JP2010224993A - 書籍の店舗間移動管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】店舗間での書籍の移動を正確かつ簡便に行う管理システムを提供する。
【解決手段】
店舗間移動管理システムは通信回線で接続されたサーバと各店舗用端末コンピュータを備え、記憶装置には店舗間移動管理プログラムと書籍マスタと店舗間移動データマスタが含まれ、書籍マスタには書籍ごとに書籍識別データと書籍データが含まれ、店舗間移動処理データマスタには店舗間移動処理IDと書籍識別データと冊数データと移送元店舗データと移送先店舗データと入庫完了データが含まれ、店舗間移動管理プログラムは出庫登録機能と入庫登録機能を有し、出庫登録機能では出庫元コンピュータが書籍識別データと冊数データと移送先店舗データを取得して店舗間移動処理IDが付された伝票を出力するとともに店舗間移動処理データをサーバに送信し、入庫登録機能では出庫先コンピュータは伝票の店舗間移動処理IDを取得してサーバへ送信し、サーバは店舗間移動処理の完了を登録する。
【選択図】図1
【解決手段】
店舗間移動管理システムは通信回線で接続されたサーバと各店舗用端末コンピュータを備え、記憶装置には店舗間移動管理プログラムと書籍マスタと店舗間移動データマスタが含まれ、書籍マスタには書籍ごとに書籍識別データと書籍データが含まれ、店舗間移動処理データマスタには店舗間移動処理IDと書籍識別データと冊数データと移送元店舗データと移送先店舗データと入庫完了データが含まれ、店舗間移動管理プログラムは出庫登録機能と入庫登録機能を有し、出庫登録機能では出庫元コンピュータが書籍識別データと冊数データと移送先店舗データを取得して店舗間移動処理IDが付された伝票を出力するとともに店舗間移動処理データをサーバに送信し、入庫登録機能では出庫先コンピュータは伝票の店舗間移動処理IDを取得してサーバへ送信し、サーバは店舗間移動処理の完了を登録する。
【選択図】図1
Description
この発明は、書籍を取り扱う同系列の店舗間での書籍の移動をコンピュータにより管理するためのシステムに関する。
書籍は、主に出版社から問屋を介して書店に供給され、さらに一般消費者へ供給される。また、書店で売れ残った書籍は、供給元へ返品される。このような流通のさまざま過程における管理を自動的に行うシステムが提案されている。
たとえば、特許文献1には、書店が供給元に書籍を発注する業務を自動化するシステムが記載されている。また、特許文献2や特許文献3には、書店から返品を受けた供給元が、返品された書籍の処理を行うためのシステムが記載されている。さらに、特許文献4には、書店から一般消費者に予約された書籍を供給する処理を行うためのシステムが記載されている。
しかし、書店においては、取り扱っている書籍を店舗間でやり取りすることが多い。その多くは顧客の注文に対応する場合や、返品を少なくする効率販売のためなどである。特定の書籍がある店舗において不足し、他の店舗では余っている場合には、余っている側から不足している側にその書籍を移動させることが効率的である。こうすることによって、不足している店舗が新たに供給元に発注し、余っている店舗が供給元に返品するよりも、コストや労力などを低減することができる。
この書籍の店舗間移動を管理するシステムはこれまで提案されていない。出荷や入荷の処理を、店員が手作業で管理していた。
特許文献1〜4に記載している発明は、書籍の流通過程における、いわば縦の流れでの移動を管理するシステムに関するものである。店舗同士間での書籍の移動の管理については記載も示唆もない。
書籍の店舗間移動は、書籍の効率的な流通のために有用な業務である。しかし、取り扱われる書籍の種類は膨大である。また、多くの店舗を展開している書店において、移送元と移送先の組み合わせも多い。たとえば、店舗数が70であれば、70×69通りの組み合わせが存在する。これらの点に注意を払いながら、正確かつ迅速に大量の店舗間移動を手作業のみで行うことは困難である。
また、書籍の店舗間移動が行われると、移送元店舗と移送先店舗では、書籍数の増減が生じ、それによって、書籍の形で保有する資産にも増減が生じる。各店舗の在庫数や財務状態を正確に把握するためには、店舗間移動の度に、これらのデータの更新も行わなければならない。手書きの伝票を読みながら手作業でデータをシステムに入力するのは、大きな負担であった。
この発明は、店舗同士間での書籍の移動を正確かつ簡便におこなえる書籍の店舗間移動管理システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明の書籍の店舗間移動管理システムは、
システムを構成するコンピュータとして、サーバと、各店舗に設置される端末コンピュータとを備えていて、
サーバと、各端末コンピュータは通信回線によって接続されており、
このシステムを構成するコンピュータの記憶装置には、コンピュータを書籍の店舗間移動管理システムとして機能させる店舗間移動管理プログラムと、書籍マスタと、店舗間移動データマスタが保存されており、
書籍マスタには書籍ごとに書籍識別データと書籍データが保存されており、
店舗間移動処理データマスタには、店舗間移動処理IDと書籍識別データと冊数データと移送元店舗データと移送先店舗データが含む店舗間移動処理データが入庫完了データとともに保存されており、
店舗間移動管理プログラムは出庫登録機能と入庫登録機能を有し、
出庫登録機能においては、出庫元の店舗の端末コンピュータは入力装置によって書籍識別データと冊数データと移送先店舗データを取得し、店舗間移動処理IDが付された伝票を出力し、さらに店舗間移動処理データをサーバに送信し、
入庫登録機能においては、書籍の移送先の店舗の端末コンピュータは入力装置によって、伝票に付された店舗間移動処理IDを取得し、その店舗間移動処理IDをサーバへ送信し、
出庫先の店舗の端末コンピュータより店舗間移動処理IDを受信したサーバは、その店舗間移動処理IDが示す店舗間移動処理データに対応する完了データに完了を示す値を出力するようになしたものである。
システムを構成するコンピュータとして、サーバと、各店舗に設置される端末コンピュータとを備えていて、
サーバと、各端末コンピュータは通信回線によって接続されており、
このシステムを構成するコンピュータの記憶装置には、コンピュータを書籍の店舗間移動管理システムとして機能させる店舗間移動管理プログラムと、書籍マスタと、店舗間移動データマスタが保存されており、
書籍マスタには書籍ごとに書籍識別データと書籍データが保存されており、
店舗間移動処理データマスタには、店舗間移動処理IDと書籍識別データと冊数データと移送元店舗データと移送先店舗データが含む店舗間移動処理データが入庫完了データとともに保存されており、
店舗間移動管理プログラムは出庫登録機能と入庫登録機能を有し、
出庫登録機能においては、出庫元の店舗の端末コンピュータは入力装置によって書籍識別データと冊数データと移送先店舗データを取得し、店舗間移動処理IDが付された伝票を出力し、さらに店舗間移動処理データをサーバに送信し、
入庫登録機能においては、書籍の移送先の店舗の端末コンピュータは入力装置によって、伝票に付された店舗間移動処理IDを取得し、その店舗間移動処理IDをサーバへ送信し、
出庫先の店舗の端末コンピュータより店舗間移動処理IDを受信したサーバは、その店舗間移動処理IDが示す店舗間移動処理データに対応する完了データに完了を示す値を出力するようになしたものである。
端末コンピュータの入力装置としてハンドスキャナを備え、バーコードの形式で伝票に付された店舗間移動処理IDを読み取るようにすることが好ましい。
また、店舗間移動管理プログラムは入出庫状況照会機能を有し、入出庫状況照会機能において、入出庫状況照会機能を選択した店舗の端末コンピュータはサーバに入出庫状況表示を指令し、サーバは入出庫状況照会機能を選択した店舗が移送元または移送先である店舗間移動処理データを店舗間移動処理データから抽出してその店舗の端末コンピュータに送信し、その店舗の表示装置に店舗間移動処理データを表示することが好ましい。
また、店舗間移動管理プログラムは入出庫状況照会機能を有し、入出庫状況照会機能において、入出庫状況照会機能を選択した店舗の端末コンピュータはサーバに入出庫状況表示を指令し、サーバは入出庫状況照会機能を選択した店舗が移送元または移送先である店舗間移動処理データを店舗間移動処理データから抽出してその店舗の端末コンピュータに送信し、その店舗の表示装置に店舗間移動処理データを表示することが好ましい。
さらに、上述の構成に加えて、書籍データにはその書籍の価格に関する価格データが含まれており、システムを構成するコンピュータの記憶装置には、各店舗が有する書籍の合計金額に対応する入出庫集計データが保存されており、出庫登録機能によって端末コンピュータから店舗間移動処理データを受信したときサーバは価格データと冊数を乗じた値を移送元店舗の入出庫集計データから引き、入庫登録機能によって端末コンピュータから店舗間移動処理データを受信したときサーバは価格データと冊数を乗じた値を移送先店舗の入出庫集計データに加えるようすることが好ましい。なお、この発明において書籍には、単行本に加えて雑誌等の定期刊行物も含まれ、広く出版物に対して適用される。
この発明の書籍の店舗間移動管理システムは、書籍の店舗間移動における出庫処理や入庫処理の作業を簡単かつ正確に行えるように支援できるという効果を有する。出庫された書籍が到着したか否かを正確に把握することができる。
本発明を実施するための形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、書籍の店舗間移動管理システムの構成を示す概念図である。この書籍の店舗間移動管理システム1は、本社機能を有する営業所に設置されたサーバ2xと、各店舗に設置される端末コンピュータ2A、2B…とを備える。ここで、コンピュータには、特に限定がなく、一定の演算処理機能を有すればよく、処理すべきデータ量などにあわせて、汎用のパーソナルコンピュータやサーバ用コンピュータなどを選択すればよい。サーバ2xと、各端末コンピュータ2A、2A…は通信回線によって接続されている。また、出版社や問屋などの書籍供給元のコンピュータとも接続されている。
端末コンピュータ2A、2B…は、表示装置3、プリンタ11を備え、さらに入力装置としてハンドスキャナ10およびキーボード4やマウスなどを備える。
また、サーバ2xも表示装置、キーボード、マウスなどを備える。
また、サーバ2xも表示装置、キーボード、マウスなどを備える。
このサーバ2xの記憶装置5には総合管理プログラム6がインストールされていて、各店舗における書籍の発注、入荷、販売、返品、会計などのデータが管理できるようになっている。これらのデータは、書籍の発注、入荷、販売、返品などの業務が発生したときに、各書店の端末コンピュータに備えられたPOSシステム(図示省略)によって入力され、サーバ2xの記憶装置5に蓄積されている。したがって、入荷数から販売数や返品数を差し引く演算を行えば、各店舗における書籍の保有数も導き出せるようになっている。ここでは、書籍の店舗間移動管理システムは総合管理プログラム6の一部として構成されている。
また、記憶装置5には書籍マスタ7が保存されている。図2は、書籍マスタのデータ構造の例を示す概念図である。書籍ごとに、ISBNやJANなどの書籍識別データ、タイトル名データ、出版社データや価格データなどを有する。これらのデータは、主に書籍の入荷の時期に先立って書籍の供給元より送信される書籍データを蓄積したものであるが、データの提供がない場合には、キーボードなどの入力装置によって手入力で取得する。
サーバ2xの記憶装置5には、店舗間移動データマスタ9が保存されている。図3は店舗間移動データマスタのデータ構造の例を示す概念図である。1回の店舗間書籍移動に対して、店舗間移動処理IDと書籍識別データと冊数データと移送元店舗データと移送先店舗データと入庫完了データが含まれている。
また、書籍の店舗間移動管理システムを構成するコンピュータの記憶装置には、コンピュータを書籍の店舗間移動管理システムとして機能させる店舗間移動管理プログラム8がインストールされている。この店舗間移動管理プログラム8は、出庫登録機能と入庫登録機能と入出庫状況照会機能を有する。そして、出庫登録機能と入庫登録機能に関するルーチンは、主に端末コンピュータ2A、2B…にインストールされている。
つぎに、書籍の店舗間移動管理の方法を、この書籍の店舗間移動管理システムの作用とともに説明する。
書籍の移動を行う前に、書籍が不足している店舗は、その書籍を保有している店舗を探す。ここで、サーバの記憶装置には、各店舗における書籍の保有を調べるのに必要な情報が保存されているので、どの店舗から移送してもらうかを決めることができる。そして、電子メールや電話などで移送元となるべき店舗に連絡を取ることによって、移送を依頼することができる。この移送依頼は、特に自動化しなくてもよい。ここでは、店舗Aから店舗Bに書籍を移動させる例で説明する。
移送の依頼を受けた店舗Aでは、対象となる書籍を必要な数だけ準備し、出庫登録の手続を行う。図4は、店舗間移動管理プログラムのメインメニュー画面の例を示す概念図、図5は出庫登録機能のメニュー画面の例を示す概念図である。店舗間移動管理プログラムは、店舗Aの端末コンピュータ2Aの表示装置3に図4に示すメインメニューを表示させる。店舗Aの店員はマウスなどの入力装置により「出庫登録」を選択する。この選択を受けると、店舗間移動管理プログラムの出庫登録機能が起動し、表示装置3に図5に示すメニュー画面が表示される。
図6は、出庫登録機能の処理手順の例を示すフローチャートである。店員は、ハンドスキャナ10によって書籍に付された書籍識別データを端末コンピュータ2Aに入力する。たとえば、ISBNやJANの番号、あるいはその内容を含むバーコードをスキャンすることによって、書籍識別データを入力することができる。このようにハンドスキャナ10によって書籍識別データを自動的に取得することによって、手入力などで発生する恐れのある入力ミスを回避することができる。
書籍識別データの入力を受けると、店舗間移動管理システム1はサーバ2xの記憶装置5の書籍マスタ7を検索し、この書籍識別データに対応する書籍のタイトル名データ、出版社データや価格データなどを取得して、それらの情報を店舗Aの表示装置3に表示させる。店員は、表示された書籍の情報を見ることによって、移送対象の書籍が正しいものであるかどうかを正確に判断することができる。
また、出庫登録のメニューでは、入力装置によって冊数の入力や移送先の店舗の選択ができる(図5の移送先データ選択の欄)。たとえば、移送先の店舗はエリアごとに選択することができる。このシステムに接続される店舗は、いくつかのエリアに分類されている。まず、店舗Aの属するエリアが自動的に選択され、そのエリア内の店舗が図5の移動先データ選択の欄に表示される。メニューの移動先データ選択の欄を入力装置で操作することによって、他のエリアを選択することもできる。このエリアの選択と店舗の選択によって、移送先の店舗を選択することができる。
書籍識別データと冊数の入力および移送先の店舗の選択ができたら、店員はマウスなどによって「確認」をクリックする。この「確認」のクリックを受けて、端末コンピュータ2Aは、書籍識別データと冊数の入力および移送先の店舗の選択が完了していることを確認し、伝票12を発行する。この伝票12には、この書籍移動を特定するための店舗間移動処理IDが付されている。たとえば、プリンタ11によって、紙やシールの伝票を発行し、その伝票に店舗間移動処理IDをバーコードとして印刷する。また、便宜のために書籍のタイトル名や冊数、移送元および移送先の店舗名などを店員が読めるように印刷させることもできる。図14に伝票の例を示す。そして、サーバ2xの店舗間移動処理データマスタ9に新たな出庫情報を反映させるため、店舗間移動処理IDと書籍識別データと冊数データと移送元店舗データと移送先店舗データがサーバに送信される。
以上で、店舗Aの端末コンピュータ2Aにおける出庫登録の処理が完了する。店員は書籍に伝票を添付し、実際に書籍を移送先店舗に移送する。
ついで、入庫登録について説明する。店舗Aから店舗Bに書籍が到着したとき、店舗Bの店員は、入庫登録の手続を行う。まず、店舗Bの表示装置3に図4のメインメニューを表示させ、入力装置によって「入庫登録」を選択する。端末コンピュータ2Bは「入庫登録」の選択を認識すると、入庫登録機能を起動させ、表示装置に入庫登録のメニュー画面を表示させる。図7は入庫登録のメニュー画面の例を示す概念図である。図8は入庫登録の処理手順の例を示すフローチャートである。
店員はハンドスキャナ10で、伝票の店舗間移動処理IDと書籍の書籍識別データをスキャンして、そのデータを端末コンピュータ2Bに入力する。たとえば、図14に示す伝票であれば、上部に店舗間移動処理IDがバーコードとして印刷されているので、このバーコードをスキャンして店舗間移動処理IDを入力する。店舗間移動処理IDと書籍識別データの入力を受けて、端末コンピュータ2Bはサーバ2xへアクセスし、店舗間移動処理IDに対応する店舗間移動処理データの入庫完了データを参照する。この入庫完了データは、その店舗間移動に係る書籍の入庫登録が完了しているか否かを示すものである。入庫登録が行われていないことを示す入庫完了データが確認できると、端末コンピュータ2Bはサーバ2xへ入庫登録を行うように指示する。また、入庫登録が受け付けられたことを表示画面に示す。一方、重複登録を防止するため1度入庫登録完了した店舗間移動処理IDを重複してスキャンした場合は、エラー表示が出て登録できないようにした。
以上、出庫登録および入庫登録の処理により、出庫や入庫の情報がサーバ2xに伝達され、その情報に基づいてサーバは店舗間移動データマスタ9のデータを更新する。
さらに、店舗間移動管理プログラムの入出庫状況照会機能について説明する。例えば、店舗Aの端末コンピュータ2Aで図4のメインメニューより「入出庫状況照会」が選択されると、入出庫状況照会機能が起動し、表示装置には入出庫状況照会の表示がなされる。図9は入出庫状況照会の表示画面の例を示す。図10は入出庫状況照会の処理手順の例を示すフローチャートである。端末コンピュータ2Aはサーバ2xの店舗間移動データマスタを参照して、移送元店舗データが店舗Aであるデータおよび移送先店舗データが店舗Aであるデータを抽出する。そして、抽出された店舗間移動データの情報を表示装置3に表示させる。店舗間移動データには、出庫登録の処理を行った日のデータ(処理日)や商品区分(雑誌・書籍などの区分)のデータなども含ませることができる。これらのデータを表示装置3に表示させるとともに、入庫が完了しているか否かについても示す。これによって、入出庫状況を照会した者は、その店舗に関する店舗間移動の情報を確認することができる。たとえば、要求した書籍が既に出庫されているか、あるいは、その店舗から出庫した書籍が無事に到着したかについての確認が容易にできる。
なお、店舗の端末コンピュータより送信されたデータは、1日1回夜間にバッチ処理され、店舗間移動データマスタが更新されて、翌日には反映される。
なお、店舗の端末コンピュータより送信されたデータは、1日1回夜間にバッチ処理され、店舗間移動データマスタが更新されて、翌日には反映される。
また、処理日の範囲を限定したり、出庫・入庫の区別による選別を行うこともできる。
この入出庫状況照会機能は、サーバ2xによっても利用できる。サーバ2xを使用する場合には、すべての店舗についての出庫・入庫の状況を照会することができる。
以上、店舗間移動管理プログラムの出庫登録機能、入庫登録機能入および出庫状況照会機能は、主に各店舗において利用される機能であるが、これに加えて、本部メニューを備えていてもよい。ここで、本部メニューとは、管理本部・営業本部・特定の店舗運営スタッフなど、全ての店舗についての情報を管理する部門において利用される機能を集めたものである。ここでは、店舗間移動管理プログラムに特に関連の強い機能として、店舗間移動集計機能について説明する。
まず、集計すべき店舗間移動データの締切日を設定する。サーバ2xにおいて店舗間移動集計機能が選択されたら、サーバ2xはその表示装置に、締切日設定の画面表示を行う。図11は締切日設定の画面表示の例を示す。店舗名とその締切日が表示される。入力装置によって、その締切日に所望の日を入力することによって、各店舗の締切日を設定することができる。ここで設定された締切日以降の店舗間移動処理データが集計処理に反映される。締切日を合わせることによって、集計漏れを防止する。
つぎに、集計期間の設定を行う。図12は期間設定のための表示画面の例を示す。ここで、設定された期間内の出庫日の店舗間移動処理データについて集計が行われる。入力装置によって「集計実行」のボタンを操作すると、集計が実行される。書籍の店舗間移動が行われた店舗について、出庫による書籍の減少や入庫による増加が集計され、書籍の増減に対応する金額の増減(書籍の増減数×単価)が算定される。この金額集計を手作業で行うと大きな労力を要するが、店舗間移動集計機能によって、簡単かつ正確に行うことができる。図13の例に示されるような出庫・入庫の金額集計の画面が表示装置に表示され、全ての店舗の金額集計が一覧で確認できる。
以上、書籍の店舗間移動管理システムによって、店舗間の書籍の移動を正確に、もれなく、簡単に行うことが出来る。ハンドスキャナで商品のバーコード、JANを読み取ることで簡単で間違いのない店舗間移動データを残すことができる。書籍の店舗間移動の把握は該当店舗だけでなく、本社のサーバの管理画面からチェックすることが出来、事故の発見も容易に把握が可能になる。
1.店舗間移動管理システム
2.コンピュータ
3.表示装置
4.入力装置
5.記憶装置
6.総合管理プログラム
7.書籍マスタ
8.店舗間移動管理プログラム
9.店舗間移動マスタ
10.ハンドスキャナ
11.プリンタ
12.伝票
2.コンピュータ
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4.入力装置
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10.ハンドスキャナ
11.プリンタ
12.伝票
Claims (4)
- 店舗間における書籍の移動を管理するシステムであり、
このシステムを構成するコンピュータとして、サーバと、各店舗に設置される端末コンピュータとを備えていて、
サーバと、各端末コンピュータは通信回線によって接続されており、
このシステムを構成するコンピュータの記憶装置には、コンピュータを書籍の店舗間移動管理システムとして機能させる店舗間移動管理プログラムと、書籍マスタと、店舗間移動データマスタが保存されており、
書籍マスタには書籍ごとに書籍識別データと書籍データが保存されており、
店舗間移動処理データマスタには、店舗間移動処理IDと書籍識別データと冊数データと移送元店舗データと移送先店舗データが含む店舗間移動処理データが入庫完了データとともに保存されており、
店舗間移動管理プログラムは出庫登録機能と入庫登録機能を有し、
出庫登録機能においては、移送元の店舗の端末コンピュータは入力装置によって書籍識別データと冊数データと移送先店舗データを取得し、店舗間移動処理IDが付された伝票を出力し、さらに店舗間移動処理データをサーバに送信し、
入庫登録機能においては、移送先の店舗の端末コンピュータは入力装置によって、伝票に付された店舗間移動処理IDを取得し、その店舗間移動処理IDをサーバへ送信し、
移送先の店舗の端末コンピュータより店舗間移動処理IDを受信したサーバは、その店舗間移動処理IDが示す店舗間移動処理データに対応する完了データに完了を示す値を出力するようになした、書籍の店舗間移動管理システム。 - 端末コンピュータの入力装置としてハンドスキャナを備え、バーコードの形式で伝票に付された店舗間移動処理IDを読み取ることを特徴とする請求項1に記載の書籍の店舗間移動管理システム。
- 店舗間移動管理プログラムは入出庫状況参照機能を有し、
入出庫状況参照機能において、入出庫状況参照機能を選択した店舗の端末コンピュータはサーバに入出庫状況表示を指令し、サーバは入出庫状況参照機能を選択した店舗が移送元または移送先である店舗間移動処理データを店舗間移動処理データから抽出してその店舗の端末コンピュータに送信し、その店舗の表示装置に店舗間移動処理データを表示するようになした請求項1または請求項2に記載の書籍の店舗間移動管理システム。 - 書籍データにはその書籍の価格に関する価格データが含まれており、
システムを構成するコンピュータの記憶装置には、各店舗が有する書籍の合計金額に対応する入出庫集計データが保存されており、
出庫登録機能によって端末コンピュータから店舗間移動処理データを受信したときサーバは価格データと冊数を乗じた値を移送元店舗の入出庫集計データから引き、
入庫登録機能によって端末コンピュータから店舗間移動処理データを受信したときサーバは価格データと冊数を乗じた値を移送先店舗の入出庫集計データに加えるようになした請求項1から請求項3のいずれかに記載の書籍の店舗間移動管理システム。
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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