JP3184741B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
    • G03G5/0503Inert supplements
    • G03G5/051Organic non-macromolecular compounds
    • G03G5/0514Organic non-macromolecular compounds not comprising cyclic groups

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電転写型複写機及び
レーザービームプリンター等の電子写真装置に供される
電子写真感光体に関するものである。詳しくは、非常に
耐久性の優れた電子写真感光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術は、多くの優れた技術を有
することから、近年では複写機の分野にとどまらず、各
種プリンターの分野でも広く使われ応用されてきてい
る。電子写真技術の中核となる感光体については、その
光導電材料として、無機系材料を用いたものと、有機系
材料を用いたものとに大別できる。
【0003】無機系材料の代表的な感光体としては、ア
モルファスセレン(a−Se)やアモルファスセレン砒
素(a−As2Se3)等のセレン系のもの、色素増感し
た酸化亜鉛(ZnO)あるいは硫化カドミウム(Cd
S)を樹脂中に分散したもの、およびアモルファスシリ
コン(a−Si)を使用したもの等がある。
【0004】また、有機系材料の代表的な感光体として
は、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン(TN
F)とポリ−N−ビニルカルバゾール(PVK)との電
荷移動錯体を用いたものなどがある。
【0005】最近では、有機系材料を用いた感光体は、
無公害で成膜が容易、製造が容易である等の利点を有す
ることや、耐久性の向上が図られたこと等により、最も
重要な感光体の一つとして注目されている。
【0006】しかしながら、この有機系材料を用いた感
光体は、低感度という問題を有しており、その改良が進
められ、様々の増感方法が提案された。その中でも、光
を照射したときに、電荷担体を発生する物質(以下「電
荷発生物質」と記す。)を含む層(以下「電荷発生層」
と記す。)と、電荷発生層が発生した電荷担体を受け入
れ、それを輸送する物質(以下「電荷輸送物質」と記
す。)を含む層(以下「電荷輸送層」と記す。)とから
成る積層型の感光体(以下「機能分離型感光体」と記
す。)が優れた増感性を示し、また、この感光体は、材
料の選択範囲が広く、安全性が高く、塗布の生産性が高
く比較的コスト面でも有利なことから、現在、有機系の
感光体の主流を占めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実用化
されている機能分離型感光体は、繰り返し使用した場
合、電気特性的には帯電電位の低下、残留電位の増加、
感度の変動等が有り、必ずしも電位安定性において十分
であるとは言えない。特に残留電位の増加は有機感光体
においてはよく問題となり、有機感光体の高耐刷化を妨
げる大きな原因となっている。残留電位が増加する原因
はいくつか考えられるが、最も影響を及ぼすと考えられ
るのは電荷輸送層中に存在する不純物によるものであ
る。この様な不純物としては元来組成物中に存在する
物、コロナ放電(オゾン、荷電粒子の衝突、紫外線等)
や、画像露光及び除電光に繰り返しさらされることなど
により分解生成する物などが考えられる。すなわちこの
様な不純物がトラップとなりキャリアーを捕捉し、動け
ない空間電荷を形成することにより残留電位になると考
えられる。
【0008】このため、上記のような要因をなくすべく
不純物の除去、組成物の安定性の向上、などの改良手段
の他に電荷輸送層に様々な添加剤を添加することによ
り、繰り返し使用時の残留電位の増加を抑制しようとす
る試みもなされている。しかし、従来公知の、特開平5
−27458号等に開示されるような添加剤ではまだ十
分な効果がなく、また添加剤の添加により帯電性の低
下、繰り返しによる変動などのマイナスの効果も大きか
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
電子写真感光体は、導電性支持体上に、少なくとも電荷
発生物質を含有する電荷発生層及び電荷輸送物質を含有
する電荷輸送層を有する電子写真感光体において、電荷
輸送層に下記一般式(1)で示される脂肪酸エステル化
合物を含有し、 前記脂肪酸エステル化合物は前記電化輸
送層に含有されるバインダー樹脂100重量部に対して
0.01重量部以上5重量部以下の範囲で含有される
とを特徴とするものである。
【0010】
【化1】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】以下本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明の光導電層は導電性支持体上に設け
られる。導電性支持体としては、アルミニウム、ステン
レス鋼、銅、ニッケル等の金属材料、表面にアルミニウ
ム、銅、バラジウム、酸化すず、酸化インジュウム等の
導電性層を設けたポリエステルフィルム、紙等の絶縁性
支持体が使用される。光導電層は、通常電荷発生層、電
荷輸送層の順に設けるが、その順序を逆とすることも可
能であり、また、電荷発生物質および電荷輸送物質を含
有する単層でも可能である。導電性支持体と光導電層の
間には通常使用されるような公知のバリア層が設けられ
ていてもよい。
【0016】バリア層としては、例えばアルミニウム陽
極酸化被膜、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、
酸化チタン等の無機層、ポリビニルアルコール、カゼイ
ン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、セルロー
ス類、ゼラチン、デンプン、ポリウレタン、ポリイミ
ド、ポリアミド、等の有機層が使用される。
【0017】電荷発生層に用いられる電荷発生物質とし
ては、セレン及びその合金、ヒ素−セレン、硫化カドミ
ニウム、酸化亜鉛、その他の無機光導電物質、フタロシ
アニン、アゾ色素、キナクリドン、多環キノン、ピリリ
ウム塩、チアピリリウム塩、インジゴ、チオインジゴ、
アントアントロン、ピラントロン、シアニン等の各種有
機顔料、染料が使用できる。
【0018】電荷発生層はこれらの物質の微粒子を、例
えばポリビニルアセテート、ポリアクリル酸エステル、
ポリメタクリル酸エステル、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリアリレート、ポリビニルブチラール、フェ
ノキシ樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、セルロース
エステル、セルロースエーテルなどの各種バインダー樹
脂で結着した形の分散層で使用してもよい。電荷発生物
質とバインダー樹脂の使用比率はバインダー樹脂100
重量部に対して通常1から500重量部の範囲より使用
される。電荷発生層の膜厚は通常0.05μmから5μ
m、好ましくは0.1μmから1μmが好適である。ま
た電荷発生層には必要に応じて塗布性を改善するための
レベリング剤や酸化防止剤、増感剤等の各種添加剤を含
んでいてもよい。また電荷発生層は上記電荷発生物質の
蒸着膜であってもよい。
【0019】電荷輸送層は基本的に電荷輸送物質、バイ
ンダー樹脂とともに前記一般式(1)で示される脂肪族
エステルから構成される。
【0020】一般式(1)において、R 1 、R 2 およ
びR 3 はそれぞれ水素或いはメチル基を表す。nおよ
びmはそれぞれ1〜10の整数を表す。
【0021】次に一般式(1)で示される脂肪酸エステ
ル化合物の主な具体例を表1、2に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】電荷輸送材料としてはたとえばカルバゾー
ル、インドール、イミダゾール、オキサゾール、ピラゾ
ール、オキサジアゾール、ピラゾリン、チアジアゾール
などの複素環化合物、アニリン誘導体、ヒドラゾン化合
物、芳香族アミン誘導体、スチルベン誘導体、或いはこ
れらの化合物からなる基を主鎖もしくは側鎖に有する重
合体などの電子供与性物質が挙げられる。電荷輸送層に
使用されるバインダー樹脂としてはたとえばポリメチル
メタクリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等のビ
ニル重合体、及び共重合体、ポリカーボネート、ポリエ
ステル、ポリエステルカーボネート、ポリスルホン、ポ
リイミド、フェノキシ、エポキシ、シリコーン樹脂等が
あげられ、またこれらの部分的架橋硬化物も使用でき
る。前記脂肪酸エステル化合物を電荷輸送層に添加する
割合は、通常バインダー樹脂との比率として、バインダ
ー樹脂100重量部に対して0.001〜10重量部、
好ましくは0.01〜5重量部の範囲で使用される。こ
の範囲より少なければ、残留電位の蓄積を抑制する効果
が得られない。又、この範囲より多く含有させても、残
留電位の抑制効果は変わらなくなる。電荷輸送材料とバ
インダー樹脂との割合はバインダー樹脂100重量部に
対して30〜200重量部、好ましくは40〜150重
量部の範囲で使用される。
【0025】また電荷輸送層には、必要に応じて酸化防
止剤、増感剤等の各種添加剤を含んでいてもよい。電荷
輸送層の膜厚は5〜50μm、好ましくは10〜45μ
mの厚みで使用されるのがよい。最表面層として従来公
知のたとえば熱可塑性或いは熱硬化性ポリマーを主体と
するオーバーコート層を設けても良い。
【0026】各層の形成方法としては、層に含有させる
物質を溶剤に溶解又は分散させて得られた塗布液を順次
塗布するなどの公知の方法が適用できる。
【0027】
【作用】請求項1においては、電子写真感光体の電荷輸
送層に前記一般式(1)で示される脂肪酸エステル化合
物を含有させることにより、残留電位及び、感度の変動
の非常に少ない極めて優れた安定性を示す電子写真感光
体を得ることが達成されるものである。
【0028】
【0029】本発明においては、電子写真感光体の電荷
輸送層に前記一般式(1)で示される脂肪酸エステル化
合物を含有させることにより、残留電位及び、感度の変
動の非常に少ない極めて優れた安定性を示す電子写真感
光体を得ることが達成されるものである。
【0030】また、脂肪酸エステル化合物を前記濃度で
含有させることにより、残留電位及び、 感度の変動の
非常に少ない極めて優れた安定性を示す電子写真感光体
を得ることがより最適に達成されるものである。
【0031】
【実施例】以下本発明を実施例及び比較例により更に詳
細に説明するが、特にこれらに限定されるものではな
い。
【0032】《実施例1》1、2−ジメトキシエタン9
7重量部に下記構造式(I)のビスアゾ系顔料(クロル
ダイアンブルー)1.5重量部とフェノキシ樹脂(ユニ
オンカーバイト社製:PKHH)1.5重量部を混合し
たものをペイントシェーカーで8時間分散し、作製した
電荷発生層用塗布液を100μmのアルミニウムを蒸着
したポリエステルフィルムの上に、ベイカーアプリケー
ターにて塗布し、90℃の乾燥温度で10分間の熱風乾
燥を行い乾燥膜厚が0.8μmの電荷発生層2を設け
た。さらにその上にジクロルメタン800重量部に下記
構造式(II)のヒドラゾン系化合物100重量部とポ
リカーボネイト樹脂(三菱瓦斯化学社製:ユーピロン
(Z−400))100重量部と例示化合物No.12
[下記構造式(III)]の脂肪酸エステル化合物を
0.1重量部混合したものをマグネティックスターラー
にて撹拌溶解し、作製した電荷輸送層用塗布液をベイカ
ーアプリケーターにて塗布し80℃の乾燥温度で1時間
の熱風乾燥を行い乾燥膜厚が23μmの電荷輸送層3を
設けた図2に示したような機能分離型電子写真感光体を
作製した。
【0033】
【化2】
【0034】
【化3】
【0035】この様にして作製した電子写真感光体を実
際の機器(シャープ社製:SF−8870)に搭載して
現像部での感光体表面電位、具体的には帯電性をみるた
めに、露光プロセスを除いた暗中での感光体表面電位
(V0)と、除電後の感光体表面電位(VR)及び感度を
見るために露光を行った時の白地部分の感光体表面電位
(VL)とを測定した。
【0036】本実施例の電子写真感光体の初期特性と4
万回繰り返し後の特性を25℃/60%RHの常温/常
湿(以下『N/N』と略す)、35℃/85%RHの高
温/高湿(以下『H/H』と略す)の各環境条件下で測
定を行った。
【0037】以上の結果を表3に示す。
【0038】
【表3】
【0039】《実施例2》実施例1において使用した例
示化合物No.12の脂肪酸エステル化合物を0.00
1重量部から10重量部の間で変化させた以外は、実施
例1と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子写
真特性の測定を実施例1と同様の方法にて行った。
【0040】以上の測定結果を図1に示す。
【0041】《実施例3〜7》実施例1において使用し
た例示化合物No.12の脂肪酸エステル化合物のかわ
りに、一般式(1)の例示化合物5、6、7、13、1
4を使用した以外は、実施例1と同様の方法にて電子写
真感光体を作製し、電子写真特性の測定を実施例1と同
様の方法にて行った。
【0042】以上の測定結果を表4に示す。
【0043】
【表4】
【0044】《実施例8》電荷発生材料として、下記構
造式(IV)のビスアゾ系顔料2重量部とポリビニルブ
チラール(ユニオンカーバイド社製:XYHL)1重量
部とシクロヘキサノン97重量部とを混合したものをペ
イントシェーカーで分散し、電荷発生層用塗液を調製し
た。また、電荷輸送材料を下記構造式(V)のヒドラゾ
ン系化合物にした以外は、実施例1と同様の方法にて電
子写真感光体を作製し、電子写真特性の測定を実施例1
と同様の方法にて行った。
【0045】以上の測定結果を表5に示す。
【0046】
【化4】
【0047】
【化5】
【0048】
【表5】
【0049】《実施例9》1、2−ジクロロエタン98
重量部に下記構造式(VI)のペリレン系顔料2重量部
を混合したものをペイントシェーカーで8時間分散し、
これに、上記構造式(V)のヒドラゾンン系化合物10
0重量部とポリカーボネイト樹脂(三菱瓦斯化学社製:
ユーピロン(Z−400))100重量部と例示化合物
No.12の脂肪酸エステル化合物0.1重量部を1、
2−ジクロロエタン800重量部に溶解したものを加
え、マグネチィックスターラーにて撹拌溶解し、作製し
た感光層用塗布液をベイカーアプリケーターにてアルミ
ニウムを蒸着したポリエステルフィルムに塗布し80℃
の乾燥温度で1時間の熱風乾燥を行い乾燥膜厚が15μ
mの感光層を設けた図3に示したような単層型電子写真
感光体を作製した。
【0050】この様にして作製した電子写真感光体を実
際の機器(シャープ社製:SF−8870)を正帯電用
に改造した実験機に搭載して、実施例1同様の評価をし
た。
【0051】以上の測定結果を表6に示す。
【0052】
【化6】
【0053】
【表6】
【0054】《比較例1》実施例1において脂肪酸エス
テル化合物を加えない以外は、実施例1と同様の方法に
て電子写真感光体を作製し、電子写真特性の測定を実施
例1と同様の方法にて行った。
【0055】以上の測定結果を表7に示す。
【0056】
【表7】
【0057】《比較例2》実施例1において、脂肪酸エ
ステル化合物のかわりに下記構造式(VII)のスルホ
ン酸エステル化合物にした以外は、実施例1と同様の方
法にて電子写真感光体を作製し、電子写真特性の測定を
実施例1と同様の方法にて行った。
【0058】以上の測定結果を表8に示す。
【0059】
【化7】
【0060】
【表8】
【0061】
【発明の効果】請求項の電子写真感光体によれば、
荷輸送層中でのキャリアの蓄積を抑制する効果があるた
め、極めて低い残留電位を示し、かつ繰り返し使用して
も残留電位の蓄積がほとんど無く、また帯電性、感度の
変動も非常に少なく、安定性に極めて優れた電子写真感
光体を得ることが可能となる。
【0062】
【0063】本発明の電子写真感光体によれば、電荷輸
送層中でのキャリアの蓄積を抑制する効果があるため、
極めて低い残留電位を示し、かつ繰り返し使用しても残
留電位の蓄積がほとんど無く、また帯電性、感度の変動
も非常に少なく、安定性に極めて優れた電子写真感光体
を得ることが可能となる。
【0064】また、より最適に電荷輸送層中でのキャリ
アの蓄積を抑制する効果があるため、より一層極めて低
い残留電位を示し、かつ繰り返し使用しても残留電位の
蓄積がほとんど無く、また帯電性、感度の変動も非常に
少なく、安定性に極めて 優れた電子写真感光体を得る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例2による電子写真特性の測定結
果を示す図である。
【図2】本発明の感光体の実施例を示す模式断面図であ
る。
【図3】本発明の感光体の実施例を示す模式断面図であ
る。
【符号の説明】
1 導電性支持体 2 電荷発生層 3 電荷輸送層 4 感光層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に、少なくとも電荷発生
    物質を含有する電荷発生層及び電荷輸送物質を含有する
    電荷輸送層を有する電子写真感光体において、電荷輸送
    層に下記一般式(1)で示される脂肪酸エステル化合物
    を含有し、 前記脂肪酸エステル化合物は前記電化輸送層に含有され
    るバインダー樹脂100重量部に対して0.01重量部
    以上5重量部以下の範囲で含有される ことを特徴とする
    電子写真感光体。 【化1】
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