JPH09319795A - 製品加工作業における作業管理システム - Google Patents

製品加工作業における作業管理システム

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JPH09319795A
JPH09319795A JP13683896A JP13683896A JPH09319795A JP H09319795 A JPH09319795 A JP H09319795A JP 13683896 A JP13683896 A JP 13683896A JP 13683896 A JP13683896 A JP 13683896A JP H09319795 A JPH09319795 A JP H09319795A
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Masahito Sugita
雅人 杉田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部に発注した作業の進捗状況の把握を容易
にし、作業完了の情報を即座にかつ低コストで把握する
ことができる製品加工作業における作業管理システムを
提供する。 【解決手段】 顧客11からの製品仕様に基づき受注情
報を作成しホストコンピュータ20のオーダーファイル
に登録する営業所2の端末装置28と、受注情報に基づ
き製品加工作業の工程を決定し、調達会社3への半製品
30の発注を含めて外部業者の加工会社4,5、輸送業
者6及び社内の作業部門9,10への作業指示を行い、
接続したFAX・OCR装置27により外部業者からの
作業完了報告を受け付け、オーダファイルに発注先毎の
作業進捗状況を更新する端末装置21と、を有し、端末
装置21は、各発注先への作業指示に、作業完了報告の
送信先のFAX番号、OCR読取用の発注番号及び作業
オーダー番号を示すバーコードが印字された作業完了連
絡書を兼用する作業依頼書を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品加工作業にお
ける作業管理システム、特に顧客要求仕様に基づく個別
製品加工作業の一部又は全部を外部に発注して個別製品
を完成させる際の作業進捗管理に関する。
【0002】
【従来の技術】顧客の要求仕様に基づき加工し販売する
オーダーメイド方式の製品(例えばトラック、バス等)
の加工(架装工事等)においては、完成までの各作業工
程はオーダー毎に異なるため、少品種大量生産方式でよ
く適用されるライン生産方式と比較して、その加工作業
管理は困難である。また、加工作業の一部又は全部を外
注業者に依頼する場合では、外注管理が必要となり更に
難易度が増す。しかし、そうした困難さを乗り切り、製
品が要求仕様通りの機能を満たすよう加工され、計画通
り作業が進捗し、顧客指定の納期通りに完了するよう作
業の管理をすることは、顧客満足度を高めるためには必
須である。
【0003】従来の作業指示から作業完了までの加工作
業管理の一般的な例を以下に説明する。営業担当者は、
商談活動の中で顧客と仕様確認を行い注文書を作成す
る。受注後、その注文書に示された仕様に対し、発注業
務部門が各仕様の加工作業発注先を決定し、作業指示書
を作成して作業指示を行う。作業指示時には、各仕様が
もれなく指示されるよう注文書の内容と作業発注先の作
業指示内容を確認する。そして、各作業工程の順序を決
め、各工程での製品(仕掛品)の搬入予定日と完成予定
日を設定する。加工対象の製品は、指示された順序で作
業発注先を移動しながら加工される。各工程の進捗状況
は、各発注先に問い合わせて状況確認を行う。作業完了
後、作業発注先から作業に対する請求書が送られてくる
ので、その請求金額と発注額を照らし合わせた上で、請
求書を受け付ける。
【0004】例えば、特開平4−256067号公報に
は、作業進捗状況をリアルタイムに把握するために、バ
ーコードを利用した生産管理方式が開示されている。図
18にこの生産方式における機能ブロック図を示す。こ
の方式では、受注入力後の作業指図書に受注No.、工
程コードをバーコード化して印字し、各工程の始めと終
わりにバーコード入力による受注No.、工程コード及
び作業工数等の作業データ入力をする。このとき、バー
コードを利用することで現場での入力負荷をかけずにか
つデータ入力誤りの発生を抑え、また、磁気カード等を
利用した場合よりも低コストでシステム構築ができるこ
とを特徴としている。入力された作業データは、受注オ
ーダー別に、あるいは工程別に作業実績収集処理が行わ
れ、その結果はホストコンピュータへ伝送され、リアル
タイムに進捗状況がオーダー別、工程等で照会でき、把
握することができる。また、作業者ごとの分単位の価格
や、使用資材の経費を計算し、個別原価計算を行い、受
注オーダー毎の個別原価明細表を出力することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
生産管理方式において、作業進捗情報を収集するための
入力機器は、構内回線でホストとオンライン接続する必
要があるため、特定の工場内等限られた作業場において
は効果的であるものの、社外の業者に作業の一部又は全
部を依頼するような場合には適さない。すなわち、社外
の不特定の外注業者が製品生成のラインに荷担される場
合には、その外注業者にオンライン接続する入力機器を
配備しなくてはならない。取引が予想される全ての外注
業者に入力機器を配備することは、コスト面からも現実
的には不可能であると考えられる。
【0006】また、従来の方式は、作業工程が定型的で
あり、例えば同様の製造工程をたどるライン作業のため
の進捗管理であるため、作業完了情報だけを管理してお
けば現在作業中の製品の在庫場所と現在の作業内容が必
然的に判るような場合には適しているが、顧客の要求に
よって個別の製品仕様が大きく異なり、それに応じて外
注業者を含めた作業工程が異なるような場合には適して
いない。すなわち、従来のように作業完了情報だけを管
理しておいても、製品の次の移動先並びに作業内容は把
握できない。
【0007】従って、従来の方式においては、製品(仕
掛品)が外注業者間を移動している間の進捗状況は、外
注業者に問い合わせを行わない限り把握することができ
ない。そのため、営業担当者から作業進捗状況の問い合
わせがあったときや、納期通りに製品が搬入されてこな
いとき等の作業状況を確認する必要が発生した場合に、
作業工程を追って各外注業者に対して状況を確認するこ
とになるため、即座に状況が把握できず、その回答を得
るまでに多くの作業時間がかかってしまうという問題が
あった。
【0008】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、外部に発注した作
業の進捗状況の把握を容易にし、作業完了の情報を即座
にかつ低コストで把握することができる製品加工作業に
おける作業管理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明における製品加工作業における作業
管理システムは、受注毎に仕様の異なる製品の加工作業
を複数の作業工程に分割し、その分割した加工作業の一
部又は全部を発注先となる各加工作業場に依頼して製品
の加工を行うために用いる作業管理システムにおいて、
顧客の仕様に基づいて製品の加工作業を依頼する発注先
並びに発注先の作業工程順を決定する発注先特定手段
と、特定した発注先に作業指示を行う加工作業指示手段
と、加工作業を指示した発注先毎の加工作業の進捗状況
を記録する作業状況記録手段と、発注先からの作業完了
報告を受け付ける完了報告受付手段と、を有し、発注先
の作業管理用設備の有無に関係なく加工作業の進捗状況
を発注先毎に把握することを特徴とする。
【0010】また、前記完了報告受付手段は、ファクシ
ミリ装置であることを特徴とする。
【0011】また、前記加工作業指示手段は、作業完了
報告書を兼用した作業依頼書を発注先に送ることを特徴
とする。
【0012】更に、前記加工作業指示手段は、指示する
加工作業毎に割り当てた作業オーダー番号を作業完了報
告書と兼用の作業依頼書にバーコードで表し、受け付け
た作業完了報告書に表されたバーコード及び記載された
作業完了時間を読み取る作業完了報告読取手段と、前記
作業完了報告読取手段が読み取った内容で前記作業状況
記録手段を更新する作業進捗管理手段と、を有すること
を特徴とする。
【0013】以上の構成により、本発明に係る作業管理
システムは、社外を含めて作業完了の情報を即座に収集
するためのコストの掛からない入力機器を提供し、収集
した作業進捗状況の情報を作業状況記録手段に工程情報
として即時に更新し、作業状況記録手段の内容で作業進
捗状況の即時把握を可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態を自動車製造販売の場合を例として説
明する。
【0015】全体システム構成 図1は、本発明に係る作業管理システムの一実施の形態
の全体構成図である。本実施の形態における作業管理シ
ステムは、作業管理を行う本社1と、顧客11に対して
自動車販売を行い、また顧客11に注文された自動車
(完成品)32を納品する営業所2と、半製品30の仕
入先である調達会社3と、半製品30や半製品30を一
部加工を施した仕掛品31に対する加工作業を発注する
社外の加工会社4,5と、半製品30、仕掛品31の輸
送作業を発注する社外の輸送業者6と、で構成される。
本社1と営業所2及び調達会社3は、通信網24を介し
て接続され、本社1と加工会社4,5及び輸送業者6
は、公衆網26を介して接続される。本作業管理システ
ムを構築する会社、営業所等の数は、図1に示した数と
は限らないことはいうまでもない。次に、各会社の設備
について説明する。
【0016】社内システム構成 本社1は、作業管理を統括的に行う手段としてホストコ
ンピュータ20を設置し、各種マスタ情報、トランザク
ション情報を一括管理する。本社に所属する発注業務部
門7には、構内網25を介してホストコンピュータ20
に接続され、ホストコンピュータ20に対してアクセス
を行う端末装置21が設置されている。この端末措置2
1からホストコンピュータ20が管理する各種情報のデ
ータベースの更新処理等を行う。また、端末装置21に
は、公衆網26を接続し、加工会社4,5及び輸送業者
6の発注先からの作業完了報告を受け付ける完了報告受
付手段としてのファクシミリ装置(FAX装置)及び受
け付けた作業完了報告書に表されたバーコード及び記載
された作業完了時間を読み取る作業完了報告読取手段と
してのOCRの装置27が接続されている。
【0017】各営業所2は、商談業務を行う営業部門8
及び受入検査等を行う作業部門9、10が設けられてお
り、営業部門8と作業部門9,10には、ホストコンピ
ュータ20、通信網24及び構内網25を介して接続さ
れた端末装置28,29がそれぞれ設置されている。
【0018】社外システム構成 調達会社3は、通信網24を介してホストコンピュータ
20に接続された調達会社3のホストコンピュータ(以
下、「調達会社ホスト」という)23が設置されてお
り、本社1からの半製品の発注依頼を受ける。
【0019】加工会社4,5及び輸送業者6は、作業管
理を専門に行うためのコンピュータ等の作業管理用設備
は特に必要でなく、一般企業ならどこでも所有している
FAX装置22のみが設置されていればよい。FAX装
置22は、既設のものでよく、公衆網26に接続されて
おり、本社1のFAX27との間でFAX通信を行うこ
とができる。
【0020】システム動作 図2、3、4は、本実施の形態におけるシステムフロー
を示した図である。この図2〜4に示した取引先マスタ
80、機種マスタ81、仕様マスタ82、商談ファイル
83、注文仕様ファイル84、オーダーファイル85、
在庫マスタ86、在庫仕様ファイル87、輸送運賃マス
タ88及び売上情報ファイル89は、ホストコンピュー
タ20に記憶されており、各部門7〜10から必要に応
じてアクセスされる。
【0021】本実施の形態における処理について、受注
を行う営業部門8での営業業務処理(ステップ51)
と、半製品30を調達してから完成品32を作成するま
での各場所における加工業務処理(ステップ52)とに
分けて説明する。
【0022】営業業務処理 受注情報を登録する営業業務処理(ステップ51)は、
営業所2の営業部門8で行われる。まず、営業部門8で
は、商談発生時に営業用の端末装置28にて商談登録処
理を行う(ステップ55)。つまり、図5に示した顧客
情報入力画面から顧客11の取引先情報を入力する顧客
情報入力処理(ステップ56)、図6に示した機種情報
入力画面から調達する半製品30の機種情報を入力する
機種情報入力処理(ステップ57)、図7に示した仕様
情報入力画面から加工仕様明細情報を入力する仕様情報
入力処理(ステップ58)及び図8に示した販売条件入
力画面から入力、販売価格、納期等の販売条件の情報を
入力する販売条件入力処理(ステップ59)を行い、そ
れらの情報を商談ファイル83及び注文仕様ファイル8
4へ登録する。
【0023】仕様マスタ82には、仕様コードの名称、
標準単価、予定原価、機種との適合情報等が登録されて
おり、商談登録処理における各種仕様情報の入力時に
は、仕様マスタ82に登録された仕様コードを入力して
いく。商談に関する情報は、入力された仕様コードに基
づいて仕様マスタ82から標準単価、予定原価を読み込
み、全ての仕様明細で積み上げた販売価格、営業予定原
価を商談ファイル83へ登録する。注文依頼のあった機
種等の仕様明細は、商談別に注文仕様ファイル84に登
録される。そして、商談ファイル83、注文仕様ファイ
ル84に登録された内容に基づいて、図9に示したよう
な見積書90及び図10に示したような注文書91を発
行し、顧客11との契約内容の確認を行う。
【0024】営業部門8では、商談の成立により端末装
置28にて受注処理を行う(ステップ62)。この受注
処理では、受注オーダー番号を採番してオーダーファイ
ル85に受注情報を登録する。なお、このときに商談登
録処理(ステップ55)で積み上げた限度予定原価を設
定する。また、受注報告書92を作成して発注業務部門
7へ製品の加工を正式に依頼する。
【0025】加工業務処理 受注報告書92に基づき行う加工業務処理(ステップ5
2)は、本社1の発注業務部門7で行われる。まず、発
注業務部門7では、受注報告書92で通知された受注情
報に基づいて、加工作業の工程を決定し、調達会社3へ
の半製品30の発注を含めて加工会社4,5及び輸送業
者6等各発注先への指示を行う。発注業務部門7に設置
された端末装置21は、受注情報に含まれている顧客の
仕様に基づいて製品の加工作業を依頼する発注先並びに
発注先の作業工程順を決定する発注先特定手段であり、
特定した発注先に作業指示を行う加工作業指示手段でも
ある。
【0026】この発注先を決める作業では、顧客11へ
の納期を守れるように各発注先の負荷状況を把握する。
これは、発注先状況照会処理(ステップ70)において
用意された図11に示した発注先状況照会画面から各発
注先の負荷状況を把握し、作業が過負荷にならないよう
発注先並びに作業日程を決める。ところで、オーダーフ
ァイル85は、加工作業を指示した発注先毎の加工作業
の進捗状況を記録する作業状況記録手段であり、全ての
受注情報の他に発注作業単位の工程管理情報を登録す
る。工程管理情報は、発注先を索引キーとする副索引フ
ァイルを備えて登録されている。従って、発注先状況照
会画面からオーダーファイル85に登録されている発注
状況を発注先単位で検索することができる。データ登録
の構造は後述する。
【0027】発注業務部門7では、次の処理として、決
定した発注先及び作業工程の結果に基づき、加工会社
4,5並びに社内の作業部門9,10に対しては図12
に示した発注先指示画面及び図13に示した作業仕様入
力画面から作業依頼情報を入力して作業依頼書(兼完了
報告書)93を作成する作業指示処理を行う(ステップ
65)。続いて、製品の輸送業者6に対しては、図14
に示した輸送指示入力画面から輸送指示情報を入力して
輸送業者6に対する作業依頼を行うための輸送依頼書
(兼完了報告書)94を作成する輸送指示処理を行う
(ステップ66)。図15に作業依頼書(兼完了報告
書)93の例を、図16に輸送依頼書(兼完了報告書)
94の例をそれぞれ示す。
【0028】作業指示処理(ステップ65)において用
いる作業仕様入力画面では、営業部門8が使用した仕様
情報入力処理(ステップ58)と同様に、仕様マスタ8
2に登録された仕様コードを使用して仕様入力するが、
このとき、受注オーダー番号を入力することにより、営
業業務処理(ステップ51)で登録した注文仕様ファイ
ル84の内容が初期画面表示される。発注担当者は、そ
の内容を確認し作業指示を行う。このときに作業の予定
金額を設定するが、営業業務処理(ステップ51)で設
定した受注情報の限度予定原価と大小比較し、もし指示
した予定原価が限度予定原価を越えている場合には作業
仕様入力画面の画面上に警告メッセージを表示し、予定
金額の見直しを促す。この場合、発注担当者は、指示内
容の見直しをするか、営業担当者へ正しい仕様に見合っ
た再見積りをするよう連絡する。その対応処理後に適正
な金額の発注処理を改めて行う。
【0029】輸送指示処理(ステップ66)においても
同様のチェックが行われる。
【0030】作業指示処理(ステップ65)または輸送
指示処理(ステップ66)を実行する際、作業オーダー
番号を採番し、オーダーファイル85に作業オーダー番
号をキーとする作業情報レコードまたは輸送情報レコー
ドを登録する。また、作業明細情報は在庫仕様ファイル
87に登録する。
【0031】図15に示した作業依頼書(兼作業完了連
絡書)には、作業オーダー単位で加工会社2,3または
社内の作業部門9,10への作業指示内容を示す。作業
依頼書の部分には管理番号となる作業オーダー番号、加
工する製品の製品番号、製品の搬入予定日、作業完了希
望日等の他に、作業内容の明細情報として個別の作業明
細名称と数量及び予定金額が示される。そして、作業完
了連絡書の部分には完了時に送信する宛先のFAX番号
の他に、OCR読取用の発注番号及び作業オーダー番号
を示すバーコードが印字される。図15では加工会社A
に対して作業指示を送信する場合の作業依頼書(兼作業
完了連絡書)を示している。
【0032】図16に示した輸送依頼書(兼輸送完了連
絡書)には、作業依頼書(兼作業完了連絡書)と同様に
作業オーダー単位で輸送業者への輸送指示内容を示す。
輸送完了依頼書の部分には、作業オーダー番号、輸送す
る製品番号、輸送元及び輸送先の場所、出発日時及び到
着日時等を示す。輸送完了連絡書の部分は作業依頼書
(兼作業完了連絡書)と同様の印字内容である。図16
では輸送業者Aに対して作業指示を送信する場合の輸送
依頼書(兼輸送完了連絡書)を示している。
【0033】端末装置21は、発注先となる加工会社
4,5及び輸送業者6に郵送またはFAXで作業依頼書
(兼作業完了連絡書)93あるいは輸送依頼書(兼輸送
完了連絡書)94を送る。また、社内の作業部門9,1
0に作業依頼書(兼作業完了連絡書)93を通信網24
経由で送信する。
【0034】社外の加工会社4、加工会社5では、送ら
れた作業依頼書(兼作業完了連絡書)93の内容に基づ
き作業を行う。そして、各々依頼書の作業を完了した時
点で、作業依頼書(兼作業完了連絡書)93に完了日時
を記入し、FAX装置22で作業依頼書(兼作業完了連
絡書)93に示されたFAX番号をダイヤルし、発注業
務部門7に設置されたFAX・OCR装置27へその作
業依頼書(兼作業完了報告書)93を公衆網26経由で
送信する。輸送業者6においても同様に、郵送またはF
AXで送られた輸送依頼書(兼輸送完了連絡書)94の
内容に基づき製品を輸送する。そして、輸送完了した時
点で輸送依頼書(兼輸送完了連絡書)94に完了日時を
記入し、同様にFAX装置22で輸送依頼書(兼輸送完
了連絡書)94に示されたFAX番号をダイヤルし、発
注業務部門7に設置されたFAX・OCR装置27へそ
の輸送依頼書(兼完了報告書)94を公衆網26経由で
送信する。 FAX・OCR装置27を接続した端末装
置21では、送信されてきたデータから発注番号を読み
取り、その発注番号の作業が完了したものとして、作業
完了情報をホストコンピュータ20に入力する。その情
報は、作業オーダー番号をキーとして情報を管理するオ
ーダーファイル85に更新される。端末装置21は、作
業進捗管理手段である。なお、本実施の形態において
は、外部発注先を加工会社4,5及び輸送業者6の3社
としたが、実際には加工会社は不特定多数で輸送業者も
多数である。作業依頼書(兼作業完了連絡書)93は工
事内容に応じて発行されるので、各作業オーダーの作業
完了段階毎に工事完了情報が入力される。
【0035】社内の作業部門9,10でも作業依頼書
(兼作業完了連絡書)93の内容に基づき外部業者と同
様に作業を行う。ただし、社内部門の場合は、各作業部
門9,10にそれぞれ構内網25に接続された端末装置
29が設置されていることから、作業完了入力処理(ス
テップ67)において、作業の完了報告は、自部門の端
末装置29に接続されているバーコードリーダー(図示
せず)を使用して作業依頼書(兼作業完了連絡書)93
に印字してあるバーコードを直接入力することでホスト
コンピュータ20へ送信される。つまり、端末装置29
から入力することで、端末装置21を介さずにオーダー
ファイル85の内容を直接更新することができる。
【0036】ホストコンピュータ20のオーダーファイ
ル85に集約された作業完了情報は、前述の通り、図1
7に示したオーダー別工程照会画面において各オーダー
毎の作業状況を表示する工程照会処理(ステップ69)
や発注先別の担当作業の状況を表示する発注先状況照会
画面で作業状況の確認をすることができる。これによ
り、外注業者や社内の各部門に対する状況フォローある
いは顧客11に対する納期回答を即座にすることができ
る。
【0037】以上のようにして、本実施の形態によれ
ば、1オーダーの受注から加工会社への発注及び各加工
会社での加工完了情報が容易に都度入力されるので、社
外の作業進捗状況を容易、正確かつ迅速に把握すること
が可能となる。
【0038】なお、本実施の形態においては、コンピュ
ータ20にオンライン接続できない作業場として外部業
者の場合で説明したが、同じ社内であっても作業管理用
設備が設置されておらずオンライン接続してないまたは
できない部門の場合でも外部業者と同様に取り扱うこと
で作業の進捗状況をリアルタイムに把握することができ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、ファクシミリ装置など
による完了報告受付手段を設けたので、外部の業者にオ
ンライン接続する特別の入力機器を設置しなくても作業
完了の情報を即座に受け付けることが可能となり、作業
の進捗状況をリアルタイムに把握することが可能とな
る。これにより、余計な設備投資などにかかる費用を抑
止することができる。また、作業管理用設備が設置され
ることが不要となるため、社外の業者に作業の一部又は
全部を依頼して製品の加工を行う場合に適している。
【0040】また、顧客の仕様に基づいて製品の加工作
業を依頼する発注先を決定するようにしたので、製品仕
様の異なることにより作業工程が異なる場合にでも加工
作業の進捗状況をリアルタイムに把握することができ
る。
【0041】また、加工作業依頼手段は、作業完了報告
書を兼用した作業依頼書を発注先に送り、発注先に、そ
の作業完了報告書に完了日付等の必要事項のみを記入し
て送り返させるだけで作業完了報告ができるようにした
ので、完了報告の際の手間が省け簡便であり、かつ型式
も一定であることから確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る作業管理システムの一実施の形
態の全体構成図である。
【図2】 本実施の形態におけるシステムフローを示し
た図である。
【図3】 本実施の形態におけるシステムフローを示し
た図である。
【図4】 本実施の形態におけるシステムフローを示し
た図である。
【図5】 本実施の形態において使用する顧客情報入力
画面の例を示した図である。
【図6】 本実施の形態において使用する機種情報入力
画面の例を示した図である。
【図7】 本実施の形態において使用する仕様情報入力
画面の例を示した図である。
【図8】 本実施の形態において使用する販売条件入力
画面の例を示した図である。
【図9】 本実施の形態において発行される見積書の例
を示した図である。
【図10】 本実施の形態において発行される注文書の
例を示した図である。
【図11】 本実施の形態において使用する発注先状況
照会画面の例を示した図である。
【図12】 本実施の形態において使用する発注先指示
画面の例を示した図である。
【図13】 本実施の形態において使用する作業仕様入
力画面の例を示した図である。
【図14】 本実施の形態において使用する輸送指示入
力画面の例を示した図である。
【図15】 本実施の形態において使用する作業依頼書
(兼完了報告書)の例を示した図である。
【図16】 本実施の形態において使用する輸送依頼書
(兼完了報告書)の例を示した図である。
【図17】 本実施の形態において使用するオーダー別
工程照会画面の例を示した図である。
【図18】 従来の生産方式における機能ブロック図を
示した図である。
【符号の説明】
1 本社、2 営業所、3 調達会社、4,5 加工会
社、6 輸送業者、7発注業務部門、8 営業部門、
9,10 作業部門、11 顧客(納入先)、20 ホ
ストコンピュータ、21,28,29 端末装置、22
ファクシミリ装置(FAX装置)、23 調達会社ホ
スト、24 通信網、25 構内網、26 公衆網、2
7 FAX・OCR装置、30 半製品、31 仕掛
品、32完成品、80 取引先マスタ、81 機種マス
タ、82 仕様マスタ、83 商談ファイル、84 注
文仕様ファイル、85 オーダーファイル、86 在庫
マスタ、87 在庫仕様ファイル、88 輸送運賃マス
タ、89 売上情報ファイル、90 見積書、91 注
文書、92 受注報告書、93 作業依頼書(兼作業完
了連絡書)、94 輸送依頼書(兼輸送完了連絡書)、
95 請求書、96作業請求書。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受注毎に仕様の異なる製品の加工作業を
    複数の作業工程に分割し、その分割した加工作業の一部
    又は全部を発注先となる各加工作業場に依頼して製品の
    加工を行うために用いる作業管理システムにおいて、 顧客の仕様に基づいて製品の加工作業を依頼する発注先
    並びに発注先の作業工程順を決定する発注先特定手段
    と、 特定した発注先に作業指示を行う加工作業指示手段と、 加工作業を指示した発注先毎の加工作業の進捗状況を記
    録する作業状況記録手段と、 発注先からの作業完了報告を受け付ける完了報告受付手
    段と、 を有し、発注先の作業管理用設備の有無に関係なく加工
    作業の進捗状況を発注先毎に把握することを特徴とする
    製品加工作業における作業管理システム。
  2. 【請求項2】 前記完了報告受付手段は、ファクシミリ
    装置であることを特徴とする請求項1記載の製品加工作
    業における作業管理システム。
  3. 【請求項3】 前記加工作業指示手段は、作業完了報告
    書を兼用した作業依頼書を発注先に送ることを特徴とす
    る請求項1記載の製品加工作業における作業管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記加工作業指示手段は、指示する加工
    作業毎に割り当てた作業オーダー番号を作業完了報告書
    と兼用の作業依頼書にバーコードで表し、 受け付けた作業完了報告書に表されたバーコード及び記
    載された作業完了時間を読み取る作業完了報告読取手段
    と、 前記作業完了報告読取手段が読み取った内容で前記作業
    状況記録手段を更新する作業進捗管理手段と、 を有することを特徴とする請求項3記載の製品加工作業
    における作業管理システム。
JP13683896A 1996-05-30 1996-05-30 製品加工作業における作業管理システム Pending JPH09319795A (ja)

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