JP2002326569A - 事故車の損傷部認識システム及び認識方法 - Google Patents
事故車の損傷部認識システム及び認識方法Info
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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- G06Q10/00—Administration; Management
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Abstract
(57)【要約】
【課題】事故を起こした車両について、正確な損傷部を
認識することのできるシステムを提供する。 【解決手段】車種毎の車両属性データ、及び車種毎の部
品データ、並びに車種毎の各部品における衝撃伝達デー
タを記憶する記憶装置と、判定対象車両に対する、衝撃
入力点、衝撃程度、衝撃入力方向をもって衝撃状況と
し、この衝撃状況を複数入力する入力装置と、入力装置
からの複数の衝撃状況データ及び記憶装置の衝撃伝達デ
ータに基づき、損傷を起こした部品を判定する制御装置
と、を備える。
認識することのできるシステムを提供する。 【解決手段】車種毎の車両属性データ、及び車種毎の部
品データ、並びに車種毎の各部品における衝撃伝達デー
タを記憶する記憶装置と、判定対象車両に対する、衝撃
入力点、衝撃程度、衝撃入力方向をもって衝撃状況と
し、この衝撃状況を複数入力する入力装置と、入力装置
からの複数の衝撃状況データ及び記憶装置の衝撃伝達デ
ータに基づき、損傷を起こした部品を判定する制御装置
と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事故車両等の損傷
部を認識するシステム及び方法、プログラムに関するも
のである。
部を認識するシステム及び方法、プログラムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】事故車の修理費用を見積するシステムに
おいては、部位の一覧データや、車両のイラストデータ
を用いてオペレータが損傷範囲を選択指定するシステム
がある。
おいては、部位の一覧データや、車両のイラストデータ
を用いてオペレータが損傷範囲を選択指定するシステム
がある。
【0003】そして例えば、表示装置に表示された自動
車の外板パネルのイラスト上にて、損傷の始点(衝突箇
所)と終点(衝突箇所から最も離れた損傷箇所)をマウ
ス等で入力することにより、その始点から終点の間に位
置する部位(部品)を損傷部位として判定するコンピュ
ータ装置が考えられる。
車の外板パネルのイラスト上にて、損傷の始点(衝突箇
所)と終点(衝突箇所から最も離れた損傷箇所)をマウ
ス等で入力することにより、その始点から終点の間に位
置する部位(部品)を損傷部位として判定するコンピュ
ータ装置が考えられる。
【0004】また、損傷の始点と衝撃力、及び衝突方向
のデータを入力することにより、損傷が波及(衝撃が伝
達)した部位を推定し、これらを損傷部位として判定す
るコンピュータ装置を考えることもできる。
のデータを入力することにより、損傷が波及(衝撃が伝
達)した部位を推定し、これらを損傷部位として判定す
るコンピュータ装置を考えることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車両は、様々な材質、
強度の異なる部品によって構成されているが、衝撃力
は、構造強度の弱い箇所では、構造材を変形することに
より衝撃力が吸収され、構造強度の強い箇所では、構造
材を変形せずに後段の構造材に衝撃力が伝達される。こ
のような性質を利用して、近年は、事故時のキャビン
(搭乗者の乗車空間)を守るために、衝撃吸収部材を構
造の一部に配置した車両がある。
強度の異なる部品によって構成されているが、衝撃力
は、構造強度の弱い箇所では、構造材を変形することに
より衝撃力が吸収され、構造強度の強い箇所では、構造
材を変形せずに後段の構造材に衝撃力が伝達される。こ
のような性質を利用して、近年は、事故時のキャビン
(搭乗者の乗車空間)を守るために、衝撃吸収部材を構
造の一部に配置した車両がある。
【0006】ところが、従来の修理費用見積もりシステ
ムでは、このような損傷波及の形態については考慮して
おらず、単純に衝突箇所から離反するほど、衝撃が小さ
くなるとして損傷部の認識を行っている。したがって、
実際の車両に合わせた正確な見積もりをなすことができ
ず、信頼性の欠ける見積もり処理を行う場合がある。ま
た、車両が事故を起こす際、時には複数箇所に衝突する
こともあるが、従来の見積システムは、このような事故
態様に的確に対応していなかった。
ムでは、このような損傷波及の形態については考慮して
おらず、単純に衝突箇所から離反するほど、衝撃が小さ
くなるとして損傷部の認識を行っている。したがって、
実際の車両に合わせた正確な見積もりをなすことができ
ず、信頼性の欠ける見積もり処理を行う場合がある。ま
た、車両が事故を起こす際、時には複数箇所に衝突する
こともあるが、従来の見積システムは、このような事故
態様に的確に対応していなかった。
【0007】本発明は前記事項に鑑みなされたものであ
り、事故を起こした車両について、正確な損傷部を認識
することのできるシステムを提供することを課題とす
る。また、事故車修理見積もりに未熟な作業員であって
も、容易に見積もり処理を行えるシステムを提供するこ
とを課題とする。
り、事故を起こした車両について、正確な損傷部を認識
することのできるシステムを提供することを課題とす
る。また、事故車修理見積もりに未熟な作業員であって
も、容易に見積もり処理を行えるシステムを提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した課題を
解決するために、以下の手段を採用した。第1の発明
は、車種毎の車両属性データ、及び車種毎の部品デー
タ、並びに車種毎の各部品における衝撃伝達データを記
憶する記憶手段と、判定対象車両に対する、衝撃入力
点、衝撃程度、衝撃入力方向をもって衝撃状況とし、こ
の衝撃状況を複数入力する衝撃状況入力手段と、前記衝
撃状況入力手段からの複数の衝撃状況データ及び記憶手
段の衝撃伝達データに基づき、損傷を起こした部品を判
定する損傷部品判定手段と、を備えることを特徴とす
る。
解決するために、以下の手段を採用した。第1の発明
は、車種毎の車両属性データ、及び車種毎の部品デー
タ、並びに車種毎の各部品における衝撃伝達データを記
憶する記憶手段と、判定対象車両に対する、衝撃入力
点、衝撃程度、衝撃入力方向をもって衝撃状況とし、こ
の衝撃状況を複数入力する衝撃状況入力手段と、前記衝
撃状況入力手段からの複数の衝撃状況データ及び記憶手
段の衝撃伝達データに基づき、損傷を起こした部品を判
定する損傷部品判定手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
損傷部判定手段は、各衝撃状況における損傷を起こした
部品を判定した際、重複した部品を判定した場合は当該
重複部品を除外して判定結果とすることを特徴とする。
損傷部判定手段は、各衝撃状況における損傷を起こした
部品を判定した際、重複した部品を判定した場合は当該
重複部品を除外して判定結果とすることを特徴とする。
【0010】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、車両の画像データを表示する表示手段をさらに備
え、前記衝撃状況入力手段は、表示手段に表示された車
両画像上にて、車両に対する衝撃状況を入力し、前記損
傷部判定手段は、損傷を起こしたと判定した部品を、前
記表示手段に表示することを特徴とする。
いて、車両の画像データを表示する表示手段をさらに備
え、前記衝撃状況入力手段は、表示手段に表示された車
両画像上にて、車両に対する衝撃状況を入力し、前記損
傷部判定手段は、損傷を起こしたと判定した部品を、前
記表示手段に表示することを特徴とする。
【0011】第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
かにおいて、前記損傷部品判定手段は、損傷部品の損傷
程度をさらに判定し、当該損傷部品について、前記記憶
手段の部品データにより修理費を求める修理費計算手段
を備えることを特徴とする。
かにおいて、前記損傷部品判定手段は、損傷部品の損傷
程度をさらに判定し、当該損傷部品について、前記記憶
手段の部品データにより修理費を求める修理費計算手段
を備えることを特徴とする。
【0012】第5の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
かにおいて、前記損傷部品判定手段は、損傷部品の損傷
程度をさらに判定し、当該損傷部品について、前記記憶
手段の部品データにより修理方法を提示する修理方法提
示手段を備えることを特徴とする。
かにおいて、前記損傷部品判定手段は、損傷部品の損傷
程度をさらに判定し、当該損傷部品について、前記記憶
手段の部品データにより修理方法を提示する修理方法提
示手段を備えることを特徴とする。
【0013】第6の発明は、車種毎の車両属性データ、
及び車種毎の部品データ、並びに車種毎の各部品におけ
る衝撃伝達データを記憶する記憶手段と、対象車両に対
する衝撃の入力状況を入力する衝撃状況入力手段と、を
備えるコンピュータに、前記衝撃状況入力手段から入力
した、衝撃入力点、衝撃程度、衝撃入力方向をもって衝
撃状況とする複数の入力データ、及び記憶手段の衝撃伝
達データに基づき、損傷を起こした部品を判定させるス
テップを含むことを特徴とする損傷部認識方法とした。
及び車種毎の部品データ、並びに車種毎の各部品におけ
る衝撃伝達データを記憶する記憶手段と、対象車両に対
する衝撃の入力状況を入力する衝撃状況入力手段と、を
備えるコンピュータに、前記衝撃状況入力手段から入力
した、衝撃入力点、衝撃程度、衝撃入力方向をもって衝
撃状況とする複数の入力データ、及び記憶手段の衝撃伝
達データに基づき、損傷を起こした部品を判定させるス
テップを含むことを特徴とする損傷部認識方法とした。
【0014】第7の発明は、第6の発明において、重複
した部品を抽出した場合、当該重複部品を除外するステ
ップをさらに含むことを特徴とする。第8の発明は、車
種毎の車両属性データ、及び車種毎の部品データ、並び
に車種毎の各部品における衝撃伝達データを記憶する記
憶手段と、対象車両に対する衝撃の入力状況を入力する
衝撃状況入力手段と、を備えるコンピュータに、前記衝
撃状況入力手段から入力した、衝撃入力点、衝撃程度、
衝撃入力方向をもって衝撃状況とする複数の入力デー
タ、及び記憶手段の衝撃伝達データに基づき、損傷を起
こした部品を判定させるステップを含むプログラムとし
た。
した部品を抽出した場合、当該重複部品を除外するステ
ップをさらに含むことを特徴とする。第8の発明は、車
種毎の車両属性データ、及び車種毎の部品データ、並び
に車種毎の各部品における衝撃伝達データを記憶する記
憶手段と、対象車両に対する衝撃の入力状況を入力する
衝撃状況入力手段と、を備えるコンピュータに、前記衝
撃状況入力手段から入力した、衝撃入力点、衝撃程度、
衝撃入力方向をもって衝撃状況とする複数の入力デー
タ、及び記憶手段の衝撃伝達データに基づき、損傷を起
こした部品を判定させるステップを含むプログラムとし
た。
【0015】第9の発明は、第8の発明において、重複
した部品を抽出した場合、当該重複部品を除外するステ
ップをさらに含むことを特徴とする。なお、本明細書に
て部位という用語を使用する場合は、車両の一の部品に
対して関連するある程度のまとまりをもつ部品のグルー
プを表すものである。ある程度のまとまりとは、一の部
品に近接する部品のグループであってもよいし、あるい
は、一の部品を修理する際に関係する部品のグループ
(例えば、一の部品を修理する際に脱着が必要となる部
品を含むグループ)であってもよい。なお、一の部品を
して一の部位としてもよい。
した部品を抽出した場合、当該重複部品を除外するステ
ップをさらに含むことを特徴とする。なお、本明細書に
て部位という用語を使用する場合は、車両の一の部品に
対して関連するある程度のまとまりをもつ部品のグルー
プを表すものである。ある程度のまとまりとは、一の部
品に近接する部品のグループであってもよいし、あるい
は、一の部品を修理する際に関係する部品のグループ
(例えば、一の部品を修理する際に脱着が必要となる部
品を含むグループ)であってもよい。なお、一の部品を
して一の部位としてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の事故車損傷部認識
システム及び認識方法の一実施の形態を図1〜図17に
基づいて説明する。
システム及び認識方法の一実施の形態を図1〜図17に
基づいて説明する。
【0017】本実施の形態に係る事故車損傷部認識シス
テムは、図1に示すようにパーソナルコンピュータ20
(以下、PCという。)と、このPC20に入出力イン
タフェース4を通じて接続した補助記憶装置3と、キー
ボードまたはマウス、トラックボール、タッチパッド等
から構成する入力装置2と、デジタルスチルカメラ1
と、さらに、PC20に入出力インタフェース7を通じ
て接続した表示装置8と、印字装置9と、通信装置12
等の出力装置とから構成されている。
テムは、図1に示すようにパーソナルコンピュータ20
(以下、PCという。)と、このPC20に入出力イン
タフェース4を通じて接続した補助記憶装置3と、キー
ボードまたはマウス、トラックボール、タッチパッド等
から構成する入力装置2と、デジタルスチルカメラ1
と、さらに、PC20に入出力インタフェース7を通じ
て接続した表示装置8と、印字装置9と、通信装置12
等の出力装置とから構成されている。
【0018】ここで、PC20に入出力インタフェース
4を通じて接続した補助記憶装置3は、フロッピー(登
録商標)ディスク装置やハードディスクまたは光ディス
ク装置を用いることができる。なお、補助記憶装置3
が、記憶手段に相応する。
4を通じて接続した補助記憶装置3は、フロッピー(登
録商標)ディスク装置やハードディスクまたは光ディス
ク装置を用いることができる。なお、補助記憶装置3
が、記憶手段に相応する。
【0019】そして、入力装置2としては、キーボード
等の他にOCR、OMR、バーコードリーダ、ディジタ
イザ、イメージスキャナ、音声認識装置等を接続するこ
ともできる。なお、出力装置としては、表示装置8等の
他に作図装置10、マルチメディア処理装置11を接続
することもでき、さらに、通信装置12は、通信回線を
通じて他の端末装置16に接続することもできる。な
お、入力装置2が、衝撃状況入力手段に相応し、表示装
置8及び表示装置8に接続されるディスプレイ13が表
示手段に相応する。
等の他にOCR、OMR、バーコードリーダ、ディジタ
イザ、イメージスキャナ、音声認識装置等を接続するこ
ともできる。なお、出力装置としては、表示装置8等の
他に作図装置10、マルチメディア処理装置11を接続
することもでき、さらに、通信装置12は、通信回線を
通じて他の端末装置16に接続することもできる。な
お、入力装置2が、衝撃状況入力手段に相応し、表示装
置8及び表示装置8に接続されるディスプレイ13が表
示手段に相応する。
【0020】また、本実施形態のシステムは、修理対象
車両の画像データを取り込む装置も備えている。修理対
象車両の画像データを取り込む装置としては、デジタル
スチルカメラ1の他に、投光部と受光光学部、光電変換
部を有する光センサ等を用いることもできる。ここで、
これら光センサの投光部には、連続光用ではタングステ
ンランプやハロゲンランプ、蛍光灯等を用い、間欠光用
ではキセノンランプを用いる。そして、受光光学系とし
ては、ビジコンやシリコンビジコン、カルニコン等を用
いたITVカメラや半導体センサまたはMOS形、CC
D形の固定カメラを使用し、光電変換部は撮像管や固体
撮像管素子、光電変換素子等で形成する。
車両の画像データを取り込む装置も備えている。修理対
象車両の画像データを取り込む装置としては、デジタル
スチルカメラ1の他に、投光部と受光光学部、光電変換
部を有する光センサ等を用いることもできる。ここで、
これら光センサの投光部には、連続光用ではタングステ
ンランプやハロゲンランプ、蛍光灯等を用い、間欠光用
ではキセノンランプを用いる。そして、受光光学系とし
ては、ビジコンやシリコンビジコン、カルニコン等を用
いたITVカメラや半導体センサまたはMOS形、CC
D形の固定カメラを使用し、光電変換部は撮像管や固体
撮像管素子、光電変換素子等で形成する。
【0021】なお、修理車両の画像データを取り込む装
置としてデジタルスチルカメラ1の他に、動画像撮像カ
メラを用い、ターンテーブル上に載置した修理対象車両
を回転させながら、一定方向より1回転分撮影した動画
から、所定の方向に応じた静止画を抽出して使用するよ
うにしても良い。
置としてデジタルスチルカメラ1の他に、動画像撮像カ
メラを用い、ターンテーブル上に載置した修理対象車両
を回転させながら、一定方向より1回転分撮影した動画
から、所定の方向に応じた静止画を抽出して使用するよ
うにしても良い。
【0022】前記PC20は、主記憶装置6(ハードデ
ィスク、ROM、RAM〔以下、メモリという〕)及び
中央処理装置5(以下、CPUという)にて構成する。
そして、事故車両の損傷部を判定するとともに修理見積
もりを行うPC20は、OSによる制御の下にメモリ6
または補助記憶装置3にキャッシュされているプログラ
ムを起動し、所定のタスク(プロセス)を実行する。こ
のPC20は、複数のタスクを仮想的にかつ同時に並列
して実行するマルチタスクを行うこともできる。
ィスク、ROM、RAM〔以下、メモリという〕)及び
中央処理装置5(以下、CPUという)にて構成する。
そして、事故車両の損傷部を判定するとともに修理見積
もりを行うPC20は、OSによる制御の下にメモリ6
または補助記憶装置3にキャッシュされているプログラ
ムを起動し、所定のタスク(プロセス)を実行する。こ
のPC20は、複数のタスクを仮想的にかつ同時に並列
して実行するマルチタスクを行うこともできる。
【0023】なお、PC20の機能の一部には、メモリ
管理装置の機能が備えられている。すなわち、このメモ
リ管理装置は、読み出しまたは書き込みを行なうために
プロセスが指定するメモリ6上の論理アドレスを、実際
にメモリ6に読み書きする物理ページの番地を示す物理
アドレスに変換する機能をも有している。
管理装置の機能が備えられている。すなわち、このメモ
リ管理装置は、読み出しまたは書き込みを行なうために
プロセスが指定するメモリ6上の論理アドレスを、実際
にメモリ6に読み書きする物理ページの番地を示す物理
アドレスに変換する機能をも有している。
【0024】次に、PC20本体を構成するCPU5
は、与えられたデータに対して四則演算、論理演算等を
行う演算装置5bと、実行される命令部6aのアドレス
を元にメモリ6からCPU5に命令を取り込み、命令の
内容を解読し必要な動作指示を他の装置に対して出す制
御装置5aとを有する。
は、与えられたデータに対して四則演算、論理演算等を
行う演算装置5bと、実行される命令部6aのアドレス
を元にメモリ6からCPU5に命令を取り込み、命令の
内容を解読し必要な動作指示を他の装置に対して出す制
御装置5aとを有する。
【0025】この制御装置5aは、図1に示すように入
力装置2等に対して入力制御指令を出し、メモリ6に対
しては、メモリ6制御指令を出し、出力装置等に対して
は、出力制御指令を出す。
力装置2等に対して入力制御指令を出し、メモリ6に対
しては、メモリ6制御指令を出し、出力装置等に対して
は、出力制御指令を出す。
【0026】そして、入力装置2等より入力されたコマ
ンドは最初にメモリ6へと転送されて、メモリ6では、
与えられたコマンドからデータ及び命令を選択するとと
もに、選択されたデータ及び命令をCPU5の制御装置
5aに転送する。
ンドは最初にメモリ6へと転送されて、メモリ6では、
与えられたコマンドからデータ及び命令を選択するとと
もに、選択されたデータ及び命令をCPU5の制御装置
5aに転送する。
【0027】ここで、デジタルスチルカメラ1により取
り込まれ、入出力インタフェース4を通じてメモリ6へ
と転送された画像データ、またはキーボード等の入力装
置2より入力された修理車両データは、メモリ6のデー
タ部6bに一旦格納される。なお、PC20が、損傷部
品判定手段に相応する。
り込まれ、入出力インタフェース4を通じてメモリ6へ
と転送された画像データ、またはキーボード等の入力装
置2より入力された修理車両データは、メモリ6のデー
タ部6bに一旦格納される。なお、PC20が、損傷部
品判定手段に相応する。
【0028】ところで、このデータ部6bには、各車両
(各車種)ごとに、車両の各方位から見た(捉えた)輪
郭データを予め格納している。たとえば、360度の全
方位を12分割し、それぞれの方位からみた車両の輪郭
データをデータ部6bが格納している。なお、これらの
輪郭データは、CADデータやワイヤーフレームデータ
を車種ごとに用意しておき、これを各方向から投影して
輪郭データとしてもよい。また、前記車両の輪郭データ
は、車両外形の輪郭データ及び、車両内部構造の輪郭デ
ータを例示することができ、さらには、車両外形や車両
内部構造を詳細に表す画像データとしてもよい。
(各車種)ごとに、車両の各方位から見た(捉えた)輪
郭データを予め格納している。たとえば、360度の全
方位を12分割し、それぞれの方位からみた車両の輪郭
データをデータ部6bが格納している。なお、これらの
輪郭データは、CADデータやワイヤーフレームデータ
を車種ごとに用意しておき、これを各方向から投影して
輪郭データとしてもよい。また、前記車両の輪郭データ
は、車両外形の輪郭データ及び、車両内部構造の輪郭デ
ータを例示することができ、さらには、車両外形や車両
内部構造を詳細に表す画像データとしてもよい。
【0029】さらに、データ部6bには、各車両毎の各
外板パネルの面積も格納されている。そして、データ部
6bには、各車種毎に対応するとともに、これら各車種
のグレードに対応した車両諸元データ及び部品データ並
びに修理マニュアルデータ、塗装色データ、塗装方法デ
ータ等を格納している。
外板パネルの面積も格納されている。そして、データ部
6bには、各車種毎に対応するとともに、これら各車種
のグレードに対応した車両諸元データ及び部品データ並
びに修理マニュアルデータ、塗装色データ、塗装方法デ
ータ等を格納している。
【0030】また、データ部6bは、車両の部品価格及
び部品交換または修理に要する工賃のデータ群を格納す
るとともに、修理に伴う車両の損傷部位と、損傷に伴っ
て交換または修理が必要となる部品との対応データを車
両属性データとして格納している。さらに、データ部6
bは、作業毎に対応する板金修理に要する工賃データを
も格納している。
び部品交換または修理に要する工賃のデータ群を格納す
るとともに、修理に伴う車両の損傷部位と、損傷に伴っ
て交換または修理が必要となる部品との対応データを車
両属性データとして格納している。さらに、データ部6
bは、作業毎に対応する板金修理に要する工賃データを
も格納している。
【0031】また、データ部6bに格納したこれらのデ
ータには、それぞれランク付けすることができ、たとえ
ば、交換する部品においても新品の純正部品を最高位の
ランクにし、優良部品等を中位のランクにするととも
に、中古の純正部品を最下位のランクとして格納するこ
とができる。
ータには、それぞれランク付けすることができ、たとえ
ば、交換する部品においても新品の純正部品を最高位の
ランクにし、優良部品等を中位のランクにするととも
に、中古の純正部品を最下位のランクとして格納するこ
とができる。
【0032】これにより、見積時において選択肢を持た
せ、ユーザーに情報を開示して選択させることができ、
中古部品ネットワーク等の利用頻度を高めたり、リサイ
クル促進提案も可能となる。
せ、ユーザーに情報を開示して選択させることができ、
中古部品ネットワーク等の利用頻度を高めたり、リサイ
クル促進提案も可能となる。
【0033】なお、データ部6bに格納されたこれらの
データには、過去の修理車両のデータと、このデータか
ら把握される過去の修理車両の損傷データと、前記過去
の修理車両に使用した部品データと、前記過去の修理車
両の損傷部位データに基づいて、当該修理車両の損傷部
位を検索する車両イメージデータを車両属性データとし
て含んでいる。
データには、過去の修理車両のデータと、このデータか
ら把握される過去の修理車両の損傷データと、前記過去
の修理車両に使用した部品データと、前記過去の修理車
両の損傷部位データに基づいて、当該修理車両の損傷部
位を検索する車両イメージデータを車両属性データとし
て含んでいる。
【0034】制御装置5aでは、メモリ6から転送され
た事故車の修理車両データ及び画像データ並びに命令を
解読して、必要な動作指示を演算装置5bに与える。そ
して、演算装置5bでは、与えられた修理車両データ及
び画像データ並びに命令に対して論理演算等の演算を行
う。
た事故車の修理車両データ及び画像データ並びに命令を
解読して、必要な動作指示を演算装置5bに与える。そ
して、演算装置5bでは、与えられた修理車両データ及
び画像データ並びに命令に対して論理演算等の演算を行
う。
【0035】次に、本実施形態のPC20における処理
を、図16のフローチャートを中心に説明する。まず、
オペレータが入力装置2によって、ディスプレイ13に
表示された画面50上にて、事故車の車種、型式、年
式、類別、ナンバー等の車両データ入力をする(ステッ
プ101、図2)。すると、制御装置5aは、入力され
た車両データに対応する車種の画像データ51を補助記
憶装置3から読み出し、この車両画像データ51が表示
された車両画像データ表示部52を含む画面50が、デ
ィスプレイ13に表示される(ステップ102、図
3)。なお、画面50には、損傷(衝撃)の入力方向を
指定するための、車両を平面上にて全周方位12分割に
した損傷入力方向指定部55も表示されている。
を、図16のフローチャートを中心に説明する。まず、
オペレータが入力装置2によって、ディスプレイ13に
表示された画面50上にて、事故車の車種、型式、年
式、類別、ナンバー等の車両データ入力をする(ステッ
プ101、図2)。すると、制御装置5aは、入力され
た車両データに対応する車種の画像データ51を補助記
憶装置3から読み出し、この車両画像データ51が表示
された車両画像データ表示部52を含む画面50が、デ
ィスプレイ13に表示される(ステップ102、図
3)。なお、画面50には、損傷(衝撃)の入力方向を
指定するための、車両を平面上にて全周方位12分割に
した損傷入力方向指定部55も表示されている。
【0036】次に、制御装置5aは、前記損傷入力方向
指定部55にて、入力装置2によりどの方向が指定され
たのかを判断する(ステップ103)。ここでは、仮に
11時方向が指定されたものとする。
指定部55にて、入力装置2によりどの方向が指定され
たのかを判断する(ステップ103)。ここでは、仮に
11時方向が指定されたものとする。
【0037】制御装置5aはその後、車両画像データ表
示部52内に高さ指定部60を表示し、如何なる損傷位
置高さが指定されるかを判断する(ステップ104、図
4)。なお、ここでは、仮に中段の高さが指定されたも
のとする。
示部52内に高さ指定部60を表示し、如何なる損傷位
置高さが指定されるかを判断する(ステップ104、図
4)。なお、ここでは、仮に中段の高さが指定されたも
のとする。
【0038】次に、制御装置5aは、画面50に車両の
平面画像を表示し、入力装置2によりどの程度の衝撃力
が指定されたかを判断する(ステップ105)。制御装
置5aが衝撃力の判断を行うにあたっては、図5に示す
ように、画面50に入力されたベクトルの長さで損傷程
度を判断することができる。また、図5に示すように、
車両の平面画像上にマウスをクリックすることにより幾
つかのポイントをマークし、この各ポイントを結ぶ線
を、外見上の事故車の損傷波及線と同一にすることによ
って、損傷程度を指定することもできる。
平面画像を表示し、入力装置2によりどの程度の衝撃力
が指定されたかを判断する(ステップ105)。制御装
置5aが衝撃力の判断を行うにあたっては、図5に示す
ように、画面50に入力されたベクトルの長さで損傷程
度を判断することができる。また、図5に示すように、
車両の平面画像上にマウスをクリックすることにより幾
つかのポイントをマークし、この各ポイントを結ぶ線
を、外見上の事故車の損傷波及線と同一にすることによ
って、損傷程度を指定することもできる。
【0039】なお、図6に示すように、オペレータが前
記ベクトルをある長さに指定すると同時に、その衝撃力
に合わせた車両外形の損傷変形を車両画像に表すように
するとよい。そうすれば、オペレータは、事故車の衝突
箇所の外形の損傷形状は外見で良好に認識できているの
で、ベクトル長さを調整しながら、実際の事故車の外形
変形と同様の変形となった時点のベクトル長さに決定す
れば、容易に衝撃力の指定を行うことができる。
記ベクトルをある長さに指定すると同時に、その衝撃力
に合わせた車両外形の損傷変形を車両画像に表すように
するとよい。そうすれば、オペレータは、事故車の衝突
箇所の外形の損傷形状は外見で良好に認識できているの
で、ベクトル長さを調整しながら、実際の事故車の外形
変形と同様の変形となった時点のベクトル長さに決定す
れば、容易に衝撃力の指定を行うことができる。
【0040】さらに、前記デジタルスチルカメラ1から
取り込んだ事故車の画像データをデータ処理して、衝撃
力を指定するようにしてもよい。すなわち、事故車の画
像データから車両の輪郭をトレースして、この輪郭形状
と、予め記憶した正規の輪郭形状とを比較して、変形し
た程度を座標値の差により認識し、その変形に応じた衝
撃力の値とするものである。
取り込んだ事故車の画像データをデータ処理して、衝撃
力を指定するようにしてもよい。すなわち、事故車の画
像データから車両の輪郭をトレースして、この輪郭形状
と、予め記憶した正規の輪郭形状とを比較して、変形し
た程度を座標値の差により認識し、その変形に応じた衝
撃力の値とするものである。
【0041】次に、制御装置5aは、他の損傷箇所(衝
撃入力箇所)があるか否かを判定する(ステップ10
6)。オペレータの指示により、他の損傷箇所が指摘さ
れた場合は、制御装置5aはステップ103からの処理
を繰り返す。このとき、図11に示すように、画面50
上には、複数の損傷情報が表示されることとなる。ここ
では、3番目の損傷状況の入力中であり、ベクトル〜
ベクトルがそれぞれの損傷の入力方向を表している。
すなわち、ベクトルは1時方向の損傷方向であり、ベ
クトルは11時方向の損傷方向であり、ベクトル
は、9時方向の損傷方向であることを表している。
撃入力箇所)があるか否かを判定する(ステップ10
6)。オペレータの指示により、他の損傷箇所が指摘さ
れた場合は、制御装置5aはステップ103からの処理
を繰り返す。このとき、図11に示すように、画面50
上には、複数の損傷情報が表示されることとなる。ここ
では、3番目の損傷状況の入力中であり、ベクトル〜
ベクトルがそれぞれの損傷の入力方向を表している。
すなわち、ベクトルは1時方向の損傷方向であり、ベ
クトルは11時方向の損傷方向であり、ベクトル
は、9時方向の損傷方向であることを表している。
【0042】ステップ106にて他の損傷箇所がない場
合は、制御装置5aは、損傷部位及びその損傷部位の損
傷程度を判定する(ステップ107)。補助記憶装置3
には、車種毎に、部品の強度、材質、構造等に基づい
た、各部品の衝撃伝達データが格納されているので、制
御装置5aは、この衝撃伝達データによって、車種に合
わせた損傷状況を認識することができる。すなわち、補
助記憶装置3に格納された前記衝撃伝達データは、標準
部品に対する指数値として設定されている。
合は、制御装置5aは、損傷部位及びその損傷部位の損
傷程度を判定する(ステップ107)。補助記憶装置3
には、車種毎に、部品の強度、材質、構造等に基づい
た、各部品の衝撃伝達データが格納されているので、制
御装置5aは、この衝撃伝達データによって、車種に合
わせた損傷状況を認識することができる。すなわち、補
助記憶装置3に格納された前記衝撃伝達データは、標準
部品に対する指数値として設定されている。
【0043】例えば、標準部品よりも強度が高い部品に
ついては、衝撃をより伝達し易いので、「1.2」等の
指数が設定されることとなる。そして、当該標準部品の
衝撃伝達度が「50パーセント」であれば、「1.2×
0.5=0.6」により、後段の部品に60パーセント
の衝撃が伝達されることとなる。なお、この部品は衝撃
を40パーセント吸収するということもできる。
ついては、衝撃をより伝達し易いので、「1.2」等の
指数が設定されることとなる。そして、当該標準部品の
衝撃伝達度が「50パーセント」であれば、「1.2×
0.5=0.6」により、後段の部品に60パーセント
の衝撃が伝達されることとなる。なお、この部品は衝撃
を40パーセント吸収するということもできる。
【0044】また、メッシュ構造等を採用して、標準部
品よりも強度が低い部品については、衝撃をより吸収す
るので、「0.8」等の指数が設定されることとなる。
そして、当該標準部品の衝撃伝達度が「45パーセン
ト」であれば、「0.8×0.45=0.36」によ
り、後段の部品に36パーセントの衝撃が伝達されるこ
ととなる。この部品は、衝撃を64パーセント吸収する
ものである。
品よりも強度が低い部品については、衝撃をより吸収す
るので、「0.8」等の指数が設定されることとなる。
そして、当該標準部品の衝撃伝達度が「45パーセン
ト」であれば、「0.8×0.45=0.36」によ
り、後段の部品に36パーセントの衝撃が伝達されるこ
ととなる。この部品は、衝撃を64パーセント吸収する
ものである。
【0045】なお、標準部品自体の衝撃伝達データや、
車種毎の各部品に設定される指数は、予め各車種につい
て行われる衝突実験データ等を分析することにより決定
されているが、新たな衝突実験データや、事故の蓄積デ
ータ等に基づいて、データの更新をすることができる。
車種毎の各部品に設定される指数は、予め各車種につい
て行われる衝突実験データ等を分析することにより決定
されているが、新たな衝突実験データや、事故の蓄積デ
ータ等に基づいて、データの更新をすることができる。
【0046】そして、制御装置5aは、衝撃入力方向、
衝突高さを含めた衝突位置、衝撃力等の衝撃状況データ
と、前記したそれぞれの部品に設定された指数とに基づ
き、当該車種に合わせた損傷部位及び損傷程度を判定す
る。図7は、車両外板の損傷程度を表す車両画像データ
51を含む外板損傷程度表示部52aと、車両内部骨格
の損傷程度を表す車両画像データ57を含む内部骨格損
傷程度表示部52bが画面50に表示された状態であ
る。外板損傷程度表示部52aには、損傷程度の大きい
損傷箇所51a(赤色)と、中程度の損傷箇所51b
(黄色)と、小程度の損傷箇所51c(青色)を、異な
る色にて表示している。また、内部骨格損傷程度表示部
52bには、損傷程度の大きい損傷箇所57a(赤色)
と、小程度の損傷箇所57b(黄色)を、異なる色にて
表示している(ステップ108)。
衝突高さを含めた衝突位置、衝撃力等の衝撃状況データ
と、前記したそれぞれの部品に設定された指数とに基づ
き、当該車種に合わせた損傷部位及び損傷程度を判定す
る。図7は、車両外板の損傷程度を表す車両画像データ
51を含む外板損傷程度表示部52aと、車両内部骨格
の損傷程度を表す車両画像データ57を含む内部骨格損
傷程度表示部52bが画面50に表示された状態であ
る。外板損傷程度表示部52aには、損傷程度の大きい
損傷箇所51a(赤色)と、中程度の損傷箇所51b
(黄色)と、小程度の損傷箇所51c(青色)を、異な
る色にて表示している。また、内部骨格損傷程度表示部
52bには、損傷程度の大きい損傷箇所57a(赤色)
と、小程度の損傷箇所57b(黄色)を、異なる色にて
表示している(ステップ108)。
【0047】図8〜図10は、内部骨格損傷程度表示部
52bに、内部骨格の車両画像データを中心として、車
両の損傷箇所と損傷程度をより詳細に表示した態様であ
る。そして、図8の内部骨格損傷程度表示部52bに
は、大程度の損傷箇所57a(赤色)と、中程度の損傷
箇所57b(黄色)と、小程度の損傷箇所57c(青
い)とが、色別表示されている。なお、この図8の画像
からは、左センターピラーまで衝突の際の衝撃が伝達し
たことが認識できる。また、図9及び図10は、制御装
置5aが各損傷部位の修理方法を判定する状態を示して
おり、制御装置5aは、損傷程度が大きい損傷箇所57
a(フロントバンパー)は、部品交換すべきことを、損
傷箇所57aを他の部位から離反させて表している(ス
テップ109)。
52bに、内部骨格の車両画像データを中心として、車
両の損傷箇所と損傷程度をより詳細に表示した態様であ
る。そして、図8の内部骨格損傷程度表示部52bに
は、大程度の損傷箇所57a(赤色)と、中程度の損傷
箇所57b(黄色)と、小程度の損傷箇所57c(青
い)とが、色別表示されている。なお、この図8の画像
からは、左センターピラーまで衝突の際の衝撃が伝達し
たことが認識できる。また、図9及び図10は、制御装
置5aが各損傷部位の修理方法を判定する状態を示して
おり、制御装置5aは、損傷程度が大きい損傷箇所57
a(フロントバンパー)は、部品交換すべきことを、損
傷箇所57aを他の部位から離反させて表している(ス
テップ109)。
【0048】ここで、見積データに添付する写真を撮影
するための、見積処理中における写真撮影(疑似撮影)
モードについて図17のフローチャートを中心に説明す
る。制御装置5aは、図8〜図10に示すような見積処
理中に、オペレータの指示により写真撮影の指示がある
と(ステップ201)、画面50を図12に示すように
撮影モード画面に変更する(ステップ202)。
するための、見積処理中における写真撮影(疑似撮影)
モードについて図17のフローチャートを中心に説明す
る。制御装置5aは、図8〜図10に示すような見積処
理中に、オペレータの指示により写真撮影の指示がある
と(ステップ201)、画面50を図12に示すように
撮影モード画面に変更する(ステップ202)。
【0049】そして、オペレータは、この撮影モード画
面50上の各種アイコンをマウスにより適宜クリックす
ることにより、画面50上の車両画像の方向を任意に変
更するとともに、拡大・縮小を行い、損傷部の状態を的
確に表している車両画像として写真撮影をする(ステッ
プ203)。写真撮影の際には、画面50上のシャッタ
ーアイコンをクリックすることにより、そのときに表示
されている車両画像をBMP形式にてメモリ6内に格納
する。その後、制御装置5aは、メモリ6内に格納した
撮影データを画面50上に一覧表示し(ステップ20
4、図13)、ステップ201の処理に戻す。
面50上の各種アイコンをマウスにより適宜クリックす
ることにより、画面50上の車両画像の方向を任意に変
更するとともに、拡大・縮小を行い、損傷部の状態を的
確に表している車両画像として写真撮影をする(ステッ
プ203)。写真撮影の際には、画面50上のシャッタ
ーアイコンをクリックすることにより、そのときに表示
されている車両画像をBMP形式にてメモリ6内に格納
する。その後、制御装置5aは、メモリ6内に格納した
撮影データを画面50上に一覧表示し(ステップ20
4、図13)、ステップ201の処理に戻す。
【0050】さらに図16に示すフローチャートの説明
に戻る。ステップ109の処理の次に、制御装置5a
は、各損傷部位(部品)の修理方法に応じて、交換か修
理かを踏まえて補助記憶装置3の部品データ等を参照し
て、部品価格や作業工賃を積算して、車両の修理費を計
算し、詳細な見積もりデータを画面50に表示する(ス
テップ110)。この際、損傷箇所が複数存在すること
により、重複して抽出された部品があった場合は、当該
重複した余分の部品は削除されて、計算及び表示され
る。
に戻る。ステップ109の処理の次に、制御装置5a
は、各損傷部位(部品)の修理方法に応じて、交換か修
理かを踏まえて補助記憶装置3の部品データ等を参照し
て、部品価格や作業工賃を積算して、車両の修理費を計
算し、詳細な見積もりデータを画面50に表示する(ス
テップ110)。この際、損傷箇所が複数存在すること
により、重複して抽出された部品があった場合は、当該
重複した余分の部品は削除されて、計算及び表示され
る。
【0051】なお、ユーザーが車両修理にあたって、リ
ビルト部品の使用を認める場合には、制御装置5aは、
交換部品に対応するリビルト部品の在庫があるか否かを
確認し、リビルト部品を含めた修理費見積もりの詳細デ
ータを画面50に表示する。また、修理費用の見積もり
に際しては、損傷部位に属する部品・作業を画面上に一
覧表示し、オペレーターがこの一覧から適宜項目を選択
して見積の補正を行うようにすることができる。
ビルト部品の使用を認める場合には、制御装置5aは、
交換部品に対応するリビルト部品の在庫があるか否かを
確認し、リビルト部品を含めた修理費見積もりの詳細デ
ータを画面50に表示する。また、修理費用の見積もり
に際しては、損傷部位に属する部品・作業を画面上に一
覧表示し、オペレーターがこの一覧から適宜項目を選択
して見積の補正を行うようにすることができる。
【0052】そして、制御装置5aは、見積もり車両の
修理手順等を演算し、修理マニュアルを作成して、修理
費見積書及び修理マニュアルを印刷したうえで、処理を
終了する(ステップ111)。この修理費見積書の作成
にあたっては、前記した車両画像の撮影データも印刷
し、見積書に添付する。また、見積書の帳票内に、撮影
データを取り込んで印刷してもよい。なお、図14は、
損傷箇所が1箇所の場合の見積内容を表した例であり、
図15は、損傷箇所が複数(3箇所)の場合の見積内容
を表した例である。
修理手順等を演算し、修理マニュアルを作成して、修理
費見積書及び修理マニュアルを印刷したうえで、処理を
終了する(ステップ111)。この修理費見積書の作成
にあたっては、前記した車両画像の撮影データも印刷
し、見積書に添付する。また、見積書の帳票内に、撮影
データを取り込んで印刷してもよい。なお、図14は、
損傷箇所が1箇所の場合の見積内容を表した例であり、
図15は、損傷箇所が複数(3箇所)の場合の見積内容
を表した例である。
【0053】以上のように本実施形態の事故車損傷部認
識システム及び認識方法によれば、各車種の各構成部品
について、衝撃伝達データ(損傷波及データ)を設定し
てあるので、車両に対する衝撃の入力方向、入力高さ、
衝撃力等の衝撃状況データを指定するだけで、各車種に
応じて、正確な損傷部の認識を容易に行うことができ
る。そして、衝突箇所を複数同時に設定できるので、事
故車の損傷対応に合わせて損傷状態を的確に把握するこ
とができる。
識システム及び認識方法によれば、各車種の各構成部品
について、衝撃伝達データ(損傷波及データ)を設定し
てあるので、車両に対する衝撃の入力方向、入力高さ、
衝撃力等の衝撃状況データを指定するだけで、各車種に
応じて、正確な損傷部の認識を容易に行うことができ
る。そして、衝突箇所を複数同時に設定できるので、事
故車の損傷対応に合わせて損傷状態を的確に把握するこ
とができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、事故を起こした車両に
ついて、正確な損傷部を認識することが可能なシステム
を提供することができる。
ついて、正確な損傷部を認識することが可能なシステム
を提供することができる。
【0055】また、事故車修理見積もりに未熟な作業員
であっても、容易に見積もり処理を行えるシステムを提
供することができる。
であっても、容易に見積もり処理を行えるシステムを提
供することができる。
【0056】
1 デジタルスチルカメラ 2 入力装置 3 補助記憶装置 4 入出力インタフェース 5 中央処理装置(CPU) 5a 制御装置 5b 演算装置 6 主記憶装置(メモリ) 6a 命令部 6b データ部 8 表示装置 9 印字装置 12 通信装置 13 ディスプレイ 20 パーソナルコンピュータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月28日(2001.6.2
8)
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における事故車の損傷部認
識システムのブロック図。
識システムのブロック図。
【図2】実施形態において、表示装置にて表示される見
積処理中の画面構成を示す図。
積処理中の画面構成を示す図。
【図3】実施形態において、表示装置にて表示される見
積処理中の画面構成を示す図。
積処理中の画面構成を示す図。
【図4】実施形態において、表示装置にて表示される見
積処理中の画面構成を示す図。
積処理中の画面構成を示す図。
【図5】実施形態において、表示装置にて表示される見
積処理中の画面構成を示す図。
積処理中の画面構成を示す図。
【図6】実施形態において、表示装置にて表示される見
積処理中の画面構成を示す図。
積処理中の画面構成を示す図。
【図7】実施形態において、表示装置にて表示される見
積処理中の画面構成を示す図。
積処理中の画面構成を示す図。
【図8】実施形態において、表示装置にて表示される見
積処理中の画面構成を示す図。
積処理中の画面構成を示す図。
【図9】実施形態において、表示装置にて表示される見
積処理中の画面構成を示す図。
積処理中の画面構成を示す図。
【図10】実施形態において、表示装置にて表示される
見積処理中の画面構成を示す図。
見積処理中の画面構成を示す図。
【図11】実施形態において、表示装置にて表示される
見積処理中の画面構成を示す図。
見積処理中の画面構成を示す図。
【図12】実施形態において、表示装置にて表示される
撮影モード中の画面構成を示す図。
撮影モード中の画面構成を示す図。
【図13】実施形態において、表示装置にて表示される
撮影モード中の画面構成を示す図。
撮影モード中の画面構成を示す図。
【図14】実施形態において、表示装置にて表示される
見積内容の画面構成を示す図。
見積内容の画面構成を示す図。
【図15】実施形態において、表示装置にて表示される
見積内容の画面構成を示す図。
見積内容の画面構成を示す図。
【図16】実施形態において、コンピュータの制御処理
を説明するためのフローチャート。
を説明するためのフローチャート。
【図17】実施形態において、コンピュータの制御処理
を説明するためのフローチャート。
を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】 2 入力装置 3 補助記憶装置 5 中央処理装置 6 主記憶装置 8 表示装置 12 通信装置 13 ディスプレイ 20 パーソナルコンピュータ
Claims (9)
- 【請求項1】車種毎の車両属性データ、及び車種毎の部
品データ、並びに車種毎の各部品における衝撃伝達デー
タを記憶する記憶手段と、 判定対象車両に対する、衝撃入力点、衝撃程度、衝撃入
力方向をもって衝撃状況とし、この衝撃状況を複数入力
する衝撃状況入力手段と、 前記衝撃状況入力手段からの複数の衝撃状況データ及び
記憶手段の衝撃伝達データに基づき、損傷を起こした部
品を判定する損傷部品判定手段と、を備えることを特徴
とする事故車の損傷部認識システム。 - 【請求項2】前記損傷部判定手段は、各衝撃状況におけ
る損傷を起こした部品を判定した際、重複した部品を判
定した場合は当該重複部品を除外して判定結果とするこ
とを特徴とする請求項1記載の損傷部認識システム。 - 【請求項3】車両の画像データを表示する表示手段をさ
らに備え、 前記衝撃状況入力手段は、表示手段に表示された車両画
像上にて、車両に対する衝撃状況を入力し、 前記損傷部判定手段は、損傷を起こしたと判定した部品
を、前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1
または2記載の事故車の損傷部認識システム。 - 【請求項4】前記損傷部品判定手段は、損傷部品の損傷
程度をさらに判定し、 当該損傷部品について、前記記憶手段の部品データによ
り修理費を求める修理費計算手段を備えることを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の事故車の損傷部認
識システム。 - 【請求項5】前記損傷部品判定手段は、損傷部品の損傷
程度をさらに判定し、 当該損傷部品について、前記記憶手段の部品データによ
り修理方法を提示する修理方法提示手段を備えることを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の事故車の損
傷部認識システム。 - 【請求項6】車種毎の車両属性データ、及び車種毎の部
品データ、並びに車種毎の各部品における衝撃伝達デー
タを記憶する記憶手段と、 対象車両に対する衝撃の入力状況を入力する衝撃状況入
力手段と、を備えるコンピュータに、 前記衝撃状況入力手段から入力した、衝撃入力点、衝撃
程度、衝撃入力方向をもって衝撃状況とする複数の入力
データ、及び記憶手段の衝撃伝達データに基づき、損傷
を起こした部品を判定させるステップを含む事故車の損
傷部認識方法。 - 【請求項7】重複した部品を抽出した場合、当該重複部
品を除外するステップをさらに含むことを特徴とする請
求項6記載の事故車の損傷部認識方法。 - 【請求項8】車種毎の車両属性データ、及び車種毎の部
品データ、並びに車種毎の各部品における衝撃伝達デー
タを記憶する記憶手段と、 対象車両に対する衝撃の入力状況を入力する衝撃状況入
力手段と、を備えるコンピュータに、 前記衝撃状況入力手段から入力した、衝撃入力点、衝撃
程度、衝撃入力方向をもって衝撃状況とする複数の入力
データ、及び記憶手段の衝撃伝達データに基づき、損傷
を起こした部品を判定させるステップを含むプログラ
ム。 - 【請求項9】重複した部品を抽出した場合、当該重複部
品を除外するステップをさらに含むことを特徴とする請
求項8記載のプログラム。
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