JP3184338B2 - Ｖ型バーチカルエンジンのオイルポンプ配置構造 - Google Patents
Ｖ型バーチカルエンジンのオイルポンプ配置構造Info
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- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
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- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
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- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
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-
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- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1824—Number of cylinders six
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、Ｖ型バーチカルエン
ジンのオイルポンプ配置構造に関する。
ジンのオイルポンプ配置構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】クランクシャフトが縦置きに配置された
Ｖ型バーチカルエンジンにおいて、オイルポンプをクラ
ンクシャフト或いはドライブシャフトにより駆動させる
ものがある。例えば、特開平1-244108号公報記載の発明
では、船外機に搭載されたバーチカルエンジンのクラン
クシャフトによりドライブシャフトが駆動され、このド
ライブシャフトによってオイルポンプが回転駆動される
ものが提案されている。
Ｖ型バーチカルエンジンにおいて、オイルポンプをクラ
ンクシャフト或いはドライブシャフトにより駆動させる
ものがある。例えば、特開平1-244108号公報記載の発明
では、船外機に搭載されたバーチカルエンジンのクラン
クシャフトによりドライブシャフトが駆動され、このド
ライブシャフトによってオイルポンプが回転駆動される
ものが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、クランクシ
ャフトやドライブシャフトはバ−チカルエンジンの中央
部に配置されるため、これらのクランクシャフトやドラ
イブシャフトによってオイルポンプを駆動させた場合、
オイルポンプの分だけエンジンの高さが増加し、その結
果エンジンの重心が上方へ移動して、エンジンの振動が
増大してしまう虞れがある。
ャフトやドライブシャフトはバ−チカルエンジンの中央
部に配置されるため、これらのクランクシャフトやドラ
イブシャフトによってオイルポンプを駆動させた場合、
オイルポンプの分だけエンジンの高さが増加し、その結
果エンジンの重心が上方へ移動して、エンジンの振動が
増大してしまう虞れがある。
【０００４】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、オイルポンプの配置によってもエンジン
の重心が上方へ移動せず、エンジンの振動増大を招くこ
とがないＶ型バーチカルエンジンのオイルポンプ配置構
造を提供することを目的とする。
たものであり、オイルポンプの配置によってもエンジン
の重心が上方へ移動せず、エンジンの振動増大を招くこ
とがないＶ型バーチカルエンジンのオイルポンプ配置構
造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、シリンダが
Ｖ型に配置されるとともに、クランクシャフトが縦置き
に設置され、エンジン支持板にて支持されたＶ型バーチ
カルエンジンであって、上記Ｖ型に配置されたシリンダ
のうち上方にオフセットされたシリンダの下方とエンジ
ン支持板との間のスペースにオイルポンプが配置された
ものである。
Ｖ型に配置されるとともに、クランクシャフトが縦置き
に設置され、エンジン支持板にて支持されたＶ型バーチ
カルエンジンであって、上記Ｖ型に配置されたシリンダ
のうち上方にオフセットされたシリンダの下方とエンジ
ン支持板との間のスペースにオイルポンプが配置された
ものである。
【０００６】
【作用】Ｖ型バーチカルエンジンでは、Ｖ型に配置され
たシリンダのうち上方へオフセットされたシリンダの下
方とエンジン支持板との間にスペースが存在する。この
スペースにオイルポンプを配置したので、このオイルポ
ンプの配置によってエンジンの高さが増加せず、従って
エンジンの重心が上方へ移動しない。このため、オイル
ポンプの配置によってもエンジンの振動を増大させるこ
とがない。
たシリンダのうち上方へオフセットされたシリンダの下
方とエンジン支持板との間にスペースが存在する。この
スペースにオイルポンプを配置したので、このオイルポ
ンプの配置によってエンジンの高さが増加せず、従って
エンジンの重心が上方へ移動しない。このため、オイル
ポンプの配置によってもエンジンの振動を増大させるこ
とがない。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図１は、この発明に係るＶ型バーチカルエンジ
ンのオイルポンプ配置構造の一実施例が適用された船外
機搭載のエンジンを示す正面図である。
明する。図１は、この発明に係るＶ型バーチカルエンジ
ンのオイルポンプ配置構造の一実施例が適用された船外
機搭載のエンジンを示す正面図である。
【０００８】船外機１は、プロペラ２を備えた推進ユニ
ット３と、この推進ユニット３上に設置されたエンジン
４と、図示しないクランクブラケット及びスイベルブラ
ケットとを有して構成される。上記エンジン４は、推進
ユニット３上に設置されたエンジン支持板としてのエキ
ゾーストガイド５に載置されて支持される。また、エン
ジン４は、メインカウル６及びボトムカウル７にて覆わ
れる。
ット３と、この推進ユニット３上に設置されたエンジン
４と、図示しないクランクブラケット及びスイベルブラ
ケットとを有して構成される。上記エンジン４は、推進
ユニット３上に設置されたエンジン支持板としてのエキ
ゾーストガイド５に載置されて支持される。また、エン
ジン４は、メインカウル６及びボトムカウル７にて覆わ
れる。
【０００９】更に、エンジン４は、図２に示すシリンダ
ボディ８とクランクケース９との合せ面に軸支されたク
ランクシャフト１０が、図１に示すように縦置きに配置
され、かつ、シリンダボディ８に形成されたシリンダ１
１がＶ型に配されたＶ型バーチカル４サイクルエンジン
である。シリンダボディ８には、シリンダ１１の上開口
を覆うようにしてシリンダヘッド１２Ａ及び１２Ｂが設
置され、これらのシリンダヘッド１２Ａ及び１２Ｂの上
部にヘッドカバー１３Ａ及び１３Ｂがそれぞれ配設され
る。
ボディ８とクランクケース９との合せ面に軸支されたク
ランクシャフト１０が、図１に示すように縦置きに配置
され、かつ、シリンダボディ８に形成されたシリンダ１
１がＶ型に配されたＶ型バーチカル４サイクルエンジン
である。シリンダボディ８には、シリンダ１１の上開口
を覆うようにしてシリンダヘッド１２Ａ及び１２Ｂが設
置され、これらのシリンダヘッド１２Ａ及び１２Ｂの上
部にヘッドカバー１３Ａ及び１３Ｂがそれぞれ配設され
る。
【００１０】シリンダヘッド１２Ａ及び１２Ｂは、シリ
ンダ１１内に往復移動可能に収容されたピストン１４と
の間で燃焼室１５を構成する。これらのシリンダヘッド
１２Ａ及び１２Ｂには、燃焼室１５に開口された吸気ポ
ート及び排気ポート（ともに図示せず）をそれぞれ開閉
する吸気バルブ１６及び排気バルブ１７が配設される。
シリンダヘッド１２Ａ及びヘッドカバー１３Ａ、シリン
ダヘッド１２Ｂ及びヘッドカバー１３Ｂのそれぞれの合
せ面にはカムシャフト１８が軸支され、このカムシャフ
ト１８に形成されたカム１９によって、ロッカアーム２
０を介し上記吸気バルブ１６及び排気バルブ１７が開閉
操作される。
ンダ１１内に往復移動可能に収容されたピストン１４と
の間で燃焼室１５を構成する。これらのシリンダヘッド
１２Ａ及び１２Ｂには、燃焼室１５に開口された吸気ポ
ート及び排気ポート（ともに図示せず）をそれぞれ開閉
する吸気バルブ１６及び排気バルブ１７が配設される。
シリンダヘッド１２Ａ及びヘッドカバー１３Ａ、シリン
ダヘッド１２Ｂ及びヘッドカバー１３Ｂのそれぞれの合
せ面にはカムシャフト１８が軸支され、このカムシャフ
ト１８に形成されたカム１９によって、ロッカアーム２
０を介し上記吸気バルブ１６及び排気バルブ１７が開閉
操作される。
【００１１】カムシャフト１８には、図１に示すように
カムシャフトドリブンプーリ２１が固定され、クランク
シャフト１０にカムシャフトドライブプーリ２２が固定
され、これら両プーリ２１及び２２にベルト２３が巻き
掛けられる。これらのカムシャフトドリブンプーリ２
１、カムシャフトドライブプール２２及びベルト２３に
よって、カムシャフト１８がクランクシャフト１０によ
り回転駆動される。尚、符号２４はフライホイールを示
す。さて、図１に示すように、左右に配置されたシリン
ダ１１は、上下方向にオフセットして設けられるので、
上方へオフセットしたシリンダ１１を覆う一方のシリン
ダヘッド１２Ｂも、他方のシリンダヘッド１２Ａに比べ
上方へオフセットして設置される。このため、シリンダ
ヘッド１２Ｂの下面と、シリンダボディ８及びエキゾー
ストガイド５の合せ面と、ボトムカウル７との間にスペ
ースＳが存在し、このスペースＳにオイルポンプ２５が
配置される。このオイルポンプ２５は、図２及び図３に
示すようにトロコイドポンプであり、ポンプハウジング
２６及びポンプカバー２７内にロータ２８が回転可能に
収容され、このロータ２８がポンプシャフト２９を介し
て、カムシャフト１８にピン３０及び３１により結合さ
れる。従って、オイルポンプ２５は、カムシャフト１８
の回転によりロータ２８が回転駆動され、オイルパン３
２（図１）に貯溜された潤滑オイルを、シリンダボディ
８及びクランクケース９にて構成されたクランク室内や
シリンダ１１内、更にカム１９のカム面などへ供給す
る。
カムシャフトドリブンプーリ２１が固定され、クランク
シャフト１０にカムシャフトドライブプーリ２２が固定
され、これら両プーリ２１及び２２にベルト２３が巻き
掛けられる。これらのカムシャフトドリブンプーリ２
１、カムシャフトドライブプール２２及びベルト２３に
よって、カムシャフト１８がクランクシャフト１０によ
り回転駆動される。尚、符号２４はフライホイールを示
す。さて、図１に示すように、左右に配置されたシリン
ダ１１は、上下方向にオフセットして設けられるので、
上方へオフセットしたシリンダ１１を覆う一方のシリン
ダヘッド１２Ｂも、他方のシリンダヘッド１２Ａに比べ
上方へオフセットして設置される。このため、シリンダ
ヘッド１２Ｂの下面と、シリンダボディ８及びエキゾー
ストガイド５の合せ面と、ボトムカウル７との間にスペ
ースＳが存在し、このスペースＳにオイルポンプ２５が
配置される。このオイルポンプ２５は、図２及び図３に
示すようにトロコイドポンプであり、ポンプハウジング
２６及びポンプカバー２７内にロータ２８が回転可能に
収容され、このロータ２８がポンプシャフト２９を介し
て、カムシャフト１８にピン３０及び３１により結合さ
れる。従って、オイルポンプ２５は、カムシャフト１８
の回転によりロータ２８が回転駆動され、オイルパン３
２（図１）に貯溜された潤滑オイルを、シリンダボディ
８及びクランクケース９にて構成されたクランク室内や
シリンダ１１内、更にカム１９のカム面などへ供給す
る。
【００１２】上記実施例によれば、シリンダヘッド１２
Ａに比べ上方へオフセットしたシリンダヘッド１２Ｂの
下面とシリンダボディ８及びエキゾーストガイド５の合
せ面との間に存在するスペースＳにオイルポンプ２５が
配置されたので、このオイルポンプ２５の配置によって
もエンジン４の高さが増加せず、従ってエンジン４の重
心が上方へ移動しない。このため、オイルポンプ２５の
配置によっても、エンジン４の振動を増大させることが
ない。
Ａに比べ上方へオフセットしたシリンダヘッド１２Ｂの
下面とシリンダボディ８及びエキゾーストガイド５の合
せ面との間に存在するスペースＳにオイルポンプ２５が
配置されたので、このオイルポンプ２５の配置によって
もエンジン４の高さが増加せず、従ってエンジン４の重
心が上方へ移動しない。このため、オイルポンプ２５の
配置によっても、エンジン４の振動を増大させることが
ない。
【００１３】また、船外機１のメンテナンス時に、エン
ジン４を船外機１から取り外し、クランクシャフト１０
を縦置き状態で作業台上に置いた際、上方へオフセット
したシリンダヘッド１２Ｂの下面にオイルポンプが配置
されているので、エンジン４の下部がほぼフラット状態
となり、エンジン４を作業台上で安定化させることがで
きる。
ジン４を船外機１から取り外し、クランクシャフト１０
を縦置き状態で作業台上に置いた際、上方へオフセット
したシリンダヘッド１２Ｂの下面にオイルポンプが配置
されているので、エンジン４の下部がほぼフラット状態
となり、エンジン４を作業台上で安定化させることがで
きる。
【００１４】更に、オイルポンプ２５がカムシャフト１
８の下端部に連結されたので、このカムシャフト１８が
ポンプハウジング２６内を貫通することがない。このた
め、ポンプハウジング２６及びポンプカバー２７のシー
ル性を容易に最適化することができる。
８の下端部に連結されたので、このカムシャフト１８が
ポンプハウジング２６内を貫通することがない。このた
め、ポンプハウジング２６及びポンプカバー２７のシー
ル性を容易に最適化することができる。
【００１５】尚、上記一実施例では、Ｖ型バ−チカルエ
ンジンが船外機に搭載されるものを述べたが、船外機以
外のエンジンであっても良い。
ンジンが船外機に搭載されるものを述べたが、船外機以
外のエンジンであっても良い。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るＶ型バー
チカルエンジンのオイルポンプ配置構造によれば、オイ
ルポンプの配置によってもエンジンの重心が上方へ移動
せず、エンジンの振動増大を招くことがない。
チカルエンジンのオイルポンプ配置構造によれば、オイ
ルポンプの配置によってもエンジンの重心が上方へ移動
せず、エンジンの振動増大を招くことがない。
【図１】この発明に係るＶ型バーチカルエンジンのオイ
ルポンプ配置構造の一実施例が適用された船外機搭載の
エンジンを示す正面図。
ルポンプ配置構造の一実施例が適用された船外機搭載の
エンジンを示す正面図。
【図２】図１のII矢視図。
【図３】図１のオイルポンプを拡大して示す断面図。
４ エンジン ５ エキゾーストガイド（エンジン支持板） ８ シリンダボディ ９ クランクケース １０ クランクシャフト １１ シリンダ １２Ａ、１２Ｂ シリンダヘッド １８ カムシャフト
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダがＶ型に配置されるとともに、
クランクシャフトが縦置きに設置され、エンジン支持板
にて支持されたＶ型バーチカルエンジンであって、上記
Ｖ型に配置されたシリンダのうち、上方にオフセットさ
れたシリンダの下方とエンジン支持板との間のスペース
にオイルポンプが配置されたことを特徴とするＶ型バー
チカルエンジンのオイルポンプ配置構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30976592A JP3184338B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | Ｖ型バーチカルエンジンのオイルポンプ配置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30976592A JP3184338B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | Ｖ型バーチカルエンジンのオイルポンプ配置構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137122A JPH06137122A (ja) | 1994-05-17 |
| JP3184338B2 true JP3184338B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=17997002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30976592A Expired - Fee Related JP3184338B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | Ｖ型バーチカルエンジンのオイルポンプ配置構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3184338B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP30976592A patent/JP3184338B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06137122A (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010417 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |