JP3194913B2 - 車両修理費計算システム - Google Patents

車両修理費計算システム

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JP3194913B2
JP3194913B2 JP37412898A JP37412898A JP3194913B2 JP 3194913 B2 JP3194913 B2 JP 3194913B2 JP 37412898 A JP37412898 A JP 37412898A JP 37412898 A JP37412898 A JP 37412898A JP 3194913 B2 JP3194913 B2 JP 3194913B2
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repair
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事故や悪戯等によ
り損傷した車両の修理費計算を行う車両修理費計算シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より事故や悪戯等により損傷した車
両を修理する場合、修理工場のフロントマン等が修理費
用の計算を行っている。
【0003】修理に必要な費用の計算は、損傷した部位
を特定する作業から開始し、さらに、修理に必要な部品
や工賃を修理車両の損傷部位を参酌しながら行い、修理
費の見積書を作成する。
【0004】一方、見積書の作成には、修理車両の板金
作業が必要な外板パネルや、衝突等による衝撃によって
損傷した内部部品を特定するとともに、交換が必要な部
品の価格の調査や修理にかかる工賃を計算し、これら費
用の積算を行う必要がある。このため、バンパーが凹ん
だ程度の事故等であれば見積計算も容易であるが、エン
ジンルームやフレームまで変形するような大きな損傷で
は、交換する部品や修理工程が増加するため、アッセン
ブリーや板金後の塗装作業に必要な塗料等に至るまでも
れなくピックアップするためには時間がかかる。
【0005】ところで、修理費の算出までの時間を短縮
するために、CD−ROM等の記憶媒体から供給される
部品データベース等を利用したコンピュータ処理による
修理費見積システムが用いられている。
【0006】一方、この修理費見積システムは、確かに
見積書作成時間の短縮に寄与しているが、各作業項目の
選択等は、見積作成者の判断裁量によるところが多く、
見積作成者の経験によって大きく異なることも少なくな
い。
【0007】特に、損傷した外装の板金工賃の計算は、
その損傷位置や損傷面積または損傷の程度によって作業
の難易度や作業時間が異なるため、正確な算出が難しい
ものである。
【0008】また、外板パネル等の取り替え、板金後の
塗装工賃の計算においても、実測による塗装面積の算出
や経過年数による劣化等を考慮した塗装色の選定、塗装
位置に応じた塗装色の配合等の条件により、現実には修
理費の正確な算出は困難であった。
【0009】このような修理費の算出の困難性を緩和す
るため、予め、損傷部面積と作業難易度に基づき概算の
作業時間算出表を作成しておき、この作業時間算出表を
用いて見積を行う方法もある。
【0010】さらに、この作業時間表を(1)大変形、
中変形、小変形の3つに分類した変形の程度、(2)所
定の判定基準による、損傷部位の作業上の難易度、
(3)損傷面積、の3種のデータに再編成して計算式に
置き換える。そして、この3種のデータ把握を容易にす
るための必須的補助手段として、3個の枠板を変形の程
度である大変形、中変形、小変形に対応してそれぞれ異
なった3種類の色に色分けし、磁気的に車両の外装に貼
付可能な大きさとして、変形の程度を枠板の色で判別
し、作業難易度を枠板の貼付された位置で判別するとと
もに、損傷面積は貼付された枠板の合計数で判別すると
いった方法がある。この方法により計算装置に入力する
データの定型性を図り、見積計算を行う提案もなされて
いる(特公平5−36263号)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の見積計
算は、損傷の変形の程度を基本的には見積作成者の判断
に頼っており、さらに、作業難易度も見積作成者が判断
し入力した判定基準による大まかな分類に従っている。
このため、枠板の選択及び貼付位置等によって見積計算
にでる差は少なくない。
【0012】したがって、簡易見積表による算出を若干
の再構築を加えて計算装置上の計算に置き換えたにすぎ
ず、見積計算の信頼性向上には必ずしもつながらないと
いう問題がある。
【0013】また、衝突の衝撃が外装のみならず修理車
両の内部にまで及んでいる場合、たとえば、シャフトや
サスペンションが変形するような衝撃が加えられた場合
には、これらを交換したり、さらに、これらに附随する
部品の交換を行う等、多数の項目に及ぶ点検作業や修理
作業が必要になる。しかし、上述した方法では、このよ
うなケースに対応することができないという問題もあ
る。
【0014】さらに、現行の見積計算に必要な要素であ
る作業指数の算出においては、損傷位置の正確な把握と
ともに、損傷範囲の定量的把握や塗装に必要な知識を要
するが、これらの把握及び判断は、個人差が大きく個人
の経験に左右されるという問題もある。
【0015】本発明は前記事項に鑑み発明されたもので
あり、損傷部位及び損傷の程度を容易かつ正確に特定す
るとともに、これら特定した結果から見積計算を迅速に
行うことが可能な車両修理費計算システムを提供するこ
とを技術的課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。すなわち、第1の
発明は、修理対象車両の修理費を計算する修理費計算シ
ステムにおいて、前記修理対象車両の損傷部位に貼付し
た損傷度に対応して反射率の異なる反射部材から反射し
た反射光を検出し、この反射光を修理車両データとして
出力する光検出装置と、予め格納した車両属性データか
ら前記修理対象車両に対応する車両属性データを検索す
るとともに、前記光検出装置より入力した前記修理車両
データを用いて修理費を計算する計算装置とを備え、前
記計算装置は、前記入力した修理車両データから修理車
両の損傷度を判定し、この判定した損傷度と前記車両属
性データに基づき修理費を計算することを特徴とする
(請求項1に対応)。
【0017】第2の発明は、第1の発明において、前記
反射部材は、前記修理対象車両の損傷部位の形状に対応
してその表面形状が変形し、前記計算装置は、前記反射
部材の表面形状の変形に伴い変化する、反射部材からの
反射光の値に基づき、損傷部位の損傷度を判定すること
を特徴とする(請求項2に対応)。
【0018】第3の発明は、第1または第2の発明のい
ずれかにおいて、前記反射部材は、修理作業の種類に対
応して異なる反射率の反射部材からなり、前記計算装置
は、前記反射部材からの反射率データに基づき、損傷部
位に適用する作業を判定することを特徴とする(請求項
3に対応)。
【0019】第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
かにおいて、前記計算装置は、前記反射部材の反射率に
対応させた損傷度データと、前記反射部材から反射した
反射光の変化に対応させた損傷度データとを格納するこ
とを特徴とする(請求項4に対応)。
【0020】なお、車両属性データ、反射率に対応する
損傷度データを格納した記憶装置と、反射部材からの反
射光データを入力する入力装置と、を備えるコンピュー
タに、修理対象車両に対応する車両属性データを検索さ
せ、反射光データに基づき修理車両の損傷度を判定さ
せ、判定した損傷度と前記車両属性データに基づき修理
費を計算させるプログラムを記録してコンピュータ可読
媒体としてもよい。
【0021】本発明によれば、損傷度に応じてあらかじ
め反射部材の反射率を設定し、さらに、反射部材からの
反射光の変化に応じて凹みや歪み等の損傷度を特定す
る。そして、光検出装置が検出した反射光を電気信号に
変換して計算装置へと転送し、計算装置では、あらかじ
め格納した車両属性データから修理車両に対応する車両
属性データを検索し、修理車両データから修理車両の損
傷部位の損傷度を決定して車両属性データを基準としな
がら修理車両データに基づいて修理費を計算する。
【0022】そして、反射率に対応した損傷度の決定
は、反射部材の反射率に対応された損傷度をあらかじめ
主記憶装置に格納しておき、電気信号の強弱によって反
射率を特定してこの反射率から損傷度を決定する。
【0023】次に、凹みや歪み等の損傷度の決定は、そ
の凹み等の形状に応じて反射部材の表面形状が変形し、
これに伴って反射する反射光の変化による損傷度をあら
かじめ特定して主記憶装置に格納しておき、各反射部材
から反射してくる反射光の変化に伴う電気信号の変化に
基づいて凹み等の損傷度を決定する。
【0024】なお、修理車両の損傷部位に貼付する反射
部材は、光源からの光の反射率をそれぞれ異なるように
設定した複数のものを使用する。たとえば、損傷度の大
きな部位に反射率の高い反射部材を貼付し損傷度の少な
い部位には反射率の小さな反射部材を貼付する。さら
に、これら反射部材にマークを施してこのマークの形状
によって損傷度を判断することもできる。なお、これら
のマークには、矩形格子模様型や○型格子模様型または
同心円型若しくは境界線で分割した境界輪郭型、小ボタ
ン型、星型等の形状を用いることができる。また、前記
反射部材は、可撓性を有する合成樹脂等で形成し、修理
車両の外装の修理部位に貼付することで、外装の凹みや
歪み等に応じてこれら反射部材の表面形状も変形し、こ
れに伴って反射光が変化して損傷度を特定することがで
きる。この車両修理費計算システムは、反射部材からの
反射光の光量に応じて部品の交換または修理のいずれか
を自動的に選択し、修理車両の損傷が影響する部位また
は部品を自動的に選択するとともに、交換の際に使用す
る部品と修理に関連する部品を自動的に選別する。そし
て、修理に要する板金部位の面積及び位置を特定し、板
金に用いる塗装材の色や塗装範囲、塗装方法を自動的に
選択することができる。
【0025】また、板金部位の面積や位置を特定する際
に、車両の外装面における板金部位の輪郭を抽出して、
この輪郭に接する外装部分との塗装色を特定し、塗装範
囲や塗装色、塗装方法を選択することもできる。
【0026】さらに、車両属性データとして、車両諸元
データと、過去の修理車両の画像データと、この画像デ
ータから把握される過去の修理車両の損傷データと、過
去の修理車両に使用した部品データと、前記過去の修理
車両の損傷部位データに基づいて当該修理車両の損傷部
位を検索する車両イメージデータのうち少なくとも1つ
を車両属性データとすることができる。
【0027】光検出装置としては、修理車両の画像情報
を電気信号に変換する機能を有する視覚センサーと、照
明源や照明光学等で構成し、修理車両から必要な光学情
報を得るための照明とで形成する。
【0028】たとえば、簡易な検出装置としてデジタル
カメラ等を用い、このデジタルカメラ等で撮影した事故
車両の画像データを計算装置に転送するため、赤外線受
信装置、モデム、フレキシブルディスク装置等からなる
入出力インタフェースを用いることができる。
【0029】ここで、デジタルカメラとは、電荷結合素
子(以下、CCDという)と、このCCDに像を結像さ
せるためのレンズを備えており、結像した画像をデジタ
ルメモリに蓄積し、このデータを外部に出力する手段を
有している。
【0030】さらに、このデジタルカメラには、撮影し
た画像中の任意位置にマークを付加する機能を持たせる
ことができる。この場合、現場の画像を撮影した直後に
実車を見ながら損傷位置の指定と損傷程度をマークする
ことができる。また、通信機能をもたせれば携帯電話や
PHSでその画像及びデータを送信することも可能であ
る。また、デジタルカメラに、画像データとともに、車
両のナンバーや型式等のデータを記憶させるようにして
もよい。
【0031】なお、修理車両データは、デジタルスチル
カメラにて撮影して得られる画像データが良好である
が、デジタルビデオカメラや、フィルムをスキャンする
ことによって得られるデジタル画像データであってもよ
い。
【0032】予め車両属性データを格納する主記憶装置
は、ハードディスクや新データを更新するのが容易なC
D−ROM、MO等が好ましい。また、新車情報等の速
報にはフロッピーディスク等を使用することもできる。
【0033】なお、主記憶装置には、車両の部品価格、
及び当該部品の交換あるいは修理に要する工賃のデータ
群を格納し、さらに、車両の破損部位と破損の程度に伴
って交換あるいは修理が必要になる部品との対応データ
を格納することができる。
【0034】さらに、車両の展開図及び部品図の定型的
な車両図形データを記憶させておくこともできる。車両
属性データ等を表示する表示装置は、CRTや液晶パネ
ル等、画像を表示するものであり、表面にタッチセンサ
が設けられているものでもよい。さらに、入力手段とし
ては、キーボードやマウス等を用いることができる。
【0035】また、修理車両の損傷部位または損傷度を
決定する手段としては、上述した反射率と反射光の変化
に対応させて損傷部位の損傷度を決定することとは別
に、たとえば、表示装置に表示される修理車両の画像デ
ータと、主記憶装置にあらかじめ定形的に備えている車
両図形とを比較して、撮影した画像データのそれぞれ
が、車両図形中のどの部位を示すかを判別し分類するこ
ともできる。
【0036】この分類作業は、キーボードやマウスを利
用したマニュアル処理あるいは自動処理のいずれの方法
でもよく、画像データを記憶する主記憶装置の各データ
ファイルに、部位を特定する名称や番号等を記憶させる
とともに、各部位毎に作成されたデータファイルに、対
応する画像データを特定する番号等を記憶させることが
好ましい。
【0037】修理費を計算する計算装置は、実際に各デ
ータを基に修理費見積処理を行うものであり、CPU、
RAM及びROM等から構成されている。このように構
成された車両修理費計算システムで、実際に事故車の修
理費見積計算作業を行う場合には、まず、デジタルカメ
ラの画像データを入出力インタフェースを通じて表示装
置に表示させる。
【0038】一方、主記憶装置からは、車両の展開図及
び部分図の定形的な車両図形が表示装置に出力される。
ここで、表示されている画像データが展開図または部分
図におけるどの部位に該当するものであるかをマニュア
ルまたは自動で判断する。
【0039】これにより、それぞれの画像データが何の
損傷を示しているかが明確となる。同様にすべての画像
データについて判別し、それぞれの画像データに部位分
類を割り振っておく。
【0040】そして、損傷部位に貼付した反射部材から
の反射率による損傷度を判定するとともに、各反射部材
からの反射光の変化に応じて各損傷部位の凹みや歪み等
の損傷度を割り出し、さらに、あらかじめ格納した車両
属性データから、実際の損傷箇所を車両図形に対比させ
ていく。
【0041】そして、計算装置は、判定処理で明らかに
なった破損部位及び破損度と、あらかじめ主記憶装置に
格納したデータとを照合し、交換または修理を要する部
品のリスト及び工賃のリストを表示手段に列挙して表示
させる。
【0042】この部品及び工賃のリストは、各部位毎に
表示装置に表示させるが、その際に各部位に対応する画
像データを同時に表示装置に表示することができるた
め、リストの確認や修正を容易に行うことができる。
【0043】なお、工賃は部品交換の工賃だけでなく、
たとえば、フェンダのたたき出しのような修正や溶接等
の技術料も含む概念である。また、表示データは必要に
応じてプリントアウトされる。また、表示データはサー
バや外部メモリーに格納することも可能である。
【0044】なお、部位という用語は、車両の一の部品
に対して関連するある程度のまとまりをもつ部品のグル
ープを表すものである。ある程度のまとまりとは、一の
部品に近接する部品のグループであってもよいし、ある
いは、一の部品を修理する際に関係する部品のグループ
(たとえば、一の部品を修理する際に脱着が必要となる
部品を含むグループ)であってもよい。なお、一の部品
をして一の部位としてもよい。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態に係る車両修
理費計算システムを図1〜図11に基づいて具体的に説
明する。
【0046】本実施の形態に係る車両修理費計算システ
ムは、図1に示すようにパーソナルコンピュータ(以
下、PCという)と、デジタルスチルカメラ1及び反射
率の異なる反射部材20a〜20eを用いて、修理車両
の損傷部位と損傷度及び凹みや歪みの程度を決定して修
理費用を計算するものである。
【0047】そして、この車両修理費計算システムは、
入出力インタフェース4を介して接続された補助記憶装
置3(CD−ROM、MO、FD等)及び入力装置2
(キーボード、OCR、OMR、バーコードリーダ、デ
ィジタイザ、イメージスキャナ、音声認識装置等)並び
にデジタルスチルカメラ1と、主記憶装置6(ハードデ
ィスク、ROM、RAM〔以下メモリという〕)及び中
央処理装置5(以下CPUという)から構成するPC本
体と、入出力インタフェース7を介して接続された表示
装置8及び印字装置9並びに作図装置10、マルチメデ
ィア処理装置11、通信装置12から構成する出力装置
で形成している。さらに、通信装置12は、通信回路を
通じて端末装置16に接続されている。
【0048】修理車両の損傷部位に貼付する反射部材2
0a〜20eは、図2に示すように1枚のシート20に
それぞれ反射率の異なるシール20a〜20eを設け
て、これらシール20a〜20eを図5に示すように損
傷部位の損傷度に合わせて貼付する。
【0049】たとえば、部品を交換をする場合は、交換
を表す反射部材を修理部位に貼付し、板金を行う場合
は、板金を表す反射部材を貼付するとともに、塗装のみ
を行う場合は、塗装を表す反射部材を貼付するようにし
ても良い。
【0050】そして、これらシール20a〜20eは、
可撓性を有する合成樹脂等で形成されており、図3に示
すように損傷部位に貼付した場合、外装31の凹み等に
応じてシール20a〜20e自体も変形するようになっ
ている。
【0051】また、このシール20a〜20eから反射
する反射光の光量も、シール20a〜20eの変形の程
度に応じて変化する。この光量の変化をデジタルスチル
カメラ1にて取り込んで、画像データ30をPCへと転
送する。
【0052】なお、図4に示すように、シート21にそ
れぞれ異なる模様を付けたシール21a〜21eを設
け、シール21a〜21eに付けた模様によって損傷の
大小を認識させることもできる。
【0053】また、反射光を検出する検出装置は、デジ
タルスチルカメラ1の他に投光部と受光光学部、光電変
換部を有する光センサ等を用いることもできる。ここ
で、これら光センサの投光部には、連続光用ではタング
ステンランプやハロゲンランプ、蛍光灯等を用い、間欠
光用ではキセノンランプを用いる。そして、受光光学系
としては、ビジコンやシリコンビジコン、カルニコン等
を用いたITVカメラや半導体センサまたはMOS形、
CCD形の固定カメラを使用し、光電変換部には撮像管
や個体撮像管素子、光電変換素子等で形成する。
【0054】一方、損傷部位に照射する光源としてレー
ザ光を用いることもできる。ここで、レーザ光を使用す
る場合は、図示はしていないがHe−Neレーザ光等を
集光レンズにより、損傷部位で必要なスポット径になる
ように収束し、電磁振動鏡により損傷部位の幅方向に光
を走査し、反射鏡によって損傷部位の表面に照射する。
このときの損傷部位からの反射回折光をオプティカルフ
ァイバ等にて作成した集光系で集光し、光電子倍増管で
電子信号に変換することもできる。
【0055】デジタルスチルカメラ1で取り込んだ画像
データ30に基づき修理費を計算するPCは、OSによ
る制御の下にメモリ6または補助記憶装置3にキャッシ
ュされているプログラムを起動し、所定のタスク(プロ
セス)を実行する。このPCは、複数のタスクを仮想的
にかつ同時に並列して実行するマルチタスクを行うこと
もできる。
【0056】なお、PCの機能の一部には、メモリ管理
装置の機能が備えられている。すなわち、このメモリ管
理装置は、読み出しまたは書き込みを行うためにプロセ
スが指定するメモリ上の論理アドレスを、実際にメモリ
に読み書きする物理ページの番地を示す物理アドレスに
変換する機能をも有している。
【0057】そして、PC本体を構成するCPU5は、
与えられたデータに対して四則演算、論理演算等を行う
計算装置5bと、実行される命令部6aのアドレスをも
とにメモリ6からCPU5に命令を取り込み、命令の内
容を解読し必要な動作指示を他の装置に対して出す制御
装置5aとを有する。
【0058】この制御装置5aは、図1に示すように入
力装置1〜3等に対して入力制御指令を出し、メモリ6
に対してはメモリ制御指令を出し、表示装置8等に対し
ては出力制御指令を出す。
【0059】そして、入力装置1〜3等より入力された
コマンドは最初にメモリ6へと転送されて、メモリ6で
は、与えられたコマンドからデータ及び命令を選択する
とともに選択されたデータ及び命令をCPU5の制御装
置5aに転送する。
【0060】ここで、デジタルスチルカメラ1により取
り込まれ、入出力インタフェース4を通じてメモり6へ
と転送された画像データ30は、メモリ6のデータ部6
bに格納される。なお、データ部6bでは、車両の部品
価格及び部品交換または修理に要する工賃のデータ群も
格納している。
【0061】また、データ部6bは、修理に伴う車両の
損傷部位と損傷に伴って交換または修理が必要になる部
品との対応データを格納するとともに、反射率に対応し
た損傷度のデータと、反射光の光量に対応させた凹みや
歪みの損傷程度のデータをそれぞれ格納している。さら
に、車両諸元データと、過去の修理車両の画像データ
と、この画像データから把握される過去の修理車両の損
傷データと、前記過去の修理車両に使用した部品データ
と、前記過去の修理車両の損傷部位データに基づいて当
該修理車両の損傷部位を検索する車両イメージデータを
車両属性データとして格納している。なお、これらのデ
ータは、車種毎に対応されている。
【0062】次に、制御装置5aでは、メモリ6から転
送された修理車の画像データ30及び命令を解読して、
必要な動作指示を演算装置5bに与える。そして、演算
装置5bでは、与えられた画像データ30及び命令に対
して論理演算等の演算を行う。すなわち、制御装置5a
で解読された命令は、入力された画像データ30から最
初に損傷部位を決定し、次に、反射率から損傷部位の損
傷度を割り出し、さらに、反射光の変化から凹みや歪み
等の損傷度を割り出す。たとえば、最も損傷度が激しい
部位に反射率の大きいシール20aを貼付した場合、P
Cは、損傷度をAランクと認識し、Aランクの損傷度で
は、損傷部位の交換を選択し、交換に必要な部品及び工
賃を割り出してこれらにかかる費用を算出する。次に、
反射光の変化から凹みや歪み等の損傷度を決定し、これ
によって影響を受ける部位を特定する。さらに、影響を
受ける部位を特定するとその部位を形成する部品等を特
定するとともに、交換あるいは修理にかかる工賃を割り
出して修理全体にかかる費用を算出する。
【0063】次に、このような手法によって割り出した
データから交換または修理を選択し、前記修理車両の損
傷が影響する部位または部品を選択する。さらに、板金
部位の面積または位置を特定し、板金部位の塗装色を特
定する。また、板金部位の塗装範囲を特定するととも
に、塗装方法を特定する。
【0064】次に、これらの特定作業が終了すると、修
理または交換に要する工賃や部品の価格を決定する。た
とえば、図8に示すようにバンパーの交換では、単位時
間あたりの作業工賃であるレバーレートが10,000
円、これに作業の難易度に対応した指数0.5を乗じて
作業工賃は5,000円になる。このバンパーの交換
は、作業の難度は比較的低いAとなっている。
【0065】次に、ドアの交換は、レバーレートが1
0,000円、これに指数0.75を乗じて作業工賃は
7,500円になる。このドアの交換は、作業の難度は
中程度のBとなっている。
【0066】ここで、レバーレート10,000円は標
準値であり、物価等にスライドして上下するものであ
る。すなわち、レバーレートは、作業の難易度や作業時
間、あるいは特殊工具の使用頻度等によって決定されて
いる。
【0067】このようにCPU5で処理されたデータ及
び命令は、再びメモリ6にフィードバックされその結果
を表示装置8等に転送する。そして、表示装置8では、
転送された結果をディスプレイ13等を通じて表示す
る。
【0068】また、表示装置8は、前記ディスプレイ1
3に、車両図形データ等の各種データも表示する。この
表示装置8は、PCにより駆動され、各種図形及び文字
が表示される。
【0069】そして、メモリ6には、あらかじめ車両図
形データが記憶されていて、この車両図形データは図7
に示すように、車両を展開したような図形になっていて
ディスプレイ13に表示される。なお、ディスプレイ1
3に表示される車両図形は、車両の6面図等であっても
よい。
【0070】また、車両図形データとしては、メモリ6
に単一の図形データを記憶させておいても、あるいは、
乗用車やワゴン車、トラック等の数種の図形データを記
憶させておき、修理車両に合わせて図形データを選択で
きるようにしてもよい。さらに、メモリ6に、詳細な各
車種毎(A車、B車、C車・・毎)の車両図形データを
記憶させておき、各車種に合った図形をディスプレイ1
3に表示するようにしてもよい。
【0071】なお、最新のデータを記憶したCD−RO
Mを補助記憶装置3に換装して読み込み、これら読み込
んだデータをPCのメモリへと転送して、メモリ内のデ
ータ部6aのデータを常時更新することができる。
【0072】前記ディスプレイ13には、車両図形デー
タの他にデジタルスチルカメラ1で撮影した画像データ
30も表示される。さらに、ディスプレイ13にはアイ
コンが表示され、損害の程度13b、年式と車種13
c、車台番号13d、保険会社13e等をキーボードか
ら入力する。
【0073】修理車両の画像データ30を記憶するメモ
リ6のデータファイルには、それぞれ「フロントグリ
ル」あるいは「バンパー」等の部位名称及び各部位に付
与された個別番号が記憶されている。
【0074】このため、キーボードで「フロントグリ
ル」あるいは「バンパー」等の部位名称や個別番号を打
ち込むことでこれらの詳細画像をディスプレイ13に表
示させることもできるし、マウスで車両図形の前部13
aをクリックすることで、対応する詳細画像をディスプ
レイ13に表示させることもできるようになっている。
なお、各部位に対応する画像データが複数ある場合は、
ディスプレイ13の画面上に複数の画像を同時に表示す
るようにしてもよいし、あるいは一画像データずつ表示
するようにしてもよい。
【0075】このように車両図形データ32と画像デー
タ30は、図6に示すようにディスプレイ13に同時に
表示され、計算処理を行う上で、損傷部位の正確な特定
が可能となる。
【0076】そして、PCは、図8に示すように明確に
なった損傷部位及び損傷度並びに凹みや歪みの程度を、
メモリに格納されたデータと照合し、交換または修理を
要する部品のリスト及び作業工賃のリストを、ディスプ
レイ13に各部位毎に列挙して表示させる。
【0077】このPCにおける照合処理は、メモリに格
納させた当該車種における外観的損傷と内部的損傷との
対比データを、指定された内容と照合するものである。
ここで、各部位のリスト毎に対応する車両画像がディス
プレイ13に表示されるため、表示された部品や工賃の
リストの確認作業を容易に行うことができ、また、修理
部品や修理作業の見落とし等も容易に防止できる。な
お、計算結果はPCに接続された印字装置9によりプリ
ントアウトされる。
【0078】このとき、ある特定の部品を交換する際に
付帯する様々な作業も自動的に積算される。たとえば、
フェンダの左側面が凹んだためこれの交換をする場合に
は、バンパーの脱着、ライト等の電気周りの脱着が不可
欠である。
【0079】したがって、これら作業の総体が工賃とな
る。また、シャーシや足回り等ではこのような部品相互
の関係が複雑に絡んでおり、従来の方法では漏れ無く把
握することは極めて困難であるが、本発明では部品相互
の関係にも考慮されており、工賃の適正な算出が可能と
なっている。
【0080】次に、図9〜図11に示すフローチャート
に基づいて、本実施の形態に係る車両修理費計算システ
ムの動作原理を説明する。まず、修理車両の車種、型式
や車両ナンバー等のデータを入力装置2により入出力イ
ンタフェース4を介してPCに入力するとともに、デジ
タルスチルカメラ1で撮影した修理車両の画像データ3
0を入出力インタフェース4を通じてPCに入力する
(ステップS100)。
【0081】次に、入力した画像データに基づいて、貼
付された反射板のうち交換を表す交換反射板があるか否
かを判断する(ステップS101)。そして、交換反射
板がある場合は、予めメモリ6に格納している反射率デ
ータと、交換反射板から反射する反射光の反射率とに基
づいて交換部位を特定する(ステップS102)。さら
に、外装の損傷(直接の損傷箇所)から、損傷が波及す
る部位・部品があるか否かを判断する(ステップS10
3)。損傷が波及する部位・部品がある場合は、その部
位または部品を予備的に選択する(ステップS10
4)。そして、ステップS103の否定枝及びステップ
S104の後段は、ステップS101のループとなる。
【0082】ステップS101において交換反射板がな
かった場合(未処理の交換反射板がなくなった場合)
は、貼付された反射板のうち板金を表す板金反射板があ
るか否かを判断する(ステップS105)。ここで、板
金反射板がある場合は、あらかじめメモリ6に格納して
いる板金の設定値(板金作業か交換作業かのしきい値)
と、この板金反射板から反射する反射光の光量に基づく
値とを比較演算する(ステップS106)。
【0083】そして、板金反射板から反射する反射光の
光量に基づく値が設定値よりも大きい場合は、ステップ
S102に戻って交換部位の特定を行う。また、板金反
射板から反射する反射光の光量に基づく値が設定値より
も小さい場合は、板金を行う部位の特定をする(ステッ
プS107)。
【0084】次に、外装の損傷から、損傷が波及する部
位や部品があるか否かを判断する(ステップS10
8)。そして、損傷が波及する部位または部品がある場
合は、この部位または部品を特定する(ステップS10
9)。なお、前記ステップS105及びステップS10
8の否定枝は、後述するステップS119へ移行する。
次いで、ステップS109の後段では、板金をする部位
の面積、位置、輪郭を板金反射板からの反射光とあらか
じめメモリ6に格納した車両属性データに基づいて特定
する(ステップS110)。
【0085】次に、これら板金面積、位置、輪郭から板
金に要する作業時間を算出する(ステップS111)。
そして、板金の輪郭に接する外装部分(板金部分が属す
る外板パネルのうち、非損傷の部分)の塗装色を特定す
るとともに(ステップS112)、板金部分の塗装色を
特定する(ステップS113)。さらに、塗装範囲(面
積)を特定する(ステップS114)。
【0086】次に、予め格納した車両属性データと反射
板からの反射光に基づいて、他の部位(板金部分が属す
る外板パネルに隣接する他の外板パネル)に影響がある
か否かを判断する(ステップS115)。ここで、影響
があると判断した場合(例えば、板金対象外板パネルの
塗装色に合わせて、他の外板パネルにぼかし塗装等を行
う必要があると判断した場合)は、影響の部位の特定と
その修理に要する時間を算出し(ステップS116)、
次いで、塗装指数を算出する(ステップS117)。な
お、影響がないと判断した場合は、影響の部位の特定等
を行わずに塗装指数を算出する(ステップS117)。
【0087】これらの処理が終了すると塗装用の計算書
を作成し(ステップS118)、さらにステップS10
5に戻ってここまでの処理を繰り返す。一方、ステップ
S105に戻って板金反射板がないと判断した場合、ま
たは、ステップS108にて損傷により波及する部位ま
たは部品がないと判断した場合は、塗装反射板があるか
否かを判断する(ステップS119)。そして、塗装反
射板があると判断すると、この塗装反射板からの反射光
に基づいて塗装範囲を特定する(ステップS120)。
【0088】次に、塗装指数を算出し(ステップS12
1)、塗装用の計算書を作成して(ステップS122)
処理を終了する。また、ステップS119にて塗装反射
板がないものと判断した場合は、その時点にて処理を終
了する。
【0089】以上のように本実施形態の車両修理費計算
システムによれば、修理車両の画像データをあらかじめ
格納された車両属性データと関連づけるとともに、修理
車両に貼付した反射部材により損傷部位と損傷度とを決
定し、速やかに修理車両の修理費の計算をすることがで
きる。
【0090】特に、反射部材を修理車両に貼付し、この
車両の画像データを取り込むだけで修理の選択項目を容
易に選択することができるとともに、損傷が波及する可
能性のある部位または部材を選択的に特定でき、漏れの
ない修理項目の選択が可能になる。
【0091】また、反射板からの反射光の光量の変化に
より、損傷位置や板金面積及び塗装面積を定期的に把握
することができるとともに、板金部位における凹みや歪
みを反射光の光量に応じて正確に測定することができ、
修理にかかる工賃の正確かつ迅速な計算が可能になる。
【0092】さらに、修理車両の外装から板金部位の輪
郭を検出し、板金輪郭に近接する外側部分の塗装色を特
定し、塗装範囲や塗装色、塗装方法を特定して塗装修理
に要する工賃を正確かつ迅速に計算することができる。
なお、これら修理車両に用いた修理車両データをメモリ
に格納することで、他の修理車両の車両属性データや修
理作業の参照データまたは修理指示データとしても使用
することができる。
【0093】また、計算処理中に画像データ及び車両属
性データを同時に表示できるようにしたので、損傷の程
度を正確に把握でき、修理部品や工賃の確認・修正を容
易に行うことができる。
【0094】さらに、損傷部位を特定するために車両図
形を用いているので、損傷部位の特定が容易であり、効
率良く計算処理を行うことができる。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、損傷部位及び損傷の程
度を容易かつ正確に特定するとともに、これら特定した
結果から見積計算を迅速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における車両修理費計算
システムを示すブロック図
【図2】実施の形態における反射部材の上面図
【図3】実施の形態における反射部材を損傷部に貼付し
た断面図
【図4】実施の形態における反射部材の上面図
【図5】実施の形態におけるデジタルカメラの画像デー
タ図
【図6】実施の形態における車両修理費計算システムの
ディスプレイを示す正面図
【図7】実施の形態における車両修理費計算システムの
ディスプレイを示す正面図
【図8】実施の形態における車両修理費計算システムの
ディスプレイを示す正面図
【図9】実施の形態における計算装置の処理を示すフロ
ーチャート図
【図10】実施の形態における計算装置の処理を示すフ
ローチャート図
【図11】実施の形態における計算装置の処理を示すフ
ローチャート図
【符号の説明】
1 ・・・ デジタルスチルカメラ 2 ・・・ 入力装置 3 ・・・ 補助記憶装置 4 ・・・ 入出力インタフェース 5 ・・・ 中央処理装置 6 ・・・ 主記憶装置 7 ・・・ 入出力インタフェース 8 ・・・ 表示装置 9 ・・・ 印刷装置 12 ・・・ 通信装置 13 ・・・ ディスプレイ 20a〜e ・・・ 反射部材 21a〜e ・・・ 反射部材 30 ・・・ 画像データ 32 ・・・ 車両図形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 318 G06F 17/60 138 B60S 5/00 G06T 1/00 305 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】修理対象車両の修理費を計算する修理費計
    算システムにおいて、 前記修理対象車両の損傷部位に貼付した損傷度に対応し
    て反射率の異なる反射部材から反射した反射光を検出
    し、この反射光を修理車両データとして出力する光検出
    装置と、 予め格納した車両属性データから前記修理対象車両に対
    応する車両属性データを検索するとともに、前記光検出
    装置より入力した前記修理車両データを用いて修理費を
    計算する計算装置とを備え、 前記計算装置は、前記入力した修理車両データから修理
    車両の損傷度を判定し、この判定した損傷度と前記車両
    属性データに基づき修理費を計算することを特徴とする
    車両修理費計算システム。
  2. 【請求項2】前記反射部材は、前記修理対象車両の損傷
    部位の形状に対応してその表面形状が変形し、 前記計算装置は、前記反射部材の表面形状の変形に伴い
    変化する、反射部材からの反射光の値に基づき、損傷部
    位の損傷度を判定することを特徴とする請求項1記載の
    車両修理費計算システム。
  3. 【請求項3】前記反射部材は、修理作業の種類に対応し
    て異なる反射率の反射部材からなり、前記計算装置は、
    前記反射部材からの反射率データに基づき、損傷部位に
    適用する作業を判定することを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載の車両修理費計算システム。
  4. 【請求項4】前記計算装置は、前記反射部材の反射率に
    対応させた損傷度データと、前記反射部材から反射した
    反射光の変化に対応させた損傷度データとを格納するこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両修
    理費計算システム。
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