JP2003058653A - 事故車の修理状況管理装置 - Google Patents

事故車の修理状況管理装置

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JP2003058653A
JP2003058653A JP2001250716A JP2001250716A JP2003058653A JP 2003058653 A JP2003058653 A JP 2003058653A JP 2001250716 A JP2001250716 A JP 2001250716A JP 2001250716 A JP2001250716 A JP 2001250716A JP 2003058653 A JP2003058653 A JP 2003058653A
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accident vehicle
accident
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Isao Inoue
勲 井上
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 損傷した事故車の修理にあたり、損害処理コ
ストを抑制し、保険契約者であるユーザに対するサービ
ス品質の向上を図り、修理工場の管理、把握を容易にす
ること。 【解決手段】 自動車保険会社の第1処理装置と、修理
工場の第2処理装置と、インタネットサーバである第3
処理装置とが、公衆電話回線、インタネットなどの通信
網を介して接続される。ユーザからの電話などによる保
険会社への連絡によって、事故情報が入力され、修理工
場の検索が行われて入庫される修理工場が決定される。
修理工場では、見積りデータを演算し、その見積りデー
タが表示されて損害処理担当者による協定が行われ、そ
の後、修理作業が開始される。修理作業の進捗情報は、
第2入力手段によって入力される。メモリのストア内容
は、自動車保険会社、修理工場および事故車を所有する
保険契約者の間で共有される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車が事故を起
こして損傷した事故車の修理の状況を管理するための装
置に関し、特に自動車の損害保険などを担当する保険会
社と、事故車の修理を行う修理工場などとは連携を採り
ながらその事故車の修理状況を把握することができるよ
うにした事故車の修理状況管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車保険会社と修理工場、
さらには事故車の所有者などとの修理状況に関する情報
の把握を常時行うことができる装置は実現されていな
い。したがって自動車の事故が生じたとき、保険会社と
修理工場と自動車の所有者であるユーザとは、その修理
状況を常に把握することは困難であり、多くの不便をき
たしている。
【0003】たとえば従来では、書類ベースの損害処理
データの管理は、時間がかかり、高コストとなり、また
保険会社の損害処理担当者が立会い査定を実施してお
り、立会い件数が増加することによって査定コストが増
加し、さらに損傷した事故車の修理の見積りデータを、
自動車保険会社が認定した認定修理工場毎に、正確に分
析、評価することができず、これによって損害処理コス
トが増加する結果となっている。さらに保険会社におけ
る損害処理と修理工場における修理を完了した納車する
までの期間が、書類ベースの損害処理データの管理が行
われていることによって、時間がかかり、また事故車の
所有者および保険契約者であるユーザが損害処理データ
を見ることが容易ではなく、契約者に正確な損害処理デ
ータを伝達することが困難であり、さらにユーザである
保険契約者に、事故車の修理の進捗状況および損害処理
情報を提供することが望まれ、こうしてユーザに対する
サービス品質を向上することが望まれている。
【0004】修理工場における見積り書によって決定さ
れる修理料金を管理し抑制することが望まれるが、先行
技術では、複数の修理工場毎のユーザへのサービス能力
の測定と評価をすることができず、さらに修理工場に関
する最新情報を得ることができず、したがって修理工場
の管理が困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、事故
車の修理状況を自動車保険会社、修理工場で常に管理し
て把握することが容易であり、修理見積りを容易に知る
ことができるようにして利便性を向上し、これによって
損害処理コストを抑制し、保険契約者であるユーザに対
するサービス品質を向上し、修理工場の管理を容易にし
た事故車の修理状況を管理する装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)自動車
の保険証券に関する情報と、事故車の損傷または修理に
関する情報とを、ストアするメモリと、(b)少なくと
も自動車保険会社と、事故車を修理する修理工場とにそ
れぞれ設けられる処理装置であって、各処理装置は、前
記情報を入力してメモリにストアする入力手段と、メモ
リにストアされている内容を表示する表示手段とを有す
る処理装置とを含むことを特徴とする事故車の修理状況
管理装置である。
【0007】また本発明は、(a)自動車保険会社に設
けられる第1の処理装置であって、(a1)損傷した事
故車の事故に関する事故情報を入力する第1入力手段
と、(a2)第1表示手段と、(a3)第1入力手段と
第1表示手段とに接続される第1処理手段とを有する第
1処理装置と、(b)事故車を修理する修理工場に設け
られる第2の処理装置であって、(b1)事故車の損傷
に関する損傷情報と、事故車の修理作業の進捗状況を表
す修理進捗情報とを入力する第2入力手段と、(b2)
第2表示手段と、(b3)第2入力手段と第2表示手段
とに接続される第3処理手段とを有する第2処理装置
と、(c)第3処理装置であって、(c1)メモリであ
って、事故車およびその事故車の保険契約に関する車両
/保険情報と、損傷情報に対応した事故車の修理のため
の見積りデータを演算する見積り演算用情報と、修理進
捗情報とをストアするメモリと、(c2)第3処理手段
であって、第1および第2処理手段に通信網を介して接
続され、第1および第2入力手段によって入力された事
故情報と損傷情報とに応答して、メモリにストアされて
いる車両/保険情報と見積り演算用情報とを読出して、
事故車のための見積りデータを演算して求め、第1およ
び第2表示手段によって表示させるとともに、第1入力
手段によって入力された修理進捗情報を、第1表示手段
によって表示させる第3処理手段とを有する第3処理装
置とを含むことを特徴とする事故車の修理状況管理装置
である。
【0008】本発明に従えば、自動車保険会社には第1
処理装置が設置され、事故車を修理する修理工場には第
2処理装置が設置され、これらの第1および第2処理装
置は、たとえば有線の据置き形の電話器によって、また
は無線の携帯電話、PHS(Persol Handyphone Syste
m)端末装置などにおいて用いられる公衆電話回線など
の通信網を介して、インタネットのサーバなどの第3処
理装置に接続される。第3処理装置のメモリには、1ま
たは複数の保険会社に加入している自動車毎の保険証券
に関する情報が予めストアされており、この保険証券に
は、その自動車保険の証券番号、車名、型式、ナンバー
プレートである番号標の登録番号、車体番号、被保険自
動車、被保険者およびそのほかの情報が予めストアされ
ている。
【0009】自動車の事故が生じたとき、ユーザは、保
険会社または代理業者に電話などによって連絡し、保険
会社では、第1入力手段を操作し、第1表示手段には、
前記メモリにストアされている保険証券に関する情報、
被保険者に関する情報を表示し、さらにメモリへの事故
発生時の情報などの入力をして、表示を行うことができ
るとともに、この第1表示手段には、保険会社における
社内決済進行管理表、事故車修理管理表、見積りデー
タ、事故車写真、見積り書請求一覧表、事故車修理作業
の進捗管理表、修理工場である指定工場の一覧表および
その修理工場のうち、有料工場などが表示され、事故車
の修理のワークフローを第3処理装置に入力、処理、管
理された情報を読出して表示することができる。こうし
て保険会社の担当部署の決済が済めば、次の部署へのフ
ローが進み、またさらに保険会社では、自動車修理工場
の工場検索を行い、たとえば事故現場から最寄りの予め
定めた指定工場である修理工場を検索して決定すること
ができる。
【0010】修理工場に設けられた第2処理装置では、
保険会社からの通信網などを介する通信によって、第2
入力手段を操作し、第2表示手段を用い、これによって
第3処理装置との情報の授受に従って、見積り書を作成
し、また修理情報を入力して作成することができ、さら
に指定工場の契約内容を確認することができる。見積り
書作成にあたっては、第3処理装置のメモリにストアさ
れた見積りシステムおよび車種データなどに従い、事故
車修理に必要なデータおよび事故を生じた事故車のデジ
タルカメラなどの撮像手段による写真撮影による画像デ
ータを自動入力し、第3処理装置に伝送し、自動的に登
録しておく。見積りデータの作成、修正が行われて、自
動車保険によって支払われる修理費の協定が行われる。
【0011】第3処理装置の働きによって、見積りシス
テムを管理し、これによって見積りシステムの改訂、見
積り用最新車種に関するデータの更新などを行うととも
に、見積り分析を行い、修理工場の第2処理装置の第2
入力手段から入力された情報に基づき、見積りデータを
分析し、車種別の事故発生率、修理費用平均などのデー
タ分析を行うことができ、こうして得られたデータは、
保険会社の第1表示手段に与えられて提供されることが
できる。
【0012】事故車の所有者などのユーザは、第3処理
装置と電話器または携帯電話、PHS端末装置などの端
末装置を用い、自己の事故車の修理、納車の日程の予定
の確認を行うことができるとともに、工場検索を行い、
保険修理を行わないような軽補修の場合に、近くの希望
する修理工場を検索することもまた、可能である。
【0013】こうして自動車保険会社、修理工場、さら
には好ましくはユーザなどが、事故車の修理状況を常
時、管理して把握することが容易になり、利便性が向上
される。
【0014】本発明は、事故情報は、事故車毎の保険証
券の証券番号を含むことを特徴とする。
【0015】また本発明は、車両/保険情報は、前記証
券番号を含み、この証券番号によって、事故情報と車両
/保険情報とが対応付けられていることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、保険会社において事故受
付時に、事故車の所有者であって保険契約者であるユー
ザからの電話などによる連絡に従い、自動車保険の保険
証券の証券番号を確認する。証券番号によって、保険契
約されている事故車の識別を行うことができる。証券番
号に代えて、自動車のナンバプレートである番号標に表
示された番号、文字であってもよい。こうして証券番号
または実施の他の形態では番号標の内容によって、事故
情報と車両/保険情報とを対応付けて識別することがで
きる。
【0017】本発明は、修理進捗情報は、見積りデータ
を演算して求める見積り作業情報と、部品を発注したこ
とを表す情報と、部品が到着したことを表す情報と、修
理作業の開始を表す情報と、修理完了を表す情報とのう
ち、1または複数を含むことを特徴とする。
【0018】また本発明は、第3処理手段は、修理進捗
情報を構成する各情報にそれぞれ対応する表示データを
出力し、第1および第2表示手段は、各表示データを個
別的に表示する表示素子を有することを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、修理工場に備えられた第
2処理装置の第2入力手段の入力操作によって、修理進
捗情報を構成する1または複数の情報が入力され、この
ような修理進捗情報は、保険会社の第1処理装置の第1
表示手段によっても、把握することができる。
【0020】本発明は、第3処理手段と通信網を介して
通信する携帯形通信装置をさらに含み、この携帯形通信
装置は、前記各表示データを表示する表示素子を有する
第3表示手段を備えることを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、ユーザは、たとえば携帯
電話器、PHS端末装置などの携帯形通信装置を有し、
第3処理手段と公衆電話回線などの通信網を介して通信
することができ、この携帯形通信装置は、比較的小さい
液晶表示パネルなどによって実現される第3表示手段を
備え、この第3表示手段に、修理進捗情報が、表示素子
の表示によって達成される。したがってユーザは、第3
表示手段の表示内容である表示素子の表示状態を見るこ
とによって、ユーザが所要する事故車の修理進捗情報を
得ることができる。このような表示素子は、たとえばオ
ン/オフである点滅動作を行う液晶表示パネルなどの表
示領域の一部分によって容易に実現することができる。
したがって狭い表示領域で、多くの情報から成る修理進
捗情報を表示してユーザに知らせることが可能である。
本発明の実施の他の形態では、携帯形通信装置に代え
て、据置き形の電話器などであってもよく、このような
電話器が第3表示手段を備える。
【0022】また本発明は、第1入力手段は、修理工場
への事故車の入庫に関する入庫情報を入力し、この入庫
情報は、修理工場の第2表示手段によって表示されるこ
とを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、保険会社における第1入
力手段によって入庫情報を入力し、この入庫情報を、修
理工場の第2表示手段によって表示することによって、
修理工場では、このような入庫情報に従う修理作業を行
うことができるかどうかを判断し、事故車の引取りを行
うかどうかを判断することができる。入庫情報は、後述
の図2に示されるように、ユーザが希望する修理工場へ
の入庫希望日時、ユーザが希望する修理工場による事故
車の引取り希望の有無、事故車の修理作業中に使用可能
な代車をユーザが希望するかどうかの代車希望有無、ユ
ーザが希望するサービス内容、その他の情報を含んでも
よい。
【0024】また本発明は、メモリには、複数の各修理
工場に関する会社名、所在地および修理作業用設備を含
む修理工場情報がストアされており、第3処理手段は、
第1入力手段の出力に応答して修理工場の検索を行い、
検索された修理工場の第2表示手段に、前記入庫情報が
表示され、第2入力手段は、事故車の修理工場への引取
りが可能であることを表す引取り情報を導出する引取り
入力手段を有し、第1表示手段は、引取り入力手段から
の引取り情報を表示し、第1入力手段は、引取り情報が
発生された第2処理装置の修理工場への修理の依頼を表
す依頼情報を出力する依頼入力手段を有し、この依頼入
力手段からの依頼情報が、第2表示手段に表示されるこ
とを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、メモリにストアされてい
る修理工場情報を保険会社における第1表示手段によっ
て表示して修理工場の検索を行い、入庫情報を、その検
索された修理工場の第2表示手段に表示し、修理工場で
は、事故車の引取りが可能であれば、第2入力手段の引
取り入力手段を操作し、これによって引取り情報が第1
表示手段に表示され、その後、保険会社では第1入力手
段に備えられている依頼入力手段を操作して、引取り情
報が得られた修理工場に修理の依頼を行い、その依頼情
報は、修理工場の第2表示手段に表示される。これによ
って修理工場では、作業者が、事故車の入庫、引取りな
どの作業を開始することになる。
【0026】また本発明は、第1および/または第2入
力手段によって、メモリにストアされている演算して求
められた見積りデータを修正可能であることを特徴とす
る。
【0027】本発明に従えば、修理工場で第2処理手段
において入力/表示によってメモリにストアされて保険
会社における第1表示手段によって表示される。損害処
理担当者は、第1表示手段に表示された見積りデータを
見て修理工場の作業者と打合わせを行い、見積りデータ
の内容の修正を指示する。修理工場では、第2入力手段
の操作によって、見積りデータを修正する。こうして得
られた修正後の見積りデータは、第1表示手段によって
表示され、損害処理担当者による保険会社と修理工場と
の協定が成立する。この協定後、修理工場では、修理作
業が開始され、修理進捗情報の入力、表示が行われる。
【0028】また本発明は、第2入力手段は、事故車を
撮像する撮像手段を有し、この撮像された事故車の画像
が、損傷に関する情報の少なくとも一部分を構成するこ
とを特徴とする。
【0029】本発明に従えば、修理工場では、デジタル
カメラなどの撮像手段を用いて事故車を写真撮影し、そ
のデジタル画像データを自動入力し、第3処理装置に伝
送し、第3処理装置のメモリにストアして登録してお
く。こうしてメモリにストアされた撮像された画像は、
見積り演算用情報プログラムに従って制御が動作される
第3処理手段において見積りデータの作成のために用い
られ、また見積り書のプリンタによる印字の際、その見
積り書の一部分に印字され、これによってユーザなどの
理解を容易にし、さらに保険会社における第1表示手段
によって表示されて修理作業の協定の際、役立つ。
【0030】また本発明は、メモリにストアされた複数
の見積りデータを第1表示手段に表示し、これによって
見積りデータの比較を行うことができることを特徴とす
る。
【0031】また本発明は、第3処理手段は、複数の見
積りデータを集計演算して第1表示手段に表示すること
を特徴とする。
【0032】本発明に従えば、保険会社において、その
見積りデータが妥当であるかどうかを判断する資料とし
て用いることができるようになる。たとえば或る車種の
構成要素の1つであるバンパに関して、修理費が幾らで
あるか、さらに大損、中損および小損などの損傷の程度
に応じて、修理費がどのように異なるかを知ることもで
き、こうしてある車種のバンパの修理費の概要を知るこ
とができるとともに、その車種と同等クラスの他の自動
車製造会社の車種のバンパの修理費との概要の比較を行
うことができる。こうして各車種毎の保険料を合理的に
決定することができるようになる。さらにバンパの損傷
時における衝撃力の作用した方向に依存して修理費がど
のように変化するかを把握することもまた可能である。
バンパに代えて、そのほかの自動車構成部品であっても
よい。
【0033】また本発明は、第1および第2入力手段
は、事故車の車両整合情報を入力する車両整合情報入力
手段を有し、第3処理手段は、第1および第2入力手段
からそれぞれ入力された車両整合情報を比較することを
特徴とする。
【0034】本発明に従えば、保険会社で事故受付時に
第1入力手段によって入力した事故情報と、修理工場に
おいて事故車が入庫された後、修理工場で第2入力手段
の操作によって入力された損傷情報との整合の比較を行
うようにし、事故車の識別の誤りを防ぐことができ、こ
のようにして照合比較されるべき事故情報と損傷情報と
が確認され、照合された後、入庫された事故車の修理作
業を開始する。
【0035】また本発明は、第3処理手段は、メモリに
ストアされる見積り演算用情報を読出して制御動作を行
い、この第3処理手段は、第2入力手段の出力に応答
し、撮像手段から与えられた画像の一部分の1または複
数を、閉ループで囲み、その閉ループで囲まれた部分に
識別番号を付けるとともに、第2入力手段から与えられ
た修理作業に関するデータを、各識別番号に対応してメ
モリにストアし、第1および第2表示手段によって表示
することを特徴とする。
【0036】また本発明は、第2表示手段は、複数色の
カラー表示が可能であり、第2表示手段は、見積りデー
タの取替え部品が、1個所だけの取替えであるとき、右
の部品のみの取替えであるとき、左の部品のみの取替え
であるとき、左右の各部品の取替えであるとき、および
取替えるべき部品が重複しているときに対応して、相互
に異なる色で、各取替え部品を識別表示することを特徴
とする。
【0037】また本発明は、第2表示手段は、見積りデ
ータの取替え部品と、取替えずに着脱して修理する部品
とを、異なるキャラクタによって表示することを特徴と
する。
【0038】また本発明は、第2入力手段は、マウスを
含み、マウスのクリックの操作態様に対応して取替え部
品と修理部品とを設定することを特徴とする。
【0039】本発明に従えば、たとえばサーバなどの第
3処理装置のメモリに見積り演算用情報をストアしてお
き、この見積り演算用処理情報を読出して第3処理手段
は、第2入力手段から入力された損傷情報に応答し、見
積りデータを演算して求め、その結果を第1および第2
表示手段に表示することができる。本発明に従えば、こ
のような見積り演算作業の作業性を向上することができ
る。
【0040】また本発明は、第2処理装置は、第2処理
手段に接続されたプリンタを備え、このプリンタによっ
て、見積り書の一部分に、前記撮像画像を印字すること
を特徴とする。
【0041】本発明に従えば、プリンタによって印字さ
れる見積り書の一部分に、事故車の撮像手段によって撮
像された撮像画像の少なくとも一部分が印字され、これ
によってユーザは修理作業の内容を容易に把握すること
ができる。
【0042】また本発明は、第2表示手段は、事故車の
取替え作業が行われた取替え部品を、損傷していない形
状が表示された事故車のイラスト画像に、その他の部品
と識別可能に表示することを特徴とする。
【0043】本発明に従えば、事故車の損傷した部品の
取替え作業が行われた後、塗装作業を行うべきかどうか
の塗装データを容易に得ることができるようになる。
【0044】本件明細書中、自動車保険会社または保険
会社というのは、一般の自動車保険会社と、損害全般を
取扱う代行会社、すなわち自動車保険に関する損害処理
代行会社とを含む。
【0045】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
全体の構成を簡略化して示す図である。自動車の事故を
起こした事故車の修理状況を管理して把握する装置にお
いて、1または複数の自動車保険会社には、第1処理装
置A,B,C(総括的に参照符Aで示す)が設置され
る。1または複数jの修理工場は、事故車を修理し、こ
れらの修理工場には、第2処理装置G1〜Gj(総括的
に参照符Gで示す)が設置される。第1および第2処理
装置A,Gは、公衆電話回線などの通信網51,52を
介して、第3処理装置53に接続される。事故車の所有
者などであるユーザは、第4処理装置E1〜Ek(総括
的に参照符Eで示す)を備える。第4処理装置E1〜E
kは、据置き形の電話器であってもよく、携帯電話装置
であってもよく、さらにPHS端末装置などであっても
よい。これらの第4処理装置Eもまた、公衆電話回線な
どの通信網54を介して第3処理装置53に接続され
る。
【0046】図2は、図1に示される事故車の修理状況
管理装置の全体の動作の概略を示す図である。第3処理
装置53は、事故車損害処理情報サーバとしてインタネ
ット回路網で動作し、事故処理ツール153A,153
G,153AJ,153E(総括的に参照符で示すこと
がある)、修理料金分析ツール154および修理工場管
理ツール155などのプログラムおよびそのほかのプロ
グラムを実行して処理操作を行う。この第3処理装置5
3には、参照符A,Bで示されている損害処理担当者を
含む自動車保険会社と、参照符G1,G5で示される修
理工場にそれぞれ設けられた処理回路56,61(後述
の図3および図5参照)が接続され、見積り書作成シス
テムが構成される。これらの保険会社および修理工場で
実行される見積りデータを演算するプログラムなどの見
積り演算用情報もまた、第3処理装置53にストアされ
ている。
【0047】図3は、自動車保険会社に設けられる第1
処理装置Aの具体的な電気的構成を示すブロック図であ
る。キー入力手段などの第1入力手段55には、マイク
ロコンピュータなどによって実現される第1処理手段で
ある処理回路56に接続され、陰極線管または液晶パネ
ルによって実現されるプリンタなどの第1表示手段57
が接続される。処理回路56は、モデム58を介して通
信網51に接続される。処理回路56には、プリンタ1
57が接続され、表示手段57によって表示される内容
を、記録紙に印字することができる。
【0048】図4は、第1処理装置Aに備えられる処理
回路56の動作を説明するためのフローチャートであ
る。ステップa1からステップa2に移り、ユーザから
の事故車に関する情報を、ユーザの電話などによって受
付け、ステップa2では、その事故車の自動車保険の証
券番号を入力手段55によって入力する。ステップa3
では、事故に関するそのほかの情報を入力する。ステッ
プa4では、第3処理装置53からの事故車に関する情
報を受信し、ステップa5では表示手段57によって目
視表示し、またプリンタ157によって記録紙に印字表
示する。
【0049】図5は、修理工場Gにそれぞれ備えられる
第2処理装置Gの全体の構成を示すブロック図である。
キー入力手段などの第2入力手段8はマイクロコンピュ
ータなどによって実現される第2処理手段である処理回
路61に接続され、陰極線管または液晶パネルによって
実現される第2表示手段5によって目視表示される。処
理回路61に接続されるプリンタ158は、表示手段5
による表示内容を記録紙に印字表示することができる。
処理回路61は、モデム62の働きによって通信網52
を介して第3処理装置53に接続される。処理回路61
は、前述の図3に示される処理回路56と同様に、前述
の図4と同様な動作を行うことができる。
【0050】図6は、第3処理装置53の具体的な電気
的構成を示すブロック図である。第3処理装置53は基
本的に、主装置64と補助装置65とを含む。主装置6
4は、ホストコンピュータなどのコンピュータによって
実現される第3処理手段である処理回路66と、ハード
ディスクなどを含む記録媒体であるメモリ67とを有
し、処理回路66はモデム68を介して通信網51,5
2,54に接続される。さらに処理回路66は、補助装
置65のマイクロコンピュータなどによって実現される
処理回路69に接続される。処理回路69には、キー入
力装置などの入力手段71が接続されるとともに、表示
手段72が接続される。表示手段72は、陰極線管、液
晶パネルによって実現されることができる。処理回路6
9にはまた、プリンタがさらに接続され、表示手段72
の表示内容を記録紙に印字するように構成されてもよ
い。
【0051】第3処理装置53に備えられるメモリ67
には、自動車毎の証券番号、自動車保険情報、修理情報
がストアされる。修理情報は、事故状況、修理状況、進
捗状況および見積情報などとを含む。
【0052】図7は、メモリ67にストアされている証
券番号に対応する保険証券の一部を示す図である。保険
証券には、証券番号74と、その自動車の所有者である
ユーザ名75と、車名76と型式77と、登録番号78
と、車台番号79などとが記載され、これらのデータ7
4〜79は、第3処理装置53のメモリ67に、各保険
会社A,B,C毎に、ストアされる。
【0053】図8および図9は自動車事故が発生したと
きにおける自動車の所有者であるユーザEと保険会社A
と修理工場Gとの処理動作、作業を説明するための図で
あり、このような一連の処理動作、作業は、図8および
図9に示されるとおりにこの順序で行われる。メモリ6
7は、図8および図9に示されるように、事故修理管理
カード186と見積りデータ187と保険料請求一覧1
88とがストアされて構成される。
【0054】図10〜図12は図8および図9に示され
る保険会社Aと修理工場Gとの処理動作、作業をさらに
詳細に示す図であり、このような一連の処理動作、作業
は、図10〜図12に示されるように、この順序で行わ
れる。これらの図面を参照して、自動車事故が発生した
とき、図8に示されるユーザEは、電話などによって保
険会社Aに保険証券の証券番号74またはその事故車の
登録番号78を、作業ステップ85において行う。保険
会社Aでは、図2の入力手段55の操作によって、事故
受付作業86を行う。事故受付作業86では、図10に
示されるように契約者情報161と車両情報162とが
用いられる。これらの情報161,162は、第3処理
装置53のメモリ67に予めストアされている。契約者
情報161は、前述のように証券番号74と、ユーザ名
である氏名75と、そのユーザの住所、電話番号、電子
メール(E−mail)のアドレス、勤務先電話番号、
保険契約の契約期間、契約種別、車両の種類、保険契約
の対物損害、免責事項、過去の事故回数を含む。車両情
報162は、前述の事故車の車名76、モデリンググレ
ード、形式77、エンジンの種別、塗装、車台番号7
9、番号標に表示されている登録番号78、登録日、初
年度登録日、装備品および走行距離を含む。これらの情
報161,162は、保険契約の内容の一部を成す。こ
の事故受付作業86では、入力手段55による入力を行
う。こうして入力された事故受付作業86による情報
は、メモリ67にストアされ、第1処理装置Aの表示手
段57に表示される。
【0055】図13は、保険会社Aにおける事故受付作
業86を行うときにおける事故受付センタの表示手段5
7の表示画面を、その事故受付作業の進行に伴って示す
フローチャートである。この事故受付作業86では、図
14〜図19に示されるように、メモリ67にストアさ
れている事故車損害処理情報管理ツール153Aのプロ
グラムが処理手段66によって実行される。
【0056】図14は、事故車損害処理情報管理ツール
153Aの実行中、表示手段57によって表示される画
面を示す正面図である。事故受付作業86では先ず、ユ
ーザEからの電話の内容に従い、そのユーザEの識別番
号ID164と、ユーザEのパスワード165とを、入
力手段55によって入力する。これによって第3処理装
置53の主装置64に備えられているメモリ67には、
これらの入力されたユーザ識別番号164とパスワード
165とに対応してユーザEの証券番号77が読出さ
れ、この証券番号74に対応する契約者情報161と車
両情報162とが読出され、保険会社Aに伝送される。
【0057】図15は、事故車損害処理情報管理ツール
153Aの実行中、表示手段57によって表示される画
面を示す正面図である。契約書(車両)情報が検索され
る。表示手段57には、図15に示されるように証券番
号77とそれに対応する契約者であるユーザの氏名75
と住所と電話番号とが表示される。保険会社Aでは、こ
の図15に示される画面を見ながら、ユーザEへの確認
を行うことができる。この確認後、入力手段55の一部
を構成する検索開始スイッチ166を操作することによ
って、メモリ67にストアされた証券番号74に対応す
る内容が、保険会社Aに伝送される。
【0058】図16は、事故車損害処理情報管理ツール
153Aの実行中、表示手段57によって表示される画
面を示す正面図である。これによって契約者、車両情報
を確認し、必要に応じて情報を入力手段55によって入
力する。すなわち図16に示されるように表示手段57
には、ユーザEの契約者情報161と車両情報162だ
けでなく、さらに、ユーザEとの電話連絡による入力手
段55の操作で入力された図11に示される管理情報1
68、事故情報169、運転者情報170、および事故
相手事故171などが入力されて、表示手段57によっ
て表示可能である。入力された情報168〜171は、
メモリ67にストアされる。管理情報168は、検索開
始スイッチ166の入力操作によって処理回路66が動
作し、自動的に設定される。管理情報168は、この事
故番号と、事故受付日と、受付担当者と、報告者と、報
告者区分とを含む。事故情報は、事故日、事故発生場
所、届出警察署、担当者、電話番号、事故形態、衝突の
対象物、自力走行が可能かどうかなどの情報を含む。運
転者情報170は、車両運転手、年齢、住所、電話番号
を含む。事故相手情報171は、運転者氏名、住所、電
話、電子メールアドレス、勤務先電話番号、車名、年
式、登録番号などを含む。
【0059】保険会社Aでは、入力手段55を操作し、
ユーザEと連絡を取りながら、図12に示される契約者
入庫情報173を入力してメモリ67にストアする。入
庫情報173は、修理工場Gへの入庫希望日、入庫希望
時刻、事故車を修理工場が引取る引取り希望の有無、ユ
ーザのための代車希望の有無、希望サービスなどを含
む。保険会社Aの損害処理担当者は、これらの情報16
1,162;168〜171;173に基づき、修理工
場の検索175の作業を行う。
【0060】図17は、修理工場Gの検索作業を行うと
きにおける表示手段57の画面を示す正面図である。最
寄りの認定修理工場が検索される。入力手段55に備え
られるマウスまたはキーボードなどの操作によって、図
17に示される全国地図から、最寄りの都道府県をクリ
ックし、指定工場である修理工場の一覧表176を見な
がら、入庫先指定工場名をクリックすることによって修
理工場を選択することができる。
【0061】図18は、修理工場Gが選択されたときに
おける表示手段57の画面を示す正面図である。入庫お
よび修理サービスに関する契約者の要望が、入力手段5
5によって入力される。選択された修理工場データ17
7が表示されるとともに、契約者入庫情報173が表示
される。図18に表示される画面は、処理回路66の働
きによって、選択された修理工場Gにおける図5の処理
回路61の働きによって表示手段5に表示される。した
がって保険会社Aの損害処理担当者と修理工場Gの作業
者とは、入庫情報173に基づきスケジュール確認17
9および日程の調整180を、たとえば電話連絡などに
よって行い、損害処理担当者は、修理工場の決定作業1
81を行う。前述の図18は、修理工場を決定する前に
おける入庫依頼の画面である。この図18において保険
会社の損害処理担当者は、修理工場を選択して決定した
とき、「依頼」と表示されている依頼入力手段181を
マウスでクリックして工場決定181を行い、そのこと
を修理工場Gに通知し、この通知は、図8において参照
符183で示される。図18の画面には、修理工場の撮
像された画像184が表示される。
【0062】こうして修理工場Gでは、事故車の引取り
を行って入庫する情報、ユーザEと連絡して決定、調整
し、レッカー車を用いて、ユーザEから引渡される事故
車を入庫する入庫作業189を行う。これによって修理
工場Gは、引取り書190(図12参照)を発行して確
認する。
【0063】図19は、事故車を修理工場Gに入庫して
事故車処理完了を行ったときにおける保険会社Aの表示
手段57によって表示される画面の正面図である。認定
修理工場に事故車の引取り依頼を、保険会社Aから、選
択された修理工場Gに送信する。これによって保険会社
Aでは、選択した修理工場への事故車への入庫が完了し
たことを確認することができる。
【0064】図20は、修理工場Gにおけるメモリ67
にストアされた事故車損害処理情報管理ツール153G
のプログラムを処理回路66で実行して表示手段5に表
示する動作を説明するためのフローチャートである。保
険会社Aから検索後の修理工場Gに電子メールによって
入庫依頼通知が送信され、修理工場Gで受信され、図2
1〜図26に示される各ステップが行われる。
【0065】図21は、修理工場Gにおける事故車損害
処理情報管理ツール153Gによって動作される状態に
おける表示手段5の画面を示す正面図である。電子メー
ルで入庫依頼通知を、修理工場Gで受信する。図21に
示される入庫依頼通知の内容は、たとえば前述の図19
の内容に類似してもよい。
【0066】図22は、修理工場における事故車損害処
理情報管理ツール153Gによって動作される状態にお
ける表示手段5の画面を示す正面図である。修理工場G
では、作業者が、その修理工場の識別番号ID164G
と修理工場のパスワード165Gとを入力してログイン
する。
【0067】図23は、修理工場における事故車損害処
理情報管理ツール153Gによって動作される状態にお
ける表示手段5の画面を示す正面図である。受付済み案
件一覧表192から、任意の案件を入力手段8の操作に
よって選択する。修理工場Gの表示手段5では、図23
に示される受付済み案件一覧表192が、メモリ67か
ら読出されて表示される。このような受付済み案件のデ
ータは、入力手段8の操作によって入力することができ
る。一覧表192は、受付日、保険会社名、損害番号、
契約者名、車両名、事故車の登録番号、修理作業の進捗
状況および修理の完了予定日などを含む。一覧表192
の内容は、保険会社Aの入力手段55によって入力され
た内容を含む。
【0068】図24は、修理工場における事故車損害処
理情報管理ツール153Gによって動作される状態にお
ける表示手段5の画面を示す正面図である。顧客である
ユーザおよび車両情報を確認し、そのユーザである契約
者の要望に応じて入庫の手配を行い、その内容を入力手
段8によって入力する。修理工場Gは、表示手段5の画
面において図24に示される内容が表示される。この図
24の画面では、車両情報161と、車両整合性情報1
94と、修理進捗情報195とを含む。この図24の画
面にはまた、事故車の画像226が表示され、この画像
226内に、事故の状況が表示される。車両整合性情報
194は、対物、対人などの事故形態、付着物の状態、
衝突対象物、入力の高さ、錆具合、別事故参照の有無お
よび整合性に問題があるか否かなどの情報を含む。この
ような損害の調査は、修理工場Gにおいて入力手段8の
操作によって行う。
【0069】修理進捗情報195は、見積り、部品発
注、部品到着、修理作業の開始、追加部品発注、追加部
品到着、板金作業開始、塗装作業開始および修理完了の
各情報を含む。こうして修理工場Gに入庫された事故車
に関して、車両の状態を確認し、車両整合性情報194
を入力する。さらにデジタルカメラ108を用いて事故
車の撮像を行い、車両損傷部分の画像を、登録し、メモ
リ67にストアしておく。さらにその事故車の損傷状態
に関する情報を入力し、見積データを演算して求める。
このような見積りデータは、メモリ67にストアされて
いる見積り演算用情報を読出し、処理回路66の演算に
よって行われ、その見積りデータもまた、メモリ67に
ストアされ、表示手段5によって表示されるなどして、
修理工場Gで用いられる。
【0070】図66は、図24に示される表示手段5の
画面の一部を拡大して示す正面図である。修理進捗情報
195は、表示手段5の画面の上部に、設定される複数
(この実施の形態ではたとえば11個)の表示領域によ
って形成される表示素子197〜207によって表示さ
れる。これらの各表示素子197〜207は、入庫依
頼、受付承認、車両引取り、撮像された画像の送信を示
す画像アップロード、作成された見積り書の送信を示す
見積り書アップロード、撮像画像の追加、修正された見
積書の送信を表示する見積り書再アップロード、協定完
了、修理完了、納車手配および納車完了を含む。さらに
そのほかの表示が表示素子によって追加されて表示され
るようにしてもよい。これらの表示素子197〜207
は、小形であり、したがってたとえばこのような表示素
子197〜207によって表示される修理進捗情報19
5がメモリ67にストアされ、たとえばユーザEが所持
している携帯電話装置の小形の液晶表示パネルなどにお
いて表示することができる。したがってユーザEは、そ
のユーザの事故車の修理進捗情報を、携帯電話装置の表
示パネルに表示された表示素子197〜207を見て、
容易に知ることができる。またこれらの修理進捗情報1
95は、前述のように保険会社Aにおける表示手段57
によってもまた表示される。
【0071】さらにこれらの表示素子197〜207に
対応して、その表示素子197〜207が表す修理進捗
情報195を構成する各情報209が表示される。これ
らの文字またはキャラクタなどから成る各情報209
を、修理工場Gの作業者が入力手段8のマウスを操作し
て入力することができ、このことはまた、保険会社55
においても同様に入力を行うことができる。
【0072】図25は、修理工場Gにおける事故車損害
処理情報管理ツール153Gによって動作される状態に
おける表示手段5の画面を示す正面図である。見積り書
および画像データを入力してアップロードする。表示手
段5の画面では、修理工場Gにおいて作成された見積り
書211が表示され、このような見積り書211は、プ
リンタ158によって印字することがまた可能である。
この画面にはまた、車両情報161が表示され、さらに
デジタルカメラ108によって撮像された画像212も
また表示されることができる。見積り書211を構成す
る見積りデータは、図9において見積りデータ送信ステ
ップ213が行われてウェブ上で、保険会社Aの表示手
段57の画面に表示されて受付けられる。損害処理担当
者は、このような見積りデータを見て確認し、修理個
所、修理内容、費用などに関して修理工場Gと連絡を行
って差戻しステップ214を行い、これによって修理工
場Gでは、作業者が入力手段8を操作し、見積り書の見
積りデータの修正作業215を行う。修正された見積り
データは、再び送信ステップ216で保険会社Aに送信
されて確認され、決済ステップ217が行われ、その結
果が修理工場Gに通知ステップ218で伝送されて通知
され、協定219(図12参照)が行われることにな
る。この協定219の後、修理工場では、事故車の修理
作業220が行われる。
【0073】図26は、修理工場Gにおける事故車損害
処理情報管理ツール153Gによって動作される状態に
おける表示手段5の画面を示す正面図である。修理作業
が完了次第、入力手段8の操作によって品質保証書22
1および納車確認書222を発行し、ユーザである契約
者の要望に応じて納車の手配が行われる。修理工場Gで
は、入力手段8の操作によって保証書221および納車
確認書222の作成および表示手段5による表示が行わ
れる。さらに納車報告情報223もまた表示されること
ができる。納車報告情報223は、納車日、納車時刻、
納車方法を含む。保証書221および納車確認書222
は、プリンタ158によって記録紙に印字し、ユーザに
手渡すことができる。図26の表示手段5によって表示
される内容は、メモリ67にストアされ、保険会社Aに
おいて表示手段57によって表示されることができる。
【0074】図27は、保険会社Aにおいて損害処理担
当者が事故車損害処理情報管理ツール153AJのプロ
グラムをメモリ67から読出して入力手段55の操作に
よって処理回路66を動作させるときにおける処理回路
66の動作を説明するためのフローチャートである。先
ず電子メールで保険会社Aにおける処理回路56に電子
メールで案件受付通知を受信する。
【0075】図28は、保険会社Aにおける事故車損害
処理情報管理ツール153AJの実行中における表示手
段57の画像を示す正面図である。図28に示される画
面では、前述の図19および図21と同様な内容が表示
され、事故車処理完了が通知されている。
【0076】図29は、保険会社Aにおける事故車損害
処理情報管理ツール153AJの実行中における表示手
段57の画像を示す正面図である。損害処理担当者は、
ユーザ識別番号164AJを入力するとともに、パスワ
ード165AJを入力してログインする。
【0077】図30は、保険会社Aにおける事故車損害
処理情報管理ツール153AJの実行中における表示手
段57の画像を示す正面図である。受付済み案件一覧表
228から任意の案件を選択する。損害処理担当者が属
する保険会社Aにおいて取扱っている損害処理の内容が
一覧表228として表示される。この一覧表228は、
受付日、修理工場名、損害番号、契約者名、車両名、事
故車の登録番号、修理の進捗状況および修理の完了予定
日などを含む。
【0078】図31は、保険会社Aにおける事故車損害
処理情報管理ツール153AJの実行中における表示手
段57の画像を示す正面図である。事故受付センタAま
たは認定修理工場Gが入力手段55,8によって入力し
た顧客および車両情報を確認し、必要に応じて修正す
る。保険会社Aでは、前述の図24と同様な画面が、表
示手段57に表示される。これによって前述の修理工場
Gにおいても、保険会社Aにおいても、同一画面を見な
がら修理工場Gの作業者と保険会社Aの損害処理担当者
とが連絡を取合い、事故受付センタまたは修理工場が入
力手段55,8によって入力したユーザ、車両情報を確
認し、必要に応じて修正することができる。
【0079】図32は、保険会社Aにおける事故車損害
処理情報管理ツール153AJの実行中における表示手
段57の画像を示す正面図である。見積り書および画像
を検査し、修理料金を決定する。図32の表示手段57
によって表示される画面は、修理工場Gにおける図25
の表示手段5によって表示される内容に類似する。損害
処理担当者は、サービスセンタにおいて、修理工場Gに
おける画像と同様な図32の画像を見ながら、見積り
書、画像を検査し、協定すべき修理料金を決定する。こ
れによって前述の決済219が行われる。
【0080】図33は、保険会社Aにおける事故車損害
処理情報管理ツール153AJの実行中における表示手
段57の画像を示す正面図である。納車完了を確認し、
認定修理工場Gに修理料金を保険会社から支払う。保険
会社Aのサービスセンタでは損害処理担当者は、図33
の画面を見て、納車に関する情報を知ることができる。
この図33の画面では、車両情報162と、納車情報2
23と、さらに納車完了を表す納車状態の情報229を
含む。こうして納車完了を確認し、修理工場に保険会社
Aから修理料金を支払うことになる。
【0081】再び図9を参照して、修理工場Gでは修理
作業のステップs220が終了すると、そのことを入力
手段8の操作によって保険会社Aに修理完了の報告を行
う。保険会社Aでは、損害処理担当者は、ユーザEと電
話などによる連絡を取り、納車希望日時の確認を行うス
テップ231を行う。こうして確認された納車希望日時
に関して、修理工場GとユーザEとの間でもまた、電話
などによって連絡を取ることによって調整のステップ2
32が行われる。こうして修理工場GからユーザEに納
車が行われ、納車確認書222が発行され、また保証書
221が発行されることになる。納車完了の報告233
が行われ、これによって保険会社Aは修理工場Gに保険
料の支払い234の作業を行う。保険料は、修理工場G
に支払われ、修理工場Gの入金確認が行われる。
【0082】図34は、ユーザが所有している第4処理
装置Eの電気的構成を示すブロック図である。キースイ
ッチなどのユーザ入力手段131は、マイクロコンピュ
ータなどの処理回路132に接続され、液晶または印字
プリンタなどのユーザ表示手段133に接続される。処
理回路132は、モデム134を介して送受信手段13
5からアンテナ136を介して公衆電話回線に接続され
る。ユーザが、事故車の進捗状況を把握することが、第
3処理装置53のメモリ67のストア内容に基づいて行
うことができる。
【0083】図35は、第4処理装置Eの処理回路13
2の動作を説明するためのフローチャートである。ステ
ップc1からステップc2に移り、第3処理装置53に
対するダイアル入力を行う。これによって処理回路13
2が、第3処理装置53の処理回路66に接続される。
ダイアル番号の入力に引続き、事故車の登録番号を、図
21のステップc3において入力する。
【0084】前述の図6に示される補助装置65では見
積システムの管理を行い、メモリ67にストアされてい
る見積システムプログラムの改訂、見積用最新車種デー
タの更新を行うとともに、見積分析を行い、見積データ
を分析し、車種別の事故発生率、修理費用平均値などの
データ分析を行う。このような見積分析データは、メモ
リ151(図1参照)にストアされ、保険会社に提供さ
れる。このような見積システムの管理、見積分析および
修理工場の経営分析などは、補助装置65における処理
回路69において、入力手段71の操作によって行い、
表示手段72によって表示されることもまた、可能であ
り、このような処理回路69の動作を、処理回路66に
おいて行うこともまた可能である。
【0085】図36は、保険契約者であるユーザEにお
ける事故車損害処理情報管理ツール153Eによって動
作される状態における表示手段133(図34参照)の
画面を示すフローチャートである。ユーザEは、図34
に示されるパーソナルコンピュータなどによって実現さ
れる処理装置を備え、その表示手段133にユーザEの
希望する画像を表示することができる。ユーザEは、入
力手段131を操作し、電子メールでユーザの識別番号
IDとパスワードとを入力し、その信号は、たとえば保
険会社Aにおける処理回路56で電子メールの通信網を
介して受信され、この表示手段133の画面は、図1
9、図21および図28と同様である。次にユーザE
は、識別番号IDとパスワードで処理回路132をログ
インし、このときの表示手段133の画面は、前述の図
14、図22および図29と同様である。そこで認証を
受けたレコードの情報を閲覧し、このとき前述の図16
と同様な画面が得られる。次に見積り書、車両画像、修
理進捗状況、その他の情報を閲覧することができ、この
ときの画像は、たとえば前述の図25と同様である。そ
の後、損害処理進捗状況をチェックし、このときの画像
は、前述の図24と同様である。電子メールで損害処理
および修理完了の通知を受信する。こうしてユーザEの
処理装置において、図36に示される動作が行われる。
ユーザEの処理装置における事故車の損害処理情報管理
管理ツール153Eは、メモリ67にストアされてお
り、処理回路66によって実行され、その演算結果が、
表示手段133によって前述のように表示される。
【0086】図37は、保険会社Aにおいて認定修理工
場情報管理ツール153Gのプログラムをメモリ67か
ら読出して入力手段55の操作によって処理回路66を
動作させるときにおける処理回路66の動作を説明する
ためのフローチャートである。このツール153Gを用
いて、多数の修理工場Gを検索してその1つの修理工場
Gを選択する。
【0087】図38は、保険会社Aにおける認定修理工
場情報管理ツール153Gの実行中における表示手段5
7の画像を示す正面図である。保険会社の損害処理担当
者は、入力手段55を操作し、損害処理担当者の識別番
号ID164とパスワード165とを入力する。
【0088】図39は、保険会社Aにおける認定修理工
場情報管理ツール153Gの実行中における表示手段5
7の画像を示す正面図である。損害処理担当者は、入力
手段55を操作し、任意の条件で修理工場を検索する。
図39の画面において、各修理工場G毎に会社名23
7、住所238、修理工場Gが可能なサービス239の
種類、修理工場Gが備えている設備236、見積り作業
242が可能であるかどうかの情報などが表示される。
【0089】図40は、保険会社Aにおける認定修理工
場情報管理ツール153Gの実行中における表示手段5
7の画像を示す正面図である。損害処理担当者は、複数
の各修理工場Gの情報を詳細に閲覧し、そのうちの1つ
を選択することができる。図40の画面には、修理工場
の会社名237、住所238、電話番号240などがス
トアされ、入力手段55のマウスなどによるクリック操
作を行い、選択241の作業を行うことができる。
【0090】図41は、保険会社Aにおける認定修理工
場情報管理ツール153Gの実行中における表示手段5
7の画像を示す正面図である。損害処理担当者は、修理
工場Gの詳細な情報を閲覧し、編集し、さらにプリンタ
157によって記録紙に印字することができる。各修理
工場の会社名237、住所238、サービス239およ
び電話240などが表示される。
【0091】図42は、保険会社Aにおける認定修理工
場情報管理ツール153Gの実行中における表示手段5
7の画像を示す正面図である。損害処理担当者の入力手
段55の操作によって、独自のデータフィールドの通過
もまた可能である。図42の画面において修理工場の会
社名237、工場資格246、保険代理店取扱い会社2
47などの情報が表示される。
【0092】図43は、保険会社Aにおける認定修理工
場情報管理ツール153Gの実行中における表示手段5
7の画像を示す正面図である。修理工場Gの画像データ
が表示されて、閲覧することができ、編集することがで
き、さらにプリンタ157によって印刷することもまた
可能である。図43の画面では、修理工場Gの全体の画
像248、外観249、受付250、板金工場251、
塗装工場252、整備工場253およびユーザの待合い
室254などの各画像が表示される。これらの図36〜
図43の情報は、メモリ67にストアされ、処理回路6
6によって演算処理される。
【0093】図44は、修理工場Gにおける見積り書作
成システム256のプログラムが実行されるフローチャ
ートである。この図44に示されるフローチャートの動
作は、処理装置53のメモリ67にストアされており、
処理回路66によって実行され、修理工場Gの表示手段
5の画面によって表示されることができる。この図44
に示されるフローチャートの各ステップの動作は、図4
5〜図58にそれぞれ示される。
【0094】図45は、修理工場Gの見積り書作成シス
テム256が実行されるときにおける表示手段5の画面
を示す正面図である。修理工場Gの作業者は、事故車を
デジタルカメラ108などの撮像手段によって撮像し、
そのデジタル画像のファイルを処理回路61によって入
力してインポートし、これらの入力データは処理装置5
3のメモリ67にストアされる。メモリ67にストアさ
れる見積り演算用情報を読出して制御動作を行い、処理
回路66は入力手段8およびデジタルカメラ108の出
力に応答し、カメラ108から与えられた画像の一部分
の1または複数を、閉ループ261,262で囲み、そ
の閉ループ261,262で囲まれた部分に識別番号2
63,264を付ける。さらに事故車の一部分に識別番
号266を付けることもできる。入力手段8から与えら
れた修理作業に関するデータを、これらの識別番号26
3〜266に対応してメモリ67にストアする。こうし
てストアされた内容は、修理工場Gの表示手段5だけで
なく、保険会社Aの表示手段57によってもまた表示さ
れる。こうして見積り書作成と同時に画像を取込むこと
ができ、イラスト図と実車の両者で、正確な見積り作業
を行うことができる。さらにこれらの識別番号263〜
266に対応して個別的なコメント267を入力手段8
の操作によって入力することもまたできる。これによっ
て識別番号263〜266を見ることによってそのコメ
ント267を参照しながら、修理作業を的確に行うこと
ができる。したがって事故車の画像を取込んで、見積り
書と一緒に保存しておくことによって、メール送信が容
易であり、さらに見積り書を作成すれば、画像取込み、
メール送信、テンプレート登録などの見積り業務以外の
作業を全てまとめて行うことができる。また取込んだ画
像の一覧表268もまた作成することができる。
【0095】図46は、修理工場Gの見積り書作成シス
テム256が実行されるときにおける表示手段5の画面
を示す正面図である。事故車のダメージ個所の範囲と程
度を入力手段8の入力操作によって定義することができ
る。事故車のイラスト画像269に対するダメージの方
向および強さを選択して入力手段8によって入力し、こ
れによって見積り書作成に必要な部位、作業、部品を処
理回路66の演算処理によって求め、見積り書の作成が
自動的に行われる。どの部位および部品が選択されるか
は、その部品名称271に○印272によって表示さ
れ、したがって作成される見積り書の内容を容易に理解
することができるようになる。
【0096】図47は、図46に示される画像を用いて
作業、部品の費用を求める見積り作業の全体の概略を示
す図である。ステップe1からステップe2に移り、デ
ジタルカメラ108を用いてデジタル画像を入力する。
ステップe3では、○印272、コメント267の文
字、さらに矢印などのキャラクタを入力することがで
き、これによって撮像された画像と文字などとを対比し
て検討することが容易である。ステップe4では、ダメ
ージを受けた事故車の位置Piが入力される。さらにそ
の衝撃の強さであるレベルLjが入力される。これによ
って後述のパラメータが読出され、ステップe7では、
作業項目と部品名称とが、修理作業に必要な分だけ、メ
モリ67から読出される。作業者は、読出された作業項
目と部品名称とを、入力手段8を操作して追加、削除す
ることができる。こうしてステップe4では、作業、部
品の費用の見積り演算が行われ、表示手段5によって表
示され、またその修正入力を行うことができる。
【0097】図48は、修理工場Gの見積り書作成シス
テム256が実行されるときにおける表示手段5の画面
を示す正面図である。表示手段5は、複数色のカラー表
示が可能である。表示手段5は、見積りデータの取替
え、イラスト画像273に引出し線275と○印276
が付けられて表示され、この○印の中に複数の各色が表
示される。○印276内の色は、取替え部品が1個所だ
けの取替えであるとき橙色で表示され、右の部品のみの
取替えであるとき緑色で表示され、左の部品のみの取替
えであるとき紫色で表示され、左右の各部品の取替えで
あるとき青色で表示され、重複している部品であるとき
赤色で表示される。こうして各取替え部品の識別表示が
色によって行われる。○印276内には、数字などの参
照符号が表示され、これによって文字で表された部品名
称との照合を容易にする。
【0098】図49は、図48に示される画面の演算処
理が処理回路66によって実行される動作を説明するた
めのフローチャートである。前述のようにステップf1
からf2に移ってイラスト画像273の表示を行い、作
業者が部品選択をして取替え部品を決定するとき、ステ
ップf4によって右の部品のみであるならば、ステップ
f9において青色が選択され、左のみの部品であること
がステップf5で判断されると、ステップf10で紫色
が選択される。さらに1個所だけの取替えであれば、ス
テップf6で橙色で表示される。さらに重複部品である
ことがステップf7で判断されると、赤色の表示がステ
ップf8において行われる。こうして識別番号が内部に
表示された○印276の色による取替え部品の識別表示
が行なわれる。
【0099】図50は、修理工場Gの見積り書作成シス
テム256が実行されるときにおける表示手段5の画面
を示す正面図である。図50の画面における処理回路6
6による演算は、前述の図48および図49に示される
動作と同様に行なわれる。特にこの実施の形態では、取
替え部品が前述のように○印276が用いられ、取替え
を行わずに修理だけを行う修理部品277には引出し線
275を介して四角印278が表示され、この四角印2
78内に数字である識別番号が表示される。こうして取
替え部品273と修理部品277とを、異なるキャラク
タである○印および四角印などによって表示する。した
がって部品の取替えおよび脱着である作業項目の選択表
示が可能となる。作業者は、入力手段8の一部を構成す
るマウス279を用い、左クリック281および右クリ
ック282を操作することによって、部品選択を行うこ
とができる。左クリック282の操作によって取替え部
品である○印276を設定することができる。右クリッ
ク282を操作することによって脱着されて取替えられ
ない修理部品277の選択が行なわれ、四角印278が
表示されることになる。
【0100】図51は、図50に示される処理回路66
の動作を説明するためのフローチャートである。ステッ
プg1からステップg2に移り、作業項目である部品の
取替えおよび脱着の作業項目が左右のクリック281,
282の操作によって行なわれる。ステップg3におい
て取替え部品であることが設定入力されると、ステップ
g4において四角印278が表示される。修理部品であ
ることがステップg4によって判断されると、ステップ
g5では○印276が表示される。
【0101】図52は、修理工場Gの見積り書作成シス
テム256が実行されるときにおける表示手段5の画面
を示す正面図である。この画面では、見積り演算が行な
われた見積りデータが表示される。見積りデータは、作
業・部品名称と個所、部品単価および数量などを含む。
さらにこの図52の見積りデータを作業者が見ながら、
入力手段8を操作し、部品の脱着、板金作業、不足して
いる作業などを追加したり不必要な部位、部品を削除し
て見積りデータを修正する。文字による見積りデータの
表示領域283に隣接して、各部位の識別番号285が
付された部品のイラスト画像286が隣接して表示され
る。これによって作業、部品名称を見ながら、その識別
番号285に対応するイラスト画面286を見て、確認
を行うことができる。これによって見積りデータの作成
を誤りなく行うことができる。
【0102】図53は、修理工場Gの見積り書作成シス
テム256が実行されるときにおける表示手段5の画面
を示す正面図である。この画像では、見積り書の一部分
287に、撮像画像289の少なくとも一部分を拡大し
て印字する。したがって見積り書の一部分287を見な
がら、画像289によって作業、部品の確認を行うこと
ができる。さらに作業、部品名称290を入力手段8に
よって選択することによって、その作業、部品名称を含
む撮像画像289がメモリ67から読出され、見積り書
の一部分287に表示されるように構成される。
【0103】図54は、図53の画像の動作が行なわれ
る処理回路66のフローチャートである。ステップh1
からステップh2に移り、見積りデータである修理明細
が図53の参照符287で示されるように表示される。
ステップh3では、デジタルカメラ108によって撮像
された画像289が挿入指示され、ステップh4でその
画像289が一部分選択されて拡大され、ステップh5
においてその見積り書の一部分287に挿入されて表示
される。
【0104】図55は、修理工場Gの見積り書作成シス
テム256が実行されるときにおける表示手段5の画面
を示す正面図である。図55の表示画面を見ながら、修
理工場Gでは塗装データを選択する。見積り自動作成に
従い、塗装データも自動的に選択されて表示される。修
理見積りデータによって取替え作業が選択されている部
位のみが塗装のために選択される。さらに図55の画面
で追加、訂正するときも、イラスト画面から選択するこ
とができる。この塗装データ292に隣接して、事故車
の事故前の損傷していない状態におけるイラスト画像2
93が表示される。このイラスト画像293は、事故車
の模式的な展開図である。さらに修理作業の見積りデー
タ295が表示され、この見積りデータ295は、イラ
スト画像293において引出し線296によって示され
る識別番号297に対応する。こうして修理の内容が見
積りデータ295で表示されるので、どこが取替え部品
であり、どこが板金した個所かを容易に知ることができ
る。見積りデータ295では、フロントフェンダに関し
て左側脱着、右側脱着、左側板金、ラジエータサポート
アセンブリ取替えなどが表示される。このような見積り
データ295を参照して、塗装データの選択を容易に行
うことができる。
【0105】図56は、図55に示される画像が表示さ
れる際における処理回路66による動作を説明するため
のフローチャートである。ステップj1からステップj
2に移り、塗装データを選択し、ステップj3では取替
え作業が選択された部位のみを表示し、これによってス
テップj4では展開図のイラスト画像293にイラスト
番号である識別番号297を表示する。さらにこの識別
番号297に関連してその部品または部位が右であるか
または左であるかを表示する。
【0106】図57は、修理工場Gの見積り書作成シス
テム256が実行されるときにおける表示手段5の画面
を示す正面図である。この画像によって見積り書298
を修理工場Gにおいて確認することができる。見積り書
298は、保険会社A名301、修理工場名302、事
故車登録番号303、車台番号304などが表示され、
さらに保険会社名305、損害処理担当者氏名306、
立会い年月日307、見積り担当者308、修理担当者
309、塗装担当者310、修理料金311などを含ん
で構成される。
【0107】図58は、修理工場Gの見積り書作成シス
テム256が実行されるときにおける表示手段5の画面
を示す正面図である。これによって図57において見積
り書が完成されて必要に応じてプリンタ158によって
印刷された後、図58に示されるように、見積り書ファ
イルはXML形式によってメモリ67にストアされ、画
像ファイルとともに電子メールで送信され、さらにサー
バである処理装置53のメモリ67にアップロードされ
る。この図58は、こうした電子メールの内容を示し、
この内容は、見積りデータを含む。
【0108】次に、第3処理装置53における主装置6
4の処理回路66において行われる事故車の見積演算の
ための構成および動作を詳述する。
【0109】図59には、事故車である自動車の車体1
の平面が示されている。事故を生じて、外部からの衝撃
力F1,F2,F3,…(以下、Fiで表すことがあ
る)が作用し、これによって車体1が変形するなどして
損傷を受けたとき、操作者は、その衝撃力Fiが作用し
た位置P1,P2,P3,…(以下、Piで表すことが
ある)を後述の第1入力手段8aによって入力するとと
もに、その衝撃力の大きさであるレベルLjを後述の第
2入力手段8bによって入力する。このレベルの種類の
数は、たとえばj=5または10などであってもよく、
その他の任意の値であってもよい。このような衝撃力が
作用した位置PiとレベルLjとは、事故車またはその
映像の目視確認によって生じるイメージ、関係概念であ
り、客観的な精密な値ではなく、事故車の修理の見積り
を行うためにふさわしい概念である。位置Piは、第2
入力手段8bによって1つだけでなく、複数、入力され
てもよい。さらに第3入力手段8cによって、入力され
た位置Piにおける衝撃力の方向を複数種類のうちから
選択するなどして入力するようにしてもよい。こうして
入力された位置とレベルと方向とに対応して部位と作業
項目と部品名称とが決定される。
【0110】図60は、事故を生じた車体1の簡略化し
た平面図である。図60(1)において、衝撃力として
たとえばF1が作用したとき、その衝撃力F1のレベル
L1のとき、対象とする部位の範囲は参照符37で斜線
を施して示す。また図60(2)に示されるように、衝
撃力F1のレベルL2が作用したとき、対象とする部位
の範囲は、参照符38で斜線を施して示されるように、
参照符37で示される範囲よりも大きい。
【0111】本発明の重要な考え方に従えば、このよう
な衝撃力Fiが作用した位置PiとレベルLjとに対応
して、メモリに予め記憶されている複数の典型的な修理
内容を定義したパラメータデータから、実際に必要とな
る修理に近似する修理内容を得る。この修理内容に従っ
て、修理作業を実行する際に必要となる対象となる1ま
たは複数の部位が選ばれ、これらの各部位に属する作業
項目と部品名称とが一覧表などとして得ることができ、
事故車の修理見積りが実現される。
【0112】処理回路66にはキーボードおよびマウス
などによって実現される入力手段8が接続される。この
入力手段8は、自動車の車体1に衝撃力Fiが作用した
位置Piを入力する第1入力手段と、衝撃力Fiの大き
さであるレベルLjを入力する第2入力手段とを含む。
【0113】図61は、メモリ67に、典型的な修理内
容を定義したパラメータデータである部位、作業項目お
よび部品名称の各数Nが、入力手段8によって入力され
る衝撃力のレベルLjに対応してストアされて設定され
ている状態を示す図である。衝撃力FiのレベルLjの
増大に伴って、レベルLjの増分ΔLに対する前記数N
の増分ΔNの割合η(=ΔN/ΔL)が小さくなるよう
に定められる。本件発明者の実験によれば、このように
衝撃力のレベルLjに対応して前記割合ηを定めること
によって、事故車の車体1の修理作業にあたって、修理
の対象である部位、作業項目および部品名称が、きわめ
て容易に、しかも誤りなく、選択され、高精度の修理見
積りを行うことができることが確認された。図27で
は、衝撃力のレベルLjは、たとえばj=5に選ばれて
いる。このレベルLjは、前述のように、さらに細かく
多数に設定されてもよい。
【0114】メモリ67には、次の表1および表2に示
されるようにして、典型的な修理内容を定義したパラメ
ータデータである部位と作業項目と部品名称とが対応し
てストアされる。表1は、衝撃力が車体1における位置
FLに作用し、その衝撃力のレベルはL1である場合で
あり、このような位置およびレベルを、FL1で表す。
【0115】
【表1】
【0116】表2は、衝撃力が作用した位置FLにおい
てレベルL2である場合を示し、この位置とレベルを、
FL2で示す。
【0117】
【表2】
【0118】本発明に従えば、表1および表2に示され
るように衝撃力が作用した位置FLが同一であっても、
そのレベル1,2が異なることによって、そのレベルが
大きくなるに従い、部位、作業項目および部品名称の数
が増大する。
【0119】図62は、本発明の実施の一形態における
メモリ67のパラメータデータの内容を説明するための
図である。入力手段8によって入力される位置Pi,P
k、レベルLj,Lq、さらに追加されて入力されても
よい方向に対応して典型的な修理内容を定義したパラメ
ータがストアされる。前述の表1および表2ならびに後
述の表3および表4は、たとえばこの図62のように、
位置、レベル、さらに方向の各組合せに対応したパラメ
ータデータとして示すことができる。すなわち各部位
A,B,D,…と、各部位A,B,D毎の作業項目A
1,A2;B1,B2,B3;D1と、各部位A,B,
D毎の部品名称a1;b1,b2,b3,b4;d1,
d2がストアされる。
【0120】衝撃力Fiが作用した第1入力手段8aに
よって入力される位置P1において、その衝撃力Fiの
大きさが第2入力手段8bによって入力されるL1であ
れば、図62において参照符FL1で示される位置FL
およびレベルL1であるとき、部位Aとその部位Aに属
する作業項目A1,A2と部品名称a1とが選ばれる。
【0121】こうして衝撃力が作用した位置およびレベ
ルに基づいて、典型的な修理内容を定義したパラメータ
データが選択されて、前記パラメータデータと一致する
部位、作業項目および部品名称がメモリから読出され、
修理見積り費用の演算が行われ、表示手段5による表示
が行われ、またプリンタ6による記録紙7への印字が行
われる。
【0122】本発明の実施の他の形態では、位置Pi
は、位置だけでなく、位置とその位置で作用した衝撃力
の方向との各組合せ毎に設定されてもよい。
【0123】図63は、部位と作業項目と部品名称との
関連性を説明するための簡略化した図である。部位Bに
は、作業項目B1,B2,B3と、部品名称b1,b
2,b3,b4が階層化されて体系化され、設定され
る。部位は、作業項目および部品名称の各データを、自
動車の車種別に整理する上での階層概念である。こうし
て記録媒体2にストアされている大量の精密なデータ
は、検索および加工にあたって、快適な操作を可能に
し、部位毎の修理作業項目および部品名称の各データの
選択を容易に可能にする。
【0124】部位は、自動車の車体を構成する部品の部
品名称、または修理作業を行う作業項目を付して、識別
される。たとえば部位Bは、フロントバンパと名付けら
れて識別され、作業項目B1はフロントバンパアセンブ
リ取替、作業項目B2はフロントバンパアセンブリ着脱
および作業項目B3はフロントバンパフェイス取替であ
ってもよい。
【0125】図64は、自動車の車体1の一部の構造を
簡略化して示す図である。フロントバンパアセンブリ1
1は、フロントバンパフェイス12と、そのフロントバ
ンパフェイス12によって覆われるフロントバンパコア
13とを含む。たとえば部品名称b1は、フロントバン
パアセンブリ11であり、部品名称b2はフロントバン
パフェイス12であり、部品名称b3はフロントバンパ
コア13などであってもよい。
【0126】図65は、表示手段5の表示画面によって
表示される修理明細を示す図である。表示領域には、選
択された部位、作業項目および部品名称が表示され、表
示領域には、各作業項目毎の作業指数が表示され、これ
によって作業費用が表示領域に表示される。さらに部品
名称毎の料金が部品単価として表示領域に表示され、部
品の数量が表示領域に表示され、こうして部品単価と数
量との積である部品仕様が表示領域に表示される。表示
領域には、作業費用および部品費用の各合計額が表示さ
れる。さらにこれらの作業費用と部品費用との各合計額
が加算され、修理費用が演算され、表示手段5,57に
よって表示される。さらにこの表示手段5,57によっ
て表示される画面の内容およびそのほかのデータは、プ
リンタ157,158によって見積り書および納品書な
どとして記録紙に印字される。
【0127】
【発明の効果】本発明によれば、自動車保険会社の第1
処理装置と修理工場の第2処理装置とが、第3処理装置
にたとえば公衆電話回線などの通信網を介して接続さ
れ、またはデータバスなどを介して接続され、こうして
保険会社の第1入力手段および修理工場の第2入力手段
によって入力される情報を共用し、修理状況を常時、把
握して管理することができ、利便性が向上される。
【0128】自動車保険会社の第1入力手段と修理工場
の第2入力手段とによって、事故車の修理に関する日付
情報を入力し、第3処理装置のメモリにストアして、そ
の日付情報を、自動車保険会社の第1表示手段および修
理工場の第2表示手段に表示し、日程の管理の把握が容
易であり、利便性が向上される。
【0129】自動車の所有者であるユーザなどは、通信
網を介して、電話器または携帯電話、PHS端末装置な
どの携帯形処理装置を備え、第3処理装置に接続して、
ユーザ入力手段から証券番号または登録番号などを入力
して事故車を識別し、これによって第3処理装置に備え
られている修理状況に関する情報を、たとえばiモード
などを利用し、事故車の修理進捗状況および工場検索な
どを容易に行うことができる。したがってユーザは、ユ
ーザが所有する事故車の修理の日程を確認することがで
き、また保険会社を経由することなく、修理工場をユー
ザが検索し、軽補修を、修理工場に依頼することもま
た、可能である。
【0130】本発明によれば、第3処理装置に備えられ
たメモリにストアされた内容に関して、データ共有環境
を、通信網を介して構成し、これによって保険会社およ
び修理工場における迅速簡単正確なデータ入力業務を行
うことができ、事務処理量を削減することができ、損害
処理コストを抑制することができる。さらに本発明によ
れば、修理工場で査定を行った見積り書などのデータを
修理工場の第2処理装置から保険会社の第1処理装置に
伝送することができる。これによって損害処理担当者に
よる事故車の査定時の立会いを省略することができるよ
うになり、査定コストを抑制することができるようにな
る。さらに本発明によれば、見積り書の内容を、電子化
されたデータで処理することによって、修理工場の修理
料金である費用を正確に分析、評価することができ、こ
れによって修理費用の削減を図ることもまた可能とな
る。
【0131】本発明によれば、前述のようにメモリにス
トアされた内容を、保険会社、修理工場および保険契約
者であるユーザなどが共用して用いるデータ共有環境を
構成することができるので、保険会社の損害処理作業
と、修理工場における納車期間の短縮を行うことがで
き、損害処理のスピードアップを図ることができる。ま
た本発明によれば、事故車の故障修理の進捗状況および
損害処理情報を、データ共有環境の構成によって、提供
することができるので、リアルタイムで役立つ情報を提
供し、ユーザに対する損害処理サービスの体勢を強化す
ることができる。さらに本発明によれば、一定の損害処
理情報に契約者であるユーザのアクセスを許可し、こう
してユーザは、インタネットおよびいわゆるiモード経
由で、通信網を介してメモリの損害処理情報にアクセス
することができるようになり、ユーザにとって利便性の
高い情報サービスを提供することができるようになる。
このようにしてユーザに対するサービス品質の工場を図
ることができる。
【0132】本発明によれば、メモリに見積りデータが
電子化されてストアされており、したがって修理工場に
よる見積り書作成能力を検査、監視し、これによって見
積り料金である修理料金の管理と抑制を行うことができ
るようになる。本発明によれば、第3処理装置である損
害処理情報サーバなどのメモリに蓄積された情報を抽出
して読出し、修理工場のユーザに対するサービス能力に
関する分析を行うことができ、これによってユーザに対
する修理工場のサービス能力を管理、評価することがで
きる。さらに本発明によれば、修理工場に関する情報を
前述のようにたとえばインタネットサーバなどの第3処
理装置で把握することができ、修理工場に関する正確で
最新の情報を、保険会社およびユーザなどが共有するこ
とができ、これによって修理工場のプロフィール情報の
管理が可能になる。したがって本発明によれば、修理工
場の総合的な管理、把握が容易に可能になる。
【0133】事故車修理管理表は、保険証書に関する情
報、被保険者に関する情報、および事故発生時の入力手
段によって入力された情報を含む。社内決済進行管理表
は、ワークフローをAP内で管理し、担当部署の決済が
済めば、次の部署へフローが進む。工場検索は、事故現
場から最寄りの修理工場である指定工場を検索すること
が可能である。修理進捗情報は、ユーザラインの事故車
がいつ頃修理されて納車されるのか、予定の確認をする
ことができるための情報を含む。工場検索に関して、保
険修理を行わないような軽補修の場合、近くの優良な修
理工場を検索することができ、このために優良工場基準
のデータが用いられる。
【0134】見積り書作成に当っては、見積りシステム
および車種データは、AP内に存在する。このシステム
を利用して、見積り書を作成することによって、事故車
修理管理表に必要なデータおよび撮像された写真などの
画像データも自動的にメモリ67にストアされて登録さ
れる。
【0135】進捗管理表は、協定219(図12参照)
までの保険会社A内での進行状況をチェックするのに役
立つ。修理工場の指定工場契約によって保険会社による
修理工場の指定が行われ、このような指定工場契約は、
AP内で行うことができる。
【0136】見積りシステム管理のプログラムは、見積
りシステムのバージョンアップおよび見積り用最新車種
データの更新などを行うことができる。見積り分析を行
うことによって見積りデータが分析され、車種別の事故
発生率および修理費用平均値などのデータ分析を行うこ
とができる。このデータは、保険会社Aに提供される。
さらに修理工場の工場経営分析を行うことができる。こ
の経営分析のために、見積りデータ、工場プロフィール
などのメモリ67にストアされた内容が用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の全体の構成を簡略化し
て示す図である。
【図2】図1に示される事故車の修理状況管理装置の全
体の動作の概略を示す図である。
【図3】自動車保険会社に設けられる第1処理装置Aの
具体的な電気的構成を示すブロック図である。
【図4】第1処理装置Aに備えられる処理回路56の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図5】修理工場Gにそれぞれ備えられる第2処理装置
Gの全体の構成を示すブロック図である。
【図6】第3処理装置53の具体的な電気的構成を示す
ブロック図である。
【図7】メモリ67にストアされている証券番号に対応
する保険証券の一部を示す図である。
【図8】自動車事故が発生したときにおける自動車の所
有者であるユーザEと保険会社Aと修理工場Gとの処理
動作、作業を説明するための図である。
【図9】自動車事故が発生したときにおける自動車の所
有者であるユーザEと保険会社Aと修理工場Gとの処理
動作、作業を説明するための図である。
【図10】図8および図9に示される保険会社Aと修理
工場Gとの処理動作、作業をさらに詳細に示す図であ
る。
【図11】図8および図9に示される保険会社Aと修理
工場Gとの処理動作、作業をさらに詳細に示す図であ
る。
【図12】図8および図9に示される保険会社Aと修理
工場Gとの処理動作、作業をさらに詳細に示す図であ
る。
【図13】保険会社Aにおける事故受付作業86を行う
ときにおける事故受付センタの表示手段57の表示画面
を、その事故受付作業の進行に伴って示すフローチャー
トである。
【図14】事故車損害処理情報管理ツール153Aの実
行中、表示手段57によって表示される画面を示す正面
図である。
【図15】事故車損害処理情報管理ツール153Aの実
行中、表示手段57によって表示される画面を示す正面
図である。
【図16】事故車損害処理情報管理ツール153Aの実
行中、表示手段57によって表示される画面を示す正面
図である。
【図17】修理工場Gの検索作業を行うときにおける表
示手段57の画面を示す正面図である。
【図18】修理工場Gが選択されたときにおける表示手
段57の画面を示す正面図である。
【図19】事故車を修理工場Gに入庫して事故車処理完
了を行ったときにおける保険会社Aの表示手段57によ
って表示される画面の正面図である。
【図20】修理工場Gにおけるメモリ67にストアされ
た事故車損害処理情報管理ツール153Gのプログラム
を処理回路66で実行して表示手段5に表示する動作を
説明するためのフローチャートである。
【図21】修理工場Gにおける事故車損害処理情報管理
ツール153Gによって動作される状態における表示手
段5の画面を示す正面図である。
【図22】修理工場における事故車損害処理情報管理ツ
ール153Gによって動作される状態における表示手段
5の画面を示す正面図である。
【図23】修理工場における事故車損害処理情報管理ツ
ール153Gによって動作される状態における表示手段
5の画面を示す正面図である。
【図24】修理工場における事故車損害処理情報管理ツ
ール153Gによって動作される状態における表示手段
5の画面を示す正面図である。
【図25】修理工場Gにおける事故車損害処理情報管理
ツール153Gによって動作される状態における表示手
段5の画面を示す正面図である。
【図26】修理工場Gにおける事故車損害処理情報管理
ツール153Gによって動作される状態における表示手
段5の画面を示す正面図である。
【図27】保険会社Aにおいて損害処理担当者が事故車
損害処理情報管理ツール153AJのプログラムをメモ
リ67から読出して入力手段55の操作によって処理回
路66を動作させるときにおける処理回路66の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図28】保険会社Aにおける事故車損害処理情報管理
ツール153AJの実行中における表示手段57の画像
を示す正面図である。
【図29】保険会社Aにおける事故車損害処理情報管理
ツール153AJの実行中における表示手段57の画像
を示す正面図である。
【図30】保険会社Aにおける事故車損害処理情報管理
ツール153AJの実行中における表示手段57の画像
を示す正面図である。
【図31】保険会社Aにおける事故車損害処理情報管理
ツール153AJの実行中における表示手段57の画像
を示す正面図である。
【図32】保険会社Aにおける事故車損害処理情報管理
ツール153AJの実行中における表示手段57の画像
を示す正面図である。
【図33】保険会社Aにおける事故車損害処理情報管理
ツール153AJの実行中における表示手段57の画像
を示す正面図である。
【図34】ユーザが所有している第4処理装置Eの電気
的構成を示すブロック図である。
【図35】第4処理装置Eの処理回路132の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図36】保険契約者であるユーザEにおける事故車損
害処理情報管理ツール153Eによって動作される状態
における表示手段133の画面を示すフローチャートで
ある。
【図37】保険会社Aにおいて認定修理工場情報管理ツ
ール153Gのプログラムをメモリ67から読出して入
力手段55の操作によって処理回路66を動作させると
きにおける処理回路66の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図38】保険会社Aにおける認定修理工場情報管理ツ
ール153Gの実行中における表示手段57の画像を示
す正面図である。
【図39】保険会社Aにおける認定修理工場情報管理ツ
ール153Gの実行中における表示手段57の画像を示
す正面図である。
【図40】保険会社Aにおける認定修理工場情報管理ツ
ール153Gの実行中における表示手段57の画像を示
す正面図である。
【図41】保険会社Aにおける認定修理工場情報管理ツ
ール153Gの実行中における表示手段57の画像を示
す正面図である。
【図42】保険会社Aにおける認定修理工場情報管理ツ
ール153Gの実行中における表示手段57の画像を示
す正面図である。
【図43】保険会社Aにおける認定修理工場情報管理ツ
ール153Gの実行中における表示手段57の画像を示
す正面図である。
【図44】修理工場Gにおける見積り書作成システム2
56のプログラムが実行されるフローチャートである。
【図45】修理工場Gの見積り書作成システム256が
実行されるときにおける表示手段5の画面を示す正面図
である。
【図46】修理工場Gの見積り書作成システム256が
実行されるときにおける表示手段5の画面を示す正面図
である。
【図47】図46に示される画像を用いて作業、部品の
費用を求める見積り作業の全体の概略を示す図である。
【図48】修理工場Gの見積り書作成システム256が
実行されるときにおける表示手段5の画面を示す正面図
である。
【図49】図48に示される画面の演算処理が処理回路
66によって実行される動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図50】修理工場Gの見積り書作成システム256が
実行されるときにおける表示手段5の画面を示す正面図
である。
【図51】図50に示される処理回路66の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図52】修理工場Gの見積り書作成システム256が
実行されるときにおける表示手段5の画面を示す正面図
である。
【図53】修理工場Gの見積り書作成システム256が
実行されるときにおける表示手段5の画面を示す正面図
である。
【図54】図53の画像の動作が行なわれる処理回路6
6のフローチャートである。
【図55】修理工場Gの見積り書作成システム256が
実行されるときにおける表示手段5の画面を示す正面図
である。
【図56】図55に示される画像が表示される際におけ
る処理回路66による動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図57】修理工場Gの見積り書作成システム256が
実行されるときにおける表示手段5の画面を示す正面図
である。
【図58】修理工場Gの見積り書作成システム256が
実行されるときにおける表示手段5の画面を示す正面図
である。
【図59】事故車である自動車の車体1の平面を示す図
である。
【図60】事故を生じた車体1の簡略化した平面図であ
る。
【図61】メモリ67に典型的な修理内容を定義したパ
ラメータデータである部位、作業項目および部品名称の
各数Nが入力手段8によって入力される衝撃力のレベル
Ljに対応してストアされて設定されている状態を示す
図である。
【図62】本発明の実施の一形態におけるメモリ67の
パラメータデータの内容を説明するための図である。
【図63】部位と作業項目と部品名称との関連性を説明
するための簡略化した図である。
【図64】自動車の車体1の一部の構造を簡略化して示
す図である。
【図65】表示手段5の表示画面によって表示される修
理明細を示す図である。
【図66】図24に示される表示手段5の画面の一部を
拡大して示す正面図である。
【符号の説明】
5 第2表示手段 8 第2入力手段 51,52,54 通信網 53 第3処理装置 55 第1入力手段 56,61,69 処理回路 57 第1表示手段 58,62,68 モデム 67 メモリ 71 入力手段 72 表示手段 86 事故受付作業 108 デジタルカメラ 153 事故車損害処理情報管理ツール 157,158 プリンタ 192 受付済み案件一覧表 211 見積り書 222 納車確認書 A,B,C 第1処理装置 G 第2処理装置 E 第4処理装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)自動車の保険証券に関する情報
    と、事故車の損傷または修理に関する情報とを、ストア
    するメモリと、 (b)少なくとも自動車保険会社と、事故車を修理する
    修理工場とにそれぞれ設けられる処理装置であって、各
    処理装置は、 前記情報を入力してメモリにストアする入力手段と、 メモリにストアされている内容を表示する表示手段とを
    有する処理装置とを含むことを特徴とする事故車の修理
    状況管理装置。
  2. 【請求項2】 (a)自動車保険会社に設けられる第1
    の処理装置であって、 (a1)損傷した事故車の事故に関する事故情報を入力
    する第1入力手段と、 (a2)第1表示手段と、 (a3)第1入力手段と第1表示手段とに接続される第
    1処理手段とを有する第1処理装置と、 (b)事故車を修理する修理工場に設けられる第2の処
    理装置であって、 (b1)事故車の損傷に関する損傷情報と、事故車の修
    理作業の進捗状況を表す修理進捗情報とを入力する第2
    入力手段と、 (b2)第2表示手段と、 (b3)第2入力手段と第2表示手段とに接続される第
    3処理手段とを有する第2処理装置と、 (c)第3処理装置であって、 (c1)メモリであって、 事故車およびその事故車の保険契約に関する車両/保険
    情報と、 損傷情報に対応した事故車の修理のための見積りデータ
    を演算する見積り演算用情報と、 修理進捗情報とをストアするメモリと、 (c2)第3処理手段であって、 第1および第2処理手段に通信網を介して接続され、 第1および第2入力手段によって入力された事故情報と
    損傷情報とに応答して、メモリにストアされている車両
    /保険情報と見積り演算用情報とを読出して、事故車の
    ための見積りデータを演算して求め、 第1および第2表示手段によって表示させるとともに、 第1入力手段によって入力された修理進捗情報を、第1
    表示手段によって表示させる第3処理手段とを有する第
    3処理装置とを含むことを特徴とする事故車の修理状況
    管理装置。
  3. 【請求項3】 事故情報は、事故車毎の保険証券の証券
    番号を含むことを特徴とする請求項2記載の事故車の修
    理状況管理装置。
  4. 【請求項4】 車両/保険情報は、前記証券番号を含
    み、 この証券番号によって、事故情報と車両/保険情報とが
    対応付けられていることを特徴とする請求項3記載の事
    故車の修理状況管理装置。
  5. 【請求項5】 修理進捗情報は、 見積りデータを演算して求める見積り作業情報と、 部品を発注したことを表す情報と、 部品が到着したことを表す情報と、 修理作業の開始を表す情報と、 修理完了を表す情報とのうち、1または複数を含むこと
    を特徴とする請求項2〜4のうちの1つに記載の事故車
    の修理状況管理装置。
  6. 【請求項6】 第3処理手段は、修理進捗情報を構成す
    る各情報にそれぞれ対応する表示データを出力し、 第1および第2表示手段は、各表示データを個別的に表
    示する表示素子を有することを特徴とする請求項5記載
    の事故車の修理状況管理装置。
  7. 【請求項7】 第3処理手段と通信網を介して通信する
    携帯形通信装置をさらに含み、 この携帯形通信装置は、前記各表示データを表示する表
    示素子を有する第3表示手段を備えることを特徴とする
    請求項6記載の事故車の修理状況管理装置。
  8. 【請求項8】 第1入力手段は、修理工場への事故車の
    入庫に関する入庫情報を入力し、 この入庫情報は、修理工場の第2表示手段によって表示
    されることを特徴とする請求項2〜7のうちの1つに記
    載の事故車の修理状況管理装置。
  9. 【請求項9】 メモリには、複数の各修理工場に関する
    会社名、所在地および修理作業用設備を含む修理工場情
    報がストアされており、 第3処理手段は、第1入力手段の出力に応答して修理工
    場の検索を行い、 検索された修理工場の第2表示手段に、前記入庫情報が
    表示され、 第2入力手段は、事故車の修理工場への引取りが可能で
    あることを表す引取り情報を導出する引取り入力手段を
    有し、 第1表示手段は、引取り入力手段からの引取り情報を表
    示し、 第1入力手段は、引取り情報が発生された第2処理装置
    の修理工場への修理の依頼を表す依頼情報を出力する依
    頼入力手段を有し、 この依頼入力手段からの依頼情報が、第2表示手段に表
    示されることを特徴とする請求項8記載の事故車の修理
    状況管理装置。
  10. 【請求項10】 第1および/または第2入力手段によ
    って、メモリにストアされている演算して求められた見
    積りデータを修正可能であることを特徴とする請求項2
    〜9のうちの1つに記載の事故車の修理状況管理装置。
  11. 【請求項11】 第2入力手段は、 事故車を撮像する撮像手段を有し、 この撮像された事故車の画像が、損傷に関する情報の少
    なくとも一部分を構成することを特徴とする請求項1〜
    10のうちの1つに記載の事故車の修理状況管理装置。
  12. 【請求項12】 メモリにストアされた複数の見積りデ
    ータを第1表示手段に表示し、 これによって見積りデータの比較を行うことができるこ
    とを特徴とする請求項2〜11のうちの1つに記載の事
    故車の修理状況管理装置。
  13. 【請求項13】 第3処理手段は、複数の見積りデータ
    を集計演算して第1表示手段に表示することを特徴とす
    る請求項12記載の事故車の修理状況管理装置。
  14. 【請求項14】 第1および第2入力手段は、事故車の
    車両整合情報を入力する車両整合情報入力手段を有し、 第3処理手段は、第1および第2入力手段からそれぞれ
    入力された車両整合情報を比較することを特徴とする請
    求項2〜13のうちの1つに記載の事故車の修理状況管
    理装置。
  15. 【請求項15】 第3処理手段は、メモリにストアされ
    る見積り演算用情報を読出して制御動作を行い、 この第3処理手段は、第2入力手段の出力に応答し、撮
    像手段から与えられた画像の一部分の1または複数を、
    閉ループで囲み、その閉ループで囲まれた部分に識別番
    号を付けるとともに、 第2入力手段から与えられた修理作業に関するデータ
    を、各識別番号に対応してメモリにストアし、第1およ
    び第2表示手段によって表示することを特徴とする請求
    項2〜14のうちの1つに記載の事故車の修理状況管理
    装置。
  16. 【請求項16】 第2表示手段は、複数色のカラー表示
    が可能であり、 第2表示手段は、 見積りデータの取替え部品が、 1個所だけの取替えであるとき、 右の部品のみの取替えであるとき、 左の部品のみの取替えであるとき、 左右の各部品の取替えであるとき、および取替えるべき
    部品が重複しているときに対応して、 相互に異なる色で、各取替え部品を識別表示することを
    特徴とする請求項15記載の事故車の修理状況管理装
    置。
  17. 【請求項17】 第2表示手段は、 見積りデータの取替え部品と、取替えずに着脱して修理
    する部品とを、異なるキャラクタによって表示すること
    を特徴とする請求項2〜16のうちの1つに記載の事故
    車の修理状況管理装置。
  18. 【請求項18】 第2入力手段は、マウスを含み、 マウスのクリックの操作態様に対応して取替え部品と修
    理部品とを設定することを特徴とする請求項17記載の
    事故車の修理状況管理装置。
  19. 【請求項19】 第2処理装置は、第2処理手段に接続
    されたプリンタを備え、 このプリンタによって、見積り書の一部分に、前記撮像
    画像を印字することを特徴とする請求項2〜18のうち
    の1つに記載の事故車の修理状況管理装置。
  20. 【請求項20】 第2表示手段は、事故車の取替え作業
    が行われた取替え部品を、損傷していない形状が表示さ
    れた事故車のイラスト画像に、その他の部品と識別可能
    に表示することを特徴とする請求項2〜19のうちの1
    つに記載の事故車の修理状況管理装置。
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