JP3191262B2 - 光ディスククリーニング装置 - Google Patents
光ディスククリーニング装置Info
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- JP3191262B2 JP3191262B2 JP22243895A JP22243895A JP3191262B2 JP 3191262 B2 JP3191262 B2 JP 3191262B2 JP 22243895 A JP22243895 A JP 22243895A JP 22243895 A JP22243895 A JP 22243895A JP 3191262 B2 JP3191262 B2 JP 3191262B2
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- disk
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスククリー
ニング装置に関するものであり、更に詳しくは、カート
リッジケース内に書換型光ディスクを回転可能に収納し
てなるディスクカートリッジとカートリッジケースに収
納されていないCD−ROMの両方が使用できる光ディ
スクドライブシステムに対応した光ディスクをクリーニ
ングするための装置に関するものである。
ニング装置に関するものであり、更に詳しくは、カート
リッジケース内に書換型光ディスクを回転可能に収納し
てなるディスクカートリッジとカートリッジケースに収
納されていないCD−ROMの両方が使用できる光ディ
スクドライブシステムに対応した光ディスクをクリーニ
ングするための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カートリッジケース内に光ディス
クを回転可能に収納してなるディスクカートリッジの光
ディスクをクリーニングするための装置としては、例え
ば、特開平5−258523号公報に記載されたものが
知られている。図5はその公報に記載された光ディスク
クリーニング装置の斜視図であり、図6は図5の光ディ
スククリーニング装置の使用状態を示す斜視図である。
クを回転可能に収納してなるディスクカートリッジの光
ディスクをクリーニングするための装置としては、例え
ば、特開平5−258523号公報に記載されたものが
知られている。図5はその公報に記載された光ディスク
クリーニング装置の斜視図であり、図6は図5の光ディ
スククリーニング装置の使用状態を示す斜視図である。
【0003】この光ディスククリーニング装置では、光
ディスク17が回転可能に収納されたカートリッジケー
ス18のシャッタ19を開いてケーシング20上に載置
すると、カートリッジケース18がケーシング20上に
装着されるとともにケーシング20上に形成されたシャ
ッタストッパ21によってシャッタ19が開いた状態に
保持される。
ディスク17が回転可能に収納されたカートリッジケー
ス18のシャッタ19を開いてケーシング20上に載置
すると、カートリッジケース18がケーシング20上に
装着されるとともにケーシング20上に形成されたシャ
ッタストッパ21によってシャッタ19が開いた状態に
保持される。
【0004】そして、ケーシング20に揺動可能に取り
付けられたセットプレート22をケーシング20上に被
せると、セットプレート22上に回転可能に取り付けら
れたツマミ片23の内部に収納された磁石(図示せず)
が光ディスク17の金属製ハブを吸着し、これによって
光ディスク17がツマミ片23に固定される。この状態
においてツマミ片23を回転させると光ディスク17が
回転し、クリーニングクロスを光ディスク17の表面に
当てながら光ディスク17の半径方向に移動させると光
ディスク17をクリーニングすることができる。
付けられたセットプレート22をケーシング20上に被
せると、セットプレート22上に回転可能に取り付けら
れたツマミ片23の内部に収納された磁石(図示せず)
が光ディスク17の金属製ハブを吸着し、これによって
光ディスク17がツマミ片23に固定される。この状態
においてツマミ片23を回転させると光ディスク17が
回転し、クリーニングクロスを光ディスク17の表面に
当てながら光ディスク17の半径方向に移動させると光
ディスク17をクリーニングすることができる。
【0005】図7は従来の光ディスククリーニング装置
の他の例を示す斜視図であり、図8は図7の部分断面図
である。
の他の例を示す斜視図であり、図8は図7の部分断面図
である。
【0006】この光ディスククリーニング装置では、カ
ートリッジケースのシャッタを開いてケーシング24上
に載置すると、カートリッジケースがケーシング24上
に装着されるとともにケーシング24上に形成されたシ
ャッタストッパ25によってシャッタが開いた状態に保
持され、更にケーシング24のほぼ中央部に設けられた
ディスク受け体26によって光ディスクの金属製ハブの
下面が受け止め支持される。
ートリッジケースのシャッタを開いてケーシング24上
に載置すると、カートリッジケースがケーシング24上
に装着されるとともにケーシング24上に形成されたシ
ャッタストッパ25によってシャッタが開いた状態に保
持され、更にケーシング24のほぼ中央部に設けられた
ディスク受け体26によって光ディスクの金属製ハブの
下面が受け止め支持される。
【0007】そして、ツマミ片27の突起27aをディ
スク受け体26の嵌合凹部26aに嵌合すると、図8に
示すように、突起27aの周囲に設けられた滑り止め部
材27bが光ディスク17の金属製ハブ17aの上面に
当接する。この状態においてツマミ片27を回転させる
と、滑り止め部材27bと金属製ハブ17aの間に生じ
る摩擦力によって光ディスク17が回転し、クリーニン
グクロスを光ディスク17の表面に当てながら光ディス
ク17の半径方向に移動させると光ディスク17をクリ
ーニングすることができる。
スク受け体26の嵌合凹部26aに嵌合すると、図8に
示すように、突起27aの周囲に設けられた滑り止め部
材27bが光ディスク17の金属製ハブ17aの上面に
当接する。この状態においてツマミ片27を回転させる
と、滑り止め部材27bと金属製ハブ17aの間に生じ
る摩擦力によって光ディスク17が回転し、クリーニン
グクロスを光ディスク17の表面に当てながら光ディス
ク17の半径方向に移動させると光ディスク17をクリ
ーニングすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、カー
トリッジケース内に書換型光ディスクを回転可能に収納
してなるディスクカートリッジとカートリッジケースに
収納されていないCD−ROMの両方が使用できる光デ
ィスクドライブシステムが提案され、使用され始めてい
る。このドライブシステムに使用される光ディスクはハ
ブを有していない。従って、図5のような、金属製ハブ
を磁石により吸着するタイプのクリーニング装置を使用
することができない。また、図7のようなタイプのクリ
ーニング装置では、カートリッジケースに収納されてい
ないCD−ROMの場合、ディスクの位置決めが非常に
困難であり、取扱いが煩雑であるという問題が有る。
トリッジケース内に書換型光ディスクを回転可能に収納
してなるディスクカートリッジとカートリッジケースに
収納されていないCD−ROMの両方が使用できる光デ
ィスクドライブシステムが提案され、使用され始めてい
る。このドライブシステムに使用される光ディスクはハ
ブを有していない。従って、図5のような、金属製ハブ
を磁石により吸着するタイプのクリーニング装置を使用
することができない。また、図7のようなタイプのクリ
ーニング装置では、カートリッジケースに収納されてい
ないCD−ROMの場合、ディスクの位置決めが非常に
困難であり、取扱いが煩雑であるという問題が有る。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、カートリッ
ジケース内に書換型光ディスクを回転可能に収納してな
るディスクカートリッジとカートリッジケースに収納さ
れていないCD−ROMの両方が使用できる光ディスク
ドライブシステムに対応した光ディスクを作業性良くク
リーニングするための装置を提供することにある。
ためになされたものであって、その目的は、カートリッ
ジケース内に書換型光ディスクを回転可能に収納してな
るディスクカートリッジとカートリッジケースに収納さ
れていないCD−ROMの両方が使用できる光ディスク
ドライブシステムに対応した光ディスクを作業性良くク
リーニングするための装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の光ディスククリーニング装置は、
シャッタを備えたカートリッジケース内にポリカーボネ
ートにより形成された光ディスクを回転可能に収納して
なるディスクカートリッジが載置装着される底面及びこ
のディスクカートリッジのシャッタを開いた状態で保持
するシャッタストッパを備えたケーシングと、このケー
シングの底面上に取り付けられ、前記光ディスクのセン
ターホールに摺動可能に嵌合する突起を備え、前記光デ
ィスクのセンターホールの周囲のポリカーボネートによ
り形成された非記録領域の下面を受け止め支持し、前記
光ディスクとの摺動適性に優れた材質により形成される
とともに上面に前記光ディスクの滑りを良くするための
微細な凹凸加工が施されたディスク受け体と、このディ
スク受け体の突起に摺動可能に嵌合する嵌合凹部及びこ
の嵌合凹部を前記突起に嵌合すると前記光ディスクのセ
ンターホールの周囲の非記録領域の上面に当接するよう
に配設された滑り止め部材を備えたツマミ片と、を備
え、このツマミ片を回転させることにより前記光ディス
クを回転させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
に、請求項1に記載の光ディスククリーニング装置は、
シャッタを備えたカートリッジケース内にポリカーボネ
ートにより形成された光ディスクを回転可能に収納して
なるディスクカートリッジが載置装着される底面及びこ
のディスクカートリッジのシャッタを開いた状態で保持
するシャッタストッパを備えたケーシングと、このケー
シングの底面上に取り付けられ、前記光ディスクのセン
ターホールに摺動可能に嵌合する突起を備え、前記光デ
ィスクのセンターホールの周囲のポリカーボネートによ
り形成された非記録領域の下面を受け止め支持し、前記
光ディスクとの摺動適性に優れた材質により形成される
とともに上面に前記光ディスクの滑りを良くするための
微細な凹凸加工が施されたディスク受け体と、このディ
スク受け体の突起に摺動可能に嵌合する嵌合凹部及びこ
の嵌合凹部を前記突起に嵌合すると前記光ディスクのセ
ンターホールの周囲の非記録領域の上面に当接するよう
に配設された滑り止め部材を備えたツマミ片と、を備
え、このツマミ片を回転させることにより前記光ディス
クを回転させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【0012】上記のように構成した光ディスククリーニ
ング装置において、カートリッジケースに収納された書
換型光ディスクをクリーニングする場合は、カートリッ
ジケースのシャッタを開け、カートリッジケースをケー
シングの底面上に載置装着する。シャッタがケーシング
のシャッタストッパに係合し、シャッタが開いた状態に
保持されるとともに、カートリッジケース内に収納され
た光ディスクのセンターホールがディスク受け体の突起
に嵌合し、光ディスクのセンターホールの周囲の非記録
領域の下面がディスク受け体によって受け止め支持され
る。ツマミ片の嵌合凹部をディスク受け体の突起に嵌合
し、ツマミ片をディスク受け体に取り付けると、ツマミ
片の滑り止め部材が光ディスクのセンターホールの周囲
の非記録領域の上面に当接する。ツマミ片を回転させる
と、滑り止め部材と光ディスクの非記録領域の間に生じ
る摩擦力によって光ディスクが回転する。ツマミ片を回
転させながらクリーニングクロスを光ディスクの表面に
当て、クリーニングクロスを光ディスクの半径方向に移
動させると光ディスクがクリーニングされる。
ング装置において、カートリッジケースに収納された書
換型光ディスクをクリーニングする場合は、カートリッ
ジケースのシャッタを開け、カートリッジケースをケー
シングの底面上に載置装着する。シャッタがケーシング
のシャッタストッパに係合し、シャッタが開いた状態に
保持されるとともに、カートリッジケース内に収納され
た光ディスクのセンターホールがディスク受け体の突起
に嵌合し、光ディスクのセンターホールの周囲の非記録
領域の下面がディスク受け体によって受け止め支持され
る。ツマミ片の嵌合凹部をディスク受け体の突起に嵌合
し、ツマミ片をディスク受け体に取り付けると、ツマミ
片の滑り止め部材が光ディスクのセンターホールの周囲
の非記録領域の上面に当接する。ツマミ片を回転させる
と、滑り止め部材と光ディスクの非記録領域の間に生じ
る摩擦力によって光ディスクが回転する。ツマミ片を回
転させながらクリーニングクロスを光ディスクの表面に
当て、クリーニングクロスを光ディスクの半径方向に移
動させると光ディスクがクリーニングされる。
【0013】カートリッジケースに収納されていないC
D−ROMをクリーニングする場合は、CD−ROMの
センターホールをディスク受け体の突起に嵌合し、CD
−ROMのセンターホールの周囲の非記録領域の下面を
ディスク受け体によって受け止め支持させる。ツマミ片
の嵌合凹部をディスク受け体の突起に嵌合し、ツマミ片
をディスク受け体に取り付けると、ツマミ片の滑り止め
部材がCD−ROMのセンターホールの周囲の非記録領
域の上面に当接する。ツマミ片を回転させると、滑り止
め部材とCD−ROMの非記録領域の間に生じる摩擦力
によって光ディスクが回転する。ツマミ片を回転させな
がらクリーニングクロスを光ディスクの表面に当て、ク
リーニングクロスを光ディスクの半径方向に移動させる
と光ディスクがクリーニングされる。
D−ROMをクリーニングする場合は、CD−ROMの
センターホールをディスク受け体の突起に嵌合し、CD
−ROMのセンターホールの周囲の非記録領域の下面を
ディスク受け体によって受け止め支持させる。ツマミ片
の嵌合凹部をディスク受け体の突起に嵌合し、ツマミ片
をディスク受け体に取り付けると、ツマミ片の滑り止め
部材がCD−ROMのセンターホールの周囲の非記録領
域の上面に当接する。ツマミ片を回転させると、滑り止
め部材とCD−ROMの非記録領域の間に生じる摩擦力
によって光ディスクが回転する。ツマミ片を回転させな
がらクリーニングクロスを光ディスクの表面に当て、ク
リーニングクロスを光ディスクの半径方向に移動させる
と光ディスクがクリーニングされる。
【0014】なお、ディスク受け体の上面に微細な凹凸
加工が施された場合には、光ディスクとの摺動性がより
良好となる。
加工が施された場合には、光ディスクとの摺動性がより
良好となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る光
ディスククリーニング装置の一実施形態を示す斜視図、
図2は図1の光ディスククリーニング装置の部分断面図
である。
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る光
ディスククリーニング装置の一実施形態を示す斜視図、
図2は図1の光ディスククリーニング装置の部分断面図
である。
【0016】この光ディスククリーニング装置は、カー
トリッジケース内に書換型光ディスクを回転可能に収納
してなるディスクカートリッジとカートリッジケースに
収納されていないCD−ROMの両方が使用できる光デ
ィスクドライブシステムに対応した光ディスクをクリー
ニングするための装置であり、ケーシング1とツマミ片
2を備えている。この光ディスクはハブを有していない
点が構成上の特徴である。
トリッジケース内に書換型光ディスクを回転可能に収納
してなるディスクカートリッジとカートリッジケースに
収納されていないCD−ROMの両方が使用できる光デ
ィスクドライブシステムに対応した光ディスクをクリー
ニングするための装置であり、ケーシング1とツマミ片
2を備えている。この光ディスクはハブを有していない
点が構成上の特徴である。
【0017】ケーシング1は、例えばポリカーボネー
ト、ABS等の適度の強度を有する材質からなり、ほぼ
矩形の底面3と、この底面3の三辺に沿って形成された
位置決めリブ4とを有する。底面3は書換型光ディスク
のカートリッジケースを載置することができる大きさに
なっている。底面3の他の一辺には、カートリッジケー
ス収納時にカートリッジケースのシャッタを開いた状態
で押さえておくシャッタストッパ5が形成されている。
このシャッタストッパ5及び位置決めリブ4によってカ
ートリッジケースの前後方向及び左右方向の移動が規制
され、カートリッジケースが底面3上に装着されるよう
になっている。
ト、ABS等の適度の強度を有する材質からなり、ほぼ
矩形の底面3と、この底面3の三辺に沿って形成された
位置決めリブ4とを有する。底面3は書換型光ディスク
のカートリッジケースを載置することができる大きさに
なっている。底面3の他の一辺には、カートリッジケー
ス収納時にカートリッジケースのシャッタを開いた状態
で押さえておくシャッタストッパ5が形成されている。
このシャッタストッパ5及び位置決めリブ4によってカ
ートリッジケースの前後方向及び左右方向の移動が規制
され、カートリッジケースが底面3上に装着されるよう
になっている。
【0018】底面3のほぼ中央部には、カートリッジケ
ース内に収納された光ディスクのセンターホールの周囲
の非記録領域の下面を受け止め支持するディスク受け体
6が設けられている。ディスク受け体6は、ポリアセタ
ール、高密度ポリエチレン等の、上記ケーシング1やポ
リカーボネートからなる光ディスクとは異なる材質で、
ケーシング1や光ディスクとの摺動適性に優れたものか
らなり、上面に光ディスクのセンターホールに摺動可能
に嵌合する突起6aを備えている。ディスク受け体6の
上面には、光ディスクの滑りを良くするために微細な凹
凸加工(マット加工)が施されている。
ース内に収納された光ディスクのセンターホールの周囲
の非記録領域の下面を受け止め支持するディスク受け体
6が設けられている。ディスク受け体6は、ポリアセタ
ール、高密度ポリエチレン等の、上記ケーシング1やポ
リカーボネートからなる光ディスクとは異なる材質で、
ケーシング1や光ディスクとの摺動適性に優れたものか
らなり、上面に光ディスクのセンターホールに摺動可能
に嵌合する突起6aを備えている。ディスク受け体6の
上面には、光ディスクの滑りを良くするために微細な凹
凸加工(マット加工)が施されている。
【0019】ツマミ片2は、高密度ポリエチレンからな
り、下面にディスク受け体6の突起6aに摺動可能に嵌
合する嵌合凹部7a及びこの嵌合凹部7aの周囲に設け
られたワッシャ状の滑り止め部材7bを備えたツマミ本
体7と、高密度ポリエチレンからなり、ツマミ本体7の
上面に嵌め込まれた蓋体8とを備えている。滑り止め部
材7bはシリコンラバーからなり、その直径は光ディス
クのセンターホールの周囲の非記録領域の直径より小さ
く、ツマミ本体7の下面から突出するようにツマミ本体
7の下面に埋設されている。嵌合凹部7aをディスク受
け体6の突起6aに嵌合すると、図2に示すように、滑
り止め部材7bが光ディスクのセンターホールの周囲の
非記録領域11bの上面に当接する。滑り止め部材7b
の表面の摩擦係数はディスク受け体6の上面の摩擦係数
より大きく、ツマミ片2を回転させると光ディスクがツ
マミ片2ととともに回転する。
り、下面にディスク受け体6の突起6aに摺動可能に嵌
合する嵌合凹部7a及びこの嵌合凹部7aの周囲に設け
られたワッシャ状の滑り止め部材7bを備えたツマミ本
体7と、高密度ポリエチレンからなり、ツマミ本体7の
上面に嵌め込まれた蓋体8とを備えている。滑り止め部
材7bはシリコンラバーからなり、その直径は光ディス
クのセンターホールの周囲の非記録領域の直径より小さ
く、ツマミ本体7の下面から突出するようにツマミ本体
7の下面に埋設されている。嵌合凹部7aをディスク受
け体6の突起6aに嵌合すると、図2に示すように、滑
り止め部材7bが光ディスクのセンターホールの周囲の
非記録領域11bの上面に当接する。滑り止め部材7b
の表面の摩擦係数はディスク受け体6の上面の摩擦係数
より大きく、ツマミ片2を回転させると光ディスクがツ
マミ片2ととともに回転する。
【0020】上記のように構成した光ディスククリーニ
ング装置の使用方法について説明する。先ずカートリッ
ジケース内に収納された書換型光ディスクをクリーニン
グする場合について説明する。図3に示すように、カー
トリッジケース9のシャッタ10を開け、カートリッジ
ケース9をケーシング1の底面3上に載置すると、シャ
ッタ10がケーシング1のシャッタストッパ5に係合
し、シャッタ10が開いた状態で保持される。カートリ
ッジケース9をケーシング1に装着すると、カートリッ
ジケース9内に収納された光ディスク11のセンターホ
ール11aがディスク受け体6の突起6aに嵌合すると
ともに光ディスク11の非記録領域11bの下面がディ
スク受け体6の上面によって受け止め支持される。次
に、ツマミ片2の嵌合凹部7aをディスク受け体6の突
起6aに嵌合し、ツマミ片2をディスク受け体6に取り
付けると、ツマミ片2の下面の滑り止め部材7bが光デ
ィスク11の非記録領域11bの上面に当接する。ツマ
ミ片2を回転させると、滑り止め部材7bと光ディスク
11の非記録領域11bの間に生じる摩擦力によって光
ディスク11が回転する。ツマミ片2を回転させながら
クリーニングクロスを光ディスク11の表面に当て、ク
リーニングクロスを光ディスク11の半径方向に移動さ
せると光ディスク11がクリーニングされる。
ング装置の使用方法について説明する。先ずカートリッ
ジケース内に収納された書換型光ディスクをクリーニン
グする場合について説明する。図3に示すように、カー
トリッジケース9のシャッタ10を開け、カートリッジ
ケース9をケーシング1の底面3上に載置すると、シャ
ッタ10がケーシング1のシャッタストッパ5に係合
し、シャッタ10が開いた状態で保持される。カートリ
ッジケース9をケーシング1に装着すると、カートリッ
ジケース9内に収納された光ディスク11のセンターホ
ール11aがディスク受け体6の突起6aに嵌合すると
ともに光ディスク11の非記録領域11bの下面がディ
スク受け体6の上面によって受け止め支持される。次
に、ツマミ片2の嵌合凹部7aをディスク受け体6の突
起6aに嵌合し、ツマミ片2をディスク受け体6に取り
付けると、ツマミ片2の下面の滑り止め部材7bが光デ
ィスク11の非記録領域11bの上面に当接する。ツマ
ミ片2を回転させると、滑り止め部材7bと光ディスク
11の非記録領域11bの間に生じる摩擦力によって光
ディスク11が回転する。ツマミ片2を回転させながら
クリーニングクロスを光ディスク11の表面に当て、ク
リーニングクロスを光ディスク11の半径方向に移動さ
せると光ディスク11がクリーニングされる。
【0021】カートリッジケースに収納されていないC
D−ROMをクリーニングする場合は、CD−ROMの
センターホールをディスク受け体6の突起6aに嵌合さ
せ、CD−ROMのセンターホールの周囲の非記録領域
の下面をディスク受け体6によって受け止め支持させ
る。次に、ツマミ片2の嵌合凹部7aをディスク受け体
6の突起6aに嵌合し、ツマミ片2をディスク受け体6
に取り付けると、ツマミ片2の下面の滑り止め部材7b
がCD−ROMのセンターホールの周囲の非記録領域の
上面に当接する。ツマミ片2を回転させると、滑り止め
部材7bとCD−ROMの非記録領域の間に生じる摩擦
力によってCD−ROMが回転する。ツマミ片2を回転
させながらクリーニングクロスをCD−ROMの表面に
当て、クリーニングクロスをCD−ROMの半径方向に
移動させるとCD−ROMがクリーニングされる。
D−ROMをクリーニングする場合は、CD−ROMの
センターホールをディスク受け体6の突起6aに嵌合さ
せ、CD−ROMのセンターホールの周囲の非記録領域
の下面をディスク受け体6によって受け止め支持させ
る。次に、ツマミ片2の嵌合凹部7aをディスク受け体
6の突起6aに嵌合し、ツマミ片2をディスク受け体6
に取り付けると、ツマミ片2の下面の滑り止め部材7b
がCD−ROMのセンターホールの周囲の非記録領域の
上面に当接する。ツマミ片2を回転させると、滑り止め
部材7bとCD−ROMの非記録領域の間に生じる摩擦
力によってCD−ROMが回転する。ツマミ片2を回転
させながらクリーニングクロスをCD−ROMの表面に
当て、クリーニングクロスをCD−ROMの半径方向に
移動させるとCD−ROMがクリーニングされる。
【0022】図4は本実施形態における光ディスククリ
ーニング装置、付属品、及びこれらを収納するための包
装具の斜視図である。
ーニング装置、付属品、及びこれらを収納するための包
装具の斜視図である。
【0023】収納ホルダー12はポリエチレン等からな
り、ケーシング1内にがたつかずに収納される大きさに
なっており、ツマミ片2、クリーニング液が入ったクリ
ーニング液容器13、クリーニングクロス14を収納す
るための複数個の収納凹部12aを備えている。収納ホ
ルダー12の各収納凹部12aにツマミ片2、クリーニ
ング液容器13、クリーニングクロス14を収納し、収
納ホルダー12をケーシング1内に収納し、これを取扱
説明書15とともに包装用カートンケース16内に収納
するようになっている。
り、ケーシング1内にがたつかずに収納される大きさに
なっており、ツマミ片2、クリーニング液が入ったクリ
ーニング液容器13、クリーニングクロス14を収納す
るための複数個の収納凹部12aを備えている。収納ホ
ルダー12の各収納凹部12aにツマミ片2、クリーニ
ング液容器13、クリーニングクロス14を収納し、収
納ホルダー12をケーシング1内に収納し、これを取扱
説明書15とともに包装用カートンケース16内に収納
するようになっている。
【0024】なお、上記実施形態では、ケーシング1に
ケーシング1とは別部材からなるディスク受け体6を取
り付けるように構成されているが、ディスク受け体6を
ケーシング1に一体的に形成してもよい。
ケーシング1とは別部材からなるディスク受け体6を取
り付けるように構成されているが、ディスク受け体6を
ケーシング1に一体的に形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
クリーニング装置では、ツマミ片に設けた滑り止め部材
と光ディスクのセンターホールの周囲の非記録領域の上
面の間に生じる摩擦力によって光ディスクを回転させる
ようにしているので、(金属製)ハブを備えていない光
ディスクであってもクリーニングすることができる。
クリーニング装置では、ツマミ片に設けた滑り止め部材
と光ディスクのセンターホールの周囲の非記録領域の上
面の間に生じる摩擦力によって光ディスクを回転させる
ようにしているので、(金属製)ハブを備えていない光
ディスクであってもクリーニングすることができる。
【0026】また、カートリッジケース内に収納されて
いない光ディスクを装着する場合には、光ディスクのセ
ンターホールをディスク受け体の突起に嵌合させるよう
にしているので、光ディスクを極めて容易に装着するこ
とができ、作業性が良いという利点を有する。
いない光ディスクを装着する場合には、光ディスクのセ
ンターホールをディスク受け体の突起に嵌合させるよう
にしているので、光ディスクを極めて容易に装着するこ
とができ、作業性が良いという利点を有する。
【0027】また、ディスク受け体の上面に微細な凹凸
加工が施された場合には、光ディスクとの摺動性がより
良好となる。
加工が施された場合には、光ディスクとの摺動性がより
良好となる。
【図1】 本発明に係る光ディスククリーニング装置の
一実施形態を示す斜視図である。
一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 図1の光ディスククリーニング装置の部分断
面図である。
面図である。
【図3】 図1の光ディスククリーニング装置の使用状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図4】 図1の光ディスククリーニング装置、付属
品、及びこれらを収納するための包装具の斜視図であ
る。
品、及びこれらを収納するための包装具の斜視図であ
る。
【図5】 従来の光ディスククリーニング装置の斜視図
である。
である。
【図6】 図5の光ディスククリーニング装置の使用状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図7】 従来の光ディスククリーニング装置の斜視図
である。
である。
【図8】 図7の光ディスククリーニング装置の部分断
面図である。
面図である。
1 ケーシング 2 ツマミ片 3 底面 5 シャッタストッパ 6 ディスク受け体 6a 突起 7a 嵌合凹部 7b 滑り止め部材 9 カートリッジケース 10 シャッタ 11 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樫原 俊昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−89538(JP,A) 特開 平3−266274(JP,A) 特開 昭63−47475(JP,A) 特開 平6−236658(JP,A) 特開 平5−258523(JP,A) 特開 平5−250852(JP,A) 特開 平5−250853(JP,A) 実開 平1−181186(JP,U) 実開 平3−45887(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 シャッタを備えたカートリッジケース内
にポリカーボネートにより形成された光ディスクを回転
可能に収納してなるディスクカートリッジが載置装着さ
れる底面及びこのディスクカートリッジのシャッタを開
いた状態で保持するシャッタストッパを備えたケーシン
グと、 このケーシングの底面上に取り付けられ、前記光ディス
クのセンターホールに摺動可能に嵌合する突起を備え、
前記光ディスクのセンターホールの周囲のポリカーボネ
ートにより形成された非記録領域の下面を受け止め支持
し、前記光ディスクとの摺動適性に優れた材質により形
成されるとともに上面に前記光ディスクの滑りを良くす
るための微細な凹凸加工が施されたディスク受け体と、 このディスク受け体の突起に摺動可能に嵌合する嵌合凹
部及びこの嵌合凹部を前記突起に嵌合すると前記光ディ
スクのセンターホールの周囲の非記録領域の上面に当接
するように配設された滑り止め部材を備えたツマミ片
と、 を備え、このツマミ片を回転させることにより前記光デ
ィスクを回転させるようにしたことを特徴とする光ディ
スククリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22243895A JP3191262B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 光ディスククリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22243895A JP3191262B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 光ディスククリーニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0969274A JPH0969274A (ja) | 1997-03-11 |
JP3191262B2 true JP3191262B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=16782407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22243895A Expired - Fee Related JP3191262B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 光ディスククリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3191262B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22243895A patent/JP3191262B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0969274A (ja) | 1997-03-11 |
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