JP2000132957A - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents

記録及び/又は再生装置

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JP2000132957A
JP2000132957A JP10303968A JP30396898A JP2000132957A JP 2000132957 A JP2000132957 A JP 2000132957A JP 10303968 A JP10303968 A JP 10303968A JP 30396898 A JP30396898 A JP 30396898A JP 2000132957 A JP2000132957 A JP 2000132957A
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disk
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lid
finger
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JP10303968A
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Koichi Wako
浩一 輪湖
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体の回動時の操作者の怪我の防止等を図
る。 【解決手段】 本体側筐体2に一端側を支点として回動
自在に支持された回動部材17と、一方に開口された配
置凹部13に記録媒体32が装着される装着部14bが
配置されて成る記録及び/又は再生部15を開閉すると
共に回動部材に少なくとも1つの弾性体27を介して支
持された蓋体18とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録及び/又は再生
装置に関する。詳しくは、蓋体の回動時の操作者の怪我
の防止等を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一方に開口して形成された配置凹部に装
着部が配置されて成る記録及び/又は再生部が設けら
れ、該記録及び/又は再生部の装着部に光ディスクやテ
ープカセット等の記録媒体を装着し、装着された記録媒
体について情報信号の記録若しくは再生又はこれらの双
方を行うことのできる記録及び/又は再生装置がある。
【0003】このような記録及び/又は再生装置にあっ
ては、記録及び/又は再生部を開閉する蓋体が設けら
れ、該蓋体が本体側筐体に一端部を支点として回動自在
に支持された回動部材に支持されているものがある。そ
して、回動部材は、記録及び/又は再生装置の内部に設
けられた駆動機構によって回動され、蓋体が回動部材に
伴って回動されて記録及び/又は再生部が開閉されるよ
うになっている。
【0004】上記した記録及び/又は再生装置にあって
は、蓋体による記録及び/又は再生部の閉塞時に、操作
者の指や異物が誤って蓋体と本体側筐体との間に挟み込
まれてしまったときに、この挟み込み時の駆動機構のモ
ータに対する負荷を検出して蓋体を反対方向に回動させ
操作者の怪我等を防止するようにした検出機構を有して
いるものがある。
【0005】この検出機構は、モータに対する負荷を電
流値として検出し、所定の電流値が検出されたときに蓋
体を開放方向に回動させるようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、操
作者の指の挟み込みが蓋体の回動支点に寄った位置であ
る場合には、回動支点から指を挟み込んだ部分までの距
離が短いことからモーメントが小さく検出される電流値
が低い。従って、指の挟み込みが蓋体の何れの部分であ
っても蓋体を開放方向に回動させようとするには、上記
した所定の電流値を低く設定しなければならない。
【0007】ところが、所定の電流値を低く設定した場
合には、各部材間の寸法精度の向上等を図ることにより
低い電流値でも各部材の適正な動作状態を確保しなけれ
ばない。従って、寸法精度の向上等を図ることによりコ
ストの増大を来たしてしまうため、電流値を低く設定す
るのは事実上困難である。
【0008】上記した理由により所定の電流値を低く設
定できないため、操作者の指の挟み込みが蓋体の回動支
点に寄った位置である場合には所定の電流値が検出され
ず、蓋体が開放方向に回動されず操作者が怪我をしてし
まうという虞があった。
【0009】そこで、本発明蓋体の開閉機構は、上記し
た問題点を克服し、蓋体の回動時の操作者の怪我の防止
等を図ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明記録及び/又は再
生装置は、上記した課題を解決するために、本体側筐体
に一端側を支点として回動自在に支持された回動部材
と、一方に開口された配置凹部に記録媒体が装着される
装着部が配置されて成る記録及び/又は再生部を開閉す
ると共に回動部材に少なくとも1つの弾性体を介して支
持された蓋体とを設けたものである。
【0011】従って、本発明記録及び/又は再生装置に
あっては、蓋体と本体部との間に指や異物が挟み込まれ
たときに、指や異物にかかる負荷が軽減される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。尚、以下に示した実施の形
態は、本発明をコンパクトディスク等についての記録若
しくは再生又はこれらの双方を行うことのできるディス
ク記録及び/又は再生装置に適用したものである。
【0013】ディスク記録及び/又は再生装置1の本体
側筐体2は横長の箱状を為し、該本体側筐体2の前面部
2aに左右に離間してスピーカー部3、3が設けられて
いる(図1及び図2参照)。そして、本体側筐体2の前
面部2aの中央部には各種の操作釦4、4、・・・及び
液晶表示部5が設けられている。また、本体側筐体2の
前面部2aの略中央には扉6が開閉自在に支持され、該
扉体6が開放されてディスクカートリッジに直径が略6
4mmの光磁気ディスクが収納されて成る記録媒体が挿
入され、当該記録媒体についての記録及び再生を行うこ
とができるようになっている。
【0014】本体側筐体2の上面部2bの左右方向にお
ける中央部には図示しない取付孔が形成され、該取付孔
にディスク配置部材7が取り付けられている。
【0015】ディスク配置部材7は底面部8と側面部9
と縁部10とが一体に形成されて成る(図3、図4及び
図7参照)。
【0016】底面部8は隅部が稍丸みを帯びた略正方形
状を為し、後述するディスクテーブル及び光ピックアッ
プを配置するための配置孔8aが形成されている。そし
て、底面部8は中心部から周縁に行くに従って漸次下方
へ変位する球面状に形成されている(図7参照)。
【0017】側面部9は底面部8の周縁のうち後縁を除
く部分から略上方へ突出するように形成されている。そ
して、側面部9のうち底面部8の隅部から突出された4
つの部分9a、9a、・・・は、上方へ行くに従って稍
外方へ変位する斜面部として形成され、側面部9のうち
斜面部9a、9a、・・・以外の部分9b、9b、9b
は、略上方へ延びる垂直部として形成されている。
【0018】縁部10の前端部には釦配置孔10a、1
0a、・・・が形成され、配置部材7が本体側筐体2の
取付孔に取り付けられた状態において、釦配置孔10
a、10a、・・・に操作釦11、11、・・・が配置
される(図2参照)。また、配置部材7の後端部には後
述する開閉ユニットとの干渉を避けるための切欠12が
形成されている。
【0019】ディスク配置部材7は、上記のようにして
底面部8と側面部9と縁部10とが一体に形成されて成
り、これにより上方に開口する配置凹部13が形成され
る。
【0020】駆動ユニット14は図示しない光ピックア
ップを有する駆動部14aと後述するディスクが装着さ
れる装着部としての役割を果たすディスクテーブル14
bとを備え、該ディスクテーブル14bがディスク配置
部材7の配置孔8aを下方から挿通されて配置凹部13
の中央部に配置されている(図7参照)。このようにデ
ィスク配置部材7の配置凹部13にディスクテーブル1
4bが配置されることにより、配置凹部13にディスク
テーブル14bが配置されて成るディスク再生部15が
形成される。
【0021】開閉ユニット16は、回動部材17に蓋体
18が支持されて成る(図3及び図7参照)。
【0022】回動部材17はホルダ部19と被駆動部2
0とが一体に形成されて成り、ホルダ部19は矩形状を
為しディスク配置部材7の配置凹部13より小さく形成
されている。そして、ホルダ部19の前端寄りの位置に
は、所定の形状を為す支持孔19aが形成されている。
また、ホルダ部19の側面部の後端部には被支持孔19
b、19bが形成されている。
【0023】ホルダ部19には、上方に突出された取付
突部22、22、・・・が形成され、該取付突部22、
22、・・・は、ホルダ部19の前端部に左右に離間し
て2つとホルダ部19の後端寄りの部分に左右に離間し
て2つの合計4つが形成されている。そして、取付突部
22、22、・・・には上下に貫通された挿通孔23、
23、・・・が形成されている。
【0024】挿通孔23、23、・・・は、それぞれ上
方側から小径部23a、支持部23b、大径部23cが
連続して形成され、支持部23bの径が小径部23aの
径より大きくされると共に大径部23cの径より小さく
形成されている(図5参照)。そして、取付突部22の
略上半部がホルダ部19から上方へ突出されている。
【0025】被駆動部20はホルダ部19の一方の側面
部の後端部に下方に突出するように形成され、下端縁2
1が円弧状に形成されている。そして、下端縁21には
ギヤ部21aが形成されている。
【0026】回動部材17の支持孔19aにはチャッキ
ング部材23が支持される。チャッキング部材24は円
環状を為すディスク保持部24aと該ディスク保持部2
4aの中心部から上方へ突出された被支持筒24bと被
支持筒24bの上面に設けられた挿入部24cとが一体
に形成されて成り、挿入部24cが支持孔19aに対応
する形状に形成されている。そして、チャッキング部材
24は挿入部24cが支持孔19aに下方から挿入され
適宜回転されることにより、回動部材17に上下方向に
移動可能かつ回転自在に支持される。
【0027】尚、チャッキング部材24のディスク保持
部24aは、例えば、磁性材料によって形成され、ま
た、上記ディスクテーブル14bには、例えば、マグネ
ットが埋設され、後述するディスクのチャッキング時に
おいて、ディスク保持部24aがディスクを挟んでディ
スクテーブル14bのマグネットに吸着されるようにな
っている。
【0028】蓋体18は透明材料で形成された本体25
に飾り板26が取り付けられて成り、本体25がディス
ク配置部材7の配置凹部13の開口面より一回り大きい
矩形状に形成されている。そして、本体25には所定の
形状を為す大きな孔25aが形成されている。
【0029】飾り板26は回動部材17のホルダ部19
と略同じ大きさに形成され、主面部26aと該主面部2
6aの下面から突出された突部26b、26b、・・・
とが一体に形成されて成る。そして、突部26b、26
b、・・・はそれぞれ回動部材17の挿通孔23、2
3、・・・に挿通される。また、突部26b、26b、
・・・には、下方に開口する螺穴26c、26c、・・
・が形成されている。
【0030】飾り板26には図示しない複数の係合爪が
形成され、本体25の孔25aの開口縁に係合爪が係止
されることにより、飾り板26が本体25の後端側の部
分に上方から孔25aを覆うように取り付けられる。そ
して、飾り板26が本体25に取り付けられた状態にお
いて、突部26b、26b、・・・の下端側の部分が孔
25aを挿通されて本体25の下方へ突出される。
【0031】しかして、蓋体18は圧縮コイルバネ2
7、27、・・・を介してネジ部材28、28、・・・
によってネジ止めされることにより回動部材17に支持
される。
【0032】尚、図5に示すように、圧縮コイルバネ2
7、27、・・・の外径は、回動部材17の挿通孔2
3、23、・・・の支持部23b、23b、・・・の径
より僅かに小さく形成されると共に小径部23a、23
a、・・・の径より大きく形成されている。また、ネジ
部材28、28、・・・は、それぞれ頭部28aと螺軸
部28bとの間に頭部28aよりも径の大きなフランジ
状のバネ支持部28cが形成され、これらの頭部28
a、螺軸部28b及びバネ支持部28cが一体に形成さ
れて成るものである。
【0033】回動部材17の挿通孔23、23、・・・
に上方から本体25に取り付けられた飾り板26の突部
26b、26b、・・・が挿通され、また、同時に回動
部材17の取付突部22、22、・・・が本体25の孔
25aを挿通され、これにより飾り板26の主面部26
aの下面が回動部材17の取付突部22、22、・・・
の上面と当接される(図7参照)。そして、圧縮コイル
バネ27、27、・・・が突部26b、26b、・・・
に外嵌されるようにして挿通孔23、23、・・・に下
方から挿入され、圧縮コイルバネ27、27、・・・の
一端が挿通孔23、23、・・・の支持部23b、23
b、・・・の奥面に接する。さらに、ネジ部材28、2
8、・・・の螺軸部28b、28b、・・・を突部26
b、26b、・・・の螺穴26c、26c、・・・にバ
ネ支持部28c、28c、・・・が突部26b、26
b、・・・の先端面に接するまで螺合する。
【0034】このようにして、螺軸部28b、28b、
・・・を螺穴26c、26c、・・・に螺合することに
より、圧縮コイルバネ27、27、・・・が挿通孔2
3、23、・・・の支持部23b、23b、・・・の奥
面とネジ部材28、28、・・・のバネ支持部28c、
28c、・・・との間で縮設され、これにより圧縮コイ
ルバネ27、27、・・・によって蓋体18が回動部材
17に接する方向へ付勢された状態で圧縮コイルバネ2
7、27、・・・を介して回動部材17に支持される。
そして、蓋体18が上記のようにして回動部材17に支
持されることにより、開閉ユニット16が形成される。
【0035】蓋体18が回動部材17に支持された状態
において、圧縮コイルバネ27、27、・・・は元の状
態、即ち、圧縮コイルバネ27、27、・・・に負荷が
かけられていない状態から僅かに縮んだ状態とされてい
る。従って、圧縮コイルバネ27、27、・・・はさら
に縮むことが可能であり、この縮む分だけ蓋体18と回
動部材17とは離間することが可能である。
【0036】尚、圧縮コイルバネ27、27、・・・は
バネ力が弱くされており、蓋体18と回動部材17とは
小さな力で離間されるようになっている。
【0037】開閉ユニット16は、回動部材17の被支
持孔19b、19bが図示しない支持軸に支持されるこ
とにより、本体側筐体2に回動自在に支持される。そし
て、開閉ユニット16は駆動機構29によって回動され
る。
【0038】駆動機構29は駆動モータ30と該駆動モ
ータ30の駆動によって回転されるギヤ群31とを備
え、ギヤ群31のうちの一のギヤ31aと回動部材17
のギヤ部21aとが噛合されている(図6参照)。そし
て、駆動モータ30が一の方向(図6に示すB1方向)
に回転されることにより、開閉ユニット16がディスク
再生部15を閉塞する閉塞方向(図7に示すB2方向)
に回動されて図8に示す閉塞位置に至り、また、駆動モ
ータ30が一の方向と反対方向(図6に示すC1方向)
に回転されることにより、開閉ユニット16がディスク
再生部15を開放する開放方向(図7に示すC2方向)
に回動されて図7に示す開放位置に至る。
【0039】しかして、一の操作釦(開閉釦)11を操
作して閉塞位置にあった開閉ユニット16を回動させ開
放位置に移動させてディスク再生部15を開放し、ディ
スク(コンパクトディスク)32をディスクテーブル1
4bに載置する(図7参照)。
【0040】そして、再度一の操作釦11を操作する
と、今度は、開閉ユニット16が閉塞位置へ向けて回動
され、閉塞位置に至る(図8参照)。開閉ユニット16
が閉塞位置に至ったときには、ディスク再生部15が蓋
体18によって閉塞される。
【0041】ところで、開閉ユニット16の回動は、上
記したように、駆動機構29によって自動的に為され
る。開閉ユニット16の閉塞方向への回動時に、例え
ば、操作者が記録及び/又は再生装置1の上面に手を載
せていたような場合には、指33(図9参照)がディス
ク配置部材7の縁部10と蓋体18の本体25の周縁部
との間に挟み込まれてしまう虞がある。
【0042】ところが、開閉ユニット16は、上記した
ように、圧縮コイルバネ27、27、・・・が縮む分だ
け蓋体18と回動部材17とが離間され、蓋体18が回
動部材17から図9に示すA方向へ相対的に移動するこ
とが可能であるため、縁部10と蓋体18の本体25の
周縁部との間に指33が挟み込まれたときに、蓋体18
と回動部材17とが離間される(図9参照)。従って、
指33にかかる負荷が軽減され操作者の怪我の回避を図
ることができる。
【0043】尚、記録及び/又は再生装置1には上記の
ように指が挟み込まれたときの操作者の怪我防止等のた
めに、この挟み込み時の駆動機構29の駆動モータ30
に対する負荷を検出して開閉ユニット16を開放方向に
回動させるようにした図示しない検出機構が備えられて
いる。
【0044】ところが、この検出機構は、駆動モータ3
0に対する負荷を電流値として検出し、所定の電流値が
検出されたときに開閉ユニット16を開放方向に回動さ
せるようにしているが、指33を挟み込んでも、例え
ば、挟み込んだ場所が開閉ユニット16の回動支点に寄
った位置、即ち、図9に示すように、蓋体18の後端側
である場合には、回動支点から挟み込んだ部分までの距
離が短いことからモーメントが小さく駆動モータ30に
かかる負荷が小さいため、所定の電流値が検出されず開
閉ユニット16が開放方向に回動されない場合がある。
【0045】特に、駆動機構29が回動部材17の回動
支点側に設けられたギヤ部21aを駆動して開閉ユニッ
ト16を回動させるため、指33を挟み込んだ場所が開
閉ユニット16の回動支点に近い場合には駆動モータ3
0にかかる負荷が小さく電流値が所定の値に達しない場
合が多い。
【0046】しかしながら、上記したように、開閉ユニ
ット16にはその後端寄りの部分、即ち、回動部材17
の回動基端側に寄った位置に圧縮コイルバネ27、27
が配設されているため、指33の挟み込みが蓋体18の
後端側であり検出機構によって開閉ユニット16が開放
方向へ回動されない場合であっても、確実に蓋体18が
回動部材17から離間されるため、指33にかかる負荷
が軽減され怪我の回避を図ることができる。
【0047】そして、ディスク配置部材7の縁部10と
蓋体18の本体25の周縁部との間から挟み込まれてい
た指33を引き抜けば、圧縮コイルバネ27、27、・
・・のバネ力によって飾り板26の主面部26aの下面
が回動部材17の取付突部22、22、・・・の上面に
接した元の状態に戻る。
【0048】尚、上記には、4つの圧縮コイルバネ2
7、27、・・・を用いている記録及び/又は再生装置
1を示したが、例えば、開閉ユニット16の後端寄りの
部分に2つのみ圧縮コイルバネ27、27を用いて部品
点数の削減を図るようにしてもよい。
【0049】また、圧縮コイルバネ27、27、・・・
に代えて、例えば、ゴム等の弾性体を用いてもよい。
【0050】ディスク再生部15が蓋体18によって閉
塞されたときには、ディスク32がチャッキング部材2
4のディスク保持部24aとディスクテーブル14bと
によって上下から挟持される。
【0051】ディスク32がディスク保持部24aとデ
ィスクテーブル14bとによって挟持されるため、別の
操作釦(再生釦)11を操作してディスクテーブル14
bが回転されると、ディスク32とチャッキング部材2
4とディスクテーブル14bとが一体となって回転され
る。そして、ディスクテーブル14bが回転されてディ
スク32が回転されると共に光ピックアップの駆動によ
ってディスク32についての再生が為される。
【0052】ディスク32についての再生が終了し、次
いで、再度一の操作釦(開閉釦)11を操作すると、開
閉ユニット16が開放方向へ回動され、ディスク32へ
のチャッキング状態が解除され開閉ユニット16が開放
位置に至る(図7参照)。そして、操作者がディスク再
生部15からディスク32を取り出すことになる。
【0053】上記したように、ディスク配置部材7の底
面部8が中心部から周縁に行くに従って漸次下方へ変位
するように形成されており、ディスクテーブル14bに
載置されたディスク32の外周縁と底面部8との間隔
(図7に示すL1)が、ディスク32の内周縁と底面部
8との間隔(図7に示すL2)より大きくされている。
【0054】従って、底面部8にディスク取出用の凹部
が形成されていないためディスク再生部15の見栄えの
向上を図ることができると共にディスク32の下側に指
を挿入し易いためディスク32の取出を容易に行うこと
ができる。
【0055】また、ディスク32のディスク再生部15
からの取出を容易にするために、底面部8に指を挿入す
るためのディスク取出用の凹部を形成した場合には、底
面部8のうち駆動ユニット14の駆動部14aに対応し
た部分には構成上ディスク取出用の凹部を設けることが
できず、その分設計の自由度が小さいという問題がある
が、上記ディスク記録及び/又は再生装置1にあって
は、底面部8にディスク取出用の凹部を形成することな
くディスク32の取出を容易にすることができるため、
設計の自由度の低下を来たすことがない。
【0056】さらに、底面部8は球面状に形成されてい
るため、シンプルな形状で見栄えがよいと共に形成が容
易であることからコストの増大を来すことなくディスク
32の取出を容易にすることができる。
【0057】尚、上記には、底面部8を球面状に形成し
たものを示したが、これに限らず、例えば、図10に示
すように階段状の底面部8Aとして形成してもよく、ま
たは、図11に示すように円錐面状の底面部8Bとして
形成してもよい。
【0058】底面部8A、8Bとして形成した何れの場
合にも、シンプルな形状で見栄えがよく、また、容易に
形成することのできる形状であり、コストの増大を来す
ことなくディスク32の取出を容易にすることができ
る。
【0059】また、記録及び/又は再生装置1にあって
は、ディスク配置部材7の側面部9の斜面部9a、9
a、・・・が配置凹部13の開口面に近づく従って外方
へ変位する傾斜面に形成されているため、斜面部9a、
9a、・・・に沿ってディスク32の下側に指を挿入し
易く、ディスク32の取出を極めて容易に行うことがで
きる。
【0060】さらに、斜面部9a、9a、・・・がディ
スク再生部15の対角線上の一対の隅部に形成されてお
り、操作者は2本の指をそれぞれ当該対角線上の隅部か
らディスク32の下側に挿入し該ディスク32を把持し
て取り出すことが多く、このようにしてディスク32を
取り出そうとする場合にディスク32の取出を極めて容
易に行うことができる。
【0061】尚、上記した開閉ユニット16は電動で回
動されるものを示したが、例えば、手動で回動されるも
のであってもよい。
【0062】上記した実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明の実施を行うに
際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【0063】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明記録及び/又は再生装置は、本体側筐体に一
端側を支点として回動自在に支持された回動部材と、一
方に開口された配置凹部に記録媒体が装着される装着部
が配置されて成る記録及び/又は再生部を開閉すると共
に回動部材に少なくとも1つの弾性体を介して支持され
た蓋体とを備えたことを特徴とする。
【0064】従って、本体側筐体と蓋体との間に指等が
挟み込まれても蓋体が回動部材から離間されるため、指
等にかかる負荷が軽減され操作者の怪我の回避を図るこ
とができる。
【0065】請求項2に記載した発明にあっては、弾性
体が回動部材と蓋体との間における回動部材の回動基端
側に配置されたことを特徴とする。
【0066】従って、記録及び/又は再生装置に、本体
側筐体と蓋体との間に指等を挟み込んだときに回動部材
を回動させるための駆動モータに対する負荷を電流値と
して検出し所定の電流値が検出されたときに回動部材を
開放方向に回動させるようにした検出機構を備え、指を
挟み込んだ場所が回動支点に近く所定の電流値が検出さ
れず検出機構が駆動されない場合であっても、確実に蓋
体が回動部材から離間されるため、指にかかる負荷が軽
減され怪我の回避を図ることができる。
【0067】請求項3に記載した発明にあっては、回動
部材の回動基端側を駆動する駆動機構が設けられたこと
を特徴とする。
【0068】従って、駆動機構が回動部材の回動基端側
を駆動した場合には駆動モータにかかる負荷が特に小さ
く電流値が所定の値に至らず検出機構が駆動されないこ
とが多いが、この場合でも確実に蓋体が回動部材から離
間されるため、指にかかる負荷が軽減され一層の怪我の
回避を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図11と共に本発明の実施の形態を示
すものであり、本図は記録及び/又は再生装置の正面図
である。
【図2】記録及び/又は再生装置の平面図である。
【図3】ディスク配置部材と開閉ユニットの拡大分解斜
視図である。
【図4】ディスク配置部材の拡大平面図である。
【図5】開閉ユニットの拡大分解断面図である。
【図6】駆動機構の拡大斜視図である。
【図7】図8及び図9と共に開閉ユニットの回動動作を
示すものであり、本図は開閉ユニットが開放位置にある
状態を示す拡大縦断面図である。
【図8】開閉ユニットが閉塞位置にある状態を示す拡大
縦断面図である。
【図9】開閉ユニットが閉塞位置に至り指が挟み込まれ
てしまったときに、蓋体が回動部材から離間された状態
を示す拡大縦断面図である。
【図10】ディスク配置部材の変形例を示す拡大縦断面
図である。
【図11】ディスク配置部材の別の変形例を示す拡大縦
断面図である。
【符号の説明】
1…ディスク記録及び/又は再生装置(記録及び/又は
再生装置)、2…本体側筐体、13…配置凹部、14b
…ディスクテーブル(装着部)、15…ディスク再生部
(記録及び/又は再生部)、17…回動部材、18…蓋
体、27…圧縮コイルバネ(弾性体)、29…駆動機
構、32…ディスク(記録媒体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体側筐体に一端側を支点として回動自
    在に支持された回動部材と、 一方に開口された配置凹部に記録媒体が装着される装着
    部が配置されて成る記録及び/又は再生部を開閉すると
    共に回動部材に少なくとも1つの弾性体を介して支持さ
    れた蓋体とを備えたことを特徴とする記録及び/又は再
    生装置。
  2. 【請求項2】 弾性体が回動部材と蓋体との間における
    回動部材の回動基端側に配置されたことを特徴とする請
    求項1に記載の記録及び/又は再生装置。
  3. 【請求項3】 回動部材の回動基端側を駆動する駆動機
    構が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の記録
    及び/又は再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7428741B2 (en) 2004-06-30 2008-09-23 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Optical storage capable of reducing power consumption

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