JP2001338090A - 車両修理見積システム,方法および見積プログラムを格納した媒体 - Google Patents

車両修理見積システム,方法および見積プログラムを格納した媒体

Info

Publication number
JP2001338090A
JP2001338090A JP2001084918A JP2001084918A JP2001338090A JP 2001338090 A JP2001338090 A JP 2001338090A JP 2001084918 A JP2001084918 A JP 2001084918A JP 2001084918 A JP2001084918 A JP 2001084918A JP 2001338090 A JP2001338090 A JP 2001338090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
estimation
vehicle
work
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001084918A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Noguchi
隆 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON AUDATEX KK
Original Assignee
NIPPON AUDATEX KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON AUDATEX KK filed Critical NIPPON AUDATEX KK
Priority to JP2001084918A priority Critical patent/JP2001338090A/ja
Publication of JP2001338090A publication Critical patent/JP2001338090A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 初心者にとっても熟練者にとっても高効率で
見積作成作業を進められるシステムを提供する。 【構成】 初心者に好適な順序画面モード,熟練者に適
した複数画面モードおよび中間的な単一画面モードの3
種類の見積作業画面の遷移モードを設け,これらのうち
の一つを作業者が選択できる。作業者は選択した見積作
業画面遷移にしたがって,部品データ,塗装データ,そ
の他のデータを入力する。作業者の熟練度に合った作業
手順で見積作業が進められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は車両修理見積システム,方法お
よび見積プログラムを格納したコンピュータが読取可能
な記録媒体に関する。
【0002】
【従来技術】車両修理見積は,最も一般的には,事故に
より損傷を受けた車両の修理(部品の交換,板金,塗装
など)をする場合に必要となる。特に,自動車保険によ
り修理費用が支払われる場合には車両修理見積書が必要
である。
【0003】車両修理見積をコンピュータ化するために
各種のプログラムが開発されている。このような車両修
理見積のためのコンピュータ・システムでは,修理すべ
き車種の特定,車両における修理すべきブロックないし
は部位の特定,修理すべき部品の特定,塗装に関する情
報の入力等,数多くの項目にわたる入力作業が必要であ
る。単純に入力作業を行えば足りるということではな
く,最終的に算出されるであろう修理費総合計額を入力
途中で把握する必要性が生じることもあり,また限度額
が指定されることもある。したがって,バラエティに富
む入力方法が可能なようにプログラムしておく必要があ
る。
【0004】一方,見積作業者も初心者から熟練者まで
バラエティに富んでおり,どのようなレベルのスキルを
持つ作業者にも適合するようにプログラムしておく必要
がある。
【0005】見積対象である車両も,そのカラー(外板
色および内装色),塗装方法などにおいてバラエティに
富むようになってきており,同じ車種でもカラーや塗装
方法が異なれば部品価格,塗装工賃が異なる。作業者は
このような事情もよく理解して適切なデータを入力しな
ければならない。
【0006】
【発明の開示】この発明は初心者から熟練者まで幅広い
スキル・レベルにわたって,そのレベルに応じて効率よ
く車両修理見積のためのデータの入力作業を行なえるよ
うにすることを目的とする。
【0007】この発明はまた,車両のカラーや塗装方法
についても入力作業が容易に出来るようにすることを目
的とする。
【0008】この発明は,車両修理の見積にあたって見
積書誌事項および修理すべき車両の車種の入力画面を表
示し,その後,複数種類の見積作業画面を表示して見積
処理に必要なデータを入力させる画面表示データを持つ
車両修理見積システムにおいて,上記複数種類の見積作
業画面を入力漏れの生じない標準的な見積作成手順とし
て定義された順序にしたがって,最初の見積作業画面で
は,表示画面遷移に関して,途中終了を除いて次の画面
に進む旨の指示のみの受付けを許し,最初および最後の
見積作業画面を除く中間の見積作業画面では,表示画面
遷移に関して,途中終了を除いて次の画面に進む旨また
は一つ前の画面に戻る旨の指示のみの受付けを許すよう
に制御する順序画面モード制御手段,複数種類の見積作
業画面のそれぞれに,複数種類の見積作業画面のうちの
所望のものを選択するための指示領域を設けて,最初に
特定の見積作業画面を表示した後は,指示領域の指定に
したがって指定された見積作業画面を表示するように制
御する単一画面モード制御手段,複数種類の見積作業画
面のうちの特定のものを最初に表示するとともに複数種
類の見積作業画面のうちの所望のものを選択するための
指示領域を同時に表示し,その後は指示領域の指定にし
たがって指定された見積作業画面をマルチウィンドウ表
示するよう制御する複数画面モード制御手段,ならびに
上記順序画面モード制御手段,上記単一画面モード制御
手段および上記複数画面モード制御手段のいずれかの制
御にしたがう画面遷移モードを選択させるためのモード
選択手段を備えていることを特徴とする。
【0009】この車両修理見積システムはコンピュータ
・システムにより実現される。この発明はこのコンピュ
ータ・システムの動作を制御する車両修理見積方法およ
び見積プログラム,ならびに見積プログラムを格納した
コンピュータ読取可能な記録媒体も提供している。
【0010】ここで車種とは見積処理に必要なレベルま
で特定された車両の種類を指し,実施例で定義されてい
るレベルのもののみならず,さらに細かい装備等に関す
る規定(定義)も含めてもよい。さらに,カラーコー
ド,トリムコード等も車種を限定するファクタとなりう
る(もっとも,カラーコードやトリムコードを車種とは
別途に入力する態様では,必ずしも車種を限定するファ
クタと考えなくてもよい)。
【0011】各種見積作業画面を表示するための画面表
示データには,作業者によって入力されるべき個々のデ
ータやコンピュータによって算出される見積結果データ
は含まれない。画面表示データは基本的には項目名,入
力欄,部品図,ボタン,アイコン,タグ等を表示するデ
ータである。
【0012】見積作業画面の例としては,車体における
修理すべきブロックを指定させるためのブロック指定画
面,指定されたブロックに含まれる修理に必要な部品を
指定させるための部品指定画面,塗装に関するデータを
入力させるための塗装情報入力画面,指定された部品お
よび入力された塗装情報に応じて算出された費用の合計
額を表示する合計表示画面,ならびに入力された見積書
誌事項および算出された合計額を含む見積結果を表示す
る見積結果画面があるが,これらの画面に限らない。ま
た,同一名称の画面でも複数種類の画面がある。たとえ
ば,部品指定画面には,部品図を表示する画面,部品名
のリストを表示する画面が含まれていてもよい。
【0013】これらの見積作業画面のそれぞれには,画
面に応じて作業者によって入力される見積のための基礎
データを処理したり,その処理の結果として得られる見
積の途中または最終的なデータを表示のために取得(準
備)(算出)する処理手段が付随,リンクまたは関連し
ている。上述した見積作業画面の例に対応して処理手段
の例を挙げると,ブロック指定画面に対応して,この画
面から入力されるブロックデータを受付けて記憶するブ
ロック指定処理手段が設けられる。部品指定画面に対応
して,指定されたブロックに含まれる部品を検索してそ
の部品に関する部品名または部品図を部品指定画面のた
めに準備するとともに,入力される部品名(部品コー
ド)を受付けて記憶し,さらに指定された部品の価格や
工賃を算出して記憶する部品処理手段が設けられる。塗
装情報入力画面に対応して,指定された車種,ブロッ
ク,部品等に対応する塗装に関するデータを検索して表
示のために準備するとともに,入力される塗装に関する
データを受付けて記憶し,さらに塗装に関する工賃を算
出して記憶する塗装情報処理手段が設けられる。合計表
示画面に対応して,上記部品処理手段や塗装情報処理手
段によって算出された部品の価格や各種工賃(個別費
用)を合計して合計額を算出し,表示画面のためにこれ
らの個別費用や合計額を準備(編集)する合計処理手段
が設けられる。見積結果画面に対しては,上記合計処理
手段が準備した各種金額と既に入力されている見積書誌
事項を読出して画面表示のために編集する見積結果処理
手段が設けられる。
【0014】上記以外の見積作業画面があるときにはそ
れに応じて同じように各画面に対応して処理手段が設け
られる。
【0015】特に,単一画面モードおよび複数画面モー
ドにおいては,各画面の表示の順序は作業者によって指
示されるものであるから,あらかじめ定められたもので
はなく,また順序画面モードにおいても最後の見積結果
画面においてデータが変更されることがある。各画面に
おいて作業者の操作によって部品価格や工賃等の個別費
用が変化したときには,合計額等も変化する。上記の合
計処理手段は,個別費用が変化したときにはその都度,
合計額を算出し直す。この結果は見積結果画面にも反映
される。
【0016】車両修理の見積にあたって見積書誌事項を
入力させるための見積書誌事項入力画面や,修理すべき
車両の車種を指定させるための車種指定画面を,見積作
業画面に含ませてもよい。
【0017】この発明によると,順序画面モード,単一
画面モードおよび複数画面モードの3つの画面遷移モー
ドがあり,これらのモードのいずれかを選択することが
できる。順序画面モードは特に初心者に適し,複数画面
モードは熟練者に適している。このようにして,幅広い
スキル・レベルの作業者が自らに適したモードで見積作
業を行うことができる。
【0018】この発明による3つのモードをもつ車両修
理見積システムを上記とは異なる観点で表現すると,次
のように規定できる。すなわち,この発明は,車両修理
の見積にあたって見積書誌事項を入力させるための見積
書誌事項入力画面,修理すべき車両の車種を指定させる
ための車種指定画面,車体における修理すべきブロック
を指定させるためのブロック指定画面,指定されたブロ
ックに含まれる修理に必要な部品を指定させるための部
品指定画面,塗装に関するデータを入力させるための塗
装情報入力画面,指定された部品および入力された塗装
情報に応じて算出された費用の合計額を表示する合計表
示画面,ならびに入力された見積書誌事項および算出さ
れた合計額を含む見積結果を表示する見積結果画面をそ
れぞれ表示装置に表示させるための画面表示データを持
つ車両修理見積システムにおいて,順序画面モード,単
一画面モードおよび複数画面モードのいずれか一つの画
面表示モードを選択させるためのモード選択手段,順序
画面モードが選択されたことに応答して,少なくとも,
ブロック指定画面,部品指定画面,塗装情報入力画面,
合計表示画面および見積結果画面を,この順序で表示さ
せるように制御する順序画面モード制御手段,単一画面
モードが選択されたことに応答して,少なくとも,ブロ
ック指定画面,部品指定画面,塗装情報入力画面,合計
表示画面および見積結果画面を,画面選択に応じて表示
させるように制御する単一画面モード制御手段,ならび
に複数画面モードが選択されたことに応答して,見積結
果画面と,他の選択された少なくとも一つの画面とをマ
ルチウィンドウ表示させるように制御する複数画面モー
ド制御手段を備えていることを特徴とする。
【0019】この車両修理見積システムもコンピュータ
・システムにより実現される。この発明はこのコンピュ
ータ・システムの動作を制御する車両修理見積方法およ
び見積プログラム,ならびに見積プログラムを格納した
コンピュータ読取可能な記録媒体も提供している。
【0020】この発明は上述した順序画面モードをもつ
車両修理見積システムを提供している。すなわち,この
発明は,車両修理の見積にあたって見積書誌事項および
修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,その後,複
数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必要なデー
タを入力させる画面表示データを持つ車両修理見積シス
テムにおいて,上記複数種類の見積作業画面を入力漏れ
の生じない標準的な見積作成手順として定義された順序
にしたがって,最初の見積作業画面では,表示画面遷移
に関して,途中終了を除いて次の画面に進む旨の指示の
みの受付けを許し,最初および最後の見積作業画面を除
く中間の見積作業画面では,表示画面遷移に関して,途
中終了を除いて次の画面に進む旨または一つ前の画面に
戻る旨の指示のみの受付けを許すように制御する制御手
段,ならびに各見積作業画面に付随して,画面に表示す
るデータを準備する,または画面に応じて入力されるデ
ータを処理する複数の処理手段を備えたことを特徴とす
る。
【0021】この車両修理見積システムはコンピュータ
・システムにより実現される。この発明はこのコンピュ
ータ・システムの動作を制御する車両修理見積方法およ
び見積プログラム,ならびに見積プログラムを格納した
コンピュータ読取可能な記録媒体も提供している。
【0022】一実施態様では,次の画面に進む旨の指示
および一つ前の画面に戻る旨の指示が,見積作業画面に
表示された指示領域への指示によって入力される。指示
領域は具体的には,次へボタン,戻るボタンである。
【0023】好ましい実施態様では,最後の見積作業画
面が見積結果画面であり,上記制御手段は,終了を除い
て,先行する複数の見積作業画面のいずれかへ移行する
旨の指示のみの受付けを許すように制御する。
【0024】この発明によると,順序画面モードによ
り,見積をするのに必要な複数種の見積作業画面を,入
力漏れの生じない順序で表示装置に表示させ,また,そ
の表示順序(見積作業手順)を一定範囲で拘束する。し
たがって,作業,費用等の項目への見積作成上,必要な
データの入力漏れを防止でき,特に見積作成作業の初心
者にとって作業効率が向上する。
【0025】この発明は上述した単一画面モードをもつ
車両修理見積システムを提供している。すなわち,この
発明は,車両修理の見積にあたって見積書誌事項および
修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,その後,複
数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必要なデー
タを入力させる画面表示データを持つ車両修理見積シス
テムにおいて,複数種類の見積作業画面のそれぞれに,
複数種類の見積作業画面のうちの所望のものを選択する
ための指示領域を設けて,最初に特定の見積作業画面を
表示した後は,指示領域の指定にしたがって指定された
見積作業画面を表示するように制御する制御手段,なら
びに各見積作業画面に付随して,画面に表示するデータ
を準備する,または画面に応じて入力されるデータを処
理する複数の処理手段を備えていることを特徴とする。
【0026】この車両修理見積システムはコンピュータ
・システムにより実現される。この発明はこのコンピュ
ータ・システムの動作を制御する車両修理見積方法およ
び見積プログラム,ならびに見積プログラムを格納した
コンピュータ読取可能な記録媒体も提供している。
【0027】好ましい実施態様では,最初に表示される
特定の見積作業画面は見積結果表示画面(見積結果を示
すデータは,一般には,この時点ではまだ作成されてい
ず,表示されていない)である。指示領域は好ましい実
施態様では各見積作業画面に対応する複数のアイコンで
ある。
【0028】この発明によると,単一画面モードによ
り,見積をするのに必要な複数種の見積作業画面の中か
ら任意の画面を任意の順序で表示可能である。この単一
画面モードでは,見積作業時の操作は順次画面モードよ
り自由度が高い。
【0029】この発明は上述した複数画面モードをもつ
車両修理見積システムを提供している。すなわち,この
発明は,車両修理の見積にあたって見積書誌事項および
修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,その後,複
数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必要なデー
タを入力させる画面表示データを持つ車両修理見積シス
テムにおいて,複数種類の見積作業画面のうちの特定の
ものを最初に表示するとともに複数種類の見積作業画面
のうちの所望のものを選択するための指示領域を同時に
表示し,その後は指示領域の指定にしたがって指定され
た見積作業画面をマルチウィンドウ表示するよう制御す
る制御手段,ならびに各見積作業画面に付随して,画面
に表示するデータを準備する,または画面に応じて入力
されるデータを処理する複数の処理手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0030】この車両修理見積システムはコンピュータ
・システムにより実現される。この発明はこのコンピュ
ータ・システムの動作を制御する車両修理見積方法およ
び見積プログラム,ならびに見積プログラムを格納した
コンピュータ読取可能な記録媒体も提供している。
【0031】好ましい実施態様では,最初に表示される
特定の見積作業画面は見積結果表示画面(見積結果を示
すデータは,一般には,この時点ではまだ作成されてい
ず,表示されていない)である。指示領域は好ましい実
施態様では各見積作業画面に対応する複数のアイコンで
ある。
【0032】さらに好ましい実施態様では,マルチウィ
ンドウ表示されている各見積作業画面にその消去を指示
する領域が表示される。これにより,所望の見積作業画
面を表示させ,または消去することにより,表示されて
いる見積作業画面を更新することができる。見積結果表
示画面は常に表示させておくことが好ましく,これによ
り,その時点における見積結果またはその途中経過を作
業者が知ることができる。この意味では,見積結果表示
画面には消去の指示領域は設けなくてもよい。
【0033】この発明によると,複数画面モードによ
り,表示装置の表示画面内に任意の複数画面,たとえば
見積結果画面と部品指定画面等の見積作業画面とを同時
表示して部品や部品操作の入力,訂正が可能となるの
で,特に見積作成作業の熟練者にとって作業効率が大幅
に向上する。
【0034】また,上記見積作業画面で部品や部品操作
を訂正することにより生じる費用の変化は,見積結果画
面の総合計額に反映される。したがって,煩雑な画面表
示切替操作をすることなく,修理費総合計額を設定額と
対比,確認できることになり,修理費の総合計額が設定
額を超えるか否かに注意を払う必要のある見積の作成効
率は大幅に高められる。
【0035】表示装置の表示画面における複数の見積作
業画面の同時表示において,複数画面の前後位置,反
転,いずれかの画面を移動させることができるようにす
ることにより,複数画面の重なりによって生じる,訂
正,確認したい箇所が見えない等の不都合を解消でき
る。
【0036】この発明はさらに一つの車種においてカラ
ーが異なるものがあるためにカラーによって部品の価
格,塗装の詳細が異なるものについて,入力操作を容易
にすることができる車両修理見積システムを提供してい
る。この発明は,修理すべき車両の車種の指定および車
体における修理すべき部品の指定に応じて,部品価格お
よび必要な工賃を算出し,これに基づいて修理見積デー
タを算出するコンピュータを用いた車両修理見積システ
ムにおいて,複数のカラーを持つ車種について複数のカ
ラーコードを記憶したカラーコード・テーブル,部品の
少なくとも価格および必要な工賃算出に関するデータ
を,部品ごとに,車種およびカラーコードに応じて記憶
した部品データファイル,複数のカラーを持つ車種が指
定されているときにはカラーコード・テーブルを参照し
て該当する車種のカラーコードを読出して表示する表示
制御手段,ならびに指定された車種およびカラーコード
に応じて,指定された部品について部品データファイル
を参照して部品の価格および必要な工賃を取得する部品
処理手段を備えていることを特徴とする。ここで,カラ
ーコードとは,車両の外板色(特にカラーといわれる)
および車両の内装色(特にトリムといわれる)の両方を
特定するコードであると理解されたい(実施例では外板
色のみをカラーコードで特定し,内装色をトリムコード
で特定している)。
【0037】この発明によると,部品とカラーコードを
指定することにより,そのカラーに合致した部品が自動
的に検索されるので,作業効率が向上する。
【0038】好ましい実施態様では,車種およびカラー
コードに対応して塗装に関する詳細データを記憶した塗
装詳細テーブル,および指定された車種およびカラーコ
ード,塗装に関して入力されたデータならびに塗装詳細
テーブルを参照して塗装工賃を算出する塗装工賃計算処
理手段が設けられる。
【0039】これにより塗装の詳細データを入力する作
業を省くことができ,作業効率が向上する。
【0040】
【実施例】図1は車両修理見積システムの構成を機能的
に表現するブロック図である。車両修理見積システムは
コンピュータ・システムにより実現される。
【0041】コンピュータ・システムは入力装置1を含
んでいる。入力装置1は,表示装置4,マウス,キーボ
ード等(図示略)を含み,ユーザが各種データ,コマン
ドを入力するものである。マウスに代えて,トラックボ
ール等の他のポインティング・ディバイスを用いること
もできる。入力装置1にはさらにモード選択手段100が
含まれている。モード選択手段100 は,具体的には,後
述する初期設定画面(図5)を表示するコンピュータ・
プログラムとこの画面において選択されたモードを受付
けるコンピュータ・プログラム(表示制御手段104 )に
より実現される。
【0042】モード選択手段100 によって選択可能なモ
ードには,順序画面モード,単一画面モードおよび複数
画面モードがある。これらのモードのいずれかが選択さ
れると,順序画面モード制御手段101 ,単一画面モード
制御手段102 または複数画面モード制御手段103 の制御
の下に,表示制御手段104 が複数種類の見積作業画面
を,選択されたモードに応じた形態で表示し,これに応
じて各種処理手段112〜119が処理を実行して,車両修理
見積を行っていくことになる。これらのモード制御手段
101 ,102 ,103 はプログラムされたコンピュータの一
部により実現される。
【0043】コンピュータ・システムは出力装置を含
み,この出力装置は表示装置4,プリンタ(図示略)等
を含む。表示装置4はCRT表示装置,LCD装置等に
より実現され,入力装置と出力装置に兼用される。表示
装置4は表示制御手段104 の制御の下に,各種画面を表
示する。表示画面上のボタン,アイコン,その他の領域
をカーソルで指示し,マウスをクリックすることにより
(または,他のポインティング・ディバイスの操作によ
り),コンピュータ・システムに,表示制御手段104 を
通してデータ,コマンドが入力される。データ,コマン
ドはキーボードからコンピュータ・システムに入力する
こともできる。
【0044】表示制御手段104 はプログラムされたコン
ピュータの一部と画面表示データを記憶するメモリとか
ら実現される。画面表示データとは,図4から図24に示
すような各種画面(入力されるデータ,計算により得ら
れるデータを除く)を表示装置4に表示するためのデー
タである。表示画面に表示されるアイコン,ボタン,そ
の他の指示または入力のための領域は,上記のモードに
応じて変わるが,その詳細については後述する。
【0045】コンピュータ・システムの主要部分は処理
装置3であり,ここには各種処理手段,すなわち,車種
検索処理手段112 ,損傷部位選択処理手段113 ,損傷部
品検索処理手段114 ,内板骨格修正工賃計算処理手段11
5 ,塗装工賃計算処理手段116 ,費用処理手段117 ,総
合計計算処理,見積結果処理手段118 ,その他の処理手
段119 等が含まれる。これらの処理手段はプログラムさ
れたコンピュータの一部により実現される。また,これ
らの処理手段は表示装置4に表示される各種画面にそれ
ぞれ付随するものである(または,各種画面と各処理手
段が対応,もしくはリンクしている)。この詳細につい
ては後述する。
【0046】コンピュータ・システムに設けられる記憶
装置2は具体的にはハードディスク,CD−ROM,フ
ロッピー(登録商標)ディスク,半導体メモリ等により
実現される。この記憶装置2には,車種データファイル
121 ,部品図データファイル(図示略),部品データフ
ァイル122 ,工賃データファイル123 ,塗装工賃データ
ファイル124 ,カラーコードテーブル125 ,塗装詳細テ
ーブル126 ,その他の各種ファイル,テーブルが設けら
れている。
【0047】上述したさまざまなファイルをアクセスす
るときに用いられるキーは主に車種コードであるが,フ
ァイルまたはテーブルの種類によって若干異なる。見積
の対象となる車両がどういうタイプ(ここでは漠然とし
た概念と理解されたい)のものかを特定する必要があ
る。同じ名称の部品でも車両のタイプによって寸法,形
状,色,品質,価格等が異なり,その作業についての工
賃も異なるからである。
【0048】車両の特定は,メーカ,車名,モデル,年
式,ボディ形状,エンジン型式,グレード,オートマチ
ックか否か,サンルーフがあるか否か,ABS(アンチ
ロックブレーキシステム)を装備しているか否か等(車
両特定ファクタという)の指定によって行なわれる。こ
のうちで,メーカ,車名およびモデルによって特定され
る車両のタイプをこの実施例では車種と呼ぶことにする
(車種=メーカ+車名+モデル)。
【0049】車種をどのように定義するかは,上述した
ファイルやテーブルの構成に依存する。車種をメーカ+
車名と定義してもよいし,車種をメーカ+車名+モデル
+ボディ形状と定義してもよい。ファイルやテーブルの
各種データが主にメーカ+車名+モデルの組合せによっ
て分類されているという現実を反映して,この実施例で
は上記のように定義している。
【0050】車種データファイル121 は,車種を示すコ
ード(車種コード)に対応して,メーカ名,車名および
モデル名を示す文字コード,その他のデータを格納して
いる。
【0051】部品データファイル122 はこの実施例では
2種類設けられている。これらを部品データファイル1
(図26),部品データファイル2(図27)とする。図26
を参照して部品データファイル1において,車両の部品
は,車種,ボディ形状,年式,グレードおよび装備(上
記のエンジン型式,オートマチックの有無,サンルーフ
の有無,ABSの有無等の総称,装備バリエーションと
もいう)によって異なるので(同じ部品名称のもので
も,形状,寸法,品質,価格等が異なり,したがって,
部品番号も異なる),これらの車両を特定するためにす
べての車両特定ファクタが用いられる(グレードおよび
装備については図示略)。
【0052】部品データファイルには,コンピュータ内
部で用いる部品コード,部品番号,部品名称,部品操
作,部品価格,関連作業コードおよび転送コードが個々
の部品ごとに,かつ部品操作ごとに格納されている。個
々の部品は部品番号によって特定される。同一部品名称
には同一の部品コードが付けられている。部品操作は,
その部品についての取扱いの種類(作業者が行うべき行
為)を示し,例としては,脱着,取替,板金等がある。
脱着は部品を取外し,点検,調整したのち,再び取付け
るものであるから,その部品の価格は見積には反映され
ない(板金も同じ)。そのため,脱着,板金等に関して
は部品価格のデータは無い。これに対して,取替は損傷
している部品に代えて新しい部品を取付けるものである
から,部品価格が見積に反映され,部品価格データが必
要である。部品操作を必要としない部品も当然に存在す
る。
【0053】この部品データファイル1の各レコード
は,車種,ボディ形状,年式,装備,グレード等の車種
特定ファクタ,部品コード(または部品名称)および部
品操作についてのデータをユーザが入力することによっ
てアクセスされる。
【0054】部品操作が必要な部品についてはその操作
に伴って工賃が発生する。関連作業コードは操作を必要
とする部品について工賃データファイル123 (図28)に
リンクするものである。
【0055】上述した車両特定ファクタに加えて,部品
によっては車体色(車体の外板の色)または内装色(車
両の内装の色)を特定することが必要なものがある。車
体色を表わすものをカラーコード,内装色を表わすもの
をトリムコードという。
【0056】図27に示す部品データファイル2は,同一
部品名称(部品コード)でも,カラーコード,トリムコ
ードによって部品番号,部品価格が異なるものについ
て,それらのデータをまとめたものである。このような
特定の部品かどうかを示すのが部品データファイル1の
転送コードであり,転送コードが1であるものについ
て,部品データファイル2をアクセスして,該当するカ
ラーコードまたはトリムコードの部品番号,部品価格を
得ることができる。部品データファイル1と2を合体し
た部品データファイルを設けてもよい。
【0057】図28は工賃データファイル123 の例を示し
ている。このファイルのレコードも,車種コード+ボデ
ィ形状+年式+装備+グレードおよび関連作業コード
(部品データファイル1から得られる)をキーとしてア
クセスされる(装備およびグレードについては図示
略)。作業名は部品名称と部品操作との組合せによって
構成される。どの部品(部品名称)をどうするのか(部
品操作)ということが定められてはじめて意味のある作
業が特定されるからである。その作業の工賃は指数によ
って規定されている。指数に単価を乗じることにより工
賃が算出される。たとえば,単価を 6,500円とすれば,
フロントバンパ取替についての工賃は, 6,500円×1.40
= 9,100円になる。フロントバンパカバー(カラーコー
ド123 の場合)の部品価格70,700円(およびその他の必
要な部品の価格)を工賃に加えた額がフロントバンパ取
替の見積額となる(たとえば,フロントバンパのみの取
替については, 9,100円+70,700=79,800円)。
【0058】部品データファイルではフロントバンパカ
バーという部品名称が記述されている。これにリンクす
る工賃データファイルのレコードではフロントバンパ脱
着,フロントバンパ取替というように,作業名に含まれ
る部品の名称としてフロントバンパという総称が用いら
れている。これは,作業としては,フロントバンパ脱
着,フロントバンパ取替と呼ぶ方が適切であるからであ
る。
【0059】部品データファイル1(図26)のレコード
と工賃データファイル(図28)のレコードとが関連作業
コードによってリンクされているが,このリンクは必ず
しも必要ではない。たとえば工賃データファイルに指数
に対応してそれに関連する部品コードを格納しておけば
よい。または部品データファイル1に,関連作業コード
の代わりに指数を記述して工賃データファイルを省略し
てもよい。この場合には,部品データファイル1と工賃
データファイルとが共通化される。
【0060】修理において塗装が必要なものもある。塗
装が必要な部品についても指数と単価との積を求めると
いう考え方で,塗装工賃データファイル124 を参照して
塗装料金が算出される。
【0061】図29に示すカラーコードテーブル125 は,
車種コード+ボディ形状ごとに,カラーコードを持つも
のについて,そのすべてのカラーコードを記述したもの
である。車種コード+ボディ形状をキーとしてカラーコ
ードを検索すること,およびその逆に,カラーコードか
ら,そのカラーコードの車体色を持つ車種(車種コード
+ボディ形状)を検索することもできる。
【0062】図30は塗装詳細テーブル126 の一例を示す
もので,車種コード+ボディ形状+カラーコードごと
に,塗装条件についての詳細データ(塗膜,フッソ区
分,低隠蔽性,2コートソリッド)を記述したものであ
る。
【0063】見積作成は,処理装置3によって図2およ
び図3に示す手順で進行される。ここで,図2は処理前
段のフローチャートを,図3は同後段のフローチャート
をそれぞれ示す。
【0064】以下の説明において,画面に表示されたボ
タン,タブ,アイコン,バー等の表示領域内にマウスカ
ーソルを移動させ,マウスボタンをクリック(1回押
圧)してその選択(指定,入力)操作をすることを,単
に,それらのボタン,タブ,アイコンまたはバー等「ク
リックする」という。
【0065】また,各画面における各種領域,データ,
コマンド等の指定や選択(入力)は,マウスボタンのク
リック操作やキーボードのキー操作で可能である。ここ
では,主としてマウスボタンのクリック操作で各種領
域,データ,コマンド等の指定や選択が行われる。
【0066】さらに,表示領域(またはウィンドウ)の
右上に終了ボタン×がある画面は,その終了ボタン×を
クリックすると当該画面が閉じる(表示を終了する)。
【0067】図2および図3に示すフローチャートにお
いて,まず,表示装置4は表示制御手段104 の制御の下
に,図4に示すメニュー画面11を表示する(ステップ20
1 )。ここで,作業者が初期設定変更または初期設定確
認を望んで,メニュー画面11中の初期設定ボタン11aを
クリックすると,表示装置4に図5に示す初期設定画面
12が表示される(ステップ202 )。
【0068】表示制御手段104 は見積作業の習熟度に基
づいて予め設定された,表示画面展開を異にする複数の
画面表示モードのうちのどのモードで作業するかを設定
させるモード選択画面(ウィンドウ)を表示装置4に表
示させる。初期設定画面12はモード選択画面を兼用する
ものである。
【0069】すなわち初期設定画面12において,作業者
は,熟練者に好適とされる複数画面モード,初心者に好
適とされる順序画面モード,および標準的な作業による
作業を想定した単一画面モードのうちのいずれかの画面
表示モードを選択可能である。
【0070】画面表示モードの選択は画面12上の画面表
示モードウィンドウ内の該当するラジオボタン(円形の
ボタン)をクリックすることにより行われる。クリック
されたラジオボタンはその中心部が黒丸に表示される。
このモード選択において,特定のモードをデフォルトで
設定しておいてもよい。たとえば単一画面モードまたは
順序画面モードをデフォルトとしたり,デフォルト自体
をカスタマイズ可能に設定してもよい。初期設定画面12
では画面サイズの設定も可能である。画面サイズの設定
がされない場合には,画面サイズは表示装置4の画面サ
イズにより決定され,表示装置4で表示できる最も大き
い画面サイズが自動的に設定される。たとえば表示装置
4の画面サイズが800×600である場合には画面サイズの
設定も800×600になる。複数画面モードのマルチウィン
ドウ表示画面のサイズは表示装置4の画面サイズに関わ
らず小サイズ(640×480)と設定される。
【0071】作業者が初期設定画面12で所望の画面表示
モードを選択すると,処理装置3は,初期設定更新処理
(ステップ203 ),初期設定ファイルの更新処理(ステ
ップ204 )および初期設定ファイル情報取得処理(ステ
ップ205 )を順に行い,この後,表示制御手段104 によ
って図6に示す見積情報画面(見積書誌事項入力画面)
13が表示装置4に表示される(ステップ206 )。なお,
上記初期設定ファイルは記憶装置2の適当なエリアに作
成され,保管される。
【0072】作業者が初期設定変更や確認を望まず,メ
ニュー画面(図4)11中の新規見積ボタン11bを押す
と,処理装置3はステップ202〜204の処理を経ることな
く,初期設定ファイル情報取得処理(ステップ205 )を
行い,続いて表示制御手段104の制御の下に見積情報画
面13が表示装置4に表示される(ステップ206 )。
【0073】作業者が,この見積情報画面13で必要事
項,たとえば見積書作成日,受付番号,車両の入,出庫
日等を入力し,その後,同画面右上の「次へ」のボタン
13aをクリックすると,図7に示す車種検索画面(車種
指定画面)14が表示装置4に表示される(ステップ207
)。「戻る」のボタン13bがクリックされた場合には
メニュー画面11に戻る。
【0074】車種検索画面14は,修理対象車両の車種を
検索するもので,メーカ,車名,モデル(型式),年
代,ボディ形状,エンジン型式,グレード等の選択がマ
ウスボタンのクリック操作等(ステップ208 )で可能で
ある。この車種検索画面は車種データファイル121 を参
照して表示される。すなわち,メーカ,車名,モデル,
年式,ボディ形状,エンジン型式,グレード等のウィン
ドウが表示され,各ウィンドウ内に,これらの具体的名
称等を示す文字のリストが表示される。作業者は各ファ
クタについて一つずつ選択し,車種を特定していく。次
の装備バリエーション画面15(図8)では上述したオー
トマチックの有無,サンルーフの有無,ABSの有無等
のより細分化した項目とそのリストが表示され,ユーザ
は一項目ずつ選択していくことになる。
【0075】処理装置3(車種検索処理手段112 )は入
力されたデータを取込んで,車種データファイルを参照
して,入力された車種(上記の車両特定ファクタ)を表
わすコード列(車種コードを含む)および文字列を得,
記憶装置2のワークエリアまたはバッファエリアに一時
的に格納する。
【0076】車種の入力の処理(作業者の操作)(より
厳密には上述した車両特定ファクタの入力処理)は過去
の見積データを用いる,車台番号を入力するなどのやり
方で行うこともできる。
【0077】車種検索画面14における作業が終了し,同
画面右上の「次へ」のボタン14aがクリックされると,
表示制御手段104 は,図8に示す装備バリエーション画
面(補助的な車種検索画面)(車種選択画面)15を表示
装置4に表示させる(ステップ209 )。「戻る」のボタ
ン14bがクリックされた場合には見積情報画面13に戻
る。
【0078】装備バリエーション画面15には,上述した
装備バリエーション名の他に,カラーコードおよびトリ
ムコードのウィンドウも含まれている。先に作成された
車種データファイル中の車種コードをキーとして,カラ
ーコードテーブル125 および塗装詳細テーブル126 を参
照して,該当する車種のカラーコードおよびトリムコー
ドがあれば,それが検索されて表示される。
【0079】装備バリエーション画面15では,修理対象
車両の車種検索の補助として,装備バリエーション名が
選択される。上記車種情報データ中にカラーコードおよ
びトリムコードがない,すなわち画面15上にそれらが表
示されていなかった場合には,カラーコード,トリムコ
ードも入力可能である。カラーコード,トリムコード
は,近年の車種カラーの多様化に伴い,車種,部品検索
の条件として有効で,車種,部品検索の迅速化に役立
つ。カラーコードについては,後述するように塗装条件
の検索条件としても有効で,塗装条件検索の迅速化にも
役立つ。
【0080】上記装備やコードの選択(入力)は,マウ
スボタンのクリック操作等(ステップ210 )で可能であ
る。ステップ208,210で入力された車種情報は上記車種
データファイルとして記憶装置2に記憶される(ステッ
プ211 )。
【0081】車種検索作業が完了(装備バリエーション
画面15での作業が終了)し,装備バリエーション画面15
の右上の「完了」のボタン15aがクリックされると,処
理装置3はステップ212 に処理を移す。「戻る」のボタ
ン15bがクリックされた場合には車種検索画面14に戻
る。
【0082】ステップ212 では,表示制御手段104 はス
テップ205 で取得した初期設定ファイル情報を参照し,
作業者が選択したモードが,複数画面モード,順序画面
モードおよび単一画面モードのうちのいずれであったか
を判定し,そのモードに応じた画面を表示装置4に表示
させる。初期設定ファイルは上述したように記憶装置2
に保管されている。
【0083】以下に述べる予め設定された複数種類の見
積作業画面(後述する画面16〜23)で入力されたデータ
に基づいて記憶装置2の各種ファイルを参照して個別代
金が処理手段114〜118により算出され,かつ複数の見積
作業画面において入力されたデータに基づいて算出され
た個別代金を用いて,それまでの合計金額が処理手段11
9 により算出される。複数種類の見積作業画面の1つに
見積結果画面(図18)があり,この見積結果画面には個
別代金(個別費用)および合計金額が表示される。
【0084】まず,処理装置3が順序画面モード選択と
判定した場合,すなわち作業者が順序画面モードを選択
していた場合の手順(処理装置3および表示制御手段10
4 の動作)について述べる。
【0085】順序画面モードについて概述すると,順序
画面モードは,予め設定された内容の複数種の見積作業
画面(ここでは後述の画面16〜23)を,入力漏れの生じ
ない標準的な見積書作成手順として定義された順序で表
示装置4に表示させるモードである。
【0086】順序画面モードでは,入力漏れの発生を防
止するため,この実施例では,画面表示順序に関して次
のような制約が設定されている。すなちわ, (1) 上記複数種類の見積作業画面には,見積作業画面選
択ボタン(アイコン)が表示されず,それに代えて次へ
ボタンおよび戻りボタンが表示される。 (2) 複数種類の見積作業画面には,入力漏れの生じない
標準的な見積書作成手順として定義された表示順序が予
め定められており,次へボタンで予め定められた次の見
積作業画面に進み,戻りボタンで1つ前の画面に戻る。 (3) 最初の見積作業画面には次へボタンだけが表示さ
れ,戻りボタンは表示されない。 (4) 最後の画面は見積結果画面であり,この画面には次
へボタンが表示されず,見積作業画面選択ボタン(アイ
コン)が表示され,先行するどの見積作業画面への移行
も可能で,作業者は所望の見積作業画面へ戻って,入力
データの訂正や確認ができる。所望の画面への移行は,
各見積作業画面に対応するボタンBTをクリックするこ
とで可能である。 (5) いずれの見積作業画面においても,出口ボタンEX
Tをクリックすることで作業の途中終了が可能である。 (6) 各見積作業画面において表示される修理対象車両に
ついての各種データはステップ211 で記憶装置2に記憶
された車種データファイルに基づくものである。 上記(1) ,(2) および(3) は順序画面モードを特徴づけ
るものであり,上記(4) ,(5) は好ましい実施態様であ
る。
【0087】以下,順序画面モードでの具体的な処理手
順について説明する。
【0088】まず処理装置3および表示制御手段104
は,上記車種データファイルを参照し,図9に示す損傷
部位画面(ブロック指定画面)16を表示装置4に表示さ
せる(ステップ213 )。この画面には損傷部位選択処理
手段(ブロック指定処理手段)113 が付随しており,こ
の処理手段113 によって最終的な損傷部位が決定され
る。ブロックまたは損傷部位という用語は,車両の車体
を複数に分割したときの車体部分であると理解された
い。これは,最終的に部品を指定するための便宜である
から,分割の程度は大雑把でも,やや細かくても,次に
示すように複数段階(2段階)に分けて順次細かくして
もよい。
【0089】損傷部位画面16では,修理対象車両の損傷
部位,換言すれば修理が必要な(または修理すべき)部
位(名称)または部品(名称)の入力を待つ。ここで
は,車両全体(ALL),フロント部またはリア部(ブ
ロック)の指定をすると,部位(名称)および部品(名
称)候補が右側のウィンドウ内に表示され,そこから選
択することで損傷部位(名称)および部品(名称)が入
力される例を示している。
【0090】この入力の結果,すなわち損傷部位選択処
理(ステップ 213a)の結果は,表示ワークシートデー
タとして記憶装置2に記憶される(ステップ 213b)。
【0091】損傷部位画面16における作業が終了し,同
画面右上の「次へ」のボタン16aがクリックされると,
処理装置3および表示制御手段104 は,上記表示ワーク
シートデータを参照し,図10に示す電子ワークシート画
面(部品指定画面)17を表示装置4に表示させる(ステ
ップ214 )。この画面には損傷部品検索処理手段(部品
処理手段)114 が付随している。
【0092】損傷部位画面16は見積作業画面中の最初の
画面であり,「戻る」のボタンはない。上述のように出
口ボタンEXTをクリックすることで途中終了は可能で
ある。
【0093】電子ワークシート画面17では,修理対象車
両の損傷部位に対応した部品(名称)がイラスト付で表
示され(このイラストは部品図データファイルの部品図
データに基づいて表示される),損傷部品(部品名称)
および部品操作の入力を待つ。この画面17中のイラスト
を参照して作業者が,損傷部品および部品操作を入力す
ると,損傷部品検索処理手段114 は,記憶装置2に格納
された車種データファイル,部品データファイル122 お
よび工賃データファイル123 を参照して該当する修理部
品の代金(価格)および修理工賃(個別代金)を算出す
る(ステップ 214a)。
【0094】図示の例では,損傷部品としてフロントバ
ンパ(塗装済;取替)が選択され,その部品価格と工賃
が表示されている様子を示している。修理部品や部品操
作の選択はマウスボタンのクリック操作等で可能であ
る。
【0095】上記検索結果,すなわちステップ 214aで
の損傷部品検索処理の結果は,修理部品データとして記
憶装置2に記憶される(ステップ 214b)。
【0096】電子ワークシート画面17での作業が終了
し,同画面右上の「次へ」のボタン17aがクリックされ
ると,処理装置3および表示制御手段104 は,図11に示
す内板骨格修正画面18を表示装置4に表示させる(ステ
ップ215 )。電子ワークシート画面17において「戻る」
のボタン17bがクリックされた場合には損傷部位画面16
に戻る。この画面18には内板骨格修正工賃計算処理手段
115 が付随している。
【0097】内板骨格修正画面18では,修理対象車両の
損傷部位に対応した部位区分(名称)が表示され,各部
位区分毎の修正作業の種類および損傷ランクの入力を待
つ。作業者がそれらの入力を行うと,処理手段115 は入
力された内容に従い,記憶装置2に格納された内板骨格
修正工賃データを参照して該当する工賃(個別代金)を
算出する(ステップ 215a)。
【0098】この検索および計算結果,すなわちステッ
プ 215aでの内板骨格修正工賃計算処理の結果は,内板
骨格修正データとして記憶装置2に記憶される(ステッ
プ 215b)。
【0099】内板骨格修正画面18での作業が終了し,同
画面右上の「次へ」のボタン18aがクリックされると,
処理装置3および表示制御手段104 は,上記車種データ
ファイルを参照し,図12に示す塗装画面(塗装情報入力
画面)19を表示装置4に表示させる(ステップ216 )。
「戻る」のボタン18bがクリックされた場合には電子ワ
ークシート画面17に戻る。この塗装画面19には塗装工賃
計算処理手段(塗装情報処理手段)116 が付随してい
る。
【0100】塗装画面19では,修理対象車両の損傷部位
に対応した当該車両,部位における塗装条件,たとえば
塗料,塗膜,2トーンおよび高機能塗装等の項目が表示
され,その選択(入力)を待つ。
【0101】既に,ステップ209 でカラーコードが表示
(選択)され,またはステップ210でカラーコードが入
力されている場合には,塗装条件データ(図30に例示し
た塗装詳細テーブル)を用い,当該カラーコードに対応
する塗装条件が自動選択されて表示される。
【0102】上述塗装画面19の表示に基づく塗装工賃計
算処理手段116 の処理フローの詳細を示せば,図25の通
りである。
【0103】すなわち,ステップ251 で塗装画面19(塗
装条件タブ)(図12)が表示装置4に表示されると,次
に車種データファイルを参照して該当する車種コード+
ボディ形状に基づいて,カラーコードテーブルを参照し
てカラーコードの有無が判定される(ステップ252 ,25
3 ,254 )。
【0104】ステップ254 で,カラーコードありと判定
された場合には,当該カラーコードに対応する塗装条件
が抽出される。すなわち塗装詳細テーブルを参照し,例
えば塗膜,高機能塗装,2トーン塗装の要否,低隠蔽塗
装の要否,2コートソリッドの要否の自動設定(選択)
を行う(ステップ255,256)。ステップ254 で,カラー
コードなしと判定した場合には,処理をステップ257 に
移す。
【0105】ステップ255 で塗装条件が自動選択され,
またはステップ257 で塗装条件が作業者により入力され
ると,他のタブページ表示に移動可能となる。すなわ
ち,図12に示す画面では,上述した処理に関する塗装条
件,塗装の面積を求めるための外板パネル,バンパに関
する塗装の難易度を入力するバンパ,内板骨格修理の工
賃を算出するための内板骨格,塗装時の付加作業の工賃
を算出するための付加塗装のタブが表示されており,こ
れらのタブをクリックすることにより,該当する処理の
ための画面に遷移する。
【0106】各タブページにおいて種々の項目の入力が
なされると,塗装工賃計算処理手段116 は入力されたデ
ータに基づいて,塗装工賃データファイル124 等を参照
して塗装工賃(個別代金)を計算する(図3中のステッ
プ 216a参照)。この塗装工賃計算処理の結果は,塗装
工賃データとして記憶装置2に記憶される(ステップ21
6b)。
【0107】塗装画面19での作業が終了し,同画面右上
の「次へ」のボタン19aがクリックされると,処理装置
3および表示制御手段104 は,図13に示す明細画面(部
品指定画面)20を表示装置4に表示させる(ステップ21
7 )。「戻る」のボタン19bがクリックされた場合には
内板骨格修正画面18に戻る。明細画面20には損傷部品検
索処理手段114 が付随している。
【0108】明細画面20は,損傷部品(名称)および部
品操作の入力を,イラスト付の電子ワークシート画面17
を用いた方法とは異なる形式で,すなわち手入力で行う
ことが可能な画面である。手入力は,予め用意しておい
た部品イラスト図面およびそれに対応付けられたコード
表(ペーパーワークシート;図示せず)を参照して損傷
部品コードおよび部品操作コードを得,それを画面20上
で入力することで行う。
【0109】明細画面20において作業者が損傷部品およ
び部品操作を手入力すると,損傷部品検索処理手段114
は,上記車種データファイル,部品データファイル122
および工賃データファイル123 を参照して該当する修理
部品および修理工賃(個別代金)を算出する(ステップ
217a)。
【0110】この検索結果,すなわちステップ 217aで
の損傷部品検索処理の結果は,修理部品データとして記
憶装置2に記憶される(ステップ 217b)。
【0111】明細画面20では,上記電子ワークシート画
面17,内板骨格修正画面18および塗装画面19で既に選択
(入力)されている項目があれば,その内容が表示され
る。したがって,上記各画面17〜19での選択(入力)内
容の確認や訂正もこの明細画面20で可能である。訂正結
果は修理部品データとして記憶装置2に記憶される(ス
テップ 217b)。
【0112】明細画面20での作業が終了し,同画面右上
の「次へ」のボタン20aがクリックされると,処理装置
3および表示制御手段104 は,図14に示す費用画面21を
表示装置4に表示させる(ステップ218 )。「戻る」の
ボタン20bがクリックされた場合には塗装画面19に戻
る。費用画面21には費用処理手段117 が付随している。
【0113】費用画面21では,以上に説明した部品,材
料の価格,塗装費用,工賃等の費用以外の費用(個別代
金),例えばレッカー代や写真代等の費用項目が表示さ
れ,その入力を待つ。費用項目を作業者が新たに書き込
み,そこに費用を入力することもできる。
【0114】作業者がそれらの入力を行うと,費用処理
手段117 は入力された内容に従って費用データを作成
し,記憶装置2に記憶させる(ステップ 218a)。
【0115】費用画面21での作業が終了し,同画面右上
の「次へ」のボタン21aがクリックされると,処理装置
3および表示制御手段104 は,図15に示す総合計画面
(合計表示画面)22を表示装置4に表示させる(ステッ
プ219 )。「戻る」のボタン21bがクリックされた場合
には明細画面20に戻る。総合計画面22には総合計計算処
理,見積結果処理手段(合計処理手段)118 が付随して
いる。
【0116】総合計画面22では,以上に説明した見積作
業画面で入力されたデータに基づいて作成された表示ワ
ークシートデータ,修理部品データ,内板骨格修正デー
タ,塗装工賃データ,費用データに含まれる部品,材料
の価格,塗装費用,工賃等の費用,およびそれ以外の費
用(費用画面21で入力された費用)の合計(全個別代金
の合計),すなわち修理見積の総合計が処理手段118 に
より算出され,表示される。この総合計画面22では,消
費税率,必要な場合の部品,工賃の値引や割引の額等の
入力を待つ。
【0117】総合計画面22での作業が終了し,同画面右
上の「完了」のボタン22aがクリックされると,処理装
置3および表示制御手段104 は,図16に示す見積結果画
面23を表示装置4に表示させる(ステップ220 )。「戻
る」のボタン22bがクリックされた場合には費用画面21
に戻る。見積結果画面23には処理手段(見積結果処理手
段)119 が付随しており,この画面23の各データは処理
手段119 が編集する。
【0118】見積結果画面23では,総合計画面22で表示
された全ての費用(全個別代金),すなわち見積作業画
面で入力されたデータに基づいて算出された部品・材料
価格(部品代),塗装費用(塗装代)や工賃,これらの
費用以外の費用がそれらの費用項目と共に表示される。
表示は,各費用(各個別代金)の小計と全費用の合計で
なされる。また,見積情報画面13で既に入力され,また
は記憶装置3に記憶されている顧客(見積依頼者)名,
受付番号,見積書作成日,車名等の書誌事項情報も共に
表示される。
【0119】この表示内容(見積結果画面23)は印刷ボ
タンPRTをクリックすることで,見積書として所定の
フォーマットにて印刷可能である。
【0120】この見積結果画面23は,順序画面モードの
最後の画面であり,この画面23からは,他の画面16〜22
のうち,いずれの画面への移行も可能で,所望の画面へ
戻って入力データの訂正や確認が可能である。そのため
に画面の上部にボタンBT1,BT2,BT3,BT
4,BT5,BT6およびBT7が表示されている。こ
れらのボタンはそれぞれ,損傷部位画面16(図9),電
子ワークシート画面17(図10),内板骨格修正画面18
(図11),塗装画面19(図12),明細画面20(図13),
費用画面21(図14)および総合計画面22(図15)に対応
し,対応するボタンが押されるとその見積作業画面に遷
移する。
【0121】上述したように順序画面モードでは,見積
作業画面(画面16〜23)を,入力漏れの生じない順序で
表示装置4に表示させ,またその表示順序(見積作業手
順)を一定範囲で拘束するので,作業,費用等の項目へ
の見積作成上,必要なデータの入力漏れが防止される。
したがって,特に見積作成作業に習熟していない初心者
にとっては,入力漏れの虞を絶えず気にして作業を進め
る必要がなくなり,作業効率が向上する。
【0122】次に,図3中のステップ212 において,複
数画面モード選択と判定,すなわち作業者が複数画面モ
ードを選択していた場合の手順(処理装置3の各種処理
手段および表示制御手段104 の動作)について述べる。
【0123】複数画面モードについて概述すると,複数
画面モードは,表示装置4の1画面(画面全領域)中
に,見積結果画面を始めとして任意に選択された1また
は複数の見積作業画面をマルチウィンドウで表示可能な
モードである。
【0124】マルチウィンドウ表示する画面(マルチウ
ィンドウ表示画面)には,後述するように複数のボタン
(アイコン)BT1〜BT7が表示される。各ボタンは
複数の見積作業画面のうちの特定の画面と1対1で対応
しており(対応関係は上述した通り),そのうち所望の
ボタンをクリックすれば,それに対応する見積作業画面
がマルチウィンドウ表示画面全領域中の一部に縮小表示
される。
【0125】また複数画面モードでは,複数の画面をマ
ルチウィンドウで表示させた状態でいずれかの見積作業
画面にて見積作成操作が行われて当該画面での費用が変
化したときには,処理手段119 が変化後の費用に基づい
て合計処理を行い,そのとき表示している画面のデータ
を新たな計算結果に基づいて更新して表示させる。
【0126】なお見積作業画面とは,見積作業を行うた
めの画面を指すが,ここでは順序画面モードにおいて表
示するよう設定された画面16〜23をいう。
【0127】以下,複数画面モードでの具体的な処理手
順について説明する。
【0128】図3中のステップ221〜226は複数画面モー
ドにおける見積作業の進行の一例を示している。
【0129】すなわちステップ221 では,図17に示すよ
うに見積結果画面23が縮小表示されたマルチウィンドウ
表示画面24が表示装置4の1画面全領域に表示されてい
る。
【0130】ここでは,まだ何らの見積作業もしていな
いので見積結果画面23の見積金額項目の額は全て0円と
なっている(図18参照)。
【0131】このマルチウィンドウ表示画面24中に他の
見積作業画面,例えば電子ワークシート画面17を追加表
示したい場合には,マルチウィンドウ表示画面24中のボ
タンBT1〜BT7の中から電子ワークシート画面17に
対応したボタンBT2をクリックする(ステップ222
)。
【0132】これにより,図19に示すマルチウィンドウ
表示画面25が表示装置4に表示される(ステップ223
)。この画面25には,ステップ222 で選択された電子
ワークシート画面17が見積結果画面23に追加表示,すな
わち見積結果画面23と電子ワークシート画面17とが同時
表示されている。図20は同時表示されている電子ワーク
シート画面17の拡大図である。
【0133】このマルチウィンドウ表示画面25中に更に
他の見積作業画面,例えば塗装画面19を追加表示するこ
ともできる。この場合には塗装画面19に対応したボタン
BT4をクリックする(ステップ224 )。
【0134】これにより,図21に示すマルチウィンドウ
表示画面26が表示装置4に表示される(ステップ225
)。この画面26には,ステップ224 で選択された塗装
画面19が見積結果画面23および電子ワークシート画面17
に更に追加表示,すなわち見積結果画面23,電子ワーク
シート画面17および塗装画面19が同時表示されている。
図22は同時表示されている塗装画面19の拡大図である。
【0135】複数画面モードにおいて,画面16〜22は,
各々画面右上の終了ボタン×をクリックすることで個別
に閉じる(表示を終了する)。したがって,この終了ボ
タン×のクリックによる画面表示終了とボタンBT(B
T1〜BT7)のクリックによる上述追加表示とを適宜
繰り返すことで,見積結果画面23の合計額(上述したよ
うに,入力データが変化する毎に再計算され,更新され
る)を参照しつつ,各画面16〜22における見積作業が可
能であり,このような操作が見積完了まで繰り返される
(ステップ226 )。
【0136】このように,複数画面モードにおいては,
作業者が望む見積作業画面を任意の時点で表示させて,
つまり慣れた手順あるいは自由な手順で,作業できるの
みならず,所望の複数画面を参照しつつ見積作業が可能
であるので,熟練者にとっては見積が完成するまで効率
よく作業を進めることができる。
【0137】なお図示例においては,図18から分かるよ
うに,見積結果画面23中に終了ボタン×がなく,したが
って見積結果画面23は終了ボタン×で閉じることができ
ない。すなわち,見積結果画面23はマルチウィンドウ表
示画面24〜26中に常に表示されている。
【0138】また,マルチウィンドウ表示させた状態で
いずれかの見積作業画面16〜22で見積作成操作が行われ
て当該画面での費用(合計額)が変化したときには,処
理手段119 は変化後のデータに基づいて合計金額を再計
算し,その結果を同時表示中の画面,ここでは見積結果
画面23中の各金額に反映される。
【0139】これによれば,修理費の合計額が予め設定
されたある額を超えるか否かに注意を払う必要のある見
積作成の効率は大幅に高められる。合計額が予め設定さ
れたような制約のある見積作成は,試行錯誤の訂正が行
われ,訂正回数,合計額確認回数共に多数回に亘ること
になって,従来システムでは画面表示切替操作が多数回
繰り返されることになる。しかし,このシステムでは表
示装置4の画面の範囲内で,すなわち画面表示切替なし
で,訂正操作,合計額確認操作が可能となるからであ
る。
【0140】ここで表示制御手段104 は,マルチウィン
ドウ表示された各画面につき,当該画面表示領域内にマ
ウスカーソルを移動させた後,マウスボタンをクリック
することによりその画面を最前面に表示させることがで
きる。更に表示制御手段104は,マウスのドラッグ操作
(マウスボタンを押しながらマウスを移動させる操作)
により被操作画面を所望の位置に移動させることができ
る。
【0141】マルチウィンドウ表示において,図17,図
19および図21に示す例では表示装置4の1画面(画面全
領域)中に4つの画面が重ならずに表示可能であるの
で,5つ以上の画面を同時表示する場合に上述機能は有
効である。
【0142】表示制御手段104 は,マルチウィンドウ表
示を,画面相互をずらせた位置で行わせることが可能で
あるが,これを上記マウスのドラッグ操作によらず,マ
ルチウィンドウ表示時に自動的に行わせるようにしても
よい。図17,図19および図21は,マルチウィンドウ表示
時に画面相互をずらせた位置での表示を自動的に行わせ
た例を示している。
【0143】次に,図3中のステップ212 において,単
一画面モード選択と判定,すなわち作業者が単一画面モ
ードを選択していた場合の手順(処理装置3の各処理手
段および表示制御手段104 の動作)について述べる。
【0144】単一画面モードは,表示装置4の画面に,
予め設定された内容の複数種類の見積作業画面のうち,
作業者によって選択された1つの画面を選択された順序
で表示可能なモードで,以下に,単一画面モードでの具
体的な処理手順について説明する。
【0145】なお,単一画面モードでの各見積作業画面
には,たとえば画面23,17についてそれぞれ図23,図24
に示すように,複数の画面選択ボタン(アイコン)BT
1〜BT7が表示される。各ボタンは複数の見積作業画
面のうちの特定の画面と1対1で対応しており(対応関
係は上述の通り),そのうち所望のボタンをクリックす
れば,それに対応する見積作業画面が表示装置4に表示
される。
【0146】図3中のステップ227〜229は単一画面モー
ドにおける見積作業の進行の一例を示している。
【0147】すなわちステップ227 では,図23に示すよ
うに見積結果画面23が表示装置4に表示されている。
【0148】ここでは,まだ何らの見積作業もしていな
いので見積結果画面23の見積金額項目の額は全て0円と
なっている。
【0149】次に,上記見積結果画面23以外の見積作業
画面,たとえば電子ワークシート画面17を表示したい場
合には,作業者は見積結果画面23中のボタンBT1〜B
T7の中から電子ワークシート画面17に対応したボタン
BT2をクリックする(ステップ228 )。
【0150】これにより,図24に示す電子ワークシート
画面17が表示装置4に表示される(ステップ229 )。
【0151】電子ワークシート画面17では,順序画面モ
ードにおけると同様に修理対象車両の損傷部位に対応し
た部品(名称)がイラスト付で表示され,損傷部品(名
称)および部品操作の入力を待つ。
【0152】この画面17中のイラストを参照して作業者
が,損傷部品および部品操作を入力すると,検索処理手
段114 は,記憶装置2に格納された上記車種データファ
イル,部品データファイル122 および工賃データファイ
ル123 を参照して該当する修理部品および修理工賃(個
別代金)を算出する。算出結果は,修理部品データとし
て記憶装置2に記憶される。
【0153】次の作業は,図24に示す電子ワークシート
画面17中のボタンBT1,BT3〜BT7のうちの任意
のボタンBTをクリックし,そのボタンBTに対応する
見積作業画面を表示して行うもので,以下,任意の見積
作業画面の表示およびそこでの各種指定や選択(データ
入力)を適宜繰り返すことで見積作業画面における見積
作業が可能であり,このような操作が見積完成まで繰り
返される(ステップ228,229)。
【0154】このように,単一画面モードにおいては,
作業者が望む見積作業画面を任意の時点で任意の順序で
表示させて作業できる。また,単一画面モードにおける
各種データ入力操作は,順序画面モードより自由度が高
くなる。
【0155】なお,単一画面モードで用意される見積作
業画面の種類(数)は順序画面モードにおけると同様で
あるが,単一画面モードにおいては,ある画面から他の
任意の画面に移ることは許容するので,各画面には各々
見積作業画面の種類分のボタンBTが備えられている。
【0156】上述した処理を実行するプログラムは記憶
装置2に格納されており,これはCD−ROM等の可搬
型記録媒体に記録されていたプログラムをコンピュータ
・システムにインストールしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両修理見積システムの構成を機能的に表現し
たブロック図である。
【図2】車両修理見積システムにおける見積作成手順を
示すフローチャートである。
【図3】車両修理見積システムにおける見積作成手順を
示すフローチャートである。
【図4】メニュー画面の一例を示す。
【図5】初期設定画面の一例を示す。
【図6】見積情報画面の一例を示す。
【図7】車種検索画面の一例を示す。
【図8】装備バリエーション画面の一例を示す。
【図9】順序画面モードにおける損傷部位画面の一例を
示す。
【図10】電子ワークシート画面の一例を示す。
【図11】内板骨格修正画面の一例を示す。
【図12】塗装画面の一例を示す。
【図13】明細画面の一例を示す。
【図14】費用画面の一例を示す。
【図15】総合計画面の一例を示す。
【図16】見積結果画面の一例を示す。
【図17】複数画面モードにおいて見積結果画面のみが
表示されたマルチウィンドウ表示画面の一例を示す。
【図18】図17の見積結果画面の拡大図である。
【図19】複数画面モードにおいて見積結果画面および
電子ワークシート画面が表示されたマルチウィンドウ表
示画面の一例を示す。
【図20】図19の電子ワークシート画面の拡大図であ
る。
【図21】複数画面モードにおいて見積結果画面,電子
ワークシートおよび塗装画面が表示されたマルチウィン
ドウ表示画面の一例を示す。
【図22】図21の塗装画面の拡大図である。
【図23】単一画面モードにおける見積結果画面の一例
を示す。
【図24】電子ワークシート画面の一例を示す。
【図25】図12に示す塗装画面における塗装条件選択
(入力)処理の詳細を示すフローチャートである。
【図26】部品データファイル1を示す。
【図27】部品データファイル2を示す。
【図28】工賃データファイルを示す。
【図29】カラーコード・テーブルを示す。
【図30】塗装詳細テーブルを示す。
【符号の説明】
1 入力装置 2 記憶装置 3 処理装置 4 表示装置 12 初期設定画面(モード選択画面) 15 装備バリエーション画面(部品検索画面,塗装条件
検索画面) 23 見積結果画面 24〜26 マルチウィンドウ表示画面 100 モード選択手段 101 順序画面モード制御手段 102 単一画面モード制御手段 103 複数画面モード制御手段 104 表示制御手段 112 車種検索処理手段(車種指定処理手段) 113 損傷部位選択処理手段(ブロック指定処理手段) 114 損傷部品検索処理手段(部品処理手段) 115 内板骨格修正工賃計算処理手段 116 塗装工賃計算処理手段(塗装処理手段) 117 費用処理手段 118 総合計算処理,見積結果処理手段(合計処理手
段)(見積結果処理手段) 121 車種データファイル 122 部品データファイル 123 工賃データファイル 124 塗装工賃データファイル 125 カラーコード・テーブル 126 塗装詳細テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/14 350 G06F 3/14 350A 360 360D

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両修理の見積にあたって見積書誌事項
    および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,その
    後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必要
    なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理見
    積システムにおいて,上記複数種類の見積作業画面を入
    力漏れの生じない標準的な見積作成手順として定義され
    た順序にしたがって,最初の見積作業画面では,表示画
    面遷移に関して,途中終了を除いて次の画面に進む旨の
    指示のみの受付けを許し,最初および最後の見積作業画
    面を除く中間の見積作業画面では,表示画面遷移に関し
    て,途中終了を除いて次の画面に進む旨または一つ前の
    画面に戻る旨の指示のみの受付けを許すように制御する
    順序画面モード制御手段,複数種類の見積作業画面のそ
    れぞれに,複数種類の見積作業画面のうちの所望のもの
    を選択するための指示領域を設けて,最初に特定の見積
    作業画面を表示した後は,指示領域の指定にしたがって
    指定された見積作業画面を表示するように制御する単一
    画面モード制御手段,複数種類の見積作業画面のうちの
    特定のものを最初に表示するとともに複数種類の見積作
    業画面のうちの所望のものを選択するための指示領域を
    同時に表示し,その後は指示領域の指定にしたがって指
    定された見積作業画面をマルチウィンドウ表示するよう
    制御する複数画面モード制御手段,ならびに上記順序画
    面モード制御手段,上記単一画面モード制御手段および
    上記複数画面モード制御手段のいずれかの制御にしたが
    う画面遷移モードを選択させるためのモード選択手段,
    を備えた車両修理見積システム。
  2. 【請求項2】 各見積作業画面に付随して,画面に表示
    するデータを準備する,または画面に応じて入力される
    データを処理する複数の処理手段,をさらに備えた請求
    項1に記載の車両修理見積システム。
  3. 【請求項3】 複数のカラーを持つ車種について複数の
    カラーコードを記憶したカラーコード・テーブル,およ
    び上記車種指定画面において,複数のカラーを持つ車種
    が指定されたときにはカラーコード・テーブルから該当
    する車種のカラーコードを読出して表示する表示制御手
    段,をさらに備えた請求項2に記載の車両修理見積シス
    テム。
  4. 【請求項4】 部品の少なくとも価格および必要な工賃
    算出に関するデータを部品ごとに,車種およびカラーコ
    ードに応じて記憶した部品データファイルを備え,部品
    指定画面に付随する部品処理手段は,指定された部品に
    ついて,指定された車種およびカラーコードに応じて上
    記部品データファイルを参照して部品の価格および必要
    な工賃を取得する,請求項3に記載の車両修理見積シス
    テム。
  5. 【請求項5】 車種およびカラーコードに対応して塗装
    に関する詳細データを記憶した塗装詳細データを備え,
    塗装情報入力画面に付随する塗装工賃計算処理手段は,
    上記塗装情報入力画面により入力されたデータおよび塗
    装詳細テーブルを参照して塗装工賃を算出する,請求項
    4に記載の車両修理見積システム。
  6. 【請求項6】 車両修理の見積にあたって見積書誌事項
    および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,その
    後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必要
    なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理見
    積システムにおいて,上記複数種類の見積作業画面を入
    力漏れの生じない標準的な見積作成手順として定義され
    た順序にしたがって,最初の見積作業画面では,表示画
    面遷移に関して,途中終了を除いて次の画面に進む旨の
    指示のみの受付けを許し,最初および最後の見積作業画
    面を除く中間の見積作業画面では,表示画面遷移に関し
    て,途中終了を除いて次の画面に進む旨または一つ前の
    画面に戻る旨の指示のみの受付けを許すように制御する
    制御手段,ならびに各見積作業画面に付随して,画面に
    表示するデータを準備する,または画面に応じて入力さ
    れるデータを処理する複数の処理手段,を備えた車両修
    理見積システム。
  7. 【請求項7】 次の画面に進む旨の指示および一つ前の
    画面に戻る旨の指示が,見積作業画面に表示された指示
    領域への指示によって入力される,請求項6に記載の車
    両修理見積システム。
  8. 【請求項8】 最後の見積作業画面が見積結果画面であ
    り,上記制御手段は,終了を除いて,先行する複数の見
    積作業画面のいずれかへ移行する旨の指示のみの受付け
    を許すように制御する,請求項6に記載の車両修理見積
    システム。
  9. 【請求項9】 車両修理の見積にあたって見積書誌事項
    および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,その
    後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必要
    なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理見
    積システムにおいて,複数種類の見積作業画面のそれぞ
    れに,複数種類の見積作業画面のうちの所望のものを選
    択するための指示領域を設けて,最初に特定の見積作業
    画面を表示した後は,指示領域の指定にしたがって指定
    された見積作業画面を表示するように制御する制御手
    段,ならびに各見積作業画面に付随して,画面に表示す
    るデータを準備する,または画面に応じて入力されるデ
    ータを処理する複数の処理手段,を備えた車両修理見積
    システム。
  10. 【請求項10】 最初に表示される特定の見積作業画面
    が見積結果表示画面である,請求項9に記載の車両修理
    見積システム。
  11. 【請求項11】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,そ
    の後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必
    要なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理
    見積システムにおいて,複数種類の見積作業画面のうち
    の特定のものを最初に表示するとともに複数種類の見積
    作業画面のうちの所望のものを選択するための指示領域
    を同時に表示し,その後は指示領域の指定にしたがって
    指定された見積作業画面をマルチウィンドウ表示するよ
    う制御する制御手段,ならびに各見積作業画面に付随し
    て,画面に表示するデータを準備する,または画面に応
    じて入力されるデータを処理する複数の処理手段,を備
    えた車両修理見積システム。
  12. 【請求項12】 最初に表示される特定の見積作業画面
    が見積結果表示画面である,請求項11に記載の車両修理
    見積システム。
  13. 【請求項13】 上記制御手段は,消去指示を入力する
    領域をマルチウィンドウ表示されている見積作業画面に
    表示するよう制御するものである,請求項11に記載の車
    両修理見積システム。
  14. 【請求項14】 複数の見積作業画面が車体における修
    理すべきブロックを指定させるためのブロック指定画
    面,指定されたブロックに含まれる修理に必要な部品を
    指定させるための部品指定画面,塗装に関するデータを
    入力させるための塗装情報入力画面,指定された部品お
    よび入力された塗装情報に応じて算出された費用の合計
    額を表示する合計表示画面,ならびに入力された見積書
    誌事項および算出された合計額を含む見積結果を表示す
    る見積結果画面を含み,これらの画面を表示装置に表示
    させるための画面表示データを有している,請求項6,
    9または11に記載の車両修理見積システム。
  15. 【請求項15】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項を入力させるための見積書誌事項入力画面,修理すべ
    き車両の車種を指定させるための車種指定画面,車体に
    おける修理すべきブロックを指定させるためのブロック
    指定画面,指定されたブロックに含まれる修理に必要な
    部品を指定させるための部品指定画面,塗装に関するデ
    ータを入力させるための塗装情報入力画面,指定された
    部品および入力された塗装情報に応じて算出された費用
    の合計額を表示する合計表示画面,ならびに入力された
    見積書誌事項および算出された合計額を含む見積結果を
    表示する見積結果画面をそれぞれ表示装置に表示させる
    ための画面表示データを持つ車両修理見積システムにお
    いて,順序画面モード,単一画面モードおよび複数画面
    モードのいずれか一つの画面表示モードを選択させるた
    めのモード選択手段,順序画面モードが選択されたこと
    に応答して,少なくとも,ブロック指定画面,部品指定
    画面,塗装情報入力画面,合計表示画面および見積結果
    画面を,この順序で表示させるように制御する順序画面
    モード制御手段,単一画面モードが選択されたことに応
    答して,少なくとも,ブロック指定画面,部品指定画
    面,塗装情報入力画面,合計表示画面および見積結果画
    面を,画面選択に応じて表示させるように制御する単一
    画面モード制御手段,ならびに複数画面モードが選択さ
    れたことに応答して,見積結果画面と,他の選択された
    少なくとも一つの画面とをマルチウィンドウ表示させる
    ように制御する複数画面モード制御手段,を備えた車両
    修理見積システム。
  16. 【請求項16】 修理すべき車両の車種の指定および車
    体における修理すべき部品の指定に応じて,部品価格お
    よび必要な工賃を算出し,これに基づいて修理見積デー
    タを算出するコンピュータを用いた車両修理見積システ
    ムにおいて,複数のカラーを持つ車種について複数のカ
    ラーコードを記憶したカラーコード・テーブル,部品の
    少なくとも価格および必要な工賃算出に関するデータ
    を,部品ごとに,車種およびカラーコードに応じて記憶
    した部品データファイル,複数のカラーを持つ車種が指
    定されているときにはカラーコード・テーブルを参照し
    て該当する車種のカラーコードを読出して表示する表示
    制御手段,ならびに指定された車種およびカラーコード
    に応じて,指定された部品について部品データファイル
    を参照して部品の価格および必要な工賃を取得する部品
    処理手段,を備えた車両修理見積システム。
  17. 【請求項17】 車種およびカラーコードに対応して塗
    装に関する詳細データを記憶した塗装詳細テーブル,お
    よび指定された車種およびカラーコード,塗装に関して
    入力されたデータならびに塗装詳細テーブルを参照して
    塗装工賃を算出する塗装工賃計算処理手段,をさらに備
    えた請求項16に記載の車両修理見積システム。
  18. 【請求項18】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,そ
    の後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必
    要なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理
    見積システムのコンピュータを動作させる方法であり,
    順序画面モード,単一画面モードおよび複数画面モード
    のいずれかの画面遷移モードの選択を誘導させ,順序画
    面モードが選択されたときに,上記複数種類の見積作業
    画面を,入力漏れの生じない標準的な見積作成手順とし
    て定義された順序にしたがって,最初の見積作業画面で
    は,表示画面遷移に関して,途中終了を除いて次の画面
    に進む旨の指示のみの受付けを許し,最初および最後の
    見積作業画面を除く中間の見積作業画面では,表示画面
    遷移に関して,途中終了を除いて次の画面に進む旨また
    は一つ前の画面に戻る旨の指示のみの受付けを許すよう
    に表示させ,単一画面モードが選択されたときに,複数
    種類の見積作業画面のそれぞれに,複数種類の見積作業
    画面のうちの所望のものを選択するための指示領域を設
    けて,最初に特定の見積作業画面を表示させた後は,指
    示領域の指定にしたがって指定された見積作業画面を表
    示させ,複数画面モードが選択されたときに,複数種類
    の見積作業画面のうちの特定のものを最初に表示させる
    とともに複数種類の見積作業画面のうちの所望のものを
    選択するための指示領域を同時に表示させ,その後は指
    示領域の指定にしたがって指定された見積作業画面をマ
    ルチウィンドウ表示させる,車両修理見積方法。
  19. 【請求項19】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,そ
    の後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必
    要なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理
    見積システムのコンピュータを動作させる方法であり,
    上記複数種類の見積作業画面を,入力漏れの生じない標
    準的な見積作成手順として定義された順序にしたがっ
    て,最初の見積作業画面では,表示画面遷移に関して,
    途中終了を除いて次の画面に進む旨の指示のみの受付け
    を許し,最初および最後の見積作業画面を除く中間の見
    積作業画面では,表示画面遷移に関して,途中終了を除
    いて次の画面に進む旨または一つ前の画面に戻る旨の指
    示のみの受付けを許すように表示させ,各見積作業画面
    に関連して,画面に表示するデータを準備させる,また
    は画面に応じて入力されるデータを処理させる,車両修
    理見積方法。
  20. 【請求項20】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,そ
    の後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必
    要なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理
    見積システムのコンピュータを動作させる方法であり,
    複数種類の見積作業画面のそれぞれに,複数種類の見積
    作業画面のうちの所望のものを選択するための指示領域
    を設けて,最初に特定の見積作業画面を表示させた後
    は,指示領域の指定にしたがって指定された見積作業画
    面を表示させ,各見積作業画面に関連して,画面に表示
    するデータを準備させる,または画面に応じて入力され
    るデータを処理させる,車両修理見積方法。
  21. 【請求項21】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,そ
    の後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必
    要なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理
    見積システムのコンピュータを動作させる方法であり,
    複数種類の見積作業画面のうちの特定のものを最初に表
    示させるとともに複数種類の見積作業画面のうちの所望
    のものを選択するための指示領域を同時に表示させ,そ
    の後は指示領域の指定にしたがって指定された見積作業
    画面をマルチウィンドウ表示させ,各見積作業画面に関
    連して,画面に表示するデータを準備させる,または画
    面に応じて入力されるデータを処理させる,車両修理見
    積方法。
  22. 【請求項22】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項を入力させるための見積書誌事項入力画面,修理すべ
    き車両の車種を指定させるための車種指定画面,車体に
    おける修理すべきブロックを指定させるためのブロック
    指定画面,指定されたブロックに含まれる修理に必要な
    部品を指定させるための部品指定画面,塗装に関するデ
    ータを入力させるための塗装情報入力画面,指定された
    部品および入力された塗装情報に応じて算出された費用
    の合計額を表示する合計表示画面,ならびに入力された
    見積書誌事項および算出された合計額を含む見積結果を
    表示する見積結果画面をそれぞれ表示装置に表示させる
    ための画面表示データを持つ車両修理見積システムのコ
    ンピュータを動作させる方法であり,順序画面モード,
    単一画面モードおよび複数画面モードのいずれか一つの
    画面表示モードの選択を誘導させ,順序画面モードが選
    択されたことに応答して,少なくとも,ブロック指定画
    面,部品指定画面,塗装情報入力画面,合計表示画面お
    よび見積結果画面を,この順序で表示させ,単一画面モ
    ードが選択されたことに応答して,少なくとも,ブロッ
    ク指定画面,部品指定画面,塗装情報入力画面,合計表
    示画面および見積結果画面を,画面選択に応じて表示さ
    せ,複数画面モードが選択されたことに応答して,見積
    結果画面と,他の選択された少なくとも一つの画面とを
    マルチウィンドウ表示させる,車両修理見積方法。
  23. 【請求項23】 修理すべき車両の車種の指定および車
    体における修理すべき部品の指定に応じて,部品価格お
    よび必要な工賃を算出し,これに基づいて修理見積デー
    タを算出する車両修理見積システムのコンピュータを動
    作させる方法であり,複数のカラーを持つ車種が指定さ
    れているときには,複数のカラーを持つ車種について複
    数のカラーコードを記憶したカラーコード・テーブルを
    参照して該当する車種のカラーコードを読出して表示さ
    せ,指定された車種およびカラーコードに応じて,指定
    された部品について,部品の少なくとも価格および必要
    な工賃算出に関するデータを,部品ごとに,車種および
    カラーコードに応じて記憶した部品データファイルを参
    照して,部品の価格および必要な工賃を取得させる,車
    両修理見積方法。
  24. 【請求項24】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,そ
    の後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必
    要なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理
    見積システムのコンピュータを制御するプログラムであ
    り,順序画面モード,単一画面モードおよび複数画面モ
    ードのいずれかの画面遷移モードの選択を誘導させ,順
    序画面モードが選択されたときに,上記複数種類の見積
    作業画面を,入力漏れの生じない標準的な見積作成手順
    として定義された順序にしたがって,最初の見積作業画
    面では,表示画面遷移に関して,途中終了を除いて次の
    画面に進む旨の指示のみの受付けを許し,最初および最
    後の見積作業画面を除く中間の見積作業画面では,表示
    画面遷移に関して,途中終了を除いて次の画面に進む旨
    または一つ前の画面に戻る旨の指示のみの受付けを許す
    ように表示させ,単一画面モードが選択されたときに,
    複数種類の見積作業画面のそれぞれに,複数種類の見積
    作業画面のうちの所望のものを選択するための指示領域
    を設けて,最初に特定の見積作業画面を表示させた後
    は,指示領域の指定にしたがって指定された見積作業画
    面を表示させ,複数画面モードが選択されたときに,複
    数種類の見積作業画面のうちの特定のものを最初に表示
    させるとともに複数種類の見積作業画面のうちの所望の
    ものを選択するための指示領域を同時に表示させ,その
    後は指示領域の指定にしたがって指定された見積作業画
    面をマルチウィンドウ表示させるようにコンピュータを
    制御する,車両修理見積プログラム。
  25. 【請求項25】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,そ
    の後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必
    要なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理
    見積システムのコンピュータを制御するプログラムであ
    り,上記複数種類の見積作業画面を,入力漏れの生じな
    い標準的な見積作成手順として定義された順序にしたが
    って,最初の見積作業画面では,表示画面遷移に関し
    て,途中終了を除いて次の画面に進む旨の指示のみの受
    付けを許し,最初および最後の見積作業画面を除く中間
    の見積作業画面では,表示画面遷移に関して,途中終了
    を除いて次の画面に進む旨または一つ前の画面に戻る旨
    の指示のみの受付けを許すように表示させ,各見積作業
    画面に関連して,画面に表示するデータを準備させる,
    または画面に応じて入力されるデータを処理させるよう
    にコンピュータを制御する,車両修理見積プログラム。
  26. 【請求項26】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,そ
    の後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必
    要なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理
    見積システムのコンピュータを制御するプログラムであ
    り,複数種類の見積作業画面のそれぞれに,複数種類の
    見積作業画面のうちの所望のものを選択するための指示
    領域を設けて,最初に特定の見積作業画面を表示させた
    後は,指示領域の指定にしたがって指定された見積作業
    画面を表示させ,各見積作業画面に関連して,画面に表
    示するデータを準備させる,または画面に応じて入力さ
    れるデータを処理させるようにコンピュータを制御す
    る,車両修理見積プログラム。
  27. 【請求項27】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項および修理すべき車両の車種の入力画面を表示し,そ
    の後,複数種類の見積作業画面を表示して見積処理に必
    要なデータを入力させる画面表示データを持つ車両修理
    見積システムのコンピュータを制御するプログラムであ
    り,複数種類の見積作業画面のうちの特定のものを最初
    に表示させるとともに複数種類の見積作業画面のうちの
    所望のものを選択するための指示領域を同時に表示さ
    せ,その後は指示領域の指定にしたがって指定された見
    積作業画面をマルチウィンドウ表示させ,各見積作業画
    面に関連して,画面に表示するデータを準備させる,ま
    たは画面に応じて入力されるデータを処理させるように
    コンピュータを制御する,車両修理見積プログラム。
  28. 【請求項28】 車両修理の見積にあたって見積書誌事
    項を入力させるための見積書誌事項入力画面,修理すべ
    き車両の車種を指定させるための車種指定画面,車体に
    おける修理すべきブロックを指定させるためのブロック
    指定画面,指定されたブロックに含まれる修理に必要な
    部品を指定させるための部品指定画面,塗装に関するデ
    ータを入力させるための塗装情報入力画面,指定された
    部品および入力された塗装情報に応じて算出された費用
    の合計額を表示する合計表示画面,ならびに入力された
    見積書誌事項および算出された合計額を含む見積結果を
    表示する見積結果画面をそれぞれ表示装置に表示させる
    ための画面表示データを持つ車両修理見積システムのコ
    ンピュータを制御するプログラムであり,順序画面モー
    ド,単一画面モードおよび複数画面モードのいずれか一
    つの画面表示モードの選択を誘導させ,順序画面モード
    が選択されたことに応答して,少なくとも,ブロック指
    定画面,部品指定画面,塗装情報入力画面,合計表示画
    面および見積結果画面を,この順序で表示させ,単一画
    面モードが選択されたことに応答して,少なくとも,ブ
    ロック指定画面,部品指定画面,塗装情報入力画面,合
    計表示画面および見積結果画面を,画面選択に応じて表
    示させ,複数画面モードが選択されたことに応答して,
    見積結果画面と,他の選択された少なくとも一つの画面
    とをマルチウィンドウ表示させるようにコンピュータを
    制御する,車両修理見積プログラム。
  29. 【請求項29】 修理すべき車両の車種の指定および車
    体における修理すべき部品の指定に応じて,部品価格お
    よび必要な工賃を算出し,これに基づいて修理見積デー
    タを算出する車両修理見積システムのコンピュータを制
    御するプログラムであり,複数のカラーを持つ車種が指
    定されているときには,複数のカラーを持つ車種につい
    て複数のカラーコードを記憶したカラーコード・テーブ
    ルを参照して該当する車種のカラーコードを読出して表
    示させ,指定された車種およびカラーコードに応じて,
    指定された部品について,部品の少なくとも価格および
    必要な工賃算出に関するデータを,部品ごとに,車種お
    よびカラーコードに応じて記憶した部品データファイル
    を参照して,部品の価格および必要な工賃を取得させる
    ようにコンピュータを制御する,車両修理見積プログラ
    ム。
  30. 【請求項30】 請求項24から29のいずれか一項に記載
    のプログラムを記録した媒体。
JP2001084918A 2000-03-23 2001-03-23 車両修理見積システム,方法および見積プログラムを格納した媒体 Pending JP2001338090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001084918A JP2001338090A (ja) 2000-03-23 2001-03-23 車両修理見積システム,方法および見積プログラムを格納した媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000082946 2000-03-23
JP2000-82946 2000-03-23
JP2001084918A JP2001338090A (ja) 2000-03-23 2001-03-23 車両修理見積システム,方法および見積プログラムを格納した媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001338090A true JP2001338090A (ja) 2001-12-07

Family

ID=26588204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001084918A Pending JP2001338090A (ja) 2000-03-23 2001-03-23 車両修理見積システム,方法および見積プログラムを格納した媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001338090A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102456A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Ms Trading:Kk オンラインによる商品の色彩情報の伝達システム
JP2007108927A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Dic Japan Kk 板金修理受付システム、板金修理受付方法
DE102006048578A1 (de) * 2006-10-13 2008-04-17 Gerhard Witte Verfahren und Vorrichtung zum Bestimmen der Veränderung der Form eines dreidimensionalen Objektes
JP2017162403A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社タジマ マルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラム
JP2017162404A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社タジマ マルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラム
JP2021039776A (ja) * 2020-11-12 2021-03-11 株式会社日立製作所 作業指示システムおよび方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102456A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Ms Trading:Kk オンラインによる商品の色彩情報の伝達システム
JP2007108927A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Dic Japan Kk 板金修理受付システム、板金修理受付方法
DE102006048578A1 (de) * 2006-10-13 2008-04-17 Gerhard Witte Verfahren und Vorrichtung zum Bestimmen der Veränderung der Form eines dreidimensionalen Objektes
DE102006048578B4 (de) * 2006-10-13 2010-06-17 Gerhard Witte Verfahren und Vorrichtung zum Bestimmen der Veränderung der Form eines dreidimensionalen Objektes
US8035639B2 (en) 2006-10-13 2011-10-11 Gerhard Witte Method and apparatus for determining the alteration of the shape of a three dimensional object
JP2017162403A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社タジマ マルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラム
JP2017162404A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社タジマ マルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラム
JP2021039776A (ja) * 2020-11-12 2021-03-11 株式会社日立製作所 作業指示システムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4303617B2 (ja) タスク実行のためのプロセス構造を定義するシステムおよび方法
US6981242B2 (en) System and method for developing custom operator-specific software-applications
US4742467A (en) Automated programming system for machine creation of applications program source code from non-procedural terminal input
US7373593B2 (en) Apparatus and method for automatically setting constraints within a document layout
US5704028A (en) Graphics systems and method having data fields and shape placement control
JPS6336548B2 (ja)
JP3521147B2 (ja) ユーザインタフェースカスタマイズ方法及び装置
US5920866A (en) Process and system for generating shared value lists for databases
JPH09309416A (ja) 自動車修理見積システムおよび自動車修理見積方法
JP2001338090A (ja) 車両修理見積システム,方法および見積プログラムを格納した媒体
EP0893757A2 (en) Program construction assisting system
JP2004362558A (ja) 機構設計支援方法、機構設計支援システム並びに機構設計支援プログラム
US7181715B2 (en) Method and system for supporting circuit design for products
EP0621527A1 (en) Hierarchically grouped macroinstructions for a graphical user interface
US7283939B2 (en) Method, system and program for supporting mechanism design
JP2000268084A (ja) 統合業務パッケージソフト導入計画立案支援システム
US20010046068A1 (en) Print schedule planning method, print schedule planning system and print schedule planning program storage medium
JPH11296578A (ja) 会計処理装置,取引データ入力装置,誤りデータの遡及修正方法
EP0180636A1 (en) Automated application program development system and method
JP2002230245A (ja) 進捗情報管理装置
JPH01316868A (ja) 伝票作成装置
JP2001250009A (ja) 車両修理見積システム,方法および見積プログラムを格納した媒体
JP2002329101A (ja) 自動車修理見積システムおよびその動作方法
JPH0797315B2 (ja) 作図処理装置及びその方法
JPS63282566A (ja) ネツトワ−ク工事工程表作成装置