JP3191293B2 - 乗用型苗植機 - Google Patents

乗用型苗植機

Info

Publication number
JP3191293B2
JP3191293B2 JP18663490A JP18663490A JP3191293B2 JP 3191293 B2 JP3191293 B2 JP 3191293B2 JP 18663490 A JP18663490 A JP 18663490A JP 18663490 A JP18663490 A JP 18663490A JP 3191293 B2 JP3191293 B2 JP 3191293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
planting
riding
space
riding type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18663490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0475517A (ja
Inventor
石田  伊佐男
玉井  利男
塩崎  孝秀
清家  理伯
神谷  寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP18663490A priority Critical patent/JP3191293B2/ja
Publication of JPH0475517A publication Critical patent/JPH0475517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3191293B2 publication Critical patent/JP3191293B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数条植えの乗用型苗植機に関し、詳し
くは、その苗載台の構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の苗載台は、左右に複数個並べて配設する場合に
は左右側に2〜5センチメートル程度の狭い間隔で並
べ、その間隔部は仕切枠で一体的に連結していた。した
がって、前後方向を見ることができる空間は、なかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の苗載台では、操縦者の視界が苗載台に遮ら
れて植付作動状態を視認し難く、また、植付け作業後に
洗浄する場合、機体左右方向に並べられた苗載台が邪魔
で各部を洗う作業性が悪いものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記の課題を解消するために、乗用型走
行車体1に昇降作動可能に苗植装置16を装着し、該苗植
装置16に設けられた植付装置23側に苗を送る苗載台18a,
18b,18c,18dが機体左右方向に複数個設けられた複数条
植えの乗用型苗植機において、前記各苗載台18a,18b,18
c,18dを前後方向を見ることが可能な空間Hを配して設
けた乗用型苗植機としたものである。
【0005】
【発明の作用効果】
この発明によると、操縦者が作業中に機体左右方向に
並べられた複数の苗載台18a,18b,18c,18dの間の空間か
ら植付装置16の植付作動状態を見ることができ、植付作
業時の不具合に対して素早く対応できる。また、植付け
作業後に洗浄する場合には、各苗載台18a,18b,18c,18d
の空間Hから水を通して洗浄でき便利である。
【0006】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。 1は走行車体としての乗用型牽引車体である。この乗
用型牽引車体は、通常の乗用型トラクタでよく、左右一
対の操舵用の前輪2,2と左右一対の駆動用の後輪3,3とを
有した機体4の上部に乗用ステップ5を張設し、前側上
部にステアリング支柱6を立設させてその上に操縦ハン
ドル7を設け、後方上部に操縦席8を配置ならしめてい
る。
【0007】 9はエンジン,10はリンク連結ポストを示す。 11は昇降リンク機構で、前記ポスト10に基部側を枢着
したリンク杆12,13の後部にヒッチ14を設け、油圧装置1
5でこのリンクを昇降作動するよう構成している。
【0008】 16は苗植装置としての田植装置で、伝動ケースを兼ね
たフレーム17の前側上部に苗載台18を前側が上位にで後
側が下位になるよう側面視が傾斜するよう配設させ、こ
の苗載台18が左右側に並ぶ各単体の苗載台18a,18b,18c,
18dから構成されるようになし、その隣合う苗載台同志
の間隔が略々15センチメートルになるよう空間Hを設け
て連結枠19で互いに連結している。そして、この苗載台
18は、前記フレーム17に支持枠20,21を介して左右に往
復移動自由に支持されていて、伝動ケース内からの移動
機構によって左右往復作動されるようこうせいされてい
る。また、フレーム17の後端側には回転ケースの側部に
移植具22を具備した植付装置23が取り付けられており、
苗載台18内に載置された苗を分離して移植するよう構成
している。また、前記フレーム17の下部側には土壌面を
整地すると共に機体荷重の一部を支持するフロート24,2
5,25を前側が上下動するように取り付けられ、接地圧の
変化で上下する場合に前記油圧装置15の切換バルブが切
り替わって田植装置16が上下制御されて常に所望の接地
圧の範囲に保持されるように設けられている。
【0009】 26は施肥装置で、肥料収容ホッパー27とホッパー27の
下部に一体的に設けた肥料繰出装置28と、移送パイプ29
とフロート25,25に取り付けられた作溝具30とからな
り、前記田植装置16のフレーム17に装着されている。
【0010】 以上の通り構成された実施例によると、苗載台18に苗
を載置して左右往復作動させ、植付装置23によりフロー
ト24,25,25で水田圃場の表面を整地する部分に苗載台18
中の苗を分割しながら移植する。このとき、その移植状
態を操縦者は時々、欠株や移植姿勢を監視して不都合な
事態が発生すると作業を中断して処置することが要求さ
れるが、従来の田植装置は苗載台が監視の邪魔になって
該苗載台の上側からでないと移植状態が監視できなかっ
たが、この実施例では、苗載台18a,18b,18c,18dの各間
には幅広い空間Hが形成されているから、操縦者が該空
間Hをとおして移植状態を容易に監視できる。 また、作業後に機体を水洗いするような時には、空間
H部より苗載台18の背面側を容易に洗うことができる。
【0011】 尚、整地フロート24,25,25の配置とその構成は、第3
図、第4図及び第5図の通りに構成すれば、推進時の泥
水の相対的な後方流動はサイドフロート25の中央溝25a
から容易に行われて前方側への泥水の押し寄せがなく、
そして、センターフロート24を油圧装置15の切換バルブ
31に連動すると、高精度な切換え制御が行われる。更
に、このセンターフロート24には施肥装置の作溝具30を
設けないで油圧制御用にのみ利用させることが重要であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図である。
【図2】要部の平面図である。
【図3】整地フロート部の側面図である。
【図4】整地フロート部の平面図である。
【図5】整地フロート部の背断面図である。
【符号の説明】
1……乗用型走行車体(乗用型牽引車体) 16……苗植装置(田植装置) 18……苗載台 23……植付装置 H……空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 審査官 山田 昭次 (56)参考文献 特開 昭53−11715(JP,A) 実開 昭61−182219(JP,U) 実開 昭52−109131(JP,U) 実開 昭54−183428(JP,U) 実公 昭57−21544(JP,Y2) 実公 昭57−49166(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗用型走行車体1に昇降作動可能に苗植装
    置16を装着し、該苗植装置16に設けられた植付装置23側
    に苗を送る苗載台18a,18b,18c,18dが機体左右方向に複
    数個設けられた複数条植えの乗用型苗植機において、前
    記各苗載台18a,18b,18c,18dを前後方向を見ることが可
    能な空間Hを配して設けたことを特徴とする乗用型苗植
    機。
JP18663490A 1990-07-13 1990-07-13 乗用型苗植機 Expired - Lifetime JP3191293B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18663490A JP3191293B2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 乗用型苗植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18663490A JP3191293B2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 乗用型苗植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0475517A JPH0475517A (ja) 1992-03-10
JP3191293B2 true JP3191293B2 (ja) 2001-07-23

Family

ID=16192018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18663490A Expired - Lifetime JP3191293B2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 乗用型苗植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3191293B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0475517A (ja) 1992-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0006900B1 (en) Tractor
JP3191293B2 (ja) 乗用型苗植機
JPH0126185Y2 (ja)
CA1217639A (en) Tractor-mounted harvester
JPS5811802B2 (ja) 田植機
JPS6349149Y2 (ja)
JP2773293B2 (ja) 乗用農作業機
JP2824172B2 (ja) 不耕起水田作業機
CN107278446B (zh) 一种自走式旱地栽植机
US3080930A (en) Front mounted cultivator
JP2003102219A (ja) 移植機
JP2516399Y2 (ja) 田植機における補助苗載置装置
JPS62186713A (ja) 乗用型苗植機
JP2861207B2 (ja) 施肥装置付き乗用型移植機
JP2586107B2 (ja) 施肥装置付き歩行型農作業機
JP3451642B2 (ja) 苗植機
JP3497233B2 (ja) 田植機
JPS5938094Y2 (ja) 田植機のフロ−ト支持構造
JP4009736B2 (ja) 苗移植機
JP3534958B2 (ja) 乗用管理作業車
JPS642577Y2 (ja)
JP3783310B2 (ja) 田植機の走行車体
JP3842077B2 (ja) 走行体
JPS6019528Y2 (ja) 乗用田植機
JPH04293411A (ja) 苗植機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 10