JP3434255B2 - 事故車の修理状況管理装置 - Google Patents
事故車の修理状況管理装置Info
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Description
こして損傷した事故車の修理の状況を管理するための装
置に関し、特に自動車の損害保険などを担当する保険会
社と、事故車の修理を行う修理工場などとは連携を取り
ながらその事故車の修理状況を把握することができるよ
うにした事故車の修理状況管理装置を提供することであ
る。
さらには事故車の所有者などとの修理状況に関する情報
の把握を常時行うことができる装置は実現されていな
い。したがって自動車の事故が生じたとき、保険会社と
修理工場と自動車の所有者であるユーザとは、その修理
状況を常に把握することは困難であり、多くの不便をき
たしている。
車の修理状況を自動車保険会社、修理工場とがその修理
状況を常に管理して把握することは容易であり、修理見
積を容易に知ることができるようにして利便性を向上す
ることができる事故車の修理状況を管理する装置を提供
することである。
社に設けられ、事故車を識別する保険証券番号または事
故車の登録番号が入力される第1処理装置と、事故車を
修理する修理工場に設けられ、第1処理装置によって識
別された事故車の損傷に関する情報が入力される第2処
理装置と、第1および第2処理装置に通信網を介して接
続され、第2処理装置からの事故車の損傷情報に基づい
て、修理見積情報を演算して決定し、保険証券番号また
は登録番号に対応して第1および第2処理装置に与える
第3処理装置とを含み、第3処理装置は、自動車の車体
に衝撃力が作用した位置を入力する第1入力手段と、前
記衝撃力の大きさの段階を表すレベルを入力する第2入
力手段と、前記位置と前記レベルとの組合せに個別的に
対応する複数の典型的な修理内容を定義したパラメータ
データと、(1)修理作業を実行する際に必要となる対
象となる1または複数の部位と、(2)各部位に属する
1または複数の修理作業を表す作業項目と、(3)各部
位に属する1または複数の部品の部品名称とをストアす
るメモリと、表示手段と、第1および第2入力手段から
の各出力に応答し、入力された位置とレベルとに対応し
た前記パラメータデータを決定し、メモリから、その決
定した前記パラメータデータと一致する作業項目と部品
名称とを読出して表示手段によって表示させる制御手段
とを含み、パラメータに定義される衝撃力のレベルに対
応した部位の数、作業項目の数および部品名称の数が、
衝撃力のレベルの増大に伴ってそのレベルの増分に対す
る前記数の増分の割合が、小さく定められることを特徴
とする事故車の修理状況管理装置である。
処理装置が設置され、事故車を修理する修理工場には第
2処理装置が設置され、これらの第1および第2処理装
置は、たとえば有線の据置き形の電話器によって、また
は無線の携帯電話、PHS(Personal Handyphone Syst
em)端末装置などにおいて用いられる公衆電話回線など
の通信網を介して、第3処理装置に接続される。第3処
理装置には、1または複数の保険会社に加入している自
動車毎の保険証券に関する情報が予めストアされてお
り、この保険証券には、その自動車保険の証券番号、車
名、型式、ナンバープレートである番号標の登録番号、
車体番号、被保険自動車、被保険者およびそのほかの情
報が予めストアされている。自動車の事故が生じたと
き、ユーザは、保険会社に電話などによって連絡し、保
険会社では、第1入力手段を操作し、第1表示手段に
は、保険証券に関する情報、被保険者に関する情報、事
故発生時の情報などの入力、表示を、行うことができる
とともに、この第1表示手段には、保険会社における社
内決済進行管理表が表示され、事故車の修理のワークフ
ローを第3処理装置に入力、処理、管理された情報を読
出して表示することができ、こうして保険会社の担当部
署の決済が済めば、次の部署へのフローが進み、またさ
らに保険会社では、自動車修理工場の工場検索を行い、
事故現場から最寄りの予め定めた指定工場である修理工
場を検索して決定することができる。
保険会社からの電話などによる連絡によって、第2入力
手段を操作し、第2表示手段を用い、これによって第3
処理装置との情報の授受に従って、見積書を作成し、ま
た修理の進捗管理表を見ることができ、さらに指定工場
の契約内容を確認することができる。見積書作成にあた
っては、第3処理装置における見積システムおよび車種
データに従い、事故車修理管理表に必要なデータおよび
事故を生じた事故車のデジタルカメラによる写真撮影に
よる画像データを自動入力し、第3処理装置に伝送し、
自動的に登録しておく。進捗管理表の作成にあたって
は、自動車保険の協定までの保険会社内での進行状況を
確認してチェックすることができる。指定工場の契約に
あたり、保険会社と修理工場との修理内容の確認、契約
を行うことができる。
ムを管理し、これによって見積システムの改訂、見積用
最新車種に関するデータの更新などを行うとともに、見
積分析を行い、修理工場の第2処理装置の第2入力手段
から入力された情報に基づき、見積データを分析し、車
種別の事故発生率、修理費用平均などのデータ分析を行
うことができ、こうして得られたデータは、保険会社の
第1表示手段に与えられて提供されることができる。さ
らにこの第3処理装置によれば、修理工場の経営分析の
ために、見積データ、工場プロフィールなどの情報に基
づいて、経営分析のサービスを行うことができる。
装置と電話器または携帯電話、PHS端末装置などの端
末装置を用い、自己の事故車の修理、納車の日程の予定
の確認を行うことができるとともに、工場検索を行い、
保険修理を行わないような軽補修の場合に、近くの希望
する修理工場を検索することもまた、可能である。
には好ましくはユーザなどが、事故車の修理状況を常
時、管理して把握することが容易になり、利便性が向上
される。
部からの単一または複数の衝撃力である衝撃荷重または
衝撃エネルギが作用した位置とその衝撃力の大きさの段
階であるレベルとを、入力因子とし、典型的な修理内容
を定義したパラメータデータから、実際に必要となる修
理に近似する修理内容を読出して得て、その修理内容に
一致する(1)修理作業を実行する際に必要となる対象
となる1または複数の部位と、(2)各部位に属する1
または複数の修理作業を表す作業項目と、(3)各部位
に属する購入のために発注すべき1または複数の部品の
部品名称とを、メモリから読出し、一覧表などとして得
ることができるようになる。
車体に対する外部からの単一のまたは複数の衝撃力を、
直観的な修理内容に置き換える。この修理状況管理装置
では、典型的な修理内容を定義したパラメータデータを
持つことによって、操作者の事故車またはその映像の目
視確認による車体外部からの単一のまたは複数の衝撃力
が作用した位置と大きさであるレベルとの各入力を、直
観的な修理内容に変換することができる。つまり、本件
修理状況管理装置では、(1)車体外部からの単一のま
たは複数の衝撃力の位置とレベルとの入力によって、
(2)典型的な作業内容を予め定義したパラメータデー
タから直観的な修理内容を読出し、(3)そのパラメー
タデータに従って部位およびその部位に属する作業項目
と部品名称とをメモリから読出し、(4)これによって
修理見積りを得るという段階を包括する。
見積り従事者は、操作者の事故車またはその映像の目視
確認によって、直観的な修理内容をイメージすることが
できる。本件修理状況管理装置では、そのような思考
を、たとえばコンピュータなどの処理回路上に定着す
る。典型的な修理内容を定義した前記パラメータデータ
から、実際に必要となる修理に近似する修理内容を得
る。このことが本件修理状況管理装置の最大の特徴であ
り、本件修理状況管理装置は、大掛かりな処理を回避し
つつ、高い能率を実現する。
車体に対する外部からの単一または複数の衝撃力は、定
量的なすなわち絶対的なものとしてではなく、相対的な
大きさであるレベルとして取扱う。なぜならば、車体の
損傷の程度の把握が、事故車またはその映像の目視確認
によらざるを得ないからである。つまり、本発明では、
衝撃力の定量的なすなわち絶対的な値の入力を必要とし
ない。
故車の現物またはその映像を目視確認することによっ
て、外部からの単一または複数の衝撃力が作用した位置
とレベルとをイメージする。したがって衝撃力の位置と
レベルとは、事故車またはその映像の目視確認によって
生じるイメージ、すなわち関係概念である。第1および
第2入力手段によって入力される前記位置とレベルと
は、客観的な「自動車の車体に対する外部からの単一ま
たは複数の衝撃力の位置と大きさ」そのものではなく、
またその精密な概念を意味しない。このことは、本発明
によって(1)修理作業を実行する際に必要となる対象
となる1または複数の部位と、(2)各部位に属する1
または複数の修理作業を表す作業項目と、(3)各部位
に属する1または複数の部品の部品名称とを、一覧表な
どとして得ることによって、事故車の修理見積りを行う
ことに支障を与えないどころか、修理見積りを達成する
によりふさわしい要因となっている。なぜなら、そのよ
うな衝撃力による車体の損傷を修理する意思および関係
を背景としているからである。
理内容は、事故車またはその映像の目視確認によって生
じるイメージである関係概念であり、客観的な自動車の
車体の損傷状態そのものまたはその精密な概念を意味し
ない。したがって本発明の修理状況管理装置は、(1)
客観的な自動車の車体に対する外部からの単一のまたは
複数の衝撃力が作用した位置とそのレベルと、(2)客
観的な自動車の車体の損傷状態との間に、客観的な相関
関係を求めてそれを概念化するものではない。本発明で
は、むしろそのような高度の概念化を回避することによ
って、低コストに、高い能率を実現する。
について説明する。イメージとは、そのものとは異なる
別世界の、別次元のイメージであり、はじめから、その
もの自体とは矛盾する。そのものに対する精密な概念
は、精密化すればする程、そのものからかけはなれて、
概念化の方向に純化してゆき(いわゆる方法へのこだわ
り)、そのものとの関係のアクチャリティ(現実感)を
失う。本当は、そのものと関係する立場にあるとき、そ
のもの自体ではなく、そのものの概念でもなく、イメー
ジが屹立する。たとえば修理作業項目とは、作業項目そ
のもの(客観的な自体)ではなく、修理作業を行うとい
う意思と関係とによって生じるイメージであり、このこ
とは作業項目を部品および見積りに置き換えても同様で
ある。対象に対する意思および対象との関係の欲求が、
イメージを生む。つまりイメージすなわち関係概念と
は、対象そのものではなく、対象の概念でもなく、対象
に対する意思と関係にこだわる。したがって本発明で
は、対象そのものおよび概念と区別して、上述のように
イメージまたは関係概念という言葉を使う。
る際に必要となる対象となりうる1または複数の部位」
である。自動車の構造上の部分ではなく、また設計上の
他の部位との関係により機能的に区分された部位ではな
く、また製造上の細分化された部品の集合ではない。本
システムでの部位は、あくまでも、修理する意思および
関係を持つ者、または修理に必要な見積りを作成する意
思および関係を持つ者が、事故車またはその映像を目視
することによりイメージする関係概念としての「部位」
である。修理する意思および関係を背景とする関係概念
であるので、客観的な自動車の構造、設計、製造上の部
位そのものまたはその精密な概念よりも、修理に必要な
見積りを得るという目的にふさわしい。
に対し、自動車の車体の限定された部分または修理作業
の全体のうちの限定された部分が、部位として立ち現れ
るという関係概念を基本にしている。この部位の概念
は、個別車種と、個別作業項目および個別部品名称の中
間項として、あるいは階層概念として利用する。したが
って修理作業項目と部品名称とは、個別車種毎に、部位
を中間項として、階層化されて体系化される。部位は、
上述のように車体の部分だけでなく、修理作業の全体ま
たはその一部分をも含む。
1または複数の作業項目」と標準作業工数(指数)と
は、その背景には一定の技能をもつ作業者が一定の勤勉
のもとに作業するという意思および関係が存在してい
る。標準作業工数(指数)のみならず、作業項目そのも
のが事故車を修理する意思および関係をもつ作業者、ま
たは作業者の映像により、標準化されている。したがっ
てこの標準化によって得られる各部位に属する複数の作
業項目と標準作業工数(指数)は、事故車またはその映
像を目視することによりイメージする関係概念としての
作業であることは明確であり、客観的な作業そのものま
たはその精密な概念よりも、修理に必要な見積りを得る
という目的にふさわしい。
たは複数の購入のために発注すべき部品の部品名称」
は、外部からの衝撃力によって損傷している部品そのも
のではなく、修理する意思および関係を持つ者、または
修理に必要な見積りを作成する意思および関係を持つ者
が購入をイメージする関係概念としての購入部品であ
り、修理に必要な見積りを得るという目的によりふさわ
しい。なぜなら、損傷している部品は、必ずしも交換す
るとは限らず、放置することが許される場合がある。ま
た、部品の購入ではなく、部品の修理が決定されるかも
しれない。
作業項目と部品とが図34のように表示され、さらにそ
れらの追加または削除などを図38、図39のように行
うことができる。
作業項目と部品名称とを、簡便な作業で、しかも誤りな
く精度の高い見積りを実現することができる。
よって実現されるリードオンリメモリ(略称CD−RO
M)であることが好ましく、これによって多量の情報を
ストアしておくことができるけれども、このようなCD
−ROMの記録媒体だけでなく、そのほかの記録媒体で
あってもよく、たとえばDVD(digital VersatileDis
c,Digital Video Disc)であってもよく、またこのよう
な記録媒体を、交換可能にして用いてもよく、またたと
えばハードディスクのような書換え可能な記録媒体を用
いてもよい。
部位、作業項目および部品名称の各数は、衝撃力のレベ
ルに対応しており、レベルの増分ΔLに対する前記各数
の増分ΔNの割合η(=ΔN/ΔL)は、衝撃力のレベ
ルの増大に伴って小さくなるように定められる。本発明
の実施の他の形態では、前記割合ηは、レベルの増大に
たとえば正比例または1次直線で増大するように構成さ
れてもよい。本件発明者の実験によれば、レベルの増大
に伴って割合ηが小さくなるように定めることによっ
て、修理見積りの精度を向上することができることが、
確認された。
撃力の方向を入力する第3入力手段をさらに含み、制御
手段は、第1および第2入力手段からの各出力だけでな
く、第3入力手段からの出力にも応答し、入力された位
置とレベルと方向とに対応した部位と作業項目と部品名
称とを決定することを特徴とする。
撃力の方向を入力し、このようにして位置とレベルと方
向とに対応して部位と作業項目と部品名称とを決定す
る。こうして修理見積りが一層高精度となる。
た作業指数と、部品の金額とがストアされ、制御手段に
は、作業指数の単位当たりの金額が書換え可能に設定さ
れ、制御手段は、作業指数と、作業指数の単位当たりの
金額との積を演算し、部品の金額を演算し、これらの演
算結果を、表示手段によって表示させることを特徴とす
る。
は、損傷の修理作業の対象となる部位に含まれる各修理
作業である脱着、取替および板金などの作業項目と部品
名称とがストアされているだけでなく、さらに修理費用
のための値である作業指数および部品の金額がストアさ
れる。したがって修理工場などにおいて修理費用の見積
りを行うにあたっては、制御手段はメモリのストア内容
を読出して、たとえば液晶または陰極線管などの表示手
段によって、作業指数の和とその作業指数の単位当たり
の金額との掛算の積と、部品の金額の加算結果とを、表
示する。
によって複数の位置が入力され、第2入力手段によって
各位置毎のレベルが入力されることによって、同一の作
業項目および/または同一の部品名称が2つ以上重複し
て選択されないようにすることを特徴とする。
重複しないように、また部品名称が重複しないようにし
て、修理見積りを行う。これによって見積りの精度を向
上することができる。
れ、事故車を識別する保険証券番号または事故車の登録
番号が入力される第1処理装置と、事故車を修理する修
理工場に設けられ、第1処理装置によって識別された事
故車の損傷に関する情報が入力される第2処理装置と、
第1および第2処理装置に通信網を介して接続され、第
2処理装置からの事故車の損傷情報に基づいて、修理見
積情報を演算して決定し、保険証券番号または登録番号
に対応して第1および第2処理装置に与える第3処理装
置とを含み、第3処理装置は、自動車の車体に衝撃力が
作用した位置を入力する第1入力手段と、前記衝撃力の
大きさの段階を表すレベルを入力する第2入力手段と、
前記位置と前記レベルとの組合せに個別的に対応する複
数の典型的な補修塗装内容を定義したパラメータデータ
と、(1)補修塗装作業を実行する際に必要となる対象
となる1または複数の部位と、(2)各部位に属する1
または複数の補修塗装作業を表す塗装作業項目とをスト
アするメモリと、表示手段と、第1および第2入力手段
からの各出力に応答し、入力された位置とレベルとに対
応した前記パラメータデータを決定し、メモリから、そ
の決定した前記パラメータデータと一致する塗装作業項
目を読出して表示手段によって表示させる制御手段とを
含み、パラメータに定義される衝撃力のレベルに対応し
た部位の数および塗装作業項目の数が、衝撃力のレベル
の増大に伴ってそのレベルの増分に対する前記数の増分
の割合が、小さく定められることを特徴とする事故車の
修理状況管理装置である。
にあたって、衝撃力のレベルを正確に選ぶことが重要で
ある。
撃力のレベルの決定を容易にするために修理工場の操作
者は、レベルの入力に先立って、作業項目および部品名
称またはそれらのいずれか一方を予測しておく。操作者
は、第2入力手段を操作して、衝撃力のレベルを順次的
に増大して変化しつつ、各レベル毎の表示手段によって
表示される作業項目および部品名称またはそれらのいず
れか一方を監視する。この作業項目および部品名称また
はそれらのいずれか一方が表示される最小のレベルを、
第2入力手段によって入力すべき衝撃力のレベルである
ものと決定する。
大してゆく操作に代えて、レベルを大から小に減少して
変化し、前記予測した作業項目および部品名称またはそ
れらのいずれか一方が初めて表示されなくなる入力レベ
ルよりも、たとえば1段階大きい直前のレベルを、第2
入力手段によって入力すべきレベルであるものと決定し
てもよい。
験を利用して、衝撃力の適切なレベルを決定し、修理見
積りの精度をさらに向上することができる。
応した塗装作業指数と、塗装材の金額またはその塗装材
の金額に対応する塗装材指数とがストアされ、制御手段
には、塗装作業指数の単位当りの金額が書換え可能に設
定され、塗装材指数の単位当りの金額が書換え可能に設
定され、制御手段は、塗装作業指数および塗装材指数と
各指数の単位当りの金額との積を演算し、これらの演算
結果を、表示手段によって表示させることを特徴とす
る。
あたり、第1入力手段によって位置を入力し、第2入力
手段によってその衝撃力の大きさの段階を表すレベルを
入力することによって、パラメータデータを決定してメ
モリから、その決定したパラメータデータと一致する塗
装作業項目を読出して表示手段によって表示させる。そ
のほかの構成と動作は、前述の請求項4の構成と同様で
ある。 本発明に従えば、レベルの増大に伴って塗装作
業項目の数の増分の割合が小さくなるように定められ、
補修塗装見積りの精度を向上することができることが、
確認された。
種類と、各塗装材に対応した塗装工法とを含むことを特
徴とする。
「フロントバンパ塗装」であり、この塗装作業項目は、
塗装材の種類、すなわち塗料がメタリック、パールまた
はソリッドなどである種類を含み、さらに各塗装材に対
応した塗装工法を含む。
選ぶことができるようにして、部位と作業項目とを高精
度に決定することを可能にするために、塗装作業項目を
予測し、レベルを変化しつつ、表示手段によって表示さ
れる塗装作業項目が、この予測した塗装作業項目と同一
または近似するように変化し、こうしてレベルを決定す
ることによって、部位と塗装作業項目とを正確に決定す
ることができる。
理装置と修理工場の第2処理装置とは、第3処理装置
に、通信網を介して接続され、事故車の修理状況の把握
を、常時行うことができ、利便性が向上される。
全体の構成を簡略化して示す図である。自動車の事故を
起こした事故車の修理状況を管理して把握する装置にお
いて、1または複数(この実施の形態ではたとえば3)
の自動車保険会社には、第1処理装置A,B,C(総括
的に参照符Aで示す)が設置される。1または複数jの
修理工場は、事故車を修理し、これらの修理工場には、
第2処理装置G1〜Gj(総括的に参照符Gで示す)が
設置される。第1および第2処理装置A,Gは、公衆電
話回線などの通信網51,52を介して、第3処理装置
53に接続される。事故車の所有者などであるユーザ
は、第4処理装置E1〜Ek(総括的に参照符Eで示
す)を備える。第4処理装置E1〜Ekは、据置き形の
電話器であってもよく、携帯電話装置であってもよく、
さらにPHS端末装置などであってもよい。これらの第
4処理装置Eもまた、公衆電話回線などの通信網54を
介して第3処理装置53に接続される。
処理装置Aの具体的な電気的構成を示すブロック図であ
る。キー入力手段などの入力手段55には、マイクロコ
ンピュータなどによって実現される処理回路56に接続
され、陰極線管または液晶パネル、さらには記録紙に印
字するプリンタなどの表示手段57が接続される。処理
回路56は、モデム58を介して通信網51に接続され
る。
回路56の動作を説明するためのフローチャートであ
る。ステップa1からステップa2に移り、ユーザから
の事故車に関する情報を、ユーザの電話などによって受
付け、ステップa2では、その事故車の自動車保険の証
券番号を入力手段55によって入力する。ステップa3
では、事故に関するそのほかの情報を入力する。ステッ
プa4では、第3処理装置53からの事故車に関する情
報を受信し、ステップa5では表示手段57によって目
視表示し、また記録紙に印字表示する。
2処理装置Gの全体の構成を示すブロック図である。キ
ー入力手段などの入力手段8はマイクロコンピュータな
どによって実現される処理回路61に接続され、陰極線
管、液晶パネル、プリンタなどの表示手段5によって目
視表示または印字表示などを行うことができる。処理回
路61は、モデム62の働きによって通信網52を介し
て第3処理装置53に接続される。処理回路61は、前
述の図2に示される処理回路56と同様に、前述の図3
と同様な動作を行うことができる。
的構成を示すブロック図である。第3処理装置53は基
本的に、主装置64と補助装置65とを含む。主装置6
4は、ホストコンピュータなどのコンピュータによって
実現される処理回路66と、ハードディスクなどを含む
記録媒体であるメモリ67とを有し、処理回路66はモ
デム68を介して通信網51,52,54に接続され
る。さらに処理回路66は、補助装置65のマイクロコ
ンピュータなどによって実現される処理回路69に接続
される。処理回路69には、キー入力装置などの入力手
段71が接続されるとともに、表示手段72が接続され
る。表示手段72は、陰極線管、液晶パネル、プリンタ
などによって実現されることができる。
モリ67の構成を示す図である。メモリ67には、自動
車毎の証券番号、自動車保険情報、修理情報がストアさ
れる。修理情報は、事故状況、修理状況、進捗状況およ
び見積情報などとを含む。
券番号に対応する保険証券の一部を示す図である。保険
証券には、証券番号74と、その自動車の所有者である
ユーザ名75と、車名76と型式77と、登録番号78
と、車台番号79などとが記載され、これらのデータ7
4〜79は、第3処理装置53のメモリ67に、各保険
会社A毎に、ストアされる。
えられる処理回路66の動作の全体を説明するための図
であり、主装置64は、この図8に示されている動作
を、行う。図9は自動車事故が発生したときにおける自
動車の所有者であるユーザEと保険会社Aと修理工場G
との処理動作、作業を説明するための図であり、図10
は図9と同様にユーザEと保険会社Aと修理工場Gとに
おける作業を説明するための図である。
る処理回路66がメモリ67のストア内容に基づいて作
成する事故修理管理カード51を説明するための図であ
る。図12は、処理回路66がメモリ67のストア内容
に基づいて作成する見積データ82を示す図である。図
13は、処理回路66がメモリ67のストア内容に基づ
いて作成する保険料請求一覧表83を説明するための図
である。これらの図面を参照して、自動車事故が発生し
たとき、図9に示されるユーザEは、電話などによって
保険会社Eに保険証券の証券番号74またはその事故車
の登録番号78を、作業ステップ85において行う。保
険会社Aでは、図2の入力手段55の操作によって、事
故受付作業86を行う。この事故受付作業86では、処
理回路66は図8のステップb1からステップb2に移
り、証券番号を確認し、事故状況である場所および事故
発生の時刻などの入力を行って確認し、その証券番号ま
たは登録番号によって特定された事故車の車種、損傷な
どを入力し、ユーザEの引取り希望日を入力し、さらに
そのユーザEの連絡先を確認し、入力手段55による入
力を行う。こうして入力された事故受付作業86による
情報は、メモリ67にストアされ、第1処理装置Aの表
示手段57に表示される。
によって表示される表示内容88を示す図である。メモ
リ67には、この画像88に示されるように、証券番
号、車名、型式、登録番号、車台番号、さらに事故状況
を表す発生日時、発生場所、事故状況などの各種情報が
ストアされ、表示手段57によって表示される。このよ
うな処理回路66の図8のステップb2が実行された
後、メモリ67へのストアが完了すると、保険会社Aで
は、入力手段55を操作し、ステップb4において修理
を行うべき工場の検索を行う。
の表示画面89を示す図である。工場検索にあたり、事
故の発生場所が前述のように入力手段55によって入力
されると、その発生場所の確認が行われる。こうして工
場検索動作91では、メモリ67にストアされている修
理を行うべき指定工場一覧表の優良工場データベース9
2から、工場リスト93を読出し、表示手段57に表示
する。
リスト93の表示画面を示す。事故発生場所に近い修理
工場を、入力手段55の操作によってスケジュ−ル確認
94および修理工場Gへの調整95を行いながら、参照
符96で示されるように、工場の決定を行う。こうして
工場の決定を、入力手段55の操作によって行った後、
メモリ67にストアされた内容は、修理工場Gの第2処
理装置Gにおける入力手段8の操作によって、表示手段
5に表示されて通知97が行われる。
理装置Gにおいて、表示手段5には、事故車修理管理カ
ードが処理回路66のの演算処理動作によって行われ
る。
される各修理工場毎の修理中、協定中、見積中、および
受付などを表す進捗状況の画面98を示す図である。各
保険会社からの修理工場への依頼日と、車種とが表示さ
れ、修理工場における入力手段8の入力によって、進捗
状況が定められる。こうして修理工場では、第2処理装
置Gの入力手段8を操作し、メモリ67のストア内容に
基づき、事故の状況を、図8のステップb5において把
握することができる。
ける表示手段5の表示画面99を示す図である。修理工
場では、ユーザEの引取り日時を、ユーザEと調整10
1し、引取り日時の決定102を行い、入力手段8に入
力する。修理工場では、レッカー車を手配103し、ユ
ーザEによる事故車の引渡し104を受け、修理工場に
入庫105する。修理工場では、入力手段8の操作によ
って入庫日106を入力する。また前述の引取り予定日
は入力手段8によって行われる。引取り予定日は、参照
符107で示される。こうして処理回路66の働きによ
って図8のステップb5では事故修理管理カードが順次
的に作成されることになる。
いて事故車の写真撮影109を行い、図8のステップb
6では処理回路66が見積データを作成して見積書11
0を作成する。この見積データは、第3処理装置53か
ら第1処理装置Aに送信111され、受付け112され
る。こうして見積データ表82を作成するとともに、図
8のステップb7では、保険料一覧表83がステップb
7によって作成される。
2し、その修理内容の修正などのために、修理工場に差
戻し113を行い、これによって修理工場の第2処理装
置Gでは見積書の修正114を行い、再び修正データの
送信115を行う。こうして保険会社Aでは保険による
事故車の修理の見積データの決済116を行い、修理工
場への通知117を行い、これらの各作業の内容は、第
1処理装置Aの入力手段55によって入力され、メモリ
67にストアされる。
修理工場毎の事故車の情報を作成してメモリ67にスト
アしておく。
い、その修理完了時には、報告119を行い、第2処理
装置Gによる入力手段8の操作を行う。ユーザEの納車
希望日時を確認120し、調整121を行う。こうして
納車日時が修理工場Gとの間で調整122,123さ
れ、修理工場からの納車124が行われる。修理工場か
らの納車完了報告125によって、保険料の支払い12
6が行われる。ユーザEでは、納車の確認127を行う
ことができる。修理工場では、保険料が支払われて入金
されたことを確認128する。このような各動作ステッ
プにおける進捗状況は、図8のステップb9において進
捗状況表の作成が行われる。各作業毎に、保険会社では
入力手段55が操作され、修理工場では入力手段8が操
作され、入力された情報は、メモリ67にストアされ
る。
55を操作し、メモリ67のストア内容を読出し、ステ
ップb9において作成された進捗状況表を把握すること
ができる。
によって表示される保険会社での現在の進捗状況を把握
するための画面131を示す図である。矢印132は、
空欄である日付欄133において事故車が修理中である
ことを示している。この画面131において「2000
/1/15」は、西暦2000年1月15日であること
を示し、このことはほかの数値に関しても同様である。
こうして保険会社では、矢印132を見て、修理中であ
ることを把握することができる。
に対応して、事故状況を表す発生場所、発生日時が表さ
れ、また保険情報である車種が表され、さらに修理状況
である損傷程度、連絡先、引取り希望日時、修理工場名
が含まれる。さらに修理の進捗状況を表す引取り予定日
107、入庫日を得ることができる。さらに見積情報で
ある写真データ、見積金額を得ることができ、さらに見
積金額、修理金額を得ることができる。さらに進捗状況
を把握するために、修理開始日、修理完了日、納車希望
日、納車予定日、納車日、入金日、入金額および領収に
関するデータがメモリ67にストアされてカード81が
得られる。
ータが含まれる。保険料請求一覧表83には、請求金
額、入金金額、および領収に関するデータが含まれる。
図11〜図13の各データは、図9の各作業の時間経過
にそれぞれ対応して示されている。
装置Eの電気的構成を示すブロック図である。キースイ
ッチなどのユーザ入力手段131は、マイクロコンピュ
ータなどの処理回路132に接続され、液晶または印字
プリンタなどのユーザ表示手段133に接続される。処
理回路132は、モデム134を介して送受信手段13
5からアンテナ136を介して公衆電話回線に接続され
る。ユーザが、事故車の進捗状況を把握することが、第
3処理装置53のメモリ67のストア内容に基づいて行
うことができる。
2の動作を説明するためのフローチャートである。ステ
ップc1からステップc2に移り、第3処理装置53に
対するダイアル入力を行う。これによって処理回路13
2が、第3処理装置53の処理回路66に接続される。
ダイアル番号の入力に引続き、事故車の登録番号を、図
21のステップc3において入力する。
面137を示す図である。ユーザによる登録番号の入力
によって、その登録番号の確認を行うことができる。実
行ボタン138を、ユーザ入力手段131によって操作
すると、ステップc4では、メモリ67にストアされて
いる事故車の修理状況のデータを、処理回路132にお
いて受信する。
進捗状況を表す画面139を示す図である。図21のス
テップc5では、処理回路132はユーザ表示手段13
3に、事故車の修理進捗状況を表す。これによって進捗
状況である修理作業中であるか、または協定中、見積
中、受付などの状況を、ユーザ表示手段133で表示さ
れる。また納車予定日が、たとえば西暦2000年1月
26日であることが表示される。ユーザは、了解した旨
の入力作業139を、ユーザ入力手段131の操作によ
って行う。
い、メモリ67にストアされている見積システムプログ
ラムの改訂、見積用最新車種データの更新を行うととも
に、見積分析を行い、見積データを分析し、車種別の事
故発生率、修理費用平均値などのデータ分析を行う。こ
のような見積分析データは、メモリ151(図1参照)
にストアされ、保険会社に提供される。さらに処理回路
66の働きによって工場経営分析を行うことができ、見
積データ、工場プロフィールなどに基づき、経営分析サ
ービスを行うことができる。このような見積システムの
管理、見積分析および修理工場の経営分析などは、補助
装置65における処理回路69において、入力手段71
の操作によって行い、表示手段72によって表示される
こともまた、可能であり、このような処理回路69の動
作を、処理回路66において行うこともまた可能であ
る。
4の処理回路66において行われる事故車の見積演算の
ための構成および動作を詳述する。
れている。事故を生じて、外部からの衝撃力F1,F
2,F3,…(以下、Fiで表すことがある)が作用
し、これによって車体1が変形するなどして損傷を受け
たとき、操作者は、その衝撃力Fiが作用した位置P
1,P2,P3,…(以下、Piで表すことがある)を
後述の第1入力手段8aによって入力するとともに、そ
の衝撃力の大きさであるレベルLjを後述の第2入力手
段8bによって入力する。このレベルの種類の数は、た
とえばj=5または10などであってもよく、その他の
任意の値であってもよい。このような衝撃力が作用した
位置PiとレベルLjとは、事故車またはその映像の目
視確認によって生じるイメージ、関係概念であり、客観
的な精密な値ではなく、事故車の修理の見積りを行うた
めにふさわしい概念である。位置Piは、第2入力手段
8bによって1つだけでなく、複数、入力されてもよ
い。さらに第3入力手段8cによって、入力された位置
Piにおける衝撃力の方向を複数種類のうちから選択す
るなどして入力するようにしてもよい。こうして入力さ
れた位置とレベルと方向とに対応して部位と作業項目と
部品名称とが決定される。
た平面図である。図25(1)において、衝撃力として
たとえばF1が作用したとき、その衝撃力F1のレベル
L1のとき、対象とする部位の範囲は参照符37で斜線
を施して示す。また図25(2)に示されるように、衝
撃力F1のレベルL2が作用したとき、対象とする部位
の範囲は、参照符38で斜線を施して示されるように、
参照符37で示される範囲よりも大きい。
な衝撃力Fiが作用した位置PiとレベルLjとに対応
して、メモリに予め記憶されている複数の典型的な修理
内容を定義したパラメータデータから、実際に必要とな
る修理に近似する修理内容を得る。この修理内容に従っ
て、修理作業を実行する際に必要となる対象となる1ま
たは複数の部位が選ばれ、これらの各部位に属する作業
項目と部品名称とが一覧表などとして得ることができ、
事故車の修理見積りが実現される。
構成を示すブロック図である。コンパクトディスクによ
って実現されるリードオンリメモリ(略称CD−RO
M)である記録媒体2は、本発明の重要な構成要素であ
り、読取手段3によって読取られる。その読取られたス
トア内容は、パーソナルコンピュータなどによって実現
される処理回路4に与えられて演算処理される。その演
算結果は液晶または陰極線管などによって実現される表
示手段5によって表示され、またプリンタ6によって記
録紙である見積り書および売上伝票などの記録紙7に印
字される。処理回路4にはキーボードおよびマウスなど
によって実現される入力手段8が接続される。この入力
手段8は、自動車の車体1に衝撃力Fiが作用した位置
Piを入力する第1入力手段8aと、衝撃力Fiの大き
さであるレベルLjを入力する第2入力手段8bとを含
む。さらにまた処理回路4には、ハードディスク、フロ
ッピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、ラン
ダムアクセスメモリRAMおよびリードオンリメモリR
OMなどのメモリ9が接続される。
典型的な修理内容を定義したパラメータデータである部
位、作業項目および部品名称の各数Nが、入力手段8に
よって入力される衝撃力のレベルLjに対応してストア
されて設定されている状態を示す図である。衝撃力Fi
のレベルLjの増大に伴って、レベルLjの増分ΔLに
対する前記数Nの増分ΔNの割合η(=ΔN/ΔL)が
小さくなるように定められる。本件発明者の実験によれ
ば、このように衝撃力のレベルLjに対応して前記割合
ηを定めることによって、事故車の車体1の修理作業に
あたって、修理の対象である部位、作業項目および部品
名称が、きわめて容易に、しかも誤りなく、選択され、
高精度の修理見積りを行うことができることが確認され
た。図27では、衝撃力のレベルLjは、たとえばj=
5に選ばれている。このレベルLjは、前述のように、
さらに細かく多数に設定されてもよい。
および表2に示されるようにして、典型的な修理内容を
定義したパラメータデータである部位と作業項目と部品
名称とが対応してストアされる。表1は、衝撃力が車体
1における後述の図33に示される位置FLに作用し、
その衝撃力のレベルはL1である場合であり、このよう
な位置およびレベルを、FL1で表す。
てレベルL2である場合を示し、この位置とレベルを、
FL2で示す。
るように衝撃力が作用した位置FLが同一であっても、
そのレベル1,2が異なることによって、そのレベルが
大きくなるに従い、部位、作業項目および部品名称の数
が増大する。
記録媒体2またはメモリ9のパラメータデータの内容を
説明するための図である。入力手段8によって入力され
る位置Pi,Pk、レベルLj,Lq、さらに追加され
て入力されてもよい方向に対応して典型的な修理内容を
定義したパラメータがストアされる。前述の表1および
表2ならびに後述の表3および表4は、たとえばこの図
28のように、位置、レベル、さらに方向の各組合せに
対応したパラメータデータとして示すことができる。す
なわち各部位A,B,D,…と、各部位A,B,D毎の
作業項目A1,A2;B1,B2,B3;D1と、各部
位A,B,D毎の部品名称a1;b1,b2,b3,b
4;d1,d2がストアされる。
よって入力される位置P1において、その衝撃力Fiの
大きさが第2入力手段8bによって入力されるL1であ
れば、図28において参照符FL1で示される位置FL
およびレベルL1であるとき、部位Aとその部位Aに属
する作業項目A1,A2と部品名称a1とが選ばれる。
ルに基づいて、典型的な修理内容を定義したパラメータ
データが選択されて、前記パラメータデータと一致する
部位、作業項目および部品名称がメモリから読出され、
修理見積り費用の演算が行われ、表示手段5による表示
が行われ、またプリンタ6による記録紙7への印字が行
われる。
は、位置だけでなく、位置とその位置で作用した衝撃力
の方向との各組合せ毎に設定されてもよい。
関連性を説明するための簡略化した図である。部位Bに
は、作業項目B1,B2,B3と、部品名称b1,b
2,b3,b4が階層化されて体系化され、設定され
る。部位は、作業項目および部品名称の各データを、自
動車の車種別に整理する上での階層概念である。こうし
て記録媒体2にストアされている大量の精密なデータ
は、検索および加工にあたって、快適な操作を可能に
し、部位毎の修理作業項目および部品名称の各データの
選択を容易に可能にする。
品名称、または修理作業を行う作業項目を付して、識別
される。たとえば部位Bは、フロントバンパと名付けら
れて識別され、作業項目B1はフロントバンパアセンブ
リ取替、作業項目B2はフロントバンパアセンブリ着脱
および作業項目B3はフロントバンパフェイス取替であ
ってもよい。
簡略化して示す図である。フロントバンパアセンブリ1
1は、フロントバンパフェイス12と、そのフロントバ
ンパフェイス12によって覆われるフロントバンパコア
13とを含む。たとえば部品名称b1は、フロントバン
パアセンブリ11であり、部品名称b2はフロントバン
パフェイス12であり、部品名称b3はフロントバンパ
コア13などであってもよい。
路4の全体の動作を説明するためのフローチャートであ
る。ステップr1において初期メニューが表示手段5に
よって表示され、このとき記録媒体2のストア内容およ
び入力手段8によって入力された作業指数の単位当りの
金額などが設定され、表示される。ステップr2では、
見積り書/納品書などに必要なデータが一覧表で表示さ
れ、新規に見積り書または納品書による修理見積りを行
う場合、次のステップr3に移る。ステップr3では、
事故車の車種が選択され、次のステップr4では、修理
条件および塗装条件が設定される。修理条件の設定は、
図33の画面20に関連して後述され、また塗装条件の
設定に関しては、図41の画面38に関して後述される
とおりである。
プs4〜s7が実行され、作業項目と部品名称が出力さ
れるとともに、それらの費用が演算されて出力される。
図32のステップs2,s3は、図31のステップr4
に対応し、図32のステップs8は、次のステップr6
に対応する。
表示され、この構成については、図34の画面28およ
び図42の画面48に関して後述されるとおりである。
修理明細を表す図34の画面28では、部位選択と作業
項目および部品名称の修理選択との演算結果が表示され
る。塗装明細に関して図42の画面48では、塗装選択
による演算結果が表示される。
めのフローチャートである。ステップs1では、第1入
力手段8aによって、衝撃力Fiが作用した車体1の位
置Piを入力し、レベルLiを第2入力手段8によって
入力する。
おいて表示手段5によって表示される画面20を示す図
である。車体1の衝撃力Fiが作用する位置Piは、具
体的に前部左右および中央の位置FL,FR,FCと後
部左右および中央の位置RL,RR,RCと、左右の側
部における前、中央および後の各部分の位置SL1,C
L2,CL3;SR1,CR2,CR3で示される。図
26の第1入力手段8aによってこれらの各位置Piの
1つを選択し、たとえば具体的な位置FLを選択するこ
とによって、レベルLjを入力するための領域21が表
示画面20内に表示される。この実施の形態では、前述
のように5つのレベルL1〜L5が予め設定されている
ものとする。操作者は、このレベルの1つLjを前述の
ステップs3において図26の第2入力手段8bによっ
て選択する。このことはそのほかの位置Piを選択した
ときも同様である。
置PiであってかつレベルLjである典型的な修理デー
タを定義したパラメータデータを、記録媒体2から読出
す。
プs4で得られたパラメータデータに従って、1または
複数の部位と各部位に属する作業項目と部品名称とを記
録媒体2から読出す。次のステップs7では、選択して
得られた各部位に属する作業項目と部品名称とに基づい
て、各作業項目毎の記録媒体2にストアされている作業
指数に作業指数の単位当りの金額を計算して作業費用で
ある技術料金を演算し、また各部品名称毎の部品の金額
を演算し、こうして合計の修理見積り費用を演算する。
こうして得られた修理明細は、ステップs8で図34に
示されるように表示される。作業指数には、業界で標準
的に採用されている工数(指数)を使用することを原則
に、それで不足する作業項目については独自に調査した
作業指数を整備する。
って表示される修理明細を示す図である。表示領域29
には、選択された部位、作業項目および部品名称が表示
され、表示領域30には、各作業項目毎の作業指数が表
示され、これによって作業費用が表示領域31に表示さ
れる。さらに部品名称毎の料金が部品単価として表示領
域32に表示され、部品の数量が表示領域33に表示さ
れ、こうして部品単価と数量との積である部品仕様が表
示領域34に表示される。表示領域35,36には、作
業費用および部品費用の各合計額が表示される。さらに
これらの作業費用と部品費用との各合計額が加算され、
修理費用が演算され、表示手段5によって表示される。
さらにこの表示手段5によって表示される画面28の内
容およびそのほかのデータは、プリンタ6によって見積
り書および納品書などとして記録紙7に印字される。
る処理回路4の動作を説明するためのフローチャートで
ある。この図35の動作は、前述の図32の動作に類似
し、対応する部分には同一の参照符を付す。注目すべき
はこの実施の形態では、複数(たとえば2)の位置P
i,Pkを、図35のステップs2,s31で入力し、
それらの位置Pi,Pkにそれぞれ対応するレベルL
j,Lqをステップs3,s32で入力する。これによ
ってステップs4では、位置PiであってかつレベルL
jの典型的な修理データを定義したパラメータデータを
読出すとともに、位置PkであってかつレベルLqの典
型的な修理データを定義したパラメータデータを読出
す。
つレベルLjのパラメータデータと、位置Pkであって
かつレベルLqのパラメータデータとを、論理和(O
R)の演算を行い、重複して読出されたパラメータデー
タのうち、その重複するパラメータデータの1つだけを
導出し、パラメータデータの重複選択を回避する。
で重複選択が回避されたパラメータに従って、部位、作
業項目、部品名称をメモリから読出す。こうして重複し
たパラメータデータが削除されるので、重複しない部
位、作業項目および部品名称が選択して取出される。し
たがって矛盾する作業項目および矛盾する部品名称が排
除される。重複しない部位、作業項目および/または部
品名称は、そのまま取出される。図35のステップs7
以降の動作は、前述の図32のステップs7以降と同様
である。
置P1(たとえばFL)だけでなくさらに位置P2(た
とえばFC)を入力し、それらの衝撃力Fiの大きさ
が、第2入力手段8bによって位置P1に対応してL1
であり、位置P2に対応してL2であるときを想定す
る。この場合、位置P1のレベルL1であるとき、部位
A、作業項目A1,A2および部品名称A1が選ばれ
る。さらに位置P2のレベルL2であるとき、部位B,
D、作業項目B1,B2,B3;D1および部品名称b
1,b2,b3,b4;d1,d2が選ばれる。位置P
1,P2において選ばれた重複された作業項目は、重複
回避のために、1つだけ選ばれる。たとえば(位置,レ
ベル)が(P1,L1)で作業項目A1が選ばれ、かつ
(P2,L2)で作業項目A1が選ばれたとき、論理和
(OR)によって、2つの作業項目A1を選ぶのではな
く、1つの作業項目A1だけを導出し、重複選択を回避
する。このようにして最終的に重複が削除された作業項
目が選ばれることになる。
部品名称に基づいて、前述のように修理見積り費用の演
算が行われ、表示手段5による表示が行われ、またプリ
ンタ6による記録紙7への印字が行われる。
の処理回路4の動作を説明するためのフローチャートで
ある。この実施の形態は、前述の図35の実施の形態に
類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。前述の
図35では、論理和による重複削除のステップs41
は、ステップs4,s5間で実行されたけれども、図3
6の実施の形態では、同様なステップs51は、ステッ
プs5,s7間で実行される。ステップs4で読出され
たすべてのパラメータに従って、ステップs5では、部
位、作業項目および部品名称が読出される。すなわちス
テップs5では、位置PiであってかつレベルLjの前
述のステップs4で得られたパラメータデータに従っ
て、部位、作業項目、部品名称を読出すとともに、位置
PkであってかつレベルLqの前述のステップs4で得
られたパラメータデータに従って、部位、作業項目、部
品名称を読出す。
項目の論理和によって重複した部位、作業項目を削除
し、また部品名称の論理和によって重複した部品名称を
削除する。こうして重複した作業項目および/または部
品名称を1つだけ選択する。重複しない作業項目および
/または部品名称は、そのまま選択して取出す。
の処理回路4の動作を説明するためのフローチャートで
ある。この実施の形態は、前述の図35の実施の形態に
類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。前述の
図35では、論理和による重複削除のステップs41
は、ステップs4,s5間で実行されたけれども、図3
7の実施の形態では、同様なステップs71は、ステッ
プs7,s8間で実行される。ステップs71において
重複して削除されるべき作業項目と部品の費用を、ステ
ップs7から削除してステップs7における演算結果を
補正する。
するために表示手段5の表示画面に表示した状態を示す
図である。これらの部位は、車体1の多数の各部分を表
す名称および/または作業内容を表す作業項目によって
名付けられている。操作者は、入力手段8を操作するこ
とによって、読出された部位から、選択的に追加するこ
とができる。領域23には部位の名称が、領域24には
部位に含まれる部品の部品図が、各々表示される。
って表示された修理作業の作業項目および部品名称を訂
正するための画面25を示す図である。操作者は入力手
段8を操作し、表示領域26における作業項目の削除お
よび追加をすることができる。選択された作業項目は、
背景の色とは異なった色で表示を行うようにしてもよ
い。
部品図が、識別のための参照符号とともに表示される。
部品が選択された場合、その参照符号の背景に遠景の色
網をつける。
メモリ9のストア内容に従って、補修塗装作業の見積り
をすることができる。1または複数の衝撃力の作用した
位置とレベルとを入力因子とし、典型的な修理内容を定
義したパラメータデータから、実際に必要となる修理に
近似する修理内容を得て、その修理内容に従ってメモリ
から塗装作業項目と作業指数および塗装材指数を読出
す。
おける位置FLに作用し、その衝撃力のレベルはL1で
ある場合、前述のようにこのような位置およびレベル
を、FL1で表すとき、記録媒体2には、表3のパラメ
ータデータがストアされる。
ランプは、塗装の必要がないので、含まれていない。
てレベルL2である場合を示し、この位置とレベルを、
FL2で示す。
2と同様に、位置、レベルだけでなくさらに方向を入力
してパラメータデータを決定するようにしてもよい。
記録媒体2の補修塗装作業のためのパラメータデータの
内容を説明するための図である。入力手段8によって入
力された位置、レベル、さらに方向に対応して定義した
典型的な修理内容のパラメータデータが、記録媒体2ま
たはメモリ9にストアされる。位置FLとレベルL3で
ある組合せFL3では、作業内容を定義したパラメータ
データの部位Eおよび塗装作業項目E1,E2である。
位置FRであってレベルL4の組合せFR4では、作業
内容を定義したパラメータデータの部位はG,Jであ
り、塗装作業項目はG1,G2,G3;J1である。こ
のようにして各部位E,G,J,…と、各部位E,G,
J毎の塗装作業項目E1,E2;G1,G2,G3;J
1とがストアされる。図40の記録媒体2のストア内容
は、前述の図28のストア内容に類似し、前述の図3
1、図32、図35、図36,図37に類似する動作
が、同様に達成される。
の表示手段5の表示画面38を示す図である。前述の図
33の表示状態で、前述の実施の形態と同様に、位置P
iとそのレベルLj、さらには位置PkとそのレベルL
qなどを入力する。図41では、速乾ウレタンおよび標
準ウレタンなどの塗装材の入力が行われ、また塗装工法
として、2トーンカラー、3トーンカラー、耐スリ傷性
クリヤー塗装、下色塗装などの入力が選択的に可能であ
る。これによって前述の図40における記録媒体2のス
トア内容を演算することによって、部位を読出し、その
位置PiであってかつレベルLjの塗装作業項目を読出
して、論理和を演算することによって、重複した塗装作
業項目を削除する。こうして塗装作業の費用を演算して
求める。
条件を選択して指示するための画面38を参照して、記
録媒体2には、塗装作業データを整備してストアしてお
り、この塗装作業データは、塗装作業項目と塗装作業指
数および塗装材指数によって構成される。塗色の種類と
塗料の種類との組合せは、複数存在し、修理すべき事故
車の色である塗色の種類および使用する塗料の種類を、
入力手段8によって入力して指定する。この塗装作業に
おいて、塗色系/塗料系の別を、前述の部位に見立てる
ことによって、塗色系および塗料系を選択指示した後、
塗装作業項目選択画面で、個別作業項目を選択指示す
る。これによって塗装作業に関する見積りを高い精度で
行うことができる。
手段5の画面48に表示した状態を示す図である。図4
2に示される表示手段5によって塗装明細を表示する画
面48を参照して、自動車の車体1の塗装個所と、塗装
作業指数と、塗装作業指数の単位当りの入力手段8によ
って予め入力して設定した金額との積である塗装作業費
用である技術料金が表示され、また塗装材指数と予め入
力して設定されたその塗装材指数の単位当りの金額との
積である塗料などの材料費の金額が演算されて表示され
る。こうして塗装作業費用と材料費との各合計額が加算
されて、捕集塗装見積り費用が得られる。
にして得られた作業項目を選択して訂正するための表示
手段5の画面49を示す図である。演算によって得られ
た塗装作業の訂正を、操作者によって行うことができ
る。
「フロントバンパ塗装」であり、塗装材すなわち塗料の
種類と塗装材に対応した塗装工法とを含む。塗装材の種
類は、たとえばメタリック、パールおよびソリッドなど
が挙げられる。複数(前述のようにたとえば2)の位置
Pi,Pkとそれらに対応するレベルLj,Lqを入力
したとき、得られる塗装作業項目の論理和による重複の
削除は、前述の実施の形態と同様にして、実行される。
会社の第1処理装置と修理工場の第2処理装置とが、第
3処理装置にたとえば公衆電話回線などの通信網を介し
て接続され、またはデータバスなどを介して接続され、
こうして保険会社の第1入力手段および修理工場の第2
入力手段によって入力される情報を共用し、修理状況を
常時、把握して管理することができ、利便性が向上され
る。また、自動車の車体に作用した衝撃力の位置および
レベルを第1および第2入力手段によって入力すること
によって、典型的な修理内容を定義したパラメータデー
タに基づき、メモリから、修理作業を実行する対象とな
る部位およびその部位に属する作業項目とその部位に属
する部品名称とが読出され、表示手段によって表示され
て、さらにたとえばプリンタによって記録紙に印字され
て出力される。こうして修理見積りを簡便な操作で、し
かも誤りなく高精度で実現することができる。
する衝撃力の位置とレベルとを入力因子として、典型的
な修理内容を定義したパラメータデータから、実際に必
要となる修理に近似する修理内容を得るようにしたの
で、本発明の実現が容易であるという優れた効果が達成
される。
伴って修理が行われるべき部位の数、作業項目の数およ
び部品名称の数の割合が小さくなるように定められ、こ
れによって初めて、高精度の修理見積りを、実現するこ
とができるようになる。
によって衝撃力の方向を入力し、こうして位置とレベル
と方向とに対応した部位と作業項目と部品名称とをさら
に高精度で決定することができる。
積り金額と購入のための発注すべき部品の金額とを、高
精度で見積って得ることができる。
の衝撃力が車両に作用した場合、修理見積りにおいて同
一の作業項目が2つ以上重複して選択されることはな
く、また同一の部品名称が2つ以上重複して選択される
ことはない。
う操作者の実務経験を利用し、衝撃力の適切なレベルを
正確に見つけて決定することができる。これによってさ
らに修理見積りの精度を向上することができるようにな
る。操作者が修理見積り装置の操作に不慣れな人達であ
っても本発明を有効に利用することができる。
りを、前述の請求項1の構成と同様に、塗装作業項目を
正確に、しかも優れた操作性で得ることができるように
なる。すなわち衝撃力の位置およびレベルを第1および
第2入力手段によって入力することによって、前記位置
と前記レベルとの組合せに対応する補修塗装内容を定義
したパラメータデータに基づきメモリから、塗装修理作
業を実行する対象となる部位およびその部位に属する塗
装作業項目が読出され、表示手段によって表示され、さ
らにたとえばプリンタによって出力される。
伴って塗装修理が行われるべき部位の数および塗装作業
項目の数の割合が小さくなるように定められ、これによ
って初めて、高精度の塗装修理見積りを、演算処理量を
できるだけ低減して、実現することができるようにな
る。
の見積り金額と購入のための発注すべき塗装材の金額と
を、高精度で見積っていることができる。
業項目というのは、塗装材の種類と塗装工法とを含み、
各種の塗装材に最適な塗装工法で、塗装作業を行うこと
ができる。
を行う操作者の実務経験を利用し、衝撃力の適切なレベ
ルを正確に見つけて決定することができる。これによっ
てさらに塗装修理見積りの精度を向上することができる
ようになる。操作者が補修塗装見積り装置の操作に不慣
れな人達であっても、本発明を有効に利用することがで
きる。
て示す図である。
具体的な電気的構成を示すブロック図である。
作を説明するためのフローチャートである。
の全体の構成を示すブロック図である。
ブロック図である。
成を示す図である。
する保険証券の一部を示す図である。
理回路66の動作の全体を説明するための図である。
有者であるユーザEと保険会社Aと修理工場Gとの処理
動作、作業を説明するための図である。
る作業を説明するための図である。
モリ67のストア内容に基づいて作成する事故修理管理
カード51を説明するための図である。
づいて作成する見積データ82を示す図である。
づいて作成する保険料請求一覧表83を説明するための
図である。
される表示内容88を示す図である。
9を示す図である。
表示画面を示す。
工場毎の修理中、協定中、見積中、および受付などを表
す進捗状況の画面98を示す図である。
を示す図である。
される保険会社での現在の進捗状況を把握するための画
面131を示す図である。
的構成を示すブロック図である。
明するためのフローチャートである。
す図である。
す画面139を示す図である。
明するための図である。
る。
ロック図である。
である部位、作業項目および部品名称の数Nが入力手段
8によって入力される衝撃力のレベルLjに対応してス
トアされて設定されている状態を示す図である。
ストア内容を説明するための図である。
するための簡略化した図である。
す図である。
動作を説明するためのフローチャートである。
ャートである。
段5によって表示される画面20を示す図である。
る修理明細を示す図である。
の動作を説明するためのフローチャートである。
の動作を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
示手段5の表示画面に表示した状態を示す図である。
た修理作業の作業項目を訂正するための画面25を示す
図である。
補修塗装作業のためのストア内容を説明するための図で
ある。
を示す図である。
48に表示した状態を示す図である。
項目を選択して訂正するための表示手段5の画面49を
示す図である。
4,35,36 表示領域 F1,F2,F3,…,Fi 衝撃力 P1,P2,P3,…,Pi 衝撃力Fiが作用した位
置
Claims (7)
- 【請求項1】 自動車保険会社に設けられ、事故車を識
別する保険証券番号または事故車の登録番号が入力され
る第1処理装置と、 事故車を修理する修理工場に設けられ、第1処理装置に
よって識別された事故車の損傷に関する情報が入力され
る第2処理装置と、 第1および第2処理装置に通信網を介して接続され、第
2処理装置からの事故車の損傷情報に基づいて、修理見
積情報を演算して決定し、保険証券番号または登録番号
に対応して第1および第2処理装置に与える第3処理装
置とを含み、 第3処理装置は、 自動車の車体に衝撃力が作用した位置を入力する第1入
力手段と、 前記衝撃力の大きさの段階を表すレベルを入力する第2
入力手段と、 前記位置と前記レベルとの組合せに個別的に対応する複
数の典型的な修理内容を定義したパラメータデータと、 (1)修理作業を実行する際に必要となる対象となる1
または複数の部位と、 (2)各部位に属する1または複数の修理作業を表す作
業項目と、(3)各部位に属する1または複数の部品の
部品名称とをストアするメモリと、 表示手段と、 第1および第2入力手段からの各出力に応答し、入力さ
れた位置とレベルとに対応した前記パラメータデータを
決定し、メモリから、その決定した前記パラメータデー
タと一致する作業項目と部品名称とを読出して表示手段
によって表示させる制御手段とを含み、 パラメータに定義される衝撃力のレベルに対応した部位
の数、作業項目の数および部品名称の数が、衝撃力のレ
ベルの増大に伴ってそのレベルの増分に対する前記数の
増分の割合が、小さく定められることを特徴とする事故
車の修理状況管理装置。 - 【請求項2】 入力された位置における衝撃力の方向を
入力する第3入力手段をさらに含み、 制御手段は、第1および第2入力手段からの各出力だけ
でなく、第3入力手段からの出力にも応答し、入力され
た位置とレベルと方向とに対応した部位と作業項目と部
品名称とを決定することを特徴とする請求項1記載の事
故車の修理状況管理装置。 - 【請求項3】 メモリには、修理作業に対応した作業指
数と、部品の金額とがストアされ、 制御手段には、作業指数の単位当たりの金額が書換え可
能に設定され、 制御手段は、 作業指数と、作業指数の単位当たりの金額との積を演算
し、 部品の金額を演算し、 これらの演算結果を、表示手段によって表示させること
を特徴とする請求項1または2記載の事故車の修理状況
管理装置。 - 【請求項4】 制御手段は、 第1入力手段によって複数の位置が入力され、第2入力
手段によって各位置毎のレベルが入力されることによっ
て、同一の作業項目および/または同一の部品名称が2
つ以上重複して選択されないようにすることを特徴とす
る請求項1〜3のうちの1つに記載の事故車の修理状況
管理装置。 - 【請求項5】 自動車保険会社に設けられ、事故車を識
別する保険証券番号または事故車の登録番号が入力され
る第1処理装置と、 事故車を修理する修理工場に設けられ、第1処理装置に
よって識別された事故車の損傷に関する情報が入力され
る第2処理装置と、 第1および第2処理装置に通信網を介して接続され、第
2処理装置からの事故車の損傷情報に基づいて、修理見
積情報を演算して決定し、保険証券番号または登録番号
に対応して第1および第2処理装置に与える第3処理装
置とを含み、 第3処理装置は、 自動車の車体に衝撃力が作用した位置を入力する第1入
力手段と、 前記衝撃力の大きさの段階を表すレベルを入力する第2
入力手段と、 前記位置と前記レベルとの組合せに個別的に対応する複
数の典型的な補修塗装内容を定義したパラメータデータ
と、 (1)補修塗装作業を実行する際に必要となる対象とな
る1または複数の部位と、(2)各部位に属する1また
は複数の補修塗装作業を表す塗装作業項目とをストアす
るメモリと、 表示手段と、 第1および第2入力手段からの各出力に応答し、入力さ
れた位置とレベルとに対応した前記パラメータデータを
決定し、メモリから、その決定した前記パラメータデー
タと一致する塗装作業項目を読出して表示手段によって
表示させる制御手段とを含み、 パラメータに定義される衝撃力のレベルに対応した部位
の数および塗装作業項目の数が、衝撃力のレベルの増大
に伴ってそのレベルの増分に対する前記数の増分の割合
が、小さく定められることを特徴とする事故車の修理状
況管理装置。 - 【請求項6】 メモリには、塗装作業に対応した塗装作
業指数と、塗装材の金額またはその塗装材の金額に対応
する塗装材指数とがストアされ、 制御手段には、塗装作業指数の単位当りの金額が書換え
可能に設定され、塗装材指数の単位当りの金額が書換え
可能に設定され、 制御手段は、 塗装作業指数および塗装材指数と各指数の単位当りの金
額との積を演算し、 これらの演算結果を、表示手段によって表示させること
を特徴とする請求項5記載の事故車の修理状況管理装
置。 - 【請求項7】 塗装作業項目は、塗装材の種類と、各塗
装材に対応した塗装工法とを含むことを特徴とする請求
項5または6記載の事故車の修理状況管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000035994A JP3434255B2 (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 事故車の修理状況管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000035994A JP3434255B2 (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 事故車の修理状況管理装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002357283A Division JP3844299B2 (ja) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | 事故車の修理状況管理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001229238A JP2001229238A (ja) | 2001-08-24 |
JP3434255B2 true JP3434255B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=18560098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000035994A Expired - Lifetime JP3434255B2 (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 事故車の修理状況管理装置 |
Country Status (1)
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KR102336530B1 (ko) * | 2019-04-08 | 2021-12-06 | 송영호 | 청구 대행을 수행하기 위한 방법, 장치 및 이를 지원하기 위한 시스템 |
JP7075388B2 (ja) * | 2019-11-19 | 2022-05-25 | 本田技研工業株式会社 | 引渡し判定装置および引渡しプログラム |
JP7169727B1 (ja) | 2021-05-26 | 2022-11-11 | トヨタ自動車株式会社 | 情報処理装置および車両製造方法 |
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-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000035994A patent/JP3434255B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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