法データ、板金修理に要する工賃データ、部品の交換ま
たは修理に要する工賃データのうち少なくとも1つを車
両属性データとして用いることができる。
【0034】さらに、この計算装置は、車両属性データ
を基準として標識データを用い修理費見積もりを行うと
ともに、修正または交換にかかる各作業をランク別に表
示し、修正や交換等の各作業に対応する修理費を、それ
ぞれ独立して表示するようにしてもよい。
【0035】また、ランク別の修正作業またはランク別
の交換作業若しくはランク別の修理費等を複数同時に表
示するようにしてもよい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両修理費見積シ
ステムの一実施の形態を図1〜図21に基づいて具体的
に説明する。
【0037】本実施の形態に係る車両修理費見積システ
ムは、図1に示すようにパーソナルコンピュータ1(以
下、PCという。)と、このPC1に入出力インタフェ
ース2を通じて接続した補助記憶装置3、キーボードま
たはマウス若しくはライトペン等から構成する入力装置
4、デジタルスチルカメラ5と、さらに、PC1に入出
力インタフェース2を通じて接続した表示装置6、印字
装置7、通信装置8等の出力装置とから構成されてい
る。
【0038】ここで、PC1に入出力インタフェース2
を通じて接続した補助記憶装置3は、フロッピーディス
ク装置やハードディスクまたは光ディスク装置を用いる
ことができる。
【0039】そして、入力装置4としては、キーボード
等の他にOCR、OMR、バーコードリーダ、ディジタ
イザ、イメージスキャナ、音声認識装置を接続すること
もできる。なお、出力装置としては、表示装置6等の他
に作図装置、マルチメディア処理装置を接続することも
でき、さらに、通信装置8は、通信回線を通じて端末装
置に接続することもできる。
【0040】次に、修理車両の画像データを取り込む装
置としては、デジタルスチルカメラ5の他に投光部と受
光光学部、光電変換部を有する光センサ等を用いること
もできる。ここで、これら光センサの投光部には、連続
光用ではタングステンランプやハロゲンランプ、蛍光灯
等を、間欠光用ではキセノンランプを用いる。そして、
受光光学系としては、ビジコンやシリコンビジコン、カ
ルニコン等を用いたITVカメラや半導体センサまたは
MOS形、CCD形の固定カメラを使用し、光電変換部
には撮像管や個体撮像管素子、光電変換素子等で形成す
る。
【0041】一方、損傷部位に照射する光源としてレー
ザ光を用いることもできる。ここで、レーザ光を使用す
る場合は、図示はしていないがHe−Neレーザ光等を
集光レンズにより、損傷位置で必要なスポット径になる
ように収束し、電磁振動鏡により損傷位置の幅方向に光
を走査し、反射鏡によって損傷位置の表面に照射する。
このときの損傷位置からの反射回析光をオプティカルフ
ァイバ等にて作成した集光系で集光し、光電子倍増管で
電気信号に変換するものである。
【0042】次に、PC1は、主記憶装置1b(ハード
ディスク、ROM、RAM〔以下、メモリという〕)及
び中央処理装置1a(以下、CPUという)で構成す
る。そして、修理車両の修理指示を行うPC1は、OS
による制御の下にメモリ1bまたは補助記憶装置3にキ
ャッシュされているプログラムを起動し、所定のタスク
(プロセス)を実行する。このPC1は、複数のタスク
を仮想的にかつ同時に並列して実行するマルチタスクを
行うこともできる。
【0043】なお、PC1の機能の一部には、メモリ管
理装置の機能が備えられている。すなわち、このメモリ
管理装置は、読み出しまたは書き込みを行うためにプロ
セスが指定するメモリ1b上の論理アドレスを、実際に
メモリ1bに読み書きする物理ページの番地を示す物理
アドレスに変換する機能をも有している。
【0044】次に、PC1本体を構成するCPUは、与
えられたデータに対して四則演算、論理演算等を行う演
算装置1a2 と、実行される命令部1b1 のアドレスを
もとにメモリ1bからCPUに命令を取り込み、命令の
内容を解読し必要な動作指示を他の装置に対して出す制
御装置1a1 とを有する。
【0045】この制御装置1a1 は、図1に示すように
入力装置4等に対して入力制御指令を出し、メモリ1b
に対しては、メモリ1b制御指令を出し、出力装置等に
対しては、出力制御指令を出す。
【0046】そして、入力装置4等より入力されたコマ
ンドは最初にメモリ1bへと転送されてメモリ1bで
は、与えられたコマンドからデータ及び命令を選択する
とともに、選択されたデータ及び命令をCPUの制御装
置1a1 に転送する。
【0047】ここで、デジタルスチルカメラ5により取
り込まれ、入出力インタフェース2を通じてメモリ1b
へと転送された画像データ、またはキーボード等の入力
装置4より入力された修理車両データは、メモリ1bの
データ部1b2 に格納される。
【0048】なお、PC1が、計算装置に相当し、指定
手段、判定手段、見積手段、区分手段はPC1に含まれ
る。ところで、このデータ部1b2 には、損傷の種類に
対応させた標識データ6cを格納していて、これら標識
データ6cは、たとえば、図5に示すように直線は、ほ
ぼ直線の引っかき傷等を表し、四角形は、ほぼ角張った
凹みや歪みを表し、円形は、丸みを帯びた凹みや歪みを
表し、三角形は、飛び石や鋭利な物で刺した刺し傷等を
表し、さらに、撓んだ線形は、外装表面の波打ちや歪み
を表し、任意形状は、その他の表現が不可能な損傷を表
す。
【0049】そして、データ部1b2 には、各車種毎に
対応するとともに、これら各車種のグレードに対応した
車両諸元データ及び部品データ並びに塗装色データ、塗
装方法データを格納している。
【0050】また、データ部1b2 は、車両の部品価格
及び部品交換または修理に要する工賃のデータ群を格納
するとともに、修理に伴う車両の損傷部位と損傷に伴っ
て交換または修理が必要となる部品との対応データを車
両属性データとして格納している。さらに、データ部1
2 は、作業毎に対応する板金修理に要する工賃データ
をも格納している。
【0051】また、データ部1b2 に格納したこれらの
データには、それぞれランク付けすることができ、たと
えば、交換する部品においても新品の純正部品を最高位
のランクにし、優良部品等を中位のランクにするととも
に、中古の純正部品を最下位のランクとして格納するこ
とができる。
【0052】これにより、見積時において選択肢を持た
せ、ユーザーに情報を開示して選択させることができ、
中古部品ネットワーク等の利用密度を高めたり、リサイ
クル促進提案も可能となる。
【0053】なお、データ部1b2 に格納されたこれら
のデータには、過去の修理車両のデータと、このデータ
から把握される過去の修理車両の損傷データと、前記過
去の修理車両に使用した部品データと、前記過去の修理
車両の損傷部位データに基づいて、当該修理車両の損傷
部位を検索する車両イメージデータを車両属性データと
して格納している。
【0054】次に、制御装置1a1 では、メモリ1bか
ら転送された修理車の修理車両データ及び画像データ並
びに命令を解読して、必要な動作指示を演算装置1a2
に与える。そして、演算装置1a2 では、与えられた修
理車両データ及び画像データ並びに命令に対して論理演
算等の演算を行う。
【0055】すなわち、メモリ1bから読み込まれ制御
装置1a1 で解読された命令は、入力された修理車両デ
ータ等をデータ部1b2 に格納し、最初に、この修理車
両データ等から修理車両データに対応する車両属性デー
タを検索する。そして、図2に示すように車両属性デー
タの中からグラフィックス6a画面を表示装置6に表示
させる。
【0056】ここで、表示させるグラフィックス6a
は、2次元の平面的なグラフィックス6aでも良いし、
3次元の立体的な3Dグラフィックス6aでも良い。さ
らに、デジタルスチルカメラ5等で取り込んだ修理車両
の画像データを同時に表示させることもできる。
【0057】次に、グラフィックス6a画面を表示装置
6に表示させると次の命令がメモリ1bから制御装置1
1 に読み込まれて制御装置1a1 からこの命令が演算
装置1a2 に与えられる。そして、修理車両のボンネッ
ト6bをマウスを用いてクリックすると損傷部分がボン
ネット6bであると特定され、さらに、他の部分と区別
するために色付けをして表示装置に表示させる(図
3)。また、修理車両の左フェンダー6eをマウスを用
いてクリックすると損傷部分がボンネット6eであると
特定され、色付けして表示装置に表示させる(図4)。
そして、これらのデータをデータ部1b2 にフィードバ
ックして格納させる。
【0058】このように損傷部分を決定すると、制御装
置1a1 にメモリ1bから次の命令が読み込まれ、ま
ず、図5に示すようにボンネット6bを表示装置6に表
示させるように演算装置1a2 に指示をし、さらに、あ
らかじめ格納した標識データ6cとともに、これら標識
データ6cの操作ガイドを同時に表示装置6に表示させ
る(図6)。
【0059】ここで、この操作ガイドは、他のキーを押
すことで表示装置から消すことができる。また、この操
作ガイドを適時表示、非表示させる手段も搭載されてい
る。次に、標識データ6cの内から損傷の種類に応じた
標識6dを選択させるが、ここでは、ボンネット6bが
明らかに交換すべき程に損傷しているものなので、「交
換」の標識6dを選択するものとする。
【0060】すると、ボンネット6bの交換に要する作
業及び部品が表示装置6上に表示される(図7)。ボン
ネット6bについての処理が終了すると、次に、左フロ
ントフェンダー6eに関する処理に移行する。
【0061】すなわち、表示装置6にはフロントフェン
ダー6eが表示されるので(図10)、損傷の内容(こ
こでは、「へこみ」)を指定するとともに、標識データ
6cの内から損傷の種類に応じた標識6dを選択させ
(図11)、表示したフロントフェンダー6eのグラフ
ィック画面上にこの標識6dをドラッグアンドドロップ
にて表示させる(図12)。
【0062】次に、損傷の面積に応じてこの標識6dの
大きさを変更させる(図13)。ここで、標識6dの大
きさの変更は、たとえば、損傷がほぼ直線の引っかき傷
であり、標識データ6cの中から直線の標識6dを選択
した場合、損傷の位置にドラッグアンドドロップにて表
示させ、さらに、マウスの左ボタンをクリックしながら
ドラッギングして右方向に引き、損傷の大きさまで引き
伸ばしクリックを解くとその長さで引っかき傷の大きさ
が特定される。
【0063】また、損傷がほぼ角張った凹みや歪み等で
あり、標識データ6cの中から四角形の標識6dを選択
した場合、グラフィックス6a上の損傷の位置にドラッ
グアンドドロップにて表示させ、さらに、マウスの左ボ
タンをクリックしながらドラッギングして右斜め下方に
引き、損傷の大きさまで引き伸ばしクリックを解くとそ
の範囲で角張った凹みや歪みの大きさが特定される。
【0064】このようにすることで、演算装置1a2
は、損傷の種類(形状)及び損傷の位置並びに損傷の範
囲を特定してこれらのデータを修理車両データとしてデ
ータ部1b2 に格納する。
【0065】ここで、損傷の面積の解析は、指定されグ
ラフィック画面上に表示された標識6dの面積を計算す
ることで求める。たとえば、表示された標識6dが四角
形である場合の面積は、縦×横で求められるし、円形で
ある場合の面積は、πr2 で求めることができる。さら
に、三角形では、(底辺×高さ)/2で求めることがで
き、任意形状の面積は楕円として、π×長軸×短軸で求
めることができる。
【0066】この場合、あらかじめ修理車両のフロント
フェンダー等の縮尺率に対応した面積を格納しておき、
このフロントフェンダー6eに表示させた標識6dがフ
ロントフェンダーの全面積に対して何%であるかを割り
出すことにより算出することができる。
【0067】また、このような計算方式とは別に、グラ
フィック画面のドット数を計算することで面積を算出す
ることもできる。たとえば、標識6dが円形である場
合、この円形のドット数を計算して面積を算出すること
やあらかじめフロントフェンダー6eのドット数を格納
しておき、指定した円形のドット数がフロントフェンダ
ー6eのドット数の何%であるかを割り出して、フロン
トフェンダー6eのドット数にこの割合を乗することで
損傷面積を得るようにしても良い。
【0068】ところで、メモリ1bに格納され制御装置
1a1 に読み込まれ、さらに演算装置1a2 に与えられ
る命令には、前記したように、損傷位置の交換または修
正を、指定された標識6dに基づいて選択させること
や、損傷位置の損傷が影響する範囲または部品を特定さ
せることが含まれる。
【0069】さらに、損傷位置の損傷の種類や損傷範囲
に基づいて、板金位置及び板金面積を特定することが含
まれる。なお、損傷位置の交換または修正を選択する
と、交換に伴って塗装作業を行うか否かの選択をさせる
こともできる。
【0070】そして、塗装作業を行う場合に損傷位置の
塗装色、塗装範囲、塗装方法を自動的に認識、特定させ
ることもできる。ここで、図19〜図24に基づき、各
車両パネル(各部位)を所定条件に従って各区域に区分
する概念と、各区域の修理条件につき、塗装作業を例に
して説明する。第1の区分処理としては、図19に示す
ように、仮に車両の外板パネル30を想定すると、この
外板パネル30の端部から所定距離(例えば10cm)
内方に、区分ライン(仮想ライン)35を設定する。そ
して、区分ライン35にて区分された外側の区域を外方
区域30aとし、内側の区域を内方区域30bとする。
この場合、外方区域30a内に損傷箇所が位置したとき
には、当該損傷箇所から外板パネル30の直近の端部ま
でを塗装作業範囲として設定する(図20参照)
【0071】第2の区分処理としては、図21に示すよ
うに、仮に車両の外板パネル30の周囲に、外板パネル
A,B,C,D,Eがそれぞれ隣接しているものと想定
する。そして、外板パネル30に、パネルA及びパネル
Dに対応する、図中横線の区分ライン36と、パネルB
及びパネルEに対応する、図中縦線の区分ライン37を
設定する。また、外板パネル30に、パネルCに対応す
る、区分ライン38を設定する。
【0072】そして、区分ライン36と区分ライン37
により4分割された外板パネル30は、図中右上の区域
(AB区域)を基準にすると、(AB)区域は、パネル
A及びパネルBの隣接区域となり、右下の区域(BD区
域)を基準にすると、(BD)区域はパネルB及びパネ
ルDの隣接区域となる。また、図中左下の区域(DE区
域)を基準にすると、(DE)区域はパネルD及びパネ
ルEの隣接区域となり、左上の区域(AE区域)を基準
にすると、(AE)区域はパネルA及びパネルEの隣接
区域となる。
【0073】さらに、外板パネル30の右下角部の、区
分ライン38にて区分された区域(BCD区域)は、パ
ネルB、パネルC、パネルDの隣接区域となる。そし
て、損傷箇所が各隣接区域のいずれかに位置したときに
は、当該区域を隣接区域とするパネルの所定範囲(例え
ば、隣接区域から10cm)までを、塗装作業範囲とし
て設定する(図22参照)
【0074】第3の区分処理としては、図23に示すよ
うに、仮に外板パネル30に損傷50を指定したとする
と、この損傷50の周囲から所定範囲(例えば、損傷の
端部から10cm外方)に区分ライン39を設定する。
そして、この区分ライン39にて囲繞される区域を近方
区域30fとして認識し、この近方区域30fを塗装作
業範囲として設定する。なお、近方区域30f外の外板
パネル30は、遠方区域30gに設定される。
【0075】このように、PC1が、区分データに基づ
き、各区域の所定条件に照らして塗装作業範囲を決定す
る。なお、損傷箇所が複数の区域に跨る場合は、該当す
る各区域のそれぞれの条件に重複させて塗装作業範囲を
決定すればよい(図24参照)。また、前記第1〜第3
の区分処理を重複して塗装作業範囲を決定することもで
きる。また、前述したように、各部位における各区域
は、予めデータ部1b2 に設定しておいてもよいし(第
1の区分処理及び第2の区分処理に適する)、演算の結
果、各区域を決定するようにしてもよい(第3の区分処
理に適する)。なお、これらの塗装作業範囲の設定は、
例えば損傷箇所の周囲を、どの範囲まで「ぼかし塗装」
をすることが最も合理的な修理作業となるかを想定して
決定されており、結果として経済的な修理作業を得られ
るようになっている。
【0076】図9には、フロントフェンダー6eに設定
した区分ラインを具体的に表示した例を示している。な
お、区分ライン40は、フロントフェンダー6eを左右
に2分割するラインであり、例えば、フロントフェンダ
ー6eの右側に損傷箇所が位置した場合は、区分ライン
40にて仕切られる右半分全域を塗装範囲とする条件が
区分データとして設定されることとなる。
【0077】次に、損傷箇所を部品(部位)の交換によ
り修理する態様につき、さらに説明する。まず、画面上
の交換(アイコン)を選択し、交換に要する工賃や部品
の価格を決定して図7に示すように、交換に係る費用を
表示装置6に表示させる。ここで、交換のみならず修理
をした際の費用をも同時に表示させることができる。ま
た、交換の部品に対して新品の純正部品を使用するかま
たは中古の純正部品を使用するかの特定をすることもで
きる。
【0078】また、ユーザーの希望を取り入れて修理専
門家の立場から想定した修正、交換のコースをあらかじ
め複数登録しておき、これを適時選択することで、コー
ス内容に応じた費用算出を行うことができる。
【0079】たとえば、車両価格が安いためあまり金額
をかけた修正等をして欲しくないという希望を取り入れ
た見積をするエコノミーコース、新車同様の修正、交換
等をして欲しいという希望や、または高級車であるから
万全を期したいという希望を取り入れたスーパーコース
等を任意に設定することができ、コースに応じた見積を
行うことができる。
【0080】なお、上記各例では、修正、交換の内容に
応じたコース設定としているが、費用に応じたコース設
定、たとえば、総額20万円までの範囲内で修理をして
欲しいとか、費用はいくらかかっても良い等の費用毎の
コース設定や、修正、交換作業中の代行貸出車両の有無
や、修正、交換作業とともに所定の車両の整備、点検を
も行うことにする等のオプション別のコース設定等、本
実施の形態に係る車両修理指示システムを用いる側が車
両ユーザーに提供できる各種のサービス体系に応じたコ
ース設定として、よりきめ細やかなニーズに答えるシス
テムとして活用することができる。
【0081】そして、これらの特定等が終了すると、交
換に係る費用をすべて積算して表示装置6に表示させ
る。たとえば、フードの交換では、単位時間あたりの作
業工賃であるレバーレートを7,000円に設定する
と、これに作業の難易度に対応した指数0.70を乗じ
て技術料金が4,900円、交換する部品の価格がフー
ド41,900円であり、これらの合計が46,800
円となる。
【0082】次に、塗装ではレバーレートを7,000
円に設定すると、これに指数4.90を乗じて技術料金
が34,300円となり、塗料の費用が4,190円で
あり、これらの合計が38,490円となる。したがっ
て、交換に伴う総合計費用は、85,290円となる。
【0083】また、仮に修理をボンネット6bのみに限
定したとすると、図8に示すようにボンネット6bの修
理にかかる合計金額が表示されるとともに、修理コース
及び作業時間並びに預かり日数が表示される。
【0084】本実施の形態では、ボンネット6bの修理
にかかる費用はレバーレートを7,000円に設定し、
これに指数3.15を乗じて技術料金が22,050円
となり、ボンネット6bの費用が41,900円であ
り、技術料金及び部品料金の合計金額が68,140円
になる。
【0085】一方、部品の修正を選択したフロントフェ
ンダー6eに関しては、ボンネットと同様にして修理費
の計算がなされ、図14に示すように修正に係る費用が
表示される。なお、フロントフェンダー6eを交換して
修理した場合の費用も、図15に示すように詳細に表示
することもできる。
【0086】次に、本実施の形態に係る車両修理指示シ
ステムに用いる計算装置の動作原理をフローチャート図
16〜図18に基づいて説明する。まず、修理車の車種
を特定する車両ナンバー等の修理車両データを入力装置
4により入力し、入出力インタフェース2を通じてPC
1に転送する(ステップ100)。
【0087】次に、PC1の制御装置1a1 は、記憶装
置に格納された修理車両データ及び車両属性データを読
み込む命令を演算装置1a2 に与え(ステップ10
1)、さらに、演算装置1a2 ではこの命令に基づいて
修理車両データからこの修理車両データに対応する車両
属性データを検索してレジスタへと読み込む(ステップ
102)。
【0088】次に、検索した車両属性データ、修理車両
データの双方またはいずれかを表示装置6に表示する
(ステップ103)。本実施の形態では、表示装置6に
表示させる画像をセダンまたはハードトップ等のイラス
トグラフィックス6aとして表示させる。
【0089】また、特定の車種の全体像をイラストグラ
フィックス6a画像で表示するようにしても良い。さら
に、この表示画面には、損傷の種類に対応した標識6d
データを同時に表示している。
【0090】次に、損傷の種類に合わせて標識6dデー
タを選択すると(ステップ104)制御装置1a1 は、
選択された標識6dデータがどの損傷を表しているかを
特定する命令を演算装置1a2 に与え、演算装置1a2
では、この命令に基づいて修理車両の損傷の種類(形
状)を特定する(ステップ105)。
【0091】次いで、グラフィックス6a画像上でマウ
スを用いて標識6dデータをドラッグし損傷部分にドロ
ップして表示するとともに、損傷の大きさに合わせてこ
の標識6dの大きさを変更する(ステップ106)。
【0092】これにより制御装置1a1 は、ドロップさ
せた位置を損傷位置として特定するとともに、ドロップ
された標識6dの大きさにより損傷部分の面積を計算す
る命令を演算装置1a2 に与え、演算装置1a2 は、こ
の命令に基づいて損傷の位置を特定し(ステップ10
7)、損傷の面積を特定する(ステップ108)。な
お、これら特定した損傷の種類、損傷の位置、損傷の面
積は、演算装置1a2 よりメモリ1bにフィードバック
され格納される。
【0093】同時に、演算装置1a2 は、損傷位置の修
正または交換にかかる費用をそれぞれ算出し、制御装置
1a1 は演算装置1a2 にこの損傷位置の修正または交
換にかかる費用を表示装置6に表示させる。
【0094】次に、演算装置1a2 は、損傷位置の修正
または交換を操作者に選択させる(ステップ109)。
さらに、演算装置1a2 は、修正を選択すると次に損傷
による衝撃で影響を受ける範囲や部品を特定する(ステ
ップ110)。この影響を受ける範囲及び部品の特定
は、あらかじめ記憶装置に格納された修理作業データ及
び対応する部品データに基づいて行われる。
【0095】なお、過去の修理車両のデータと、このデ
ータから把握される過去の修理車両の損傷データと、過
去の修理車両に使用した部品データと、過去の修理車両
の損傷部位データに基づいて修理車両の損傷部位を検索
する車両イメージデータからなる車両属性データとの比
較演算を行うことにより前記特定を行うようにしても良
い。
【0096】そして、影響を受ける範囲や部品が存在
し、これらを特定すると制御装置1a 1 は、これらの範
囲や部品の修理の必要があるか否かの判断を行う命令を
演算装置1a2 に与え、演算装置1a2 は、操作者から
の入力を待って修理の有無を判断する(ステップ11
1)。ここで、操作者がこれらの範囲や部品の修理が必
要と認め、この指令を入力装置4から入力すると、制御
装置1a1 は、演算装置1a2 にこれらの修理にかかる
費用を初期設定されたファーストコースに基づいて算出
させ(ステップ112)、さらに、操作者から他の作業
ランクが入力されると(ステップ113)、演算装置1
2 は、この費用及び作業ランクをメモリ1bにフィー
ドバックして格納する。
【0097】なお、作業ランクは、あらかじめメモリ1
bに格納された車両属性データに基づいて設定される
が、この作業ランクは、その都度入力装置4から入力す
ることによって変更ができる。
【0098】次に、これら修理を行う範囲や部品のすべ
てを特定するかまたは影響を受ける範囲や部品がない場
合、制御装置1a1 は演算装置1a2 に対して板金位置
と板金面積を特定させる(ステップ114)。ここで、
板金の必要がないときは、これら板金位置と板金面積の
特定は行わない。
【0099】そして、板金の必要があり板金位置と板金
面積を特定すると演算装置1a2 は、塗装色を特定する
とともに(ステップ115)、塗装方法を特定する(ス
テップ116)。これらの特定は、あらかじめ記憶装置
に格納された車両属性データに基づいて行われる。
【0100】そして、前記ステップ116における塗装
方法の特定では、図18に示す制御フローも行われる。
すなわち、制御装置1a1 は、損傷箇所の当該部位(パ
ネル)における区域を特定し(ステップ201)、特定
された区域の塗装条件をデータ部1b2 から読み出し
(ステップ202)、読み出した条件に従って演算装置
1a2 にて塗装範囲を特定する(ステップ203)。
【0101】なお、これらを特定すると演算装置1a2
は、特定の結果をメモリ1bへとフィードバックして格
納する。次に、制御装置1a1 は、演算装置1a2 にこ
れらの修理にかかる費用を初期設定されたファーストコ
ースに基づいて計算させ(ステップ117)、さらに、
操作者から他の作業ランクが入力されると(ステップ1
18)、演算装置1a2は、この費用及び作業ランクを
メモリ1bにフィードバックして格納する。
【0102】そして、修理を行う位置等を表した作業指
示を表示させるとともに(ステップ119)、見積書、
作業指示書を作成させる(ステップ120)。さらに、
これらの書類を印字装置等から印刷して出力する(ステ
ップ121)。
【0103】また、ステップ109において、修理位置
の交換を選択した場合は、制御装置1a1 は、演算装置
1a2 に交換部品を特定させる命令を与え、この命令に
基づいて演算装置1a2 は、交換部品を特定する(ステ
ップ122)。これら交換部品の特定もあらかじめ記憶
装置に格納された車両属性データに基づいて行われる。
【0104】次に、交換部品の特定が終了すると演算装
置1a2 は、交換にかかる費用を計算し(ステップ12
3)、操作者から作業ランクが入力されると(ステップ
124)、演算装置1a2 は、この費用及び作業ランク
をメモリ1bにフィードバックして格納する。
【0105】そして、修理を行う位置等を表した作業指
示を表示させるとともに(ステップ125)、見積書、
作業指示書を作成させる(ステップ126)。次に、こ
れら交換部品の塗装が必要か否かの判断を操作者に求め
る(ステップ137)。ここで、塗装の必要がないと判
断するとその時点で操作は終了するが、塗装の必要があ
るものと判断した場合、ステップ115からステップ1
21までの処理を行う。
【0106】なお、交換部品の塗装に関しては、ステッ
プ201における区域は、交換部品が有する全区域を対
象に特定してもよいし、あるいは、交換部品塗装用の塗
装条件をデータ部1b2 に別途格納しておき、この交換
部品用の塗装条件に基いて塗装範囲等を特定してもよ
い。交換部品用の塗装条件とは、例えば、交換部品の周
端部付近と、交換部品に隣接する部品の隣接付近を塗装
範囲と設定するものである。
【0107】ところで、表示装置6に表示される作業時
間や難易度は、例えば、以下に示す指数表によって算出
される。
【0108】
【表1】
【0109】難易度〜について、損傷毎にYES・
NOを判断し、指数値を検索する。ここで、軽度な損傷
とは、1損傷あたりの面積が3dm2 以下で、著しい折
れ、潰れ、延び等が認められない損傷をいう。なお、同
一パネルに複数の損傷がある場合は、1損傷毎にランク
を判定し、高いランクのテーブルを使用する。ただし、
面積は、合計の面積で指数値を検索する。
【0110】パネル裏面からハンマ等で作業ができる損
傷は、付属品を脱着すれば裏面から作業できる損傷を含
むものである。そして、同一パネルに損傷が複数である
場合は、以下の運用にする。なお、パネル裏面の損傷も
表面の損傷と同様に扱う。
【0111】
【表2】
【0112】次に、メモリ1bからこれらの基準を読み
出した演算装置1a2 では、損傷の種類及び損傷の位置
並びに損傷の範囲を特定してこれらのデータを修理車両
データとしてデータ部1b2 に格納する。
【0113】さらに、修正に要する工賃や部品の価格を
決定して修正に係る費用を表示装置6に表示させる。こ
こで、修正のみならず交換をした際の費用をも同時に算
出し、対比的に表示させる。
【0114】ここで、修正の部品に対して新品の純正部
品を使用するかまたは中古の純正部品を使用するかの特
定をすることもできるし、初期設定されたファーストコ
ースの他に、修理のコースをスーパーコースやエコノミ
ーコースにすることもできる。
【0115】このようにすることで、修理位置に個別に
対応させ、ユーザーに判断材料を明確に表示できる。し
たがって、ユーザーからの変更希望に容易に答えること
ができる。
【0116】なお、図示はしていないが交換や修正にか
かる費用の計算のみならず、これらの作業を行うメカニ
ック等に対する作業指示を行うこともできる。また、ス
ーパーコースやエコノミーコース等の各コースは、一の
コースが選択されて見積りが行われているとしても、P
C1では、その他のコースに基づく見積りも同時並行し
て行いながら、表示装置4には選択されたコースの見積
り処理のみを表示するものとしてもよい。この場合、操
作者の指示により、見積処理の途中や終了後に、最初に
選択されたコースとは別のコースによる見積りを直ちに
表示装置4に表示することができる。
【0117】
【発明の効果】本発明によれば、損傷の位置や程度等の
態様に合わせた正確な見積りを容易に行えるシステムを
提供することができる。
【0118】また、合理性、整合性の条件を充足して経
済性の良好な修理作業を行うための見積りを、容易に算
出できるシステムを提供することができる。また、損傷
の内容(種類)を容易かつ正確に特定する車両修理費見
積システムを提供することができる。
【0119】また、特定した損傷データに基づき、容易
に修理費の見積もり、あるいは修理内容の指示を行うシ
ステムを提供することができる。さらに、専門知識を有
しない者(例えば見積書等を受け取るユーザー)が、容
易に見積もり内容の評価を行えるシステムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における車両修理見積りシ
ステムのブロック図
【図2】実施形態において、表示装置に表示された修理
車両の入力方向を指定する図
【図3】実施形態において、表示装置に表示された修理
車両の損傷位置を指定する図
【図4】実施形態において、表示装置に表示された修理
車両の損傷位置を指定する図
【図5】実施形態において、表示装置に損傷した部位が
表示された状態を示す図
【図6】実施形態において、表示装置に標識データが表
示された状態を示す図
【図7】実施形態において、表示装置に表示された部位
に対して交換修理を指定した状態を示す図
【図8】実施形態において、表示装置に表示された修理
車両の交換費用の総額を表示する図
【図9】実施形態において、部位に対して設定される区
分ラインを説明するための図
【図10】実施形態において、表示装置に損傷した部位
が表示された状態を示す図
【図11】実施形態において、表示装置に表示された部
位に対して、損傷内容を指定した状態を示す図
【図12】実施形態において、表示装置に表示された部
位に標識データにて損傷位置を指定した状態を示す図
【図13】実施形態において、表示装置に表示された部
位に標識データにて損傷形状を指定した状態を示す図
【図14】実施形態において、表示装置に表示された部
位の修正費用を中心に表した状態を示す図
【図15】実施形態において、表示装置に表示された部
位の交換費用を中心に表した状態を示す図
【図16】実施形態における車両修理費見積システムの
動作原理を示すフローチャート図
【図17】実施形態における車両修理費見積システムの
動作原理を示すフローチャート図
【図18】実施形態における車両修理費見積システムの
動作原理を示すフローチャート図
【図19】実施形態における車両修理費見積システムの
区分データについて説明するための図
【図20】実施形態における車両修理費見積システムの
区分データについて説明するための図
【図21】実施形態における車両修理費見積システムの
区分データについて説明するための図
【図22】実施形態における車両修理費見積システムの
区分データについて説明するための図
【図23】実施形態における車両修理費見積システムの
区分データについて説明するための図
【図24】実施形態における車両修理費見積システムの
区分データについて説明するための図
【符号の説明】
1 ・・・パーソナルコンピュータ 1a ・・・中央処理装置 1a1 ・・・制御装置 1a2 ・・・演算装置 1b ・・・主記憶装置 1b1 ・・・命令部 1b2 ・・・データ部 2 ・・・入出力インタフェース 3 ・・・補助記憶装置 4 ・・・入力装置 5 ・・・デジタルスチルカメラ 6 ・・・表示装置 7 ・・・グラフィックス画面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−259439(JP,A) 特開 平2−85045(JP,A) 特開 平1−217559(JP,A) 特開 平7−181057(JP,A) 「AI NEW エスティメート イ ンストラクター ガイドブック」、平成 5年9月、株式会社 EAC、p.15− 31 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 138 G06F 17/60 318

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 修理対象車両の修理費を見積りするシス
    テムにおいて、 前記修理対象車両の修理車両データを入力する入力装置
    と、 車両属性データを格納する記憶装置と、 各データを表示する表示装置と、 前記記憶装置から、入力された修理車両データに対応す
    る車両属性データを検索して、前記表示装置に表示する
    計算装置と、を有し、 前記記憶装置は、前記車両属性データとして、車両の部
    位毎に設定される、部位の外周端部から所定距離内方ま
    での外方区域と、部位の外周端部から所定距離内方以上
    の内方区域とに各部位を区分し、外方区域に損傷位置が
    含まれる場合、当該損傷位置から直近の端部に至る範囲
    を塗装作業範囲として設定する区分データを格納し、 前記計算装置は、車両の損傷位置を指定する指定手段
    と、指定された損傷位置が、各部位に設定された如何な
    る区域に該当するかを判定する判定手段と、判定手段に
    より判定された当該区域の修理条件データに基づき修理
    費を計算する見積手段と、を備えることを特徴とする車
    両修理費見積システム。
  2. 【請求項2】 修理対象車両の修理費を見積りするシス
    テムにおいて、 前記修理対象車両の修理車両データを入力する入力装置
    と、 車両属性データを格納する記憶装置と、 各データを表示する表示装置と、 前記記憶装置から、入力された修理車両データに対応す
    る車両属性データを検索して、前記表示装置に表示する
    計算装置と、を有し、 前記記憶装置は、前記車両属性データとして、車両の部
    位毎に設定される、部位に隣接する他の部位から所定距
    離までの隣接区域と、隣接する他の部位から所定距離以
    上の非隣接区域とに各部位を区分し、隣接区域に損傷位
    置が含まれる場合、当該損傷位置に隣接する部位の所定
    範囲を塗装作業範囲として設定する区分データを格納
    し、 前記計算装置は、車両の損傷位置を指定する指定手段
    と、指定された損傷位置が、各部位に設定された如何な
    る区域に該当するかを判定する判定手段と、判定 手段に
    より判定された当該区域の修理条件データに基づき修理
    費を計算する見積手段と、を備えることを特徴とする車
    両修理費見積システム。
  3. 【請求項3】 前記指定手段は、車両の損傷位置に加え
    て、損傷形状を指定することを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載の車両修理費見積システム。
  4. 【請求項4】 修理対象車両の修理費を見積りするシス
    テムにおいて、 前記修理対象車両の修理車両データを入力する入力装置
    と、 車両属性データを格納する記憶装置と、 各データを表示する表示装置と、 前記記憶装置から、入力された修理車両データに対応す
    る車両属性データを検索して、前記表示装置に表示する
    計算装置と、を有し、 前記計算装置は、車両の損傷位置及び損傷形状を指定す
    る指定手段と、指定された損傷形状の外周から所定距離
    外方までの近方区域、及び、損傷位置の外周から所定距
    離外方以上の遠方区域、に各部位を区分する区分手段
    と、近方区域を塗装作業範囲として修理費を計算する見
    積手段と、を備えることを特徴とする車両修理費見積シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、損傷の種類に対応した
    複数の標識データを格納し、 前記計算装置の指定手段は、前記表示装置に表示した車
    両属性データ上あるいは修理車両データ上にて指定され
    る前記標識データに基づいて、損傷内容を特定すること
    を特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両修理
    費見積システム。
  6. 【請求項6】修理対象車両の修理車両データを入力する
    入力装置と、 車両の部位毎に設定される、部位の外周端部から所定距
    離内方までの外方区域と、部位の外周端部から所定距離
    内方以上の内方区域とに各部位を区分し、外方区域に損
    傷位置が含まれる場合、当該損傷位置から直近の端部に
    至る範囲を塗装作業範囲として設定する区分データを含
    む車両属性データを格納する記憶装置と、 各データを表示する表示装置と、を備えるコンピュータ
    に、 入力された修理車両データに対応する車両属性データを
    記憶装置から検索させ、検索した車両属性データを前記
    表示装置に表示させ、 車両の損傷位置を指定させ、指定された損傷位置が各部
    位に設定された如何なる区域に該当するかを判定させ、 判定した当該区域の修理条件データに基づき修理費を計
    算させるプログラムを記録したコンピュータ可読媒体。
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