JP3184230B2 - 内装変速機 - Google Patents

内装変速機

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JP3184230B2
JP3184230B2 JP40858290A JP40858290A JP3184230B2 JP 3184230 B2 JP3184230 B2 JP 3184230B2 JP 40858290 A JP40858290 A JP 40858290A JP 40858290 A JP40858290 A JP 40858290A JP 3184230 B2 JP3184230 B2 JP 3184230B2
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    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M11/00Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels
    • B62M11/04Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio
    • B62M11/14Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears
    • B62M11/18Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears with a plurality of planetary gear units
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
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    • B62M11/04Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio
    • B62M11/14Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/66Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
    • F16H3/663Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with conveying rotary motion between axially spaced orbital gears, e.g. RAVIGNEAUX

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定軸に駆動体とハブ
胴とを回動可能に支持し、前記駆動体からハブ胴に至る
動力伝達系に第1遊星ギヤ列を設け、この第1遊星ギヤ
列の遊星ギヤに噛合する太陽ギヤを、前記固定軸に対し
て回動を許容する状態と阻止する状態とで選択操作可能
に設け、前記動力伝達系に、前記第1遊星ギヤ列とは別
の第2遊星ギヤ列を設け、この第2遊星ギヤ列の太陽ギ
ヤを、前記固定軸に対して回動を許容する状態と阻止す
る状態とで選択操作可能に設け、前記固定軸に対する相
対運動で、前記固定軸に対する前記太陽ギヤの回動阻
止を選択する操作体を設けて変速操作可能に構成した内
装変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の如き内装変速機としては、
例えば特開平2−216385号公報にみられるよう
に、一つの遊星ギヤ列に前記遊星ギヤと太陽ギヤとをそ
れぞれ複数個設けると共に、遊星ギヤを支持するギヤ枠
と遊星ギヤに噛合するリングギヤとのいずれか一方を駆
動体からの駆動力を受ける入力側とし且つ他方を出力側
とするように動力伝達系を切り換えるクラッチを設けた
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】まず、図26を参照し
ながら用語の説明をしておくと、本明細書において「速
比R」とは出力側部材の回転数を入力側部材の回転数で
除した値とする。従って、速比R=1とは、増速も減速
もされない状態である。H1〜H2は装置全体の高速側
各段位を、L1〜L2は装置全体の低速側各段位を、M
は装置全体で増速も減速もされない状態をそれぞれ示
す。また、「段位間速比r」とは隣接する速比のうち高
速側のものを低速側のもので除した値とし、例えば高速
2段H2と高速1段H1との間の段位間速比r4は、
1.55÷1.2≒1.29で求められる。尚、図中の
各値R,rは、高次小数位の値を用いた計算結果を、小
数第2位までのみ表示したものであるから、図示の速比
Rをそのまま用いて計算した値と、図示の段位間速比r
の値との間には若干の誤差がある。
【0004】ここで、上述の従来構成を、遊星ギヤ及び
太陽ギヤを2組設けて5段変速とした場合を例にとって
考察すると、図26に示すように、低速1段L1の速比
を低速2段L2の速比で除して求められる段位間速比r
1を決めれば、これに従属して高速2段H2と高速1段
H1との間の段位間速比r4が一意的に決定される。同
様に段位間速比r3は段位間速比r2に従属することに
なる。これは、例えば低速2段L2を得る場合と高速2
段H2を得る場合とでは、使用するギヤが同じで、入力
系をギヤ枠またはリングギヤのいずれかに切り換えてい
るだけだからである。従って、上記従来構成によれば、
段位間速比を設定する際の自由度が制約される問題があ
った。
【0005】また、上述の従来構成によれば、前記クラ
ッチの切換によって固定軸に対する太陽ギヤの回動を阻
止すべき方向が異なるため、太陽ギヤの制御を行い難
く、前記操作体周りの構成が複雑となる問題があった。
すなわち、図25に示すように、同図(a)に示すよう
に遊星ギヤ120bを支持するギヤ枠を入力側として入
力F1を加え、リングギヤ150を負荷F2の加わる出
力側とした場合には、F1とF2とにより生じるモーメ
ントM1に対抗する反力F3が生じるために、太陽ギヤ
120aの図示時計回りに対する回動が阻止されなけれ
ばならない。これに対し、同図(b)に示すようにリン
グギヤ160を入力側として入力F1を加え、遊星ギヤ
140bを支持するギヤ枠を負荷F2の加わる出力側と
した場合には、F1とF2とにより生じるモーメントM
2に対抗する反力F3が生じるために、太陽ギヤ140
aの図示反時計回りに対する回動が阻止されなければな
らない。尚、かかる問題は、変速段位の多段化が進むに
つれて一層顕著になるものであった。
【0006】本発明の目的は、構成が簡単でありなが
ら、段位間速比を高い自由度で設定することの可能な内
装変速機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る内装変速機の第1の特徴構成は、前記
各遊星ギヤ列を、全ての変速段位において増速伝動と減
速伝動のいずれか一方の伝動を行うように増速用または
減速用のいずれか一方に設定し、前記第1遊星ギヤ列の
太陽ギヤの、前記固定軸に対する回動を許容する状態と
阻止する状態とを、前記第1遊星ギヤ列の太陽ギヤと前
記固定軸の間にぞれぞれ配置された、一方向のみの回動
の規制が可能のワンウエイクラッチを前記操作体が入り
切りすることにより選択操作し、前記第2遊星ギヤ列の
太陽ギヤの、前記固定軸に対する回動を許容する状態と
阻止する状態とを、前記第2遊星ギヤ列の太陽ギヤと前
記固定軸の間にぞれぞれ配置された、一方向のみの回動
の規制が可能のワンウエイクラッチを前記操作体が入り
切りすることにより選択操作することにある。
【0008】また、本発明の第2の特徴構成では、上記
第1の特徴構成において、前記固定軸に対する第1遊星
ギヤ列における太陽ギヤの回動阻止を選択する操作体を
前記固定軸に対して回動操作可能にしたことである
【0009】
【作用】上記第1の特徴構成によれば、前記各遊星ギヤ
列を、全ての変速段位において増速伝動と減速伝動のい
ずれか一方の伝動を行うように増速用または減速用のい
ずれか一方に設定してあるので、各遊星ギヤ列における
太陽ギヤの固定軸に対する一方向の回転のみを阻止する
ように構成すれば足りる。
【0010】また、第1遊星ギヤ列の速比と第2遊星ギ
ヤ列の速比とをそれぞれ独立に設定できるので、これら
の組合せとしての速比を自由に設定できる。ここで、図
20の符合を説明すると、h1,h2,m1は増速側遊
星ギヤ列の各段位を、l1,l2,m2は減速側遊星ギ
ヤ列の各段位を、m1,m2は各遊星ギヤ列においてギ
ヤ枠を介して動力が伝達される状態を示す。そして、例
えば、同図に示すように、第1遊星ギヤ列の速比h2,
h1,m1と、第2遊星ギヤ列の速比l2,l1,m2
とを括弧の如く組み合わせる(括弧内の両値を掛け合わ
せる。)ことによって、変速機全体の各段位H1〜H
3,M,L1〜L3における速比を得ることができる。
そして、図示の如く各遊星ギヤ列の速比を設定すれば、
例えば低速1段L1の速比を低速2段L2の速比で除し
て求められる段位間速比r1を、他の段位間速比r2〜
r6よりも大きくすることができる。
【0011】さらに、上記第2の特徴構成によれば、操
作体を固定軸に対して回転操作することにより、固定軸
に対する各太陽ギヤの回動可否を選択して変速操作をで
きるのであるが、第1の特徴構成により太陽ギヤの固定
軸に対する一方向の回転のみを阻止すれば足りるので、
例えば一方向クラッチを設ける等の構成は非常に簡単な
ものとなる。
【0012】
【発明の効果】このように本発明にかかる内装変速機に
よれば、全体の構成が簡単なので、低コストで製作でき
ると共に故障の虞を低減させることができるようになっ
た。また、段位間速比を高い自由度で設定することが可
能なので、走行路の傾斜や路面状況に応じて合理的なペ
ダリングを行うように変速操作をすることが可能となっ
た。
【0013】
【実施例】次に、図1〜18を参照しながら、本発明の
第1実施例を説明する。図1に示すように、本発明の内
装変速機は、大略、自転車フレームに固定される固定軸
1に対し、チエンホイール2aをもった駆動体2とスポ
ークを支持するハブ3a,3aをもったハブ胴3とを枢
支し、駆動体2からハブ胴3に至る動力伝達系に増速用
の第1遊星ギヤ列4と減速用の第2遊星ギヤ列5を設
け、駆動体2とは反対側にコースターブレーキ6を設け
てなる。また、後述するように、動力伝達系を切り換え
るクラッチ入切機構7の操作をし、且つ、太陽ギヤの回
動可否選択用の制御部を操作するための操作体8を、前
記固定軸1周りに設けてある。尚、本実施例は、後述す
るように7段変速が可能である。
【0014】前記各遊星ギヤ列4,5は互いに相対回転
不能に嵌合される第1、第2のギヤ枠4a,5aを各別
に備え、第1ギヤ枠4aにはコースターブレーキ6側か
ら中継体9を相対回転不能に嵌合してある。第1遊星ギ
ヤ列4の第1、第2太陽ギヤ11a,12a及び第2遊
星ギヤ列5の第3、第4太陽ギヤ13a,14aは、固
定軸1に対し夫々が独立して回転自在且つ軸方向移動不
能となるように支持してあり、第1、第2太陽ギヤ11
a,12aに各々噛合する第1、第2遊星ギヤ11b,
12bは一体形成され、第3、第4太陽ギヤ13a,1
4aに各々噛合する第3、第4遊星ギヤ13b,14b
も同様に一体形成されている。また、第2遊星ギヤ12
bには第1リングギヤ15を、第4遊星ギヤ14bには
第2リングギヤ16を各別に噛合させてある。尚、固定
軸1に対する各太陽ギヤ11a,12a,13a,14
aの回動可否は、後述の操作体8によって選択可能であ
る。
【0015】第1リングギヤ15は中継体9と選択的に
ハブ胴3への出力用として用いられ、また、第2リング
ギヤ16は第2ギヤ枠5aと選択的に駆動体2からの入
力用として用いられる。そして、これらの各部材間で動
力を伝達するために、ワンウエイクラッチを用いてあ
る。かかるワンウエイクラッチは、中継体9または第1
リングギヤ15とハブ胴3との間に設けた出力伝達用の
第1、第2伝動クラッチ17,18と、第2ギヤ枠5a
または第2リングギヤ16と駆動体2との間に設けた第
3、第4伝動クラッチ19,20とよりなる。これら各
クラッチはラチェット爪たる第1〜第4伝動爪17a,
18a,19a,20aと複数のラチェット歯たる第1
〜第4伝動歯17b,18b,19b、20bとよりな
り、各伝動爪17a,18a,19a,20aは各伝動
歯17b,18b,19b、20b側にばねにより常時
付勢してある。第1〜第4伝動爪17a,18a,19
a,20aは各々中継体9、第1リングギヤ15、駆動
体2に取り付けてあり、各伝動爪17a,18a,19
a,20aを取り付けた部材が駆動方向Fに回転する場
合にのみ、それぞれの爪に対応するハブ胴3、第2ギヤ
枠5aまたは第2リングギヤ16が従動する方向に爪を
配向してある。尚、第3伝動爪は前記第3伝動歯19b
の前幅にわたって噛み合い、第3伝動クラッチ19は、
後述するクラッチ入切機構7により入切可能である。
【0016】図1及び図10〜図16に示すように、前
記第1〜第4太陽ギヤ11a,12a,13a,14a
と固定軸1との間には、ワンウエイクラッチとしての第
1〜第4太陽クラッチ21,22,23,24を設けて
ある。これら第1〜第4太陽クラッチ21,22,2
3,24は、第1〜第4太陽ギヤ11a,12a,13
a,14aの内周に取り付けた第1〜第4太陽爪21
a,22a,23a,24aを固定軸1に向かって常時
付勢する状態で設け、これら第1〜第4太陽爪21a,
22a,23a,24aに係合して固定軸1に対する回
動を一方向にのみ規制する第1〜第3規制突起21b,
22b,23bを固定軸1に一体形成してなる。これら
のうち第3規制突起23bは、第3、第4太陽爪23
a,24aに共通して用いてある。ここで、第1、第2
太陽クラッチ21,22は固定軸1に対する駆動方向F
とは反対回りの回転を許容し、第3、第4太陽クラッチ
23,24は固定軸1に対する駆動方向F回りの回転を
許容するように構成してある(図10〜図16と図25
とを対比して参照すれば、その理由を容易に理解でき
る。)。尚、第1太陽ギヤ11aは小径であることか
ら、その一部を左側に延出させて第1太陽クラッチ21
を設けてある。
【0017】前記操作体8は、図1、図4及び図8に示
すように、固定軸1に対してコースターブレーキ6側か
ら順次回転自在に外嵌される第1、第2スリーブ25,
26と、操作ワイヤCのニップルを係止するためのワイ
ヤ掛け27とよりなる。第1スリーブ25は右側に向か
って延出する第1フォーク部を備え、第2スリーブ26
は左右に向かって各々延出する第2、第3フォーク部を
備えている。両スリーブ25,26は相対回転不能に嵌
合し、且つ、第3フォーク部先端部26aは、ワイヤ掛
け27の中央部に向かって突出する突出部27aに設け
た溝27bと嵌合して、操作体8全体として固定軸1に
対し一体回転可能となっている。
【0018】前記各太陽クラッチ21,22,23,2
4は前記第1、第2スリーブ25,26の回転によって
入切可能である。すなわち、図4に示すように、第1ス
リーブ25における円筒部、第1スリーブ25の中間部
及び第2スリーブ26の中間部からそれぞれ右に向かっ
て延出させた第1〜第3制御部31,32,33を、図
10〜図16に示すように、前記第1〜第3規制突起2
1b,22b,23bに符合させることにより、これら
各規制突起21b,22b,23bと前記第1〜第3太
陽爪21a,22a,23aとの係合を防ぎ、第1〜第
3太陽ギヤ11a,12a,13aの自由回転を許容す
る。尚、第4太陽クラッチ24の制御は不要である。
【0019】ワイヤ掛け27の左右には、図1、図7〜
図9に示すように、玉押し34と、前記突出部27aに
接当してその回動角度を所定範囲内に規制する回動規制
体35とを、各々固定軸1に対しこれに形成した固定溝
1aを介して回動不能に外嵌してある。尚、図中36
は、各部材の抜け止め用ナットである。また、玉押し3
4と駆動体2との間、及び、駆動体2とハブ胴3との間
には回転を許容するためのボールをそれぞれ介装してあ
る。
【0020】前記クラッチ入切機構7は、図1、図5及
び図6に示すように、大略、前記第3伝動クラッチ19
を切るためのクラッチ入切体40と、このクラッチ入切
体40を軸方向移動自在に支持する固定板42と、前記
第3フォーク部に回動不能に嵌合し且つ固定板42に回
転自由に内嵌するカム体41とよりなる。固定板42は
前記固定溝1aを介して固定軸1に回転不能に支持して
あり、クラッチ入切体40の内周部を嵌合させてクラッ
チ入切体40の固定軸1に対する回転を防止してある。
カム体41は王冠状のカムであり、高さの異なるクラッ
チ切り部41aとクラッチ入り部41bとを備えてい
る。このカム体41は、固定板42を介して前記玉押し
34に接当することにより右方向への移動を規制され、
カム体41に圧入したピン43の頭部をカムフォロアと
して押圧することによりカム体41を左側へ移動させ
る。カム体41の左側には、第3伝動爪19aに接当し
てこの爪をクラッチ入切体40の外周部に持ち上げるた
めの接当部40aを形成してある。カム体41は圧縮ば
ね44によって右側に復帰付勢してある。また、固定溝
1aによって固定軸1に対する回転を阻止したばね止め
板45とカム体41との間に捩じりばね46を設けて、
カム体41、ひいてはこれに嵌合する操作体8を駆動方
向Fとは反対向き復帰付勢してある。
【0021】前記コースターブレーキ6は、駆動体2の
逆転時、駆動体2と第2ギヤ枠5aとの間に設けたワン
ウエイクラッチとしてのブレーキクラッチ47を介して
前記ギヤ枠4a,5aが逆転することにより作動する。
このコースターブレーキ6は、ハブ胴3内面の制動面3
bに対向して環状にブレーキシュー48を配設し、ブレ
ーキシュー内面にローラー49を複数個配設し、且つ、
逆転時にローラー49を拡径方向に押し出すカム面50
を前記第1ギヤ枠4aに形成してなる。
【0022】前記ブレーキクラッチ47は、図1、図2
及び図3に示すように、ラチェットたるブレーキ爪47
aと前記第3伝動歯19bとよりなり、ブレーキ爪47
aは第3伝動歯19b側にばねにより常時付勢すると共
に、前記第3伝動クラッチ19とは反対側にブレーキ爪
47aを配向してある。第4伝動爪20aは、環状の爪
ケージ51に形成した切欠部51aから第4伝動歯20
b側に突出させてあり、爪ケージ51の一部をブレーキ
爪47aの基部側まで延出させてある。このブレーキ爪
47aは、第3伝動歯19bとの係合時においてその基
部を駆動体2に対して移動可能に支持してあり、かかる
基部の移動によって爪ケージ51の切欠部51aを駆動
体2に対し相対移動させ、前記第4伝動爪20aを倒伏
させて第4伝動クラッチ20を切るように構成してあ
る。したがって、駆動体2の逆転時には、ブレーキクラ
ッチ47及びギヤ枠4a,5aを介してコースターブレ
ーキ6が作動し、第4伝動クラッチ20とブレーキクラ
ッチ47との干渉は防止される。尚、図中52は、第4
伝動クラッチ20が作動可能状態となる側に爪ケージ5
1を復帰付勢するための捩じりばねである。
【0023】次に、表1と各図を参照しながら、動力伝
達系の切換及び太陽ギヤ11a,12a,13a,14
aの制御について、第1遊星ギヤ列4と第2遊星ギヤ列
5とに分けて基本的な動作を説明した後、1〜7段位の
切換について説明する。尚、表1において、「−」はワ
ンウエイクラッチ17〜20,21〜24が作動せずそ
の相対回転が許容される状態を示し、以下、「非作動状
態」と称する。「○」はワンウエイクラッチが作動して
その相対回転が阻止された状態を示し、以下、「入り状
態」と称する。「×」はワンウエイクラッチの係合を強
制的に阻止してその相対回転を許容する状態を示し、以
下、「切り状態」と称する。「×」の無いクラッチは、
制御が不要であることを意味している。また、理解の容
易のために、図17に上記構成を簡略化した線図を示
す。
【0024】
【表1】
【0025】増速用の第1遊星ギヤ列4において、第
1、第2太陽クラッチ21,22のいずれかが入り状態
となった場合には、第1リングギヤ15の角速度は中継
体9の角速度よりも必ず大となるため、第2伝動クラッ
チ18は入り状態となる一方、第1伝動クラッチ17は
非作動状態となり、動力伝達系は第1リングギヤ15か
ら第2伝動クラッチ18を介してハブ胴3に至る増速系
となる。これに対し、第1、第2太陽クラッチ21,2
2の双方を切り状態とした場合には、第2伝動クラッチ
18は非作動状態となり、動力伝達系は中継体9から第
1伝動クラッチ17を介してハブ胴3に至る等速系とな
る。したがって、第1遊星ギヤ列4においては、第1、
第2太陽クラッチ21,22の制御のみによって動力伝
達系を切り換えることができ、表1の第1、第2伝動ク
ラッチ17,18欄に「×」が無いことからわかるよう
に、これら第1、第2伝動クラッチ17,18の制御は
不要である。
【0026】減速用の第2遊星ギヤ列5において、第3
伝動クラッチ19が入り状態となっている場合には、動
力伝達系は、駆動体2、第3伝動クラッチ19を介して
ギヤ枠5aに至る等速系となる。これに対し、前記クラ
ッチ入切機構7を介して第3伝動クラッチ19を切り状
態とした場合には、動力伝達系は、駆動体2、第4伝動
クラッチ20及び第2リングギヤ16を介してギヤ枠5
aに至る減速系となる。したがって、第2遊星ギヤ列5
においては、クラッチ入切機構7の操作によって動力伝
達系を切り換えることができる。
【0027】変速操作を行うために前記操作ワイヤを牽
引し、操作体8を駆動方向Fにステップ的に15度ずつ
回転させると、前記第1〜第3制御部及びクラッチ入切
機構7の作動に伴う各太陽クラッチ21,22,23,
24及び第3伝動爪19aの制御を行うことができる。
そして上記規則に基づいて、最高速の高速3段H3から
最低速の低速3段L3まで順次7段階にわたって図18
に示すように、変速操作をすることができる。これに対
し、増速側の変速は、操作ワイヤを弛緩させることによ
って、前記捩じりばねの付勢により操作体8は駆動方向
Fとは逆方向に復動して行われる。ここで、最高速の高
速3段H3から最低速の低速3段H3に至るまでのそれ
ぞれの状態に対応する第1〜第4太陽クラッチ21,2
2,23,24の状態を、図10〜16に示す。
【0028】図18によれば、各太陽歯車列4,5の速
比Rをそれぞれ独立に設定すると共に組み合わせること
によって、段位間速比rを高い自由度で設定することが
理解される。また、上記構成によれば、変速操作は単一
の操作体8を回転させるだけで済み、且つ、各太陽クラ
ッチも一方向への回動を規制するだけで足り、しかも、
軸方向へ移動する部材がクラッチ入切機構7に関係する
ものだけであるので、装置全体の構成が非常に簡易で、
且つ、故障し難いものとなる。
【0029】〔別実施例〕次に、本発明の他の実施例を
示す。尚、以下の実施例における符合等は、上記第1実
施例の規約に従うものとする。また、全ての実施例にお
いて、コースターブレーキは、図示省略するが、第1遊
星ギヤ列のギヤ枠に連動するものとする。
【0030】本発明の第2実施例は、図19に示すよう
に、上記第1実施例と基本構成は同じで、第2遊星ギヤ
列5の太陽ギヤ及び遊星ギヤの大小関係を第1実施例と
は逆にしてある。本実施例における各クラッチ21〜2
4,19の状態を次の表2に、また、速比の関係を図2
0に示す。
【0031】
【表2】
【0032】本実施例では、図20より、最低位の段位
間速比r1が、他の段位間速比r1〜r6に比較して大
きくしてある。これは、高速段位ではペダリングの負荷
が大きくなることからペダリング負荷の調整を微妙に行
えるようにする一方、極端な坂道においても軽くペダル
を廻せるようにするためである。
【0033】本発明の第3実施例も、図21に示すよう
に、上記第1実施例と基本構成は同じで、第2遊星ギヤ
列5の太陽ギヤ及び遊星ギヤを3対設けてある。本実施
例における各クラッチ21,22,61〜63,19の
状態を次の表3に、また、速比の関係を図22に示す。
【0034】
【表3】
【0035】本発明の第4実施例では、図23に示すよ
うに、上記第1実施例とは異なり、両遊星ギヤ列4,5
が共に増速用である。駆動体75は第1遊星ギヤ列4の
ギヤ枠として用いられ、第2遊星ギヤ列5のギヤ枠77
は第1遊星ギヤ列4のリングギヤ76と回動不能に連結
してある。両ギヤ枠75,77どうしの間には先の第4
伝動クラッチ78とブレーキクラッチ79とが設けてあ
る。また、ブレーキクラッチ79は、通常走行時におい
て常時切り状態となっており、駆動体の逆転時において
強制的に入り状態となる。本実施例における各太陽クラ
ッチ71〜74の状態を次の表4に示す。尚、本実施例
では、最低段位以外は常に増速となるため、先のチエン
ホイールを通常の規格よりも大径に形成するとよい。
【0036】
【表4】
【0037】本発明の第5実施例では、図24に示すよ
うに、上記第1実施例とは逆で、増速用の第1遊星ギヤ
列4を駆動側に、減速用の第2遊星ギヤ列5をハブ胴3
への出力側として配置してある。第1遊星ギヤ列4の太
陽ギヤは固定軸1に対して回動可能であり、第1〜第3
太陽クラッチ81〜83を設けてある。駆動体84は第
1遊星歯車列4のギヤ枠を兼務し、両遊星ギヤ列4,5
は共通のリングギヤ85により連結してある。このリン
グギヤ85と駆動体84との間には先の第4伝動クラッ
チ86が設けてあり、リングギヤ85とハブ胴3との間
に設けた第2伝動クラッチ87は、先のクラッチ入切機
構により入切制御可能に構成してある。また、ブレーキ
クラッチ88は、通常走行時において常時切り状態とな
っており、駆動体の逆転時において強制的に入り状態と
なる。尚、第2遊星ギヤ列5の太陽ギヤは固定軸1に対
して固定してある。本実施例における各クラッチ81〜
83,87の状態を次の表5に示す。
【0038】
【表5】
【0039】次に、本発明のさらに他の実施例を列挙す
る。 (イ) 上述の各実施例では、前記各遊星ギヤ列4,5を
増速用または減速用のいずれか一方にのみ用いている
が、これら各遊星ギヤ列4,5を増速用及び減速用とし
て兼務させてもよい。かかる場合でも、本発明を含む部
分については、構成が簡単になり、しかも、段位間速比
の自由度が高くなるという効果を奏することになる。
【0040】(ロ) 前記各遊星ギヤ列4,5の太陽歯車
及び遊星歯車は、それぞれ1つずつにしてもよい。
【0041】(ハ) 上述の第1実施例においては、1つ
の操作体8で、太陽クラッチ21〜24とクラッチ入切
機構7とを駆動体側から操作するように構成したが、太
陽クラッチ21〜24を操作する操作体とクラッチ入切
機構7を操作する操作体とを別体で形成し、これら各操
作体を駆動体側とコースターブレーキ側とから各別に操
作可能に構成してもよい。
【0042】(ニ) 前記各クラッチの爪を支持する部材
とそのクラッチの歯または規制突起を支持する部材は、
上述の各実施例とは逆であってもよい。例えば、各太陽
クラッチ21〜24の太陽爪21a〜21dを固定軸1
に支持し、前記各規制突起21b〜23bを太陽ギヤの
内周に形成してもよい。
【0043】(ホ) 前記操作体8は、回転操作によるも
のに限らず、例えば、固定軸1内に挿通して軸方向に移
動することにより各クラッチの操作を行う操作棒として
構成してもよい。
【0044】(ヘ) 前記駆動体2からハブ胴3に至るま
での動力伝達系における前記第1、第2遊星歯車列4,
5の配置順序を、上記各実施例とは逆にしてもよい。
【0045】尚、図面との対照を便利にするために符号
を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】内装変速機の縦断面図
【図2】ブレーキクラッチと第4伝動爪との関係を示す
固定軸直交方向断面図
【図3】第4伝動爪と爪ケージとの関係を示す固定軸直
交方向断面図
【図4】スリーブの一部切欠側面図
【図5】カム体の側面図
【図6】カム体の正面図
【図7】玉押しの斜視図
【図8】ワイヤ掛けの斜視図
【図9】回動規制体の斜視図
【図10】各太陽クラッチの高速3段状態を示す固定軸
直交方向断面図
【図11】各太陽クラッチの高速2段状態を示す固定軸
直交方向断面図
【図12】各太陽クラッチの高速1段状態を示す固定軸
直交方向断面図
【図13】各太陽クラッチの中速状態を示す固定軸直交
方向断面図
【図14】各太陽クラッチの低速1段状態を示す固定軸
直交方向断面図
【図15】各太陽クラッチの低速2段状態を示す固定軸
直交方向断面図
【図16】各太陽クラッチの低速3段状態を示す固定軸
直交方向断面図
【図17】図1を省略した線図
【図18】速比の説明図
【図19】第2実施例を示す線図
【図20】第2実施例における速比の説明図
【図21】第3実施例を示す線図
【図22】第3実施例における速比の説明図
【図23】第4実施例を示す線図
【図24】第5実施例を示す線図
【図25】従来例における太陽ギヤの制御を示す説明図
【図26】従来例における速比の説明図
【符号の説明】
1 固定軸 2 駆動体 3 ハブ胴 4 第1遊星ギヤ列 11a,12a 太陽ギヤ 8 操作体 5 第2遊星ギヤ列 13a,14a 太陽ギヤ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定軸(1)に駆動体(2)とハブ胴
    (3)とを回動可能に支持し、 前記駆動体(2)からハブ胴(3)に至る動力伝達系に
    第1遊星ギヤ列(4)を設け、 この第1遊星ギヤ列(4)の遊星ギヤに噛合する太陽ギ
    ヤ(11a)、(12a)を、前記固定軸(1)に対し
    て回動を許容する状態と阻止する状態とで選択操作可能
    に設け、 前記動力伝達系に、前記第1遊星ギヤ列(4)とは別の
    第2遊星ギヤ列(5)を設け、この第2遊星ギヤ列
    (5)の太陽ギヤ(13a)、(14a)を、前記固定
    軸(1)に対して回動を許容する状態と阻止する状態と
    で選択操作可能に設け、 前記固定軸(1)に対する相対運動で、前記固定軸
    (1)に対する前記太陽ギヤ(11a)、(12
    a)、(13a)、(14a)の回動阻止を選択する操
    作体(8)を設けて変速操作可能に構成した内装変速機
    であって、 前記各遊星ギヤ列(4)、(5)を、全ての変速段位に
    おいて増速伝動と減速伝動のいずれか一方の伝動を行う
    ように増速用または減速用のいずれか一方に設定し、前記第1遊星ギヤ列(4)の太陽ギヤ(11a)、(12
    a)の、前記固定軸(1)に対する回動を許容する状態
    と阻止する状態とを、前記第1遊星ギヤ列(4)の太陽
    ギヤ(11a)、(12a)と前記固定軸(1)の間に
    ぞれぞれ配置された、一方向のみの回動の規制が可能の
    ワンウエイクラッチ(21)、(22)を前記操作体
    (8)が入り切りすることにより選択操作し、 前記第2遊星ギヤ列(5)の太陽ギヤ(13a)、(1
    4a)の、前記固定軸(1)に対する回動を許容する状
    態と阻止する状態とを、前記第2遊星ギヤ列(5)の太
    陽ギヤ(13a)、(14a)と前記固定軸(1)の間
    にぞれぞれ配置された、一方向のみの回動の規制が可能
    のワンウエイクラッチ(23)、(24)を前記操作体
    (8)が入り切りすることにより選択操作することを特
    徴とする 内装変速機。
  2. 【請求項2】 前記操作体(8)を前記固定軸(1)に
    対して回動操作可能に構成してある請求項1記載の内装
    変速機。
  3. 【請求項3】 前記遊星ギヤ列(4)は、増速用ギヤ列
    であり、前記第2遊星ギヤ列(5)は、減速用ギヤ列で
    ある請求項1、又は、2記載の内装変速機。
  4. 【請求項4】 前記第1、及び、第2遊星ギヤ列(4)、
    (5)からの前記ハブ胴(3)への駆動力伝達は、ワン
    ウエイクラッチ(17)、(18)のみを介して行われ
    る請求項1〜3のいずれかに記載の内装変速機。
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