JP3023096B1 - 事故車の修理見積り装置 - Google Patents

事故車の修理見積り装置

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JP3023096B1 JP32417998A JP32417998A JP3023096B1 JP 3023096 B1 JP3023096 B1 JP 3023096B1 JP 32417998 A JP32417998 A JP 32417998A JP 32417998 A JP32417998 A JP 32417998A JP 3023096 B1 JP3023096 B1 JP 3023096B1
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Abstract

【要約】 【課題】 事故車の修理見積りを、簡便な操作で誤りな
く高精度で実現する。 【解決手段】 操作者は、事故車を目視確認して車体1
に衝撃力Fiが作用した位置Piと衝撃力の大きさであ
るレベルLjとを、入力手段8から入力する。記録媒体
2には、位置とレベルとを入力因子とし、複数の典型的
な修理内容を定義したパラメータデータから、実際に必
要となる修理に近似する修理内容を得る。記録媒体に
は、衝撃による車体の損傷を修理する意思および関係を
背景として、(1)修理作業を実行する際に必要となる
対象となる部位と、(2)各部位に属する作業項目と、
(3)各部位に属する部品の部品名称とがストアされて
いる。パラメータデータに従って、記録媒体2から、部
位と作業項目と部品を表す部品名称とが読出されて表示
手段によって表示され、プリンタによって記録紙に印字
される。作業指数と単位の金額との積によって作業金額
が演算される。また部品の金額を知る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車が事故を起
こして損傷した事故車の修理を行うにあたり、その修理
費用を計算してたとえば見積り書を作成し、あるいはま
た売上伝票を作成するなどのために有利に実施すること
ができる新規な事故車の修理見積り装置および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】事故車の修理見積りにあたっては、修理
作業と、購入のために発注すべき部品と塗装作業との欠
落をなくし、見積りを正確に行うことが望まれる。また
この見積りを、できるだけ容易な操作でできるだけ迅速
に行うことが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、事故
車を修理するにあたって、修理費用の見積りなどのため
の作業項目と部品名称と塗装作業とを正確に、しかも優
れた操作性で得ることができるようにした事故車の修理
見積り装置および方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車の車体
に衝撃力が作用した位置を入力する第1入力手段と、前
記衝撃力の大きさの段階を表すレベルを入力する第2入
力手段と、前記位置と前記レベルとの組合せに個別的に
対応する複数の典型的な修理内容を定義したパラメータ
データと、(1)修理作業を実行する際に必要となる対
象となる1または複数の部位と、(2)各部位に属する
1または複数の修理作業を表す作業項目と、(3)各部
位に属する1または複数の部品の部品名称とをストアす
るメモリと、表示手段と、第1および第2入力手段から
の各出力に応答し、入力された位置とレベルとに対応し
た前記パラメータデータを決定し、メモリから、その決
定した前記パラメータデータと一致する作業項目と部品
名称とを読出して表示手段によって表示させる制御手段
とを含み、パラメータに定義される衝撃力のレベルに対
応した部位の数、作業項目の数および部品名称の数が、
衝撃力のレベルの増大に伴ってそのレベルの増分に対す
る前記数の増分の割合が、小さく定められることを特徴
とする事故車の修理見積り装置である。
【0005】本発明に従えば、自動車の車体に対する外
部からの単一または複数の衝撃力である衝撃荷重または
衝撃エネルギが作用した位置とその衝撃力の大きさの段
階であるレベルとを、入力因子とし、典型的な修理内容
を定義したパラメータデータから、実際に必要となる修
理に近似する修理内容を読出して得て、その修理内容に
一致する(1)修理作業を実行する際に必要となる対象
となる1または複数の部位と、(2)各部位に属する1
または複数の修理作業を表す作業項目と、(3)各部位
に属する購入のために発注すべき1または複数の部品の
部品名称とを、メモリから読出し、一覧表などとして得
ることができるようになる。
【0006】本発明の修理見積り装置では、自動車の車
体に対する外部からの単一のまたは複数の衝撃力を、直
観的な修理内容に置き換える。この修理見積り装置で
は、典型的な修理内容を定義したパラメータデータを持
つことによって、操作者の事故車またはその映像の目視
確認による車体外部からの単一のまたは複数の衝撃力が
作用した位置と大きさであるレベルとの各入力を、直観
的な修理内容に変換することができる。つまり、本件修
理見積り装置では、(1)車体外部からの単一のまたは
複数の衝撃力の位置とレベルとの入力によって、(2)
典型的な作業内容を予め定義したパラメータデータから
直観的な修理内容を読出し、(3)そのパラメータデー
タに従って部位およびその部位に属する作業項目と部品
名称とをメモリから読出し、(4)これによって修理見
積りを得るという段階を包括する。
【0007】本発明に従えば、訓練された作業者または
見積り従事者は、操作者の事故車またはその映像の目視
確認によって、直観的な修理内容をイメージすることが
できる。本件修理見積り装置では、そのような思考を、
たとえばコンピュータなどの処理回路上に定着する。典
型的な修理内容を定義した前記パラメータデータから、
実際に必要となる修理に近似する修理内容を得る。この
ことが本件修理見積り装置の最大の特徴であり、本件修
理見積り装置は、大掛かりな処理を回避しつつ、高い能
率を実現する。
【0008】本発明の修理見積り装置では、自動車の車
体に対する外部からの単一または複数の衝撃力は、定量
的なすなわち絶対的なものとしてではなく、相対的な大
きさであるレベルとして取扱う。なぜならば、車体の損
傷の程度の把握が、事故車またはその映像の目視確認に
よらざるを得ないからである。つまり、本発明では、衝
撃力の定量的なすなわち絶対的な値の入力を必要としな
い。
【0009】本発明の修理見積り装置の操作者は、事故
車の現物またはその映像を目視確認することによって、
外部からの単一または複数の衝撃力が作用した位置とレ
ベルとをイメージする。したがって衝撃力の位置とレベ
ルとは、事故車またはその映像の目視確認によって生じ
るイメージ、すなわち関係概念である。第1および第2
入力手段によって入力される前記位置とレベルとは、客
観的な「自動車の車体に対する外部からの単一または複
数の衝撃力の位置と大きさ」そのものではなく、またそ
の精密な概念を意味しない。このことは、本発明によっ
て(1)修理作業を実行する際に必要となる対象となる
1または複数の部位と、(2)各部位に属する1または
複数の修理作業を表す作業項目と、(3)各部位に属す
る1または複数の部品の部品名称とを、一覧表などとし
て得ることによって、事故車の修理見積りを行うことに
支障を与えないどころか、修理見積りを達成するにより
ふさわしい要因となっている。なぜなら、そのような衝
撃力による車体の損傷を修理する意思および関係を背景
としているからである。
【0010】本発明の修理見積り装置における前記修理
内容は、事故車またはその映像の目視確認によって生じ
るイメージである関係概念であり、客観的な自動車の車
体の損傷状態そのものまたはその精密な概念を意味しな
い。したがって本発明の修理見積り装置は、(1)客観
的な自動車の車体に対する外部からの単一のまたは複数
の衝撃力が作用した位置とそのレベルと、(2)客観的
な自動車の車体の損傷状態との間に、客観的な相関関係
を求めてそれを概念化するものではない。本発明では、
むしろそのような高度の概念化を回避することによっ
て、低コストに、高い能率を実現する。
【0011】上述の本発明のイメージすなわち関係概念
について説明する。イメージとは、そのものとは異なる
別世界の、別次元のイメージであり、はじめから、その
もの自体とは矛盾する。そのものに対する精密な概念
は、精密化すればする程、そのものからかけはなれて、
概念化の方向に純化してゆき(いわゆる方法へのこだわ
り)、そのものとの関係のアクチャリティ(現実感)を
失う。本当は、そのものと関係する立場にあるとき、そ
のもの自体ではなく、そのものの概念でもなく、イメー
ジが屹立する。たとえば修理作業項目とは、作業項目そ
のもの(客観的な自体)ではなく、修理作業を行うとい
う意思と関係とによって生じるイメージであり、このこ
とは作業項目を部品および見積りに置き換えても同様で
ある。対象に対する意思および対象との関係の欲求が、
イメージを生む。つまりイメージすなわち関係概念と
は、対象そのものではなく、対象の概念でもなく、対象
に対する意思と関係にこだわる。したがって本発明で
は、対象そのものおよび概念と区別して、上述のように
イメージまたは関係概念という言葉を使う。
【0012】前記部位というのは、「修理作業を実行す
る際に必要となる対象となりうる1または複数の部位」
である。自動車の構造上の部分ではなく、また設計上の
他の部位との関係により機能的に区分された部位ではな
く、また製造上の細分化された部品の集合ではない。本
システムでの部位は、あくまでも、修理する意思および
関係を持つ者、または修理に必要な見積りを作成する意
思および関係を持つ者が、事故車またはその映像を目視
することによりイメージする関係概念としての「部位」
である。修理する意思および関係を背景とする関係概念
であるので、客観的な自動車の構造、設計、製造上の部
位そのものまたはその精密な概念よりも、修理に必要な
見積りを得るという目的にふさわしい。
【0013】部位は、修理作業という能動的な働きかけ
に対し、自動車の車体の限定された部分または修理作業
の全体のうちの限定された部分が、部位として立ち現れ
るという関係概念を基本にしている。この部位の概念
は、個別車種と、個別作業項目および個別部品名称の中
間項として、あるいは階層概念として利用する。したが
って修理作業項目と部品名称とは、個別車種毎に、部位
を中間項として、階層化されて体系化される。部位は、
上述のように車体の部分だけでなく、修理作業の全体ま
たはその一部分をも含む。
【0014】前記作業項目に関して、「各部位に属する
1または複数の作業項目」と標準作業工数(指数)と
は、その背景には一定の技能をもつ作業者が一定の勤勉
のもとに作業するという意思および関係が存在してい
る。標準作業工数(指数)のみならず、作業項目そのも
のが事故車を修理する意思および関係をもつ作業者、ま
たは作業者の映像により、標準化されている。したがっ
てこの標準化によって得られる各部位に属する複数の作
業項目と標準作業工数(指数)は、事故車またはその映
像を目視することによりイメージする関係概念としての
作業であることは明確であり、客観的な作業そのものま
たはその精密な概念よりも、修理に必要な見積りを得る
という目的にふさわしい。
【0015】前記部品に関して、「各部位に属する1ま
たは複数の購入のために発注すべき部品の部品名称」
は、外部からの衝撃力によって損傷している部品そのも
のではなく、修理する意思および関係を持つ者、または
修理に必要な見積りを作成する意思および関係を持つ者
が購入をイメージする関係概念としての購入部品であ
り、修理に必要な見積りを得るという目的によりふさわ
しい。なぜなら、損傷している部品は、必ずしも交換す
るとは限らず、放置することが許される場合がある。ま
た、部品の購入ではなく、部品の修理が決定されるかも
しれない。
【0016】表示手段によって、事故車の車体の部位と
作業項目と部品とが図11のように表示され、さらにそ
れらの追加または削除などを図15、図16のように行
うことができる。
【0017】このようにして事故車の修理を行うための
作業項目と部品名称とを、簡便な作業で、しかも誤りな
く精度の高い見積りを実現することができる。
【0018】メモリは、たとえばコンパクトディスクに
よって実現されるリードオンリメモリ(略称CD−RO
M)であることが好ましく、これによって多量の情報を
ストアしておくことができるけれども、このようなCD
−ROMの記録媒体だけでなく、そのほかの記録媒体で
あってもよく、たとえばDVD(digital VersatileDis
c,Digital Video Disc)であってもよく、またこのよう
な記録媒体を、交換可能にして用いてもよく、またたと
えばハードディスクのような書換え可能な記録媒体を用
いてもよい。本発明に従えば、事故車の修理を行うべき
部位、作業項目および部品名称の各数は、衝撃力のレベ
ルに対応しており、レベルの増分ΔLに対する前記各数
の増分ΔNの割合η(=ΔN/ΔL)は、衝撃力のレベ
ルの増大に伴って小さくなるように定められる。本発明
の実施の他の形態では、前記割合ηは、レベルの増大に
たとえば正比例または1次直線で増大するように構成さ
れてもよい。本件発明者の実験によれば、レベルの増大
に伴って割合ηが小さくなるように定めることによっ
て、修理見積りの精度を向上することができることが、
確認された。
【0019】また本発明は、入力された位置における衝
撃力の方向を入力する第3入力手段をさらに含み、制御
手段は、第1および第2入力手段からの各出力だけでな
く、第3入力手段からの出力にも応答し、入力された位
置とレベルと方向とに対応した部位と作業項目と部品名
称とを決定することを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、第3入力手段によって衝
撃力の方向を入力し、このようにして位置とレベルと方
向とに対応して部位と作業項目と部品名称とを決定す
る。こうして修理見積りが一層高精度となる。
【0021】また本発明は、メモリには、修理作業に対
応した作業指数と、部品の金額とがストアされ、制御手
段には、作業指数の単位当たりの金額が書換え可能に設
定され、制御手段は、作業指数と、作業指数の単位当た
りの金額との積を演算し、部品の金額を演算し、これら
の演算結果を、表示手段によって表示させることを特徴
とする。
【0022】本発明に従えば、前述のようにメモリに
は、損傷の修理作業の対象となる部位に含まれる各修理
作業である脱着、取替および板金などの作業項目と部品
名称とがストアされているだけでなく、さらに修理費用
のための値である作業指数および部品の金額がストアさ
れる。したがって修理工場などにおいて修理費用の見積
りを行うにあたっては、制御手段はメモリのストア内容
を読出して、たとえば液晶または陰極線管などの表示手
段によって、作業指数の和とその作業指数の単位当たり
の金額との掛算の積と、部品の金額の加算結果とを、表
示する。
【0023】また本発明は、制御手段は、第1入力手段
によって複数の位置が入力され、第2入力手段によって
各位置毎のレベルが入力されることによって、同一の作
業項目および/または同一の部品名称が2つ以上重複し
て選択されないようにすることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、制御手段は、作業項目が
重複しないように、また部品名称が重複しないようにし
て、修理見積りを行う。これによって見積りの精度を向
上することができる。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】本発明の事故車の修理見積り装置の操作に
あたって、衝撃力のレベルを正確に選ぶことが重要であ
る。
【0029】そこで本発明に従えば、この入力すべき衝
撃力のレベルの決定を容易にするためにユーザは、レベ
ルの入力に先立って、作業項目および部品名称またはそ
れらのいずれか一方を予測しておく。ユーザは、第2入
力手段を操作して、衝撃力のレベルを順次的に増大して
変化しつつ、各レベル毎の表示手段によって表示される
作業項目および部品名称またはそれらのいずれか一方を
監視する。この作業項目および部品名称またはそれらの
いずれか一方が表示される最小のレベルを、第2入力手
段によって入力すべき衝撃力のレベルであるものと決定
する。
【0030】ユーザがレベルを上述のように順次的に増
大してゆく操作に代えて、レベルを大から小に減少して
変化し、前記予測した作業項目および部品名称またはそ
れらのいずれか一方が初めて表示されなくなる入力レベ
ルよりも、たとえば1段階大きい直前のレベルを、第2
入力手段によって入力すべきレベルであるものと決定し
てもよい。
【0031】このようにしてユーザの修理作業の実務経
験を利用して、衝撃力の適切なレベルを決定し、修理見
積りの精度をさらに向上することができる。
【0032】また本発明は、自動車の車体に衝撃力が作
用した位置を入力する第1入力手段と、前記衝撃力の大
きさの段階を表すレベルを入力する第2入力手段と、前
記位置と前記レベルとの組合せに個別的に対応する複数
の典型的な補修塗装内容を定義したパラメータデータ
と、(1)補修塗装作業を実行する際に必要となる対象
となる1または複数の部位と、(2)各部位に属する1
または複数の補修塗装作業を表す塗装作業項目とをスト
アするメモリと、表示手段と、第1および第2入力手段
からの各出力に応答し、入力された位置とレベルとに対
応した前記パラメータデータを決定し、メモリから、そ
の決定した前記パラメータデータと一致する塗装作業項
目を読出して表示手段によって表示させる制御手段とを
含み、パラメータに定義される衝撃力のレベルに対応し
た部位の数および塗装作業項目の数が、衝撃力のレベル
の増大に伴ってそのレベルの増分に対する前記数の増分
の割合が、小さく定められることを特徴とする事故車の
補修塗装見積り装置である。
【0033】本発明に従えば、補修塗装見積りを行うに
あたり、第1入力手段によって位置を入力し、第2入力
手段によってその衝撃力の大きさの段階を表すレベルを
入力することによって、パラメータデータを決定してメ
モリから、その決定したパラメータデータと一致する塗
装作業項目を読出して表示手段によって表示させる。そ
のほかの構成と動作は、前述の請求項1の構成と同様で
ある。本発明に従えば、レベルの増大に伴って塗装作業
項目の数の増分の割合が小さくなるように定められ、補
修塗装見積りの精度を向上することができることが、確
認された。
【0034】また本発明は、メモリには、塗装作業に対
応した塗装作業指数と、塗装材の金額またはその塗装材
の金額に対応する塗装材指数とがストアされ、制御手段
には、塗装作業指数の単位当りの金額が書換え可能に設
定され、塗装材指数の単位当りの金額が書換え可能に設
定され、制御手段は、塗装作業指数および塗装材指数と
各指数の単位当りの金額との積を演算し、これらの演算
結果を、表示手段によって表示させることを特徴とす
る。
【0035】本発明に従えば、塗装作業指数と塗装材指
数とがメモリにストアされ、これらの各指数の単位当り
の金額が書換え可能に設定され、金額を演算して求める
ことができる。
【0036】
【0037】
【0038】また本発明は、塗装作業項目は、塗装材の
種類と、各塗装材に対応した塗装工法とを含むことを特
徴とする。
【0039】本発明に従えば、作業項目は、たとえば
「フロントバンパ塗装」であり、この塗装作業項目は、
塗装材の種類、すなわち塗料がメタリック、パールまた
はソリッドなどである種類を含み、さらに各塗装材に対
応した塗装工法を含む。
【0040】
【0041】本発明に従えば、衝撃力のレベルを正確に
選ぶことができるようにして、部位と作業項目とを高精
度に決定することを可能にするために、塗装作業項目を
予測し、レベルを変化しつつ、表示手段によって表示さ
れる塗装作業項目が、この予測した塗装作業項目と同一
または近似するように変化し、こうしてレベルを決定す
ることによって、部位と塗装作業項目とを正確に決定す
ることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
基本的な考え方を説明するための図である。図1には、
自動車の車体1の平面が示されている。事故を生じて、
外部からの衝撃力F1,F2,F3,…(以下、Fiで
表すことがある)が作用し、これによって車体1が変形
するなどして損傷を受けたとき、操作者は、その衝撃力
Fiが作用した位置P1,P2,P3,…(以下、Pi
で表すことがある)を後述の第1入力手段8aによって
入力するとともに、その衝撃力の大きさであるレベルL
jを後述の第2入力手段8bによって入力する。このレ
ベルの種類の数は、たとえばj=5または10などであ
ってもよく、その他の任意の値であってもよい。このよ
うな衝撃力が作用した位置PiとレベルLjとは、事故
車またはその映像の目視確認によって生じるイメージ、
関係概念であり、客観的な精密な値ではなく、事故車の
修理の見積りを行うためにふさわしい概念である。位置
Piは、第2入力手段8bによって1つだけでなく、複
数、入力されてもよい。さらに第3入力手段8cによっ
て、入力された位置Piにおける衝撃力の方向を複数種
類のうちから選択するなどして入力するようにしてもよ
い。こうして入力された位置とレベルと方向とに対応し
て部位と作業項目と部品名称とが決定される。
【0043】図2は、事故を生じた車体1の簡略化した
平面図である。図2(1)において、衝撃力としてたと
えばF1が作用したとき、その衝撃力F1のレベルL1
のとき、対象とする部位の範囲は参照符37で斜線を施
して示す。また図2(2)に示されるように、衝撃力F
1のレベルL2が作用したとき、対象とする部位の範囲
は、参照符38で斜線を施して示されるように、参照符
37で示される範囲よりも大きい。
【0044】本発明の重要な考え方に従えば、このよう
な衝撃力Fiが作用した位置PiとレベルLjとに対応
して、メモリに予め記憶されている複数の典型的な修理
内容を定義したパラメータデータから、実際に必要とな
る修理に近似する修理内容を得る。この修理内容に従っ
て、修理作業を実行する際に必要となる対象となる1ま
たは複数の部位が選ばれ、これらの各部位に属する作業
項目と部品名称とが一覧表などとして得ることができ、
事故車の修理見積りが実現される。
【0045】図3は、本発明の実施の一形態の電気的構
成を示すブロック図である。コンパクトディスクによっ
て実現されるリードオンリメモリ(略称CD−ROM)
である記録媒体2は、本発明の重要な構成要素であり、
読取手段3によって読取られる。その読取られたストア
内容は、パーソナルコンピュータなどによって実現され
る処理回路4に与えられて演算処理される。その演算結
果は液晶または陰極線管などによって実現される表示手
段5によって表示され、またプリンタ6によって記録紙
である見積り書および売上伝票などの記録紙7に印字さ
れる。処理回路4にはキーボードおよびマウスなどによ
って実現される入力手段8が接続される。この入力手段
8は、自動車の車体1に衝撃力Fiが作用した位置Pi
を入力する第1入力手段8aと、衝撃力Fiの大きさで
あるレベルLjを入力する第2入力手段8bとを含む。
さらにまた処理回路4には、ハードディスク、フロッピ
ーディスク、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモ
リRAMおよびリードオンリメモリROMなどのメモリ
9が接続される。
【0046】図4は、記録媒体2またはメモリ9に、典
型的な修理内容を定義したパラメータデータである部
位、作業項目および部品名称の各数Nが、入力手段8に
よって入力される衝撃力のレベルLjに対応してストア
されて設定されている状態を示す図である。衝撃力Fi
のレベルLjの増大に伴って、レベルLjの増分ΔLに
対する前記数Nの増分ΔNの割合η(=ΔN/ΔL)が
小さくなるように定められる。本件発明者の実験によれ
ば、このように衝撃力のレベルLjに対応して前記割合
ηを定めることによって、事故車の車体1の修理作業に
あたって、修理の対象である部位、作業項目および部品
名称が、きわめて容易に、しかも誤りなく、選択され、
高精度の修理見積りを行うことができることが確認され
た。図4では、衝撃力のレベルLjは、たとえばj=5
に選ばれている。このレベルLjは、前述のように、さ
らに細かく多数に設定されてもよい。
【0047】記録媒体2またはメモリ9には、次の表1
および表2に示されるようにして、典型的な修理内容を
定義したパラメータデータである部位と作業項目と部品
名称とが対応してストアされる。表1は、衝撃力が車体
1における後述の図10に示される位置FLに作用し、
その衝撃力のレベルはL1である場合であり、このよう
な位置およびレベルを、FL1で表す。
【0048】
【表1】
【0049】表2は、衝撃力が作用した位置FLにおい
てレベルL2である場合を示し、この位置とレベルを、
FL2で示す。
【0050】
【表2】
【0051】本発明に従えば、表1および表2に示され
るように衝撃力が作用した位置FLが同一であっても、
そのレベル1,2が異なることによって、そのレベルが
大きくなるに従い、部位、作業項目および部品名称の数
が増大する。
【0052】図5は、本発明の実施の一形態における記
録媒体2またはメモリ9のパラメータデータの内容を説
明するための図である。入力手段8によって入力される
位置Pi,Pk、レベルLj,Lq、さらに追加されて
入力されてもよい方向に対応して典型的な修理内容を定
義したパラメータがストアされる。前述の表1および表
2ならびに後述の表3および表4は、たとえばこの図5
のように、位置、レベル、さらに方向の各組合せに対応
したパラメータデータとして示すことができる。すなわ
ち各部位A,B,D,…と、各部位A,B,D毎の作業
項目A1,A2;B1,B2,B3;D1と、各部位
A,B,D毎の部品名称a1;b1,b2,b3,b
4;d1,d2がストアされる。
【0053】衝撃力Fiが作用した第1入力手段8aに
よって入力される位置P1において、その衝撃力Fiの
大きさが第2入力手段8bによって入力されるL1であ
れば、図5において参照符FL1で示される位置FLお
よびレベルL1であるとき、部位Aとその部位Aに属す
る作業項目A1,A2と部品名称a1とが選ばれる。
【0054】こうして衝撃力が作用した位置およびレベ
ルに基づいて、典型的な修理内容を定義したパラメータ
データが選択されて、前記パラメータデータと一致する
部位、作業項目および部品名称がメモリから読出され、
修理見積り費用の演算が行われ、表示手段5による表示
が行われ、またプリンタ6による記録紙7への印字が行
われる。
【0055】本発明の実施の他の形態では、位置Pi
は、位置だけでなく、位置とその位置で作用した衝撃力
の方向との各組合せ毎に設定されてもよい。
【0056】図6は、部位と作業項目と部品名称との関
連性を説明するための簡略化した図である。部位Bに
は、作業項目B1,B2,B3と、部品名称b1,b
2,b3,b4が階層化されて体系化され、設定され
る。部位は、作業項目および部品名称の各データを、自
動車の車種別に整理する上での階層概念である。こうし
て記録媒体2にストアされている大量の精密なデータ
は、検索および加工にあたって、快適な操作を可能に
し、部位毎の修理作業項目および部品名称の各データの
選択を容易に可能にする。
【0057】部位は、自動車の車体を構成する部品の部
品名称、または修理作業を行う作業項目を付して、識別
される。たとえば部位Bは、フロントバンパと名付けら
れて識別され、作業項目B1はフロントバンパアセンブ
リ取替、作業項目B2はフロントバンパアセンブリ着脱
および作業項目B3はフロントバンパフェイス取替であ
ってもよい。
【0058】図7は、自動車の車体1の一部の構造を簡
略化して示す図である。フロントバンパアセンブリ11
は、フロントバンパフェイス12と、そのフロントバン
パフェイス12によって覆われるフロントバンパコア1
3とを含む。たとえば部品名称b1は、フロントバンパ
アセンブリ11であり、部品名称b2はフロントバンパ
フェイス12であり、部品名称b3はフロントバンパコ
ア13などであってもよい。
【0059】図8は、本発明の実施の一形態の処理回路
4の全体の動作を説明するためのフローチャートであ
る。ステップr1において初期メニューが表示手段5に
よって表示され、このとき記録媒体2のストア内容およ
び入力手段8によって入力された作業指数の単位当りの
金額などが設定され、表示される。ステップr2では、
見積り書/納品書などに必要なデータが一覧表で表示さ
れ、新規に見積り書または納品書による修理見積りを行
う場合、次のステップr3に移る。ステップr3では、
事故車の車種が選択され、次のステップr4では、修理
条件および塗装条件が設定される。修理条件の設定は、
図10の画面20に関連して後述され、また塗装条件の
設定に関しては、図18の画面38に関して後述される
とおりである。
【0060】ステップr5では、後述の図9のステップ
s4〜s7が実行され、作業項目と部品名称が出力され
るとともに、それらの費用が演算されて出力される。図
9のステップs2,s3は、図8のステップr4に対応
し、図9のステップs8は、次のステップr6に対応す
る。
【0061】ステップr6では、修理作業の明細画面が
表示され、この構成については、図11の画面28およ
び図19の画面48に関して後述されるとおりである。
修理明細を表す図11の画面28では、部位選択と作業
項目および部品名称の修理選択との演算結果が表示され
る。塗装明細に関して図19の画面48では、塗装選択
による演算結果が表示される。
【0062】図9は、処理回路4の動作を説明するため
のフローチャートである。ステップs1では、第1入力
手段8aによって、衝撃力Fiが作用した車体1の位置
Piを入力し、レベルLiを第2入力手段8によって入
力する。
【0063】図10は、図9のステップs2,s3にお
いて表示手段5によって表示される画面20を示す図で
ある。車体1の衝撃力Fiが作用する位置Piは、具体
的に前部左右および中央の位置FL,FR,FCと後部
左右および中央の位置RL,RR,RCと、左右の側部
における前、中央および後の各部分の位置SL1,CL
2,CL3;SR1,CR2,CR3で示される。図3
の第1入力手段8aによってこれらの各位置Piの1つ
を選択し、たとえば具体的な位置FLを選択することに
よって、レベルLjを入力するための領域21が表示画
面20内に表示される。この実施の形態では、前述のよ
うに5つのレベルL1〜L5が予め設定されているもの
とする。操作者は、このレベルの1つLjを前述のステ
ップs3において図3の第2入力手段8bによって選択
する。このことはそのほかの位置Piを選択したときも
同様である。
【0064】図9のステップs4では、入力された位置
PiであってかつレベルLjである典型的な修理データ
を定義したパラメータデータを、記録媒体2から読出
す。
【0065】図9のステップs5では、前述のステップ
s4で得られたパラメータデータに従って、1または複
数の部位と各部位に属する作業項目と部品名称とを記録
媒体2から読出す。次のステップs7では、選択して得
られた各部位に属する作業項目と部品名称とに基づい
て、各作業項目毎の記録媒体2にストアされている作業
指数に作業指数の単位当りの金額を計算して作業費用で
ある技術料金を演算し、また各部品名称毎の部品の金額
を演算し、こうして合計の修理見積り費用を演算する。
こうして得られた修理明細は、ステップs8で図11に
示されるように表示される。作業指数には、業界で標準
的に採用されている工数(指数)を使用することを原則
に、それで不足する作業項目については独自に調査した
作業指数を整備する。
【0066】図11は、表示手段5の表示画面28によ
って表示される修理明細を示す図である。表示領域29
には、選択された部位、作業項目および部品名称が表示
され、表示領域30には、各作業項目毎の作業指数が表
示され、これによって作業費用が表示領域31に表示さ
れる。さらに部品名称毎の料金が部品単価として表示領
域32に表示され、部品の数量が表示領域33に表示さ
れ、こうして部品単価と数量との積である部品仕様が表
示領域34に表示される。表示領域35,36には、作
業費用および部品費用の各合計額が表示される。さらに
これらの作業費用と部品費用との各合計額が加算され、
修理費用が演算され、表示手段5によって表示される。
さらにこの表示手段5によって表示される画面28の内
容およびそのほかのデータは、プリンタ6によって見積
り書および納品書などとして記録紙7に印字される。
【0067】図12は、本発明の実施の他の形態におけ
る処理回路4の動作を説明するためのフローチャートで
ある。この図12の動作は、前述の図9の動作に類似
し、対応する部分には同一の参照符を付す。注目すべき
はこの実施の形態では、複数(たとえば2)の位置P
i,Pkを、図12のステップs2,s31で入力し、
それらの位置Pi,Pkにそれぞれ対応するレベルL
j,Lqをステップs3,s32で入力する。これによ
ってステップs4では、位置PiであってかつレベルL
jの典型的な修理データを定義したパラメータデータを
読出すとともに、位置PkであってかつレベルLqの典
型的な修理データを定義したパラメータデータを読出
す。
【0068】ステップs41では、位置Piであってか
つレベルLjのパラメータデータと、位置Pkであって
かつレベルLqのパラメータデータとを、論理和(O
R)の演算を行い、重複して読出されたパラメータデー
タのうち、その重複するパラメータデータの1つだけを
導出し、パラメータデータの重複選択を回避する。
【0069】ステップs5では、前述のステップs41
で重複選択が回避されたパラメータに従って、部位、作
業項目、部品名称をメモリから読出す。こうして重複し
たパラメータデータが削除されるので、重複しない部
位、作業項目および部品名称が選択して取出される。し
たがって矛盾する作業項目および矛盾する部品名称が排
除される。重複しない部位、作業項目および/または部
品名称は、そのまま取出される。図12のステップs7
以降の動作は、前述の図9のステップs7以降と同様で
ある。
【0070】たとえば、第1入力手段8aによって、位
置P1(たとえばFL)だけでなくさらに位置P2(た
とえばFC)を入力し、それらの衝撃力Fiの大きさ
が、第2入力手段8bによって位置P1に対応してL1
であり、位置P2に対応してL2であるときを想定す
る。この場合、位置P1のレベルL1であるとき、部位
A、作業項目A1,A2および部品名称A1が選ばれ
る。さらに位置P2のレベルL2であるとき、部位B,
D、作業項目B1,B2,B3;D1および部品名称b
1,b2,b3,b4;d1,d2が選ばれる。位置P
1,P2において選ばれた重複された作業項目は、重複
回避のために、1つだけ選ばれる。たとえば(位置,レ
ベル)が(P1,L1)で作業項目A1が選ばれ、かつ
(P2,L2)で作業項目A1が選ばれたとき、論理和
(OR)によって、2つの作業項目A1を選ぶのではな
く、1つの作業項目A1だけを導出し、重複選択を回避
する。このようにして最終的に重複が削除された作業項
目が選ばれることになる。
【0071】こうして選択された部位、作業項目および
部品名称に基づいて、前述のように修理見積り費用の演
算が行われ、表示手段5による表示が行われ、またプリ
ンタ6による記録紙7への印字が行われる。
【0072】図13は、本発明の実施のさらに他の形態
の処理回路4の動作を説明するためのフローチャートで
ある。この実施の形態は、前述の図12の実施の形態に
類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。前述の
図12では、論理和による重複削除のステップs41
は、ステップs4,s5間で実行されたけれども、図1
3の実施の形態では、同様なステップs51は、ステッ
プs5,s7間で実行される。ステップs4で読出され
たすべてのパラメータに従って、ステップs5では、部
位、作業項目および部品名称が読出される。すなわちス
テップs5では、位置PiであってかつレベルLjの前
述のステップs4で得られたパラメータデータに従っ
て、部位、作業項目、部品名称を読出すとともに、位置
PkであってかつレベルLqの前述のステップs4で得
られたパラメータデータに従って、部位、作業項目、部
品名称を読出す。
【0073】その後、ステップs51では、部位、作業
項目の論理和によって重複した部位、作業項目を削除
し、また部品名称の論理和によって重複した部品名称を
削除する。こうして重複した作業項目および/または部
品名称を1つだけ選択する。重複しない作業項目および
/または部品名称は、そのまま選択して取出す。
【0074】図14は、本発明の実施のさらに他の形態
の処理回路4の動作を説明するためのフローチャートで
ある。この実施の形態は、前述の図12の実施の形態に
類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。前述の
図12では、論理和による重複削除のステップs41
は、ステップs4,s5間で実行されたけれども、図1
4の実施の形態では、同様なステップs71は、ステッ
プs7,s8間で実行される。ステップs71において
重複して削除されるべき作業項目と部品の費用を、ステ
ップs7から削除してステップs7における演算結果を
補正する。
【0075】図15は、図11で読出された部位を訂正
するために表示手段5の表示画面に表示した状態を示す
図である。これらの部位は、車体1の多数の各部分を表
す名称および/または作業内容を表す作業項目によって
名付けられている。操作者は、入力手段8を操作するこ
とによって、読出された部位から、選択的に追加するこ
とができる。領域23には部位の名称が、領域24には
部位に含まれる部品の部品図が、各々表示される。
【0076】図16は、図11のように表示手段5によ
って表示された修理作業の作業項目および部品名称を訂
正するための画面25を示す図である。操作者は入力手
段8を操作し、表示領域26における作業項目の削除お
よび追加をすることができる。選択された作業項目は、
背景の色とは異なった色で表示を行うようにしてもよ
い。
【0077】表示領域27には、部品に含まれる部品の
部品図が、識別のための参照符号とともに表示される。
部品が選択された場合、その参照符号の背景に遠景の色
網をつける。
【0078】本発明に従えばさらに、記録媒体2または
メモリ9のストア内容に従って、補修塗装作業の見積り
をすることができる。1または複数の衝撃力の作用した
位置とレベルとを入力因子とし、典型的な修理内容を定
義したパラメータデータから、実際に必要となる修理に
近似する修理内容を得て、その修理内容に従ってメモリ
から塗装作業項目と作業指数および塗装材指数を読出
す。
【0079】前述の表1に対応して、衝撃力が車体1に
おける位置FLに作用し、その衝撃力のレベルはL1で
ある場合、前述のようにこのような位置およびレベル
を、FL1で表すとき、記録媒体2には、表3のパラメ
ータデータがストアされる。
【0080】
【表3】
【0081】表3において、前述の表1におけるヘッド
ランプは、塗装の必要がないので、含まれていない。
【0082】表4は、衝撃力が作用した位置FLにおい
てレベルL2である場合を示し、この位置とレベルを、
FL2で示す。
【0083】
【表4】
【0084】表3および表4では、前述の表1および表
2と同様に、位置、レベルだけでなくさらに方向を入力
してパラメータデータを決定するようにしてもよい。
【0085】図17は、本発明の実施の一形態における
記録媒体2の補修塗装作業のためのパラメータデータの
内容を説明するための図である。入力手段8によって入
力された位置、レベル、さらに方向に対応して定義した
典型的な修理内容のパラメータデータが、記録媒体2ま
たはメモリ9にストアされる。位置FLとレベルL3で
ある組合せFL3では、作業内容を定義したパラメータ
データの部位Eおよび塗装作業項目E1,E2である。
位置FRであってレベルL4の組合せFR4では、作業
内容を定義したパラメータデータの部位はG,Jであ
り、塗装作業項目はG1,G2,G3;J1である。こ
のようにして各部位E,G,J,…と、各部位E,G,
J毎の塗装作業項目E1,E2;G1,G2,G3;J
1とがストアされる。図17の記録媒体2のストア内容
は、前述の図5のストア内容に類似し、前述の図8、図
9、図12、図13,図14に類似する動作が、同様に
達成される。
【0086】図18は、補修塗装の条件を設定するため
の表示手段5の表示画面38を示す図である。前述の図
10の表示状態で、前述の実施の形態と同様に、位置P
iとそのレベルLj、さらには位置PkとそのレベルL
qなどを入力する。図18では、速乾ウレタンおよび標
準ウレタンなどの塗装材の入力が行われ、また塗装工法
として、2トーンカラー、3トーンカラー、耐スリ傷性
クリヤー塗装、下色塗装などの入力が選択的に可能であ
る。これによって前述の図17における記録媒体2のス
トア内容を演算することによって、部位を読出し、その
位置PiであってかつレベルLjの塗装作業項目を読出
して、論理和を演算することによって、重複した塗装作
業項目を削除する。こうして塗装作業の費用を演算して
求める。
【0087】図18に示される表示手段5によって塗装
条件を選択して指示するための画面38を参照して、記
録媒体2には、塗装作業データを整備してストアしてお
り、この塗装作業データは、塗装作業項目と塗装作業指
数および塗装材指数によって構成される。塗色の種類と
塗料の種類との組合せは、複数存在し、修理すべき事故
車の色である塗色の種類および使用する塗料の種類を、
入力手段8によって入力して指定する。この塗装作業に
おいて、塗色系/塗料系の別を、前述の部位に見立てる
ことによって、塗色系および塗料系を選択指示した後、
塗装作業項目選択画面で、個別作業項目を選択指示す
る。これによって塗装作業に関する見積りを高い精度で
行うことができる。
【0088】図19は、塗装作業の費用を演算して表示
手段5の画面48に表示した状態を示す図である。図1
9に示される表示手段5によって塗装明細を表示する画
面48を参照して、自動車の車体1の塗装個所と、塗装
作業指数と、塗装作業指数の単位当りの入力手段8によ
って予め入力して設定した金額との積である塗装作業費
用である技術料金が表示され、また塗装材指数と予め入
力して設定されたその塗装材指数の単位当りの金額との
積である塗料などの材料費の金額が演算されて表示され
る。こうして塗装作業費用と材料費との各合計額が加算
されて、捕集塗装見積り費用が得られる。
【0089】図20は、前述の図19の画面48のよう
にして得られた作業項目を選択して訂正するための表示
手段5の画面49を示す図である。演算によって得られ
た塗装作業の訂正を、操作者によって行うことができ
る。
【0090】前述の塗装作業項目というのは、たとえば
「フロントバンパ塗装」であり、塗装材すなわち塗料の
種類と塗装材に対応した塗装工法とを含む。塗装材の種
類は、たとえばメタリック、パールおよびソリッドなど
が挙げられる。複数(前述のようにたとえば2)の位置
Pi,Pkとそれらに対応するレベルLj,Lqを入力
したとき、得られる塗装作業項目の論理和による重複の
削除は、前述の実施の形態と同様にして、実行される。
【0091】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、自動車の車
体に作用した衝撃力の位置およびレベルを第1および第
2入力手段によって入力することによって、典型的な修
理内容を定義したパラメータデータに基づき、メモリか
ら、修理作業を実行する対象となる部位およびその部位
に属する作業項目とその部位に属する部品名称とが読出
され、表示手段によって表示されて、さらにたとえばプ
リンタによって記録紙に印字されて出力される。こうし
て修理見積りを簡便な操作で、しかも誤りなく高精度で
実現することができる。
【0092】特に本発明によれば、自動車の車体に作用
する衝撃力の位置とレベルとを入力因子として、典型的
な修理内容を定義したパラメータデータから、実際に必
要となる修理に近似する修理内容を得るようにしたの
で、本発明の実現が容易であるという優れた効果が達成
される。本発明によれば、衝撃力のレベルの増大に伴っ
て修理が行われるべき部位の数、作業項目の数および部
品名称の数の割合が小さくなるように定められ、これに
よって初めて、高精度の修理見積りを、実現することが
できるようになる。
【0093】請求項2の本発明によれば、第3入力手段
によって衝撃力の方向を入力し、こうして位置とレベル
と方向とに対応した部位と作業項目と部品名称とをさら
に高精度で決定することができる。
【0094】請求項3の本発明によれば、修理作業の見
積り金額と購入のための発注すべき部品の金額とを、高
精度で見積って得ることができる。
【0095】請求項4の本発明によれば、複数の位置で
の衝撃力が車両に作用した場合、修理見積りにおいて同
一の作業項目が2つ以上重複して選択されることはな
く、また同一の部品名称が2つ以上重複して選択される
ことはない。
【0096】
【0097】本発明によれば、事故車の修理見積りを行
う操作者の実務経験を利用し、衝撃力の適切なレベルを
正確に見つけて決定することができる。これによってさ
らに修理見積りの精度を向上することができるようにな
る。操作者が修理見積り装置の操作に不慣れな人達であ
っても本発明を有効に利用することができる。
【0098】請求項5の本発明によれば、補修塗装見積
りを、前述の請求項1の構成と同様に、塗装作業項目を
正確に、しかも優れた操作性で得ることができるように
なる。すなわち衝撃力の位置およびレベルを第1および
第2入力手段によって入力することによって、前記位置
と前記レベルとの組合せに対応する補修塗装内容を定義
したパラメータデータに基づきメモリから、塗装修理作
業を実行する対象となる部位およびその部位に属する塗
装作業項目が読出され、表示手段によって表示され、さ
らにたとえばプリンタによって出力される。本発明によ
れば、衝撃力のレベルの増大に伴って塗装修理が行われ
るべき部位の数および塗装作業項目の数の割合が小さく
なるように定められ、これによって初めて、高精度の塗
装修理見積りを、演算処理量をできるだけ低減して、実
現することができるようになる。
【0099】請求項6の本発明によれば、塗装修理作業
の見積り金額と購入のための発注すべき塗装材の金額と
を、高精度で見積っていることができる。
【0100】
【0101】請求項7の本発明によれば、上述の塗装作
業項目というのは、塗装材の種類と塗装工法とを含み、
各種の塗装材に最適な塗装工法で、塗装作業を行うこと
ができる。
【0102】本発明によれば、事故車の補修塗装見積り
を行う操作者の実務経験を利用し、衝撃力の適切なレベ
ルを正確に見つけて決定することができる。これによっ
てさらに塗装修理見積りの精度を向上することができる
ようになる。操作者が補修塗装見積り装置の操作に不慣
れな人達であっても、本発明を有効に利用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の基本的な考え方を説明
するための図である。
【図2】事故を生じた車体1の簡略化した平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の一形態の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】記録媒体2にストアされるパラメータデータで
ある部位、作業項目および部品名称の数Nが入力手段8
によって入力される衝撃力のレベルLjに対応してスト
アされて設定されている状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の一形態における記録媒体2のス
トア内容を説明するための図である。
【図6】部位と作業項目と部品名称との関連性を説明す
るための簡略化した図である。
【図7】自動車の車体1の一部の構造を簡略化して示す
図である。
【図8】本発明の実施の一形態の処理回路4の全体の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図9】処理回路4の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図10】図9のステップs2,s3において表示手段
5によって表示される画面20を示す図である。
【図11】表示手段5の表示画面28によって表示され
る修理明細を示す図である。
【図12】本発明の実施の他の形態における処理回路4
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の実施のさらに他の形態の処理回路4
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明の実施の他の形態の処理回路4の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図15】図11で読出された部位を訂正するために表
示手段5の表示画面に表示した状態を示す図である。
【図16】図11のように表示手段5によって表示され
た修理作業の作業項目を訂正するための画面25を示す
図である。
【図17】本発明の実施の一形態における記録媒体2の
補修塗装作業のためのストア内容を説明するための図で
ある。
【図18】補修塗装のための表示手段5の表示画面38
を示す図である。
【図19】塗装作業の費用を演算して表示手段5の画面
48に表示した状態を示す図である。
【図20】図19の画面48のようにして得られた作業
項目を選択して訂正するための表示手段5の画面49を
示す図である。
【符号の説明】
1 車体 2 記録媒体 3 読取手段 4 処理回路 5 表示手段 6 プリンタ 7 記録紙 8 入力手段 8a 第1入力手段 8b 第2入力手段 9 メモリ 10 排他属性 11 フロントバンパアセンブリ 12 フロントバンパフェイス 13 フロントバンパコア 14,15,16 作業排他属性 17,18,19 部品排他属性 20,22,25,28,38,40 画面 21 レベルLiを入力するための領域 24,26,27,29,30,31,32,33,3
4,35,36 表示領域 F1,F2,F3,…,Fi 衝撃力 P1,P2,P3,…,Pi 衝撃力Fiが作用した位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) 5 VOL.45 NO.9 1991 G06F 17/60 B60S 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体に衝撃力が作用した位置を
    入力する第1入力手段と、 前記衝撃力の大きさの段階を表すレベルを入力する第2
    入力手段と、 前記位置と前記レベルとの組合せに個別的に対応する複
    数の典型的な修理内容を定義したパラメータデータと、 (1)修理作業を実行する際に必要となる対象となる1
    または複数の部位と、(2)各部位に属する1または複
    数の修理作業を表す作業項目と、(3)各部位に属する
    1または複数の部品の部品名称とをストアするメモリ
    と、 表示手段と、 第1および第2入力手段からの各出力に応答し、入力さ
    れた位置とレベルとに対応した前記パラメータデータを
    決定し、メモリから、その決定した前記パラメータデー
    タと一致する作業項目と部品名称とを読出して表示手段
    によって表示させる制御手段とを含み、 パラメータに定義される衝撃力のレベルに対応した部位
    の数、作業項目の数および部品名称の数が、衝撃力のレ
    ベルの増大に伴ってそのレベルの増分に対する前記数の
    増分の割合が、小さく定められることを特徴とする事故
    車の修理見積り装置。
  2. 【請求項2】 入力された位置における衝撃力の方向を
    入力する第3入力手段をさらに含み、 制御手段は、第1および第2入力手段からの各出力だけ
    でなく、第3入力手段からの出力にも応答し、入力され
    た位置とレベルと方向とに対応した部位と作業項目と部
    品名称とを決定することを特徴とする請求項1記載の事
    故車の修理見積り装置。
  3. 【請求項3】 メモリには、修理作業に対応した作業指
    数と、部品の金額とがストアされ、 制御手段には、作業指数の単位当たりの金額が書換え可
    能に設定され、 制御手段は、 作業指数と、作業指数の単位当たりの金額との積を演算
    し、 部品の金額を演算し、 これらの演算結果を、表示手段によって表示させること
    を特徴とする請求項1または2記載の事故車の修理見積
    り装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、 第1入力手段によって複数の位置が入力され、第2入力
    手段によって各位置毎のレベルが入力されることによっ
    て、同一の作業項目および/または同一の部品名称が2
    つ以上重複して選択されないようにすることを特徴とす
    る請求項1〜3のうちの1つに記載の事故車の修理見積
    り装置。
  5. 【請求項5】 自動車の車体に衝撃力が作用した位置を
    入力する第1入力手段と、 前記衝撃力の大きさの段階を表すレベルを入力する第2
    入力手段と、 前記位置と前記レベルとの組合せに個別的に対応する複
    数の典型的な補修塗装内容を定義したパラメータデータ
    と、 (1)補修塗装作業を実行する際に必要となる対象とな
    る1または複数の部位と、(2)各部位に属する1また
    は複数の補修塗装作業を表す塗装作業項目とをストアす
    るメモリと、 表示手段と、 第1および第2入力手段からの各出力に応答し、入力さ
    れた位置とレベルとに対応した前記パラメータデータを
    決定し、メモリから、その決定した前記パラメータデー
    タと一致する塗装作業項目を読出して表示手段によって
    表示させる制御手段とを含み、 パラメータに定義される衝撃力のレベルに対応した部位
    の数および塗装作業項目の数が、衝撃力のレベルの増大
    に伴ってそのレベルの増分に対する前記数の増分の割合
    が、小さく定められることを特徴とする事故車の補修塗
    装見積り装置。
  6. 【請求項6】 メモリには、塗装作業に対応した塗装作
    業指数と、塗装材の金額またはその塗装材の金額に対応
    する塗装材指数とがストアされ、 制御手段には、塗装作業指数の単位当りの金額が書換え
    可能に設定され、塗装材指数の単位当りの金額が書換え
    可能に設定され、 制御手段は、 塗装作業指数および塗装材指数と各指数の単位当りの金
    額との積を演算し、 これらの演算結果を、表示手段によって表示させること
    を特徴とする請求項5記載の事故車の補修塗装見積り装
    置。
  7. 【請求項7】 塗装作業項目は、塗装材の種類と、各塗
    装材に対応した塗装工法とを含むことを特徴とする請求
    項5または6に記載の事故車の補修塗装見積り装置。
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