JP2021012551A - 取引商品の受発注管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば建築工事現場において必要とされる各種資材の見積、受注、発注、納品、その代金決済等の一連の取引履歴情報を一覧的に入力表示、確認できるようにする。【解決手段】見積製品の取引経過を表示する情報表示画面10を有するディスプレイ機器6を備える。情報表示画面10には、得意先等からの注文を受けて列方向に沿って配列表示した見積製品の諸データを、見積製品毎に列方向に沿って明細行として表示羅列してある設計見積データ表示域13と、見積製品に対する受注、納品、代金決済の取引経過を見積製品毎の明細行に行方向に沿って表示羅列している取引履歴表示域14とを行方向に沿って並列させて区画表示する。業務選択タグ域12の処理項目名のタグによって業務毎の作業欄を取引履歴表示域14に区画表示し、処理項目列の諸データの入力表示によって受注、納品、代金決済その他の取引履歴を、行列の表形式によって一覧に表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば建築工事現場において、建築資材関係の各種製品を納品等して取り扱うとき、最終的に納品される数量が定まっている場合、構築現場において使用・構築される各種資材を補充しながらこれらを逐次納入するとき、これらの各種資材毎の摘要・概要と共に取引の経過に基づいたそれらの各種資材の見積、受注、発注、納品、その代金決済等の一連の取引履歴の情報を一覧的に入力表示、確認できるようにした取引商品の受発注管理システムに関する。
従来から、建築資材関係の各種製品に限らず、その商取引には、取引過程によって例えば見積書、契約書、注文書、発注書、納品書、請求書、入金票、領収書等の各種伝票類が発行され、発行された伝票類、その記録の帳票類は、例えば取引毎に纏めて保管・保存されている。
近時の商取引も社会のデジタル化に伴い、これらはパソコン(パーソナルコンピュータ)上で入力作成され、発行された帳票類が商品の発注、納品等の授受と共に交付され、次いで請求に基づき代金の支払いによる決済が行われる。また、取引の開始から決済に至るまで、製品の授受の確認のみならず、発行される帳票類における製品毎に照応もされ、誤記、入力・計算ミスの有無その他もチェック、確認されることで最終的に決済される。
こうした一連の処理に際し、伝票・帳票類による確認、チェックは重要なものとなっており、それらの処理をシステム化し、能率的に実施するため、例えば特許文献1に示される業務処理システムが提案されている。この特許文献1の業務処理システムは、見積書、契約書、納品書、請求書等の様々な書面を画像として読み取り、その画像等から会計処理はもとより注出、分類、集計等の様々な処理を行えるようにしている。
特開2014−228914号公報
ところが、この特許文献1の業務処理システムでは、発行、交付される様々な取引書類を画像として読み取り、その文字、数等を所定のアイテムコードに変換記憶し、これらによって会計処理するとしても、読み取り、変換時のいわゆるノイズの発生は完全には除去できず、データ処理を確実に遂行できるとは限らない。
また、例えば建築業界等における各種資材を取り扱う取次店、問屋、商社等では、施工業者等から受注した注文に対応してこれらの各種資材を納品し、またそれらが予め用意されていない場合にはそれらを購入・手配して同様に納品している。こうした納品に際しては、施工業者に応じて、また工事現場の進捗状況に対応させて、所定数で注文した同一部材であっても複数回に分けて、しかも搬入数も異なって納品されることがあり、その納品過程中の途中の合計が現場での整理が不十分であった場合には、とりわけ注文数に対応したのか否かが把握できなくなることがある。更には、複数の現場を同一の施工業者が担当しているとき、現場毎に各種資材が管理される必要があっても、同一部材が異なる現場に納品日、納品数が異なって納品される場合には一層の混乱が生じる。
建築現場で必要な各種資材は、施工業者が直接にメーカーに発注することは少なく、これを仲介するいわゆる問屋、商社等を通じてその手配を依頼するよう発注しているのが現状である。注文を受けた仲介業者においては、在庫があればともかく、受注してからメーカー等から仕入、検品して注文主である得意先等に納品し、その売買代金、更には仕入代金を決済している。
しかも、これらの商品取引における注文、納品、請求、支払等の一連の処理は、それらの手配毎に処理伝票が用意されると共に、その経緯が帳票類に記録され、保管されるも、これらは各処理、手配段階の業務毎に行われ、整理されている。そのため、資材毎にどのように処理されているかを確認するには、その処理毎の伝票、帳票類において記録・記載されている資材毎に検索、注出し、それらの個別の取引履歴等を時系列で追跡する必要があるから極めて面倒である。また、仲介業者においては、受注、その仕入、納品等の処理には、受注した各種資材毎に管理し手配しなければ、仕入ミス、納品ミスが生じた場合には施工現場における工期遅延の一因にもなりかねないから、これらは厳密に処理される必要がある。
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えば構築現場で必要とされ、設計で見積もられる各種資材毎に、その受注、納品更には仕入、その後の代金決済の処理等を一覧として表示でき、また、選択された資材に関する日々時系列に発生する各種の取引経過を仲介業者のみならず、施工業者である得意先等更には調達する場合の仕入先等のメーカー等も情報を共有してそれらを容易に把握可能にする取引商品の受発注管理システムを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、得意先、工事先の工事現場に関する各種の情報をデータベースとして格納整理してある得意先等情報管理部2と、工事現場において必要とする各種資材の見積製品の各種情報を格納整理してある注文手配情報管理部3と、見積製品の仕様その他に関する各種の情報をデータベースとして格納整理してある製品情報管理部4とを保存格納してあるクラウドサーバー1に、このクラウドサーバー1の各管理部2,3,4を操作するクライアント側のパソコン5を通信回線によって接続し、またパソコン5は、見積製品、その取引経過を表示する情報表示画面10を有するディスプレイ機器6を備えて成り、情報表示画面10には、得意先等からの注文を受けて列方向に沿って配列表示された見積製品の諸データが、見積製品毎に列方向に沿って明細行として表示羅列されている設計見積データ表示域13と、見積製品に対する受注、納品、代金決済の取引経過が見積製品毎の明細行に行方向に沿って表示羅列されている取引履歴表示域14とを行方向に沿って並列させて区画表示し、見積製品毎の受注、納品、代金決済の取引履歴を行列の表形式によって一覧に表示してあることを特徴とする。
取引履歴表示域14には、見積製品を仕入れたときの仕入製品の発注、納入、仕入代金決済の取引履歴を一覧に表示して、また見積製品の得意先等への請求代金とその見積製品に相当する仕入製品の支払代金との割合比率による利益率を見積製品毎の明細行中に表示して構成することができる。
取引履歴表示域14には、見積製品に対する受注日毎の受注日列、納品日毎の納品日列、代金決済時毎の代金決済日列を注文処理時、納品処理時、代金決済処理時においてそれぞれを列追加できるようにして構成することができる。
また、取引履歴表示域14には、仕入製品に対する発注日毎の発注日列、納入日毎の納入日列、仕入代金決済時毎の仕入代金決済日列を発注処理時、納入処理時、仕入代金決済処理時においてそれぞれを列追加できるようにして構成することができる。
取引履歴表示域14には、得意先等からの見積製品の受注経過を表示する受注実績欄17を区画表示し、この受注実績欄17には、行方向に沿って受注日列、受注済数量列、受注金額列を設け、見積製品毎の明細行に受注日列では受注日毎の受注数量を入力表示し、受注済数量列では受注済数量の合計を、受注金額列では受注金額を入力表示するようにし、受注日列は追加可能にして構成することができる。
取引履歴表示域14には、得意先等への見積製品の納品経過を表示する納品実績欄18を区画表示し、この納品実績欄18には、行方向に沿って納品日列、納品済数量列、納品金額列を設け、見積製品毎の明細行に納品日列では納品日毎の納品数量を、納品済数量列では納品済み数量の合計を、納品金額列では納品金額を入力表示するようにし、納品日列は追加可能にして構成することができる。
取引履歴表示域14には、得意先等への見積製品の納品状況を表示する納品状況欄19を区画表示し、この納品状況欄19には、行方向に沿って受注済数量列、納品済数量列、未納品数量列を設け、見積製品毎の明細行に受注済数量列では受注済数量の合計数量を、納品済数量列では納品済数量の合計数量を、未納品数量列では未納品数量を入力表示するようにして構成することができる。
取引履歴表示域14には、得意先等への見積製品の納品済数量に対応した請求金額を表示する得意先請求欄20を区画表示し、この得意先請求欄20には、行方向に沿って請求日列、請求合計列、未請求合計列を設け、見積製品毎の明細行に請求日列では納品済みの見積製品の請求代金を、請求合計列では見積製品毎の請求済の請求代金の合計金額を、未請求合計列では納品済の見積製品の未請求代金の合計金額を入力表示するようにし、請求日列は追加可能にして構成することができる。
取引履歴表示域14には、得意先等からの支払・入金の入金額を表示する入金処理欄21を区画表示し、この入金処理欄21には、行方向に沿って入金日列、入金合計列、未入金合計列を設け、見積製品毎の明細行に入金日列では入金額を、入金合計列では見積製品毎の入金額の合計を、未入金合計列では請求済の見積製品の未入金代金の合計金額を入力表示し、入金日列は追加可能にして構成することができる。
取引履歴表示域14には、見積製品を仕入れた場合の仕入製品の諸データを表示する仕入等情報欄15を区画表示し、この仕入等情報欄15には、行方向に沿って少なくとも仕入単価列、仕入金額列を設け、見積製品毎の明細行に仕入単価列では仕入単価を、仕入金額列では仕入金額を入力表示するようにして構成することができる。
取引履歴表示域14には、仕入先からの仕入代金の請求を表示する仕入先請求欄22を区画表示し、この仕入先請求欄22には、行方向に沿って仕入請求日列、仕入請求合計列、未請求合計列を設け、仕入製品である見積製品毎の明細行に仕入請求日列では仕入請求金額を、仕入請求合計列では見積製品毎の仕入請求金額の合計金額を、未請求合計列では仕入納入後で未請求の仕入金額の合計金額を入力表示し、仕入請求日列は追加可能にして構成することができる。
取引履歴表示域14には、仕入先からの仕入代金の支払いを表示する仕入先支払欄23を区画表示し、この仕入先支払欄23には、行方向に沿って支払日列、支払合計列、未支払合計列を設け、仕入製品である見積製品毎の明細行に支払日列では仕入先に支払った支払金額を、支払合計列では見積製品毎の支払金額の合計金額を、仕入製品につき請求された仕入代金で未払いの未支払金額の合計金額を入力表示し、支払日列は追加可能にして構成することができる。
取引履歴表示域14には、見積製品毎の収益を表示する収益等表示欄24を区画表示し、この収益等表示欄24には、行方向に沿って設計掛率列、仕入掛率列、売上金額列、売上利益列、売上利益率列を設け、見積製品毎の明細行に設計掛率列では設計見積価格に対する実際上の割引後の販売価格率を、仕入掛率列では仕入れ価格に対する実際上の割引後の仕入価格率を、売上金額列では販売価格率・仕入価格率による売上金額を、売上利益列では販売価格と仕入価格との差額を、売上利益率列では販売価格に対する売上利益の割合比率を入力表示するようにして構成することができる。
クラウドサーバー1内にあるデータベースにおける表計算ソフトによるcsvデータは、クラウドサーバー1に通信手段にて接続されているパソコン5にダウンロードされ、パソコン5に格納されている表計算ソフトによって所定書式でプリントできるように構成することができる。
以上のように構成された本発明に係る取引商品の受発注管理システムにあって、ディスプレイ機器6の情報表示画面10において、例えば各種の工事現場において必要とされる見積製品につき、その受注に応じて納品すべき見積製品の諸データが情報表示画面10中の設計見積データ表示域13に入力表示され、その受注、納品、その後の代金決済等の取引経過が取引履歴表示域14に見積製品毎の明細行に入力表示されることで、見積製品毎の取引履歴を一覧で表示させ、確認させる。
取引履歴表示域14における受注実績欄17では受注日毎の受注内容を、納品実績欄18では納品内容を、納品状況欄19では未納品を含めた納品状況をそれぞれ入力表示させ、受注から納品完了までの見積製品のいわゆる動きを把握させる。
取引履歴表示域14における得意先請求欄20では納品後の見積製品の請求代金を、入金処理欄21では請求代金の入金状況をそれぞれ入力表示させ、請求・入金を照合、チェックさせ、取引を最終的に確認させる。
また、見積製品を調達すべく仕入れた場合、取引履歴表示域14における仕入等情報欄15では仕入製品の諸データを、仕入先請求欄22では仕入代金の請求内容を、仕入先支払欄23では仕入代金の支払状況をそれぞれ入力表示させ、仕入請求、支払を照合、チェックさせ、仕入取引を最終的に確認させる。
取引履歴表示域14における収益等表示欄24では見積製品毎の収益額、収益率を表示させ、取引分析、その診断等を検討させる資料とさせ、取引継続その他の取引態様の検討に役立たせる。
また、クラウドサーバー1内の表計算ソフトのcsvデータをパソコン5にダウンロードすることで、パソコン5内の表計算ソフトによって例えば見積書、納品書、請求書等の伝票、帳票類としてプリントさせる。
本発明は以上説明したように構成されているため、例えば各種の工事現場において必要とされる各種資材に関し、その見積に基づく設計契約上の見積製品毎の取引履歴、すなわちその諸データ、受注内容、納品内容、請求内容、入金内容等を一覧的に把握でき、それらの処理を合理的に遂行できる。
すなわちこれは、本発明において、得意先等情報管理部2、注文手配情報管理部3、製品情報管理部4を備えたクラウドサーバー1にパソコンを接続し、パソコン5に備えたディスプレイ機器6における情報表示画面10では見積製品の諸データを表示する設計見積データ表示域13と、見積製品毎の知受注、納品、その代金決済等の取引経過を表示する取引履歴表示域14とを見積製品毎の明細行として行列の表形式として一覧に表示してあるからである。これによって、見積製品毎の取引履歴を把握でき、また従来のように取引状況を確認するための伝票、その時系列による整理を要せずに取引経過を簡単に確認できる。
設計見積データ表示域13に表示される見積製品に対応して取引履歴表示域14には、受注実績欄17、納品実績欄18、納品状況欄19、得意先請求欄20、入金処理欄21それぞれで見積製品毎の明細行に取引経過が順次に入力表示されるので、受注・納品からその代金の請求・入金処理に至る取引の経過を明確にすることができる。
また、受注した見積製品を新たに仕入れ調達する場合、調達先を仕入先として、その仕入先情報、仕入先への発注、納品、仕入代金の決済等も仕入等情報欄15、仕入先請求欄22、仕入先支払欄23等にその取引経過を順次に入力表示することで、調達の経過を明らかにすることができる。
更には、見積製品の納入・請求に基づく売上金額と、その該当見積製品を仕入れた仕入金額との収益率その他も収益等表示欄24によって明らかにでき、しかも見積製品毎の明細行にその取引履歴が明らかにされていることと相俟ち、個々の見積製品毎に分析、診断し、検討することができ、取引継続の要否も含め判断材料として役立てることができる。
クラウドサーバー1内の表計算ソフトのcsvデータは、パソコン5にダウンロードされ、プリントされることで、例えば所定書式による見積書、納品書、請求書等の伝票、帳票類としてプリントでき、得意先等への交付等に役立てることができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。本発明は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
本発明を実施するための一形態を示す概要の斜視図である。 同じくディスプレイ機器における情報表示画面に表示されるそれぞれの業務の処理欄をイメージとして示した本発明システムの概念図である。 同じく情報表示画面におけるそれぞれの表示域のレイアウト配置図である。 同じく情報表示画面に表示されるメニュー画面の一例図である。 同じく設計見積データ表示域、及び取引履歴表示域に区画表示された設計見積内容欄に見積製品の諸データが入力表示されたときの画面例図である。 同じく取引履歴表示域に区画表示された仕入等情報欄に、仕入製品の諸データが入力表示された画面例図である。 同じく取引履歴表示域に区画表示された販売単価欄に、見積製品の販売単価データが入力表示された画面例図である。 同じく取引履歴表示域に区画表示された受注実績欄に、見積製品の受注データが入力表示された画面例図である。 同じく取引履歴表示域に区画表示された納品実績欄に、見積製品の納品データが入力表示された画面例図である。 同じく取引履歴表示域に区画表示された納品状況欄に、見積製品の納品状況データが入力表示された画面例図である。 同じく取引履歴表示域に区画表示された得意先請求欄に、見積製品の納品後の代金の請求データが入力表示された画面例図である。 同じく得意先請求欄に請求日列を追加するときの画面例図である。 同じく取引履歴表示域に区画表示された入金処理欄に、納品、請求した見積製品の入金データが入力表示された画面例図である。 同じく入金処理欄に入金日列を追加するときの画面例図である。 同じく見積製品を仕入れた場合に、取引履歴表示域に区画表示された仕入先請求欄に仕入製品の請求データが入力表示された画面例図である。 同じく仕入先請求欄に仕入先請求日列を追加するときの画面例図である。 同じく取引履歴表示域に区画表示された仕入先支払欄に、仕入製品の仕入代金の請求に対し支払われた支払データが入力表示された画面例図である。 同じく仕入先支払欄に支払日列を追加するときの画面例図である。 同じく取引履歴表示域に区画表示された収益等表示欄に、収益データが入力表示された画面例図である。 同じく本発明システムにおける処理の手順の一例におけるチャート図であり、得意先データの確認、入力業務から見積製品の仕入処理業務までを示す。 同じくチャート図で、見積情報の確認処理から見積製品の納品請求後の入金処理までを示す。 同じくチャート図で、仕入製品の仕入代金の請求受領処理から収益覚悟の終了処理までを示す。 同じく伝票、帳票類のプリント手順を例えば見積書をプリントする場合におけるチャート図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は例えばクラウド上に設けられるクラウドサーバーである。このクラウドサーバー1は、例えば建築工事の施工業者からの各種資材等の見積製品を受注し、それを仕入れる問屋・商社等の仲介業者によって設けられている。そして、仲介業者自身はもとより、アクセスが承認された施工業者等の顧客・得意先、製品供給・提供者のメーカー・仕入業者等でも、許可された範囲内でアクセス可能にしてある。こうすることで、見積製品の内容確認、顧客からの注文と納品およびその代金決済、また仕入業者からの仕入れ、その代金決済等の、該当製品に関する様々な取引履歴の各種データが格納され、また見積製品毎に、これの取引履歴が時系列的に順次一覧的に表示でき、更には例えば伝票、帳票類として出力、プリントできるようにしている。
このような見積製品に関する各種の情報は、クラウドサーバー1のデータベースにインポートされることで保存格納され、このクラウドサーバー1と所定の通信手段等によって接続されているクライアント側のパーソナルコンピュータ(パソコン)5、ディスプレイ機器6によって入力表示されることで、見積製品情報のみならず、その後の取引履歴情報も入力処理毎に同様にクラウドサーバー1のそれぞれのデータベースにインポートされる。
このクラウドサーバー1には、例えばビル、マンション、工場、道路その他の工事現場における施工業者である得意先、その工事先等に関する各種の情報をデータベースとして格納整理してある得意先等情報管理部2、得意先等の工事現場において必要とする各種資材を手配し、納品する際の各種情報をデータベースとして格納整理してある注文手配情報管理部3、メーカー等から提供される各種資材等の製品仕様その他に関する各種情報をデータベースとして格納整理してある製品情報管理部4が設けられている。
得意先等情報管理部2においては、例えば施工現場において必要とされる各種資材が施工業者から施主に見積書として提示され、それに基づき施工契約書等が締結されることで工事開始前の準備がなされるところ、その最終的な見積書に基づく各種資材の内容、数量その他が見積書データとして、施工現場を担当する施工業者を得意先とし、またその施工現場を工事先としてそれぞれ登録することで格納されている。
また、見積書に基づき工事の進捗状況に応じて必要とされる各種資材等の見積製品とその数量等に基づき、施工業者からの注文に応じて納品された際の納品書に基づく出来高報告書のデータ、更にこの出来高報告書に基づく得意先向けの請求書等の各種データが格納されている。
注文手配情報管理部3においては、見積書に記載されている見積製品に関する仕様の内の必要とする製品情報を、例えばメーカーが提供している製品データベースから入手等して製品マスターとして事前に登録しておき、また登録保存しておくことで他の見積書による各種資材の製品仕様としても利用できるようにしてある。
また、得意先からの注文に応じて仕入れるようメーカー等の仕入先に注文手配し、仕入先から取り寄せた各種資材の入荷、更には注文主である得意先への出荷に関する入出荷データ、更に仕入先から請求される当方の支払、仕入代金である買掛金に関する支払・買掛データ、これに関連する買掛債務一覧データ、得意先に出荷した際に請求した資材代金に関する入金・売掛データ、これに関連する売掛債権一覧データ等が格納されている。
製品情報管理部4においては、受注した各種資材である見積製品を発注するに際し、例えばメーカー等を仕入先として、そのメーカー製品に関する諸情報と共に登録しておき、注文主である施工業者に対しての見積書に基づき、これに対応した各種資材に関する仕入先からの見積書に関する諸データを仕入先見積データとして格納している。
また、施工業者からの注文によって取り扱うことで発注する各種資材の当方への納入時における仕入製品の各種情報に関する納品書データを格納してあり、更にメーカー等である仕入先からの代金の情報に関し、注文手配情報管理部3における支払・買掛データに対応する請求書データが格納されている。
このような見積製品・仕入製品の各種取引に際し、例えばパソコン5のディスプレイ機器6に情報表示画面10が表示され、キーボード入力によって操作されることで処理される。処理されるに際し、情報表示画面10には、図3に示すように資材等を納入する得意先あるいは工事先の工事内容に関する諸データが表示される工事情報表示域11、工事内容に対応して必要とされる各種資材等の見積製品の諸データが表示される設計見積データ表示域13、見積製品に関する注文、納品、請求代金決済、また見積製品を仕入れた場合のその仕入製品の発注、納入、仕入代金決済等を見積製品毎に取引経過の諸データが表示される取引履歴表示域14がスクロール操作されることで区画表示されるようにしてある(図2参照)。
設計見積データ表示域13、取引履歴表示域14には、施工現場に必要とされる各種資材等の見積製品毎に、すなわち資材である製品毎に、日々時系列で発生する処理時のデータである見積、注文、納品、代金決済等の諸データが発生処理時にしたがい入力処理されることで、これらの時系列による取引履歴が一覧として、いわば一気通貫で表示されるようにしてある。
図3に示すように、情報表示画面10の例えば上部には工事情報表示域11が、中央部の左欄には設計見積データ表示域13が、右欄には取引履歴表示域14が配置されており、また設計見積データ表示域13に隣接して選択入力表示域25が、更に下部には作業追加指示表示域31が区画表示されている。
左欄に区画表示された設計見積データ表示域13において、見積製品の基本的情報が常時表示されていて、設計見積内容として、工事に必要とされて見積もられた見積製品に関する諸データを整理、表示されることで見積情報中の製品データが行列の表形式で表示され、列方向(図面において上下方向)で表示される見積製品毎に、行方向(図面において左右方向)に沿って品番、製品群、製品名、製品規格仕様、数量、単位等が順次に明細行として表示羅列されている。この設計見積データ表示域13内の見積製品は、スクロールバーによって列方向、行方向でスクロールされることで、全部の見積製品の内容が順次に表示される。
尚、この設計見積データ表示域13では、見積製品それぞれについて、工事の進捗状況、変更その他の事情によって見積時の数量に変動が生じることがあり、そのため列項目として最新数量列が用意されており、逐次、見積製品毎に数量の訂正入力を可能とし、確認後、保存格納されるようにしてある。
右欄に区画表示された取引履歴表示域14において、後述するようにその受注、仕入、納品、代金決済等の取引履歴が、その発生処理時毎に行方向に沿って順次に入力表示されることで、取引経過、取引状況に応じた各処理段階の情報が順次に入力され、表示されるようになっており(図2参照)、これらの処理欄はスクロール操作によって取引履歴表示域14内に表示される。尚、この取引履歴表示域14では、設計見積データ表示域13内の見積製品の明細行に対応して見積製品に対応した諸データが行方向に沿って表示されるのであり、取引履歴表示域14内の見積製品毎の諸データと設計見積データ表示域13内における見積製品とのそれぞれの表示は、それぞれで列方向に沿ってスクロールされるとき互いに連動し、これらの間での対応性は維持されるようにしてある。
そして、情報表示画面10には、これらの設計見積データ表示域13、取引履歴表示域14で入力処理される処理業務を実施するための業務選択タグ域12が配列されており、業務選択タグ域12に表示されている各業務処理内容に対応する業務表示タグ部分を選択クリックすることで切り替え表示されるようになっている。
業務選択タグ域12には、取引履歴表示域14に順次に、設計見積データ表示域13の諸データに関連して設計数量、設計価格等を表示させる「契約設計」、仕入先・仕入れ価格等の仕入に関する情報を表示させる「仕入等情報」、販売単価を表示させる「販売単価」、得意先等からの注文時の注意・メモ・コメント等を表示させる「注文備考」、納品状況を表示させる「納品」、注文された受注品の納品状況を表示する「注文済未納品数」、得意先への代金の請求を表示する「得意先請求」、同じく得意先からの入金を表示する「得意先入金」、仕入先からの仕入代金の請求を表示する「仕入先から請求」、仕入先への代金の支払いを表示する「仕入先へ支払」、見積製品毎の設計仕掛率・利益率を表示する「設仕掛率、利益率」が用意されている。業務選択タグ域12のそれぞれの業務表示タグ部分を選択クリックすることで表示される画面において所定の項目を入力表示し、また項目によっては自動計算された結果が表示される。
選択入力表示域25は、設計見積データ表示域13、取引履歴表示域14における各項目列にデータを入力するときに、入力している見積製品であることを例えば黒丸印のチェックマークを表示させることで、該当する見積製品に関するデータを入力作業中であることを確認できるようにしている。
作業追加指示表示域31は、設計見積データ表示域13に見積書に基づく見積製品に関する見積csvデータをインポートするときに指示する「見積csvインポート」ボタン、例えば新たな見積製品に関する諸データを明細行として設計見積データ表示域13に追加するときに指示する「行を追加」ボタン、各業務の処理中に例えば注文日、請求日等の処理日列を追加することを指示する「列を追加」ボタンが用意されている。また、これらの各データを入力後に保存することを指示する「保存」ボタン、あるいは誤っているときに取消を指示する「取消」ボタン等が用意されている。
本発明システムの起動時には、図4に示すようにメニュー画面が表示され、メニュー画面に表示された作業名をクリック選択することで、事前に用意されたり、処理中に必要となる諸データを参照させたりする例えば「資材調達データエントリー」、「帳票印刷」、「お客様(得意先)情報登録」、「工事先情報登録」、「製品(仕入製品データ)情報登録」、「カメラ画像文字変換製品チェック」、「工程・作業データ情報登録」、「仕入先情報登録」、「システム利用管理」、「初期値設定」等によって各作業が実施できるようにしている。
尚、「カメラ画像文字変換製品チェック」作業では、納品、納入時等に見積製品等に表示されているメーカー名、製品名、製品番号、規格等を例えばスマートフォンのカメラ機能を利用して撮影し、その後、例えばクラウドサーバー1に送信すると、クラウドサーバー1では表示されているメーカー名その他を文字認識機能によって解析、確定し、更に事前登録されているこれらの諸データと照合することで納品、納入担当者において比較確認できるようにしている。
各種資材等の見積製品が取引される経過は、得意先あるいは工事先毎で管理、処理されるため、得意先、工事先に関する各種の情報が用意され、得意先等マスターとして予め入力格納される。得意先等に関する各種情報は、メニュー画面から「お客様(得意先)情報登録」を選択することでディスプレイ機器6上の情報表示画面10に例えばウインド画面枠として表示されるそれぞれの入力項目、例えば民間企業であるか公共団体であるかの区分・会社名・代表者名等の得意先の事業形態欄、住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス等の連絡・通知先情報欄、経理締日・支払条件等の代金決済情報欄、更にはその他の関連する必要情報をメモする備考欄等に必要事項を入力することで処理格納される。
また、工事先に関する各種情報は、同様に、メニュー画面から「工事先情報登録」を選択することで情報表示画面10に表示される例えばウインド画面枠内のそれぞれの入力項目、例えば得意先・工事件名・工事内容等の工事情報欄、工期の開始・終了更にはその変更の日に関する工期情報欄、代金決済情報欄に必要事項を入力することで処理される。更には、工事場所、工事管理者、工事場所に対する電話・FAX・メールアドレス等の連絡方法、自社における担当者・連絡方法その他の諸事項を入力することで処理格納される。
次いで、得意先等で必要とされる各種資材の見積製品に関する製品データが入力準備される。メニュー画面から「製品(仕入製品データ)情報登録」を選択することで情報表示画面10に例えばウインド画面枠として表示され、製品情報としての必要な所定の項目、例えば製品名、メーカー品番、価格等の製品仕様欄、製品写真、ネット検索された製品に関する各種情報、その他の諸項目が、場合によってはメーカーの製品Web上から取り込まれることで入力される。この「製品(仕入製品データ)情報登録」は、製品マスターとして、例えば見積書に基づく見積製品、各種資材に関する所定の製品仕様項目を入力するときに参照あるいは取り込まれるようにしてある。
得意先等との最終的な見積書に基づき締結された契約後、各種資材等を納品するに際し、選択指示で工事内容毎が表示される工事情報表示域11に対応して、図5に示すように設計見積データ表示域13に、施工現場で必要とされる各種資材等を見積製品として、その製品データが見積製品毎の明細行に入力表示される。例えば施工に際し、施主に対して提示され、また打合せ後に締結された工事契約に基づく最終的な見積書に基づく見積製品に関する各種の情報が入力される。入力に際し、見積書が表計算ソフト例えばEXCEL(登録商標)シート等として用意されていれば、そのデータを例えば見積csvファイルとして取り込み可能(インポート)にしてあり、前記「見積csvインポート」ボタンのクリックでクラウドサーバー1のデータベースに格納保存される。見積製品に関する製品データは、設計見積データ表示域13に表形式で表示されるもので、見積製品は、その見積製品毎に明細行として行方向に沿って表示され、また列項目として表示される見積製品の品番、製品名、見積取引数量、販売単価等がスクロールされることで入力表示されるものとしてある。
入力表示時には、施工現場における設計情報(設計数量、設計単価等)や見積書内容の見積情報に過不足がないかにつきチェックがなされ、過不足項目がある場合にはその編集登録がなされ、また見積書に記載がない製品・資材等は選択入力表示域25における見積製品に相当する部位で選択することで、諸データを追記入力できるようにしてあり、保存されることで順次登録される。
業務選択タグ域12中の「契約設計」タグの選択クリックによって、図5に示すように取引履歴表示域14に行方向に沿って区画表示される設計見積内容欄13Aによって、列項目として設計数量、設計価格、これらによって自動計算された金額を表示する設計合計等が用意されて明細行に表示されるようになっている。この設計見積内容欄13Aの表示によって、得意先等で施工する工事に係る設計見積時における見積製品の数量、価格等に基づく総費用を確認できる。
得意先等に納品する所定の各種資材を新たに仕入れる必要がある場合、業務選択タグ域12中の「仕入等情報」タグの選択クリックによって、図6に示すように取引履歴表示域14内に仕入等情報欄15が行方向に沿って区画表示される。この仕入等情報欄15には、例えば仕入単価、金額、作業、工種、仕入先名等の列項目が用意されていて、設計見積データ表示域13に表示されている見積製品毎に対応させて、その明細行に所定の情報が入力される。このとき、必要があれば例えば設計見積データ表示域13の最新数量列、仕入等情報欄15の仕入単価列のみを入力可能にし、また設計見積データ表示域13内に表示されている数量と仕入単価との乗算によって得た金額が金額欄に入力されるよう自動計算させるようにすることも可能であり、「保存」ボタンのクリックで保存格納される。尚、以下に述べるように、各処理欄における諸データの入力後は、この「保存」ボタンのクリックで保存格納され、また、もし誤入力であれば「取消」ボタンのクリックで取り消されるのは同様である。
業務選択タグ域12中の「販売単価」タグの選択クリックによって、図7に示すように取引履歴表示域14に行方向に沿って区画表示される販売単価欄16によって販売単価、金額等の列項目が用意されていて、その集計等が自動計算されて明細行に表示されるようになっている。必要があれば例えば設計見積データ表示域13の最新数量列、販売単価欄16の販売単価列のみを入力可能にし、確認後、保存格納する。
業務選択タグ域12中の「注文備考」タグの選択クリックによって、図8に示すように取引履歴表示域14に同じく行方向に沿って区画表示される受注実績欄17によって得意先等から注文された各資材についての注文実績が表示される。この受注実績欄17には、例えば行方向に列項目として順次羅列表示されるよう、日(場合によっては時分も合わせて表示する日時、以下同様)が自動セットされる注文日列毎に各見積製品に対する注文数、注文数の累計による金額、更には数量、金額の集計が明細行に表示される。注文日列の複数羅列は、施工現場における工事の進捗状況、工程によってその時点で必要とする資材、その必要数等が異なるからであり、通常では当初の設計見積の数量に達するまで何度でも逐次注文される。また、見積製品毎に特別な配慮が必要とされることがあると、それは例えば列項目として追加可能になっている備考列に記載、表示される。
この受注実績欄17における新たな注文日列は、前記「列を追加」ボタンによってダイアログとして表示されるウインド枠中で、注文日を入力して追加することで受注実績欄17に追加される。このように注文が複数回にわたるとき、注文日列の追加指示によって日が自動セットされて追加表示され、必要とする見積製品毎の明細行に注文数量が入力され、確認後、保存格納されるようになっている。
尚、この受注実績欄17につき、得意先等の例えば担当者によってアクセス可能にして直接に入力指示できるようにすることで、注文時の連絡ミスを回避できるようにする。尚、得意先等の担当者による本発明システムへのアクセスは、例えばメニュー画面においてアクセス表示可能な範囲を予め設定でき、得意先等からは例えば所定のID、パスワード等の入力によって可能にする。
業務選択タグ域12中の「納品」タグの選択クリックによって、図9に示すように取引履歴表示域14に行方向に沿って区画表示される納品実績欄18によって得意先等に対しての各種資材である見積製品の納入実績が表示される。納品実績欄18では、行方向に順次羅列表示されるよう、自動セットされる納品日列毎に各見積製品に対する納品数を明細行に入力することで、列項目として表示される納品数の累計による納品済数量、累計納品額更には納品合計数、納品合計金額等が表示される。
この納品実績欄18は、納品が複数回にわたるとき、新たな納入日列は、前記「列を追加」ボタンによってダイアログとして表示されるウインド枠中で、納品日を入力して追加することで納品実績欄18に追加される。この納入日列の追加指示によって日が自動セットされて追加表示される納品日列の項目毎に、納品される見積製品毎の明細行に納品数量が入力され、確認後、保存格納されるようになっている。また確認後に保存格納されることで、納品日列毎とのcsvデータによって納品書を作成できるようにしている。
業務選択タグ域12中の「注文済未納品数」タグの選択クリックによって、図10に示すように取引履歴表示域14に行方向に沿って区画表示される納品状況欄19によって得意先等に納品すべき各見積製品の未納品数量が表示される。この納品状況欄19では、設計見積データ表示域13における最新数量に対応させて列項目として納品済数量と未納品数量とが表示される。通常では、注文済数量に達するまで何度でも納品できるので、これらは累計の納品済数量に合わせて自動計算されて見積製品毎にその数量が表示される。
業務選択タグ域12中の「得意先請求」タグの選択クリックによって、図11に示すように取引履歴表示域14に行方向に沿って区画表示される得意先請求欄20に、日が自動セットされて追加表示される請求日列毎に、納品済の見積製品毎の明細行に例えば得意先の締日毎に纏められた合計請求代金が必要に応じ自動計算されて表示される。この請求処理に際し、納品終了後でその請求代金が請求されていない納品日を選択するのであり、例えば締日毎で代金の請求対象である未請求の納品済情報がなくなるまで確認し、集計するように、集計の確認後、保存格納する。保存格納することで、選択された納品日が表示されるときには例えば「(済)」マークが追加で付記される。
この得意先請求欄20では、図12に示すように請求が例えば締日毎に複数回にわたるとき、前記「列を追加」ボタンによってダイアログとして表示される請求日列追加ウインド枠20A中で、請求日を入力して追加することで得意先請求欄20に新たな請求日列が追加表示される。尚、この請求日列追加ウインド枠20A内には、請求代金が請求処理された納品日には、上記のように「(済)」マークが表示されている。
また確認後に保存格納されることで、請求日列毎とのcsvデータによって請求書を作成できるようにしている。この請求書の作成及びプリントは、メニュー画面における「帳票印刷」をクリック選択することで作業でき、このクリック選択で更に表示される請求書作成画面中に、得意先及びその工事先等の工事内容が表示され、また既請求済の納品日が請求済であることの「(請求済)」の付記表示と共に一覧で羅列表示されることで請求書を重複して作成することがないようにしている。
業務選択タグ域12中の「得意先入金」タグの選択クリックによって、図13に示すように取引履歴表示域14に行方向に沿って区画表示される入金処理欄21に、項目列として日が自動セットされて入金日列が追加表示される。すなわち得意先等の請求先から請求代金の支払い(当方では入金)があれば、見積製品毎の明細行に入金額を入力し、請求額と対照されると共に、例えば請求に対応した支払われた入金額が纏められて入金合計額が自動計算されて表示される。
また、入金処理に際し、入金合計額と同額になるまで請求対象である請求済情報の見積製品毎の請求代金と対照させるのであり、対応合致したことが確認されれば、請求代金の支払いすなわち入金処理が完了する。もし、請求額に比し入金額が少ない場合には未払いとして処理され、その督促作業がなされることになり、後日の支払・入金は、図14に示すように前記「列を追加」ボタンによってダイアログとして表示される入金日列追加ウインド枠21A中で、入金日を入力して追加することで入金処理欄21に新たな入金日列が追加表示される。入金処理の完了後は、これらを確認した後、保存格納する。
一方、見積製品等を注文し、仕入れられた場合には、それらの注文品の納入、検収等の実施、確認と共に、その費用が請求されたこと、その支払等の処理の履歴が取引履歴表示域14に入力表示されることで保存格納される。
すなわち、前記した仕入等情報欄15に基づき、所定の仕入先に見積製品を発注した場合に、業務選択タグ域12中の「仕入先から請求」タグの選択クリックによって、図15に示すように取引履歴表示域14に仕入先請求欄22が行方向に沿って区画表示される。この仕入先請求欄22では、図16に示すようにダイアログとして表示される仕入請求日列追加ウインド枠22A中で追加される仕入先からの請求日に対応して、項目列として仕入先からの仕入請求日列毎に表示されるよう、自動セットされる仕入請求日列に、見積製品毎の請求金額が明細行に入力されるようになっている。このときの見積製品毎の仕入請求金額は、仕入単価と仕入(発注)数量との乗算によって自動計算されるようにしてある。
また、この仕入先請求欄22における見積製品それぞれの請求額は、前記仕入等情報欄15と共に、仕入先等の例えば担当者によってアクセス可能にして直接に入力指示できるようにすることで、仕入発注に伴う請求内容の連絡ミスを回避できるようにする。尚、仕入先等の担当者による製品取引システム1へのアクセスは、例えばメニュー画面においてアクセス表示可能な範囲を予め設定でき、仕入先等からは例えば所定のID、パスワード等の入力によって可能にする。尚、仕入先請求欄22における請求日列は仕入先からの当方への注文品の納入、検収等の確認が実施されたことで入力されるものとし、必要があれば追加表示される。
そして、仕入納入済の見積製品等についての納入と、これに対する請求とが対照され、納入された見積製品、資材についての仕入先からの代金請求の有無が確認される。仕入請求日列毎、見積製品毎の集計も自動計算されて表示され、更には納入されたにもかかわらず、その請求がない場合、列項目として表示されている未請求合計列に、自動計算されて未請求金額として見積製品毎の明細行に表示され、またそれの集計額も表示される。
業務選択タグ域12中の「仕入先へ支払」タグの選択クリックによって、図17に示すように取引履歴表示域14に行方向に沿って区画表示される仕入先支払欄23に、仕入先から請求された仕入代金を支払った場合の自動セットされる支払日列が列項目として表示される。この支払日列毎に見積製品毎の未払いの請求金額に対応して支払った金額を明細行に入力するのであり、その支払日における支払合計額が自動計算されて表示される。更には請求されたにもかかわらず、その支払いをしていない場合、列表示されている未支払合計列に、自動計算されて未支払金額として見積製品毎の明細行に表示され、またそれの集計額も表示される。
仕入先への支払処理の入力は、仕入先からの請求対象がなくなるまで、支払額と同額の対象とする請求額の見積製品を選択することでよく、支払日に支払うべき支払金額が集計される。また、図18に示すように前記「列を追加」ボタンによってダイアログとして表示される支払日列追加ウインド枠23A中で、追加される仕入先への支払日に対応して仕入先支払欄23に追加される支払日列に見積製品(仕入製品)毎の明細行に諸データを入力表示する。
以上のように、得意先あるいは工事先で施工される工事内容毎に、工事に必要な見積製品(「仮称」)の仕様データが設計見積データ表示域13に入力表示されている。取引履歴表示域14では、それらの見積製品毎に、業務選択タグ域12に示された「契約設計」、「仕入等情報」、「販売単価」、「注文備考」、「納品」、「注文済未納品数」、「得意先請求」、「得意先入金」、「仕入先から請求」、「仕入先へ支払」タグ等の選択クリックによって所定の処理業務の遂行、確認等が行える。
こうすることで、見積製品に関する受注、必要な仕入、得意先への納品、その代金請求と入金の決済処理等の取引経過、更には仕入れた場合の注文、納入、その仕入代金の決済等の各処理等の取引経過等を、情報表示画面10において、行方向に沿って一気通貫的に一覧できる。そのため、各見積製品の取引履歴を簡単に把握でき、また施工現場の工事が長期にわたる場合に、必要される見積製品が逐次に断続的に納品されてもその経過の把握によってその手配を無駄なく確実、容易に行える。
また、行方向に沿って、見積製品毎の設計見積金額、納品金額、仕入金額、請求金額その他が表示配置されていることで、見積製品毎の設計掛率、仕入掛率、売上金額、売上利益、売上利益率等が、業務選択タグ域12中における「設計仕掛率、利益率」タグを選択クリックすることで表示できるようにしてある。
業務選択タグ域12中の「設計仕掛率、利益率」タグの選択クリックによって、図19に示すように取引履歴表示域14に行方向に沿って区画表示される収益等表示欄24に、列項目として設計掛率列、仕入掛率列、売上金額列、売上利益列、売上利益率列等が見積製品毎に区分けして明細行に表示され、また見積製品毎にそれらが自動計算されることによって百分率で表示されるようになっている。
ここで、本発明に係る見積製品の受発注管理システムにおいて、必要とする各種の帳票、伝票類その他を保存格納してある諸データに基づき、例えば見積書をプリントする場合を説明する。図3に示すメニュー画面の内から「帳票印刷」を選択、クリックすることで表示される「帳票印刷一覧」サブメニュー画面の中から「見積書」を選択して、クライアントであるパソコン5にクラウドサーバー1から諸データをダウンロードさせ、ダウンロードされた内容によって所定形式で印刷を指示できるようになっている。クラウドサーバー1には、表計算ソフト例えばEXCELのcsvファイルとした諸データをデータベース内に保存格納してあるので、この諸データを圧縮状態でパソコン5にダウンロードし、解凍することでパソコン5に格納されている表計算ソフト例えばEXCELのcsvファイルとした諸データによって所定形式の見積書をプリントする。
この印刷指示は、図23に示すように、クライアント側のパソコン5からのクラウドサーバー1に対して印刷を要求する(ステップP1…P1)。クラウドサーバー1では、見積書の印刷処理を確認し(ステップP2…P2)、いずれの得意先、工事先の見積書であるかを選定し(ステップP3…P3)、見積データを表計算ソフトのcsvデータとしてファイルを作成する(ステップP4…P4)。次いで、クライアント側のパソコン5で作成済の表計算ソフトのマクロ命令によって動作する見積書テンプレートファイルを準備し(ステップP5…P5)、クラウドサーバー1で見積書テンプレート、見積csvデータファイルを例えば圧縮ファイルに変換処理してパソコン5へのダウンロードを開始する(ステップP6…P6)。すると、パソコン5では、ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し(ステップP7…P7)、見積書テンプレートファイルを起動し、見積csvデータファイルを開き(ステップP8…P8)、プリンター7にてプリントする(ステップP9…P9)。
尚、見積書のみならず、納品書、請求書その他の伝票としてあるいは帳票としてのプリントが必要な書類も同様に、クライアント側のパソコン5からクラウドサーバー1に指示され、処理されることでパソコンに接続されたプリンター7によってプリントされる。
次に、本発明に係る受注管理システムによって、例えば建築現場において必要とされる各種資材に関し、ディスプレイ機器6に表示される情報表示画面10中で、工事に見積もられる資材を見積製品としてその取引経過を順次にパソコン5によって入力し、これらを取引履歴として表示させる使用例を説明する。先ず、起動時に表示されるメニュー画面において、取引履歴を整理する対象である得意先、工事先、仕入先、製品データ等の各種情報をそれぞれのメニューから選択し、必要情報を入力し、クラウドサーバー1のデータベースに保存する。
例えば得意先あるいは工事先毎に施工されるよう、施主との間で締結された施工契約に基づき、これらの内容を入力保存してある工事情報表示域11の内容に対応して、最終的な見積書における見積製品に関する各種の諸データを、例えばその見積csvデータとして取り込むようインポートして情報表示画面10における設計見積データ表示域13中に見積製品毎にその諸情報と共に整理して保存格納する。
そして、得意先等からの注文、これに対する納品、必要な仕入、納品済の見積製品の代金決済、仕入れた場合の見積製品の仕入代金決済等の処理と共に取引履歴表示域14に、業務選択タグ域12で選択された業務名タグの選択クリックに対応して区画表示される各処理欄中に設けられている列項目に、見積製品毎の明細行に数量、金額その他を入力、確認し、保存格納する。
このようにして具体的に処理される業務の手順の一例を、図20乃至図22に示されたチャート図によって説明すると、クラウドサーバー1に接続されているパソコン5によって、クラウドサーバー1内に格納されているそれぞれのデータベースにアクセスし、開始時に、得意先等の情報の有無を確認し(ステップ1…S1)、得意先等の情報が用意されていない場合には新たに得意先等に関する各情報を登録保存する。
得意先が施工する工事に関する情報の有無を確認し(ステップ2…S2)、工事先の情報が用意されていない場合には新たに工事先等に関する各情報を登録保存する。
得意先等における工事に関し、当方で新規引き合いによる工事見積であるか否かに基づき、その見積書データ(EXCELシートあるいはcsvファイル)の有無を確認し(ステップ3…S3)、新規工事の場合には、その工事に必要とされる各種資材を見積製品としてそれらの諸データを設計見積データ表示域13内に入力、確認し、保存格納する。
見積書データがある場合、処理機であるパソコン5に取り込み、クラウドサーバー1データベースにインポートする(ステップ4…S4)。このインポートによって、設計見積データ表示域13内に諸データが入力、表示される。この設計見積データ表示域13内に表示された見積製品毎に、列項目にしたがい行方向に沿ってそれぞれの諸データが明細行として順次に表示されている。
設計見積データ表示域13内に表示されている見積製品の例えば設計数量、設計単価等の諸データにおいて、それらに過不足がないか否か、すなわち充足の有無をチェック確認し(ステップ5…S5)、過不足がある場合には編集登録される。見積製品に関する諸情報は、図において「見積情報」として表示され、その設計見積の概要は、業務選択タグ域12の「契約設計」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される設計見積内容欄13Aに表示される(図5参照)。
見積製品につき、メーカーその他から仕入れる場合、見積情報と仕入先情報(仕入単価、メーカー情報等)とが照合される(ステップ6…S6)。仕入先情報に過不足がある場合には仕入等情報欄15内に表示された見積製品毎に、列項目にしたがい行方向に沿っている明細行にそれぞれの諸データを追記、削除等によって編集・修正し、確認して保存格納する。このときの仕入製品の各情報は、業務選択タグ域12の「仕入等情報」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される仕入等情報欄15に表示される(図6参照)。
見積製品毎の見積情報中で、顧客先等に販売するときの販売単価情報と照合され(ステップ7…S7)、販売単価情報に過不足がある場合には編集登録され、業務選択タグ域12の「販売単価」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される販売単価欄16に表示される(図7参照)。
また、見積製品毎の見積情報中で、得意先からの注文数量、納品時の条件等を登録する場合、それらを例えば備考欄に入力、保存する(ステップ8…S8)。これらの注文数量等は、自動セットされて表示される注文日列の列項目に沿って入力され、見積・設計時に必要とされている見積手配数量に到達し、所定の工事現場における必要とする未納品数量がゼロになるまで何度でも逐次注文に対応して納品でき、逐次注文に際しての注文日における処理は注文日列の追加によって対処する。このときの仕入製品の注文実績は、業務選択タグ域12の「注文備考」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される受注実績欄17に表示される(図8参照)。
得意先等からの注文に対して所定の見積製品を納品するとき、これらの納品数量等は見積情報中の納品数量と照合され、前記納品実績欄18中の納品日列の列項目に沿って見積製品毎に対応して納品数量を入力する(ステップ9…S9)。注文された全注文数量に到達し、注文数量がゼロになるまで何度でも逐次納品でき、逐次納品に際しての納品日における処理は納品日列の追加によって対処する。このときの納品実績は、業務選択タグ域12の「納品」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される納品実績欄18に表示される(図9参照)。また、必要な諸データに基づき納品書が作成され、プリントできるようになっている。
見積製品毎の注文数量、納品数量、及びその数量差である未納品数量の照会が可能であり(ステップ10…S10)、納品実績欄18中の納品日列に沿って見積商品の納品数量との差が未納品数量として自動計算されて表示されるようにしてある。この納品状況は、業務選択タグ域12の「注文済未納品数」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される納品状況欄19に表示される(図10参照)。
納品済の見積製品の代金決済に際する請求処理につき、その請求は見積製品毎の納品済情報を選択し、その集計によって請求合計額、その集計額が自動計算されて算出表示される(ステップ11…S11)。この請求処理は、請求対象である納品済の見積製品が無くなるまで選択し、集計すればよく、請求日列の追加と共に例えば得意先等の締日毎に実施される。業務選択タグ域12の「得意先請求」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される得意先請求欄20に表示される(図11参照)。
このとき、既請求済の見積製品についての請求額は除外されることで重複請求が生じないようにしてあり、また必要な諸データに基づき請求書が作成され、プリントできるようになっている。
請求済の見積製品の代金決済に際する入金処理につき、得意先等から支払(入金)があると、見積製品毎の請求済情報を選択し、その集計によって入金合計額、その集計額が自動計算されて算出表示される(ステップ12…S12)。この入金処理は、入金対象である請求済の見積製品がなくなるまで選択し、集計すればよく、入金日列の追加と共に入金日毎に整理され、業務選択タグ域12の「得意先入金」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される入金処理欄21に表示される(図13参照)。
また、見積製品が仕入れられた場合の仕入代金の決済処理につき、仕入れた見積製品毎に仕入処理の経過において、納入、検収後に納入処理がなされた見積製品を仕入代金の請求対象として選択される。この仕入代金請求処理は、仕入製品に係る仕入先からの請求日に対応した仕入請求日列にしたがい、見積製品毎に仕入請求金額が入力される(ステップ13…S13)。このときの仕入代金請求処理に際しては、業務選択タグ域12の「仕入先から請求」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される仕入先請求欄22に表示される(図15参照)。この仕入請求金額は、見積製品に対応している仕入製品の納入済対象がなくなるまでを選択することで自動計算されるようにしている。
仕入代金の支払処理につき、見積製品に対応して仕入れた仕入製品毎の仕入代金の請求金額を対象として選択され、選択された請求金額の集計の確認によって、支払予定あるいは支払済の支払日に対応した支払日列にしたがい、支払金額が入力される(ステップ14…S14)。このときの仕入代金支払処理は、業務選択タグ域12の「仕入先へ支払」タグの選択クリックによって取引履歴表示域14に区画表示される仕入先支払欄23に表示される(図17参照)。この仕入代金支払金額は、仕入代金の請求対象がなくなるまで選択することで自動計算されるようにしている。
一方、得意先に納品された見積製品毎に売上利益率等を照会することができ、業務選択タグ域12中の「設計掛率、利益率」タグの選択クリックによって(ステップ15…S15)、前記取引履歴表示域14に区画表示される収益等表示欄24に表示される(図19参照)。
そして、いずれの処理においても、それらが終了すれば、入力データの保存確認後、終了処理が実施される(ステップ16…S16)。
本発明は、以上の説明にあるように例えば建築工事現場において必要とされる各資材につき、その注文を受け、それを仕入、納品し、その後の売却代金の決済、更に仕入れた際の納入、確認、その仕入代金の決済等を表示するものとして建築工事現場における各種資材の調達経過に関し、これらの一覧的な処理をビジュアル化して確認できるようにしたのである。このような取扱商品毎の取引経過の一覧化は、建築工事現場に限らず、例えは食品、衣料、薬剤品その他のそれぞれの流通業界においての各種商品の受発注、特に受注商品の総量に至るまでに複数回にわたって納品、仕入、納入等が繰り返されるときの取引履歴、その代金決済等を明らかにするのにも利用可能である。
1…クラウドサーバー
2…得意先等情報管理部
3…注文手配情報管理部
4…製品情報管理部
5…パソコン
6…ディスプレイ機器
7…プリンター
10…情報表示画面
11…工事情報表示域
12…業務選択タグ域
13…設計見積データ表示域
13A…設計見積内容欄
14…取引履歴表示域
15…仕入等情報欄
16…販売単価欄
17…受注実績欄
18…納品実績欄
19…納品状況欄
20…得意先請求欄
20A…請求日列追加ウインド枠
21…入金処理欄
21A…入金日列追加ウインド枠
22…仕入先請求欄
22A…仕入請求日列追加ウインド枠
23…仕入先支払欄
23A…支払日列追加ウインド枠
24…収益等表示欄
25…選択入力表示域
31…作業追加指示表示域

Claims (15)

  1. 得意先、工事先の工事現場に関する各種の情報をデータベースとして格納整理してある得意先等情報管理部と、工事現場において必要とする各種資材の見積製品の各種情報を格納整理してある注文手配情報管理部と、見積製品の仕様その他に関する各種の情報をデータベースとして格納整理してある製品情報管理部とを保存格納してあるクラウドサーバーに、このクラウドサーバーの各管理部を操作するクライアント側のパソコンを通信回線によって接続し、またパソコンは、見積製品、その取引経過を表示する情報表示画面を有するディスプレイ機器を備えて成り、情報表示画面には、得意先等からの注文を受けて列方向に沿って配列表示された見積製品の諸データが、見積製品毎に列方向に沿って明細行として表示羅列されている設計見積データ表示域と、見積製品に対する受注、納品、代金決済の取引経過が見積製品毎の明細行に行方向に沿って表示羅列されている取引履歴表示域とを行方向に沿って並列させて区画表示し、見積製品毎の受注、納品、代金決済の取引履歴を行列の表形式によって一覧に表示してあることを特徴とする取引商品の受発注管理システム。
  2. 取引履歴表示域には、見積製品を仕入れたときの仕入製品の発注、納入、仕入代金決済の取引履歴を一覧に表示してある請求項1に記載の取引商品の受発注管理システム。
  3. 取引履歴表示域には、見積製品の得意先等への請求代金とその見積製品に相当する仕入製品の支払代金との割合比率による利益率を見積製品毎の明細行中に表示してある請求項1に記載の取引商品の受発注管理システム。
  4. 取引履歴表示域には、見積製品に対する受注日毎の受注日列、納品日毎の納品日列、代金決済時毎の代金決済日列を注文処理時、納品処理時、代金決済処理時においてそれぞれを列追加できるようにしてある請求項1乃至3のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  5. 取引履歴表示域には、仕入製品に対する発注日毎の発注日列、納入日毎の納入日列、仕入代金決済時毎の仕入代金決済日列を発注処理時、納入処理時、仕入代金決済処理時においてそれぞれを列追加できるようにしてある請求項1乃至4のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  6. 取引履歴表示域には、得意先等からの見積製品の受注経過を表示する受注実績欄を区画表示し、この受注実績欄には、行方向に沿って受注日列、受注済数量列、受注金額列を設け、見積製品毎の明細行に受注日列では受注日毎の受注数量を入力表示し、受注済数量列では受注済数量の合計を、受注金額列では受注金額を入力表示するようにし、受注日列は追加可能にしてある請求項1乃至5のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  7. 取引履歴表示域には、得意先等への見積製品の納品経過を表示する納品実績欄を区画表示し、この納品実績欄には、行方向に沿って納品日列、納品済数量列、納品金額列を設け、見積製品毎の明細行に納品日列では納品日毎の納品数量を、納品済数量列では納品済み数量の合計を、納品金額列では納品金額を入力表示するようにし、納品日列は追加可能にしてある請求項1乃至6のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  8. 取引履歴表示域には、得意先等への見積製品の納品状況を表示する納品状況欄を区画表示し、この納品状況欄には、行方向に沿って受注済数量列、納品済数量列、未納品数量列を設け、見積製品毎の明細行に受注済数量列では受注済数量の合計数量を、納品済数量列では納品済数量の合計数量を、未納品数量列では未納品数量を入力表示するようにしてある請求項1乃至7のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  9. 取引履歴表示域には、得意先等への見積製品の納品済数量に対応した請求金額を表示する得意先請求欄を区画表示し、この得意先請求欄には、行方向に沿って請求日列、請求合計列、未請求合計列を設け、見積製品毎の明細行に請求日列では納品済みの見積製品の請求代金を、請求合計列では見積製品毎の請求済の請求代金の合計金額を、未請求合計列では納品済の見積製品の未請求代金の合計金額を入力表示するようにし、請求日列は追加可能にしてある請求項1乃至8のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  10. 取引履歴表示域には、得意先等からの支払・入金の入金額を表示する入金処理欄を区画表示し、この入金処理欄には、行方向に沿って入金日列、入金合計列、未入金合計列を設け、見積製品毎の明細行に入金日列では入金額を、入金合計列では見積製品毎の入金額の合計を、未入金合計列では請求済の見積製品の未入金代金の合計金額を入力表示し、入金日列は追加可能にしてある請求項1乃至9のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  11. 取引履歴表示域には、見積製品を仕入れた場合の仕入製品の諸データを表示する仕入等情報欄を区画表示し、この仕入等情報欄には、行方向に沿って少なくとも仕入単価列、仕入金額列を設け、見積製品毎の明細行に仕入単価列では仕入単価を、仕入金額列では仕入金額を入力表示するようにしてある請求項1乃至10のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  12. 取引履歴表示域には、仕入先からの仕入代金の請求を表示する仕入先請求欄を区画表示し、この仕入先請求欄には、行方向に沿って仕入請求日列、仕入請求合計列、未請求合計列を設け、仕入製品である見積製品毎の明細行に仕入請求日列では仕入請求金額を、仕入請求合計列では見積製品毎の仕入請求金額の合計金額を、未請求合計列では仕入納入後で未請求の仕入金額の合計金額を入力表示し、仕入請求日列は追加可能にしてある請求項1乃至11のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  13. 取引履歴表示域には、仕入先からの仕入代金の支払いを表示する仕入先支払欄を区画表示し、この仕入先支払欄には、行方向に沿って支払日列、支払合計列、未支払合計列を設け、仕入製品である見積製品毎の明細行に支払日列では仕入先に支払った支払金額を、支払合計列では見積製品毎の支払金額の合計金額を、仕入製品につき請求された仕入代金で未払いの未支払金額の合計金額を入力表示し、支払日列は追加可能にしてある請求項1乃至12のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  14. 取引履歴表示域には、見積製品毎の収益を表示する収益等表示欄を区画表示し、この収益等表示欄には、行方向に沿って設計掛率列、仕入掛率列、売上金額列、売上利益列、売上利益率列を設け、見積製品毎の明細行に設計掛率列では設計見積価格に対する実際上の割引後の販売価格率を、仕入掛率列では仕入れ価格に対する実際上の割引後の仕入価格率を、売上金額列では販売価格率・仕入価格率による売上金額を、売上利益列では販売価格と仕入価格との差額を、売上利益率列では販売価格に対する売上利益の割合比率を入力表示するようにしてある請求項1乃至13のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
  15. クラウドサーバー内にあるデータベースにおける表計算ソフトによるcsvデータは、クラウドサーバーに通信手段にて接続されているパソコンにダウンロードされ、パソコンに格納されている表計算ソフトによって所定書式でプリントできるようにしてある請求項1乃至14のいずれかに記載の取引商品の受発注管理システム。
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