JP3190542B2 - スペアタイヤボードの固定装置 - Google Patents
スペアタイヤボードの固定装置Info
- Publication number
- JP3190542B2 JP3190542B2 JP12285295A JP12285295A JP3190542B2 JP 3190542 B2 JP3190542 B2 JP 3190542B2 JP 12285295 A JP12285295 A JP 12285295A JP 12285295 A JP12285295 A JP 12285295A JP 3190542 B2 JP3190542 B2 JP 3190542B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spare tire
- floor
- board
- fixing
- tire board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C19/00—Tyre parts or constructions not otherwise provided for
- B60C19/002—Noise damping elements provided in the tyre structure or attached thereto, e.g. in the tyre interior
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペアタイヤボードを車
体側に固定する構造に関するものである。
体側に固定する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スペアタイヤの収納にあたって、
スペアタイヤを車両の後部フロアに形成された凹部に収
納しているものが多く見られる。この凹部に収納された
スペアタイヤの上部スペースを有効に利用するため、ス
ペアタイヤを覆うスペアタイヤボードが設置されている
が、このボードの固定装置として、ボードの背面に設け
たクランプをスペアタイヤのホイールの中央の穴に嵌合
させて固定させるものがある。その例として、実開昭6
3−162660号公報等に開示されている。また、ボ
ードの上面をフロアマットで覆い、このボードをフロア
マットに係合手段により一体的に接続させているものが
ある。その例として、実開平2−90159号公報等に
開示されている。
スペアタイヤを車両の後部フロアに形成された凹部に収
納しているものが多く見られる。この凹部に収納された
スペアタイヤの上部スペースを有効に利用するため、ス
ペアタイヤを覆うスペアタイヤボードが設置されている
が、このボードの固定装置として、ボードの背面に設け
たクランプをスペアタイヤのホイールの中央の穴に嵌合
させて固定させるものがある。その例として、実開昭6
3−162660号公報等に開示されている。また、ボ
ードの上面をフロアマットで覆い、このボードをフロア
マットに係合手段により一体的に接続させているものが
ある。その例として、実開平2−90159号公報等に
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の前者のボードの固定装置では、スペアタイヤを収納凹
部に収納し、その上部をボードで塞いでこれを固定する
際、クランプをスペアタイヤのホイールの中央の穴に挿
入しようとしても、ボードに遮られて相互の位置が見え
ないため盲作業となり挿入しにくい問題があった。ま
た、クランプが中央部だけにあるためボードの端部でガ
タが発生しやすく、騒音の発生する問題があった。ま
た、後者の例では、フロアマットとボードとは一体的に
接続されているが、ボードがフロアに固定されていない
ため、車体の振動等によってガタついたり、騒音を発生
させたりする問題があった。
の前者のボードの固定装置では、スペアタイヤを収納凹
部に収納し、その上部をボードで塞いでこれを固定する
際、クランプをスペアタイヤのホイールの中央の穴に挿
入しようとしても、ボードに遮られて相互の位置が見え
ないため盲作業となり挿入しにくい問題があった。ま
た、クランプが中央部だけにあるためボードの端部でガ
タが発生しやすく、騒音の発生する問題があった。ま
た、後者の例では、フロアマットとボードとは一体的に
接続されているが、ボードがフロアに固定されていない
ため、車体の振動等によってガタついたり、騒音を発生
させたりする問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両のフロア
にスペアタイヤ用の収納凹部が形成されており、この収
納凹部をスペアタイヤボードで塞ぐとともにスペアタイ
ヤボードをフロアマットで覆ってなる構造において、前
記収納凹部の前後左右の位置にフロアマットをフロアに
固定する手段を設け、前記スペアタイヤボードに、少な
くとも後部側のフロアマットをフロアに固定する手段に
合致する位置に固定穴を形成し、フロアマットを前記固
定穴から露出するフロア側の前記固定する手段に嵌着さ
せ、前記スペアタイヤボードがフロアとフロアマットの
間に挟着されたことを特徴とする。
にスペアタイヤ用の収納凹部が形成されており、この収
納凹部をスペアタイヤボードで塞ぐとともにスペアタイ
ヤボードをフロアマットで覆ってなる構造において、前
記収納凹部の前後左右の位置にフロアマットをフロアに
固定する手段を設け、前記スペアタイヤボードに、少な
くとも後部側のフロアマットをフロアに固定する手段に
合致する位置に固定穴を形成し、フロアマットを前記固
定穴から露出するフロア側の前記固定する手段に嵌着さ
せ、前記スペアタイヤボードがフロアとフロアマットの
間に挟着されたことを特徴とする。
【0005】
【作用】スペアタイヤボードに、フロアマットをフロア
に固定する手段に合致する位置に固定穴が形成されてい
るので、スペアタイヤボードをスペアタイヤを覆うよう
に置いても、この固定穴を通してフロアマットをフロア
に固定する手段を目視しながら容易に結合させることが
できる。これによって、スペアタイヤボードがフロアと
フロアマットに挟着されて固定されるため、ガタつきが
防止され騒音の発生を抑制することができる。
に固定する手段に合致する位置に固定穴が形成されてい
るので、スペアタイヤボードをスペアタイヤを覆うよう
に置いても、この固定穴を通してフロアマットをフロア
に固定する手段を目視しながら容易に結合させることが
できる。これによって、スペアタイヤボードがフロアと
フロアマットに挟着されて固定されるため、ガタつきが
防止され騒音の発生を抑制することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1から図3は本発明の第1の実施例を示してい
る。図1は図2のA−A線に沿う断面図、図2は車両の
後部斜視図、図3は第1の実施例のスペアタイヤボード
の固定装置の分解斜視図である。図1および図2に示す
ように、車体1の上述のフロアに相当するリアフロア2
にはスペアタイヤ3用の収納凹部4が形成され、これに
スペアタイヤ3が収められて車体1に支持されている。
また、スペアタイヤボード5が収納凹部4の開口部を塞
ぐようにリアフロア2上に配設されており、このスペア
タイヤボード5に後述のホックの設置位置に合致する固
定穴6が形成されている。一方、リアフロア2には収納
凹部4の前後左右の位置に各一個所、フロアマット7を
リアフロア2に固定する上述の手段に相当する雌ホック
8が設けられている。そして、フロアマット7がリアフ
ロア2、およびスペアタイヤボード5を覆うように配置
され、フロアマット7の下面には下方に突出する同じく
上述の手段に相当する雄ホック9がリアフロア2の雌ホ
ック8に対応して装着されている。
する。図1から図3は本発明の第1の実施例を示してい
る。図1は図2のA−A線に沿う断面図、図2は車両の
後部斜視図、図3は第1の実施例のスペアタイヤボード
の固定装置の分解斜視図である。図1および図2に示す
ように、車体1の上述のフロアに相当するリアフロア2
にはスペアタイヤ3用の収納凹部4が形成され、これに
スペアタイヤ3が収められて車体1に支持されている。
また、スペアタイヤボード5が収納凹部4の開口部を塞
ぐようにリアフロア2上に配設されており、このスペア
タイヤボード5に後述のホックの設置位置に合致する固
定穴6が形成されている。一方、リアフロア2には収納
凹部4の前後左右の位置に各一個所、フロアマット7を
リアフロア2に固定する上述の手段に相当する雌ホック
8が設けられている。そして、フロアマット7がリアフ
ロア2、およびスペアタイヤボード5を覆うように配置
され、フロアマット7の下面には下方に突出する同じく
上述の手段に相当する雄ホック9がリアフロア2の雌ホ
ック8に対応して装着されている。
【0007】以上のように構成されているので、スペア
タイヤ3を収納凹部4に収納し車体1に支持した後、ス
ペアタイヤボード5を固定穴6から雌ホック8を覗かせ
るようにリアフロア2上に配設し、フロアマット7を車
体1前方より後方へ順次リアフロア2を覆いつつ、雄ホ
ック9を固定穴6に露出した雌ホック8に容易に嵌着で
き、その結果、スペアタイヤボード5がリアフロア2と
フロアマット7の間に挟着される。
タイヤ3を収納凹部4に収納し車体1に支持した後、ス
ペアタイヤボード5を固定穴6から雌ホック8を覗かせ
るようにリアフロア2上に配設し、フロアマット7を車
体1前方より後方へ順次リアフロア2を覆いつつ、雄ホ
ック9を固定穴6に露出した雌ホック8に容易に嵌着で
き、その結果、スペアタイヤボード5がリアフロア2と
フロアマット7の間に挟着される。
【0008】また、第2の実施例として図4に示すよう
に、スペアタイヤボード5の後端部をロアバックパネル
10に当接させて、収納凹部4の開口部を塞ぐようにリ
アフロア2上にスペアタイヤボード5を配置するとき、
その側方がホイルハウス等でガイドされるようにすると
ともに、固定穴6が雌ホック8の設定位置に合致するよ
うに設けられている。そして、フロアマット7はその前
部が収納凹部4の前方のリアフロア2に固定され、その
後部が後方に引張られながらスペアタイヤボード5の上
に覆い被せられるとき、固定穴6から覗く雌ホック8に
対応するフロアマット7の後部側の位置に雄ホック9が
装着されている。このように構成されているので、より
容易にスペアタイヤボード5を所定位置に配置でき、し
かもフロアマット7の後部側の雄ホック9を嵌着させる
だけで、この嵌着部と前方の固定部との双方の間にスペ
アタイヤボード5をリアフロア2に固定させることがで
きる。なお、スペアタイヤボード5の固定穴6は、図5
に示すように切り欠き11の形状に形成されたものであ
っても同等の機能を果たすものであり、固定穴6はこの
ような切り欠き11におきかえることもできる。本実施
例では、フロアマット7をリアフロア2に固定する手段
として取付金具製のホック8、9で説明したが、これに
限らず、樹脂製の面接着ファスナを用いたものでも成り
立つことはいうまでもない。
に、スペアタイヤボード5の後端部をロアバックパネル
10に当接させて、収納凹部4の開口部を塞ぐようにリ
アフロア2上にスペアタイヤボード5を配置するとき、
その側方がホイルハウス等でガイドされるようにすると
ともに、固定穴6が雌ホック8の設定位置に合致するよ
うに設けられている。そして、フロアマット7はその前
部が収納凹部4の前方のリアフロア2に固定され、その
後部が後方に引張られながらスペアタイヤボード5の上
に覆い被せられるとき、固定穴6から覗く雌ホック8に
対応するフロアマット7の後部側の位置に雄ホック9が
装着されている。このように構成されているので、より
容易にスペアタイヤボード5を所定位置に配置でき、し
かもフロアマット7の後部側の雄ホック9を嵌着させる
だけで、この嵌着部と前方の固定部との双方の間にスペ
アタイヤボード5をリアフロア2に固定させることがで
きる。なお、スペアタイヤボード5の固定穴6は、図5
に示すように切り欠き11の形状に形成されたものであ
っても同等の機能を果たすものであり、固定穴6はこの
ような切り欠き11におきかえることもできる。本実施
例では、フロアマット7をリアフロア2に固定する手段
として取付金具製のホック8、9で説明したが、これに
限らず、樹脂製の面接着ファスナを用いたものでも成り
立つことはいうまでもない。
【0009】
【発明の効果】上記構成によれば、スペアタイヤボード
にフロアマットをフロアに固定する手段に合致する位置
に固定穴が形成されているので、スペアタイヤボードを
スペアタイヤを覆うように置いても、固定穴を通して固
定手段を目視でき、フロアマットをフロアに固定手段に
より容易に結合させることができる。これにより、スペ
アタイヤボードがフロアマットと同時にフロアに固定さ
れ、スペアタイヤボードの上部全面がフロアとフロアマ
ットの間に挟着されるので、スペアタイヤボードの端部
でガタが発生することが抑制され、騒音の発生が防止さ
れる。また、スペアタイヤボードに別体のクランプ、あ
るいはクリップを使用しなくてよいので、安価にでき、
しかも部品点数の削減ができる利点も得られる。
にフロアマットをフロアに固定する手段に合致する位置
に固定穴が形成されているので、スペアタイヤボードを
スペアタイヤを覆うように置いても、固定穴を通して固
定手段を目視でき、フロアマットをフロアに固定手段に
より容易に結合させることができる。これにより、スペ
アタイヤボードがフロアマットと同時にフロアに固定さ
れ、スペアタイヤボードの上部全面がフロアとフロアマ
ットの間に挟着されるので、スペアタイヤボードの端部
でガタが発生することが抑制され、騒音の発生が防止さ
れる。また、スペアタイヤボードに別体のクランプ、あ
るいはクリップを使用しなくてよいので、安価にでき、
しかも部品点数の削減ができる利点も得られる。
【図1】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例のスペアタイヤボードの
固定装置を搭載した車両の後部斜視図である。
固定装置を搭載した車両の後部斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例のスペアタイヤボードの
固定装置の分解斜視図である。
固定装置の分解斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例のスペアタイヤボードの
固定装置の主要断面図である。
固定装置の主要断面図である。
【図5】本発明の他の実施例のスペアタイヤボードの平
面図である。
面図である。
2 フロア 3 スペアタイヤ 4 収納凹部 5 スペアタイヤボード 6 固定穴 7 フロアマット 8,9 固定する手段
Claims (1)
- 【請求項1】車両のフロアにスペアタイヤ用の収納凹部
が形成されており、この収納凹部をスペアタイヤボード
で塞ぐとともにスペアタイヤボードをフロアマットで覆
ってなる構造において、前記収納凹部の前後左右の位置
にフロアマットをフロアに固定する手段を設け、前記ス
ペアタイヤボードに、少なくとも後部側のフロアマット
をフロアに固定する手段に合致する位置に固定穴を形成
し、フロアマットを前記固定穴から露出するフロア側の
前記固定する手段に嵌着させ、前記スペアタイヤボード
がフロアとフロアマットの間に挟着されたことを特徴と
するスペアタイヤボードの固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12285295A JP3190542B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | スペアタイヤボードの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12285295A JP3190542B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | スペアタイヤボードの固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310307A JPH08310307A (ja) | 1996-11-26 |
JP3190542B2 true JP3190542B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=14846241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12285295A Expired - Fee Related JP3190542B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | スペアタイヤボードの固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3190542B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP12285295A patent/JP3190542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08310307A (ja) | 1996-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |