JP2022009074A - 情報処理装置、プログラムおよび処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】免税処理を不実施の取引について免税の手続きをする場合であっても、当該取引を一旦取り消すことなく免税が実行可能な情報処理装置、プログラム及び処理方法を提供する。【解決手段】免税再集計処理を行う情報処理装置は、税額を加算して決済した取引情報に基づいて免税対象金額と税額とを取得する取得手段と、取得手段によって取得した免税対象金額に基づいて、記憶部に記憶される免税の基準金額を満たしているかを判定する判定手段と、判定手段が基準金額を満たしていると判定した場合に免税対象金額と税額を出力する出力手段と、を備える。【選択図】図19

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、プログラムおよび処理方法に関する。
従来、輸出物品販売場(免税店)を経営する事業者が外国人旅行者等の非居住者に対して商品等の販売対象を販売する場合に、当該販売対象にかかる消費税等の税金を免除するいわゆる免税制度が存在する。
このような免税制度を利用する際の非居住者による手続きは、パスポートの提示や書類への必要事項の記入等の手続きを含んでおり、煩雑なものとなっていた。
ところで、これまでは法令において書類様式が定められていたが、今後、法令に定められた事項が記載された書類であればよいこととされた。また、購入者に対して交付する領収書(記載すべき事項の全部又は一部が記載された明細書等)の写しを書類に貼付け、かつ、当該領収書と書類の間に割印した場合には、当該領収書に記載された事項の書類への記載も省略できることとされた。
しかしながら、非居住者等に対して税込で販売した過去の取引(免税処理を不実施の取引)について後に免税の手続きをする場合は、当該取引を一旦取消してから新たな取引を行い、その中で免税処理を実行していた。
本発明が解決しようとする課題は、免税処理を不実施の取引について免税の手続きをする場合であっても、当該取引を一旦取り消すことなく免税が実行可能な情報処理装置、プログラムおよび処理方法を提供することである。
実施形態の情報処理装置は、税額を加算して決済した取引情報に基づいて免税対象金額と前記税額とを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した免税対象金額に基づいて、記憶部に記憶される免税の基準金額を満たしているかを判定する判定手段と、前記判定手段が前記基準金額を満たしていると判定した場合に前記免税対象金額と前記税額を出力する出力手段と、を備える。
実施形態のプログラムは、情報処理装置としてのコンピュータを、税額を加算して決済した取引情報に基づいて免税対象金額と前記税額とを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した免税対象金額に基づいて、記憶部に記憶される免税の基準金額を満たしているかを判定する判定手段と、前記判定手段が前記基準金額を満たしていると判定した場合に前記免税対象金額と前記税額を出力する出力手段と、して機能させる。
図1は、実施形態にかかるPOSシステムの概略構成図である。 図2は、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、商品マスタファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図4は、免税区分ファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図5は、免税設定値ファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図6は、取引履歴のデータ構成の一例を示す図である。 図7は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図8は、POS端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図9は、POS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、通常免税処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、確認画面の一例を示す図である。 図12は、商品登録画面の一例を示す図である。 図13は、エラー画面の一例を示す図である。 図14は、商品登録画面の一例を示す図である。 図15は、購入誓約書の一例を示す図である。 図16は、購入記録票の一例を示す図である。 図17は、レシートの一例を示す図である。 図18は、免税再集計処理の流れを示すフローチャートである。 図19は、免税再集計処理の流れを示すフローチャートである。 図20は、免税再集計画面の一例を示す図である。 図21は、免税再集計画面の一例を示す図である。 図22は、免税再集計画面の一例を示す図である。 図23は、返金レシートの一例を示す図である。 図24は、免税再集計取消処理の流れを示すフローチャートである。 図25は、免税再集計取消画面の一例を示す図である。 図26は、免税再集計取消画面の一例を示す図である。 図27は、免税再集計取消レシートの一例を示す図である。
実施形態においては、外国人旅行者等の非居住者に対して通常生活の用に供する販売対象を一定の方法で販売する輸出物品販売場(免税店)で用いられるPOS(Point Of Sales)システムについて説明する。実施形態は、情報処理装置として免税店の店舗に設置されたPOS端末へ適用した例である。また、実施形態は、販売対象として商品を例に説明する。なお、以下の説明において、免税再集計とは、顧客に対して商品を税込で販売した過去の取引について、後で当該取引の情報に基づいて免税処理を行うことである。
図1は、実施形態にかかるPOSシステム1の概略構成図である。POSシステム1は、図1に示すように、複数台(図では2台)のPOS端末2と、これらのPOS端末2をLAN(Local Area Network)等のネットワーク3で接続して集中管理する情報処理装置であるサーバ4とを備える。
サーバ4は、POSシステム1全体の制御を受け持つものである。図2は、サーバ4のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ4は、CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43等で構成されるコンピュータ構成の制御部400を備える。
制御部400は、バス49を介して通信I/F(インタフェース)43に接続されている。サーバ4は、通信I/F50およびネットワーク3(図1参照)を介して複数台のPOS端末2との間で相互にオンライン通信する。また、制御部400にはバス49および、コントローラ44を介して、キーボード45、表示部46、プリンタ47が接続されている。また制御部400には、バス49を介してHDD(Hard Disk Drive)48が接続されている。HDD48は、制御部400を動作させる各種の制御プログラム481を格納している。また、HDD48は、商品マスタファイルF1、免税区分ファイルF2および免税設定値ファイルF3を格納している。また、HDD48は、POS端末2で販売登録処理された取引に関する情報を蓄積するためのデータベースとして取引履歴DB1を保持する。
なお、実施形態のサーバ4で実行される制御プログラム481は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルであり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。そのような記録媒体は、CD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等である。
さらに、実施形態のサーバ4で実行される制御プログラム481を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態のサーバ4で実行される制御プログラム481を、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
次に、商品マスタファイルF1と、商品マスタファイルF1に設定される商品分類(分類)について説明する。図3は、商品マスタファイルF1のデータ構成の一例を示す図である。図3に示すように、商品マスタファイルF1には、販売登録対象の各商品の商品コード(商品識別情報)に対応付けて、商品名や商品の価格(単価)、分類コード(分類1コード、分類2コード)、免税区分コード、危険物区分コード等の商品情報が設定される。危険物区分コードは、航空機への持ち込みが禁止されているスプレー類等の取扱いに注意を要する商品に付与される。
商品は複数の分類コードによって分類分けされており、それら複数の分類は階層的に構築されている。
即ち、図3に示すように、商品は、大まかな分類である分類1(上位の分類)によって複数に分類分けされている。また、各分類1はより細かな分類である分類2(下位の分類)によってさらに詳細に分類されている。即ち、上位の分類1は、分類1より下位の分類2によって複数に分類分けされており、下位の分類2を少なくとも1つ含んでいる。
なお、階層的に構築されているという点では、各商品に付される商品コードを分類2より下位の分類とみなすことができる。商品コードは、最も詳細な分類、即ち、最下位の分類とみなすことができる。
次に、免税区分ファイルF2について説明する。図4は、免税区分ファイルF2のデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、免税区分ファイルF2には、免税区分コードに対応付けて、免税区分名称が設定される。免税区分名称は、「消耗品」、「一般物品」、「免税対象外」である。「消耗品」は、外国人旅行者等の非居住者に対して販売する物品にかかる税金を免除する免税対象品であって、食料品、飲料類、薬品類、化粧品類等の物品である。「一般物品」も免税対象品であって、消耗品以外の通常生活の用に供する物品である。「免税対象外」は免税対象とはならない免税非対象品である。「消耗品」の税区分コードは“01”である。「一般物品」の税区分コードは“02”である。「免税対象外」の税区分コードは“03”である。
次に、免税設定値ファイルF3について説明する。図5は、免税設定値ファイルF3のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、免税設定値ファイルF3には、免税区分コードに対応付けて、設定値が設定される。設定値は、各区分において免税として販売登録を行う目安となる。図5に示す例では、免税区分コード“01”の消耗品についての設定値は、5千円~50万円である。また、免税区分コード“02”の一般物品(消耗品以外の通常生活の用に供する物品)についての設定値は、1万円を超える額である。
次に、取引履歴DB1について説明する。図6は、取引履歴DB1のデータ構成の一例を示す図である。図6に示すように、取引履歴DB1には、POS端末2の各々で処理された取引の取引情報が、取引履歴として格納される。取引履歴は、各取引を識別するための取引番号(取引番号部DB11に記憶される)、取引が行われた取引日時(取引日時部DB12に記憶される)、取引が行われたPOS端末2を識別するレジ番号(レジ番号部DB13に記憶される)を含む。また、取引履歴は、販売登録された各商品の商品コード、単価、点数(商品情報部DB15に記憶される)等を含む。また、取引履歴DB1には、取引番号に対応付けて、フラグ(フラグ部DB14に記憶される)が設定される。フラグ部DB14に記憶されたフラグに基づいて、その取引について後述する免税処理をしたか否かを判定する。なお、図6に示す例では、フラグが“0”の取引は、免税処理をしていない取引であることを意味し、フラグが“1”の取引は、免税処理をした取引であることを意味する。図6の場合、取引番号「0425」の取引は免税処理をしており、取引番号「0426」と取引番号「0427」の取引は免税処理をしていない。なお、取引履歴DB1は、取引した履歴のデータを保存する電子ジャーナルとしての機能を果たす。
実施形態にかかるサーバ4の制御部400は制御プログラム481に従うことにより、商品マスタファイルF1、免税区分ファイルF2および免税設定値ファイルF3を所定のタイミングでPOS端末2に対して配信する。
次に、POS端末2について説明する。POS端末2は、ユニークなレジ番号を割り振られて精算場所に配置されている。POS端末2は、オペレータ(キャッシャ)が入力した商品コードに基づいて取引処理を行うための端末である。
POS端末2は、店内で販売されている商品の販売に係る取引処理を行う。オペレータがPOS端末2を操作することで、POS端末2は、販売される商品の売上登録処理および決済処理を実行する。売上登録処理とは、販売される商品に付されたバーコード等のコードを光学的に読み取って商品コードを入力し、入力した商品コードに基づいて読み出した、当該商品の商品名や価格(商品情報)を表示するとともに、商品情報をバッファに記憶する処理をいう。決済処理とは、売上登録処理に伴いバッファに記憶された商品情報に基づいて、取引に係る合計金額の表示、顧客から預かった預り金に基づいて釣銭を計算して表示する処理、釣銭の発行を釣銭機に指示する処理、商品情報や決済情報(合計金額、預り金額、釣銭額等)を印字したレシートを発行する処理等をいう。なお、売上登録処理と決済処理を合わせた処理を取引処理という。
図7は、POS端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。図7に示すように、POS端末2は、CPU31、ROM32、RAM33等で構成されるコンピュータ構成の制御部300を備える。CPU31は、各種演算処理を実行し各部を制御する。ROM32は、固定データを固定的に記憶保存する。RAM33は、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用される。CPU31とROM32とRAM33は、バスライン34を介して接続されて構成されている。
RAM33には、後述する免税対象金額を集計する免税対象金額テーブルTが形成される。
またPOS端末2は、コントローラ35を介して、キーボード21、表示面上にタッチパネルが設けられた液晶ディスプレイ装置である表示部22、プリンタ23、カードリーダ/ライタ(R/W)24、商品に付されたバーコードや二次元コード等のコードを光学的に読み取るスキャナ25、パスポートリーダ27等を接続する。
キーボード21は、各種のキーをブロック毎に配列している。各種のキーは、例えば、商品コードや金額等を入力するための置数キー、販売合計金額の算出を宣言するための小計キー、販売処理において現金による締めを宣言するための現計キー、各種商品を指定するためのPLUキー、置数キーによる置数入力を確定する確定キー、クリアキー等である。また、キーボード21は、免税宣言キーK1と、品名リスト出力キーK2と、免税再集計キーK3と、レジマイナスキーK4を備える。免税宣言キーK1は、当該取引について免税処理を行うために宣言する操作子である。品名リスト出力キーK2は、免税の対象となった商品のリスト(品名リスト)の出力を指示するための操作子である。免税再集計キーK3は、過去の取引について免税処理を行うために、免税再集計の宣言を行うための操作子である。レジマイナスキーK4は、取引を取り消す宣言を行うための操作子である。
パスポートリーダ27は、パスポート(旅券)が保持する情報を読み取るリーダ装置である。実施形態では、パスポートリーダ27は、パスポートに記載された文字列を光学的に読み取る光学文字認識(OCR:Optical Character Recognition)機能を有する。
また、制御部300には、バスライン34およびコントローラ35を介して、前述したキーボード21、表示部22、プリンタ23、カードリーダ/ライタ24、スキャナ25、パスポートリーダ27が接続されている。また、制御部300には、バスライン34を介してストレージデバイスであるメモリ部26が接続されている。メモリ部26は、HDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。キーボード21、表示部22、プリンタ23、カードリーダ/ライタ24、スキャナ25、メモリ部26、パスポートリーダ27は、制御部300によって制御される。
さらに、POS端末2は、店舗内に設けられたネットワーク3を介して上位装置であるサーバ4とデータ通信をするための通信インタフェース(I/F)28を備えている。この通信インタフェース28もバスライン34に接続されている。
ところで、POS端末2が備えるメモリ部26には、オペレーティングシステム、各種コンピュータプログラム等の制御プログラム261、および、各種データファイルが記憶されている。データファイルとしては、サーバ4から配信される商品マスタファイルF1、免税区分ファイルF2および免税設定値ファイルF3等がある。
実施形態のPOS端末2で実行される制御プログラム261は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のPOS端末2で実行される制御プログラム261を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態のPOS端末2で実行される制御プログラム261をインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
また、実施形態のPOS端末2で実行される制御プログラム261を、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
次に、図8~図27を用いて、実施形態にかかるPOS端末2の制御部300が、制御プログラム261に従うことにより実行する制御処理について説明する。
図8は、POS端末2の機能構成を示す機能ブロック図である。制御部300が、ROM32やメモリ部26に記憶された制御プログラム261を含む各種プログラムに従うことで、免税処理手段301、指定手段302、免税制御手段303、領収書発行手段304、取消手段305を機能させる。
免税処理手段301は、免税対象となる商品について税金の支払いを免除する免税処理を行う機能を有する。
指定手段302は、免税処理を不実施の取引を指定する機能を有する。
免税制御手段303は、指定手段302によって指定された取引について免税対象となる商品の税込合計金額から税金分を減額する減額免税処理を行う機能を有する。
領収書発行手段304は、免税制御手段303によって減額免税処理された商品の情報を含む領収書を印字して発行する機能を有する。
取消手段305は、免税制御手段303が行った減額免税処理を取り消す機能を有する。
以下、図9~図27を用いて、POS端末2の制御部300が実行する制御処理について説明する。図9は、POS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。図9において、制御部300は、スキャナ25を使用して商品を特定する商品コードが入力されたか否かを判断する(S11)。入力されたと判断した場合は(S11のYes)、制御部300は、入力された商品コードに応じて商品マスタファイルF1を検索して得られる商品名や単価等の商品情報に基づき、商品の登録金額を算出する売上登録処理を実行する。そして制御部300は、売上登録処理した商品の商品情報をRAM33に記憶する(S12)。
また、商品コードが入力されていないと判断した場合は(S11のNo)、制御部300は、キーボード21に設けられた、取引を終了するための宣言をする現計キーが操作されたか否かを判断する(S13)。操作されたと判断した場合は(S13のYes)、制御部300は、当該取引について、商品の登録金額や商品情報に基づいて合計金額を算出する決済処理を実行する(S14)。S14で実行する決済処理は、顧客が購入した商品に対する消費税等の課税された税額を含む合計金額を算出する決済処理である。
そして制御部300は、決済処理した商品の商品情報や決済情報等をレシート用紙に印字してレシートを発行する(S15)。なお、発行されたレシートには、当該取引を特定する取引番号が、バーコードの形態で印字されている。そして制御部300は、取引処理した商品の商品情報等(取引番号、取引日時、レジ番号、商品コード、単価、点数等)をサーバ4に送信する(S16)。サーバ4は、受信した情報を取引履歴DB1に記憶する。具体的には、サーバ4の制御部400は、取引番号を取引番号部DB11に記憶する。制御部400は、取引日時を取引日時部DB12に記憶する。制御部400は、取引処理をしたPOS端末2のレジ番号をレジ番号部DB13に記憶する。取引した商品の商品コードと単価と点数を商品情報部DB15に記憶する。また制御部400は、当該取引について免税処理をしていないことを示すフラグ“0”を、当該取引の取引番号に対応させてフラグ部DB14に記憶する。
また、現計キーは操作されていないと判断した場合は(S13のNo)、制御部300は、免税宣言キーK1が操作されたか否かを判断する(S21)。操作されたと判断した場合は(S21のYes)、免税処理の宣言があったとして、制御部300は、図10に示す免税処理を実行する(S22)。
[通常免税処理]
ここで、図10~図17を用いて、免税宣言キーK1が操作された時のS22で実行される通常免税処理について詳細に説明する。図10において、制御部300は、パスポートリーダ27を動作させる。そして制御部300は、パスポートリーダ27がパスポートから所定の文字列を読み取ったか否かを判断する(S51)。かかる文字列としては、例えば、旅券番号、氏名、国籍、生年月日等が挙げられる。制御部300は、パスポートから所定の文字列を読み取るまでの間、表示部22にパスポートを読取中であることを示す表示を行う。
制御部300は、パスポートの読み取りを促すガイド画面(図示せず)を表示部22に表示させる。POS端末2のオペレータは、客(非居住者)から提示されたパスポートにおいて、免税制度にかかる事項が記載されたページを開き、当該ページをパスポートリーダ27に翳す。この動作に応じ、制御部300は、パスポートから所定の文字列を読み取る。
パスポートを読み取るまで待機し(ステップS51のNo)、読み取ったと判断した場合は(S51のYes)、制御部300は、ステップS51で読み取られた文字列を確認させるために、表示部22に確認画面G3(図11)を表示する(S52)。
図11に示すように、確認画面G3には、ステップS51で読み取られた文字列が項目(事項)毎に表示される。図11では、パスポートに記載された項目のうち、旅券番号、氏名、国籍、生年月日の項目の文字列を読み取る場合の例を示している。
ここで、確認画面G3の各項目には、削除ボタンB1が対応付けて設けられている。制御部300は、この削除ボタンB1の操作の有無を判断する(S53)。操作されたと判断すると(S53のYes)、制御部300は、対応する項目について読み取られた文字列を削除し(ステップS54)、ステップS53に戻る。例えば、ステップS51で読み取られた各項目の文字列のうち、何れかの項目の文字列に誤りがあるような場合、削除ボタンB1を操作することで誤りのある文字列を削除することができる。なお、制御部300は、ステップS54で削除された項目の文字列を空とした確認画面G3を表示する。
また、制御部300は、確認画面G3において、実施形態の確認受付手段に対応する確定ボタンB2、再読取ボタンB3、キャンセルボタンB4を表示する。そして制御部300は、削除ボタンB1が操作されていないと判断した場合は(S53のNo)、再読取ボタンB3の操作の有無を判断する(S55)。操作されたと判断すると(S55のYes)、ステップS51に処理を戻すことで、パスポートから文字列の読み取りを再度行う。なお、前回読み取られた文字列は、再読取ボタンB3の操作に伴い削除されるものとする。
また、再読取ボタンB3は操作されていないと判断した場合は(S55のNo)、制御部300は、キャンセルボタンB4の操作の有無を判断する(S56)。操作されたと判断した場合は(S56のYes)、読み取られた文字列を全て削除して(ステップS57)S51に戻る。なお、キャンセルボタンB4の操作に伴い、制御部300は、表示部22の表示画面を確認画面G3から商品登録画面(図示せず)に戻すものとする。
また、キャンセルボタンが操作されていないと判断した場合は(S56のNo)、制御部300は、確定ボタンB2の操作の有無を判断する(S58)。操作されたと判断すると(S58のYes)、制御部300は、商品登録画面G4を表示する(S59)。なお商品登録画面G4には、読み取られた文字列を表示する。続いて制御部300(免税処理手段301)は、消費税等の税金の支払いを免除する免税処理を実行する(S60)。なお、確定ボタンB2が操作されていないと判断した場合は(S58のNo)、S53に戻る。
図12に商品登録画面G4の一例を示す。図12において、商品登録画面G4には、「免税」と表示された免税インジケータIが表示されている。制御部300は、このように商品登録画面G4に免税インジケータIを表示することにより、免税宣言取引であることを操作者に報知する。
ここで、ステップS60の免税処理について説明する。
まず、制御部300は、既に登録済みの登録商品について、商品マスタファイルF1の免税区分コードを参照することによって、免税対象となる免税対象商品の存在を判定する。免税対象商品が存在する場合、制御部300は、免税対象となる登録商品グループ(一般物品グループ・消耗品グループ)毎の免税対象金額の免税対象金額テーブルTへの加算処理を行う。
免税対象商品の税種別による対応は、以下の様に行う。
免税対象となる登録商品が内税の場合、制御部300は、登録金額の内税抜金額を免税対象金額として免税対象金額テーブルTへ加算する。より詳細には、制御部300は、内税商品の場合、免税前登録金額と免税後登録金額との差額を免税額とする。例えば、
・免税前単価1080円-免税後単価1000円→免税額80円
免税対象となる登録商品が外税の場合、制御部300は、登録金額を免税対象金額として免税対象金額テーブルTへ加算する。より詳細には、制御部300は、外税商品の場合、登録金額に対する外税額を免税額とする。
なお、登録商品が免税対象外の商品の場合、制御部300は、登録金額を免税対象金額として免税対象金額テーブルTへは加算しない。
次に、制御部300は、免税対象金額テーブルTの免税対象金額が免税設定値ファイルF3の設定値(基準金額)を満たしているか否かを判定する。実施形態の免税設定値ファイルF3においては、食料品、飲料類、薬品類、化粧品類、その他の消耗品についての設定値は、5千円~50万円である。また、一般物品(消耗品以外の通常生活の用に供する物品)についての設定値は、1万円を超える額である。
制御部300は、消耗品についての免税対象金額が設定値(5千円~50万円)を満たしていると判定した場合、免税対象金額にかかる税金を免除する免税処理を行う。また、制御部300は、一般物品(消耗品以外の通常生活の用に供する物品)についての免税対象金額が設定値(1万円を超える額)を満たしていると判定した場合、免税対象金額にかかる税金を免除する免税処理を行う。
なお、制御部300は、免税対象金額テーブルTの消耗品についての免税対象金額が設定値の上限値(50万円)を超えている場合には、表示部22にエラー表示を行う。
図13はエラー画面の一例を示す図である。図13に示すように、免税宣言キーK1の操作による免税宣言時においては、制御部300は、エラー画面G5として、「免税上限値をオーバーしています。商品の取消をして下さい。オーバー金額 XX,XXX円」と表示する。なお、制御部300は、キーボード21のクリアキーの操作があった場合には、エラー画面を消去する。
このような免税処理の実行後、制御部300は、商品登録画面の再表示を行う(S61)。ここで、図14は再表示後の商品登録画面G7の一例を示す図である。図14に示すように、再表示後の商品登録画面G7は、税額を免税処理による税金の免除により「0円」とする。また、図14に示すように、再表示後の商品登録画面G7は、合計表示金額を免税処理後の金額(免除された税金分を減額した額)とする。さらに、再表示後の商品登録画面G7は、免税対象済商品、つまり免税処理を施した商品に「免」という文字を表示する。
次に、制御部300は、商品マスタファイルF1を参照して免税対象商品に危険物区分の商品の有無を判断する(S62)。危険物区分の商品があると判断した場合には(S62のYes)、制御部300は、表示部22にワーニング画面(図示せず)をポップアップ表示する(S63)。なお、制御部300は、キーボード21のクリアキーの操作があった場合には、ワーニング画面を消去する。なお、危険物区分の商品がないと判断した場合には(S62のNo)、制御部300は、S63を実行しない。
次に制御部300は、現計キーが操作されたか否かを判断する(S64)。操作されるまで待機し(S64のNo)、操作されたと判断した場合は(S64のYes)、制御部300は、当該取引について、商品の登録金額や商品情報に基づいて合計金額を算出する決済処理を実行する(S65)。S65で実行する決済処理は、免税処理がされているため、販売された商品に対して消費税等の税金を加算せず、税額を含まない合計金額を算出する決済処理である。
そして制御部300は、決済処理した商品の商品情報等(取引番号、取引日時、レジ番号、商品コード、単価、点数等)をサーバ4に送信する(S66)。商品情報等を受信したサーバ4は、受信した情報を取引履歴DB1に記憶する(S66)。具体的には、サーバの制御部400は、取引番号を取引番号部DB11に記憶する。制御部400は、取引日時を取引日時部DB12に記憶する。制御部400は、取引処理をしたPOS端末2のレジ番号をレジ番号部DB13に記憶する。取引した商品の商品コードと単価と点数を商品情報部DB15に記憶する。そして制御部400は、当該取引について免税処理をしたことを示すフラグ“1”を、当該取引の取引番号に対応させてフラグ部DB14に記憶する。
次に制御部300は、決済処理した商品の商品情報や決済情報や免税額等をレシート用紙に印字して発行する(S67)。
制御部300は、S67の処理において、免税処理を行った取引の場合、例えば購入誓約書を1枚、購入記録票を2枚、レシートを1枚印字する。
まず、購入誓約書について説明する。図15は購入誓約書R1の一例を示す図である。購入誓約書R1は、免税物品の購入の事実を記載した書類である。購入誓約書R1は、免税店を経営する事業者に対し、店舗控えとして書類(購入者誓約書)に添付されて提出される。
図15に示すように、購入誓約書R1は、免税店を経営する事業者の氏名又は名称a、所轄税務署名b、免税店の店舗所在地c、取引年月日d、取引番号e、レジ番号f、商品の明細(品名g、品名ごとの数量および価格h)、全物品の合計額i、一般物品と消耗品とのそれぞれの合計額j、免税額kを含む。
また、購入誓約書R1は、確認画面G3で確認された各項目の文字列を印字するための欄を有する。具体的に、購入誓約書R1には、下記の項目について確認画面G3で確認された文字列が印字される。
・旅券番号 …l
・購入者の国籍 …m
・購入者の氏名 …n
・購入者の生年月日 …o
なお、確認画面G3で削除ボタンB1の操作により削除された項目(文字列)については、その項目名のみを印字し、書類(購入誓約書)上において直接記入するものとする。また、購入誓約書R1のレイアウトは、図15の例に限らないものとする。例えば、購入後において輸出することを誓約する旨(消耗品の場合、購入した日から30日以内に輸出することを誓約する旨)や、購入者の署名欄等を印字してもよい。
次に、領収書である購入記録票について説明する。図16は購入記録票R2の一例を示す図である。購入記録票R2は、免税物品の購入の事実を記載した書類である。図16に示す購入記録票R2は、書類(購入記録票)に対する添付用および店舗控え用として2枚印字される。添付用の購入記録票R2は、書類(購入記録票)に貼り付けられる。この書類(購入記録票)は、旅券に貼り付けて割印される。
図16に示すように、購入記録票R2は、免税店を経営する事業者の氏名又は名称a、所轄税務署名b、免税店の店舗所在地c、取引年月日d、取引番号e、レジ番号f、商品の明細(品名g、品名ごとの数量および価格h)、全物品の合計額i、一般物品と消耗品とのそれぞれの合計額j、免税額kを含む。
また、購入記録票R2は、確認画面G3で確認された各項目の文字列を印字するための欄を有する。具体的に、購入記録票R2には、下記の項目について確認画面G3で確認された文字列が印字される。
・旅券番号 …l
・購入者の国籍 …m
・購入者の氏名 …n
・購入者の生年月日 …o
なお、確認画面G3で削除ボタンB1の操作により削除された項目(文字列)については、購入誓約書R1と同様、その項目名のみを印字し、書類(購入記録票)上において直接記入するものとする。また、購入記録票R2のレイアウトは、図15の例に限らないものとする。
次に、レシートについて説明する。図17はレシートR3の一例を示す図である。レシートR3は、取引後に購入者に渡される。
図17に示すように、レシートR3は、免税店を経営する事業者の氏名又は名称a、取引年月日d、取引番号e、レジ番号f、商品の明細(品名g、品名ごとの数量および価格h)、全物品の合計額iを含む。なお、図17に示すように、免税対象済商品の場合には、税印字として「免」pが印字される。また、免税取引の場合には、免税メッセージ「免税取引が行われました。」qがレシートR3に印字される。また、レシートR3には、取引番号eをコード化したバーコードWが印字されている。
なお、取引履歴DB1に記憶された情報がジャーナルとして機能しない場合は、制御部300は、購入記録票R2およびレシートR3に対応するジャーナル印字を実行する。このとき、制御部300は、レシートR3に対応するジャーナルに、確認画面G3で確認された項目の全て又は一部の文字列を印字する。
このように、制御部300は、パスポートリーダ27を用いてパスポートから所定の文字列を読み取り、この読み取った文字列をオペレータに確認させるため、確認画面G3に表示する。そして、制御部300は、オペレータによる確認後、確認画面G3に表示された文字列を購入誓約書等の書類に印字する。これにより、実施形態のPOS端末2によれば、商品購入毎の購入者誓約書や購入記録票に対する記入等の煩雑な手続きが不要となるため、免税にかかる手続きを効率的に行うことができる。
また、制御部300は、免税区分単位(消耗品、一般物品)に免税基準金額(消耗品:5000円、一般物品:10000円)を超えた場合に免税処理を自動的に行う。これにより、実施形態のPOS端末2によれば、オペレータ判断での免税登録操作が不要となるとともに、免税制度の改正に対応した商品の販売登録処理を実行することができる。
また、制御部300は、品名リスト出力キーK2の操作を受け付けると、免税の対象とした商品の品名リスト(図示せず)を出力するための印字処理を実行する。ここで、品名リスト出力キーK2の操作を受け付けるタイミングは特に問わないものとする。例えば、販売登録処理の最中に品名リスト出力キーK2の操作を受け付けた場合、制御部300は、上述した印字処理とともにリスト印字処理を実行する。また、販売登録処理の処理外で品名リスト出力キーK2の操作を受け付けた場合、制御部300は、リスト印字処理の対象となる取引の取引番号等を入力させた後、リスト印字処理を実行する。
実施形態のリスト印字処理では、品名リストを1枚印字する。品名リストは、免税処理の対象となった商品を列挙した書類である。品名リストは、免税処理の対象となった商品を包装する袋又は箱に添付される。
品名リストは、免税店を経営する事業者の氏名又は名称、免税処理の対象となった商品の品名、品名ごとの数量および価格を含む。なお、免税処理の対象となった商品のうち、消耗品のみを品名リストに印字する形態としてもよい。この場合、商品が消耗品か否かの判別は、商品マスタファイルF1や免税区分ファイルF2の免税区分コードに基づいて行うものとする。また、POS端末2がラベルプリンタを別途備える場合、制御部300は、当該ラベルプリンタを用いて品名リストを印字する形態としてもよい。
このように、POS端末2によれば、品名リスト出力キーK2の操作に応じて、免税の対象となった商品の品名リストを出力することができる。これにより、実施形態のPOS端末2によれば、免税の対象となった商品の包装に品名を示すことが法令により定められている場合に、品名リストを容易に発行することができるため、免税にかかる手続きを効率的に行うことができる。
図9の説明に戻る。S21において免税宣言キーK1は操作されていないと判断した場合は(S21のNo)、制御部300は、過去の取引について免税処理を行うための免税再集計キーK3が操作されたか否かを判断する(S31)。操作されたと判断した場合は(S31のYes)、制御部300は、減額免税処理である免税再集計処理を実行する(S32)。
[免税再集計処理]
ここで、図18~図23を用いて、免税再集計キーK3が操作されたときに実行される免税再集計処理(S32)について説明する。
図18および図19は、免税再集計キーK3が操作された場合の免税再集計処理の流れを概略的に示すフローチャートである。まず、制御部300は、S71~S78の処理を実行する。S71~S78の処理は、上述したステップS51~S58と同様の処理であるため説明を省略する。なお、キャンセルボタンB4が操作された場合(ステップS76のYes)、制御部300は、パスポートから読み取った全ての文字列を削除した後(ステップS77)、S71に戻る。
続いて、制御部300は、免税再集計画面G9を表示部22に表示する(S81)。図20はS81で表示される免税再集計画面G9の一例を示す図である。図20では、まだ免税処理をする取引番号は入力されていない。免税再集計画面G9には、免税処理を示す免税インジケータIが表示されている。また、免税再集計画面G9には、免税処理をする取引を表示する領域A1が表示されている。
図19の説明に戻る。制御部300は、スキャナ25によってS15でレシートに印字したバーコードを読み取ることで、当該バーコードに含まれる取引番号が入力されたか否かを判断する(S82)。取引番号が入力されるまで待機し(S82のNo)、入力されたと判断した場合は(S82のYes)、制御部300は、サーバ4に問合せ、サーバ4の取引履歴DB1から該当する取引番号に対応した過去の取引を受信する(S83)。そして制御部300は受信した取引について次の4項目の条件を満たしているか否かを判断する(S84)。
第1の条件としては、取引履歴DB1から読み出した取引について、フラグ部DB14に記憶されているフラグが“0”であることが挙げられる。第2の条件としては、取引履歴に免税対象の商品が含まれることが挙げられる。第3の条件としては、先に読み出した取引履歴の取引年月日と同一の取引年月日であることが挙げられる。これら3項目のすべての条件を満たした場合(S84のYes)、制御部300(指定手段302)は、減額免税処理をする取引番号の取引(免税処理を不実施の取引)を指定して、対応して取引履歴DB1から読み出された取引を表示部22に再表示する(S85)。
図21に再表示した免税再集計画面G10を示す。図21において、取引番号“0426”の取引履歴を読み出した場合、制御部300は、図20に示した免税再集計画面G9の領域A1に、その取引内容を追加して表示する。その後、制御部300は、別の取引履歴を読み出す毎に、その取引内容を領域A1に追加して表示する。なお、領域A1では、取引内容として、取引日時(日付、時刻)、レジ番号、取引番号、免税対象金額(取引金額)を表示する。
次に制御部300は、確定ボタン(キーボード21に設けられている)が操作されたか否かを判断する(S86)。操作されたと判断した場合は(S86のYes)、制御部300(免税制御手段303)は、免税対象商品について、税込の合計金額から税金分を減額する減額免税処理を実行する(S87)。S87における制御部300の減額免税処理は、過去の取引においてS14の決済処理で算出した免税対象の商品の税込の合計金額から税金分の金額を減額する処理である。すなわち、免税対象商品について、過去の取引におけるS14の決済処理で課税処理をしている。そのため、制御部300は、S87において、免税対象商品について、税込の合計金額から、S14で課税した税額について免税の処理を実行する。そして制御部300は、減額免税処理後の確定した免税再集計画面G11を表示する(S88)。なお、確定ボタンが操作されていないと判断した場合は(S86のNo)、制御部300は、S82に戻る。
図22は、確定した免税再集計画面G11の一例である。図22において、税額欄A2が免税処理のため0円と表示されている。また、合計金額欄A3には、税抜の合計金額が表示されている。
次に制御部300は、現計キーが操作されたか否かを判断する(S89)。操作されるまで待機し(S89のNo)、操作されたと判断した場合は(S89のYes)、制御部300は、決済処理を実行する(S90)。S90で実行する決済処理は、免税再集計されているため、元の合計金額から消費税等の税金を減額した、税額を含まない合計金額を算出する決済処理である。そして制御部300は、免税再集計した取引番号をサーバ4に送信する(S91)。この情報を受信したサーバ4は、当該取引番号に対応したフラグ部DB14に記憶されているフラグを“0”から“1”に書き換える。
次に制御部300(領収書発行手段304)は、プリンタ23を用いて、購入誓約書1枚、購入記録書2枚、返金レシート1枚を印字して発行する(S92)。なお、S84において、入力された取引番号について、4項目の条件のいずれかまたは複数を満たしていないと判断した場合は(S84のNo)、制御部300は、免税処理が不可であることを示すエラーメッセージを表示部22に表示する(S93)。
なお、免税再集計画面に表示された取引は、キーボード21やタッチパネルを介した操作により、処理の対象から除外(削除)することが可能であるとする。また、免税再集計画面に表示された取引を選択することで、その取引に含まれる免税対象の商品をリスト表示する構成としてもよい。
ここで、返金レシートについて説明する。図23は返金レシートR5の一例を示す図である。返金レシートR5は、免税集計処理の対象となった取引と、免税再集計処理をした結果返金された金額(免税額)とを記載した書類である。返金レシートR5は、非居住者である客に渡される。
図23に示すように、返金レシートR5は、免税店を経営する事業者の氏名又は名称a、免税再集計処理が行われた取引年月日d、取引番号e、レジ番号fを含む。また、返金レシートR5は、免税再集計処理の対象となった各取引の取引番号r、レジ番号s、返金額tを含む。また、図20に示すように、免税再集計が行われたことを示すメッセージ「免税再集計が行われました。」uが返金レシートR5に印字される。また、返金レシートR5には、免税再集計した取引番号eをコード化したバーコードWが印字されている。
このように、実施形態によれば、取引処理後に処理対象として指定された一又は複数の取引について、販売再集計処理という簡単な操作で当該取引に含まれる免税対象商品の免税処理を行うことができるため、販売対象の販売後に改めて免税の手続きをする場合であっても、当該取引を取り消すことなく免税処理が実行可能である。
図9の説明に戻る。S31において、免税再集計キーK3は操作されていないと判断した場合は(S31のNo)、制御部300は、レジマイナスキーK4が操作されたか否かを判断する(S41)。操作されたと判断した場合は(S41のYes)、制御部300は、続けて免税再集計キーK3が操作されたか否かを判断する(S42)。操作されたと判断した場合は(S42のYes)、制御部300は、免税再集計取消処理を実行する(S43)。
一連の取引において免税再集計処理は1回しかできない。そのため、当該免税再集計した商品に間違いがある場合、また新たに免税処理をしたい商品がある等の理由で再度免税再集計をしたい場合は、すでに処理した免税再集計について当該免税再集計の処理を取り消す免税再集計取消処理を行ってから再度免税処理をする必要がある。
[免税再集計取消処理]
以下に、図24~図27を用いて、レジマイナスキーK4および免税再集計キーK3が続けて操作されたときに実行される免税再集計取消処理(S43)について説明する。
図24において、制御部300は、レジマイナスキーK4および免税再集計キーK3が続けて操作されると、免税再集計取消を操作するための免税再集計取消画面G12を表示部22に表示する(S101)。
図25は、S101で表示した免税再集計取消画面G12の表示例である。図25では、まだ免税処理をする取引番号は入力されていない。免税再集計取消画面G12には、免税再集計を取り消す免税再集計取消インジケータIが表示されている。また、免税再集計取消画面G12には、免税取消処理をする取引を表示する領域A1が表示されている。
図24の説明に戻る。続いて制御部300は、スキャナ25によってS92で返金レシートR5に印字したバーコードWを読み取ることで、当該バーコードWに含まれる取引番号が入力されたか否かを判断する(S102)。入力されたと判断した場合は(S102のYes)、制御部300は、サーバ4に問合せ、サーバ4の取引履歴DB1から該当する取引番号に対応した免税再集計された取引履歴を受信する(S103)。
次に制御部300は、受信した取引履歴に基づいて、免税再集計取消処理を実行するための条件を満たしているか否かを判断する(S104)。条件は次の項目である。(1)取引履歴DB1に記憶されている取引であること、(2)免税再集計の取引であること、(3)取消をする取引が同一営業日の取引であること、の3項目である。制御部300は、これらの3項目すべてを満たす取引である場合、S104の条件を満たしていると判断する。
S104において条件を満たしていると判断した場合は(S104のYes)、制御部300は、入力された取引番号の取引履歴を含めた免税再集計取消画面G13を再表示する(S105)。図26は、再表示された免税再集計取消画面G13の一例である。図26において、免税再集計を取り消す取引番号“0162”の取引履歴が領域A1に表示されている。この状態では、税額欄A2に表示された税額は0円であり、合計金額欄A3に表示された合計金額には税額は含まれていない。なお、S104において、条件を満たしていないと判断した場合は(S104のNo)、条件を満たしていないことを示すエラーメッセージを表示部22に表示する(S110)。
次に制御部300は、キーボード21に備えられた確定ボタンが操作されたか否かを判断する(S106)。操作されるまで待機し(S106のNo)、操作されたと判断された場合は(S106のYes)、制御部300(取消手段305)は、当該取引番号の取引について取消処理を実行する(S107)。この取消処理とは、取消番号が入力された取引について、取引履歴DB1に記憶されている取引履歴を削除するための情報を作成する処理である。そして制御部300は、作成した取引履歴を削除するための情報をサーバ4に送信する(S108)。この情報を受信したサーバ4の制御部400は、取引履歴DB1に記憶されている取引履歴を削除する。すなわち、当該取引はなかったものとなる。なお、サーバ4において、取引履歴DB1がジャーナルデータの役目を果たしている場合は、実際には取消処理された取引履歴は取引履歴DB1から削除されず、取引番号に対応して取引を取り消したことを示す情報が付加される。この付加によって取引履歴DB1から削除したこととする。
そして制御部300は、免税再集計取消処理を実行したことを示す取消レシートをプリンタ23で印字して発行する(S109)。図27は、S109で発行した取消レシートの一例である。図27において、取消レシートR7は、免税店を経営する事業者の氏名又は名称a、免税再集計処理が行われた取引年月日d、取引番号e、レジ番号fを含む。また、取消レシートR7は、免税再集計処理の対象となった各取引の取引番号r、レジ番号s、取消処理した結果の返金額tを含む。また、免税再集計が行われたことを示すメッセージ「免税再集計取消が行われました。」uが取消レシートR7に印字される。また、取消レシートR7には、免税再集計取消しした取引番号eをコード化したバーコードWが印字されている。
図9の説明に戻る。S42において、免税再集計キーK3は操作されていないと判断した場合は(S42のNo)、制御部300は、例えば、S14で決済処理をした取引やS22で免税処理した取引の取消処理を実行する(S44)。S44における取消処理は、S107における取消処理と同等である。なお、S12の処理後、S16の処理後、S22の処理後、S32の処理後、S43の処理後およびS44の処理後に、制御部300はS11に戻る。また、S41においてレジマイナスキーK4が操作されていないと判断した場合は(S41のNo)、制御部300はS11に戻る。
このように、実施形態によれば、処理対象として指定された一又は複数の取引について、免税再集計した取引を取り消すことなく免税再集計取消処理が実行可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、パスポートが保持する情報を、パスポートリーダ27が有する光学文字認識機能を用いることで文字列として読み取る構成としたが、読み取り方法はこれに限らないものとする。具体的には、パスポートにICタグ等の記憶媒体が埋め込まれている場合、パスポートリーダ27としてRFIDリーダを用いることで、当該記憶媒体から記載事項に対応する情報を読み取る構成としてもよい。
また、実施形態では、取引番号を入力する際にレシートに印字されたバーコードを読み取って入力するようにしたが、これに限らず、例えばレシートに印字された取引番号をオペレータがキーボード21から入力するようにしてもよい。
また、実施形態では、取引履歴DB1をサーバ4に設けたが、それ以外の、例えばPOS端末2等に設けてもよい。
また、実施形態では、商品を販売対象の一例として説明したが、商品以外の販売対象(例えばサービス)であってもよい。
また、実施形態では、POS端末2を情報処理装置の一例として説明したが、これに限らず、例えばサービスカウンタ等に設置されたパーソナルコンピュータ等を情報処理装置としてもよい。
2 POS端末
4 サーバ
301 免税処理手段
302 指定手段
303 免税制御手段
304 領収書発行手段
305 取消手段
DB1 取引履歴
K3 免税再集計キー
K4 レジマイナスキー
特開2004-62496号公報
実施形態の情報処理装置は、販売された免税対象商品であって税額を加算して決済した商品の税抜の金額と前記税額とを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した税抜の金額に基づいて、記憶部に記憶される免税の基準金額を満たしているかを判定する判定手段と、前記判定手段が前記基準金額を満たしていると判定した場合に、免税処理を行う条件を満たしていることを示す情報を表示部に表示する表示手段と、を備える。
実施形態のプログラムは、情報処理装置としてのコンピュータを、販売された免税対象商品であって税額を加算して決済した商品の税抜の金額と前記税額とを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した税抜の金額に基づいて、記憶部に記憶される免税の基準金額を満たしているかを判定する判定手段と、前記判定手段が前記基準金額を満たしていると判定した場合に、免税処理を行う条件を満たしていることを示す情報を表示部に表示する表示手段と、して機能させる。

Claims (9)

  1. 税額を加算して決済した取引情報に基づいて免税対象金額と前記税額とを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した免税対象金額に基づいて、記憶部に記憶される免税の基準金額を満たしているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記基準金額を満たしていると判定した場合に前記免税対象金額と前記税額を出力する出力手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、前記免税対象金額と前記税額とをともに印刷部へ出力する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得手段が、複数の免税対象金額を取得した場合、前記出力手段は、前記複数の免税対象金額の合計額が免税の基準金額を満たしていると前記判定手段が判定した場合に前記合計額と税額を出力する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 情報処理装置に係る処理方法であって、
    税額を加算して決済した取引情報に基づいて免税対象金額と前記税額とを取得する第1工程と、
    前記第1工程によって取得した免税対象金額に基づいて、記憶部に記憶される免税の基準金額を満たしているか否かを判定する第2工程と、
    前記第2工程によって前記免税の基準金額を満たしていると判定した場合に、前記免税対象金額と前記税額を出力する第3工程と、
    を含む処理方法。
  5. 前記第3工程は、前記免税対象金額と前記税額とをともに印刷部へ出力する、
    請求項4に記載の処理方法。
  6. 前記第1工程が、複数の免税対象金額を取得した場合、前記第3工程は、前記複数の免税対象金額の合計額が免税の基準金額を満たしていると前記第2工程が判定した場合に前記合計額と税額を出力する、
    請求項4または5に記載の処理方法。
  7. 情報処理装置としてのコンピュータを、
    税額を加算して決済した取引情報に基づいて免税対象金額と前記税額とを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した免税対象金額に基づいて、記憶部に記憶される免税の基準金額を満たしているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記基準金額を満たしていると判定した場合に前記免税対象金額と前記税額を出力する出力手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  8. 前記出力手段は、前記免税対象金額と前記税額とをともに印刷部へ出力する、
    請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記取得手段が、複数の免税対象金額を取得した場合、前記出力手段は、前記複数の免税対象金額の合計額が免税の基準金額を満たしていると前記判定手段が判定した場合に前記合計額と税額を出力する、
    請求項7または8に記載のプログラム。
JP2021167907A 2015-06-30 2021-10-13 情報処理装置、プログラムおよび処理方法 Active JP7223096B2 (ja)

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