JP2001213239A - 自動車のラゲージボックス構造 - Google Patents

自動車のラゲージボックス構造

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JP2001213239A
JP2001213239A JP2000025160A JP2000025160A JP2001213239A JP 2001213239 A JP2001213239 A JP 2001213239A JP 2000025160 A JP2000025160 A JP 2000025160A JP 2000025160 A JP2000025160 A JP 2000025160A JP 2001213239 A JP2001213239 A JP 2001213239A
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JP
Japan
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luggage box
sound absorbing
absorbing material
spare tire
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000025160A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakamura
憲司 中村
Koutaro Hiratsuka
行太郎 平塚
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、車体下方で発生する各種
の騒音が車室内へ伝わるのを防止し、それによって、車
室内の騒音を低減する。 【解決手段】 スペアタイヤ収納部12の上部にラゲー
ジボックス13を配置した自動車のラゲージボックス構
造において、ラゲージボックス13の下面13aに吸音
材15を配設した構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のラゲージ
ボックス構造に関し、詳しくは、スペアタイヤ収納部の
上部にラゲージボックスを配置した自動車のラゲージボ
ックス構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スペアタイヤを収納するスペ
アタイヤ収納部を後部に備えた自動車がある(図10参
照)。このような自動車1では、スペアタイヤ収納部2
の上部に、工具等の小物を収納するラゲージボックス3
が配置されている。このラゲージボックス3は、その上
部開口を閉じるラゲージボックスリッド4を有してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記自動車
1においては、その車体下方で各種の騒音(例えば車輪
が路面を走行する際に生じる騒音や排気系等から発生さ
れる騒音等)が発生すると、例えばスペアタイヤ収納部
2を通じて車室内へ伝わってくる不具合があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成により、車体下方で発生する各種の騒音
が車室内へ伝わるのを防止し、それによって、車室内の
騒音を低減させることができる自動車のラゲージボック
ス構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、スペアタイヤ収納部の上部にラゲージ
ボックスを配置した自動車のラゲージボックス構造にお
いて、上記ラゲージボックスの下面に吸音材を配設した
構成としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車のラゲ
ージボックス構造の一実施形態を添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1〜図9は、本発明に係る自動車
のラゲージボックス構造の一実施形態を示すものであ
る。
【0007】本実施形態における自動車11は、例え
ば、ワンボックスタイプの自動車であり、その後部フロ
アにスペアタイヤ収納部12を備え、さらに、該スペア
タイヤ収納部の上部に、工具等の小物を収納するラゲー
ジボックス13およびこの上部開口を閉じるラゲージボ
ックスリッド14を装備している。そして、ラゲージボ
ックス13の下面13aの全面には、吸音材15が配設
されている。
【0008】ここで、吸音材15としては、例えば、不
織布に樹脂を含有させて板状に成形した、いわゆる樹脂
含有成形不織布、あるいは、通常の不織布、さらには、
吸音効果のある軟質のゴム板等であり、要は、吸音効果
のある板材であればなんでも良い。
【0009】次に、吸音材15をラゲージボックス13
の下面13aに固定する方法について、図4を参照しな
がら説明する。まず、ラゲージボックス13の下面13
aの所定位置には、予め複数のボス16が下方に向けて
形成されている。他方、吸音材15には、ラゲージボッ
クス13の下面13aの複数のボス16に対応して、複
数の孔17が所定位置に穿設されている。
【0010】ここで、吸音材15の孔17をラゲージボ
ックス13のボス16にそれぞれ係合させ、この状態で
ラゲージボックス13の下面13aに吸音材15を密着
させる。次いで、吸音材15の孔17から下方に突出し
たボス16の先端部16aに、樹脂製のクリップ18を
押し込んで嵌着させる。これにより、吸音材15の取付
作業が完了する。なお、ボス16の先端部16aには、
ネジまたは溝が形成されているのが好ましい。
【0011】また、スペアタイヤ収納部12の開口部側
下部の周囲には、図5〜図9に示すように、第1の段部
19が設けられ、該スペアタイヤ収納部の開口部側上部
には、第2の段部20が設けられている。スペアタイヤ
収納部12には、スペアタイヤ21が収納される。この
後、ラゲージボックス13は、スペアタイヤ21の上方
に配置される。このとき、ラゲージボックス13の下面
13aは、吸音材15を介してスペアタイヤ収納部12
の周囲の第1の段部19上に載置され、同時に、その上
部開口側周縁部13bは第2の段部20上に載置され
る。
【0012】この状態において、スペアタイヤ収納部1
2は、ラゲージボックス13の下面13aの吸音材15
と第1の段部19との当接によってその下部側の周囲が
封じられ、同時に、そのその上部開口側周縁部13bと
第2の段部20との当接によってその上部側の周囲が封
じられる。
【0013】これにより、自動車1の車体下方において
各種の騒音(例えば後輪が路面を走行する差異に生じる
騒音や排気系等から発生される騒音等)が発生してスペ
アタイヤ収納部12内に侵入してきても、この騒音はラ
ゲージボックス13の下面13aの吸音材15によって
吸収される。同時に、この騒音は、ラゲージボックス1
3の下部側を封じる吸音材15とその上部開口側周縁部
13bにより遮られる。したがって、騒音がスペアタイ
ヤ収納部12を通じて車室内へ伝わることは防止される
ので、車室内の騒音を低減させることができる。
【0014】なお、上記実施形態のボス16は、ラゲー
ジボックス13の下面13aに一体的に形成しても、別
体に形成しても良い。また、クリップ18は、樹脂製の
ものに限らず、金属製のものでも良い。しかも、クリッ
プ18は、ボス16に螺合させるタイプのものでも、ボ
ス16に押し込むことによって嵌着される、いわゆる抜
け止め機構を備えたものでも良い。要は、ボス16に押
し込むことによりそのまま該ボスに固定できるものであ
ればいかなる構造のクリップでも良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車のラゲージボックス構造によれば、スペアタイヤ収納
部の上部にラゲージボックスを配置したものにおいて、
上記ラゲージボックスの下面に吸音材を配設した構成と
しているので、車体下方において各種の騒音が発生して
上記スペアタイヤ収納部に侵入してきても、その騒音が
上記ラゲージボックスの下面の吸音材によって吸収され
るため、車室内へ伝わる騒音を低減させることができ
る。
【0016】しかも、本発明は、上記ラゲージボックス
の下面に吸音材を配設するという簡単な構造であるの
で、とくに吸音材の材質や種類を広範囲に選択でき、そ
の施工も容易である。
【0017】さらに、本発明では、上記ラゲージボック
スの下面に吸音材を配設するようにしているので、上記
ラゲージボックスを上記スペアタイヤ収納部に配置して
いる状態では、上記吸音材が外部から見えないように隠
れるため、外観上良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のラゲージボックス構造の
一実施形態を適用した自動車を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る自動車のラゲージボックス構造の
一実施形態で採用するラゲージボックスを示す正面図で
ある。
【図3】本発明に係る自動車のラゲージボックス構造の
一実施形態で採用するラゲージボックスを示す斜視図で
ある。
【図4】本発明に係る自動車のラゲージボックス構造の
一実施形態で採用するラゲージボックスを示す縦断面図
である。
【図5】本発明に係る自動車のラゲージボックス構造の
一実施形態を概念的に示す平面図である。
【図6】本発明に係る自動車のラゲージボックス構造の
一実施形態を一部断面にして概念的に示す図である。
【図7】図5におけるA−A線断面図である。
【図8】図5におけるB−B線断面図である。
【図9】図5におけるC−C線断面図である。
【図10】従来の自動車のラゲージボックス構造を適用
した自動車を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 自動車 12 スペアタイヤ収納部 13 ラゲージボックス 13a 下面 13b 上部開口側周縁部 14 ラゲージボックスリッド 15 吸音材 16 ボス 16a 先端部 17 孔 18 クリップ 19 第1の段部 20 第2の段部 21 スペアタイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペアタイヤ収納部の上部にラゲージボ
    ックスを配置した自動車のラゲージボックス構造におい
    て、上記ラゲージボックスの下面に吸音材を配設したこ
    とを特徴とする自動車のラゲージボックス構造。
  2. 【請求項2】 上記吸音材は、不織布であることを特徴
    とする請求項1に記載の自動車のラゲージボックス構
    造。
JP2000025160A 2000-02-02 2000-02-02 自動車のラゲージボックス構造 Pending JP2001213239A (ja)

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JP2000025160A JP2001213239A (ja) 2000-02-02 2000-02-02 自動車のラゲージボックス構造

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ID=18551056

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004299628A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Kyoraku Co Ltd ラゲージボックス
JP2008222187A (ja) * 2007-03-16 2008-09-25 Sekisui Plastics Co Ltd ラゲッジボックス
JP2009051329A (ja) * 2007-08-26 2009-03-12 Suzuki Motor Corp 車両の荷室構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004299628A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Kyoraku Co Ltd ラゲージボックス
JP2008222187A (ja) * 2007-03-16 2008-09-25 Sekisui Plastics Co Ltd ラゲッジボックス
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